JP2002015574A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002015574A JP2000198797A JP2000198797A JP2002015574A JP 2002015574 A JP2002015574 A JP 2002015574A JP 2000198797 A JP2000198797 A JP 2000198797A JP 2000198797 A JP2000198797 A JP 2000198797A JP 2002015574 A JP2002015574 A JP 2002015574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模、レイアウト面積および消費電流を
抑えつつ、低電源電圧時に適切な昇圧電位Vppを供給
ことができる昇圧回路を提供する。 【解決手段】 昇圧部120は、駆動力が大きいNチャ
ネルMOSトランジスタ196と駆動力の小さいPチャ
ネルMOSトランジスタ198とを切換えてノードN6
に生ずる高電位をノードN8に伝達する。昇圧電位Vp
pの電位が低い場合にはNチャネルMOSトランジスタ
196を動作させ、昇圧電位Vppが高い場合にはPチ
ャネルMOSトランジスタ198を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部から与えら
れる電源電位を昇圧する電位発生回路を含む半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイナミックランダムアクセスメ
モリ(DRAM)は、メモリアレイのワード線を駆動す
る電位として、外部から与えられた電源電位よりも高い
電位を発生する昇圧回路を内蔵している。
【0003】図16は、DRAMのメモリセルの構成を
示した図である。図16を参照して、メモリセルMC
は、ワード線にゲートが接続されビット線BLとストレ
ージノードSNとの間に接続されたNチャネルMOSト
ランジスタ302と、ストレージノードSNに一方端が
接続され、他方端がセルプレート電位Vcpに結合され
たキャパシタ304とを含む。
【0004】NチャネルMOSトランジスタ302の基
板電位は、P型基板を用いている場合には負電圧のバッ
クゲート電位Vbbになっている場合が多い。また、キ
ャパシタの他方端に与えられるセルプレート電位Vcp
は、電源電位Vccの2分の1に設定される場合が多
い。
【0005】ここで、メモリセルMCにデータとしてH
(ハイ)レベルが書込まれる場合を考える。このとき、
ビット線BLには電源電位Vccが与えられ、Nチャネ
ルMOSトランジスタ302はワード線WLの活性化に
伴い導通する。そして、ストレージノードSNに電源電
位Vccが伝達される。
【0006】図17は、Hレベルのデータがメモリセル
に書込まれる場合のNチャネルMOSトランジスタ30
2に与えられる電位を説明するための図である。
【0007】図17を参照して、ストレージノードSN
が当初接地電位であり、ビット線BLから電源電位Vc
cが与えられてストレージノードSNの電位が接地電位
から電源電位Vccに変化する場合を考える。この場合
は、NチャネルMOSトランジスタ302のドレインD
がビット線に結合され、ソースSがストレージノードS
Nに結合され、ゲートGがワード線に接続されているこ
とになる。ストレージノードSNの電位が電源電位Vc
cになった場合には、基板電位Vbbのため、Nチャネ
ルMOSトランジスタ302の基板バイアス電圧Vbs
としてVbb−Vccという大きな値が印加される。
【0008】もともと、メモリセルに使用されるアクセ
ストランジスタのしきい値電圧Vthは、サブスレッシ
ョルドリーク電流を小さくして、リフレッシュ特性をよ
くするために、通常の周辺回路に用いられるNチャネル
MOSトランジスタのしきい値電圧よりも大きく設定さ
れている。先に述べたように、ソース電位が上昇し、基
板バイアス電圧Vbsが大きくなると、NチャネルMO
Sトランジスタ302のしきい値電圧が基板バイアス効
果により大きくなる。
【0009】図18は、基板バイアス電圧Vbsとしき
い値電圧Vthの関係を示した図である。
【0010】図17、図18を参照して、NチャネルM
OSトランジスタ302の基板バイアス電圧Vbsが0
Vのときにしきい値電圧がVt0であったとする。
【0011】メモリセルのストレージノードSNにLレ
ベルが書込まれストレージノードSNの電位が0Vのと
きには、基板バイアス電圧Vbsの値は基板電位Vbb
と等しくなり、しきい値電圧Vthは図18に示したし
きい値電圧Vt1となる。
【0012】次に、メモリセルにHデータが書込まれた
場合には、ストレージノードSNの電位がVccとなる
ため、基板バイアス電圧Vbsは|Vbb−Vcc|と
なり、しきい値電圧Vthは大きくなって、その値は図
18に示したしきい値電圧Vt2となる。
【0013】ビット線BLのHレベルの電位である電源
電位VccをストレージノードSNに電圧降下なく伝達
するためには、ワード線WLの電位は電源電位Vccよ
りもしきい値電圧Vth分以上高く設定する必要があ
る。
【0014】図19は、メモリセルに書込む電圧とそれ
に必要なワード線の活性化電位の関係を示した図であ
る。
【0015】図19を参照して、グラフG1は、メモリ
セルのストレージノードSNに伝達する電位を示してい
る。グラフG2は、グラフG1の電位にメモリセルのト
ランジスタのしきい値電圧を加えた値を示す。メモリセ
ルにLレベルである0Vを書込む場合には、グラフG1
とグラフG2の差は図18で示したしきい値電圧Vt1
である。一方、メモリセルにHレベルである電源電位V
ccを書込みたい場合には、グラフG2は、グラフG1
よりもしきい値電圧Vt2だけ高くなる。実際にワード
線に与える活性化電位の下限はグラフG3で示すように
グラフG2の電位にさらにマージンを加えた電位とな
る。
【0016】実際のワード線の活性化電位は、高い活性
化電位が必要となる書込電圧が電源電位Vccの場合を
基準に設定されている。したがって、グラフG3は、電
源電位Vccが変化した場合のワード線WLの活性化電
位を示したものと等しくなる。
【0017】すなわち、ワード線の活性化に必要な電位
は電源電位Vccの変化に応じてさらにしきい値電圧の
基板バイアス効果の変化分を加味して変化することにな
る。
【0018】このワード線WLの活性化電位は、内部で
昇圧された昇圧電位Vppを用いる場合が多い。
【0019】図20は、従来の昇圧電位Vppを発生す
る昇圧回路の基本原理を示した図である。
【0020】図20を参照して、昇圧回路310は、電
源電位Vccにアノードが結合され、カソードがノード
N11に接続され、ノードN11を電源電位Vccにプ
リチャージするダイオード312と、昇圧動作をするた
めのクロック信号を発生する発振回路316と、一方端
がノードN11に接続され他方端がクロック発生回路3
16の出力に接続されるキャパシタ314と、ノードN
11にアノードが接続されカソードから昇圧電位Vpp
を出力するダイオード318とを含む。プリチャージ用
のダイオード312によってノードN11が電源電位V
ccにプリチャージされると、その後、発振回路316
が発生するLレベルが接地電位であり、Hレベルが電源
電位Vccであるクロック信号によって、ノードN11
は電源電位Vccから電源電位Vccの2倍に昇圧され
る。昇圧された電位はダイオード318を介して昇圧電
位Vppとして出力される。
【0021】なお、以上の説明は、簡単のためダイオー
ド312,318による順方向の電圧降下は無視してい
る。
【0022】図21は、昇圧回路の実際の構成を示した
回路図である。図21を参照して、昇圧回路320はク
ロック信号CLKを一方端に受けるキャパシタ321,
322を含む。キャパシタ321の他方端はノードN1
2に接続される。また、キャパシタ322の他方端はノ
ードN13に接続される。
【0023】昇圧回路320は、さらに、電源電位Vc
cが与えられるノードからのN12に向けてダイオード
接続されたNチャネルMOSトランジスタ324と、電
