JP2002015539A - リールロック機構 - Google Patents
リールロック機構Info
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- JP2002015539A JP2002015539A JP2000194998A JP2000194998A JP2002015539A JP 2002015539 A JP2002015539 A JP 2002015539A JP 2000194998 A JP2000194998 A JP 2000194998A JP 2000194998 A JP2000194998 A JP 2000194998A JP 2002015539 A JP2002015539 A JP 2002015539A
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Abstract
揮させる。 【解決手段】 作用面19dを有しカセットシェル2に
移動自在に支持されたリールロック本体16と、カセッ
トシェルに設けられた支持軸12、12にテープリール
4、4に離接する方向へ回動自在に支持されると共にバ
ネ押さえ部24、24とテープリールをロックするロッ
ク部22、22とリールロック本体の作用面に接する作
用部23、23とを有するリールロック部材17、17
と、上記支持軸に支持される被支持部25、25とリー
ルロック部材のロック部に弾接する弾接部28、28と
リールロック部材のバネ押さえ部によって押さえられる
被押さえ部27、27とを有すると共にリールロック部
材をテープリールをロックする方向へ付勢する付勢バネ
18とを設けた。
Description
関する。詳しくは、カセットシェルの内部にテープ状記
録媒体を巻装したテープリールが回転自在に支持された
テープカセットの当該テープリールをロックするリール
ロック機構についての技術分野に関する。
媒体、例えば、磁気テープを巻装したテープリールをカ
セットシェル内において回転自在に支持して成る。
ールの回転を規制するリールロック機構が設けられてい
るものがあり、該リールロック機構のテープリールに対
するロックによって、テープカセットに振動等が加わっ
たときに磁気テープが容易に弛むようなことがないよう
にしている。
機構の一例を示す。
を巻装した一対のテープリールa、aをカセットシェル
内において回転自在に支持して成る。テープリールa、
aは、それぞれ磁気テープが巻回される軸部b、bを挟
んで互いに反対側にそれぞれフランジ部が設けられて成
り、下側フランジ部c、cの外周縁にギヤ状を為す係合
歯d、d、・・・が形成されている(図14及び図15
参照)。
面壁fから互いに対向して位置する規制リブg、gが前
方へ向けて突設され、該規制リブg、gの前端部が前端
に近づくに従って離間するように傾斜された導入部h、
hとして形成されている(図14及び図15参照)。ま
た、下シェルeの規制リブg、g間には、前後方向に延
び平行なガイドレールi、iが設けられている。
kとリールロック部材l、lとロック用バネmとスライ
ド用バネnとを備えている(図13参照)。
間して支持軸o、oが上方へ向けて突設され、また、リ
ールロック本体kには支持軸o、o間に配置凹部pが形
成されている。
部に円環状を為す被支持部q、qを有し、他端部に先細
り状の係止部r、rを有している。そして、リールロッ
ク部材l、lには、被支持部q、qと係止部r、rとの
間の位置に、バネ掛け片s、sが設けられている。
るコイル状の挿入部t、tと該挿入部t、t間を連結す
る連結部uと挿入部t、tから突出されそれぞれ連結部
uの外側に位置する係合部v、vとが一体に形成されて
成る。
る。
kの支持軸o、oにそれぞれリールロック部材l、lの
被支持部q、qが回動自在に支持され、ロック用バネm
の挿入部t、tがそれぞれ支持軸o、oに被支持部q、
qの上側から支持され、ロック用バネmの係合部v、v
がそれぞれリールロック部材l、lのバネ掛け片s、s
に係合され、スライド用バネnの一部がリールロック本
体kの配置凹部pに配置されることによって構成され
る。そして、リールロック本体kは、スライド用バネn
がリールロック本体kと下シェルeの後面壁fとの間で
縮設されることにより前方へ付勢され、また、リールロ
ック部材l、lはロック用バネmによって係止部r、r
が互いに離間する方向へ付勢される。
られたガイドレールi、iに案内されて前後方向へ移動
可能とされる。
装置に装着されていない状態においては、リールロック
機構jのリールロック本体kはスライド用バネnの付勢
