JP2002017012A - ハンガーローラ及びケーブルの架線工法 - Google Patents

ハンガーローラ及びケーブルの架線工法

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JP2002017012A
JP2002017012A JP2000196364A JP2000196364A JP2002017012A JP 2002017012 A JP2002017012 A JP 2002017012A JP 2000196364 A JP2000196364 A JP 2000196364A JP 2000196364 A JP2000196364 A JP 2000196364A JP 2002017012 A JP2002017012 A JP 2002017012A
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roller
self
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cable
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Shinichi Tsujimura
真一 辻村
Tomoo Otsuki
智雄 大月
Tetsuya Nakahira
哲也 仲平
Shusuke Akehashi
秀典 明橋
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Kansai Electric Power Co Inc
Kinden Corp
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Kansai Electric Power Co Inc
Kinden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一束化工事に要する作業時間の短縮をはかる。 【解決手段】吊線上をスムーズに走行・移動する自走機
10及びハンガーローラ1を用い、径間の一方の電柱P
A 側において自走機10を吊線100に取り付け、自走
機10の後方に複数のハンガーローラ1を吊線100に
沿って順次配列して各ハンガーローラ1を吊線上に乗せ
て取り付け、その前後のハンガーローラ1同士及び先頭
のハンガーローラ1と自走機10とを連結ロープ62に
て連結し、次いで各ハンガーローラ1のハンガー部4の
内方に導綱101を通して、この導綱101の先端を自
走機10に接続した状態で、自走機10を径間の他方の
電柱PB に向けて走行させることにより、径間にハンガ
ーローラ1・・1を取り付け、導綱101を延線すること
が、径間でバケット車(または長尺梯子)を使用せずに
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路架線工事に
用いるハンガーローラ及びケーブルの架線工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】架線伝送路は、一般に、電柱間(径間)
に吊線を架設し、その吊線に同軸ケーブルや光ケーブル
等の各種ケーブルを複数のケーブルハンガーを用いて吊
架するという工法で布設されている。
【0003】近年、伝送路等の設備量の増加に伴い、既
設の伝送路に沿って新たなケーブルを追加架設する一束
化工事が増加してきている。その一束化工事には、従
来、以下のような工法が採用されている。
【0004】径間に配置したバケット車を使用し、導綱
を挿入したハンガーローラを吊線に取り付けるととも
に、既設ケーブルと導綱の接触を防ぐために既設ケーブ
ルハンガーを斜めに傾けるという作業(図10参照)
を、バケット車を順次移動しながら行って径間に導綱を
延線する。次に、導綱の末端(または先端)に新設ケー
ブルを接続した状態で、架線車等によって導綱とケーブ
ルを引き込んで径間にケーブルを延線した後、バケット
車を使用して、既設ケーブルハンガーを新設のケーブル
ハンガーに付け替えるとともに、ハンガーローラを取り
外すという作業を、バケット車を順次移動しながら行う
ことによって径間の既設ケーブルに新設ケーブルを一束
化する。
【0005】なお、このような一束化工法においては、
バケット車に替えて長尺梯子が用いられる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した一
