JP2002010019A - ファクシミリ装置およびファクシミリ送信方法 - Google Patents

ファクシミリ装置およびファクシミリ送信方法

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JP2002010019A
JP2002010019A JP2000193168A JP2000193168A JP2002010019A JP 2002010019 A JP2002010019 A JP 2002010019A JP 2000193168 A JP2000193168 A JP 2000193168A JP 2000193168 A JP2000193168 A JP 2000193168A JP 2002010019 A JP2002010019 A JP 2002010019A
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Masakuni Nitta
正邦 新田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各機能設定スイッチに予め入力しておいた設定
値を用いて、相手先と自動的に接続できるファクシミリ
装置を提供する。 【解決手段】予め、公衆電話回線網先の相手電話番号と
インターネットの相手先番号の両方が登録されている
[ワンタッチnn番]を押下し、ステップS320でイ
ンターネットに接続するか、通常の公衆電話網に接続す
るかを選択する。インターネットの相手に接続を選択し
た場合は、ステップS330に進み、[ワンタッチnn
番]に登録されている接続に必要な登録名、パスワード
等と相手先アドレスなどをインターネットプロバイダに
送り、インターネットアドレスの相手先との接続処理を
行ってから一連の作業を終了する。一方、ステップS3
20で、通常の公衆電話網の相手先への接続を選択した
場合は、ステップS340に進み、通常の公衆電話網の
相手先への接続処理を行ってから作業を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
接続可能なファクシミリ装置およびファクシミリの送信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、公衆電話回
線網に接続された公衆電話回線網先の相手しか想定して
おらず、電話番号関連の登録機能しかなかった。例え
ば、従来のワンタッチ/短縮キー機能は、相手先電話番
号、相手先略称および自略称等しか登録できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インターネットに接続
可能な装置のインターネットへの接続方法は、例えば、
まず契約しているインターネットプロバイダに接続して
からインターネットに入る。インターネットプロバイダ
に接続するには、プロバイダ先の電話番号をはじめとし
て、自分とプロバイダで接続を取り交わす為に必要な登
録名、パスワード等の設定が必要である。
【0004】また、インターネットを介して相手先の装
置にファクシミリ文書を送信するためには、相手先の数
字以外の文字を用いて表現されたアドレスを入力する必
要がある。インターネットを介して相手先の装置にファ
クシミリ文書を送信するたびにこれらの操作を繰り返す
のは、煩わしいし、操作性が著しく悪い。また、送信操
作に多くの時間や費用を必要とする。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、ファクシミリ装
置内の各機能設定スイッチに、インターネットを介して
画像データを送受信するために必要な接続情報(登録
名、パスワード、相手アドレス)を予め入力しておくこ
とにより、設定値の変更が無ければ自動的に設定した値
を用いて、インターネットプロバイダを介して相手先と
接続でき、画像を含むデータを送信できるファクシミリ
装置およびファクシミリの送信方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一実施の形態例は、以下のような構成を有
する。すなわち、インターネットを介して画像データを
送受信する送受信手段を有するファクシミリ装置であっ
て、前記送受信に必要な接続情報を予め所定キーに登録
しておくキー登録手段を有し、前記キー登録手段によっ
て前記接続情報が登録された前記所定キーを押下するだ
けで、前記送受信手段による前記インターネットとの接
続を可能とすることを特徴とする。
【0007】また、例えば、前記接続情報には、インタ
ーネットプロバイダ登録名、インターネットパスワー