源電位Vccが与えられるノードからノードN13に向
けてダイオード接続されたNチャネルMOSトランジス
タ326と、ノードN12とN14との間に接続されゲ
ートがノードN13に接続されバックゲートに基板電位
Vbbが与えられるNチャネルMOSトランジスタ32
8とを含む。ノードN14からは昇圧電位Vppが出力
される。
【0024】動作前においては、ノードN12,N13
は、電源電位Vcc、もしくは電源電位VccからNチ
ャネルMOSトランジスタのしきい値電圧分低い電位に
プリチャージされている。このプリチャージは、ダイオ
ード接続されたNチャネルMOSトランジスタ324,
326によって行なわれる。
【0025】クロック信号CLKが入力され、キャパシ
タ321,322の一方端の電位が0Vから電源電位V
ccに昇圧される。
【0026】すると、ノードN12,N13は、容量結
合により電源電位Vccから電源電位Vccの2倍の電
位に上昇する。ノードN12に生じた電源電位Vccの
2倍の電位はNチャネルMOSトランジスタ328を介
してノードN14に供給される。このとき、Nチャネル
MOSトランジスタ328のしきい値電圧Vthn分だ
け昇圧電位Vppには電圧降下が生ずる。
【0027】すなわち、図21で示した回路では、ノー
ドN12に生じた高電位をNチャネルMOSトランジス
タ328のしきい値電圧分だけ低下させて出力してい
た。
【0028】次に、従来において、より高い昇圧電位V
ppを出力することができる昇圧回路について説明す
る。
【0029】図22は、昇圧回路330の構成を示した
回路図である。図22を参照して、昇圧回路330は、
昇圧電位Vppを出力するトランジスタにトリプルウェ
ル構造を用いたNチャネルMOSトランジスタ334が
用いられる。NチャネルMOSライト334のバックゲ
ートはノードN15に接続されている。
【0030】図23は、NチャネルMOSトランジスタ
334の断面構造を示した図である。
【0031】図23を参照して、P基板342の主表面
上にはNウェル344が設けられ、Nウェル344の内
部にはPウェル345が設けられる。Nウェル344
は、N型の不純物領域346を介してノードN15に接
続されている。また、Pウェル345は、P型の不純物
領域350を介してノードN15に接続されている。さ
らに、Pウェル345の主表面上にはNチャネルMOS
トランジスタ334が設けられる。NチャネルMOSラ
イト334は、N型の不純物領域352,354および
ゲート電極356を含む。不純物領域352はノードN
15に接続され、ゲート電極356とノードN15の間
にはキャパシタ332が接続されている。そして、不純
物領域354から昇圧電位Vppが出力される。
【0032】ノードN15は、不純物領域350を介し
てPウェル345に接続されており、不純物領域354
とPウェル345の間のPN接合によりノードN15の
電位は不純物領域354に伝えられる。よって、Vpp
のノードは、電源電位Vccの2倍の電位からPn接合
電圧Vjvだけ低い電位となる。しかしながら、一般
に、NチャネルMOSトランジスタ334のしきい値電
圧VthよりはPN接合電圧Vjvは値が小さいため、
図21で示した回路よりは高い昇圧電位を作り出すこと
ができる。
【0033】図24は、さらに高い昇圧電位を出力する
ことができる従来の昇圧回路360の構成を示した回路
図である。
【0034】図24を参照して、昇圧回路360は、ク
ロック信号CLKが一方端に与えられ、他方端はノード
N16に接続されたキャパシタ362と、クロック信号
CLKを入力に受けて振幅を拡大して出力するレベル変
換部364と、レベル変換部364の出力とノードN1
7との間に接続されるキャパシタ366と、ゲートがノ
ードN17に接続されゲートがノードN17に接続され
ノードN16に得られた昇圧電位を導通時に昇圧電位V
ppとして出力するNチャネルMOSトランジスタ36
8とを含む。NチャネルMOSトランジスタ368のバ
ックゲートは基板電位Vbbに結合される。
【0035】図25は、図24におけるレベル変換部3
64の構成を示した回路図である。図25を参照して、
レベル変換部364は、入力信号INを受けて反転する
インバータ372と、接地ノードとノードN18との間
に接続されゲートに入力信号INを受けるNチャネルM
OSライト374と、ノードN19と接地ノードとの間
に接続されゲートにインバータ372の出力を受けるN
チャネルMOSトランジスタ376と、昇圧電位Vpp
が与えられるノードとノードN18との間に接続されゲ
ートがノードN19に接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ378と、昇圧電位Vppが与えられるノード
とノードN19との間に接続されゲートがノードN18
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ380とを
含む。ノードN19からは入力信号INの振幅が拡大さ
れた出力信号OUTが出力される。
【0036】再び図24を参照して、昇圧回路360の
動作を簡単に説明する。NチャネルMOSトランジスタ
368のゲート電位は、レベル変換部364の出力によ
って電源電位Vccの2倍の電位よりもさらに高く昇圧
される。したがって、ノードN16に生ずる電源電位V
ccの2倍の電位を電位降下させることなく昇圧電位V
ppとして出力することができる。
【0037】図26は、図24と同様な工夫が施された
他の昇圧回路380の構成を示した回路図である。
【0038】図26を参照して、昇圧回路380は、ク
ロック信号CLKが一方端に与えられ他方端がノードN
20に接続されたキャパシタ382と、クロック信号C
LKを受けて反転するインバータ384と、クロック信
号CLKが一方端に与えられ他方端がノードN21に接
続されるキャパシタ386と、ノードN21を電源電位
Vccにプリチャージするためのダイオード388と、
ノードN21とノードN22との間に接続されゲートに
インバータ384の出力を受けるPチャネルMOSトラ
ンジスタ390と、ノードN22と接地ノードとの間に
接続されゲートにインバータ384の出力を受けるNチ
ャネルMOSトランジスタ392とを含む。
【0039】昇圧回路380は、さらに、ノードN22
とノードN23との間に接続されるキャパシタ394
と、ノードN23を電源電位Vccにプリチャージする
ためのダイオード396と、ノードN20とノードN2
4との間に接続されゲートがノードN23に接続される
NチャネルMOSトランジスタ398とを含む。ノード
N24からは昇圧電位Vppが出力される。
【0040】図27は、昇圧回路380の動作を説明す
るための波形図である。図26、図27を参照して、初
期状態ではノードN21、N23はそれぞれダイオード
388,396によって電源電位Vccにプリチャージ
されている。次に、クロック信号CLKが0Vから電源
電位Vccに立上がると、ノードN21の電位は電源電
位Vccから電源電位Vccの2倍の電位に上昇する。
この電位はノードN22に伝達されて、キャパシタ39
4による容量結合によってノードN23の電位は電源電
位Vccから電源電位Vccの3倍の電位に上昇する。
すなわち、従来は電源電位の2倍に設定されていたノー
ドN23の電位は電源電位Vccの3倍の電位まで上昇
させることができる。よって、キャパシタ382によっ
てノードN20に作られた電源電位の2倍の電位は電源
電位の3倍の電位をゲートに受けるNチャネルMOSト
ランジスタ398によって電位降下することなく伝達さ
れる。
【0041】図28は、出力部のトランジスタとしてP
チャネルMOSトランジスタを用いた昇圧回路400の
構成を示した回路図である。
【0042】図28を参照して、昇圧回路400は、ク
ロック信号CLKを受ける直列に接続されたインバータ
404,406と、インバータ406の出力に一方端が
接続され他方端がノードN25に接続されるキャパシタ
408と、クロック信号CLKを受けてレベル変換して
ノードN26に出力するレベル変換回路402と、ノー
ドN25とノードN27との間に接続されゲートがノー
