JP2002018177A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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JP2002018177A
JP2002018177A JP2000203378A JP2000203378A JP2002018177A JP 2002018177 A JP2002018177 A JP 2002018177A JP 2000203378 A JP2000203378 A JP 2000203378A JP 2000203378 A JP2000203378 A JP 2000203378A JP 2002018177 A JP2002018177 A JP 2002018177A
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JP
Japan
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hose
air passage
washing
circulating air
outer tank
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Application number
JP2000203378A
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English (en)
Inventor
Masami Fukumoto
正美 福本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内槽内に温風を送風して洗濯物を乾燥させる
行程を有し、洗濯から乾燥までを一貫して実施できる洗
濯乾燥機において、乾燥行程で、温風がホース内を通過
するときの圧力損失を低減し、送風効率を高め乾燥時間
を短縮する。 【解決手段】 筐体23内に吊支した外槽24内に、回
転中心軸を鉛直方向に有する内槽29を回転自在に支持
し、内槽29の内底部に回転翼31を回転自在に設け、
モータ26により内槽29または回転翼31を駆動す
る。加熱手段34により加熱し循環風通路39により導
かれる循環風を循環用送風機33により内槽29内に送
風し、冷却用送風機35により筐体23内に外部から冷
却風を導入する。外槽24は、開閉自在の中蓋37を有
する外槽カバー36により上面を覆い、外槽カバー36
に設けた開口部38と循環風通路39aの出口40とを
内面が滑らかな形状をした柔軟な材質からなる伸縮自在
なホース41で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内槽内に温風を送
風して洗濯物を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥ま
でを一貫して実施できる洗濯乾燥機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】新しい洗濯乾燥機として、発明者らは、
図9に示す構成のものを提案している。以下、その構成
について説明する。
【0003】図9に示すように、筐体1は、外槽2をサ
スペンション機構3により懸垂防振支持している。外槽
2の下方にはモータ4を設け、中空で二軸構造となった
洗濯・脱水軸5、および洗濯または脱水時によって回転
力の伝達を洗濯・脱水軸5に切り換えるクラッチ6を介
して、外槽2の内部に設けた内槽7に連結している。
【0004】内槽7の上方には、流体バランサ8を設け
ており、内槽7の底部に回転翼9を設けている。排水弁
10は、外槽2の下部に設け、外槽2内の水を排水する
ものである。循環用送風機11は、乾燥のために温風を
送風するもので、筐体1の略上方に設け、加熱手段12
により、循環用送風機11により送風された空気を加熱
する。冷却用送風機13は筐体1内部に外部から冷却風
を導入するもので、筐体1の側壁に設けている。
【0005】外槽2の上面に外槽カバー14を設け、こ
の外槽カバー14の略中心部に開閉自在の中蓋15を設
けるとともに、開口部16を設けている。開口部16
と、加熱手段12につづく循環風通路17aとを伸縮自
在の上部蛇腹ホース18により連結している。外槽2の
下部に温風出口19を設け、温風出口19と循環風通路
17とを切換弁20を介して、伸縮自在の下部蛇腹ホー
ス21で連結している。22は除湿水排水口である。
【0006】循環用送風機11による循環気流は、循環
用送風機11から送り出された後、加熱手段12を通
り、上部蛇腹ホース18、外槽カバー14の開口部1
6、内槽7内部、内槽7の周辺の小穴(図示せず)、外
槽2の下部の温風出口19、下部蛇腹ホース21、切換
弁20、循環風通路17を経由して、再び循環用送風機
11へと循環する通路を通過する。
【0007】上記構成において動作を説明する。洗濯行
程では、排水弁10、切換弁20を閉じた状態で、内槽
7に衣類と水または湯と洗剤を投入し、伝達機構部のク
ラッチ6を洗濯軸側に設定して、モータ4の動力を洗濯