ド、インターネットプロバイダ先電話番号、インターネ
ット相手先アドレスのうちの少なくとも1つを含むこと
を特徴とする。
【0008】また、例えば、前記所定キーは、インター
ネット接続か、公衆電話網接続かの切り換え手段を有す
ることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、本発明の一実
施の形態例は、以下のような構成を有する。すなわち、
インターネットを介して画像データを送受信する送受信
工程を有するファクシミリの送信方法であって、前記送
受信に必要な接続情報を予め所定キーに登録しておくワ
ンタッチ短縮キーを有し、前記接続情報が登録された前
記ワンタッチ短縮キーを押下するだけで、前記インター
ネットとの接続を可能にし、前記画像データを送受信す
る送受信工程が容易に行えるようにしたことを特徴とす
る。
【0010】また、例えば、前記接続情報には、インタ
ーネットプロバイダ登録名、インターネットパスワー
ド、インターネットプロバイダ先電話番号、インターネ
ット相手先アドレスのうちの少なくとも1つを含むこと
を特徴とする。
【0011】また、例えば、前記所定キーは、インター
ネット接続か、公衆電話網接続かの切り換え手段を有す
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る一実施の形態を説明する。
【0013】ただし、本実施の形態では、ファクシミリ
装置として説明しているが、本発明の範囲を記載例に限
定するものではない。
【0014】[ファクシミリ装置の全体構成]図1は、フ
ァクシミリ装置100の全体構成を示すブロック図であ
る。ファクシミリ装置100は、表示部101、電源部
102、原稿読取部103、操作部104、CPU10
5、記録部106、記憶部107、ネットワーク終端部
1088から構成されている。
【0015】ネットワーク終端部108は、ファクシミ
リ装置100をインターネットと接続するものであり、
G4コントロールユニット109、モデム110および
NCU111から構成されている。
【0016】ここで、ネットワーク終端部108は、フ
ァクシミリ装置100が接続する公衆回線網12の種類
によって、その構成に差異がある。すなわち、例えばア
ナログ回線網(PSTN)と接続する場合であれば、ネ
ットワーク終端部108は、モデム110およびNCU
111から構成されている。また、デジタル回線網(I
SDN=日本の場合であれば一般的にINS(登録商
標)64と称される)と接続する場合であれば、ネット
ワーク終端部108は、G4コントロールユニット10
9のみから構成されている。また、ファクシミリ装置1
00が複合機である場合は、ネットワーク終端部108
は、G4コントロールユニット109、モデム110お
よびNCU111すべてから構成されている。
【0017】[画像から画像データの読み取り、画像デ
ータから画像の再生]次に、図2を用いて、原稿画像を
画像データとして読み取る方法および画像データから画
像を再生し、転写用紙にコピーする方法を述べる。図2
は、ファクシミリ装置100の内部構成図である。ファ
クシミリ装置100は、本体10と、本体10の上部に
装着された自動原稿送り装置33と、本体10から排出
されるコピー用紙を複数のビンに仕分けして排出するた
めのソータ34とを備えている。
【0018】まず、原稿が自動原稿送り装置33から画
像読み取り部に搬送されると、原稿照明用の光源11
は、光学系モータ(図示せず)から駆動力を得て、図2
の左右方向に往復駆動する。光源11から発生した光
は、積載された原稿により反射され、光学像を得る。そ
の光学像をミラー12,13,14及びレンズ15を介
してイメージセンサ部16(CCD)に伝送する。
【0019】ここで、ミラー12,13,14は、光源
11と一体的に駆動する。イメージセンサ部16は、光
を電気信号に変換する素子により構成されており、この
素子の働きにより伝送されてきた光学像が変調回路によ
り原稿画像の濃度に応じて電気信号に変換され、さらに
デジタル信号(画像データ)に変換され、画像処理部5
3(図2)に送られ、画素化され画像データとして記憶
部107(図1)に蓄えられる。その画像データは、記
録部106(図1)によって画像再生され、転写用紙に
コピーされる。
【0020】記録部106は、記憶部107に蓄積され
た画像データを読み出し、デジタル信号からアナログ信
号に再変換し、さらに露光制御部17により再び画像デ
ータを光信号に変換する。その光信号であるレーザビー
ムは、レンズ19,20及びミラー21を伝播して、感
光体ドラム23上に照射され、静電による潜像が形成さ
れる。
【0021】この潜像は、トナーにより画像を形成し、