束化工法によれば、ハンガーローラ取付け・導綱延線作
業と、ケーブル添架(ケーブルハンガー付替)・ハンガ
ーローラ取外し作業にそれぞれバケット車(または長尺
梯子)等を使用するので、新設のケーブルを一束化する
のに、径間においてバケット車(または長尺梯子)を順
次移動しながら行う作業を、ケーブル延線作業の前後の
工程において行う必要があり、工事完了までに長時間を
要している。
【0007】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、既設伝送路に新たなケーブルを添架する一束化
工事において、ハンガーローラ取付け・導綱延線作業時
の径間におけるバケット車(または長尺梯子)の使用を
削除することができ、時間短縮をはかることが可能なケ
ーブルの架線工法の提供と、一束化工事などの伝送路架
線工事に用いるのに適したハンガーローラの提供を目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のハンガーローラ
は、不連続なローラ面を有する既設伝送路の吊線上を移
動可能な2つの支持ローラと、これら2つの支持ローラ
の回転軸を支持するフレームと、2つの支持ローラの中
間位置に配置され、フレームに吊下姿勢で保持される略
U字状のケーブルを延線保持できるハンガー部を備え、
そのハンガー部の上部両端の少なくとも一方がフレーム
に着脱自在に係止されていることによって特徴づけられ
る。
【0009】本発明のハンガーローラにおいて、側面に
引出し口が設けられたケースと、ゼンマイばねの弾性力
によりケース内に巻かれ、ケース側面の引出し口から外
部への引出しが可能な連結ロープと、連結ロープの先端
に接続されたフックと、ケース側面に設けられた別のハ
ンガーローラを連結させるためのフック連結部とからな
る連結具を、ハンガー部の下部に設けておいてもよい。
【0010】本発明のハンガーローラは、ハンガー部の
フレームへの係止部(ハンガー部上端)を外し、ハンガ
ー部内に既設伝送路を挿入するとともに、その吊線上に
2つの支持ローラを乗せた後、ハンガー部上端をフレー
ムに係止するという要領で吊線に取り付けることがで
き、この取付け状態で、吊線に沿って移動することがで
きる。しかも、各支持ローラのローラ面が不連続な面と
なっているので、吊線に取り付けられている既設ケーブ
ルハンガーの鍵状部(図10参照)に引っ掛かり難く、
吊線上をスムーズに移動することができる。さらに、2
つの支持ローラによる2点支持であるので移動時の姿勢
も安定する。
【0011】本発明の架線工法は、電柱間に架設された
吊線にケーブルが複数のケーブルハンガーにて吊架され
た既設の伝送路に沿って、新たなケーブルを追加架線す
る工法であって、吊線上を走行する自走機と、請求項1
または2記載のハンガーローラを用い、径間の一方の電
柱側において自走機を吊線に取り付け、この自走機の後
方に複数のハンガーローラを吊線に沿って順次配列する
とともに、各ハンガーローラの支持ローラを吊線上に乗
せて各ハンガーローラを吊線に取り付け、その前後のハ
ンガーローラ同士及び先頭のハンガーローラと自走機と
を連結ロープによって相互に連結し、次いで各ハンガー
ローラのハンガー部の内方に導綱を通して、この導綱の
先端を自走機に接続した状態で、自走機を径間の他方の
電柱に向けて走行させることにより径間に導綱を延線し
た後、その導綱を利用して新設のケーブルを径間に延線
することによって特徴づけられる。
【0012】本発明のケーブルの架線工法によれば、新
設のケーブルの導綱を延線する際にバケット車(または
長尺梯子)を用いる必要がないので、一束化工事に要す
る時間の短縮をはかることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、以下、図面
に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明のハンガーローラの実施形態
の正面図、図2及び図3はその実施形態の側面図及び平
面図である。
【0015】この例のハンガーローラ1は、2つの支持
ローラ2、一対のフレーム3、3、ハンガー部4及び連
結具5等によって構成されている。
【0016】支持ローラ2は、ポリアセタール等の樹脂
成形品で、8枚の歯21・・21を有する歯車形状に成形
されている。
【0017】支持ローラ2の各歯21の先端中央部に
は、略U字状の切欠き21aが加工されている。また、
各歯21は、回転軸22に対して斜めに傾いた形状(は
す歯)に加工されている。その各歯21の傾きは、吊線