力によって前方側へ移動される。従って、リールロック
本体kに支持されたリールロック部材l、lは、リール
ロック本体kとともにスライド用バネnによって前方へ
付勢される。このときロック用バネmの付勢力によって
リールロック部材l、lの係止部r、rが互いに離間す
る方向へ付勢されることにより該係止部r、rがテープ
リールa、aの係合歯d、dに係止され、これによりテ
ープリールa、aが回転不能な状態にロックされる(図
14参照)。
ー等の装置に装着されると、該装置に設けられた挿入ピ
ンが下シェルeに形成された図示しない挿入孔から挿入
され、挿入ピンの挿入によってリールロック機構jのリ
ールロック本体kがスライド用バネnの付勢力に抗して
後方側へ移動される。このときリールロック部材l、l
の一部が下シェルeに設けられた規制リブg、gの導入
部h、hに接することにより、リールロック本体kが後
方へ移動されるに従ってロック用バネmの付勢力に抗し
てリールロック部材l、lは係止部r、rが互いに近づ
く方向へ回動され、これによりテープリールa、aのロ
ック状態が解除されてテープリールa、aが回転可能と
される(図15参照)。
ールロック機構jにあっては、スライド用バネnを用い
てリールロック本体k及び該リールロック本体kに支持
されたリールロック部材l、lを前方へ付勢しているた
め、外乱によるスライド方向への振動や落下によるスラ
イド方向への力が付与されたときに、リールロック本体
k及びリールロック部材l、lが前後方向へ移動してし
まい、リールロック機構jによるテープリールa、aに
対するロックが外れ磁気テープが弛んでしまうという不
都合を生じることがある。
る傾向にあり、その分リールロック機構jの配置スペー
スも小さく、リールロック機構jの各構成部品について
お互いに干渉しないように設計すると、リールロック部
材l、lが回動されたときにロック用バネmの係合部
v、vがリールロック部材l、lのバネ掛け片s、sか
ら外れ、ロック用バネmからリールロック部材l、lに
対して付勢力が付与されなくなってしまうおそれがあ
る。
ルロック機構の機能を適正かつ確実に発揮させることを
課題とする。
は、上記した課題を解決するために、作用面を有しカセ
ットシェルに移動自在に支持されたリールロック本体
と、カセットシェルに設けられた支持軸にテープリール
に離接する方向へ回動自在に支持されると共にバネ押さ
え部とテープリールをロックするロック部とリールロッ
ク本体の作用面に接する作用部とを有するリールロック
部材と、上記支持軸に支持される被支持部とリールロッ
ク部材のロック部に弾接する弾接部とリールロック部材
のバネ押さえ部によって押さえられる被押さえ部とを有
すると共にリールロック部材をテープリールをロックす
る方向へ付勢する付勢バネとを設け、リールロック部材
のバネ押さえ部によって付勢バネの支持軸からの抜けを
規制し、リールロック本体の一方の方向への移動によっ
てリールロック部材の作用部がリールロック本体の作用
面に押圧され付勢バネのバネ力に抗してリールロック部
材が一方の方向へ回動されて該リールロック部材による
テープリールに対するロックを解除させ、付勢バネの付
勢力によってリールロック部材が上記一方の方向と反対
方向へ回動されてテープリールがロック部に係合されて
ロックされるようにしたものである。
は、リールロック本体をスライドさせるための専用のス
ライド用バネを必要としないと共に付勢バネの一部が常
時リールロック部材に弾接される。
の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
ットシェル2内にテープ状記録媒体としての磁気テープ
3を巻装した一対のテープリール4、4が左右に離間し
て回転可能に収納されて成る(図1及び図3参照)。磁
気テープ3は、カセットシェル2内において回転自在に
支持されたガイドローラー2a、2aを介して一方のテ
ープリール4から他方のテープリール4に至っている
(図1参照)。
トシェル2の前面に沿って位置する磁気テープ3の前面
側を覆うフロントリッド5が回動自在に支持されている
(図1乃至図3参照)。
7とが上下で結合されて成る(図1乃至図3参照)。上
シェル6は主面となる天板部8と該天板部8の外周縁か
ら垂設された外壁部9とを有し、下シェル7は主面とな
る底板部10と該底板部10の外周縁から立設された外
壁部11とを有し、外壁部9と外壁部11とが突き合わ
されて上シェル6と下シェル7とが結合されカセットシ
ェル2が構成される。
プ3が巻回される軸部の軸方向における両端部に一対の
フランジ部が設けられて成り、下フランジ部4a、4a
の外周縁には、それぞれギヤ状の係合歯4b、4b、・
