JP2009229372A - メータ装置 - Google Patents

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康次 桑原
Hiroaki Miyashita
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Abstract

【課題】少ない光源で必要な明るさを得て視認性および立体感を与えることを可能として、コストダウンを図ることができ、しかも、新規な視認性および装飾性を与えて、商品性を高めることのできるメータ装置を提供すること。
【解決手段】文字板10の表示部11の内径方向位置に設けられ、背面方向に凹状に形成されているとともに、外周部に正面方向を向いた反射面12aを備えた凹部12と、凹部12内に配置され、文字板10のメータ背面側に設けられた指針照明用光源42の光を、反射面12aに向けて照射可能に形成された導光部材50と、導光部材50の正面側に設けられ、文字板正面方向への導光部材50からの漏光を防止するための遮光フィニッシャ52と、を備えていることを特徴とするメータ装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などに用いられるメータ装置に関し、特に、立体感を有した表示を行う技術に関する。
従来、車両用などのメータ装置において、指針に対応した表示部を備えた文字板の外周部に、リング状で傾斜した板面部を設け、この板面部に光を放射する照射部を対向させ、照射部を発光させた際に、板面部が浮き上がるように、立体感および浮遊感を有して視認されるようにしたメータ装置が、例えば、特許文献1などにより知られている。
特開2002−257601号公報
しかしながら、上述の従来技術では、文字板の外周部の傾斜した板面部に照明光を照射するため、照射面積が文字板の外周全体となり、照射面積が広く、必要な光源の数や導光部材の大きさが大きくなり、コストアップを招くという問題があった。
また、この従来技術では、文字板の外周部の照明に奥行きを持たせるものが一般的であり、新規な視認性および装飾性を持たせて、商品性を高めることが望まれていた。
本発明は、上述のような従来の問題に着目して成されたもので、少ない光源で必要な明るさを得て視認性および立体感を与えることを可能として、コストダウンを図ることができ、しかも、新規な視認性および装飾性を与えて、商品性を高めることのできるメータ装置を提供することを目的とする。
上述の目的達成のために本発明は、指針の指標となる表示部が周状に設けられ、かつ、少なくとも前記表示部を除く部分に遮光層が設けられた文字板と、この文字板の前記表示部の内径方向位置に設けられ、前記表示部の背面方向に凹状に形成されているとともに、外周部に正面方向を向いた反射面を備えた凹部と、この凹部内に配置され、前記文字板の背面側に設けられた光源の光を、前記反射面に向けて照射可能に形成された導光部材と、この導光部材の正面側に設けられ、前記文字板正面方向への前記導光部材からの漏光を防止するための遮光フィニッシャと、を備えていることを特徴とするメータ装置とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のメータ装置において、前記指針を照明する指針照明用光源が、前記指針の回動軸の近傍に設けられ、前記導光部材が、前記指針照明用光源からの光を導いて、前記反射面を照射するよう形成されていることを特徴とするメータ装置とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のメータ装置において、前記文字板の背面側には、前記表示部を照明用の表示部照明用光源が設けられ、前記文字板の前記凹部における、前記反射面の内径方向位置に、前記表示部照明用光源の光を前記導光部材に入射させるための透光部が設けられていることを特徴とするメータ装置とした。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のメータ装置において、前記導光部材の背面側に、前記凹部内に前記導光部材を支持する支持用凸部が設けられていることを特徴とするメータ装置とした。
本発明のメータ装置では、光源を発光させたときには、その光が導光部材を介して、文字板の表示部の内側に配置された凹部の反射面を照明する。
したがって、文字板では、表示部の内側部分が、周状に奥行きを有して発光し、この部分が、立体感を有するとともに、浮遊感を有して照明される。
このように、文字板の表示部の内側の遮光フィニッシャが、立体的で浮遊感を有して表示され、従来存在しなかった、新規な立体表示が行われ、商品性を向上できる。
また、光源は、文字板の表示部の内側の凹部内を照らすため、従来のように、文字板の表示部の外周を照明するものと比較して、照明面積が小さくて済むことから、必要な光源の数や、導光部材の大きさを小さくすることができる。
したがって、必要な照明の明るさを得ることを、低コストで達成できる。
請求項2に記載の発明では、指針照明用光源の光が、導光部材に導かれて、凹部の反射面を照明する。
