JP2003330348A - 電子写真方式の画像形成装置 - Google Patents

電子写真方式の画像形成装置

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JP2003330348A
JP2003330348A JP2002140754A JP2002140754A JP2003330348A JP 2003330348 A JP2003330348 A JP 2003330348A JP 2002140754 A JP2002140754 A JP 2002140754A JP 2002140754 A JP2002140754 A JP 2002140754A JP 2003330348 A JP2003330348 A JP 2003330348A
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unit
case
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JP2002140754A
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English (en)
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Yasufumi Nakazato
保史 中里
Katsuaki Miyawaki
勝明 宮脇
Tetsuo Miura
哲郎 三浦
Satoshi Igari
聰 猪狩
Takeshi Saito
健 斉藤
Takeo Suda
武男 須田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作像モジュール内の作像ユニットが、劣化要
因物質に曝されることが原因となる余寿命の評価を容易
に行い、作像ユニットのリサイクルを促進する。 【解決手段】 作像モジュール6内の作像ユニット1
3、14に対する劣化要因物質の曝露量を検出する検出
手段17を設け、作像モジュール6を回収したときに検
出手段17の検出結果からその作像モジュール6内の作
像ユニット13、14の余寿命を評価することができ、
その余寿命の評価から当該作像ユニット13、14がリ
サイクル可能であるか否かを容易に判断することがで
き、作像ユニット13、14のリサイクル性を高めるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において
は、感光体、帯電器、現像器、クリーニング器等の作像
ユニットを一つのケース内に収納した作像モジュールを
備えたものが普及している。
【0003】このような画像形成装置においては、帯電
器での放電により硝酸化合物が生成され、この硝酸化合
物が空気中の水分と結合することにより硝酸、硝酸塩等
のイオン化物質が生成される。また、空気中にアンモニ
ア(アンモニアガス)が存在する場合には放電により硝
酸アンモニウムが生成される。
【0004】これらの硝酸、硝酸塩等のイオン化物質
や、硝酸アンモニウムが感光体表面に付着すると、感光
体表面の劣化が加速されて感光体の異常磨耗が生じた
り、イオン化物質による感光体表面の導電化により感光
体表面に形成される静電潜像がぼやけて「画像流れ」が
生じたりする。
【0005】このため、作像モジュールを定期的に新し
いものに交換しており、その交換タイミングとしては、
画像形成枚数が所定枚数に達したタイミング、クリーニ
ング器内の廃トナーが満杯になったタイミング等であ
る。
【0006】ところで、作像モジュール内の各作像ユニ
ット、特に、感光体や帯電器については、その作像モジ
ュールが使用されていた環境により余寿命が大きく異な
る。そして、交換のために回収した作像モジュールの中
には空気中に水分やアンモニアが少ない良好な環境下で
使用されていたものがあり、そのような良好な環境下で
使用されていた作像モジュール内の作像ユニットには、
十分な余寿命があってリサイクル可能なものがある。省
資源、環境保護の観点からは、リサイクル可能な作像ユ
ニットについてはリサイクルすることが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作像モジュー
ルを回収した場合、その作像モジュール内の各作像ユニ
ットの余寿命がどれ位あるかを各作像ユニット毎に評価
してリサイクルが可能であるか否かを判断することは、
非常に手間がかかり、リサイクルコストが上昇する。
【0008】このように、作像モジュール内の各作像ユ
ニットをリサイクルする場合にリサイクルコストが上昇
することから、回収した作像モジュール内の各作像ユニ
ットのリサイクルが進んでいない。
【0009】本発明の目的は、作像モジュール内の各作
像ユニットの余寿命の評価を容易に行えるようにし、作
像ユニットのリサイクルを促進することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の電
子写真方式の画像形成装置は、交換又は再利用可能な作
像ユニットがケース内に収納され、装置本体に対して着
脱自在に設けられた作像モジュールと、前記作像ユニッ
トを劣化させる劣化要因物質の該作像ユニットに対する
曝露量を検出する検出手段と、を有する。
【0011】ここで、作像ユニットを劣化させる劣化要
因物質の作像ユニットに対する曝露量とは、作像ユニッ
トが劣化要因物質に曝されている場合において、その劣