軸を介し回転翼9に伝達し、回転翼9または内槽7を回
転させて衣類を水中で撹拌して洗濯し、その後、排水弁
10を開いて排水し、すすぎ行程で再度給水し洗濯行程
と同様にして衣類をすすぐ。
【0008】脱水行程では、すすぎ行程終了後、内槽7
内の水を排水弁10を開いて排水した後、伝達機構部の
クラッチ6を脱水軸側に切り換えて、モータ4の動力を
脱水軸を介し内槽7に伝達し、洗濯物に遠心力を与える
ことにより、水分を衣類から遠心分離し、排水弁10を
通過して外部へ排水することで進行する。
【0009】乾燥行程では、脱水行程終了後、まず、切
換弁20を開いた上、回転翼9をゆっくり回転させるこ
とにより、脱水時の遠心力により内槽7の内壁に張り付
いた衣類を引き剥がした後、内槽7を低速で回転した
り、回転翼9を瞬間的に正逆の方向に強力に回転させ
て、衣類を内槽7内で上方に放り上げるように撹拌す
る。
【0010】同時に、循環用送風機11により、加熱手
段12を通って加熱した温風を上部蛇腹ホース18、開
口部16を経由して、内槽7内部に送り込む。この温風
は、内槽7内にて衣類を加熱して水分をとり、外槽2、
下部蛇腹ホース21および循環風通路17を通過する際
に、冷却用送風機13の送風により冷却されて除湿さ
れ、除湿水排水口22から排水される。その後、気流は
再び循環用送風機11に戻り、これにより、乾燥が進行
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、乾燥行程において、循環用送風機11と加熱手段
12による温風が上部蛇腹ホース18を通過して、内槽
7の内部へ入っていくが、このとき、上部蛇腹ホース1
8の内壁は、蛇腹状の凸凹を有する形状をしている。こ
のことは、温風が通過するときの圧力損失が大きく、循
環用送風機11の負担が大きくなっており、それによっ
て風量の低下を招いていたり、風量を増やそうとすれ
ば、大きくて能力が高いか、効率が高い高価な送風機が
必要となるという問題を有していた。
【0012】また、上部蛇腹ホース18が略円筒状であ
るために、外槽カバー14上の開口部16から吐出する
気流の流速に増加が望めず、衣類の温風の当たりが弱い
ものとなる問題を有していた。
【0013】また、上部蛇腹ホース18の内壁の形状か
らも、外槽カバー14に設けた開口部16からの吐出流
の流速は、速くなりにくい形状であるという問題も有し
ていた。
【0014】また、外槽カバー14に設けた開口部16
より入った温風はできるだけ内槽7の中心から外周に向
けて内槽7の全体に拡がるようにするのが望ましいが、
外槽カバー14に設けた開口部16は、中蓋15の外側
にあるので、温風の吐出位置は、外槽2の外周付近にな
り、温風を内槽7の全体に拡がるようにすることが困難
であるという問題を有していた。
【0015】また、上部蛇腹ホース18にて、筐体1と
外槽2が連結されていることにより、脱水行程で外槽2
の振動が筐体1に伝わって、悪影響を与えるという問題
も有していた。
【0016】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、乾燥行程で、温風がホース内を通過するときの圧力
損失を低減して、送風効率を高め、乾燥時間を短縮する
ことを第1の目的としている。
【0017】また、脱水行程で外槽の振動が筐体に伝わ
らないようにし、低振動で、静音化することを第2の目
的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、筐体内部に弾性的に吊支した外槽内
に、回転中心軸を鉛直方向に有する内槽を回転自在に支
持し、内槽の内底部に回転翼を回転自在に設け、駆動手
段により内槽または回転翼を駆動し、加熱手段により加
熱し循環風通路により導かれる循環風を循環送風手段に
より内槽内に送風し、冷却送風手段により筐体内部に外
部から冷却風を導入し、制御手段により駆動手段、加熱
手段、循環送風手段、冷却送風手段などの動作を制御す
るよう構成し、外槽は、開閉自在の中蓋を有する外槽カ
バーにより上面を覆い、外槽カバーに設けた開口部と循
環風通路の出口とを内面が滑らかな形状をした柔軟な材
質からなる伸縮自在なホースで連結したものである。
【0019】これにより、乾燥行程で、温風が外槽カバ
ーに設けた開口部と循環風通路の出口とを連結したホー
ス内を通過するときの圧力損失を低減できて、送風効率
を高めることができ、乾燥時間を短縮することができ
る。
【0020】また、上記第2の目的を達成するために、
循環風通路の出口に柔軟な材質のホースを締結し、ホー
スの外槽側端を開放状態として、外槽カバーに設けた開
口部に非接触で挿入したものである。
【0021】これにより、脱水行程で外槽の振動がホー
スを通して筐体に伝わらないようにでき、低振動で、静
音化することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を
鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持した内槽
と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前