給紙トレイ30、31におかれ搬送されてくるコピー用
紙(図示せず)上に転写され、さらに定着ローラ26、
27により記録用紙上にトナーが定着され、画像データ
が記録され、ソータ34に送られる。ソータ34は、本
体10から出力された記録紙を排紙トレイ35に仕分け
して排紙する処理を行う。
【0022】[ワンタッチ/短縮キーへの登録]以下、
図3を用いて、ファクシミリ装置100の1つのワンタ
ッチ/短縮キーに予めインターネットプロバイダとの接
続に必要な登録名、パスワード等と相手先アドレスを登
録するの例(ワンタッチnn番への登録)を説明し、次
に、図4を用いて、図3で登録された[ワンタッチnn
番]200を使用し、インターネットでファクシミリ装
置100を用いた画像データの送信方法を説明する。
【0023】[ワンタッチnn番への登録]必要な項目
の登録は、例えば、図3に示す[ワンタッチnn番]2
00を用いて行う。
【0024】[ワンタッチnn番]200に登録するの
は、例えば、相手電話番号210、相手先略称220、
自略称230、サブアドレス240、その他250、イ
ンターネットプロバイダ先電話番号260、インターネ
ットプロバイダ登録名270、インターネット相手先ア
ドレス280、インターネットプロバイダパスワード2
90などである。
【0025】以下に登録例を示す。
【0026】まず、相手電話番号210には、相手電話
番号を「xx−xxxx−xxxx」のように登録する。
例えば、03−3642−****である。相手先略称
220には、相手先略称を登録する。例えば、「ganon」
である。
【0027】また、自略称230には、自略称を登録す
る。例えば、「ganon R&D devision」である。サブアド
レス240には、サブアドレスを登録する。例えば、「g
anonR&D devision shimomaruko」である。なお、その他
250には、自由な内容を登録できる。
【0028】以上の設定は、一例であり、ファクシミリ
装置の機種により異なる種々の設定を行うことができ
る。
【0029】次に、インターネットプロバイダ先電話番
号260には、インターネットプロバイダ先電話番号
を、「xxx−xxxx−xxxx」のように登録する。
例えば、045−1234−****である。
【0030】また、インターネットプロバイダ登録名2
70には、インターネットプロバイダ登録名を、例え
ば、「abcdefghijxlmnop.........」のように登録する。
【0031】次に、インターネット相手先アドレス28
0には、インターネット相手先アドレスを「xxx@ttt.ne.
jp」のように登録し、インターネットプロバイダパスワ
ード290には、 インターネットプロバイダパスワー
ド「*********」を、例えば、「987654321」のよ
うに登録する。
【0032】なお、ファクシミリ装置100を用いて、
画像データを通信する相手がインターネット先の場合
は、最終的な接続先はインターネットアドレスで指定す
る事になるので、このアドレスを登録できる階層を用意
しておき、インターネットプロバイダとの接続時にそれ
ぞれプロバイダに登録した内容を送れるようにしておけ
ばよい。
【0033】次に、図4にて、図3で登録された[ワン
タッチnn番]200を使用し、インターネットでファ
クシミリ装置100を用いた画像データを通信する方法
を説明する。
【0034】ここでは、[ワンタッチnn番]200に
は、例えば、公衆電話回線網先の相手電話番号とインタ
ーネットの相手先の両方が登録されているものとする。
【0035】まず、ステップS310で、[ワンタッチ
nn番]200を押下し、作業を開始する。
【0036】次に、ステップS320に進み、「インタ
ーネットに接続か」、「通常の公衆電話網に接続か」の
どちらかを入力する。ここで、ファクシミリ装置100
には、一つのワンタッチ/短縮キーで通常の公衆電話回
線網の相手先とインターネットの相手先を別々に登録で
きるようになっており、それぞれ登録欄が設けられてい
る。
【0037】「公衆電話回線網12の相手に接続するの
か」、「インターネットの相手に接続するのか」の選択
は、ファクシミリ装置100の操作部104上にある切
り替えスイッチ(図示せず)を用いて行う。
【0038】なお、切り替えスイッチの代わりに表示部
101に設けられた画面内のソフトスイッチ内の選択ス
イッチ(図示せず)を用いて行っても良い。
【0039】次に、ステップS320で、インターネッ
トの相手に接続を選択した場合は、ステップS330に
進む。
【0040】ステップS330では、[ワンタッチnn
番]200に登録された接続に必要な登録名、パスワー
