JP2002012951A - 応力除去焼鈍後の溶接部靭性に優れた厚肉9%Ni鋼 - Google Patents

応力除去焼鈍後の溶接部靭性に優れた厚肉9%Ni鋼

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JP2002012951A
JP2002012951A JP2000194008A JP2000194008A JP2002012951A JP 2002012951 A JP2002012951 A JP 2002012951A JP 2000194008 A JP2000194008 A JP 2000194008A JP 2000194008 A JP2000194008 A JP 2000194008A JP 2002012951 A JP2002012951 A JP 2002012951A
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steel
toughness
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stress relief
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Naoki Saito
直樹 斎藤
Manabu Hoshino
学 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化天然ガスの液化装置などに使用される板
厚50mm以上の9%Ni鋼において、応力除去焼鈍後
の溶接部の靭性を改善する技術を提供する。 【解決手段】 重量%として、C:0.02〜0.10%、S
i:0.10%未満、Mn:0.2 〜1.0 %、P≦0.01%、
S:0.0005〜0.003 %、Ni:7.5 〜10.0%、Al:0.
01〜0.08%、N:0.002 〜0.006 %、Ca:0.0005〜0.
0050%、さらに、Mo:0.05〜0.5 %、Cr:0.05〜0.
5 %の1種また2種以上を含有し、残部が鉄および不可
避的不純物を含み、かつ鋼中に平均粒子径が0.5 μm以
下のCaO、カルシウムアルミネートおよびCaSが合
計して1平方mm2 当たり35×103個以上分散して
存在することを特徴とする応力除去焼鈍後の溶接部靭性
に優れた厚肉9%Ni鋼。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化天然ガス(L
NGと略す)の液化装置などに使用される板厚50mm
以上の9%Ni鋼において、応力除去焼鈍(SRと略
す)後の溶接部の靭性を改善する技術を提供する。
【0002】
【従来の技術】クリーンなエネルギーとして、LNGの
需要が増大しており、それに伴ない液化装置用圧力容器
などに使用される厚肉9%Ni鋼の使用が増加してい
る。従来これらは鍛鋼などで製造されてきたが、製造コ
ストの低減を狙い、鋼板化が検討されている。9%Ni
鋼板は、従来、主としてLNGタンクなどの分野に適用
され、溶接部の靭性の優れた9%Ni鋼の製造方法など
が提案されているが、これらの技術は溶接後、SR処理
が適用されない状態での使用を前提にしており、SR後
の溶接部の靭性向上に課題があった。
【0003】近年では、タンクの大型化に伴ない、厚肉
9%Ni鋼の製造方法や、溶接部の靭性の優れた9%N
i鋼あるいは、製造方法が提案されている。例えば、特
開平06−184630号公報には、Si:0.10%
以下を含有する9%Ni鋼スラブを加熱後、700〜9
00℃での累積圧下率を20〜90%の熱間圧延を施
し、その後、Ac3 変態点〜850℃の間に加熱して冷
却する焼入れ処理を施し、焼き戻すことを特徴とする肉
厚が40mm以上の低温靭性の優れた厚肉9%Ni鋼の
製造法が開示されており、圧延および熱処理工程を工夫
することで、厚肉材の製造法を工夫している。
【0004】あるいは、特開平04−371520号公
報には、Si:0.10%以下、Mo:0.04〜0.