記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内
に循環風を送風する循環送風手段と、前記循環送風手段
により送風される空気を加熱する加熱手段と、前記循環
送風手段による送風を導く循環風通路と、前記筐体内部
に外部から冷却風を導入する冷却送風手段と、前記駆動
手段、加熱手段、循環送風手段、冷却送風手段などの動
作を制御する制御手段とを備え、前記外槽は、開閉自在
の中蓋を有する外槽カバーにより上面を覆い、前記外槽
カバーに設けた開口部と前記循環風通路の出口とを内面
が滑らかな形状をした柔軟な材質からなる伸縮自在なホ
ースで連結したものであり、乾燥行程で、温風が外槽カ
バーに設けた開口部と筐体側にある循環風通路の出口と
を連結したホース内を通過するとき、温風は滑らかな内
面に沿って循環風通路から外槽内部へ導かれるため、温
風の圧力損失を低減することができ、この結果、循環送
風手段の負担を軽くして、内槽内への温風の流入速度を
上げることができ、これにより内槽へ吐出する温風の風
量を増大して乾燥時間を短くすることができる。
【0023】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、循環風通路の出口の径を、外槽カ
バーに設けた開口部の径より大きく設定するとともに、
前記循環風通路の出口から外槽カバーに設けた開口部に
向けて、内面が滑らかな形状をした柔軟な材質からなる
伸縮自在なホースを略垂直状に連結したものであり、筐
体側にある循環風通路の出口から、外槽カバーに設けた
開口部に温風が移動するとき、その通路面積が徐々に狭
くなるので、流速が増速されて内槽内に吐出され、乾燥
衣類に当たる温風の速度が高速になり、衣類に当たる単
位時間当たりの温風量を増大することができて乾燥を促
進し、乾燥時間を短くすることができる。
【0024】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、循環風通路の出口と、外
槽カバーに設けた開口部とを柔軟な材質からなるホース
で連結し、少なくとも前記ホースの内壁をスパイラル状
に構成したものであり、温風がスパイラル状のホース内
を通過する間に、温風がスパイラル状に回転して、内槽
内に入っていくことになる。このことは、温風は拡散す
ることなく内槽に入り、そのため、温風が衣類に勢いよ
く当たり、衣類に効率よく熱を伝えて乾燥を促進し、乾
燥時間を短くすることができる。
【0025】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、外槽カバーに設けた開口部
は、循環風通路の出口より外槽カバーの中心に近い位置
とし、前記外槽カバーに設けた開口部と前記循環風通路
の出口を連結するホースを外周側から中心部に向けて傾
斜させたものであり、温風は、傾斜したホース内を内槽
の中心部に向けて流れ、内槽内に入った後、中心付近に
ある衣類をめがけて当たる。その後、内槽の内部全体へ
と均一に拡散することができ、衣類全体を効率よく乾燥
することができる。
【0026】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、循環風通路の出口に柔軟な材
質のホースを締結し、前記ホースの外槽側端を開放状態
として、外槽カバーに設けた開口部に非接触で挿入した
ものであり、循環風通路を設けた筐体と外槽は非接触状
態となり、脱水行程で、外槽の振動がホース経由で筐体
に伝わることがなくなり、低振動で、静音化することが
できる。
【0027】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に
記載の発明において、柔軟な材質のホースに代えて、循
環風通路を略鉛直に硬い材質で延設し、前記延設部の径
を外槽カバーの開口部の径に比べて細くして前記外槽カ
バーに設けた開口部に非接触で挿入したものであり、外
槽カバーに設けた開口部に、循環風通路を略鉛直に硬い
材質で延設した延設部を挿入することにより、温風は固
定された循環風通路と延設部内を移動するので乱される
ことなく内槽内へと吐出することができ、衣類に確定的
に当たり、乾燥効率を向上できて、乾燥時間を短縮する
ことができる。
【0028】請求項7に記載の発明は、上記請求項1、
2、3、5、6に記載の発明において、循環風通路の出
口に設けたホースは、外槽の壁面に連結または挿入した
ものであり、衣類を投入する中蓋の開口部を広くするこ
とができ、使い勝手を向上することができる。
【0029】請求項8に記載の発明は、上記請求項6に
記載の発明において、循環風通路より延設した延設部の
径を、外槽カバーに向けて徐々に小さくしたものであ
り、循環風通路からの吐出気流の流速を高めることがで
きて、高速噴流として高速で内槽内に温風を送り込むこ
とができ、衣類に勢いよく当てることができ、温風が衣
類を通過し易くなって衣類の乾燥を速めることができ
る。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0031】(実施例1)図1に示すように、筐体23
は、外槽24をサスペンション機構25により懸垂防振