化要因物質の濃度と曝されている時間とを積算して得ら
れる量を意味する。なお、作像ユニットは、劣化要因物
質の曝露量が大きくなるにつれて余寿命が短くなる。
【0012】また、検出手段を設置する箇所としては、
作像ユニットと同じように劣化要因物質に曝される箇所
であればよく、例えば、装置本体の外壁部、装置本体の
内部、ケースの内部等である。
【0013】したがって、検出手段により作像ユニット
を劣化させる劣化要因物質、例えば、アンモニアや水分
等の作像ユニットに対する曝露量を検出できるので、所
定のタイミング、例えば、所定期間が経過したタイミン
グ、クリーニング器が廃トナーで満杯になったタイミン
グ等で作像モジュールを回収した場合、検出手段の検出
結果からその作像モジュール内の各作像ユニットの余寿
命を評価することができ、その余寿命の評価から当該作
像ユニットがリサイクル可能であるか否かを容易に判断
することができ、作像ユニットのリサイクル性を高める
ことができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子写真方式の画像形成装置において、前記検出手段は、
前記ケース内に収納されている。
【0015】したがって、作像ユニットと検出手段とが
ともにケース内に収納されることにより、劣化要因物質
の作像ユニットに対する曝露量を精度良く検出すること
ができ、当該作像ユニットがリサイクル可能であるか否
かを正確に判断することができ、作像ユニットのリサイ
クル性をより高めることができる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の電
子写真方式の画像形成装置において、前記ケースは、そ
の内部が略密閉空間とされている。
【0017】ここで、略密閉空間とは、画像形成が行わ
れておらず装置本体内に空気の流動が生じていない状態
において、ケース内への空気の入り込みが生じない程度
の気密性を有する空間を意味する。
【0018】したがって、画像形成が行われない期間中
にはケース内への劣化要因物質の入り込みが生じないの
で、この画像形成が行われない期間中、即ち、作像ユニ
ットの劣化が進攻しない期間中に検出手段による曝露量
の検出のみが続行されるということを防止でき、検出手
段の検出結果から作像ユニットの劣化が実際の劣化以上
に進行していると誤判断することを防止できる。これに
より、リサイクル可能な作像ユニットを廃棄するという
事態の発生を防止でき、作像ユニットのリサイクル性を
高めることができる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置におい
て、前記作像ユニットと前記検出手段とが収納されてい
る空間内から劣化要因物質を除去する空調手段が設けら
れている。
【0020】したがって、劣化要因物質の作像ユニット
に対する曝露量を減らすことができ、作像ユニットの長
寿命化を図ることができ、作像ユニットのリサイクルと
相俟って省資源化を達成できる。さらに、検出手段は空
調手段の経時性能低下が発生したことを検出することが
でき、検出手段の検出結果に応じて空調手段のメンテナ
ンスや交換を速やかに行える。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項4記載の電
子写真方式の画像形成装置において、前記空調手段が設
けられている前記空間は、前記ケース内の空間である。
【0022】したがって、空調手段により劣化要因物質
を除去する空間が小さくなり、空調手段の小型化、低価
格化等を図れる。また、作像モジュールの回収時には空
調手段も一体となって回収されるので、空調手段の経時
性能低下が発生した場合には、作像モジュールの回収時
に空調手段のメンテナンスや交換を容易に行える。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置におい
て、前記検出手段は、劣化要因物質としてのアンモニア
の曝露量を検出する手段である。
【0024】したがって、各作像モジュールがアンモニ
ア濃度が異なる環境下で使用された場合において、アン
モニアに曝されたことが原因となる各作像モジュール内
の作像ユニットの余寿命を検出手段の検出結果から評価
することができ、その余寿命の評価から当該作像ユニッ
トがリサイクル可能であるか否かを容易に判断すること
ができ、作像ユニットのリサイクル性を高めることがで
きる。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項4ないし6
のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置におい
て、前記空調手段は、アンモニアを除去する手段であ
る。
【0026】したがって、アンモニアの作像ユニットに
対する曝露量を減らして作像ユニットの長寿命化を図る
ことができ、作像ユニットのリサイクルと相俟って省資
源化を達成できる。さらに検出手段は空調手段の経時性
能低下が発生したことを検出することができ、検出手段
の検出結果に応じて空調手段のメンテナンスや交換を速
やかに行える。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置におい
て、前記検出手段は、劣化要因物質としての水分の曝露
量を検出する手段である。
【0028】したがって、各作像モジュールが湿度が異
なる環境下で使用された場合において、水分に曝された
ことが原因となる各作像モジュール内の作像ユニットの