5%を含有する9%Ni鋼スラブを850〜1200℃
に加熱し、700〜850℃での累積圧下率が30〜8
0%の熱間圧延を施し、その後、Ac1 〜Ac3 変態点
の間に加熱して冷却する焼入れ処理、その後焼き戻すこ
とを特徴とする肉厚が40mm以上の母材および溶接熱
影響部の靭性のCTOD特性の優れた厚肉9%Ni鋼の
製造法が記載されている。さらに、特開平6−8816
5号公報には、Al:0.01%以下を特徴とする溶接
部靭性の優れた9%Ni鋼が開示されている。しかしな
がら、これらの方法は、確かに厚肉材の母材の靭性を改
善したり、あるいは、LNGタンク用鋼として、溶接ま
までは、優れた溶接部靭性を提供する発明ではあるが、
SR後の溶接部の靭性低下を防ぐことはできず、SRが
必要な圧力容器用の厚肉9%Ni鋼としての適用はでき
ないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
低温靭性を要求される厚肉圧力容器用低温用鋼における
SR後の靭性を改善した鋼を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の趣旨は、 (1)重量%として、 C:0.02〜0.10% Si:0.10%未満 Mn:0.2〜1.0% P≦0.01% S:0.0005〜0.003% Ni:7.5〜10.0% Al:0.01〜0.08% N:0.002〜0.006% Ca:0.0005〜0.0050% を含有し、残部が鉄および不可避的不純物を含み、かつ
鋼中に平均粒子径が0.5μm以下のCaO、カルシウ
ムアルミネートおよびCaSが合計して1平方mm2
たり35×103 個以上分散して存在することを特徴と
する応力除去焼鈍後の溶接部靭性に優れた厚肉9%Ni
鋼、 (2)重量%として、 Mo:0.05〜0.5% Cr:0.05〜0.5% の1種または2種以上を含有することを特徴とする
(1)記載の応力除去焼鈍後の溶接部靭性に優れた厚肉
9%Ni鋼、である。
【0007】
【発明の実施の形態】一般に低合金鋼において、溶接部
をSRすると溶接HAZ組織中の析出物等が粗大化し、
靭性が著しく低下する。9%Ni鋼では、このような析
出物の一部生成に加えて、 1)溶接により生成した比較的微細なオーステナイトの粗
大化、 2)低温焼戻し脆化、 により靭性が大きく低下する。特に、1)については、9
%Ni鋼特有の現象である。発明者らは、特にこの1)に
よる脆化を回避するために、9%Ni鋼の溶接部におい
て、結晶粒を微細する方法を見出した。
【0008】一般に、9%Ni鋼の中の介在物として、
Al2 3 やMnSが知られている。特に、製鋼工程で
脱酸生成物として生成するAl2 3 は、クラスター化
し靭性を阻害することがあり、9%Ni鋼に対し極めて
有害である。また、MnSは主に中心偏析部に存在し、
圧延中に伸展してやはり靭性を阻害する。これらの介在
物は、母材の靭性だけでなく、溶接部でも悪影響をもた
らすことが知られている。
【0009】このような介在物対策として、従来からC
a添加処理が開発されてきた。Ca添加の作用して、<1
> Al脱酸鋼にCaを添加すると、脱酸生成物がAl2
3 から低融点のカルシウムアルミネートに変化するた
めに、精練工程で液体介在物として球状化し、浮上分離
が容易になり、Al2 3 が低減する、<2> Ca添加に
より、CaSを生成し、MnSが低減する、ことが知ら
れている。
【0010】発明者らは、このような従来知られたCa
添加を9%Ni鋼に適用した結果、Al、CaおよびS
添加量を狭い範囲に制御することで、微細なCaOおよ
びカルシウムアルミネートが鋼中に存在すると同時に、
微細なCaSも生成することを見出した。Al脱酸鋼に
Caを添加すると、その相互の添加量により、種々のカ
ルシウムアルミネートが生成する。精練工程で良く知ら
れているように<2> で述べたものは、最も融点が低いカ
ルシウムアルミネートであるが、それ以外にも融点がさ
らに高温であるものも存在する。今回知見したカルシウ
ムアルミネートは、現時点では恐らくこの融点が高いも
のであると推定している。その結果、それらの微細な介
在物が次工程であるスラブ加熱温度段階でも変化しな
い。発明者らは、このような微細な介在物を含有する9
%Ni鋼の溶接部においてSR後の特性を調査した結
果、靭性の低下が極めて少ないことを見出した。
【0011】以下、本発明について、詳細に述べる。本
発明の出発材としては、電気炉、転炉等の通常工業的に
用いられる溶解炉で溶製し、連続鋳造工程を経て、スラ
ブを製造する。次に本発明における成分の限定理由につ
いて述べる。
【0012】C:強度を付与するのに必要な元素であり、
0.02%以上の添加が必要であるが、0.10%を越えて添加
すると、靭性の低下を招くので、その上限を0.10%とす
る。 Si:添加されるとSR時の焼戻し脆化感受性を助長する
ために、できるだけ、低いことが望ましい。0.1 %以上
添加されるとSR後の靭性を低下させるので、その上限
を0.1 %未満に制限する。 Mn:強度上昇に寄与するために、0.2 %以上添加する必
要があるが、過剰の添加は、焼戻し脆化感受性の増大を
招き、靭性を低下させるので、その上限を1.0%とす
る。 P:焼戻し脆化感受性に対し有害な元素であり、その上
限を0.01%とする。 S:CaS の生成に対し、必要な元素であり、0.0005%以
上添加する必要があるが、0.003%を越えて添加するとMn
S の増加を招くのでその上限を0.003%とする。 Ni:靭性の改善および強度確保に必要な元素であり、L
NG用鋼材としての靭性を確保するためには、7.5 %以
上の添加を必要とするが、10%を越えるの添加はその効
果が飽和し、コスト増加を招くのでその上限を10.0%と
する。 Al:脱酸材として0.01%以上の添加が必要であるが、0.
