JP2002013956A - 指針式計器 - Google Patents

指針式計器

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JP2002013956A JP2000203038A JP2000203038A JP2002013956A JP 2002013956 A JP2002013956 A JP 2002013956A JP 2000203038 A JP2000203038 A JP 2000203038A JP 2000203038 A JP2000203038 A JP 2000203038A JP 2002013956 A JP2002013956 A JP 2002013956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示板側への光漏れを低減し得る指針式計器
を提供する。 【解決手段】 回転中心領域Ｒの背面側より導入される
照明光にて光輝する透光性樹脂材よりなる指示部材６１
と回転中心領域Ｒの背面側を除いてその外周を覆う遮光
性樹脂材よりなるカバー部材６２とを有し駆動装置２を
通じて回転駆動される指針６と、この指針６の背後にカ
バー部材６２とは所定の間隙部Ｓを隔てて配置され回転
中心領域Ｒに対応する透光部３３を有する表示板３と、
この表示板３の背後に配置され照明光を生成する光源５
とを備え、照明光の導入部（受光部６１１，反射部６１
２）を除く回転中心領域Ｒの背面側（台座部６３２の背
面側）に間隙部Ｓからの光漏れを抑制する漏光防止部６
３４を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用計器
に採用される指針式計器に関し、特に光源の点灯により
指針が光輝するタイプの指針式計器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えばステッピングモータ式
または可動磁石式電動機からなる駆動装置の回転軸に装
着され、回転軸と連動して表示板上を回転する指針を、
回転中心領域の背面側に光導入部を有する透光性の指示
部材にて構成し、表示板の背後に配置された光源の照明
光を、表示板の透光部を介して指示部材の光導入部に入
光させることにより、指示部材（指針）が明るく発光す
る指針式計器が知られている。
【０００３】この種の指針式計器にあっては、指示部材
の回動中心領域は、その前方及びその周囲がキャップ状
を呈した遮光性のカバー部材にて覆われるので、この部
分からの光洩れは抑えられるが、回転中心領域の背面側
は、照明光を導入すべく露出させる必要がある。このた
め、カバー部材と表示板とのクリアランスとなる間隙部
から照明光が周囲に漏れ、この漏光が表示板に反射する
ことでハレーションが生じ、商品性を損なうことがあっ
た。
【０００４】このような事情から、例えば実公平６−２
００９７号公報に示され、図１１に図示するように、照
明光の光導入経路となる表示板Ａの貫通孔からなる透光
部Ｂの周囲に、円環状の遮光リングＣを設け、この遮光
リングＣをカバー部材Ｄとラップさせることにより、間
隙部Ｅより外部に洩れる照明光を抑制する指針式計器が
提案されている。なお図中、符号Ｆは指示部材、符号Ｇ
は駆動装置の回転軸に指示部材（指針）Ｆを固定するた
めの台座部材（被覆部材）、符号Ｈは支持部材Ｆに照明
光を導く導光体、符号Ｆ１は指示部材Ｆの光導入部、符
号Ｇ１は光導入部Ｆ１を露出し照明光の通過を可能とす
る露出部である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ごとく従来構造は遮光リングＣとカバー部材Ｄとを所定
の間隔を空けてラップさせて、光漏れを抑制する構造で
あるが、指示部材Ｆ側に向かう照明光のうち、台座部材
Ｇの裏面で反射した照明光が遮光リングＣとカバー部材
Ｄとの間を通って間隙部Ｅから外側に漏れやすいという
弱点があり、この点で改良の余地が残されていた。
【０００６】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、表示板側への光漏れを低減し照明
品質を高めることが可能な指針式計器を提供するもので
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、回転中心領域の背面側より導入される照明
光にて光輝する透光性の指示部材と前記回転中心領域の
背面側を除いてその外周を覆う遮光性のカバー部材とを