したがって、指針照明用光源の光を、凹部の反射面を照らす立体照明用の光源と兼用可能であり、必要な照明の明るさを得ることを、低コストで達成することができる。
請求項3に記載の発明では、文字板の表示照明用光源を点灯させた際に、その光が、文字板の凹部に設けた透光部を通過し、導光部材に入射される。
したがって、導光部材から反射部に照射される光量を、より確保可能となり、効率的な照明を可能として、必要な照明の明るさを得ることを、より低コストで達成可能となる。
請求項4に記載の発明では、導光部材に設けられた支持用凸部が、文字板に当接されており、導光部材の外周部のメータ背面方向への移動が、文字板に規制され、導光部材と文字板とがハウジングに一体的に固定される。
したがって、導光部材を、安価に安定させて支持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態のメータ装置は、指針(60)の指標となる表示部(11)が周状に設けられ、かつ、少なくとも前記表示部(11)を除く部分に遮光層が設けられた文字板(10)と、この文字板(10)の前記表示部(11)の内径方向位置に設けられ、前記表示部(11)の背面方向に凹状に形成されているとともに、外周部に正面方向を向いた反射面(12a)を備えた凹部(12)と、この凹部(12)内に配置され、前記文字板(10)の背面側に設けられた光源(42)の光を、前記反射面(12a)に向けて照射可能に形成された導光部材(50)と、この導光部材(50)の正面側に設けられ、前記文字板正面方向への前記導光部材(50)からの漏光を防止するための遮光フィニッシャ(52)と、を備えていることを特徴とするメータ装置である。
以下に、図1〜図2に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1のメータ装置Aについて説明する。
この実施例1のメータ装置Aは、図外の自動車のインストルメントパネルに設けられたメータクラスタ内に取り付けられており、図2に示すように、スピードメータ1、エンジン回転数メータ2を備えている。
図2のS1−S1線の位置で切断した断面図である図1に示すように、このメータ装置Aは、文字板10、ハウジングアッパ20、ハウジングロア30、基板40、導光部材50を備えている。なお、図1はエンジン回転数メータ2の部分の断面を示しており、以下に、このエンジン回転数メータ2の部分について説明するが、スピードメータ1についても同様の構成であり、同じ構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
文字板10は、ポリカーボネート樹脂などの透明樹脂により板状に形成されており、図2に示すように、指針60の指標となる目盛11aと文字11bとを備えた表示部11が、指針60の先端の回動軌跡に沿って、円弧状に配置されている。そして、この表示部11は、透光性を有した塗料(例えば、白や赤やオレンジなど)で目盛11aや文字11bの表示がなされ、一方、それ以外の部分は、遮光性を有した塗料(例えば、黒や灰色など)による印刷や、遮光性を有した素材で形成された遮光層(図示省略)で覆うことにより、遮光性が与えられている。
なお、本実施例1では、文字板10は、スピードメータ1に配置されている部分と、エンジン回転数メータ2に配置されている部分とは、一体に形成されている。また、表示部11は、立体的に形成して、視認性を高めることもできる。
また、文字板10は、図1に示すように、ハウジングロア30により、メータ背面方向(図において矢印BKの方向であって、メータ装置Aによる表示方向である矢印Fで示すメータ正面方向とは反対方向)側の面を支持されており、かつ、この文字板10のメータ正面方向の外周部がハウジングアッパ20で覆われている。なお、ハウジングアッパ20とハウジングロア30とで、メータ装置Aのハウジングを構成している。
ハウジングアッパ20は、硬質で光の反射を抑えることのできる例えば黒色の樹脂で形成されており、ハウジングロア30との間に文字板10を挟んだ状態で、ハウジングロア30に複数の図示を省略した係合爪を係合させて取り付けられている。
また、ハウジングアッパ20のメータ正面方向側は、透明なフェイシャ80が取り付けられている。
ハウジングロア30は、硬質で、光の反射性に優れた例えば白色の樹脂で形成されており、詳細な図示は省略するが、メータ背面方向側が開口された箱状に形成され、かつ、文字板10の表示部11の背面位置には、後述する表示部照明用光源43の照明光L1をメータ正面方向に反射させる曲面状の反射部32が形成されている。
基板40は、エポキシ樹脂などの硬質樹脂により板状に形成されたもので、ハウジングロア30に一体に形成された複数の係合爪33を係合させてハウジングロア30に固定されているもので、ムーブメント41、指針照明用光源42、表示部照明用光源43を備えている。
なお、ムーブメント41は、指針60を回動させるもので、ムーブメント41により回動される回転軸41aの先端部に、指針60の本体61からメータ背面方向に延びる筒状の装着用筒状部62が装着されている。
両光源42,43は、例えば、発光ダイオードが用いられている。