余寿命を検出手段の検出結果から評価することができ、
その余寿命の評価から当該作像ユニットがリサイクル可
能であるか否かを容易に判断することができ、作像ユニ
ットのリサイクル性を高めることができる。
【0029】請求項9記載の発明は、請求項4、5又は
8記載の電子写真方式の画像形成装置において、前記空
調手段は、水分を除去する手段である。
【0030】したがって、水分の作像ユニットに対する
曝露量を減らして作像ユニットの長寿命化を図ることが
でき、作像ユニットのリサイクルと相俟って省資源化を
達成できる。さらに検出手段は空調手段の経時性能低下
が発生したことを検出することができ、検出手段の検出
結果に応じて空調手段のメンテナンスや交換を速やかに
行える。
【0031】請求項10記載の発明は、請求項2ないし
7のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置にお
いて、前記検出手段の検出結果が前記ケースの外部から
目視可能である。
【0032】したがって、作像モジュールを回収した場
合、その作像モジュールを分解する前に作像モジュール
内の作像ユニットがリサイクル可能であるか否かを判断
することができ、作像ユニットのリサイクルに要する手
間を削減し、リサイクル性を高めることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。図1は電子写真方式の
画像形成装置の概略構造を示す縦断正面図、図2は作像
モジュールを示す斜視図、図3は劣化要因物質としての
アンモニアの作像ユニットに対する曝露量を検出する検
出手段の構成図である。
【0034】電子写真方式の画像形成装置の装置本体1
内には、記録用紙が積層される給紙部2から画像形成さ
れた記録用紙が排紙される排紙部3に至る用紙搬送路4
が形成され、その用紙搬送路4上に、レジストローラ
5、作像モジュール6、転写器7、定着器8等が配置さ
れている。さらに、装置本体1内には、画像データに応
じて潜像形成光であるレーザ光を出射することにより後
述する感光体の外周面に静電潜像を形成する光書込み手
段9、装置本体1内からの排気を行う排気手段10、画
像形成装置内の各部に電力を供給する電源11等が設け
られている。
【0035】作像モジュール6は、ケース12、ケース
12内に収納された感光体13、帯電器14、現像器1
5、クリーニング器16等の各作像ユニットにより構成
されており、この作像モジュール6は装置本体1に対し
て着脱自在に取付けられている。また、ケース12内に
は、上述した作像ユニット13〜16を劣化させる劣化
要因物質としてのアンモニアの作像ユニット13〜16
に対する曝露量を検出する検出手段17が収納されてい
る。
【0036】検出手段17は図3に示すように、一部に
検出用開口18が形成された透明なケース19と、この
ケース19内に収納された検出層20と、検出用開口1
8を閉止するように配置された隔膜21等により構成さ
れている。隔膜21は、アンモニアガスを選択的に通過
させる膜であり、例えば、特開2000-146899公報に開示
されている膜などを使用することができる。検出層20
にはリトマス試験剤などのアルカリ化検出剤や水が含浸
されており、隔膜21を通過したアンモニアガスが含浸
されている水によりアンモニウムイオン化され、そのア
ンモニウムイオンがアルカリ化検出剤を変色させること
により、作像ユニット13〜16に対するアンモニアの
曝露量を視認することが可能となる。なお、検出層20
としては、インドフェノールブルー法により含浸したア
ンモニウム量を検出できる物質を使用してもよい。イン
ドフェノールブルー法とは、アンモニウムを含浸した物
質に光を当てることにより、アンモニウムの含浸量に応
じて特定のスペクトルの吸光度が変化することを利用し
た検出方法である。
【0037】このような構成において、作像ユニット1
3〜16がアンモニアに曝された(曝露された)場合
に、各作像ユニット13〜16はその影響を受けるもの
であり、そのなかでも感光体13が最も影響を受けやす
く、ついで、帯電器14が影響を受けやすい。また、作
像ユニット13〜16内における現像器15とクリーニ
ング器16との余寿命については、トナー濃度センサや
廃トナーセンサ等(いずれも図示せず)により検出され
るので、ここでは、検出手段17の検出結果を感光体1
3と帯電器14との余寿命の評価に利用する場合につい
て説明する。
【0038】作像モジュール6は、様々な理由によりメ
ーカー側によって回収される。回収が行われる場合の理
由としては、現像器15内のトナー濃度が所定値以下に
低下したことをトナー濃度センサが検出してその検出結
果が操作パネル上に表示された場合、クリーニング器1
6内の廃トナーが所定量以上になったことを廃トナーセ
ンサが検出してその検出結果が操作パネル上に表示され
た場合、記録用紙に形成される画像品質が低下した場合
等である。
【0039】回収された作像モジュール6においては、
トナー濃度センサの検出に基づく回収が行われた場合に
は新しい現像器15への交換が行われ、廃トナーセンサ
の検出結果に基づく回収が行われた場合には新しいクリ
ーニング器16への交換が行われる。
【0040】また、記録用紙に形成される画像品質の低
下が原因で作像モジュール6が回収された場合や、上記
現像器15やクリーニング器16の交換を行った場合に
おいて、検出手段17を直接目視確認し、又は、光を照
射することにより目視確認する。この目視確認により、