有し所定の駆動装置を通じて回転駆動される指針と、こ
の指針の背後に前記カバー部材とは間隙部を隔てて配置
され前記回転中心領域に対応する透光部が形成される表
示板と、この表示板の背後に配置され前記照明光を生成
する光源とを備え、前記照明光の導入部を除く前記回転
中心領域の背面に前記間隙部からの光漏れを抑制する漏
光防止部を設けたことを特徴とする。
【０００８】また本発明は、前記目的を達成するため、
回転中心領域の背面側より導入される照明光にて光輝す
る透光性の指示部材と前記回転中心領域の背面側を除い
てその外周を覆う遮光性のカバー部材とを有し所定の駆
動装置を通じて回転駆動される指針と、この指針の背後
に前記カバー部材とは間隙部を隔てて配置され前記回転
中心領域に対応する透光部が形成される表示板と、この
表示板の背後に配置され前記照明光を生成する光源と、
前記回転中心領域の背面側を覆う被覆部材とを備え、前
記照明光の導入側となる前記被覆部材の背面に前記間隙
部からの光漏れを抑制する漏光防止部を設けたことを特
徴とする。
【０００９】また本発明は、前記漏光防止部が前記間隙
部側に向かう照明光を遮断する複数の突出部からなるこ
とを特徴とする。
【００１０】また本発明は、前記漏光防止部が前記前記
照明光を回転中心側に反射する傾斜面からなることを特
徴とする。
【００１１】また本発明は、前記漏光防止部が前記照明
光を拡散するしぼ面からなることを特徴とする。
【００１２】また本発明は、前記突出部が回転中心を取
り巻く周壁部として形成されることを特徴とする。
【００１３】また本発明は、前記周壁部が回転中心から
外周に向かって次第に径大となることを特徴とする。
【００１４】また本発明は、前記突出部の断面形状が略
鋸歯状であることを特徴とする。
【００１５】また本発明は、前記突出部の断面形状が頂
部とこの頂部に連なる長辺及び短辺を有し、前記長辺が
前記照明光を回転中心側に反射する傾斜面を構成するこ
とを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明による指針式計器は、回転
中心領域の背面側より導入される照明光にて光輝する透
光性樹脂材よりなる指示部材と回転中心領域の背面側を
除いてその外周を覆う遮光性樹脂材よりなるカバー部材
とを有し、例えばステッピングモータからなる駆動装置
を通じて回転駆動される指針と、この指針の背後にカバ
ー部材とは間隙部を隔てて配置され回転中心領域に対応
する透光部を有する表示板と、この表示板の背後に配置
され照明光を生成する光源とを備え、照明光の導入部を
除く回転中心領域の背面側に間隙部からの光漏れを抑制
する漏光防止部を設けたことにより、間隙部に至る照明
光を低減することができ、これにより外側（表示板側）
への光漏れを効果的に抑制し、照明品質を高めることが
できる。
【００１７】漏光防止部は、指示部材の回転中心領域背
面に直接形成してもよいし、指針に回転中心領域の背面
側を覆い照明光の通過を可能とする透過部が形成される
被覆部材を装着する場合は、照明光の導入側となる前記
被覆部材の背面に形成することもできる。
【００１８】漏光防止部としては、例えば間隙部側に向
かう照明光を遮断する複数の突出部や照明光を回転中心
側に反射する傾斜面から設けることができる他、照明光
を拡散するしぼ面から設けてもよく、間隙部に向かう照
明光を低減することができれば、任意の構造を選択でき
る。
【００１９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明する。図１は本発明による指針式計器の正面図、図２
は図１のＡ−Ａ線に沿った要部断面図、図３は台座部材
の背面側を示す正面図である。
【００２０】図１及び図２において、指針式計器は、回
転軸１を有する例えばステッピングモータ式の電動機か
らなる駆動装置２と、この駆動装置１とは所定間隔を隔
ててその前方側に配置される表示板３と、この表示板３
の背後に配置される導光体４と、この導光体４と共に表
示板３の背後に配置され導光体４を通じて後述する指針
を照明する光源５と、駆動装置２の回転軸２に連動し表
示板３上を回転する指針６と、この指針６と表示板３と
の間に配置されるカラー部材７とで構成されている。
【００２１】表示板３は、透光性合成樹脂からなる薄板
状の基材に背景となる地色部３１と指針６の指示対象と
なる指標部３２とが印刷形成されており、この場合、地
色部３１には遮光性の着色インクが使用され、指標部３
２には透光性の着色インクが使用されている。