・・が形成されている(図11参照)。
4、4の外周に沿って円弧リブ11a、11aが設けら
れている(図11参照)。そして、下シェル7の底板部
10には、円弧リブ11a、11a間の位置に支持軸1
2、12が左右に離間して一体に設けられている(図4
参照)。また、下シェル7には、支持軸12、12の内
側に平行を為し前後方向に延びるガイドレール13、1
3が左右に離間して一体に設けられている(図4参
照)。さらに、下シェル7には、ガイドレール13、1
3の前方の位置に、ストッパー14が突設されている
(図4参照)。
ル13、13間に挿入孔10aが形成されている(図3
及び図4参照)。挿入孔10aには、テープカセット1
が図示しない装置、例えば、テーププレーヤーに装着さ
れたときに、当該装置に設けられた挿入ピンが挿入され
るようになっている。
13、13の中央部に対応する位置に、前後方向に延び
るガイド突条8aが一体に設けられている(図6参
照)。
体16とリールロック部材17、17と付勢バネ18と
から成る(図5、図7乃至図12参照)。
部20とが一体に形成されて成る(図5及び図6参
照)。
を為し、上面に左右に離間して突部19a、19aが突
設されており、該突部19a、19a間が被支持溝19
bとして形成されている。そして、本体部19の上半部
には、その後端部からそれぞれ左右に張り出された鍔部
19c、19cが設けられている。また、本体部19の
上半部は、その後面が平面を為す作用面19dとして形
成されている。
へ突出されており、左右に離間し対向して位置する側壁
部20a、20aと該側壁部20a、20aを連結する
傾斜壁部20bとを有している。そして、傾斜壁部20
bは、その前端が本体部19の作用面19dの下端に連
続し後方へ行くに従って下方へ変位するように傾斜され
ている。
とロック部22と作用部23とバネ押さえ部24が一体
に形成されて成る。
る。
方向と直交する方向へ突出され、被支持軸部21に連続
する基部22aと該基部22aの先端に連続し稍外側に
変位するように傾斜された係止部22bとから成る。
向と直交する方向へ突出され、被支持軸部21に連続す
る連続部23aと該連続部23aの先端に連続し稍外側
に変位するように傾斜された接触部23bとから成る。
そして、連続部23aは、ロック部22の基部22aと
対向するように位置され、先端へ近づくに従って基部2
2aから僅かずつ離間するように被支持軸部21から突
出されている。また、接触部23bの下端部の内面には
略円弧面にされた接面部23cが形成されている。
2aの上面から突設され、作用部23に近づく方向へ突
出されている。
結部26と被押さえ部27、27と弾接部28、28と
が針金状の金属材料によって一体に形成されて成る(図
7、図9及び図10参照)。
けられ、それぞれ複数のリング状の部分が積層され螺旋
状に形成されて成る。
端間を連結し、左右方向に長く形成されている。
れぞれ被支持部25、25の下端部に連続され、被支持
部25、25から略前方側へ突出されている。
れ被押さえ部27、27の先端から下方へ突出されてい
る。
25、25と連結部26と被押さえ部27、27と弾接
部28、28とが一体に形成されているため、リールロ
ック機構15の部品点数が削減されリールロック機構1
5の製造コストの低減を図ることができる。
体16の下端部が下シェル7に設けられたガイドレール
13、13間に挿入されるようにして該ガイドレール1
3、13に摺動自在に支持され、ガイドレール13、1
3に案内されて前後方向へ移動可能とされる(図6、図
11及び図12参照)。尚、上シェル6と下シェル7と
が結合された状態においては、上シェル6に設けられた
上記ガイド突条8aがリールロック本体16の被支持溝
19bに挿入され、これによりリールロック本体16は
ガイドレール13、13の他にガイド突条8aによって
も案内されて前後方向へ移動される(図6参照)。
被支持軸部21、21が下シェル7に設けられた支持軸
12、12に支持され、これにより支持軸12、12を
支点として回動可能とされる。リールロック部材17、
17が支持軸12、12に回動自在に支持された状態に
おいては、被支持軸部21、21の上面から支持軸1
2、12の上端部が上方へ突出される(図7参照)。そ
して、作用部23、23は、リールロック本体16の本
体部19の作用面19dの後方側に位置される。また、
このときロック部22、22はそれぞれリールロック本
体16の外側に位置され、作用部23、23はロック部
22、22間に位置される(図11及び図12参照)。
持軸12、12の上端部に外嵌状に支持される(図7参