100に取り付けられている既設ケーブルハンガーの鍵
状部(図10参照)の傾きに合わせてある。
【0018】一対のフレーム3、3は、ステンレス等の
鋼板の折り曲げ加工品で、2つの支持ローラ2、2の回
転軸22、22を支持する支持プレート31、31と、
各支持プレート31、31上端から外方に延びる支持ア
ーム32、32が一体形成されている。支持アーム3
2、32の各先端にはそれぞれ係止孔32aが加工され
ている。なお、一対のフレーム3、3は、連結部材33
によって相互に連結されている。
【0019】ハンガー部4は、ステンレス等の線材を略
U字状に曲げ加工した吊り金具41と、この吊り金具4
1に通された複数の送りローラ(樹脂製)42・・42に
よって構成されている。
【0020】吊り金具41の上部一端はリング状の加工
された係合部41bとなっており、この係合部41bが
一方のフレーム3の係止孔32aに取り付けられてい
る。吊り金具41の上部他端には係止爪41aが加工さ
れており、その係止爪41aが他方のフレーム3の係止
孔32aに差し込まれている。
【0021】連結具5は、側面に引出し口51aが設け
られたケース51と、ケース51内に収容されたゼンマ
イばね54と、このゼンマイばね54の弾性力によって
ケース51内に巻かれた連結ロープ52と、連結ロープ
52の先端に取り付けられたフック53を備えている。
連結ロープ52は、フック53を引っ張ることにより、
ケース51側面の引出し口51aから外部への引出しが
可能である。また、引き出した状態から、フック53を
自由な状態にすると、ゼンマイばね54の弾性力によっ
てケース51内に自動的に巻き取られる。
【0022】ケース51の上部中央には支持片55が設
けられており、この支持片55を介してケース51の全
体がハンガー部4の吊り金具41の下部中央に保持され
ている。ケース51の側面には、引出し口51aと反対
側となる位置に、連結孔56aを有する連結片56が設
けられている。また、一対のフレーム3、3には、これ
らフレーム3、3間の中央に向けて延びるストッパ(例
えばネオプレン(登録商標)ゴム製)6、6が設けられ
ている。このストッパ6、6は、吊線上を移動する支持
ローラ2、2の脱輪を防止するために設けられる。
【0023】なお、この例の連結具5では、連結ロープ
52の引出し最大長さが4mに設定されており、連結ロ
ープ52が最大長さ以上に引っ張られると、連結ロープ
52によってケース51全体が引っ張られるようにな
る。
【0024】以上の構造のハンガーローラ1は、例えば
既設伝送路の吊線に取り付けて使用される。その吊線へ
の取り付けは、図4に示すように、吊り金具41の上部
を押えつけて吊り金具41を撓ませることにより、係止
爪41aをフレーム3の係止孔32aから外してハンガ
ー部4を開放し(図4(a))、この状態で、ハンガー
部4内に吊線100及び既設ケーブル103を挿入する
とともに、吊線100上に2つの支持ローラ2、2を乗
せた後(図4(b))、ハンガー部4を係止爪41a側
を持ち上げ、その係止爪41aをフレーム3の係止孔3
2aに合わせて嵌め込む、という要領で行う。なお、ハ
ンガーローラ1の支持ローラ2を吊線100に乗せる際
にストッパ6、6が邪魔になるが、これらストッパ6、
6はゴム製で、吊線100に押しつけるだけで簡単に撓
むので、特に問題はない。
【0025】そして、このような吊線への取付状態で、
ハンガーローラ1のフック53を吊線100の延線方向
に沿って引っ張ると、まず、連結ロープ52がケース5
1内から引き出され、その連結ロープ52の引出し量が
最大(4m)達した時点で、ケース51が引っ張られ、
これに伴ってハンガーローラ1の全体が吊線100に沿
って移動する。
【0026】ここで、図1〜図3に示すハンガーローラ
1によれば、支持ローラ2が歯車形状に成形されている
ので、吊線100上の移動時において、支持ローラ2
が、吊線に取り付けられた既設ケーブルハンガーの鍵状
部(図10参照)に乗り上がることはない。また、支持
ローラ2の各歯21の先端中央部には略U字状の切欠き
21aが加工されており、さらに各歯21に、ケーブル
ハンガーの鍵状部の傾きに合わせた傾斜をつけているの
で、支持ローラ2がケーブルハンガーの鍵状部に引っ掛
かることもない。
【0027】また、連結ロープ52をケース51内に、
ゼンマイばね54の弾性力によって巻き取る構造となっ
ているので、ハンガーローラ1を吊線に取り付けてケー
ブルの架線工事を行う際に、連結ロープ52が垂れて他