指針照明用光源42は、回転軸41aの近傍に1個(図2参照)設置されている。この指針照明用光源42の点灯時には、その照明光L2が、指針60の装着用筒状部62の先端面62aから指針60の内部に導入され、内部で拡散されながら、メータ正面方向に反射することで、指針60が照明される。なお、指針照明用光源42は、本実施例1では、オレンジなどに着色されており、指針60を着色照明する。
表示部照明用光源43は、点灯時に、文字板10の表示部11を照明させるものであり、表示部11のメータ背面方向位置であって、表示部11よりも僅かに内径方向位置に配置されており、図2に示すように、表示部に沿って周方向に略等角度間隔で4個設けられている。
文字板10において、表示部11の内径方向には、図1に示すように、メータ背面方向に凹形状であって、メータ正面方向から視て略円形の凹部12が形成されている。そして、この凹部12の外周部には、湾曲面形状を成し、メータ正面方向を向いた反射面12aが形成されている。また、凹部12の略中央には、回転軸41aなどを挿通させる中心穴12hが形成されている。
さらに、文字板10において、反射面12aの内周に沿って、透光性を与えられた透光部12bが、メータ正面方向から視て円周状に設けられている。
また、凹部12には、導光部材50が設けられている。この導光部材50は、本体51と遮光フィニッシャ52とを備えている。
本体51は、ポリカーボネート樹脂などの透明樹脂により形成され、略ドーナツ板状の円盤部51aと、この円盤部51aの内周からメータ背面方向に延びる円筒状の筒部51bと、を備えており、筒部51bが、ハウジングロア30に立設された支持用筒部34に支持されている。
この支持用筒部34は、円筒状を成し、かつ、メータ正面方向の端部に、内径方向に凸状のフランジ34fが形成され、このフランジ34fの内周に、支持用穴34aが形成されている。
そこで、導光部材50は、筒部51bの外周を、支持用穴34aの内周に嵌合させて、ハウジングロア30に固定されている。
なお、筒部51bには、段差部51cが形成されており、筒部51bの支持用穴34aへの嵌合状態で、この段差部51cをフランジ34fに突き当てることで、文字板10の凹部12の中心穴12hの周縁を、この段差部51cとフランジ34fとの間に挟持し、文字板10を固定している。
さらに、導光部材50の本体51の円盤部51aの外周には、メータ背面方向に凸となった支持用凸部51dが全周に一体に形成され、上述のように導光部材50を支持用筒部34に固定した状態で、この支持用凸部51dが文字板10に当接されている。
また、筒部51bは、その先端面51eが、入射口として、指針照明用光源42に略対向して配置されている。したがって、指針照明用光源42の光は、筒部51bの先端面51eから導光部材50の本体51の内部に導入され、本体51の円盤部51aの外周面51fを照射口として、外径方向に照射される。そこで、このとき、外周面51fから出射される光量が、全周で略均一になるように、筒部51bでは、指針照明用光源42に近い部分が、光入射量を抑制すべく相対的に薄肉に形成されている一方、指針照明用光源42から遠い部分が、光入射量を増大すべく相対的に厚肉に形成されている。
遮光フィニッシャ52は、導光部材50の本体51のメータ正面方向側の表面を覆い、本体51からメータ正面方向への漏光を防止するもので、遮光性を有したABSなどの樹脂により円盤状に形成されており、遮光フィニッシャ52の外周と凹部12の外周との間に、メータ正面方向から視て円形を成す隙間SPを形成している。なお、遮光フィニッシャ52は、文字板10の表示部11が形成された一般部よりも、僅かにメータ正面方向の位置に配置されている。
次に、実施例1の作用について説明する。
各光源42,43を点灯させたときには、以下に述べるような照明が成される。
すなわち、表示部照明用光源43の照明光L1は、文字板10の表示部11に向けて照射され、この表示部11を透過することで、表示部11の目盛11aや文字11bを発光表示させる。
また、指針照明用光源42の照明光L2は、指針60の装着用筒状部62の先端面62aから、指針60の内部に導かれ、拡散された後、メータ正面方向に進み、これにより、指針60が発光表示される。
さらに、指針照明用光源42の照明光L2の一部の照明光L3は、導光部材50の筒部51bの先端面51eから内部に導かれ、本体51の外周面51fから外径方向に照射され、さらに、文字板10の反射面12aで、メータ正面方向に反射される。
この反射面12aは、文字板10に凹状に形成した凹部12の外周に形成されており、遮光フィニッシャ52の外周端分からメータ背面方向へ奥行きが与えられており、遮光フィニッシャ52の外周面と凹部12の外周縁との間で形成された隙間SPから、照明光L3がメータ正面方向へ進む。
さらに、表示部照明用光源43の照明光L1一部も、文字板10の凹部12の透光部12bを透過し、さらに、直接あるいは導光部材50を介して、反射面12aに進んで、メータ正面方向へ反射される。
したがって、文字板10にあっては、表示部11の内側に配置された導光部材50のメータ正面方向の面を形成する遮光フィニッシャ52が、メータ正面方向に浮いたような立体感および浮遊感を持って視認される。