ドN26に接続されるPチャネルMOSトランジスタ4
10とを含む。
【0043】PチャネルMOSトランジスタ410のバ
ックゲートはノードN27に接続される。また、ノード
N27からは昇圧電位Vppが接続される。この昇圧電
位Vppはレベル変換回路402にも供給される。
【0044】図29は、レベル変換回路402の構成を
示した回路図である。図29を参照して、レベル変換回
路402は、入力信号INを受けて反転するインバータ
412と、入力信号INをゲートに受けノードN28と
接地ノードとの間に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ414と、ノードN29と接地ノードとの間に接
続されゲートにインバータ412の出力を受けるNチャ
ネルMOSトランジスタ416と、昇圧電位Vppが与
えられるノードとノードN28との間に接続されゲート
がノードN29に接続されるPチャネルMOSトランジ
スタ418と、昇圧電位Vppが与えられるノードとノ
ードN29との間に接続されゲートがノードN28に接
続されるPチャネルMOSトランジスタ420とを含
む。
【0045】レベル変換回路402は、さらに、昇圧電
位Vppが与えられるノードとノードN30との間に接
続されゲートがN29に接続されるPチャネルMOSト
ランジスタ424と、ノードN30と接地ノードとの間
に接続されゲートがノードN29に接続されるNチャネ
ルMOSトランジスタ422とを含む。ノードN30か
らはレベル変換回路402の出力信号OUTが出力され
る。
【0046】再び図28を参照して簡単に昇圧回路40
0の動作を説明する。まず、動作前には、ノードN25
は電源電位Vcc、もしくは電源電位Vccよりしきい
値電圧分低いレベルにプリチャージされている。
【0047】次に、クロック信号CLKにパルスが与え
られ、キャパシタ408による容量結合により電源電位
Vccの2倍までノードN25の電位が上昇する。
【0048】このときに、クロック信号CLKの反転信
号をレベル変換回路402によってNチャネルMOSト
ランジスタ410のゲートに与える。この反転信号は振
幅が0Vから昇圧電位Vppとなるように振幅が拡大さ
れている。ノードN25の電位が2Vccとなったとき
にノードN26の電位は0Vとなる。PチャネルMOS
トランジスタ410は導通し、ノードN25の電位を降
下させることなくノードN27に出力する。また、クロ
ック信号CLKがLレベルのときには、ノードN26は
昇圧電位Vppとなり、PチャネルMOSトランジスタ
410は非導通状態となる。
【0049】図30は、出力部分にPチャネルMOSト
ランジスタを用いる他の例である昇圧回路430の構成
を示した回路図である。
【0050】図30を参照して、昇圧回路430は、ク
ロック信号CLKを受ける直列に接続されたインバータ
434,436と、インバータ436の出力が一方端に
与えられ他方端はノードN31に接続されるキャパシタ
438と、クロック信号CLKを受けて反転するインバ
ータ432と、インバータ432の出力を一方端に受け
他方端はノードN32に接続されるキャパシタ440
と、ノードN31から電源電位Vccが与えられるノー
ドに向けて順方向にダイオード接続されるNチャネルM
OSトランジスタ442と、ノードN32から電源電位
Vccが与えられるノードに向けて順方向にダイオード
接続されるNチャネルMOSトランジスタ444と、ノ
ードN31とノードN33との間に接続されゲートがノ
ードN32に接続されるPチャネルMOSトランジスタ
446とを含む。PチャネルMOSトランジスタ446
のバックゲートはノードN33に接続され、ノードN3
3からは昇圧電位Vppが出力される。
【0051】簡単に昇圧回路430の動作を説明する。
まず、動作前には、ノードN31は電源電位Vccもし
くは電源電位よりしきい値電圧分だけ低い電位にプリチ
ャージされている。クロック信号CLKがLレベルから
Hレベルに変化すると、キャパシタ438による容量結
合によりノードN31の電位は電源電位Vccの2倍の
電位に上昇する。
【0052】このとき、ノードN32の電位はキャパシ
タ440による容量結合により電位が降下しようとして
もNチャネルMOSトランジスタ444によってプリチ
ャージされるため、電源電位Vccに維持される。すな
わち、PチャネルMOSトランジスタ446はノードN
31が電源電位の2倍となりゲート電位が電源電位Vc
cとなっているため、導通状態になり電源電位の2倍の
電位が電圧降下を起こすことなくノードN33に伝達さ
れる。
【0053】一方、クロック信号CLKがHレベルから
Lレベルに立下がったときには、ノードN31は、Nチ
ャネルMOSトランジスタ442によってプリチャージ
状態にされその電位は電源電位Vccになる。一方、ノ
ードN32の電位はキャパシタ440による容量結合に
より電源電位Vccの2倍の電位となる。すなわち、ゲ
ート電位が昇圧電位Vppと等しくなるため、Pチャネ
ルMOSトランジスタ446は非導通状態となる。
【0054】図31は、昇圧回路に接続される負荷回路
の説明をするための概略図である。図31を参照して、
先に図19によって説明した昇圧回路310が出力する
昇圧電位Vppは、DRAMに含まれるワードドライバ
452やロウデコーダ454など昇圧レベルを必要とす
る回路の電源電位として用いられる。DRAMのアクセ
スが始まると、昇圧電位Vppは電流消費により電位が
降下する。電位が降下したままであるとワードドライバ
452が駆動するワード線の電位が十分に上がらない。
または、ワード線を駆動するための所要時間が長くなっ
たりする。したがって、性能劣化や誤動作の原因とな
る。
【0055】しかし、昇圧電位Vppの電位を高く維持
するために常時昇圧回路310を動作させると、DRA
M全体としての消費電流が多くなってしまう。そこで、
消費電流を抑える工夫をしている。
【0056】図32は、従来において採用されている昇
圧電位Vppを発生させる構成を示したブロック図であ
る。
【0057】図32を参照して、昇圧電位Vppを監視
するディテクタ回路462が設けられる。ディテクタ回
路462は、昇圧電位Vppが下がると、活性化信号/
OEによりリング発振器464を動作させてクロック信
号を発生させる。応じて昇圧回路466がポンプ動作に
より昇圧電位Vppの電位を上昇させる。昇圧電位Vp
pの電位が設定電位以上となると、ディテクタ回路46
2は、リング発振器464を非活性化させてクロック信
号CLKを停止し昇圧回路466のポンプ動作を停止さ
せる。また、特に昇圧電位Vppから電流が多く消費さ
れるロウ系のコマンドが入力された場合に、たとえば制
御信号/RASに同期して活性化される昇圧回路468
を設けてもよい。
【0058】図33は、図32に示したディテクタ回路
462の第1の例を示した回路図である。
【0059】図33を参照して、第1の例であるディテ
クタ回路462aは、昇圧電位Vppが与えられるノー
ドN34とノードN35との間に接続されゲートが電源
電位Vccに結合されたNチャネルMOSトランジスタ
472と、ノードN35と接地ノードとの間に接続され
る抵抗474とを含む。ノードN35からは、活性化信
号である制御信号/OEが出力される。
【0060】たとえば、NチャネルMOSトランジスタ
472にはメモリアレイ部に用いられるしきい値電圧の
大きなトランジスタが用いられる。このディテクタ回路
462aの場合には、昇圧電位VppがVcc+Vth
(memo)と等しくなるように制御信号/OEがコン
トロールされる。なお、しきい値電圧Vth(mem
o)はNチャネルMOSトランジスタ452のしきい値
電圧である。
【0061】図34は、ディテクタ回路462の第2の
例を示した回路図である。図34を参照して、ディテク
タ回路462bは、昇圧電位Vppが与えられるノード
N34とノードN36との間に接続されゲートにノード
N36が接続されるPチャネルMOSトランジスタ47
6と、ノードN36とノードN35との間に接続されゲ
ートが電源電位Vccに結合されるPチャネルMOSト
ランジスタ478と、ノードN35と接地ノードとの間
に接続される抵抗480とを含む。ノードN35からは
