JP2002014589A - 電子写真装置用像担持体のクリーニング方法及び装置 - Google Patents
電子写真装置用像担持体のクリーニング方法及び装置Info
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Abstract
いては、帯電時にオゾンやその放電生成物である窒素酸
化物やアンモニウム塩が表面に吸着して画像流れが生じ
るが、これは高湿度環境下において著しくなる。これを
防止するため、トナーに研磨材を入れると共にリフレッ
シュモードを設けて表面を研磨摺擦することが行われて
いるが、従来は研磨時間が最悪条件に合わせて一定とし
ていたため、トナーが多量に消費されるという問題があ
った。 【解決手段】 窒素酸化物やアンモニウム塩の像担持体
表面への吸着は、温度、湿度でその度合いが異なる。そ
のため電子写真装置内に設けた温度と湿度のセンサの信
号に応じ、研磨摺擦に使用するトナーの量と時間を制御
するようにした。
Description
ファスシリコン)感光体を用いた電子写真装置用像担持
体のクリーニング方法及び装置に関するものである。
をおこなう際の放電でオゾンが発生し、このオゾンによ
って空気中の水分が分解されて窒素酸化物やアンモニウ
ム塩等のイオン生成物が生成される。このイオン生成物
は水溶性のため、像担持体に付着し、高温項湿度の環境
においても大気中の水分を取り込み、像担持体表面の抵
抗が低下する。これにより、像担持体表面に形成された
静電潜像のエッジ部で電位の横流れが起こり、その結
果、像流れ現象が生じる。
リーメンテナンス化を図るため、a−Si(アモルファ
スシリコン)感光体を有する像担持体が使われている
が、a−SiはOPCその他の有機半導体に比較して吸
湿性が高く、そのため前記画像流れはa−Si感光体を
使った像担持体に多く発生しやすい。
体の表面抵抗を低下せしめている水分を除去する必要が
あり、そのため従来では、図3に示したように像担持体
1の内面にドラムヒーター16を入れて温め、イオン生
成物が取り込んだ水分を蒸発させて高湿環境下における
像担持体1の表面の抵抗低下を押さえるようにしたり、
トナーに研磨剤を混入すると共に像担持体1の表面をこ
の研磨剤で摺擦研磨する弾性ローラ15を用意し、像担
持体1の表面の抵抗低下を発生させる成分そのものを除
去することが行われている。
7は、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色の現像剤容器を含んだ現
像装置、8は記録媒体、10は像担持体1のクリーニン
グ手段、11は中間転写体用のクリーニング手段、12
は中間転写体、13は2次転写ローラを含む2次転写手
段、17は像担持体1上の残留トナー除去用のブレード
である。
用いたシステムは、熱制御手段などが必要にり、その
分、構成が複雑になると共に、ヒーターに電源を供給す
る摺導接点の摩耗に関する耐久性などが問題になり、ま
た電源容量が大きくなりコストアップにつながる。さら
に、像担持体表面が一定温度まで上昇するのに時間がか
かり、プリントするまでの時間が長くなると共に消費電
力が増大する。
ーはそれほど多くなく、高温、高湿環境で像担持体1へ
付着するイオン生成物の量が多いと、この印字モードで
供給されるトナーだけではイオン生成物全てが除去しき
れないことがあった。
4号公報で開示したように、通常の印字モードとは別に
像担持体に表面電位を印加せずに現像動作を行って多量
のトナーを付着させるソリッド(SOLID)画像形成
動作をおこなわせ、そのトナーで像担持体表面を摺擦研
磨してリフレッシュするモードを設け、ヒーターを用い
ずに済むようにした電子写真装置を提案した。
担持体表面の抵抗低下を生じさせる吸湿は、温度、湿度
などの環境条件でその量が大きく異なるが、この特開平
11−3014号公報に示された方法では、こういった
環境条件に無関係に最悪条件に合わせて摺擦研磨動作を
行うため、不必要にトナーが消費されて非効率的で非経
済的であった。
を摺擦研磨してリフレッシュするモードを設けてヒータ
ーを用いずにイオン生成物を除去するようにした電子写
真装置用像担持体のクリーニング方法及び装置におい
て、摺擦研磨を温度、湿度などの環境条件に応じて行わ