このように、本実施例1では、従来に無かった新規な立体的照明表示が成される。
しかも、この場合、文字板10の外周部分に沿って設けられた表示部11よりも内側位置に配置された反射面12aで、照明光L3をメータ正面方向へ反射させるようにしたため、表示部11よりも外側位置で反射させるものと比較して、指針照明用光源42の光を、外径方向に導く距離が短くなるため、同じ輝度で反射するので有れば、相対的に少ない光量で済む。このため、立体的な照明に必要な光量を得るのに必要な光源の数や光量を低く抑えることができ、その分、コストダウンを図ることができるとともに、消費エネルギを軽減できる。
加えて、指針照明用光源42を、立体的照明のために導光部材50に導く光源として兼用させたため、立体的照明の専用の光源を用いるのと比較して、コストダウンおよび消費エネルギの軽減をいっそう図ることができる。
さらに、本実施例1では、反射面12aの内径方向位置に透光部12bを設け、表示部照明用光源43の照明光L1を、直接および間接的に反射面12aに導くようにした。
このため、より少ない光量で、必要な輝度を確保することができ、コストダウンおよび消費エネルギ軽減をさらに図ることができる。
また、導光部材50の外周部に支持用凸部51dを設け、この支持用凸部51dを文字板10の凹部12に当接させたため、文字板10と導光部材50とを一体的に固定させることができ、文字板10と導光部材50との振動による異音の発生、経時的な位置のずれなどを抑え、製品品質を向上させることができる。
加えて、照明時に、この支持用凸部51dを含めた範囲で、導光部材50の本体51の外周面51fから照明光L3が照射されるため、支持用凸部51dを設けない場合よりも照射範囲が拡がり、立体感および浮遊感をいっそう向上させることができる。
さらに、導光部材50の本体51において、内部に導入した照明光L3がメータ正面方向へ透過させないようにするために、遮光フィニッシャ52を設けたため、単に、樹脂製の本体51に遮光性を有した塗装を行うものと比較して、新規な外観を得ることができ、商品性を向上させることが可能である。
以上説明したように、実施例1のメータ装置では、以下に列挙する効果を得ることができる。
1)文字板10の表示部11の内径方向部分の遮光フィニッシャ52が、メータ正面方向に浮いたような立体感および浮遊感を持って視認される、従来に無かった新規な立体照明表示が成される。
2)文字板10の外周部分に沿って設けられた表示部11よりも内径方向位置に配置された反射面12aで、照明光L3をメータ正面方向へ反射させるようにしたため、表示部11よりも外側位置で反射させるのと比較して、リング状の照明面積が小さくて済み、導光部材50を小型にすることができるとともに、同じ輝度で反射するので有れば、相対的に少ない光量で済む。このため、導光部材50の材料費を軽減できるとともに、必要な光源の数や光量を低く抑えることができ、その分、コストダウンを図ることができ、かつ、消費エネルギを軽減できる。
3)指針照明用光源42を、立体的照明のために導光部材50に導く光源として兼用させたため、立体的照明の専用の光源を用いるのと比較して、コストダウンおよび消費エネルギの軽減をいっそう図ることができる。
4)反射面12aの内径方向位置に透光部12bを設け、表示部照明用光源43の照明光L1を、直接および間接的に反射面12aに導くようにしたため、より少ない光量で、必要な輝度を確保することができ、コストダウンおよび消費エネルギ軽減をさらに図ることができる。
5)導光部材50の外周部に支持用凸部51dを設け、この支持用凸部51dを文字板10の凹部12に当接させたため、文字板10と導光部材50とを一体的に固定させることができ、文字板10と導光部材50との振動による異音の発生、経時的な位置のずれなどを抑え、製品品質を向上させることができる。
6)照明時に、この支持用凸部51dを含めた範囲で、導光部材50の本体51の外周面51fから照明光L3が照射されるため、支持用凸部51dを設けない場合よりも照射範囲が拡がり、立体感および浮遊感をいっそう向上させることができる。
7)導光部材50の本体51において、内部に導入した照明光L3がメータ正面方向へ透過させないようにするために、遮光フィニッシャ52を設けたため、単に、樹脂製の本体51に遮光性を有した塗装を行うものと比較して、新規な外観を得ることができ、商品性を向上させることが可能である。
次に、図3に基づいてこの発明の実施の形態の実施例2のメータ装置Bについて説明する。なお、この実施例2は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1と同様の構成には同じ符号を付けることで説明を省略し、また、作用効果についても、実施例1と同じものは説明を省略する。
実施例2は、文字板10の表示部11の外周にあっても、リング状の加飾照明を行うようにした例である。
すなわち、文字板10において、表示部11のメータ背面方向側に配置されて第2導光部材200がハウジングロア30に支持されている。
この第2導光部材200は、入光部201、本体202、リング照明部203を備えている。