支持している。外槽24の下方にはモータ(駆動手段)
26を設け、中空で二軸構造となった洗濯・脱水軸2
7、および洗濯または脱水時によって回転力の伝達を洗
濯・脱水軸27に切り換えるクラッチ28を介して、外
槽24の内部に設けた内槽29に連結している。
【0032】内槽29の上方には、流体バランサ30を
設けており、内槽29の底部に回転翼31を設け、この
回転翼31の上面に撹拌ブレード32を設けている。循
環用送風機(循環送風手段)33は、乾燥のために温風
を送風するもので、筐体23の略上方に設け、循環用送
風機33による送風気流の下流側に加熱手段34を配置
し、加熱手段34により、循環用送風機33により送風
される空気を加熱する。冷却用送風機(冷却送風手段)
35は、筐体23の内部に外部から冷却風を導入するも
ので、筐体23の側壁に設けている。
【0033】外槽24の上面に外槽カバー36を設け、
この外槽カバー36の略中心部に開閉自在の中蓋37を
設けるとともに、開口部38を設けている。開口部38
と、加熱手段34につづく循環風通路39aの出口40
との間を、内面が滑らかな形状をした柔軟な材質からな
る伸縮自在のホース41により連結している。
【0034】外槽24の下部には、温風出口42を設
け、この温風出口42と循環風通路39とを切換弁43
を介して、伸縮自在の下部蛇腹ホース44で連結してい
る。ここで、循環風通路39、39a、循環用送風機3
3、加熱手段34は筐体23に固定している。外槽24
の下部には、除湿水排水口45、排水弁46、排水口4
7などを設け、さらに、温度センサ48を外槽24の内
部に設けている。給水弁49は内槽29内に水道水を給
水するものである。
【0035】制御装置(制御手段)50は、モータ2
6、加熱手段34、循環用送風機33、冷却用送風機3
5、切換弁43、排水弁46、給水弁49などの動作を
制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次
制御するもので、設定内容、動作状態などを表示部51
に表示するよう構成している。
【0036】上記構成において動作を説明する。洗濯行
程では、排水弁46、切換弁43を閉じた状態で、内槽
29に衣類52と水または湯と洗剤を投入し、伝達機構
部のクラッチ28を洗濯側に設定して、モータ26の動
力を洗濯・脱水軸27を介し回転翼31または内槽29
に伝達し、回転翼31または内槽29を回転させて衣類
を洗濯し、その後、排水弁46を開いて排水し、すすぎ
行程で再度給水し洗濯行程と同様にして衣類をすすぐ。
【0037】脱水行程では、すすぎ行程終了後、内槽2
9内の水を排水弁46を開いて排水した後、伝達機構部
のクラッチ28を脱水側に切り換えて、モータ26の動
力を洗濯・脱水軸27を介し内槽29に伝達し、洗濯物
に遠心力を与えることにより、水分を衣類から遠心分離
し、排水弁46を通過して外部へ排水することで進行す
る。
【0038】乾燥行程では、脱水行程終了後、まず、切
換弁43を開いた上、回転翼31をゆっくり回転させる
ことにより、脱水時の遠心力により内槽29の内壁に張
り付いた衣類52を引き剥がした後、回転翼31を瞬間
的に正逆の方向に強力に回転させて、衣類52を内槽2
9内で上方に放り上げるように撹拌する。
【0039】同時に、循環用送風機33により、加熱手
段34を通って加熱した温風を、循環風通路39a、出
口40、内面が滑らかな形状をした柔軟な材質の伸縮自
在なホース41、外槽カバー36上の開口部38を通っ
て、内槽29の内部へ送り込む。
【0040】この温風は、内槽29内にて乾燥の対象で
ある衣類52の水分を取った後、外槽24、下部蛇腹ホ
ース44および循環風通路39を通過する際に、冷却用
送風機35の送風により筐体23の外部から導入した外
気で、冷却されることにより除湿されて、除湿水を除湿
水排水口45から排水しつつ、その後、再び、循環用送
風機33に戻ることになる。これにより、乾燥が進行す
る。
【0041】このような動作の中で乾燥行程において
は、温風が循環用送風機33により送風されて内槽29
内へ送り込まれるが、このとき、外槽24と筐体23に
固定された循環風通路39aの出口40とは、内面が滑
らかで柔軟な材質によるホース41にて連結しているの
で、温風の圧力損失を低減することができ、この結果、
循環用送風機33の負担を軽くして、内槽29内への温
風の流入速度を上げることができ、これにより内槽29
へ吐出する温風の風量を増大して乾燥時間を短くするこ
とができる。
【0042】(実施例2)図2に示すように、加熱手段
34につづく循環風通路39aの出口40aの径を、外
槽カバー36aに設けた開口部38aの径より大きく設
定するとともに、循環風通路39aの出口40aから外
槽カバー36aに設けた開口部38aに向けて、内面が
滑らかな形状をした柔軟な材質からなる伸縮自在なホー
ス53を略垂直状に連結している。他の構成は上記実施
例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0043】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例