ド等と相手先アドレスなどをインターネットプロバイダ
に送り、インターネットアドレスの相手先との接続処理
を行ってからステップS350に進み一連の作業を終了
する。
【0041】一方、ステップS320で、通常の公衆電
話網の相手先への接続を選択した場合は、ステップS3
40に進む。
【0042】ステップS340では、通常の公衆電話網
の相手先への接続処理を行ってから、ステップS350
に進み一連の作業を終了する。
【0043】上述の例では、ファクシミリ装置100の
1つのワンタッチ/短縮キーに予めインターネットプロ
バイダとの接続に必要な登録名、パスワード等と相手先
アドレスを登録するの例(ワンタッチnn番への登録)
および[ワンタッチnn番]を使用するインターネット
でファクシミリ装置100を用いた画像データの送信方
法を説明した。
【0044】次に、ファクシミリ装置100のワンタッ
チ/短縮キーの1つをインターネットアドレスの相手専
用にした場合のインターネットプロバイダとの接続に必
要な登録名、パスワード等の登録の例(ワンタッチmm
番への登録)および[ワンタッチmm番]を使用し、イ
ンターネットでファクシミリ装置100を用いた画像デ
ータの送信方法を説明する。
【0045】ただし、このワンタッチ/短縮キーには、
公衆回線網の相手に接続するために必要な情報を登録す
る項目は用意されていない。
【0046】[ワンタッチmm番への登録]図5を用い
て、予めインターネットプロバイダとの接続に必要な登
録名、パスワード等と相手先アドレスをワンタッチ/短
縮キーの各種機能設定内に登録する方法の例(ワンタッ
チmm番への登録)を説明する。
【0047】必要な項目の登録は、例えば、図5に示す
[ワンタッチmm番]400を用いて行う。
【0048】[ワンタッチmm番]400に登録するの
は、インターネットプロバイダ先電話番号410、イン
ターネットプロバイダ登録名420、インターネット相
手先アドレス430、インターネットプロバイダパスワ
ード440の4項目である。
【0049】以下に登録例を示す。
【0050】まず、インターネットプロバイダ先電話番
号410には、インターネットプロバイダ先電話番号を
「xx−xxxx−xxxx」のように登録する。例え
ば、03−5276−****である。
【0051】インターネットプロバイダ登録名には、イ
ンターネットプロバイダ登録名を登録する。例えば、「g
hijxlmnopabcdef.........」である。
【0052】また、インターネット相手先アドレス43
0には、相手先アドレスを登録する。例えば、「yyy@tt
t.ne.jp」である。
【0053】インターネットプロバイダパスワード44
0には、パスワード「*********」を登録する。例えば、
「111222」である。
【0054】なお、ファクシミリ装置100を用いて、
画像データを通信する相手がインターネット先の場合に
は、最終的な接続先は、インターネットアドレスで指定
する事になるので、このアドレスを登録できる階層を用
意しておき、インターネットプロバイダとの接続時にそ
れぞれプロバイダに登録した内容を送れるようにしてお
けばよい。
【0055】次に、図6にて、図5で登録された[ワン
タッチmm番]400を使用し、インターネットでファ
クシミリ装置100を用いた画像データを通信する方法
を説明する。
【0056】ここでは、[ワンタッチmm番]400に
は、例えば、インターネットプロバイダ先電話番号41
0、インターネットプロバイダ登録名420、インター
ネット相手先アドレス430、インターネットプロバイ
ダパスワード440の4項目が登録されているものとす
る。
【0057】まず、ステップS510で、[ワンタッチ
mm番]を押下し作業を開始する。次に、ステップS5
20に進み、「インターネットに接続か」、「通常の公
衆電話網に接続か」、のどちらかを入力する。
【0058】なお、この場合にの例は、ファクシミリ装
置100では、一つのワンタッチ/短縮キーをインター
ネットの相手先アドレス登録専用とする登録欄が設けら
れているが、通常の公衆電話回線網の相手先に接続する
ために必要な情報を登録する項目は、用意されていない
場合を想定している。
【0059】一つのワンタッチ/短縮キーが、インター
ネット専用のワンタッチ/短縮キーである事を確定する
のには、ファクシミリ装置100の表示部101で、任
意のワンタッチ/短縮キーを登録する時の初期画面(図
示せず)で、ワンタッチ/短縮キーが「インターネット
用なのか」、「電話回線なのか」、を選択できるメニュ
ーを用意すれば良い。
【0060】また、予め幾つかのキーを、おのおの専用
のキーとして、設定しても良い。例えば、ワンタッチキ