本体202は、透光可能な樹脂により略ドーナツ板状に形成され、表示部11のメータ背面方向側に配置され、内部に導入された光を、表示部11に向けて反射させる。
入光部201は、本体202から表示部照明用光源43に向けて延在され、先端面を表示部照明用光源43に対向させている。
リング照明部203は、本体202からメータ正面方向に突出されてリング状に形成され、文字板10において表示部11の外周に形成された開口204からメータ正面方向に突出されている。
したがって、照明時には、表示部照明用光源43の照明光L1が、第2導光部材200の内部に導かれ、内部で拡散され、その一部は、本体202から表示部11に向けて反射され、表示部11を照明する。
また、第2導光部材200の内部に導かれた照明光L1の一部は、リング照明部203からメータ正面方向に照射され、これにより、表示部11の外周が、リング状に照明される。
したがって、第2実施例では、表示部11の内側で、奥行きを有し立体感および浮遊感を備えたリング状の照明が成されるのに加えて、表示部11の外側でも、リング状の加飾照明が成され、製品の質感を向上させることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1,2を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1,2に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1,2では、車両用のメータ装置A,Bを示したが、車両用に限らず、船舶など車両以外のものにも適用することができる。
さらに、導光部材50において、本体51の円盤部51aの外周面51fは、遮光フィニッシャ52よりも反射面12aから離した形状とした例を示したが、遮光フィニッシャ52の外周面まで延ばした形状としてもよい。
また、文字板10の凹部12として、湾曲形状の反射面12aを備えたものを示したが、この反射面は、メータ正面方向へ光を反射可能であれば、その形状は、実施例で示した湾曲面形状に限定されない。例えば、直線的な斜面形状や、多角面形状などに形成することもできる。
また、実施例1,2では、導光部材50に導く光源が、指針照明用の光源を兼ねる例を示したが、それぞれ、別個に設けてもよい。この場合でも、表示部11の外周まで光を導く場合と比較すると、照明面積が小さくて済み、導光部材を小さくできるとともに、光源の数を少なく抑えることができる。
また、実施例1,2では、支持用凸部51dを、導光部材50の本体51の外周に設けた例を示したが、この支持用凸部を設ける位置は、導光部材の外周に限定されるものではない。
本発明の最良の実施の形態の実施例1のメータ装置Aを示す断面図であって、図2のS1−S1線の位置で切断した状態を示している。 実施例1のメータ装置Aの正面図である。 実施例2のメータ装置Bを示す断面図である。
符号の説明
10 文字板
11 表示部
12 凹部
12a 反射面
12b 透光部
20 ハウジングアッパ
30 ハウジングロア
42 指針照明用光源
43 表示部照明用光源
50 導光部材
51 本体
52 遮光フィニッシャ
60 指針
L1 照明光
L2 照明光
L3 照明光

Claims (4)

  1. 指針の指標となる表示部が周状に設けられ、かつ、少なくとも前記表示部を除く部分に遮光層が設けられた文字板と、
    この文字板の前記表示部の内径方向位置に設けられ、前記表示部の背面方向に凹状に形成されているとともに、外周部に正面方向を向いた反射面を備えた凹部と、
    この凹部内に配置され、前記文字板の背面側に設けられた光源の光を、前記反射面に向けて照射可能に形成された導光部材と、
    この導光部材の正面側に設けられ、前記文字板正面方向への前記導光部材からの漏光を防止するための遮光フィニッシャと、
    を備えていることを特徴とするメータ装置。
  2. 前記指針を照明する指針照明用光源が、前記指針の回動軸の近傍に設けられ、
    前記導光部材が、前記指針照明用光源からの光を導いて、前記反射面を照射するよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載のメータ装置。
  3. 前記文字板の背面側には、前記表示部を照明用の表示部照明用光源が設けられ、
    前記文字板の前記凹部における、前記反射面の内径方向位置に、前記表示部照明用光源の光を前記導光部材に入射させるための透光部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメータ装置。
  4. 前記導光部材の背面側に、前記凹部内に前記導光部材を支持する支持用凸部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のメータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107655509A (zh) * 2016-07-25 2018-02-02 威斯通全球技术公司 指针照明装置

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