制御信号/OEが出力される。
【0062】ディテクタ回路462bの場合には、昇圧
電位VppはVcc+2Vthpとなるように制御信号
/OEが制御される。なお、VthpはPチャネルMO
Sトランジスタ476,478のしきい値電圧である。
【0063】つまり、昇圧電位Vppが設定値よりも下
がった場合には、PチャネルMOSトランジスタ47
6,478は導通し制御信号/OEがHレベルとなる。
また、昇圧電位Vppが設定値以上となった場合には、
PチャネルMOSトランジスタ456,458は非導通
状態となり、ノードN35は抵抗460によってLレベ
ルとなるため制御信号/OEもLレベルなとる。
【0064】
【発明が解決しようとする課題】近年、DRAMが用い
られる機器は低消費電力であることが要求されるため、
DRAMも外部から与えられる電源電位Vccが低下す
る傾向にある。ここで、低電源電圧で動作するDRAM
の場合を考える。
【0065】図35は、電源電位と昇圧電位との間の関
係を示した図である。図35を参照して、グラフG10
は、Vpp=Vccとなるグラフであり、グラフG14
は、Vpp=2Vccとなるグラフである。
【0066】今まで説明してきた従来の昇圧回路の場合
には、理想的な回路であってもVppは電源電位Vcc
の2倍のレベルしか作ることができない。つまり、昇圧
電位Vppのレベルは、電源電位Vccの変化に対して
2倍の傾きを持つということである。メモリセルに電源
電位Vccを書込むためには、ワード線の活性化電位は
メモリセルのしきい値電圧分だけ高い電位(グラフG1
1)だけ高くないといけない。また、さらに動作マージ
ンや制御マージンが要求されるので、実際にメモリセル
のワード線を駆動する電位はグラフG13で示したよう
な電位が必要となる。すなわち、昇圧回路の実力レベル
はグラフG13よりも高い電位を出力できる実力が必要
である。
【0067】しかし、理想的な昇圧回路であっても、そ
の出力電位である昇圧電位Vppは電源電位Vccの2
倍の傾きを持つため、電源電位Vccが低下すると急激
に出力電位は低下してしまう。そして、点Aで必要な電
位(グラフG13)と供給される電位(グラフG14)
が等しくなってしまい、点Aよりも低電圧側ではワード
線の駆動に必要な電位が発生できない。
【0068】したがって、なるべく高い、すなわち電源
電位Vccの2倍の電位を理想的に出力できるような回
路とするために、従来においては、図21、図22で示
したようなトリプルウェル工程を用いたり、ゲート電位
を高くするため図23、図25に示すように回路素子数
を増加させたり、図26、図28で示すようにしきい値
電圧分の低下をなくすためPチャネルMOSトランジス
タを出力部分に使用する構成に変えたりしていたが、そ
れぞれプロセス工程が複雑になったり回路素子数が増え
たり移動度が小さいPチャネルMOSトランジスタのた
めの素子サイズが増大しレイアウト面積が増加したりす
るという弊害があった。
【0069】この発明の目的は、外部から与えられる電
源電圧が低い場合にも、適切な昇圧電位Vppを発生す
ることができ、かつ、回路数、レイアウト面積、消費電
流そしてプロセス工程それぞれの観点において有利な昇
圧回路を提供することである。
【0070】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、昇圧電位を受ける第1のノードの電位を検知す
る電圧検知部と、検知回路の出力に応じて源クロック信
号を発生するクロック信号発生回路と、外部から与えら
れる外部電源電位を源クロック信号に応じて昇圧し、第
1のノードに与える昇圧部とを備え、昇圧部は、第2の
ノードを所定の電位にプリチャージするプリチャージ回
路と、源クロック信号に応じて第2のノードの電位を上
昇させる昇圧回路と、第2のノードと第1のノードとの
間に接続される第1導電型の第1の電界効果トランジス
タと、第1の電界効果トランジスタのゲート電位を源ク
ロック信号に応じて駆動する第1の駆動回路と、第2の
ノードと第1のノードとの間に接続される第2導電型の
第2の電界効果トランジスタと、第2の電界効果トラン
ジスタのゲート電位を源クロック信号に応じて駆動する
第2の駆動回路とを含む。
【0071】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、電圧検知部は、昇
圧電位が第1の電位以下の場合に源クロック信号の活性
化を指示する第1の検知回路と、昇圧電位が第1の電位
より大きい第2の電位を超えた場合に第1の動作モード
から第2の動作モードに動作モード切換を指示する第2
の検知回路とを含み、クロック信号発生回路は、第1の
検知回路の出力に応じて源クロック信号を発生するクロ
ック発振部と、第2の検知回路の出力および源クロック
信号に応じて、第1、第2の駆動回路を活性化するクロ
ック出力部とを含み、クロック出力部は、第1の動作モ
ードでは第1の駆動回路を活性化し、第2の動作モード
では第2の駆動回路を活性化する。
【0072】請求項3に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成において、第1導電型の第1
の電界効果トランジスタは、NチャネルMOSトランジ
スタであり、第2導電型の第2の電界効果トランジスタ
は、PチャネルMOSトランジスタである。
【0073】請求項4に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成において、第1の電界効果ト
ランジスタは、第2の電界効果トランジスタよりも、流
すことが可能な電流値が大きい。
【0074】請求項5に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成に加えて、第1の検知回路
は、第1のノードから第3のノードに向かう向きを順方
向としてダイオード接続された第3の電界効果トランジ
スタと、第3のノードと第4のノードとの間に接続さ
れ、ゲートに外部電源電位を受ける第4の電界効果トラ
ンジスタと、第4のノードと接地ノードとの間に接続さ
れる第1の抵抗とを有する。
【0075】請求項6に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成に加えて、第2の検知回路
は、第1のノードと第5のノードとの間に接続され、ゲ
ートに外部電源電位が降圧された電位を受ける第5の電
界効果トランジスタと、第5のノードと接地ノードとの
間に接続される第2の抵抗とを有する。
【0076】請求項7に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、昇圧回路は、一方
端の電位が源クロック信号に応じて変化し、他方端が第
2のノードに接続されるキャパシタを含む。
【0077】請求項8に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、第2の検知回路
は、電源投入時に、所定の時間を計測し、所定の時間だ
け第1の動作モードにモード固定を行なうタイマ回路
と、昇圧電位が第2の電位を超えたことを検知する電圧
検知部と、タイマ回路と電圧検知部との出力に応じて、
動作モード切換指示を行なう出力部とを含む。
【0078】請求項9に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、行列状に配列さ
れ、データを保持する複数のメモリセルを含むメモリア
レイと、複数のメモリセルの行に対応して設けられる複
数のワード線と、アドレス信号に応じてメモリアレイの
行選択を行なう行選択回路とをさらに備え、行選択回路
は、アドレス信号に対応する行選択を行なう行デコーダ
と、行デコーダが選択したメモリセルの行に対応するワ
ード線を昇圧電位に活性化するワード線駆動回路とを含
む。
【0079】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0080】図1は、本発明の実施の形態の半導体記憶
装置1の構成を示した概略ブロック図である。
【0081】図1を参照して、半導体記憶装置1は、制
御信号Ext./RAS、Ext./CAS、Ext.