ーが、01〜100であったら、01〜50を電話回線
専用とし、51〜100をインターネット専用としても
良い。
【0061】ステップS520で、「インターネットの
相手に接続」を選択した場合は、ステップS530に進
みむ。
【0062】ステップS530では、[ワンタッチmm
番]400に登録された接続に必要なインターネットプ
ロバイダ先電話番号410、インターネットプロバイダ
登録名420、インターネット相手先アドレス430、
インターネットプロバイダパスワード440などをイン
ターネットプロバイダに送り、インターネットアドレス
の相手先との接続処理を行ってからステップS550に
進み一連の作業を終了する。
【0063】一方、ステップS520で、「通常の公衆
電話網の相手先への接続」を選択した場合は、ステップ
S540に進む。ステップS540では、「通常の公衆
電話網の相手先への接続」処理を行ってからステップS
550に進み一連の作業を終了する。
【0064】上述の例では、ファクシミリ装置100の
ワンタッチ/短縮キーの1つをインターネットアドレス
の相手専用にした場合のインターネットプロバイダとの
接続に必要な登録名、パスワード等の登録の例(ワンタ
ッチmm番への登録)および[ワンタッチmm番]を使
用し、インターネットでファクシミリ装置100を用い
た画像データの送信方法を説明した。
【0065】次に、ファクシミリ装置100の既存の登
録名、パスワードを登録する各機能設定スイッチに割り
当てられた階層を利用して、そのスイッチの下にインタ
ーネットプロバイダとの接続に必要な登録名、パスワー
ド等を登録する階層を設け、インターネットプロバイダ
との接続に必要な登録名、パスワード等を登録する方法
(ユーザ登録)の例を図7を用いて説明する。
【0066】ただし、登録できるインターネットアドレ
スは、一件のみである。
【0067】[ユーザ登録]必要な項目の登録は、例え
ば、図7に示す[ユーザ登録]600を用いて行う。
[ユーザ登録]600に登録するのは、時刻設定61
0、ユーザ略称620、ユーザ電話番号630、その他
640、インターネットプロバイダ先電話番号650、
インターネットプロバイダ登録名660、インターネッ
ト相手先アドレス670、インターネットプロバイダパ
スワード680の8項目である。以下に登録例を示す。
【0068】まず、時刻設定610には、時刻設定を
「xx:xx:xx」のように登録する。例えば、20:
03:52である。ユーザ略称620には、ユーザ略称
を登録する。例えば、「ganon R&D devision kosugi 」で
ある。
【0069】また、ユーザ電話番号630には、電話番
号を「xx−xxxx−xxxx」のように登録する。例
えば、03−5276−****である。
【0070】その他640には、自由な内容を登録でき
る。
【0071】インターネットプロバイダ先電話番号65
0には、インターネットプロバイダ先電話番号を「xx
−xxxx−xxxx」のように登録する。例えば、0
3−5276−****である。
【0072】インターネットプロバイダ登録名660に
は、インターネットプロバイダ登録名登録する。例え
ば、「ghijxlmnopabcdef.........」である。
【0073】また、インターネット相手先アドレス67
0には、相手先アドレスを登録する。例えば、「yyy@tt
t.ne.jp」である。
【0074】インターネットプロバイダパスワード68
0には、パスワード「*********」を登録する。例えば、
「111999」である。
【0075】なお、以上の設定は、一例であり、ファク
シミリ装置の機種により異なる種々の設定を行うことが
できるなお、ファクシミリ装置100を用いて、画像デ
ータを通信する相手がインターネット先の場合には、最
終的な接続先は、インターネットアドレスで指定する事
になるので、このアドレスを登録できる階層を用意して
おき、インターネットプロバイダとの接続時にそれぞれ
プロバイダに登録した内容を送れるようにしておけばよ
い。
【0076】以上説明したように本発明によれば、イン
ターネットを介して画像を含むデータを送信するときに
必要となる登録名、パスワード、相手先のアドレスを通
信のたびごとに入力する必要がなくなり、通信操作の大
幅な時間軽減が可能となり、また登録の煩わしさも軽減
することができる。
【0077】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0078】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図4および図6に示