1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0044】乾燥行程で、循環用送風機33による送風
は、加熱手段34に暖められて温風となり、循環風通路
39aを通って、出口40aから伸縮自在なホース53
を経由して、外槽カバー36aに設けた開口部38aよ
り内槽29内へ吐出され、内槽29内の衣類52に当た
る。
【0045】このとき、温風は柔軟ホース53内で通路
面積が大きな出口40aから、滑らかな内壁を通って通
路面積が小さな開口部38aへ至るので、その間に流速
が増速される。しかも、伸縮自在なホース53の内壁が
滑らかなことから、その間での圧力的な損失も少なく、
送風ロスが小さく、流速がはやい温風が衣類52に当た
る。
【0046】この衣類52に当たる流速が高速であるこ
とから、単位時間当たりの衣類52に当たる温風量を増
大することができて乾燥を促進し、乾燥時間を短くする
ことができる。
【0047】(実施例3)図3に示すように、循環風通
路39aの出口40bの開口径を、外槽カバー36bに
設けた開口部38bの開口径に比べて大きく設定すると
ともに、出口40bと開口部38bとを柔軟な材質から
なるホース54で連結し、ホース54の内壁をスパイラ
ル状に構成している。他の構成は上記実施例1と同じで
あり、同一符号を付して説明を省略する。
【0048】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例
1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0049】乾燥行程で、循環用送風機33による送風
は、加熱手段34に暖められて温風となり、循環風通路
39aを通って、出口40bからホース54を経由し
て、外槽カバー36bに設けた開口部38bより内槽2
9内へ吐出され、内槽29内の衣類52に当たる。
【0050】温風が柔軟な材質によるホース54を通過
するとき、このホース54の内壁をスパイラル状に構成
しているので、その形状にしたがって移動する間に、温
風そのものがスパイラル状に渦巻いて進行する。スパイ
ラル状に渦巻いた温風は、衣類52に勢いよく当たり、
あたかもねじをねじ込むように衣類52に入り込んで行
くので、温風は衣類52の中まで入ることができる。こ
れにより、温風が表面だけでなく内部まで届き、衣類5
2に効率よく熱を伝えて乾燥を促進し、乾燥時間を短く
することができる。
【0051】(実施例4)図4に示すように、外槽カバ
ー36cに設けた開口部38cは、循環風通路39aの
出口40cより外槽カバー36cの中心に近い位置とし
ている。ホース55は、柔軟な材質により伸縮自在に構
成し、外槽カバー36cに設けた開口部38cと循環風
通路39aの出口40cを連結するもので、このホース
55を外周側から中心部に向けて傾斜させている。他の
構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説
明を省略する。
【0052】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例
1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0053】乾燥行程で、循環用送風機33による送風
は、加熱手段34に暖められて温風となり、循環風通路
39aを通って、出口40cからホース55を経由し
て、外槽カバー36cに設けた開口部38cより内槽2
9内へ吐出され、内槽29内の衣類52に当たる。
【0054】このとき、外槽カバー36cに設けた開口
部38cを循環風通路39aの出口40cより外槽カバ
ー36cの中心に近い位置とし、ホース55は、内槽2
9の中心付近に向けて傾斜しているので、ホース55を
通った温風は、内槽29の中心付近に向けて吐出され
る。その後、温風は内槽29の中心付近で衣類52に当
たりつつ、内槽29の中心部から外周部に向けて広が
る。
【0055】このことにより、内槽29内の衣類52全
体に対して、温風がまんべんなく当たり、衣類52全体
を効率よく乾燥することができる。
【0056】(実施例5)図5に示すように、循環風通
路39aの出口40dに柔軟な材質のホース56を締結
し、このホース56の他端57を開放状態として、外槽
カバー36dに設けた開口部38dに非接触で挿入して
いる。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号
を付して説明を省略する。
【0057】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例
1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0058】脱水行程で、内槽29内の水を排水した
後、伝達機構部のクラッチを脱水側に切り換えて内槽2
9を高速回転し、洗濯物に遠心力を与えることにより、
水分を衣類52から遠心分離して脱水する。
【0059】このとき、乾燥行程で温風が通過するホー
ス56は外槽カバー36dに設けた開口部38dには接