【００２２】また指針６の後述する回転中心領域に対応
する表示板３位置には、指針６と回転軸１との連結を可
能とすると共に光源５からの照明光を通過させるための
貫通孔からなる透光部３３が形成されている。なお透光
部３３は照明光を通過させることができれば貫通孔でな
く、透明部もしくは半透明部でもよい。
【００２３】導光体４は表示板３の背面に沿って設けら
れる透光性合成樹脂材からなり、表示板３の透光部３３
に対応する箇所には透光部３３を越えて指針６側に延び
る略Ｌ字状の屈曲部４１が形成されている。
【００２４】この屈曲部４１の先端部は、光源５から導
光した照明光を指針６に照射する出光端部４２として形
成され、この出光端部４２に対応する角部には出光端部
４２側に照明光を反射する導光体反射部４３が形成され
ている。
【００２５】指針６は透光性合成樹脂材からなる指示部
材６１と、この指示部材６１の所定領域を覆う遮光性合
成樹脂材からなるカバー部材６２と、指示部材６１を回
転軸１に連結する遮光性合成樹脂材からなる台座部材
（被覆部材）６３とで構成される。なお台座部材６３
は、その全体もしくは一部を光透過性または半光透過性
に形成することもできる。
【００２６】指示部材６１はその回転中心領域Ｒに導光
体４の出光端部４２より照射される照明光を受光する受
光部６１１と、この受光部６１１より導入した照明光を
指示部材６１の長手方向に反射して線状に光輝させる反
射部６１２とでなる光導入部を有している。
【００２７】カバー部材６２は照明光の導入側となる背
面側（駆動装置側）が開口するカップ形に形成されてお
り、指示部材６１を挿出するスリット６２１と、表示板
３の板面に対し間隙部Ｓを隔てて対向する開口端部６２
２とを有し、指示部材６１の回転中心領域Ｒの背面側を
除くその前方及び周囲を覆っている。なおカバー部材６
２の遠心方向外径は表示板３の透光部３３の内径よりも
若干大きく形成されている。
【００２８】台座部材６３は回転軸１に固着されるボス
部６３１と、円盤状の台座部６３２とでなり、図示しな
い固定手段を介して指示部材６１及びカバー部材６２と
一体的に固定されている。
【００２９】台座部６３２は指示部材６１の受光部６１
１に対応する箇所に導光体４の出光端部４２から放射さ
れる照明光を受光部６１１側に通過させる透過部６３３
が形成され、この透過部６３３を除く台座部６３２の背
面側（照明光の導入側）にはカバー部材６２の開口端部
６２２と表示板３とのクリアランス（間隙部Ｓ）に向か
う照明光を低減し、間隙部Ｓからの光漏れを抑制する漏
光防止部６３４が形成されている。
【００３０】漏光防止部６３４は所定間隔を空けて透光
部３３側に突出する複数の突出部からなり、これら各突
出部は図３に示すように、回転中心（回転軸１の軸心）
を取り巻くと共に回転中心から外周に向かって次第に径
大となる複数の周壁として形成され、これら周壁によっ
て間隙部Ｓ側に向かう照明光を遮断し、間隙部Ｓからの
光漏れを抑制できるように構成されている。
【００３１】以上のように、本実施例では、回転中心領
域Ｒの背面側より導入される照明光にて光輝する透光性
樹脂材よりなる指示部材６１と回転中心領域Ｒの背面側
を除いてその外周を覆う遮光性樹脂材よりなるカバー部
材６２とを有し駆動装置２を通じて回転駆動される指針
６と、この指針６の背後にカバー部材６２とは間隙部Ｓ
を隔てて配置され回転中心領域Ｒに対応する透光部３３
を有する表示板３と、この表示板３の背後に配置され照
明光を生成する光源５とを備え、照明光の導入部（受光
部６１１，反射部６１２）を除く回転中心領域Ｒの背面
側（台座部６３２の背面側）に間隙部Ｓからの光漏れを
抑制する漏光防止部６３４を設けたことにより、間隙部
Ｓに至る照明光を低減することができ、これにより外側
（表示板３側）への光漏れを抑制し、照明品質を高める
ことができる。
【００３２】また本実施例によれば、漏光防止部６３４
が間隙部Ｓ側に向かう照明光を遮断する断面形状凸形の
複数の突出部からなり、これら突出部を回転中心を取り
巻くと共に外周に向かって次第に径大となる周壁部とし
て形成したことにより、指針６の回転範囲全域にわたっ
て確実に光漏を抑制することができる。
【００３３】なお複数の突出部の大きさや形成ピッチ、
形成個数は、要求される光漏れ抑制効果や仕様、条件に
応じて適宜設定することができるが、突出部は小さく且
つ形成ピッチも細かい突出部を多数形成する方が光漏れ
抑制効果を高めつつ、台座部６３２の厚みを小さくで
き、指針式計器の薄型化に有利である。また本実施例で