感光体13や帯電器14に対するアンモニアの曝露量を
知ることができ、その曝露量から感光体13と帯電器1
4との余寿命を評価することができる。
【0041】そして、感光体13と帯電器14との余寿
命がない、又は、少ないと評価できた場合には、感光体
13と帯電器14とを新しいものに交換し、かつ、検出
手段17も新しいものに交換する。一方、感光体13と
帯電器14との余寿命があると評価できた場合には、感
光体13と帯電器14とを交換せずにそのまま再利用す
る。
【0042】このようにして、作像モジュール6の回収
時に検出手段17を目視することにより、アンモニアに
曝されたことが原因となる感光体13と帯電器14との
余寿命を評価することができ、回収した作像モジュール
6内の感光体13と帯電器14とがリサイクル可能であ
るか否かを容易に判断することができ、余寿命があると
評価できた場合には感光体13と帯電器14とを引き続
き使用することにより、感光体13と帯電器14とのリ
サイクル性を高めることができる。
【0043】なお、本実施の形態では、検出手段17を
作像モジュール6のケース12内に収納した場合を例に
挙げて説明したが、この検出手段17を設置する箇所と
しては、感光体13や帯電器14と同じようにアンモニ
アに曝される箇所であればよく、例えば、ケース12の
外壁部、装置本体1内における作像モジュール6から離
反した箇所、装置本体1の外壁部であってもよい。さら
に、検出手段17を設置する箇所としては、アンモニア
の曝露量を検出する対象である感光体13や帯電器14
に近付けることが望ましい。それにより、感光体13や
帯電器14のアンモニアに対する曝露量の検出精度が高
くなる。
【0044】また、本実施の形態では、検出手段17の
検出結果に基づいて感光体13と帯電器14とを交換す
る場合を例に挙げて説明したが、検出手段17の検出結
果に基づいて交換するものをアンモニアの曝露量の影響
を最も受けやすい感光体13のみとし、帯電器14の劣
化状態を検出する他のセンサを設け、そのセンサの検出
結果に応じて帯電器14を交換するようにしてもよい。
【0045】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図4
に基づいて説明する。なお、本実施の形態及び以下の各
実施の形態において、先行して説明した他の実施の形態
と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する。
【0046】本実施の形態の電子写真方式の画像形成装
置においては、作像モジュール6のケース12は、その
内部が略密閉空間とされている。ここで、略密閉空間と
は、画像形成が行われておらず排気手段10が駆動され
ていないために装置本体1内に空気の流動が生じていな
い状態において、ケース12内への空気の入り込みが生
じない程度の気密性を有する空間を意味する。この略密
閉空間を実現するため、光書込み手段9から出射された
レーザ光を通過させるためにケース12に形成されてい
るスリット状の露光用開口22が、ガラスや樹脂で形成
された透明板23で閉止されている。さらに、この略密
閉空間を実現するため、ケース12の開口としては、感
光体13の一部が露出する転写用開口24のみが形成さ
れている。
【0047】このようにケース12の内部を略密閉空間
とすることにより、画像形成が行われない期間中にはケ
ース12内へのアンモニアの入り込みが生じないので、
この画像形成が行われない期間中、即ち、感光体13や
帯電器14のアンモニアによる劣化が進攻しない期間中
に検出手段17によるアンモニアの曝露量の検出のみが
続行されるということを防止でき、検出手段17の検出
結果から感光体13や帯電器14のアンモニアに曝され
ることによる劣化が実際の劣化以上に進行していると誤
判断することを防止できる。これにより、リサイクル可
能な感光体13や帯電器14を廃棄するという事態の発
生を防止でき、感光体13や帯電器14のリサイクル性
を高めることができる。
【0048】つぎに、本発明の第3の実施の形態を図5
及び図6に基づいて説明する。本実施の形態の電子写真
方式の画像形成装置では、作像ユニット13〜16が収
納されている空間であるケース12内からアンモニアを
除去する空調手段25が設けられている。
【0049】空調手段25は図6に示すように、ケース
26、ケース26内に収納されたポンプ27、及び、ゼ
オライトを含むフィルター部材により構成されるアンモ
ニア吸着手段28等により構成されている。ケース26
には、外部(空調手段25の外部)の空気をケース26
内に吸気するための吸気口29と、アンモニア吸着手段
28によりアンモニアが除去された空気をケース26外
に排気する排気口30とが形成されている。排気口30
は、作像モジュール6のケース12に形成された流入口
31に接続されている。
【0050】このような構成において、画像形成時には
空調手段25のポンプ27が駆動され、外部の空気が空
調手段25のケース26内に吸気口29から吸気され、
吸気された空気中に含まれるアンモニアがアンモニア吸
着手段28により吸着除去され、アンモニアを除去され
た空気が排気口30から排気され、排気口30から排気
された空気は作像モジュール6のケース12内に供給さ
れる。
【0051】これにより、作像モジュール6のケース1
2内に収納されている作像ユニット13〜16に対する
アンモニアの曝露量を減らすことができ、感光体13や
帯電器14の長寿命化を図ることができ、これらの感光