照)。そして、付勢バネ18は、被押さえ部27、27
の先端部がそれぞれリールロック部材17、17のバネ
押さえ部24、24の直ぐ下側に位置されると共に弾接
部28、28がそれぞれリールロック部材17、17の
基部22a、22aの内面に弾接される(図7参照)。
27、27の先端部がそれぞれバネ押さえ部24、24
の直ぐ下側に位置されることにより、該バネ押さえ部2
4、24によって被押さえ部27、27の上方への移動
が規制され、付勢バネ18の支持軸12、12からの脱
落が防止される。また、付勢バネ18の弾接部28、2
8がそれぞれ基部22a、22aの内面に弾接されるこ
とにより、付勢バネ18の先端部がバネ押さえ部24、
24に係合されているだけの場合に比し、付勢バネ18
のリールロック部材17、17に対する接触面積が大き
くなるため、リールロック部材17、17に付勢バネ1
8の付勢力が確実に伝達されると共にリールロック部材
17、17の回動動作の安定を図ることができる。
線状に形成されているが、例えば、L字状、コ字状、枠
状等の適宜の形状に形成することができる。
ーヤー等の装置に装着されていない状態を示している。
い状態においては、リールロック部材17、17は付勢
バネ18の付勢力によって係止部22b、22bが互い
に離間する方向へ回動されている。従って、ロック部2
2、22の係止部22b、22bが、それぞれテープリ
ール4、4の係合歯4b、4bに係合され、テープリー
ル4、4の回転が規制されリールロック部材17、17
によってロックされている。
2b、22bからテープリール4、4に付与される力の
方向は、該テープリール4、4の回転中心へ向かう方向
(図11に示すP、P方向)になるように設定されてい
る。従って、テープリール4、4にリールロック部材1
7、17から付与される力が、磁気テープ3を緊張させ
る方向へ付与されないため、磁気テープ3がカセットシ
ェル2内に設けられたガイドローラー2a、2aに無理
に押し付けられるようなことがなく、磁気テープ3に、
ガイドローラー2a、2aに押し付けられたときに発生
する所謂ガイド痕が付かず、磁気テープ3のガイド痕に
よる電気特性の劣化を防止することができる。
b、22bがテープリール4、4の係合歯4b、4bに
係止されている状態においては、作用部23、23が略
前方側へ移動されており、該作用部23、23の接触部
23b、23bによってリールロック本体16の本体部
19の作用面19dが前方へ押圧され、リールロック本
体16は前方側に移動されている。
ーヤー等の装置に装着された状態を示している。
上記したように、装置に設けられた挿入ピンが下シェル
7に形成された挿入孔10aからカセットシェル2の内
部に挿入され、リールロック本体16の傾斜壁部20b
を上方へ向けて押圧するため、リールロック本体16が
後方側へ移動される。リールロック本体16が後方側へ
移動されていくと、本体部19の作用面19dがリール
ロック部材17、17の作用部23、23の接面部23
c、23cを後方側へ押圧する。そして、接面部23
c、23cが後方側へ押圧されることにより、リールロ
ック部材17、17は付勢バネ18の付勢力に抗して係
止部22b、22bが互いに近づく方向へ回動され、係
止部22b、22bがそれぞれテープリール4、4の係
合歯4b、4bから離間され、テープリール4、4の回
転が可能となりリールロック部材17、17によるロッ
クが解除される(図12参照)。
ときには、接面部23b、23bがリールロック本体1
6の作用面19dと摺接されるが、上記したように、作
用面19dが平面に形成されると共に接面部23b、2
3bが略円弧面に形成されているため両者の摺動性が良
好であり、リールロック本体16の移動及びリールロッ
ク部材17、17の回動動作を円滑に行うことができる
と共に作用面19d及び接面部23b、23bの傷付き
を防止することができる。
れると、下シェル7に形成された挿入孔10aから挿入
ピンが引き抜かれ、リールロック部材17、17は付勢
バネ18の付勢力によって係止部22b、22bが互い
に離間する方向へ回動される(図11参照)。従って、
リールロック部材17、17のロック部22、22の係
止部22b、22bが、それぞれテープリール4、4の
係合歯4b、4bに係合され、テープリール4、4の回
転が規制されリールロック部材17、17によってロッ
クされる。
ことにより、その作用部23、23が略前方へ移動さ
れ、該作用部23、23の接面部23c、23cによっ
てリールロック本体16の本体部19の作用面19dが
前方へ押圧され、リールロック本体16は前方側に移動
される(図11参照)。