/WEをそれぞれ受ける制御信号入力端子2〜6と、ア
ドレス入力端子群8と、データ信号DQ0〜DQnが入
出力される端子群14と、接地電位Vssが与えられる
接地端子12と、外部電源電位Vccが与えられる電源
端子10とを備える。
【0082】半導体記憶装置1は、さらに、クロック発
生回路22と、行および列アドレスバッファ24と、行
選択回路26と、列デコーダ28と、センスアンプ+入
出力制御回路30と、メモリセルアレイ32と、ゲート
回路18と、データ入力バッファ20およびデータ出力
バッファ34とを備える。
【0083】クロック発生回路22は、制御信号入力端
子2、4を介して外部から与えられる外部行アドレスス
トローブ信号Ext./RASと外部列アドレスストロ
ーブ信号Ext./CASとに基づいた所定の動作モー
ドに相当する制御クロックを発生し、半導体記憶装置全
体の動作を制御する。
【0084】行および列アドレスバッファ24は、外部
から与えられるアドレス信号A0〜Ai(iは自然数)
に基づいて生成したアドレス信号を行選択回路26およ
び列デコーダ28に与える。
【0085】行選択回路26と列デコーダ28とによっ
て指定されたメモリセルアレイ32中のメモリセルMC
は、センスアンプ+入出力制御回路30とデータ入力バ
ッファ20またはデータ出力バッファ34とを介して入
出力端子14を通じて外部とデータ信号DQ0〜DQn
をやり取りする。
【0086】半導体記憶装置1は、さらに、電源端子1
0に与えられる外部電源電位Vccを受けて内部で昇圧
し、昇圧電位Vppを出力するVpp発生回路36を備
える。昇圧電位Vppは、行選択回路26に供給され、
メモリセルアレイのワード線WLなどに供給される。
【0087】図2は、図1における行選択回路26の構
成を説明するためのブロック図である。
【0088】図2を参照して、行選択回路26は、Vp
p発生回路36が出力する昇圧電位Vppを動作電源電
位として受けてメインワード線駆動信号/MWLを出力
する行デコーダ&メインワードドライバ42と、サブデ
コード信号/SDを出力するSD信号デコーダ44と、
サブデコード信号/SDを受けてバッファリングするリ
ピータ46と、リピータ46の出力およびメインワード
線駆動信号/MWLに応じてワード線WLを駆動するサ
ブワードドライバ48とを含む。
【0089】図3は、図2における行デコーダ&メイン
ワードドライバ42の概略的な構成を示す回路図であ
る。
【0090】図3を参照して、行デコーダ&メインワー
ドドライバ42は、行アドレス信号RAm,RAnを受
けるNAND回路52と、行アドレス信号RAlに応じ
て導通しNAND回路52の出力をノードN1に伝達す
るNチャネルMOSトランジスタ54と、リセット信号
RESETに応じてノードN1を昇圧電位Vppに結合
させるPチャネルMOSトランジスタ56と、ノードN
1と昇圧電位Vppが与えられるノードとの間に接続さ
れるPチャネルMOSトランジスタ58と、ノードN1
が入力に接続される直列に接続されたインバータ60,
62とを含む。PチャネルMOSトランジスタ56,5
8のバックゲートには、ともに昇圧電位Vppが与えら
れる。インバータ60の出力はPチャネルMOSトラン
ジスタ58のゲートに与えられる。また、インバータ6
2の出力はメインワード線駆動信号/MWLとなる。
【0091】なお、インバータ60,62に使用されて
いる記号は、これらのインバータが昇圧電位Vppを動
作電源電位として受けて動作するものであることを示
す。
【0092】図4は、図2におけるSD信号デコーダ4
4の構成を示した回路図である。図4を参照して、SD
信号デコーダ44は、ノードN2と接地ノードとの間に
直列に接続されるNチャネルMOSトランジスタ68,
66と、リセット信号RESETに応じてノードN2を
昇圧電位Vppに結合させるPチャネルMOSトランジ
スタ70と、ノードN2と昇圧電位Vppが与えられる
ノードとの間に接続されるPチャネルMOSトランジス
タ72と、ノードN2が入力に接続される直列に接続さ
れたインバータ74,76とを含む。PチャネルMOS
トランジスタ70,72のバックゲートには、ともに昇
圧電位Vppが与えられる。インバータ74の出力はP
チャネルMOSトランジスタ72のゲートに与えられ、
インバータ76の出力はサブデコード信号/SD0とな
る。
【0093】なお、インバータ74,76は昇圧電位V
ppが動作電源電位として与えられるインバータであ
る。
【0094】図5は、図2におけるリピータ46の構成
を示した回路図である。図5を参照して、リピータ46
は、サブデコード信号/SD0を受けて反転しサブデコ
ード信号SDを出力するインバータ82と、サブデコー
ド信号SDを受けて反転しサブデコード信号/SDを出
力するインバータ84とを含む。
【0095】なお、インバータ82,84は昇圧電位V
ppを動作電源電位として受けて動作するインバータで
ある。
【0096】図6は、図2におけるサブワードドライバ
48の構成を示した回路図である。図6を参照して、サ
ブワードドライバ48は、メインワード線駆動信号/M
WLに応じてサブデコード信号SDをワード線WLに伝
達するPチャネルMOSトランジスタ92と、メインワ
ード線駆動信号/MWLがHレベルのときに導通してワ
ード線WLを接地ノードに接続するNチャネルMOSト
ランジスタ94と、サブデコード信号/SDがHレベル
のときに導通してワード線WLを接地ノードに接続する
NチャネルMOSトランジスタ96とを含む。Pチャネ
ルMOSトランジスタ92のバックゲートには、昇圧電
位Vppが与えられる。
【0097】図7は、図1におけるメモリセルMCの構
成を説明するための回路図である。図7を参照して、メ
モリセルMCは、ワード線WLにゲートが接続されビッ
ト線BLとストレージノードSNとの間に接続されるN
チャネルMOSトランジスタ102と、ストレージノー
ドSNとストレージノードSNに一方端が接続され他方
端がセルプレート電位Vcpに接続されるキャパシタ1
04とを含む。
【0098】図8は、図1におけるVpp発生回路36
の構成を示したブロック図である。図8を参照して、V
pp発生回路36は、昇圧電位Vppのレベルを検知す
る電圧検知回路111と、電圧検知回路111の出力に
応じて複数のクロック信号を出力するクロック信号発生
回路115と、クロック信号発生回路115の出力に応
じて昇圧電位Vppを発生する昇圧部120とを含む。
【0099】電圧検知回路111は、検知回路112,
114を含む。検知回路112は、昇圧電位Vppに応
じてクロック信号の発生をコントロールする制御信号C
LKEを出力する。また検知回路114は、昇圧電位V
ppに応じて制御信号PNCHGを出力する。
【0100】クロック信号発生回路115は、制御信号
CLKEに応じてクロック信号CLKSを発生するリン
グオシレータ116と、制御信号PNCHGおよびクロ
ック信号CLKSに応じてクロック信号CKA,/CK
A,CKB,/CKB,CKB2を出力するクロック出
力部118とを含む。
【0101】Vpp発生回路36は、さらに、クロック
出力部118の出力するクロック信号CLKSに応じて
昇圧電位Vppを出力する昇圧部120とを含む。な
お、昇圧部120の出力ノードNOUTはVpp発生回
路が動作開始する前に電源電位Vccにダイオード12
2によってプリチャージされる。
【0102】図9は、図8における検知回路112の構
成を示した回路図である。図9を参照して、検知回路1
12は、昇圧電位Vppが与えられるノードとノードN
2との間に接続されゲートがノードN2に接続されるP
チャネルMOSトランジスタ132と、ノードN2とノ
ードN3との間に接続されゲートが電源電位Vccに結
合されるPチャネルMOSトランジスタ134と、ノー
ドN3と接地ノードとの間に接続される抵抗136とを
含む。なお、ノードN3からは制御信号/CLKEが出
力される。検知回路112は、さらに、制御信号/CL
KEを受けて反転し制御信号CLKEを出力するインバ
ータ137を含む。
【0103】図10は、図8における検知回路114の
構成を示した回路図である。図10を参照して、検知回
路114は、昇圧電位Vppが与えられるノードとノー
