JP2002015828A - パネル取付け型コネクタ - Google Patents

パネル取付け型コネクタ

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JP2002015828A
JP2002015828A JP2000196493A JP2000196493A JP2002015828A JP 2002015828 A JP2002015828 A JP 2002015828A JP 2000196493 A JP2000196493 A JP 2000196493A JP 2000196493 A JP2000196493 A JP 2000196493A JP 2002015828 A JP2002015828 A JP 2002015828A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
rubber ring
main body
socket body
mounting hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000196493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumitsu Makita
泰充 真北
Yasushi Okayasu
恭志 岡安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケット本体が傾いた場合にも、良好なシ
ール性が確保されるようにする。 【解決手段】 ソケット本体2の外周面にはゴムリング
10が嵌着され、ソケット本体2がパネルPの取付け孔
1に挿通されて装着されたときには、パネルPに圧着さ
れたゴムリング10によってシールが確保されている。
鍔縁9上でゴムリング10の外周側には規制突部11が
環状に配されている。ソケット本体2が過度に傾くと、
規制突部11がパネルP面に当接してそれ以上の傾きを
規制する。したがって、万一、ソケット本体2が傾いた
状態のまま保持されてしまっても、ゴムリング10はパ
ネルPに対して水密状態のまま圧着しているため、シー
ル性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パネル取付け型
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されているランプ類はラン
プ用コネクタのソケット20内に収容されており、また
ソケット20自体は取付け用パネル21に設けられた取
付け孔22へ挿通されて取付けがなされている。このと
きの様子は図4に示されている通りである。防水が要求
されるような場合には、ソケット20の外周面にゴムリ
ング23が嵌め付けられていて、取付け孔22に挿通さ
れたときにはゴムリング23が圧縮されてパネルとの間
のシールが確保されるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
ソケット20の取付け時等において取付け孔22に対し
傾斜したままの姿勢で取り付いてしまったような場合に
は、図4に示すようにゴムリング23の一部が偏って圧
縮され、これと反対側では逆に解放されてしまう。この
ような事態が極端に生じると、一方が過度に圧縮される
結果、他方側ではゴムリング23が浮き上がってしま
い、この状態で例えばソケット20の外面が取付け孔2
2の孔壁に食い込んでしまえば、傾いたままで保持され
てしまう虞がある。そうなれば、ゴムリング23が浮き
上がった部分では著しくシールが損なわれてしまう結果
となる。本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開発工
夫されたものであり、その目的とするところは良好なシ
ール性が確保されるパネル取付け型コネクタを提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、本体部の外周面に弾性材よりな
るシール部材が嵌着され、前記本体部をパネルに装着す
るときには、このパネルに貫通した取付け孔へ前記シー
ル部材を圧縮させつつ前記本体部の遊挿がなされるパネ
ル取付け型コネクタであって、前記シール部材の周囲に
は、前記本体部あるいは前記パネルのうちの少なくとも
一方から他方に向けて、前記本体部の傾動角度を規制す
る規制突部が配されていることを特徴とするものであ
る。また請求項2の発明では、請求項1記載のものにお
いて、前記本体部の外周面には前記取付け孔より大径で
その付け根部分に前記シール部材が嵌着される鍔縁が全
周に沿って張り出し形成されるとともに、前記規制突部
はこの鍔縁の周面において前記シール部材の外周を覆う
ようにして突出していることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、本
体部がパネルの取付け孔へ遊挿されると、シール部材が
パネルに対して圧縮されるため、防水がされた状態での
取付けがなされる。本体部が外力を受けて取付け孔内で
傾動するような事態が生じても、規制突部によって傾動
角度が規制されるため、シール部材が過度に潰れること
がなく、良好なシール状況が維持される。請求項2の発
明によれば、規制突部がシール部材の外周側に配され、
これを覆うようにして形成されているため、本体部単体
のときにもシール部材の内外周が覆われるため、シール
部材を損傷等から保護することかできる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、Pはランプが取り
付けられるパネルであり、ここにはほぼ円形の取付け孔
1が貫通している。また、取付け孔1の孔縁には次述す
るソケット本体2(本体部)に形成された計4つの位置
決め突部3に対応して4つの位置決め凹部4がほぼ90
゜間隔毎に切り欠き形成されている。
【0007】一方、ソケット本体2は合成樹脂材により
一体に形成されており、内部にはバルブに対する給電用
の端子(図示しない)が装着されている。また、ソケッ
ト本体2の一端側は相手側コネクタと嵌合可能な接続部
5となっており、他端側はバルブを収容しかつパネルP
への取付けのために二重筒構造となっている。すなわ
ち、バルブ8を収容して装着する部分は円筒状に形成さ
れた内筒部6となっており、その外側には外筒部7が配
されている。但し、外筒部7は取付け孔1に挿通可能に
形成されている。
【0008】また、この二重筒構造をなした部分(図1
の上半部)と接続部5側との境界部分には全周に沿って
鍔縁9が張り出している。この鍔縁9はパネルPの取付