08%を越えて添加すると、狙いとするCaOの生成量が
減少するために、その上限を0.08%とする。 N:AlNとして結晶粒の細粒化に寄与するために、0.
002 %以上の添加が必要であるが、過剰な添加は、粗大
なAlNの生成を招き靭性を阻害するのでその上限を0.
006 %とする。 Ca:本発明にとって重要な元素であり、Caを含む酸化
物が生成されるためには0.0005%以上の添加が必要であ
るが、0.005 %を越えて添加されるとカルシウムアルミ
ネートがほとんど液体介在物となってしまう傾向があ
り、好ましい微細分散した介在物が生成しない。そのた
めに、上限を0.0050%とする。 以上のような成分系を有するスラブ及び鋼(鋼板等)に
は、脱酸生成物として、カルシウムアルミネートやCa
Oの脱酸生成物やCaSなどの硫化物が存在している。
【0013】図1は、0.05C-0.15Si-0.65Mn-0.003P-0.0
01S-9.15Ni-0.014Alなる組成を有する9%Ni鋼を用
い、Ca添加量を変化させて、介在物状態を変えた鋼に
おいて、溶接後、横軸で示した温度でにより120分S
Rを実施し、その後炉冷した時の靭性を溶接まま材から
の靭性低下代として軸に示したものである。図中の数字
は、1mm2 面積当たりの介在物(CaO、 カルシウム
アルミネートおよびCaSの合計)個数を示す。この図
1から、顕著な効果を表す下限条件としては、介在物個
数が1mm2 あたり、35×103 個以上必要であると
した。このような条件を満足するためには、各介在物の
粒子が或る程度小さくないと多量に分散できない。検討
によれば、その介在物の平均粒子径が0.5μm以下で
あれば、所定の個数を確保できる可能性があるが、これ
より介在物径が大きくなると、靭性を阻害するので、結
局介在物の平均粒子として0.5μm以下を上限値とす
る。図中の数字は、1mm2 面積当たりの介在物(Ca
O、 カルシウムアルミネートおよびCaSの合計)個数
を示す。なお、介在物平均粒径は、0.04〜0.32
μmであった。
【0014】なお、本発明で規定した介在物の分散状態
は、抽出レプリカを作成した後、透過型電子顕微鏡(T
EM)にて10000〜50000倍程度の倍率で測定
される。その場合の介在物の同定は、1000μm2
度の視野において、判別した介在物において、TEM付
属のエネルギー分散型X線分光法(EDS)による組成
分析により実施され、場合によっては、電子線回折によ
り結晶構造を解析しても良い。
【0015】このようにして得られた介在物について、
観察合計が20個以上について、その平均粒径として、
円相当径を平均化し、平均粒子径とし、観察視野数から
計算できる総観察面積に対して、観察された個数の総量
を計算し、1mm2 に換算することで、1平方mm2
たりの粒子数を求めた。
【0016】さらに、本発明では、MoおよびCrを選
択的に添加することができる。 Mo:強度を改善する元素であると同時に、焼戻し脆化
を抑制することができるために、0.05%以上添加し
ても良いが、過剰な添加は過度の強度上昇を招き、かつ
溶接部の靭性を低下させるのでその上限を0.5%とす
る。 Cr:強度を改善する元素であるが、0.05%の添加
でその効果を発揮するが、0.5%を越えて添加すると
溶接部の靭性を阻害するので、その上限を0.5%とす
る。
【0017】以上のように製造されたスラブは、通常の
熱間圧延工程を経て所定の板厚を有する鋼板として圧延
される。この時、偏析拡散の意味から通常の温度以上の
スラブ加熱温度を選択しても結晶粒の粗大化が起こら
ず、靭性の低下が小さい。この場合、現在まで開示され