ドN4との間に接続されるPチャネルMOSトランジス
タ138と、ノードN4と接地ノードとの間に接続され
る抵抗140とを含む。PチャネルMOSトランジスタ
138のゲートにはVcc−ΔVαの電位が与えられ
る。そして、ノードN4からは制御信号PNCHGが出
力される。
【0104】検知回路114は、さらに、Vcc−ΔV
αの電位を発生してPチャネルMOSトランジスタ13
8のゲートに与える電位発生回路139を含む。電位発
生回路139は、電源電位Vccが与えられるノードと
接地ノードとの間に直列に接続される抵抗R1〜R4
と、抵抗R2に並列接続されるフューズ素子F1と、抵
抗R3に並列接続されるフューズ素子F2とを含む。抵
抗R2と抵抗R3の接続ノードからは電位発生回路13
9の出力電位であるVcc−ΔVαが出力される。な
お、電位発生回路139の出力電位は、原則的には抵抗
R1と抵抗R4との抵抗分割により決定される。ただ
し、フューズ素子F1を切断すると出力電位は下がり、
フューズ素子F2を切断すると出力電位は上がる。フュ
ーズを選択的に切断することにより、後に説明するPチ
ャネルMOSトランジスタによる駆動とNチャネルMO
Sトランジスタによる駆動を切換える検出電位Vdet
1の値を調整することが可能となっている。
【0105】図11は、図8におけるリングオシレータ
116の回路例を示した回路図である。
【0106】図11を参照して、リングオシレータ11
6は、制御信号CLKEを一方の入力に受けクロック信
号CLKSを他方の入力に受けるNAND回路142
と、NAND回路142の出力を受ける直列に接続され
たインバータ144〜154を含む。インバータ154
の出力はクロック信号CLKSとなる。なお、NAND
回路142およびインバータ144〜154は合計奇数
段の反転を行なうため、クロック信号CLKEがHレベ
ルになるとリングオシレータ116は自励発振し、クロ
ック信号CLKSを出力する。
【0107】図12は、図8におけるクロック出力部1
18の構成を示した回路図である。図12を参照して、
クロック出力部118は、クロック信号CLKSを受け
る直列に接続されたインバータ162〜168と、クロ
ック信号CLKSおよびインバータ168の出力を受け
てクロック信号/CKAを出力するNOR回路170
と、クロック信号/CKAを受けて反転しクロック信号
CKAを出力するインバータ172とを含む。
【0108】クロック出力部118は、さらに、クロッ
ク信号CLKSおよびインバータ168の出力を受ける
NAND回路174と、NAND回路174の出力およ
び制御信号PNCHGを受けてクロック信号CKB2を
出力するNOR回路176と、NAND回路174の出
力と制御信号PNCHGとを受けてクロック信号CKB
を出力するNAND回路178と、クロック信号CKB
を受けて反転しクロック信号/CKBを出力するインバ
ータ180とを含む。
【0109】図13は、図8における昇圧部120の構
成を示した回路図である。図13を参照して、昇圧部1
20は、クロック信号/CKAが一方端に与えられるキ
ャパシタ182と、電源電位Vccが与えられるノード
とノードN6との間に接続されゲートがキャパシタ18
2の他方端に接続されるNチャネルMOSトランジスタ
184と、電源電位Vccが与えられるノードとN5と
の間にされゲートがキャパシタ182の他方端に接続さ
れるNチャネルMOSトランジスタ186と、一方端に
クロック信号CKB2が与えられ他方端がノードN5に
接続されるキャパシタ188と、一方端にクロック信号
CKAが与えられ他方端がノードN6に接続されるキャ
パシタ189と、一方端にクロック信号/CKBが与え
られ他方端はノードN7に接続されるキャパシタ194
と、一方端にクロック信号CKBが与えられるキャパシ
タ190とを含む。
【0110】昇圧部120は、さらに、キャパシタ19
0の他方端のゲートに接続され電源電位Vccが与えら
れるノードとノードN7との間に接続されるNチャネル
MOSトランジスタ192と、ゲートがノードN7に接
続されノードN8とノードN6との間に接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタ198と、ゲートがノードN
5に接続されノードN8とノードN6との間に接続され
るNチャネルMOSトランジスタ196とを含む。
【0111】NチャネルMOSトランジスタ196のバ
ックゲートはノードN6に接続され、PチャネルMOS
トランジスタのバックゲートはノードN8に接続され
る。また、ノードN8からは昇圧電位Vppが出力され
る。
【0112】この昇圧部120の出力段には、最終段の
ドライバ回路として異なる導電型を持つトランジスタ、
すなわち、PチャネルMOSトランジスタ198および
NチャネルMOSトランジスタ196が並列に接続され
ている。
【0113】NチャネルMOSトランジスタ184によ
って電源電位Vccに充電されたノードN6の電位はキ
ャパシタ189の容量結合によってクロック信号CKA
に応じて昇圧される。すると、ノードN6の電位が電源
電位Vccの2倍の電位に上昇し、最終ドライバトラン
ジスタであるPチャネルMOSトランジスタ198、N
チャネルMOSトランジスタ196を通ってノードN8
に電荷が供給される。
【0114】同様に、NチャネルMOSトランジスタ1
92によって電源電位Vccに充電されたノードN7
は、キャパシタ194の容量結合によってクロック信号
/CKBに応じてさらに電位が上昇する。ノードN7の
電位は電源電位Vccの2倍に上昇し、そのときに、P
チャネルMOSトランジスタ198は非導通状態とな
る。次に、NチャネルMOSトランジスタ192のゲー
ト電位がクロック信号CKBの変化に応じてHレベルと
なると、ノードN7は電源電位Vccに結合されPチャ
ネルMOSトランジスタ198は導通する。
【0115】同様にNチャネルMOSトランジスタ18
6で電源電位Vccに充電されたノードN5は、クロッ
ク信号CKB2の変化に応じてキャパシタ188の容量
結合によってさらに電位が上昇する。ノードN5の電位
は上昇して電源電位Vccの2倍の電位になりそのとき
にNチャネルMOSトランジスタ196は導通状態とな
る。しかし、キャパシタ182によってクロック信号/
CKAに容量結合されるNチャネルMOSトランジスタ
186のゲート電位がHレベルになると、ノードN5の
電位は電源電位Vccとなり、NチャネルMOSトラン
ジスタ196は非導通状態になる。これらの動作によっ
て昇圧部120はクロック信号CKAにより電源電位V
ccの2倍の電位になったノードN6の電位をトランジ
スタ196,198の両方によってノードN8に供給す
る。
【0116】図14は、Vpp発生回路36の動作を説
明するための波形図である。図8、図14を参照して、
時刻t0においては、Vpp発生回路36が動作を開始
し初期電圧である電源電位Vccから電位が上昇し始め
る。このときには、検知回路112が出力する制御信号
CLKEがHレベルであり、検知回路114が出力する
制御信号PNCHGはLレベルである。したがって、時
刻t0〜t1まではリングオシレータ116はクロック
信号CLKを出力し、そしてクロック出力部118は、
クロック信号CKA,/CKAおよびCKB2を活性化
する。一方、クロック信号CKB,/CKBは非活性化
されている。
【0117】時刻t1において、昇圧電位Vppが第1
の検出電位Vdet1を超えると、検知回路114が電
位の変化を検知して制御信号PNCHGをLレベルから
Hレベルに立上げる。応じてクロック出力部118は、
クロック信号CKA,/CKAの活性化は維持したま
ま、クロック信号CKB2を非活性化させクロック信号
CKB,/CKBを活性化させる。すると、図13のN
チャネルMOSトランジスタ196のゲート電位は固定
され、PチャネルMOSトランジスタ198が導通状態
となってノードN6の電位をノードN8に伝達する。こ
のようにして、電位が低い間は移動度が大きいNチャネ
ルMOSトランジスタ196を使用してノードN6の電
位をノードN8に伝達し、電位が一定値を超えた場合は
Vpp発生回路の自身の消費電力を抑えるため移動度が
小さいPチャネルMOSトランジスタ198のゲート電