接面部23c、23cが互いに離間する方向へ作用面1
9d上を摺動される。リールロック本体16には、側方
へ張り出された鍔部19c、19cが設けられており作
用面19dの面積が大きくされているため、接面部23
c、23cが互いに離間する方向へ移動されても、該接
面部23c、23cがリールロック本体16から外れて
しまうようなことがなく、リールロック部材17、17
の適正な回動動作を維持することができる。尚、この鍔
部19c、19cはリールロック本体16の一部として
一体に形成されているため、鍔部19c、19cを設け
ることによって製造コストの高騰を来たすことがない。
5にあっては、カセットシェル2に設けられた支持軸1
2、12に回動自在に支持されテープリール4、4をロ
ックするリールロック部材17、17と該リールロック
部材17、17に付勢力を付与する付勢バネ18とを備
えているため、テープカセット1に、リールロック本体
16のスライド方向への振動や落下によるスライド方向
への力が付与された場合でも、リールロック部材17、
17によるテープリール4、4に対するロックが解除さ
れることがなく、必要な場合に、常に、適正なロック状
態を保持することができる。
弾接部28、28がリールロック部材17、17のロッ
ク部22、22に弾接すると共に弾接部28、28とは
別個の部分として設けられている被押さえ部27、27
がリールロック部材17、17のバネ押さえ部24、2
4に押さえられているため、特に、テープカセット1が
小型化されリールロック機構15の各部の配置スペース
が小さくなっても、リールロック部材17、17が回動
されたときに被押さえ部27、27のバネ押さえ部2
4、24による押さえが解除されて被支持部25、25
が支持軸12、12から抜けてしまう可能性が極めて小
さいと共に付勢バネ18によるリールロック部材17、
17に対する付勢力の付与が弾接部28、28を介して
常時確実に行われる。
は、リールロック本体16を前方へ付勢するためのスラ
イド用バネを必要としないため、その分、部品点数の削
減を図ることができ製造コストの低減を図ることができ
る。
形状及び構造は、何れも本発明の実施を行うに際しての
具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
に、本発明リールロック機構は、カセットシェルの内部
にテープ状記録媒体を巻装したテープリールが回転自在
に支持されたテープカセットの当該テープリールをロッ
クするリールロック機構であって、作用面を有しカセッ
トシェルに移動自在に支持されたリールロック本体と、
カセットシェルに設けられた支持軸にテープリールに離
接する方向へ回動自在に支持されると共にバネ押さえ部
とテープリールをロックするロック部とリールロック本
体の作用面に接する作用部とを有するリールロック部材
と、上記支持軸に支持される被支持部とリールロック部
材のロック部に弾接する弾接部とリールロック部材のバ
ネ押さえ部によって押さえられる被押さえ部とを有する
と共にリールロック部材をテープリールをロックする方
向へ付勢する付勢バネとを備え、リールロック部材のバ
ネ押さえ部によって付勢バネの支持軸からの抜けが規制
され、リールロック本体の一方の方向への移動によって
リールロック部材の作用部がリールロック本体の作用面
に押圧され付勢バネのバネ力に抗してリールロック部材
が一方の方向へ回動されて該リールロック部材によるテ
ープリールに対するロックが解除され、付勢バネの付勢
力によってリールロック部材が上記一方の方向と反対方
向へ回動されてテープリールがロック部に係合されてロ
ックされるようにしたことを特徴とする。
本体のスライド方向への振動や落下によるスライド方向
への力が付与された場合でも、リールロック部材による
テープリールに対するロックが解除されることがなく、
必要な場合に、常に、適正なロック状態を保持すること
ができる。
リールロック機構の各部の配置スペースが小さくなって
も、リールロック部材が回動されたときに被押さえ部の
バネ押さえ部による押さえが解除されて被支持部が支持
軸から抜けてしまう可能性が極めて小さいと共に付勢バ
ネによるリールロック部材に対する付勢力の付与が弾接
部を介して常時確実に行われる。
のスライド用バネを必要としないため、その分、部品点
数の削減を図ることができ製造コストの低減を図ること
ができる。
ルロック部材のロック部がテープリールと係合し該テー
プリールがロックされた状態において、ロック部からテ
ープリールに付与される力の方向をテープリールの回転
中心へ向かう方向としたので、テープリールにリールロ
ック部材から付与される力が、テープ状記録媒体を緊張