体13や帯電器14を検出手段17の検出結果に応じて
リサイクルすることと相俟って省資源化を達成できる。
【0052】また、検出手段17の検出結果により感光
体13や帯電器14の余寿命が無くなったと評価できる
ということは、空調手段25のアンモニアを除去する性
能が低下したことを意味するものであり、感光体13や
帯電器14の交換とともに空調手段25のメンテナンス
や交換を速やかに行える。即ち、検出手段17を空調手
段25の性能低下を検出する手段として用いることがで
きる。
【0053】なお、本実施の形態においては、作像モジ
ュール6のケース12内の空間からアンモニアを除去す
る場合を例に挙げて説明したが、装置本体1内の全域か
らアンモニアを除去する構成としてもよい。
【0054】つぎに、本発明の第4の実施の形態を図7
に基づいて説明する。本実施の形態の電子写真方式の画
像形成装置では、作像ユニット13〜16が収納されて
いる空間であるケース12内からアンモニアを除去する
空調手段25aが、作像モジュール6のケース12内に
設けられている。この空調手段25aは、ケース内にゼ
オライト等のアンモニア吸着物質を収納することにより
形成され、小型化が図られている。
【0055】このような構成において、空調手段25a
によりアンモニアを除去する空間がより小さくなるの
で、空調手段25aの小型化、低価格化等を図れるとと
もに、ポンプなどを有しない小型の空調手段25aであ
っても十分にアンモニア除去機能を発揮できる。
【0056】また、作像モジュール6の回収時に、検出
手段17の検出結果から空調手段25aの経時性能低下
が発生したことを検出した場合には、空調手段25aが
作像モジュール6のケース12内に設けられているた
め、空調手段25aのメンテナンスや交換を容易に行え
る。
【0057】つぎに、本発明の第5の実施の形態を図8
に基づいて説明する。本実施の形態の電子写真方式の画
像形成装置では、検出手段17がその検出結果を作像モ
ジュール6のケース12の外部から目視可能な位置に配
置されている。具体的には、透明なケース19内に収納
されている検出層20が、露光用開口22を閉止してい
る透明板23に対向するように配置されている。
【0058】このような構成において、作像モジュール
6を回収した場合、ケース12を開くことにより行う作
像モジュール6の分解前に、透明板23を通して検出手
段17の検出層20の色合いを視認することにより、感
光体13と帯電器14とがリサイクル可能であるか否か
を判断することができ、感光体13と帯電器14とのリ
サイクルに要する手間をより削減することができ、リサ
イクル性をより高めることができる。
【0059】つぎに、本発明の第6の実施の形態を図9
に基づいて説明する。上述した各実施の形態の電子写真
方式の画像形成装置では、作像ユニット13〜16を劣
化させる劣化要因物質としてのアンモニアの曝露量を検
出する検出手段17を設けた場合について説明したが、
本実施の形態の電子写真方式の画像形成装置では、劣化
要因物質としての水分の曝露量を検出する検出手段17
aを設けたものである。
【0060】検出手段17aは、作像ユニット13〜1
6が収納されている空間内の湿度を検出する湿度センサ
32、湿度センサ32の検出値が書き込まれる記憶部3
3、湿度センサ32の検出値を所定のタイミングでピッ
クアップして記憶部33に書き込む制御を行う制御部3
4により構成されている。湿度センサ32が検出した湿
度は、制御部34の制御により所定の時間間隔で記憶部
33に書き込まれ、書き込まれたデータが水分の作像ユ
ニット13〜16に対する曝露量のデータとして記憶さ
れる。
【0061】これらの湿度センサ32、記憶部33、制
御部34の配置箇所については、湿度センサ32を作像
ユニット13〜16と同じように水分に曝される箇所に
設置すればよく、記憶部33、制御部34の設置箇所に
ついては自由である。しかし、取扱性、コスト等を考慮
すれば、湿度センサ32を作像モジュール6のケース1
2内であって感光体13や帯電器14の近付けて配置
し、記憶部33をケース12の外壁部に取付け、制御部
34として装置本体1に設けられて各部を制御するCP
Uを備えたマイクロコンピュータ構成の制御部を兼用さ
せることが望ましい。
【0062】このような構成において、作像モジュール
6がメーカー側により上述した様々な理由で回収された
場合、記憶部33に記憶されているデータをデータ読取
装置で読み取ることにより、当該作像モジュール6内の
作像ユニット13〜16の水分の曝露量を知ることがで
き、その曝露量から感光体13と帯電器14との余寿命
を評価することができる。
【0063】そして、水分の曝露量から感光体13と帯
電器14との余寿命がない、又は、少ないと評価できた
場合には、感光体13と帯電器14とを新しいものに交
換し、かつ、記憶部33に記憶されている水分の曝露量
のデータをクリアする。一方、感光体13と帯電器14
との余寿命があると評価できた場合には、感光体13と
帯電器14とを交換せずにそのまま再利用し、記憶部3
3に記憶されている水分の曝露量のデータのクリアは行
わない。
【0064】このようにして、記憶部33に記憶されて
いる水分の曝露量のデータを読み取ることにより、水分
に曝されたことが原因となる感光体13と帯電器14と
の余寿命を評価することができ、回収した作像モジュー
ル6内の感光体13と帯電器14とがリサイクル可能で
あるか否かを容易に判断することができ、余寿命がある
と評価できた場合には引き続き感光体13と帯電器14