位のみを駆動するように切換える。
【0118】時刻t2において、昇圧電位Vppの電位
が目的の電位Vdet2に到達すると、検知回路112
が電位の変化を検知して制御信号CLKEはHレベルか
らLレベルに立下がる。すると、Vpp発生回路36は
動作を停止して消費電流の低減が図られる。
【0119】時刻t3において、単発的にメモリのアク
セスが行なわれると、一時的に昇圧電位Vppの電位は
低下する。たとえば、シンクロナスDRAMでは、ロウ
系の活性化はアクティブコマンドACTが入力されると
きに行なわれる。検出電位Vdet1よりも低下しない
場合には、検知回路112のみが制御信号を変化させ、
応じてPチャネルMOSトランジスタ198が駆動され
昇圧電位Vppを目的の電位にまで復帰させる。
【0120】時刻t4において昇圧電位が復帰すると、
再び検知回路112によって制御信号CLKEが非活性
化されVpp発生回路36は動作を停止する。
【0121】時刻t5〜t6において連続的にメモリへ
のアクセスが起こると、昇圧電位Vppは検出電位Vd
et1よりも低下する。すると、検知回路112に加え
て検知回路114も制御信号を変化させる。時刻t6〜
t7の間は移動度が大きなNチャネルMOSトランジス
タ側のドライバトランジスタの動作によって急速に電位
が回復する。そして、昇圧電位が検出電位Vdet1よ
りも上昇すると、時刻t7〜t8においては移動度が小
さなPチャネルMOSトランジスタによる駆動に切換わ
る。
【0122】なお、駆動力の大きさは、MOSトランジ
スタのサイズ、すなわちゲート長とチャネル長の比でも
調節できる。したがって、サイズの異なる2つのトラン
ジスタを並列に設け、サイズの大きなトランジスタで外
部電源電位Vccから検出電位Vdet1まで昇圧電位
Vppを昇圧し、サイズの小さなトランジスタで検出電
位Vdet2とVdet1の間に昇圧電位Vppが維持
されるような構成にしてもよい。
【0123】図15は、Vpp発生回路の変形例を示し
たブロック図である。図15を参照して、Vpp発生回
路200は、図8に示したVpp発生回路36の構成に
おいて、電圧検知回路111に代えて電圧検知回路20
1を含む。
【0124】電圧検知回路201は、電圧検知回路11
1の構成に加えて、電源投入時にリセットを指示するパ
ワーオンリセット信号PORを受けて一定の時間を計測
するタイマ回路202と、検知回路114およびタイマ
回路202の出力を受けて切換信号PNCHGを出力す
るAND回路204とをさらに含む。
【0125】電源投入直後は、消費電力も安定しないの
で昇圧電位Vppは安定しない場合が多い。このような
構成とすれば、電源投入直後は大きな電位変化を調整す
るために、NチャネルMOSトランジスタのドライバト
ランジスタにより昇圧電位Vppが発生され、一定時間
経過して昇圧電位Vppが安定した頃に、NチャネルM
OSトランジスタとPチャネルMOSトランジスタとを
使用して図14にて先に説明したような昇圧動作が行な
われる。
【0126】以上説明したように、昇圧電位Vppが大
幅に低下し、大きな駆動力が必要なときには、キャリア
の移動度がPチャネルMOSトランジスタの2倍あるN
チャネルMOSトランジスタによるドライバトランジス
タ主体で電荷を供給し、昇圧電位Vppの低下が小さい
場合には、駆動力の小さいPチャネルMOSトランジス
タで高い電位を維持することが可能になる。また、Pチ
ャネルMOSトランジスタによるドライバも併用してい
るためNチャネルMOSトランジスタの場合に問題にな
るドライバのしきい値電圧分の電圧降下の問題もなく高
い昇圧電位を供給することができる。高い昇圧電位Vp
pの供給をNチャネルMOSトランジスタのドライバが
する必要がないので、ゲートのダブルブーストやトリプ
ルウェル構造を用いてのダイオード接続などをする必要
がなく、回路構成やプロセス工程の簡略化およびレイア
ウト面積の削減を図ることができる。さらに、すべてを
PチャネルMOSトランジスタによるドライブトランジ
スタとしていないので、同じ供給能力を満たすにもドラ
イバ部分のレイアウト面積を削減することができる。
【0127】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0128】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体装置は、Pチャ
ネルMOSトランジスタによるドライバも併用している
ため、NチャネルMOSトランジスタの場合に問題にな
るドライバのしきい値電圧分の電圧降下の問題もなく高
い昇圧電位を供給することができる。
【0129】請求項2、3に記載の半導体装置は、請求
項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、昇圧電
位Vppが大幅に低下し、大きな駆動力が必要なときに
は、キャリアの移動度がPチャネルMOSトランジスタ
の2倍あるNチャネルMOSトランジスタによるドライ
バトランジスタ主体で電荷を供給し、昇圧電位Vppの
低下が小さい場合には、PチャネルMOSトランジスタ
で高い電位を保持することが可能になる。
【0130】請求項4に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、昇圧電位V
ppが大幅に低下し、大きな駆動力が必要なときには、
大きな電流を流すことができるMOSトランジスタを使
用して電荷を供給し、昇圧電位Vppの低下が小さい場
合には、小さな電流を流すMOSトランジスタで高い電
位を保持するので、昇圧回路の消費電流の最適化を図る
ことが可能になる。
【0131】請求項5、6に記載の半導体装置は、請求
項2に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、昇圧電
位Vppの低下を検出することができる。
【0132】請求項7に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、昇圧電位と
して出力するため高電位を発生することができる。
【0133】請求項8に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、昇圧電位に
おける電流消費が不安定になりがちな電源投入時におけ
る昇圧電位を安定化させることができる。
【0134】請求項9に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、半導体記憶
装置のワード線を駆動する電位を高くできるので、書込
読出に有利で、かつ、非アクセス時の消費電力を抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の半導体記憶装置1の構
成を示した概略ブロック図である。
【図2】 図1における行選択回路26の構成を説明す
るためのブロック図である。
【図3】 図2における行デコーダ&メインワードドラ
イバ42の概略的な構成を示す回路図である。
【図4】 図2におけるSD信号デコーダ44の構成を
示した回路図である。
【図5】 図2におけるリピータ46の構成を示した回
路図である。
【図6】 図2におけるサブワードドライバ48の構成
を示した回路図である。
【図7】 図1におけるメモリセルMCの構成を説明す
るための回路図である。
【図8】 図1におけるVpp発生回路36の構成を示
したブロック図である。
【図9】 図8における検知回路112の構成を示した
回路図である。
【図10】 図8における検知回路114の構成を示し
た回路図である。
【図11】 図8におけるリングオシレータ116の回
路例を示した回路図である。
【図12】 図8におけるクロック出力部118の構成
を示した回路図である。
【図13】 図8における昇圧部120の構成を示した
回路図である。
【図14】 Vpp発生回路36の動作を説明するため
の波形図である。
【図15】 Vpp発生回路の変形例を示したブロック
図である。
【図16】 DRAMのメモリセルの構成を示した図で
ある。
【図17】 Hデータがメモリセルに書込まれる場合の
NチャネルMOSトランジスタ302に与えられる電位
を説明するための図である。