させる方向へ付与されないため、テープ状記録媒体がカ
セットシェル内に設けられたガイドローラーに無理に押
し付けられるようなことがなく、テープ状記録媒体に、
ガイドローラーに押し付けられたときに発生する所謂ガ
イド痕が付かず、テープ状記録媒体のガイド痕による電
気特性の劣化を防止することができる。
の実施の形態を示すものであり、本図はフロントリッド
が閉塞されている状態を示すテープカセットの概略斜視
図である。
ープカセットの概略斜視図である。
カセットの概略斜視図である。
る。
移動自在に支持された状態を示す拡大断面図である。
大斜視図である。
ックされた状態を示す平面図である。
ックが解除された状態を示す平面図である。
機構を示すものであり、本図は拡大分解平面図である。
ックされた状態を示す平面図である。
ックが解除された状態を示す平面図である。
ープ(テープ状記録媒体)、4…テープリール、12…
支持軸、15…リールロック機構、16…リールロック
本体、17…リールロック部材、18…付勢バネ、19
d…作用面、22…ロック部、23…作用部、24…バ
ネ押さえ部、25…被支持部、27…被押さえ部、28
…弾接部
Claims (2)
- 【請求項1】 カセットシェルの内部にテープ状記録媒
体を巻装したテープリールが回転自在に支持されたテー
プカセットの当該テープリールをロックするリールロッ
ク機構であって、 作用面を有しカセットシェルに移動自在に支持されたリ
ールロック本体と、 カセットシェルに設けられた支持軸にテープリールに離
接する方向へ回動自在に支持されると共にバネ押さえ部
とテープリールをロックするロック部とリールロック本
体の作用面に接する作用部とを有するリールロック部材
と、 上記支持軸に支持される被支持部とリールロック部材の
ロック部に弾接する弾接部とリールロック部材のバネ押
さえ部によって押さえられる被押さえ部とを有すると共
にリールロック部材をテープリールをロックする方向へ
付勢する付勢バネとを備え、 リールロック部材のバネ押さえ部によって付勢バネの支
持軸からの抜けが規制され、 リールロック本体の一方の方向への移動によってリール
ロック部材の作用部がリールロック本体の作用面に押圧
され付勢バネのバネ力に抗してリールロック部材が一方
の方向へ回動されて該リールロック部材によるテープリ
ールに対するロックが解除され、 付勢バネの付勢力によってリールロック部材が上記一方
の方向と反対方向へ回動されてテープリールがロック部
に係合されてロックされるようにしたことを特徴とする
リールロック機構。 - 【請求項2】 リールロック部材のロック部がテープリ
ールと係合し該テープリールがロックされた状態におい
て、ロック部からテープリールに付与される力の方向を
テープリールの回転中心へ向かう方向としたことを特徴
とする請求項1に記載のリールロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000194998A JP2002015539A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | リールロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000194998A JP2002015539A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | リールロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002015539A true JP2002015539A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18693741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000194998A Pending JP2002015539A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | リールロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002015539A (ja) |
-
2000
- 2000-06-28 JP JP2000194998A patent/JP2002015539A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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