せ、トナー消費量を抑えて効率化を図り、経済的な像担
持体のクリーニング方法び装置を提供することが課題で
ある。
本発明においては、像担持体へ表面電位を印加せずに現
像をおこなうソリッド(SOLID)画像形成動作をお
こなわせ、該ソリッド画像形成動作で得られたトナーに
含まれる研磨剤で像担持体を摺擦研磨するようにした電
子写真装置において、電源ON時、または省エネルギー
モードから復帰した時などの画像形成工程を実施してい
ないとき、像担持体上のソリッド画像形成時間、すなわ
ち現像時間を変化させ、摺擦研磨ローラに供給するトナ
ー量を変化させてクリーニングを行えるようにした。
はなく、ソリッド画像形成時間を変化させることで摺擦
研磨ローラに供給するトナー量を変化できるようにし、
不必要なトナー消費を押さえることを可能としたのであ
る。
間を変化させるため、装置内の温度と湿度の信号を用
い、環境温度と湿度に最適な量のトナーが摺擦研磨に供
給されるようにすると共に、摺擦研磨時間も環境温度と
湿度に対応させた長さになるようにした。
生成されたイオン生成物の量に適合した研磨量、研磨時
間で像担持体をクリーニングでき、効率的で経済的な像
担持体のクリーニング方法を提供できる。
は、像担持体上のトナー像を一端中間転写体に一次転写
し、その後記録媒体に2次転写するよう構成した電子写
真装置があるが、像担持体のクリーニング時、像担持体
に大量のトナーがソリッド画像として担持されるから、
このトナーが中間転写体側に行かないように中間転写体
に像担持体とは逆極性の電圧、または接地電位を印加す
るようにし、さらにそれでも像担持体と中間転写体の接
触圧力でトナーが中間転写体側に移動してしまうので、
そのトナーに対しては像担持体上のソリッド画像が1次
転写点を通過した後、中間転写体上のトナーをクリーニ
ングするようにした。
ーニング用トナーが行くのを最小に押さえられ、かつ、
接触圧力で移動したトナーもクリーニングできる。
配し、各色毎に形成したトナー像を中間転写体に1次転
写し、全ての色が転写された後記録媒体に2次転写する
ようにしたカラー電子写真装置においては、クリーニン
グ用にソリッド画像を形成する現像装置を、像担持体回
転方向の最下流側に設置された現像装置とした。
は、黒(K)トナーの消費量が最も多く、そのため黒の
トナー量は他の色に比べて多く収容できるようにしてあ
る。また、黒を先に現像すると他の色が濁ってしまうた
め、通常黒の現像装置は像担持体の回転方向の最下流側
に置かれている。そのため、最下流側に置かれた黒トナ
ーによりイオン生成物のクリーニングをおこなうこと
で、他の色を使う場合に生じるトナーの消費量の不均衡
を起こすこと なく実施することができる。
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
置の一例の断面図で、図2は、像担持体上のイオン生成
物を除去するときの各プロセスユニットへのバイアス電
圧印加用電源と制御ブロックを示した図であり、以下の
説明ではカラー電子写真装置を一例として説明するが、
本発明はカラー電子写真装置だけでなく、モノクロの電
子写真装置にも応用でき。
持体、2は光走査ユニット、3は像担持体1の帯電器、
4〜7は、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(K)の各色の現像剤容器を含ん
だ現像装置、8は記録媒体、9は無端ベルトを用いた搬
送装置、10は像担持体1のクリーニング手段で、像担
持体の摺擦研磨ローラ15、像担持体上のトナーを掻き
落とすブレード17を有している。11は中間転写体用
のクリーニング手段、12は中間転写体、13は2次転
写ローラを含む2次転写手段、14は定着器、18は機
内の温度と湿度を検出するセンサである。
を元素比率組成式(a-Sil-xCx:H)として表した場
合、xが0.95≦x<1であって、且つ最表面の動的
押込み硬さが300Kgf/mm2 以下であり、最表
面側より光導電層側の奥側の硬度が大きく、好ましくは
奥側に進むに連れて徐々に硬度が大きくなるように構成
すると、イオン生成物のみでなく最表面層も削られ、徐
々にその削れ量が少なくなり、高寿命及び高耐久性を維