とを使用することにより、感光体13と帯電器14との
リサイクル性を高めることができる。
【0065】なお、本実施の形態では、検出手段17a
の検出結果に基づいて感光体13と帯電器14とを交換
する場合を例に挙げて説明したが、検出手段17aの検
出結果に基づいて交換するのは水分の曝露量の影響を最
も受けやすい感光体13のみとし、帯電器14の劣化状
態を検出する他のセンサを設け、そのセンサの検出結果
に応じて帯電器14を交換するようにしてもよい。
【0066】つぎに、本発明の第7の実施の形態を図1
0及び図11に基づいて説明する。本実施の形態の電子
写真方式の画像形成装置では、作像ユニット13〜16
が収納されている空間であるケース12内から水分を除
去する空調手段25bが設けられている。図5に示した
第3の実施の形態と比べると、検出手段17に代えて検
出手段17aが設けられ、空調手段25に代えて空調手
段25bが設けられている点が異なり、他の構造は同じ
である。
【0067】この空調手段25bは図11に示すよう
に、ケース26、ケース26内に収納されたポンプ2
7、及び、除湿手段35等により構成されている。除湿
手段35は、ペルチェ素子などの冷却結露部35aと、
主に毛細管現象を利用して結露をケース26外へ輸送す
る吸着輸送部35bとにより構成されている。吸着輸送
部35bは繊維を束ねた構造のもので、この吸着輸送部
35bにおけるケース26外へ突出した部分は、輸送さ
れた水分を蒸発させる蒸発部35cとされている。ケー
ス26には、外部(空調手段25bの外部)の空気をケ
ース26内に吸気するための吸気口29と、除湿手段3
5により除湿された空気をケース26外に排気する排気
口30とが形成されている。排気口30と作像モジュー
ル6のケース12に形成された流入口31とが接続され
ている。
【0068】このような構成において、画像形成時には
空調手段25bのポンプ27が駆動され、外部の空気が
空調手段25bのケース26内に吸気口29から吸気さ
れ、吸気された空気中に含まれる水分が除湿手段35に
より除湿され、水分が除湿されることにより絶対湿度が
低下した空気が排気口30から排気され、排気口30か
ら排気された空気は作像モジュール6のケース12内に
供給される。
【0069】これにより、作像モジュール6のケース1
2内に収納されている作像ユニット13〜16に対する
水分の曝露量を減らすことができ、帯電器14での放電
により生成された硝酸化合物が空気中の水分と結合する
ことにより生成される硝酸、硝酸塩等のイオン化物質の
生成を抑制することができ、これらの硝酸、硝酸塩等の
イオン化物質が感光体13や帯電器14の表面に付着す
ることによる様々な不良、例えば、感光体13表面の劣
化が加速されて感光体13の異常磨耗が生じたり、イオ
ン化物質による感光体13表面の導電化により感光体1
3表面に形成される静電潜像がぼやけて「画像流れ」が
生じたりすること等を防止でき、感光体13や帯電器1
4の長寿命化を図ることができ、これらの感光体13や
帯電器14を検出手段17aの検出結果に応じてリサイ
クルすることと相俟って省資源化を達成できる。
【0070】また、検出手段17aの検出結果により感
光体13や帯電器14の余寿命が無くなったと評価でき
るということは、空調手段25bの水分を除去する性能
が低下したことを意味するものであり、感光体13や帯
電器14の交換とともに空調手段25bのメンテナンス
や交換を速やかに行える。即ち、検出手段17aを空調
手段25bの性能低下を検出する手段として用いること
ができる。
【0071】つぎに、本発明の第8の実施の形態を図1
2に基づいて説明する。本実施の形態の電子写真方式の
画像形成装置は、4個の作像モジュール6が装置本体1
a内に着脱自在に設けられ、各作像モジュール6で異な
る色のトナー像を形成するようにしたカラー画像形成装
置に関するものである。各作像モジュール6は用紙の搬
送方向に沿って一列に配列され、各作像モジュール6に
はそれぞれ検出手段17(又は17a)が設けられてい
る。
【0072】このような構成において、4個の作像モジ
ュール6についてメーカー側が回収するタイミングは区
々であり、それぞれの作像モジュール6を回収したとき
に各作像モジュール6内の感光体13や帯電器14に対
するアンモニアや水分の曝露量を検出することができ、
その検出結果に応じて感光体13や帯電器14の余寿命
を評価することができ、その余寿命の評価から感光体1
3や帯電器14がリサイクル可能であるか否かを容易に
判断することができ、感光体13や帯電器14のリサイ
クル性を高めることができる。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明の電子写真方式の画
像形成装置によれば、検出手段により作像ユニットを劣
化させる劣化要因物質、例えば、アンモニアや水分等の
作像ユニットに対する曝露量を検出できるので、所定の
タイミングで作像モジュールを回収した場合、検出手段
の検出結果からその作像モジュール内の各作像ユニット
の余寿命を評価することができ、その余寿命の評価から
当該作像ユニットがリサイクル可能であるか否かを容易
に判断することができ、作像ユニットのリサイクル性を
高めることができる。
【0074】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の電子写真方式の画像形成装置において、前記検出手
段は、前記ケース内に収納されているので、作像ユニッ