触していないので、内槽29内の衣類52がアンバラン
ス状態のときに外槽24が振動しても、その振動はホー
ス56を介して筐体23に固定した循環風通路39aに
伝わらない。また、もし、接触したとしても、ホース5
6は柔軟な材質によるものであるので何らの支障は生じ
ない。これにより、脱水時に振動の伝達が少なく、低振
動で、静音化することができる。
【0060】(実施例6)図6に示すように、循環風通
路39aを略鉛直に硬い材質で延設して延設部58を形
成し、この延設部58を外槽カバー36eに設けた開口
部38eに非接触で挿入している。ここで、延設部58
の径を外槽カバー36eの開口部38eの径に比べて細
くしている。他の構成は上記実施例1および5と同じで
あり、同一符号を付して説明を省略する。
【0061】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例
1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0062】脱水行程で、内槽29内の水を排水した
後、伝達機構部のクラッチを脱水側に切り換えて内槽2
9を高速回転し、洗濯物に遠心力を与えることにより、
水分を衣類52から遠心分離して脱水する。このとき、
延設部58は外槽カバー36eに設けた開口部38eに
は接触していないので、内槽29内の衣類52がアンバ
ランス状態のときに外槽24が振動しても、その振動は
延設部58を介して筐体23に固定した循環風通路39
aに伝わらない。
【0063】つぎに、乾燥行程で、循環用送風機33に
よる送風は、加熱手段34に暖められて温風となり、循
環風通路39a、延設部58を通って外槽カバー36e
に設けた開口部38eより内槽29内へ吐出され、内槽
29内の衣類52に当たる。
【0064】このとき、温風は循環風通路39aより硬
い材質で延設した延設部58を通るため、その流れに乱
れは少なく、衣類52に拡散が少ない状態で当たること
になる。このことは、温風のエネルギーが拡散すること
なく、衣類52に当たることになり、乾燥効率を向上で
きて、乾燥時間を短縮することができる。
【0065】(実施例7)図7に示すように、ホース5
9は、柔軟な材質により伸縮自在に形成し、このホース
59の一端を循環風通路39aに連結するとともに、他
端を外槽24fの外周縁より外に設けた開口部60に連
結している。外槽24fの上面には、外槽カバー36f
を設け、その中央部に開閉自在の中蓋37fを内槽29
の上部に設けた流体バランサ30の内径とほぼ同等の径
の大きさで配置している。他の構成は上記実施例1と同
じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0066】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例
1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0067】乾燥行程で、循環用送風機33による送風
は、加熱手段34に暖められて温風となり、循環風通路
39aを通ってホース59を経由し、外槽24fの上部
の開口部60から外槽24fおよび内槽29の内部に入
り、衣類52の水分を取り込んで、外槽24fの下部へ
と至り、再び循環を繰り返す。
【0068】このとき、伸縮自在なホース59につづく
開口部60は、外槽24fの外周より外部に設置してい
るので、外槽24fの上面の外槽カバー36fに設けた
中蓋37fは最大限に大きい寸法とすることができる。
これにより、衣類52の投入や取り出しを容易にでき、
使い勝手を向上することができる。
【0069】(実施例8)図8に示すように、循環風通
路39aを略鉛直に硬い材質で延設して延設部61を形
成し、この延設部61の径を外槽カバー36gに設けた
開口部38gに向けて徐々に小さくし、開口部38gに
対向して非接触で設置している。ここで、開口部38g
は上方に向けて開いた形状としている。他の構成は上記
実施例1および6と同じであり、同一符号を付して説明
を省略する。
【0070】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程から乾燥行程までの基本的な動作は上記実施例
1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0071】脱水行程で、内槽29内の水を排水した
後、伝達機構部のクラッチを脱水側に切り換えて内槽2
9を高速回転し、洗濯物に遠心力を与えることにより、
水分を衣類52から遠心分離して脱水する。このとき、
延設部61は外槽カバー36gに設けた開口部38gに
は接触していないので、内槽29内の衣類52がアンバ
ランス状態のときに外槽24が振動しても、その振動は
延設部61を介して筐体23に固定した循環風通路39
aに伝わらない。
【0072】つぎに、乾燥行程で、循環用送風機33に
よる送風は、加熱手段34に暖められて温風となり、循
環風通路39a、延設部61を通って外槽カバー36g
に設けた開口部38gより内槽29内へ吐出され、内槽
29内の衣類52に当たる。