持する事が可能となる。また、摺擦研磨ローラ15の回
転方向は像担持体1の回転方向と逆方向であり、かつ回
転速度は、像担持体1の速度を1としたとき、1.2程
度の速度とする。さらに現像剤は、粒径が0.1μm〜
2.0μm、電気的抵抗値が1×105〜1×1010
Ωcmである研磨剤を、1〜3%重量部添加されている
ものが好ましい。
は湿度センサ、21は像担持体1用の高圧電源、22は
現像装置用バイアス電源、23は中間転写体用の高圧電
源、24はこれら21から23の高圧電源やバイアス電
源を制御する現像バイアス制御部、25は像担持体のク
リーニング制御部、26は電子写真装置全体の制御部、
27はA/D変換器、28は電子写真装置のコントロー
ルパネルであり、クリーニング制御部25は、あらかじ
め温度と湿度、及びその温度と湿度で像担持体1の表面
に付着したイオン生成物や水分を除去するのに必要なト
ナー量を得るための現像時間、及び摺擦研磨時間を記憶
している。この時間は、例えば気温20度、湿度60%
の時、ベタ画像が10cm程度現像される時間とクリー
ニング時間が1分程度であり、気温30度、湿度80%
になると、ベタ画像を50cm、時間とクリーニング時
間が5分程度になる。
通常の画像形成工程は、まず図示していない待避装置
で、中間転写体用のクリーニング装置11、2次転写手
段13を待避させ、像担持体1に前記した像担持体用高
圧電源21から例えば+300Vの電圧を供給し、中間
転写体12を接地する。そして帯電器3で像担持体1の
表面を例えば+800V程度に帯電させ、光走査ユニッ
ト2から各色に対応した画像を露光すると、光が当たっ
た部分(露光部)は+300Vに、光の当たらなかった
部分(未露光部)は+800Vのままとなる。
色の現像装置のトナー担持体に現像装置用バイアス電源
22から現像バイアスを印加して現像すると、トナーが
露光部に付着してトナー像が形成される。そしてこのト
ナー像は、像担持体1と中間転写体12が接するニップ
部で像担持体1からアース電位になっている中間転写体
12側に移動し、1次転写がおこなわれる。そして、全
ての色のトナー像が中間転写体12に1次転写された
ら、図示していない待避装置で中間転写体用のクリーニ
ング装置11、2次転写手段13を中間転写体に接触さ
せ、2次転写ローラ13に転写用電圧を印加し、図示し
ていない給紙カセットから記録媒体8を搬送して中間転
写体12に接触させると、中間転写体12上のトナー像
は記録媒体8に2次転写され、その後定着器14で加熱
・加圧されて排紙される。
0は、像担持体1から中間転写体12へ転写されずに残
ったトナーを用いて摺擦研磨ローラ15で像担持体1の
表面を摺擦研磨し、さらにブレード17で像担持体1の
表面からトナーを掻き落として像担持体1をクリーニン
グし、次の画像形成に備える。一方、中間転写体12上
から記録媒体8に転写されずに残ったトナーは、中間転
写体用のクリーニング手段11でクリーニングされる。
で像担持体のクリーニング動作について説明する。前記
したようにa−Si感光体を用いた像担持体は、高温、
高湿環境では、イオン生成物の吸湿、a−Si感光体自
体の吸湿性の高さなどにより、大気中の水分が取り込ま
れて表面の抵抗が低下する。一定時間以上使われていな
い装置内の温度、湿度は、装置が置かれている環境の温
度、湿度と同じと考えられ、高温、高湿の環境において
は像流れが起きやすくなる。
リーニング動作を、装置の電源がONされたとき、もし
くは省エネルギーモードから復帰したときなど、装置内
の温度、湿度が所定条件となった時、及び何らかの理由
で像流れが発生してそれが判明したときなどに実施す
る。
れたときを例に説明すると、電子写真装置の電源ONに
より各ユニットは準備動作に入り、像担持体1と摺擦研
磨ローラ15の駆動、各現像装置4〜7のトナーの撹
拌、定着装置14のヒーターの加熱、中間転写体12の
駆動とクリーニング動作などがおこなわれる。それと同
時に、温度センサ18a、湿度センサ18bからの信号
がA/D変換器27でアナログ/デジタル変換され、制
御部26を通してクリーニング制御部25に送られる。
記したようにあらかじめ環境温度、湿度と像担持体への
ソリッド(SOLID)画像の形成時間、及びクリーニ
ング時間との関係を記憶しているので、温度センサ18