の伝送路に干渉するという不具合が生じることもない。
【0028】次に、本発明のケーブルの架線工法に用い
る自走機の例を、図5及び図6を参照しつつ説明する。
【0029】この例の自走機10は、2つの走行タイヤ
11、11と、これら走行タイヤ11、11を保持する
可動フレーム12と、走行タイヤ11、11の下方に配
置された駆動部13と、この駆動部13と可動フレーム
12とを連結する連結フレーム14等を備えている。
【0030】走行タイヤ11は、吊線上に乗せたときに
姿勢が安定するように略V字状のタイヤ溝11aが加工
されている。タイヤ溝11aの中央部には、吊線に取り
付けられた既設ケーブルハンガーの鍵状部(図10参
照)との干渉を避けるために、図5に示すような形状の
切欠き11bが加工されている。
【0031】そして、この例の自走機10では、駆動部
13にモータ16及びその駆動用の電池17等が内蔵さ
れており、そのモータ16の回転力がタイミングベルト
18を介して可動フレーム12側のドライビングシャフ
ト15に伝達されることによって2つの走行タイヤ1
1、11が回転する。なお、駆動部13には、アイナッ
ト19、19が進行方向の前後となる位置に取り付けら
れている。
【0032】以上の自走機10によると、モータ16及
び電池17等を収容した駆動部13が吊線の下方に位置
する構造となっており、しかも、2つの走行タイヤ1
1、11によって吊線に2点支持されるので、吊線を走
行する際の姿勢が安定する。
【0033】次に、本発明のケーブルの架線工法の実施
形態を、図7〜図9を参照しつつ説明する。
【0034】上記した構造の自走機10と複数のハン
ガーローラ1・・1を用意するとともに、導綱リール10
2を1径間の一方の電柱PA 側に配置しておく(図
8)。
【0035】一方の電柱PA 側での作業により、自走
機10を吊線100に取り付ける。次いで、自走機1の
後方に、複数のハンガーローラ1・・1を吊線100に沿
って順次配列し、その各ハンガーローラ1を上記した要
領で吊線100に取り付ける(図7)。
【0036】各ハンガーローラ1・・1の連結具5から
連結ロープ52を引き出し、その各先端のフック53
を、前方に位置するハンガーローラ1の連結孔56aに
取り付ける(フック53、連結孔56aの詳細は図2を
参照)。ただし、先頭のハンガーローラ1の連結ロープ
52については、フック53を自走機10のアイナット
19に取り付ける。
【0037】図8に示すように、導綱リール102か
ら導綱101を繰り出して最後尾のハンガーローラ1ま
で引き上げ、その導綱101を各ハンガーローラ1のハ
ンガー部4内に順を追って通した後、導綱101の先端
を自走機10まで導いてアイナット19に取り付ける。
【0038】図9に示すように、自走機10を1径間
の他方の電柱PB に向けて走行させて、導綱101を吊
線100に沿って延線する。このとき、各ハンガーロー
ラ1・・1は、それぞれの連結ロープ62が最大(4m)
まで引き出された時点で、ハンガーローラ1が移動し始
める。従って、ハンガーローラ1・・1は4m間隔で他方
の電柱PB に向かって順次移動して行く。
【0039】なお、各ハンガーローラ1・・1の連結ロー
プ62は、ゼンマイばね54の弾性力によってケース5
1内へと引っ張れているので、図7及び図8に示す静止
状態及び図9の移動過程において連結ロープ62が垂れ
ることはない。
【0040】径間の他方の電柱PB 側の作業により、
自走機10を吊線100から取り外すとともに、導綱1
01を電柱際まで引き寄せ、その導綱101の先端に新
設のケーブル(図示せず)を接続する。
【0041】径間の一方の電柱PA 側の作業により、
導綱リール102を回転させて、導綱101を一方の電
柱PA 側に巻き取ってゆくことにより、新設ケーブルを
径間に延線架設する。
【0042】バケット車を使用して、既設ケーブルハ
ンガーを新設のケーブルハンガーに付け替える作業を、
バケット車を順次移動しながら行う。
【0043】以上の〜の作業により、1径間のケー
ブルの一束化作業を完了する。
【0044】なお、以上の実施形態においては、径間に
延線した導綱101の先端に新設のケーブルを接続して
ケーブル延線を行っているが、これに限られることな
く、延線を行った導綱101の末端に新設のケーブルを
接続してケーブルの延線作業を行ってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の架線工法
によれば、一束化工事においてハンガーローラ取付け及