【0073】このとき、延設部61の径を、外槽カバー
36fに向けて徐々に小さくしているので、循環風通路
39aからの吐出気流の流速を高めることができて、高
速噴流として高速で内槽29内に温風を送り込むことが
でき、衣類52に勢いよく当てることができ、温風が衣
類52を通過し易くなって衣類の乾燥を速めることがで
きる。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持
した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転
翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、前
記内槽内に循環風を送風する循環送風手段と、前記循環
送風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、
前記循環送風手段による送風を導く循環風通路と、前記
筐体内部に外部から冷却風を導入する冷却送風手段と、
前記駆動手段、加熱手段、循環送風手段、冷却送風手段
などの動作を制御する制御手段とを備え、前記外槽は、
開閉自在の中蓋を有する外槽カバーにより上面を覆い、
前記外槽カバーに設けた開口部と前記循環風通路の出口
とを内面が滑らかな形状をした柔軟な材質からなる伸縮
自在なホースで連結したから、乾燥行程で、温風が外槽
カバーに設けた開口部と筐体側にある循環風通路の出口
とを連結したホース内を通過するとき、温風は滑らかな
内面に沿って循環風通路から外槽内部へ導かれるため、
温風の圧力損失を低減することができ、この結果、循環
送風手段の負担を軽くして、内槽内への温風の流入速度
を上げることができ、これにより内槽へ吐出する温風の
風量を増大して乾燥時間を短くすることができる。
【0075】また、請求項2に記載の発明によれば、循
環風通路の出口の径を、外槽カバーに設けた開口部の径
より大きく設定するとともに、前記循環風通路の出口か
ら外槽カバーに設けた開口部に向けて、内面が滑らかな
形状をした柔軟な材質からなる伸縮自在なホースを略垂
直状に連結したから、筐体側にある循環風通路の出口か
ら、外槽カバーに設けた開口部に温風が移動するとき、
その通路面積が徐々に狭くなるので、流速が増速されて
内槽内に吐出され、乾燥衣類に当たる温風の速度が高速
になり、衣類に当たる単位時間当たりの温風量を増大す
ることができて乾燥を促進し、乾燥時間を短くすること
ができる。
【0076】また、請求項3に記載の発明によれば、循
環風通路の出口と、外槽カバーに設けた開口部とを柔軟
な材質からなるホースで連結し、少なくとも前記ホース
の内壁をスパイラル状に構成したから、温風がスパイラ
ル状のホース内を通過する間に、温風がスパイラル状に
回転して、内槽内に入っていくことになる。このこと
は、温風は拡散することなく内槽に入り、そのため、温
風が衣類に勢いよく当たり、衣類に効率よく熱を伝えて
乾燥を促進し、乾燥時間を短くすることができる。
【0077】また、請求項4に記載の発明によれば、外
槽カバーに設けた開口部は、循環風通路の出口より外槽
カバーの中心に近い位置とし、前記外槽カバーに設けた
開口部と前記循環風通路の出口を連結するホースを外周
側から中心部に向けて傾斜させたから、温風は、傾斜し
たホース内を内槽の中心部に向けて流れ、内槽内に入っ
た後、中心付近にある衣類をめがけて当たる。その後、
内槽の内部全体へと均一に拡散することができ、衣類全
体を効率よく乾燥することができる。
【0078】また、請求項5に記載の発明によれば、循
環風通路の出口に柔軟な材質のホースを締結し、前記ホ
ースの外槽側端を開放状態として、外槽カバーに設けた
開口部に非接触で挿入したから、循環風通路を設けた筐
体と外槽は非接触状態となり、脱水行程で、外槽の振動
がホース経由で筐体に伝わることがなくなり、低振動
で、静音化することができる。
【0079】また、請求項6に記載の発明によれば、柔
軟な材質のホースに代えて、循環風通路を略鉛直に硬い
材質で延設し、前記延設部の径を外槽カバーの開口部の
径に比べて細くして前記外槽カバーに設けた開口部に非
接触で挿入したから、外槽カバーに設けた開口部に、循
環風通路を略鉛直に硬い材質で延設した延設部を挿入す
ることにより、温風は固定された循環風通路と延設部内
を移動するので乱されることなく内槽内へと吐出するこ
とができ、衣類に確定的に当たり、乾燥効率を向上でき
て、乾燥時間を短縮することができる。
【0080】また、請求項7に記載の発明によれば、循
環風通路の出口に設けたホースは、外槽の壁面に連結ま
たは挿入したから、衣類を投入する中蓋の開口部を広く
することができ、使い勝手を向上することができる。
【0081】また、請求項8に記載の発明によれば、循
環風通路より延設した延設部の径を、外槽カバーに向け
て徐々に小さくしたから、循環風通路からの吐出気流の
流速を高めることができて、高速噴流として高速で内槽
内に温風を送り込むことができ、衣類に勢いよく当てる
ことができ、温風が衣類を通過し易くなって衣類の乾燥
を速めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の断面図