トと検出手段とがともにケース内に収納されることによ
り、劣化要因物質の作像ユニットに対する曝露量を精度
良く検出することができ、当該作像ユニットがリサイク
ル可能であるか否かを正確に判断することができ、作像
ユニットのリサイクル性をより高めることができる。
【0075】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の電子写真方式の画像形成装置において、前記ケース
は、その内部が略密閉空間とされているので、画像形成
が行われない期間中にはケース内への劣化要因物質の入
り込みが生じないので、この画像形成が行われない期間
中、即ち、作像ユニットの劣化が進攻しない期間中に検
出手段による曝露量の検出のみが続行されるということ
を防止でき、検出手段の検出結果から作像ユニットの劣
化が実際の劣化以上に進行していると誤判断することを
防止できる。これにより、リサイクル可能な作像ユニッ
トを廃棄するという事態の発生を防止でき、作像ユニッ
トのリサイクル性を高めることができる。
【0076】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置
において、前記作像ユニットと前記検出手段とが収納さ
れている空間内から劣化要因物質を除去する空調手段が
設けられているので、劣化要因物質の作像ユニットに対
する曝露量を減らすことができ、作像ユニットの長寿命
化を図ることができ、作像ユニットのリサイクルと相俟
って省資源化を達成できる。さらに、検出手段は空調手
段の経時性能低下が発生したことを検出することがで
き、検出手段の検出結果に応じて空調手段のメンテナン
スや交換を速やかに行える。
【0077】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の電子写真方式の画像形成装置において、前記空調手
段が設けられている前記空間は、前記ケース内の空間で
あるので、空調手段により劣化要因物質を除去する空間
が小さくなり、空調手段の小型化、低価格化等を図れ
る。また、作像モジュールの回収時には空調手段も一体
となって回収されるので、空調手段の経時性能低下が発
生した場合には、作像モジュールの回収時に空調手段の
メンテナンスや交換を容易に行える。
【0078】請求項6記載の発明によれば、請求項1な
いし5のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置
において、前記検出手段は、劣化要因物質としてのアン
モニアの曝露量を検出する手段であるので、各作像モジ
ュールがアンモニア濃度が異なる環境下で使用された場
合において、アンモニアに曝されたことが原因となる各
作像モジュール内の作像ユニットの余寿命を検出手段の
検出結果から評価することができ、その余寿命の評価か
ら当該作像ユニットがリサイクル可能であるか否かを容
易に判断することができ、作像ユニットのリサイクル性
を高めることができる。
【0079】請求項7記載の発明によれば、請求項4な
いし6のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置
において、前記空調手段は、アンモニアを除去する手段
であるので、アンモニアの作像ユニットに対する曝露量
を減らして作像ユニットの長寿命化を図ることができ、
作像ユニットのリサイクルと相俟って省資源化を達成で
きる。さらに検出手段は空調手段の経時性能低下が発生
したことを検出することができ、検出手段の検出結果に
応じて空調手段のメンテナンスや交換を速やかに行え
る。
【0080】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし4のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置
において、前記検出手段は、劣化要因物質としての水分
の曝露量を検出する手段であるので、各作像モジュール
が湿度が異なる環境下で使用された場合において、水分
に曝されたことが原因となる各作像モジュール内の作像
ユニットの余寿命を検出手段の検出結果から評価するこ
とができ、その余寿命の評価から当該作像ユニットがリ
サイクル可能であるか否かを容易に判断することがで
き、作像ユニットのリサイクル性を高めることができ
る。
【0081】請求項9記載の発明によれば、請求項4、
5又は8記載の電子写真方式の画像形成装置において、
前記空調手段は、水分を除去する手段であるので、水分
の作像ユニットに対する曝露量を減らして作像ユニット
の長寿命化を図ることができ、作像ユニットのリサイク
ルと相俟って省資源化を達成できる。さらに検出手段は
空調手段の経時性能低下が発生したことを検出すること
ができ、検出手段の検出結果に応じて空調手段のメンテ
ナンスや交換を速やかに行える。
【0082】請求項10記載の発明によれば、請求項2
ないし7のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装
置において、前記検出手段の検出結果が前記ケースの外
部から目視可能であるので、作像モジュールを回収した
場合、その作像モジュールを分解する前に作像モジュー
ル内の作像ユニットがリサイクル可能であるか否かを判
断することができ、作像ユニットのリサイクルに要する
手間を削減し、リサイクル性を高めることができる。
【0083】
【発明の実施の形態】 【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像形成装置の概