【図18】 基板バイアス電圧Vbsとしきい値電圧V
thの関係を示した図である。
【図19】 メモリセルに書込む電圧とそれに必要なワ
ード線の活性化電位の関係を示した図である。
【図20】 従来の昇圧電位Vppを発生する昇圧回路
の基本原理を示した図である。
【図21】 昇圧回路の実際の構成を示した回路図であ
る。
【図22】 昇圧回路330の構成を示した回路図であ
る。
【図23】 NチャネルMOSトランジスタ334の断
面構造を示した図である。
【図24】 さらに高い昇圧電位を出力することができ
る従来の昇圧回路360の構成を示した回路図である。
【図25】 図24におけるレベル変換部364の構成
を示した回路図である。
【図26】 図24と同様な工夫が施された他の昇圧回
路380の構成を示した回路図である。
【図27】 昇圧回路380の動作を説明するための波
形図である。
【図28】 出力部のトランジスタとしてPチャネルM
OSトランジスタを用いた昇圧回路400の構成を示し
た回路図である。
【図29】 レベル変換回路402の構成を示した回路
図である。
【図30】 出力部分にPチャネルMOSトランジスタ
を用いる他の例である昇圧回路430の構成を示した回
路図である。
【図31】 昇圧回路に接続される負荷回路の説明をす
るための概略図である。
【図32】 従来において採用されている昇圧電位Vp
pを発生させる構成を示したブロック図である。
【図33】 図32に示したディテクタ回路462の第
1の例を示した回路図である。
【図34】 ディテクタ回路462の第2の例を示した
回路図である。
【図35】 電源電位と昇圧電位との間の関係を示した
図である。
【符号の説明】
1 半導体記憶装置、2 制御信号入力端子、8 アド
レス入力端子群、10電源端子、12 接地端子、14
入出力端子、18 ゲート回路、20 データ入力バ
ッファ、22 クロック発生回路、24 列アドレスバ
ッファ、26行選択回路、28 列デコーダ、30 入
出力制御回路、32 メモリセルアレイ、34 データ
出力バッファ、36 Vpp発生回路、42 メインワ
ードドライバ、44 SD信号デコーダ、46 リピー
タ、48 サブワードドライバ、52 NAND回路、
54,66,68,94,96,102,184〜19
2,196 NチャネルMOSトランジスタ、56,5
8,70,72,92,132,134,138,19
8 PチャネルMOSトランジスタ、60,62,74
〜84,137 インバータ、104,182,194
キャパシタ、111 電圧検知回路、112,114
検知回路、115 クロック信号発生回路、116
リングオシレータ、118 クロック出力部、120
昇圧部、122 ダイオード、136,140 抵抗、
200 発生回路、201 電圧検知回路、202 タ
イマ回路、204 AND回路、BL ビット線、MC
メモリセル、SN ストレージノード、WL ワード
線。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇圧電位を受ける第1のノードの電位を
    検知する電圧検知部と、 前記検知回路の出力に応じて源クロック信号を発生する
    クロック信号発生回路と、 外部から与えられる外部電源電位を前記源クロック信号
    に応じて昇圧し、前記第1のノードに与える昇圧部とを
    備え、 前記昇圧部は、 第2のノードを所定の電位にプリチャージするプリチャ
    ージ回路と、 前記源クロック信号に応じて前記第2のノードの電位を
    上昇させる昇圧回路と、 前記第2のノードと前記第1のノードとの間に接続され
    る第1導電型の第1の電界効果トランジスタと、 前記第1の電界効果トランジスタのゲート電位を前記源
    クロック信号に応じて駆動する第1の駆動回路と、 前記第2のノードと前記第1のノードとの間に接続され
    る第2導電型の第2の電界効果トランジスタと、 前記第2の電界効果トランジスタのゲート電位を前記源
    クロック信号に応じて駆動する第2の駆動回路とを含
    む、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧検知部は、 前記昇圧電位が第1の電位以下の場合に前記源クロック
    信号の活性化を指示する第1の検知回路と、 前記昇圧電位が前記第1の電位より大きい第2の電位を
    超えた場合に第1の動作モードから第2の動作モードに
    動作モード切換を指示する第2の検知回路とを含み、 前記クロック信号発生回路は、 前記第1の検知回路の出力に応じて前記源クロック信号
    を発生するクロック発振部と、 前記第2の検知回路の出力および前記源クロック信号に
    応じて、前記第1、第2の駆動回路を活性化するクロッ
    ク出力部とを含み、 前記クロック出力部は、前記第1の動作モードでは前記
    第1の駆動回路を活性化し、前記第2の動作モードでは
    前記第2の駆動回路を活性化する、請求項1に記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1導電型の前記第1の電界効果ト
    ランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであり、 前記第2導電型の前記第2の電界効果トランジスタは、
    PチャネルMOSトランジスタである、請求項2に記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電界効果トランジスタは、前
    記第2の電界効果トランジスタよりも、流すことが可能
    な電流値が大きい、請求項2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の検知回路は、 前記第1のノードから第3のノードに向かう向きを順方
    向としてダイオード接続された第3の電界効果トランジ
    スタと、 前記第3のノードと第4のノードとの間に接続され、ゲ
    ートに前記外部電源電位を受ける第4の電界効果トラン
    ジスタと、前記第4のノードと接地ノードとの間に接続
    される第1の抵抗とを有する、請 求項2に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の検知回路は、 前記第1のノードと第5のノードとの間に接続され、ゲ
    ートに前記外部電源電位が降圧された電位を受ける第5
    の電界効果トランジスタと、 前記第5のノードと接地ノードとの間に接続される第2
    の抵抗とを有する、請求項2に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記昇圧回路は、 一方端の電位が前記源クロック信号に応じて変化し、他
    方端が前記第2のノードに接続されるキャパシタを含
    む、請求項1に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の検知回路は、 電源投入時に、所定の時間を計測し、前記所定の時間だ
    け第1の動作モードにモード固定を行なうタイマ回路
    と、 前記昇圧電位が前記第2の電位を超えたことを検知する
    電圧検知部と、 前記タイマ回路と前記電圧検知部との出力に応じて、前
    記動作モード切換指示を行なう出力部とを含む、請求項
    1に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 行列状に配列され、データを保持する複
    数のメモリセルを含むメモリアレイと、 前記複数のメモリセルの行に対応して設けられる複数の
    ワード線と、 アドレス信号に応じて前記メモリアレイの行選択を行な
    う行選択回路とをさらに備え、 前記行選択回路は、 前記アドレス信号に対応する行選択を行なう行デコーダ
    と、 前記行デコーダが選択したメモリセルの行に対応する前
    記ワード線を前記昇圧電位に活性化するワード線駆動回
    路とを含む、請求項1に記載の半導体装置。
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