け孔1より大径に形成されている。前記外筒部7はこの
鍔縁9上に内筒部6と同心でかつ内筒部6より僅かに低
い高さ寸法をもって立設されている。この外筒部7の外
周面には鍔縁9に密着するようにして良好な弾性を有す
るゴムリング10(シール部材)が嵌着されている。ま
た、外筒部7の外周面の所定高さ位置にはパネルPにお
ける取付け孔1の対応する位置決め凹部4に適合可能な
位置決め突部3が周方向に沿って配されている。そし
て、各位置決め突部3を各位置決め凹部4に嵌め入れて
パネルPを通過させた後、ソケット本体2を回転させて
位置決め凹部4に対し不整合の状態にしてやると、パネ
ルPを鍔縁9と各位置決め突部3との間で挟み込んだ状
態で抜け止めがなされる。
【0009】さらに、鍔縁9の上面でかつゴムリング1
0の外周側には複数の規制突部11が周方向に沿って適
当間隔毎に配されている。この規制突部11はソケット
本体2が取り付けられているときの状態でのゴムリング
10の厚みより低い高さをもって形成されている。ゴム
リング10の厚みより低くしておくことで、ゴムリング
10の圧縮変形を阻害しないようにするためである。ま
た、規制突部11を設けることによって、ソケット本体
2が取り付け孔内でがたついて傾斜姿勢になったとき
に、規制突部11の先端がパネルPの表面に当接してソ
ケット本体2の傾斜角度を一定角度以内に規制可能とな
る。このため、過度にゴムリング10が潰されてしまっ
たり、あるいは逆にその反対側でパネルPから浮き上が
ってしまうのを回避することができる。
【0010】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用効果を具体的に説明する。バルブ8を内筒部6内
に装着した状態で、パネルPの取付け孔1に対しバルブ
8が取り付けられている側から挿入する。その場合に
は、各位置決め突部3を対応する位置決め凹部4へ適合
して嵌め込み、ゴムリング10を強く圧縮しつつソケッ
ト本体2全体を回転させる。これにより、各位置決め突
部3と位置決め凹部4とが不整合となるため、ソケット
本体2が抜け止め状態で装着される。装着状態にあって
も、ゴムリング10はパネルPに対して圧着された状態
にあるため、この間の防水性は確保される。
【0011】ところで、ソケット本体2がパネルPに取
り付けられている状態において、各規制突部11はパネ
ルPから離間して位置している。したがって、ソケット
本体2に対し側方からの外力が作用すると、ソケット本
体2は図3に示すように傾動する。すると、傾いた側の
ゴムリング10は局所的に圧縮され、これと反対側では
解放されるが、一定の傾斜角度になったときに、傾いた
側に位置する規制突部11の先端がパネルPに当接する
ため、これ以上の傾動が規制される。したがって、ゴム
リング10が過度に圧縮されてしまうこともなく、また
傾斜規制がなされたときにはソケット本体2が取付け孔
1に食い込んでしまうこともないため、これが原因で傾
斜姿勢のまま保持されてしまうこともない。その結果、
外力の作用が停止されれば、正規の直立姿勢に復帰する
こともでき、また他の原因で傾斜姿勢が保持されるにし
ても、ゴムリング10の過度の圧縮に伴う浮き上がりも
ないため、シール状態は保持される。
【0012】以上のように、本実施形態ではソケット本
体2の傾動に対するストッパ(規制突部11)を設けた
ことで、ソケット本体2の過度の傾斜姿勢を規制するこ
とができる。したがって、ゴムリング10の取付け状態
に悪影響を与えることがなく、シール状態の保持に寄与
することができる。なお、本発明は種々の変更が可能で
あり、次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれ
る。 この実施形態では、規制突部11は複数個を周方向に
沿って一定角度間隔毎に配したものを示したが、連続す
る円環状のものであってもよい。このようにしたもので
は、規制突部11がゴムリング10の全周を覆うため、
ゴムリング10が傷つくのも防止できる。 この実施形態では、規制突部11を鍔縁9に形成した
が、パネルP側に形成したものであってもよい。また、
規制突部11は鍔縁9に形成したものの他に、ソケット
本体2の外側面から張り出して形成することも可能であ
る。 この実施形態では、規制突部11をゴムリング10の
外周側に形成したが、内周側に形成するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネルとソケット本体を示す分解斜視図
【図2】ソケット本体が正規に取り付けられているとき
の状態を、パネルとゴムリングのみを破断して示す断面
【図3】ソケット本体が傾斜したときの状態を、パネル
とゴムリングのみを破断して示す断面図
【図4】従来の問題点を示す断面図
【符号の説明】
1…取付け孔 2…ソケット本体 8…バルブ 9…鍔縁 10…ゴムリング 11…規制突部 P…パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の外周面に弾性材よりなるシール
    部材が嵌着され、前記本体部をパネルに装着するときに
    は、このパネルに貫通した取付け孔へ前記シール部材を
    圧縮させつつ前記本体部の遊挿がなされるパネル取付け
    型コネクタであって、 前記シール部材の周囲には、前記本体部あるいは前記パ
    ネルのうちの少なくとも一方から他方に向けて、前記本
    体部の傾動角度を規制する規制突部が配されていること
    を特徴とするパネル取付け型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記本体部の外周面には前記取付け孔よ
    り大径でその付け根部分に前記シール部材が嵌着される
    鍔縁が全周に沿って張り出し形成されるとともに、前記
    規制突部はこの鍔縁の周面において前記シール部材の外
    周を覆うようにして突出していることを特徴とする請求
    項1記載のパネル取付け型コネクタ。
JP2000196493A 2000-06-29 2000-06-29 パネル取付け型コネクタ Pending JP2002015828A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019036479A (ja) * 2017-08-18 2019-03-07 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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