び導綱を延線する際に、バケット車(または長尺梯子)
等を使用した作業が不要となり、工事全体に要する作業
時間の短縮化をはかることができる。
【0046】本発明のハンガーローラによると、吊線に
取り付けられているケーブルハンガーの鍵状部に引っ掛
かることなく、また脱輪することなく吊線上を移動する
ことができるので、上記した特徴をもつ架線工法を容易
に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンガーローラの実施形態の正面図で
ある。
【図2】図1の実施形態の側面図である。
【図3】図1の実施形態の平面図である。
【図4】ハンガーローラの取付要領の説明図である。
【図5】本発明の架線工法に用いる自走機の正面図であ
る。
【図6】図5の自走機の側面図である。
【図7】本発明の架線工法の実施形態の説明図である。
【図8】同じく架線工法の実施形態の説明図である。
【図9】同じく架線工法の実施形態の説明図である。
【図10】従来の一束化工法の説明図である。
【符号の説明】
1 ハンガーローラ 2 支持ローラ 21 歯 22 回転軸 21a 切欠き 3 フレーム 31 支持プレート 32 支持アーム 32a 係止孔 4 ハンガー部 41 吊り金具 41a 係止爪 41b 係合部 42 送りローラ 5 連結具 51 ケース 51a 引出し口 52 連結ロープ 53 フック 54 ゼンマイばね 55 支持片 56 連結片 56a 連結孔 6 ストッパ 10 自走機 11 走行タイヤ 11a タイヤ溝 12 可動フレーム 13 駆動部 14 連結フレーム 15 ドライビングシャフト 16 モータ 17 電池 18 タイミングベルト 19 アイナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大月 智雄 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 仲平 哲也 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 明橋 秀典 大阪市北区本庄東2丁目3番41号 株式会 社きんでん内 Fターム(参考) 5G367 GA03 GB01 GC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不連続なローラ面を有する既設伝送路の
    吊線上を移動可能な2つの支持ローラと、これら2つの
    支持ローラの回転軸を支持するフレームと、2つの支持
    ローラの中間位置に配置され、フレームに吊下姿勢で保
    持される略U字状のハンガー部を備え、そのハンガー部
    の上部両端の少なくとも一方がフレームに着脱自在に係
    止されていることを特徴とするハンガーローラ。
  2. 【請求項2】 側面に引出し口が設けられたケースと、
    ゼンマイばねの弾性力によりケース内に巻かれ、ケース
    側面の引出し口から外部への引出しが可能な連結ロープ
    と、連結ロープの先端に接続されたフックと、ケース側
    面に設けられたフック連結部とからなる連結具が、上記
    ハンガー部の下部に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のハンガーローラ。
  3. 【請求項3】 電柱間に架設された吊線にケーブルが複
    数のケーブルハンガーにて吊架された既設の伝送路に沿
    って、新たなケーブルを追加架線する工法であって、 吊線を走行する自走機と、請求項1または2記載のハン
    ガーローラを用い、径間の一方の電柱側において自走機
    を吊線に取り付け、この自走機の後方に複数のハンガー
    ローラを吊線に沿って順次配列するとともに、各ハンガ
    ーローラの支持ローラを吊線上に乗せて各ハンガーロー
    ラを吊線に取り付け、その前後のハンガーローラ同士及
    び先頭のハンガーローラと自走機とを連結ロープによっ
    て相互に連結し、次いで各ハンガーローラのハンガー部
    の内方に導綱を通して、この導綱の先端を自走機に接続
    した状態で、自走機を径間の他方の電柱に向けて走行さ
    せることにより径間に導綱を延線した後、その導綱を利
    用して新設のケーブルを径間に延線することを特徴とす
    るケーブルの架線工法。
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