a、湿度センサ18bからの信号でこれらソリッド画像
形成時間、及びクリーニング時間を決定し、像担持体1
のクリーニングを開始する。
御部25から制御部26にクリーニングを開始すること
が伝えられ、制御部26は現像バイアス制御部24に指
示し、像担持体1の高圧電源21をOFFしたまま現像
装置用バイアス電源22から像担持体1の回転方向最下
流側の現像装置、すなわち黒(K)の現像装置7のみに
上記したクリーニングに必要なトナー量を生成する時間
だけ現像バイアスを印加するよう指令する。同時に中間
転写体12は、中間転写体用高圧電源23により、接地
電位とするか、またはトナーと同極性の電圧が印加され
る。
は、黒(K)トナーの消費量が最も多く、そのため黒の
トナー量は他の色に比べて多く収容できるようにしてあ
る。また、黒を先に現像すると他の色が濁ってしまうた
め、通常黒の現像装置は像担持体の回転方向の最下流側
に置かれている。そのため、最下流に置かれた現像装置
7の黒トナーに研磨効果を持つ研磨剤を添加してイオン
生成物のクリーニングをおこなうことで、他の色を使う
場合に生じるトナーの消費量の不均衡を起こすことがな
く実施することができる。
色のトナーに研磨剤を入れても良く、また、全ての色に
研磨剤を入れ、クリーニングに当たって同量のトナーが
消費されるようにしても良い。
境温度、湿度に対応した時間ソリッド画像が形成され、
そのソリッド画像のトナーは中間転写体12がトナーと
同極性の電圧が印加されているため中間転写体側に転写
されることなく、そのほとんどが像担持体1のクリーニ
ング装置10の摺擦研磨ローラ15に供給される。
ーに含まれる研磨剤で像担持体1の表面を摺擦研磨し、
像担持体1の表面に付着したイオン生成物やその他の付
着物をクリーニングして除去する。そしてこのクリーニ
ング時間は、前記したように環境温度、湿度に対応した
時間だけ継続し、電子写真装置の準備動作が終了して使
用できる状態になっても、この像担持体1のクリーニン
グ時間が経過していない場合はそのまま継続し、このク
リーニング動作が終了した後READY(使用可能)表
示がおこなわれる。またこのクリーニング動作中は、前
記したように中間転写体12側はトナーと同極性の電
位、またはアース電位となっているためトナーが転写さ
れにくくなっているが、実際には像担持体1と中間転写
体12の接触圧力でトナーが中間転写体側に移動するの
で、中間転写体用のクリーニング装置11で中間転写体
12のクリーニングを実施する。
した通常の画像形成工程に戻り、像担持体用高圧電源2
1は表面電位を像担持体1に印加し、中間転写体用高圧
電源23はトナーと同じ極性の電位印加を停止して接地
電位となり、通常の画像形成工程に戻る。なお、通常の
画像形成工程に戻って電子写真装置内の温度が上昇する
と、湿度が低下して前記したような像担持体1への水分
の付着は起きにくくなり、像流れも起きなくなる。
ニングを電子写真装置の電源ON時、または省エネモー
ドからの復帰時と説明してきたが、これはこのときだけ
に限らず、例えば何らかの原因で像流れが認められるよ
うになったときにおこなうようにしても良い。この場合
は、コントロールパネル28から像担持体1のクリーニ
ング動作をおこなうように指示すると共に、ソリッド画
像形成時間、及びクリーニング時間も同時に指示する。
それによって、任意の時にクリーニングを実施すること
が可能となる。また、以上の説明では、温度と湿度の条
件(以下、判定条件)によって特定のソリッド画像形成
時間、及びクリーニング時間(以下、時間)が決定され
るようにしたが、判定条件は温度または湿度の一方のみ
であってもよく、判定条件および時間を電子写真装置の
コントロールパネル28等から任意に設定できるように
してもよく、さらには判定条件を月日情報にしたり、判
定条件をなくし手動で時間をコントロールパネル28で
設定できるようにしてもよい。
面の抵抗低下を生じさせて像流れを起こさせる吸湿は、
温度、湿度などの環境条件でその量が大きく異なるが、
従来ではこういった環境条件に無関係に最悪条件に合わ
せて摺擦研磨動作を行っていたのに対し、本発明におい
ては、像担持体上にソリッド画像を形成する時間、すな
わち現像時間を変化させ、摺擦研磨ローラに供給するト