は指針６と表示板３との間にカラー部材７を配置してい
るが、漏光防止部６３４にて十分な光漏れ抑制効果を得
ることができれば、廃止することもできる。このように
カラー部材７を廃止することにより、指針６と表示板３
の距離を小さくして薄型化が可能となる。
【００３４】図４は本発明の第２実施例を示す台座部材
（被覆部材）の断面図であり、漏光防止部６３４の構造
以外は前記第１実施例と同様である。
【００３５】すなわち本実施例では、台座部材６３の台
座部６３２の背面に複数形成される各突出部（漏光防止
部６３４）の断面形状を、頂部Ｔとこの頂部Ｔに連なる
長辺Ｌ１及び短辺Ｌ２を有し、先端に向かって次第に先
細りとなる略鋸歯形状に設けたもので、このように略鋸
歯状に形成した突出部が回転中心を取り巻くと共に外周
に向かって次第に径大となる周壁部をなす点は前記第１
実施例と同様である。
【００３６】また頂点Ｔにて交わる長辺Ｌ１と短辺Ｌ２
は、長辺Ｌ１が回転中心側（内側）、短辺Ｌ２が外側に
位置しており、長辺Ｌ１はこの部分に当たった照明光を
回転中心側（内側）に反射できるように、回転中心側
（回転軸１側）を向く傾斜面として形成されている。一
方、短辺Ｌ２は回転軸１の軸線と略平行に延びている。
【００３７】以上のように本実施例では、突出部の断面
形状を略鋸歯形状に設けたことにより、表示板３の板面
と平行で照明光を間隙部Ｓに向けて反射しやすい平面部
を少なくでき、これにより間隙部Ｓ側への照明光の反射
をより確実に低減できる。
【００３８】また本実施例では、突出部の断面形状を頂
部Ｔとこの頂部Ｔに連なる長辺Ｌ１及び短辺Ｌ２を有す
る略鋸歯形状とし、この際、長辺Ｌ１を照明光を回転中
心側に反射する傾斜面として構成したことにより、間隙
部Ｓ側に至る反射光を確実に低減させることができる。
【００３９】図５から図７は、それぞれ本発明の第３〜
第５実施例として、鋸歯状突出部の変形例を示す要部断
面図であり、図５に示す第３実施例では、突出部（漏光
防止部６３４）を構成する長辺Ｌ１及び短辺Ｌ２を曲面
に設定している。また図６に示す第４実施例では、突出
部を構成する各辺Ｌ３，Ｌ４を互いに長さの等しい平面
に設定している。また図７に示す第５実施例では突出部
を構成する各辺Ｌ３，Ｌ４を互いに長さの等しい曲面に
設定している。
【００４０】図８，図９は本発明の第６，第７実施例と
して漏光防止部６３４の別例構造を示す要部断面図であ
り、図８に示す第６実施例では漏光防止部６３４を、台
座部６３２の背面外周部分に位置し、この部分に到達し
た照明光を回転中心側に反射するように回転中心側に傾
斜した傾斜面にて構成したもので、図９に示す第７実施
例では台座部６３２の背面の略全体を回転中心側に傾斜
させて漏光防止部６３４を設けたものである。
【００４１】図１０は本発明の第８実施例として漏光防
止部の別例構造を示す要部断面図であり、本実施例では
台座部６３２の背面に例えば微細凹凸加工（シボ加工）
を施すことにより、この部分に至る照明光を拡散反射し
て間隙部Ｓからの光漏れを低減するシボ面からなる漏光
防止部６３４を設けたものである。なおこのように照明
光を拡散反射する漏光防止部６３４は透過部６３３を除
く台座部６３２背面全域に形成してもよいし、部分的に
形成してもよい。またかかるシボ面を図８，９に示した
傾斜面あるいは図２に示した突出部の突出面と組み合わ
せてもよい。
【００４２】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は回転中心
領域の背面側より導入される照明光にて光輝する透光性
の指示部材と前記回転中心領域の背面側を除いてその外
周を覆う遮光性のカバー部材とを有し所定の駆動装置を
通じて回転駆動される指針と、この指針の背後に前記カ
バー部材とは間隙部を隔てて配置され前記回転中心領域
に対応する透光部が形成される表示板と、この表示板の
背後に配置され前記照明光を生成する光源とを備え、前
記照明光の導入部を除く前記回転中心領域の背面に前記
間隙部からの光漏れを抑制する漏光防止部を設けたこと
により、表示板側への光漏れを低減し照明品質を高める
ことが可能な指針式計器を提供できる。
【００４３】また本発明は回転中心領域の背面側より導
入される照明光にて光輝する透光性の指示部材と前記回
転中心領域の背面側を除いてその外周を覆う遮光性のカ
バー部材とを有し所定の駆動装置を通じて回転駆動され
る指針と、この指針の背後に前記カバー部材とは間隙部
を隔てて配置され前記回転中心領域に対応する透光部が