【図2】本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠
した側面図
【図3】本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠
した側面図
【図4】本発明の第4の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠
した側面図
【図5】本発明の第5の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠
した側面図
【図6】本発明の第6の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠
した側面図
【図7】本発明の第7の実施例の洗濯乾燥機の断面図
【図8】本発明の第8の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠
した側面図
【図9】従来の洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
23 筐体 24 外槽 26 モータ(駆動手段) 29 内槽 31 回転翼 33 循環用送風機(循環送風手段) 34 加熱手段 35 冷却用送風機(冷却送風手段) 36 外槽カバー 37 中蓋 38 開口部 39 循環風通路 39a 循環風通路 40 出口 41 ホース 50 制御装置(制御手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
    転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持
    した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転
    翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、前
    記内槽内に循環風を送風する循環送風手段と、前記循環
    送風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、
    前記循環送風手段による送風を導く循環風通路と、前記
    筐体内部に外部から冷却風を導入する冷却送風手段と、
    前記駆動手段、加熱手段、循環送風手段、冷却送風手段
    などの動作を制御する制御手段とを備え、前記外槽は、
    開閉自在の中蓋を有する外槽カバーにより上面を覆い、
    前記外槽カバーに設けた開口部と前記循環風通路の出口
    とを内面が滑らかな形状をした柔軟な材質からなる伸縮
    自在なホースで連結した洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 循環風通路の出口の径を、外槽カバーに
    設けた開口部の径より大きく設定するとともに、前記循
    環風通路の出口から外槽カバーに設けた開口部に向け
    て、内面が滑らかな形状をした柔軟な材質からなる伸縮
    自在なホースを略垂直状に連結した請求項1記載の洗濯
    乾燥機。
  3. 【請求項3】 循環風通路の出口と、外槽カバーに設け
    た開口部とを柔軟な材質からなるホースで連結し、少な
    くとも前記ホースの内壁をスパイラル状に構成した請求
    項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 外槽カバーに設けた開口部は、循環風通
    路の出口より外槽カバーの中心に近い位置とし、前記外
    槽カバーに設けた開口部と前記循環風通路の出口を連結
    するホースを外周側から中心部に向けて傾斜させた請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 循環風通路の出口に柔軟な材質のホース
    を締結し、前記ホースの外槽側端を開放状態として、外
    槽カバーに設けた開口部に非接触で挿入した請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 柔軟な材質のホースに代えて、循環風通
    路を略鉛直に硬い材質で延設し、前記延設部の径を外槽
    カバーの開口部の径に比べて細くして前記外槽カバーに
    設けた開口部に非接触で挿入した請求項5記載の洗濯乾
    燥機。
  7. 【請求項7】 循環風通路の出口に設けたホースは、外
    槽の壁面に連結または挿入した請求項1、2、3、5、
    6のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  8. 【請求項8】 循環風通路より延設した延設部の径を、
    外槽カバーに向けて徐々に小さくした請求項6記載の洗
    濯乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

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