す)フローチャートに対応するプログラムコードが格納
されることになる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァクシミリ装置内の各機能設定スイッチに、インターネ
ットを介して画像データを送受信するために必要な接続
情報(登録名、パスワード、相手アドレス)を予め入力
しておくことにより、設定値の変更が無ければ自動的に
設定した値を用いて、インターネットプロバイダを介し
て相手先と接続でき、画像を含むデータをファクシミリ
送信できるファクシミリ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例ファクシミ
リ装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【図3】ファクシミリ装置の各機能設定スイッチへの登
録名、パスワード、相手先のアドレスなどの登録項目と
登録方法を説明する図である。
【図4】登録キーを用いてインターネットとの接続方法
を示すフローチャートである。
【図5】ファクシミリ装置の各機能設定スイッチへの登
録名、パスワード、相手先のアドレスなどの第2の登録
項目と登録方法を説明する図である。
【図6】登録キーを用いてインターネットとの接続方法
を示すフローチャートである。
【図7】ファクシミリ装置の各機能設定スイッチへの登
録名、パスワード、相手先のアドレスなどの第3の登録
項目と登録方法を説明する図である。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置 101 表示部 102 電源部 103 原稿読取部 104 操作部 105 CPU 106 記録部 107 記憶部 108 ネットワーク終端部 109 G4コントロールユニット 110 モデム 111 NCU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットを介して画像データを送受
    信する送受信手段を有するファクシミリ装置であって、 前記送受信に必要な接続情報を予め所定キーに登録して
    おくキー登録手段を有し、 前記キー登録手段によって前記接続情報が登録された前
    記所定キーを押下するだけで、前記送受信手段による前
    記インターネットとの接続を可能とすることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記接続情報には、インターネットプロバ
    イダ登録名、インターネットパスワード、インターネッ
    トプロバイダ先電話番号、インターネット相手先アドレ
    スのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求
    項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記所定キーは、インターネット接続か、
    公衆電話網接続かの切り換え手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】インターネットを介して画像データを送受
    信する送受信工程を有するファクシミリの送信方法であ
    って、 前記送受信に必要な接続情報を予め所定キーに登録して
    おくワンタッチ短縮キーを有し、 前記接続情報が登録された前記ワンタッチ短縮キーを押
    下するだけで、前記インターネットとの接続を可能に
    し、前記画像データを送受信する送受信工程が容易に行
    えるようにしたことを特徴とするファクシミリの送信方
    法。
  5. 【請求項5】前記接続情報には、インターネットプロバ
    イダ登録名、インターネットパスワード、インターネッ
    トプロバイダ先電話番号、インターネット相手先アドレ
    スのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求
    項4に記載のファクシミリの送信方法。
  6. 【請求項6】前記所定キーは、インターネット接続か、
    公衆電話網接続かの切り換え手段を有することを特徴と
    する請求項4に記載のファクシミリの送信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7859143B2 (en) 2006-08-22 2010-12-28 Siemens Aktiengesellschaft Electric motor with self-cooling

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