形成される表示板と、この表示板の背後に配置され前記
照明光を生成する光源と、前記回転中心領域の背面側を
覆う被覆部材とを備え、前記照明光の導入側となる前記
被覆部材の背面に前記間隙部からの光漏れを抑制する漏
光防止部を設けたことにより、表示板側への光漏れを低
減し照明品質を高めることが可能な指針式計器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】指針式計器の正面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿った要部断面図。
【図３】台座部材の背面側を示す正面図。
【図４】本発明の第２実施例による台座部材の断面図。
【図５】本発明の第３実施例を示す要部断面図。
【図６】本発明の第４実施例を示す要部断面図。
【図７】本発明の第５実施例を示す要部断面図。
【図８】本発明の第６実施例を示す要部断面図。
【図９】本発明の第７実施例を示す要部断面図。
【図１０】本発明の第８実施例を示す要部断面図。
【図１１】従来例を示す要部断面図。
【符号の説明】
１ 回転軸 ２ 駆動装置 ３ 表示板 ４ 導光体 ５ 光源 ６ 指針 ７ カラー部材 ３１ 地色部 ３２ 指標部 ３３ 透光部 ４１ 屈曲部 ４２ 出光端部 ４３ 導光体反射部 ６１ 指示部材 ６２ カバー部材 ６３ 台座部材（被覆部材） ６１１ 受光部（光導入部） ６１２ 反射部（光導入部） ６２１ スリット ６２２ 開口端部 ６３１ ボス部 ６３２ 台座部 ６３３ 透過部 ６３４ 漏光防止部 Ｌ１ 長辺 Ｌ２ 短辺 Ｌ３，Ｌ４ 辺 Ｔ 頂部 Ｒ 回転中心領域 Ｓ 間隙部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回転中心領域の背面側より導入される照
    明光にて光輝する透光性の指示部材と前記回転中心領域
    の背面側を除いてその外周を覆う遮光性のカバー部材と
    を有し所定の駆動装置を通じて回転駆動される指針と、
    この指針の背後に前記カバー部材とは間隙部を隔てて配
    置され前記回転中心領域に対応する透光部が形成される
    表示板と、この表示板の背後に配置され前記照明光を生
    成する光源とを備え、前記照明光の導入部を除く前記回
    転中心領域の背面に前記間隙部からの光漏れを抑制する
    漏光防止部を設けたことを特徴とする指針式計器。
  2. 【請求項２】 回転中心領域の背面側より導入される照
    明光にて光輝する透光性の指示部材と前記回転中心領域
    の背面側を除いてその外周を覆う遮光性のカバー部材と
    を有し所定の駆動装置を通じて回転駆動される指針と、
    この指針の背後に前記カバー部材とは間隙部を隔てて配
    置され前記回転中心領域に対応する透光部が形成される
    表示板と、この表示板の背後に配置され前記照明光を生
    成する光源と、前記回転中心領域の背面側を覆う被覆部
    材とを備え、前記照明光の導入側となる前記被覆部材の
    背面に前記間隙部からの光漏れを抑制する漏光防止部を
    設けたことを特徴とする指針式計器。
  3. 【請求項３】 前記漏光防止部が前記間隙部側に向かう
    照明光を遮断する複数の突出部からなることを特徴とす
    る請求項１または請求項２記載の指針式計器。
  4. 【請求項４】 前記漏光防止部が前記前記照明光を回転
    中心側に反射する傾斜面からなることを特徴とする請求
    項項１または請求項２記載の指針式計器。
  5. 【請求項５】 前記漏光防止部が前記照明光を拡散する
    しぼ面からなることを特徴とする請求項１または請求項
    ２記載の指針式計器。
  6. 【請求項６】 前記突出部が回転中心を取り巻く周壁部
    として形成されることを特徴とする請求項３記載の指針
    式計器。
  7. 【請求項７】 前記周壁部が回転中心から外周に向かっ
    て次第に径大となることを特徴とする請求項６記載の指
    針式計器。
  8. 【請求項８】 前記突出部の断面形状が略鋸歯状である
    ことを特徴とする請求項３記載の指針式計器。
  9. 【請求項９】 前記突出部の断面形状が頂部とこの頂部
    に連なる長辺及び短辺を有し、前記長辺が前記照明光を
    回転中心側に反射する傾斜面を構成することを特徴とす
    る請求項８記載の指針式計器。
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