略構造を示す縦断正面図である。
【図2】作像モジュールを示す斜視図である。
【図3】アンモニアの曝露量を検出する検出手段の構成
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の画像形成装置の作
像モジュールを示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の画像形成装置の概
略構造を示す縦断正面図である。
【図6】空調手段の構造を示す概略図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の画像形成装置の概
略構造を示す縦断正面図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の画像形成装置の作
像モジュールを示す斜視図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の画像形成装置で使
用する水分の曝露量を検出する検出手段の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態の画像形成装置の
概略構造を示す縦断正面図である。
【図11】空調手段の構造を示す概略図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態の画像形成装置の
概略構造を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1、1a 装置本体 6 作像モジュール 12 ケース 13、14 作像ユニット 17、17a 検出手段 25、25a、25b 空調手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 哲郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 猪狩 聰 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 斉藤 健 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 須田 武男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DA14 HB15 HB17 JA01 JA16 JB04 JB16 JB19 JC15 2H171 FA02 FA06 GA19 JA23 JA27 JA29 JA31 JA49 JA53 NA01 NA05 QA02 QA03 QA08 QB15 QC03 QC05 SA14 SA22 SA26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換又は再利用可能な作像ユニットがケ
    ース内に収納され、装置本体に対して着脱自在に設けら
    れた作像モジュールと、 前記作像ユニットを劣化させる劣化要因物質の該作像ユ
    ニットに対する曝露量を検出する検出手段と、を有する
    電子写真方式の画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記ケース内に収納さ
    れている請求項1記載の電子写真方式の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースは、その内部が略密閉空間と
    されている請求項2記載の電子写真方式の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記作像ユニットと前記検出手段とが収
    納されている空間内から劣化要因物質を除去する空調手
    段が設けられている請求項1ないし3のいずれか一記載
    の電子写真方式の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記空調手段が設けられている前記空間
    は、前記ケース内の空間である請求項4記載の電子写真
    方式の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、劣化要因物質としての
    アンモニアの曝露量を検出する手段である請求項1ない
    し5のいずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記空調手段は、アンモニアを除去する
    手段である請求項4ないし6のいずれか一記載の電子写
    真方式の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は、劣化要因物質としての
    水分の曝露量を検出する手段である請求項1ないし4の
    いずれか一記載の電子写真方式の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記空調手段は、水分を除去する手段で
    ある請求項4、5又は8記載の電子写真方式の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段の検出結果が前記ケース
    の外部から目視可能である請求項2ないし7のいずれか
    一記載の電子写真方式の画像形成装置。
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