ナー量を変化させたクリーニングを可能としたため、不
必要なトナー消費を押さえることができるようになり、
経済的、効率的な像担持体のクリーニング方法及び装置
を提供できる。
略断面図である
である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 a−Si感光体で構成した像担持体上の
静電潜像を現像して形成されたトナー像を転写する画像
形成工程を有し、該画像形成工程を実施していない時、
前記像担持体へ表面電位を印加せずに現像をおこなうソ
リッド画像形成動作をおこない、該ソリッド画像形成動
作で得られたトナーに含まれる研磨剤で像担持体を摺擦
研磨するようにした電子写真装置用像担持体のクリーニ
ング方法において、前記画像形成工程を実施していない
時、ソリッド画像形成時間を変化させ、摺擦研磨用に供
給するトナー量を変化させてクリーニングを行うように
したことを特徴とする電子写真装置用像担持体のクリー
ニング方法。 - 【請求項2】 前記画像形成工程を実施していない時の
ソリッド画像形成時間を、装置内の温度と湿度の信号に
基づいた信号で変化させることを特徴とする請求項1に
記載した電子写真装置用像担持体のクリーニング方法。 - 【請求項3】 前記クリーニング時間を装置内の温度と
湿度の信号に基づいて変化させることを特徴とする請求
項1に記載した電子写真装置用像担持体のクリーニング
方法。 - 【請求項4】 前記クリーニング時が、電子写真装置の
電源ON時、または省エネルギーモードから復帰したと
きであることを特徴とする請求項1に記載した電子写真
装置用像担持体のクリーニング方法。 - 【請求項5】 前記像担持体上に形成されたトナー像を
転写する中間転写体を持ち、前記クリーニング時、中間
転写体に像担持体とは逆極性の電圧、または接地電位を
印加すると共に、中間転写体上のトナーをクリーニング
することを特徴とする請求項1に記載した電子写真装置
用像担持体のクリーニング方法。 - 【請求項6】 前記電子写真装置がカラー電子写真装置
で像担持体周囲に各色毎に用意した現像装置を有し、前
記画像形成工程を実施していないクリーニング時、像担
持体上にトナーを供給する現像装置が像担持体回転方向
最下流側に設置された現像装置であることを特徴とする
請求項5に記載した電子写真装置用像担持体のクリーニ
ング方法。 - 【請求項7】 a−Si感光体を有した像担持体の回転
方向周囲に現像装置と、前記像担持体表面をトナーに含
まれる研磨剤で摺擦研磨するローラと、前記現像装置と
像担持体に現像バイアスを印加するバイアス電源とを有
する電子写真装置において、 装置内に設置した温度と湿度を計測するセンサと、装置
の電源ON時、または省エネルギーモードからの復帰時
などの非画像形成時、前記バイアス電源と前記像担持体
に対して表面電位を印加せずに現像をおこなうソリッド
画像形成動作をおこなわせると共に、ソリッド画像形成
時間と前記摺擦研磨ローラに像担持体の摺擦研磨をおこ
なわせる時間とを前記センサの信号に基づいて決定する
クリーニング制御部とを備え、 前記クリーニング制御部の指示で像担持体へのソリッド
画像形成時間と、ソリッド画像で得られたトナーで像担
持体を摺擦研磨する時間とを制御して像担持体をクリー
ニングすることを特徴とする電子写真装置用像担持体の
クリーニング装置。 - 【請求項8】 前記像担持体上に形成されたトナー像を
転写する中間転写体と中間転写体のクリーニング装置と
を持ち、前記非画像形成時、前記クリーニング制御部が
中間転写体に像担持体とは逆極性の電圧、または接地電
位を印加させると共に、中間転写体上のトナーをクリー
ニングさせるよう構成したことを特徴とする請求項7に
記載した電子写真装置用像担持体のクリーニング装置。 - 【請求項9】 前記電子写真装置がカラー電子写真装置
であり、像担持体周囲に各色毎に用意した現像装置を有
し、前記非画像形成時、像担持体上にトナーを供給する
現像装置が像担持体回転方向最下流側に設置された現像
装置であることを特徴とする請求項8に記載した電子写
真装置用像担持体のクリーニング装置。
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