ている靭性を向上させる圧延方法や、圧延後の加速冷却
を適用しても何ら発明の効果を妨げるものではない。ま
た、その後の熱処理については、通常実施される焼入れ
および焼戻し処理だけでなく、靭性を向上させると言わ
れる焼入れ、中間焼入れおよび焼戻し処理を適用しても
何ら差し支えない。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を示す。第1表は実験
に供した鋼の化学成分を示したもの、第2表はそれを用
いて鋼板を製造した時の製造条件と溶接後、550℃で
120分間SR処理を実施した後、シャルピー試験片を採
取し、溶接ままでの−196℃における吸収エネルギーと
SR後の吸収エネルギーの差を示したものである。第2
表より、本発明範囲内の供試鋼(鋼:A,B,C,D )を用い
た鋼(番号:1〜7)は、すべての製造条件において、
−196 ℃におけるシャルピー吸収エネルギーの差は約5
0J以下と溶接ままに対しその低下が小さいことが分か
る。それに対し、本発明範囲を逸脱している鋼はすべて
80J以上とその低下が大きい。すなわち、鋼8、9は
本発明範囲の中で、C量が上限を越えている例である。
同じように、鋼10は、Siが、鋼11はMnが、さら
に鋼12はPがそれぞれ本発明範囲の上限を越えている
例であり、いずれも靭性の低下が大きい。さらに、鋼1
3はSが本発明の下限に満たない量が添加されている例
であり、その結果、介在物の個数が、35×103 個/
mm2 と少ない。鋼14はAlが、本発明の上限を越え
て添加されたもので、介在物の平均粒子径も1.33μ
mと大きくしかも個数も5×103 個/mm2 と少な
い。鋼15はNiがそれぞれ上限を越えている例であ
る。最後に、鋼16はCaの範囲がその下限に達してい
ない例であり、やはり介在物平均粒径および個数が3.
75μmおよび0.5×103 個/mm2 と本発明範囲
に達していない。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】本発明により、LNGの液化装置などの
建造に際し、SR後の靭性が優れた本発明に開示されて
いる厚肉9%Ni鋼を適用することで、脆性破壊に対す
る抵抗性が飛躍的に高まり、地震時などの構造物の安全
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】SR温度とSRによる溶接部靭性低下代との関
係を示す説明図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%として、C:0.02〜0.10%
    Si:0.10%未満Mn:0.2〜1.0%P≦0.
    01%S:0.0005〜0.003%Ni:7.5〜
    10.0%Al:0.01〜0.08%N:0.002
    〜0.006%Ca:0.0005〜0.0050%を
    含有し、残部が鉄および不可避的不純物を含み、かつ鋼
    中に平均粒子径が0.5μm以下のCaO、カルシウム
    アルミネートおよびCaSが合計して1平方mm2 当た
    り35×103 個以上分散して存在することを特徴とす
    る応力除去焼鈍後の溶接部靭性に優れた厚肉9%Ni
    鋼。
  2. 【請求項2】重量%として、Mo:0.05〜0.5%
    Cr:0.05〜0.5%の1種または2種以上を含有
    することを特徴とする請求項1記載の応力除去焼鈍後の
    溶接部靭性に優れた厚肉9%Ni鋼。
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