JPH09214651A - 画像形成システム - Google Patents
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- JPH09214651A JPH09214651A JP8021458A JP2145896A JPH09214651A JP H09214651 A JPH09214651 A JP H09214651A JP 8021458 A JP8021458 A JP 8021458A JP 2145896 A JP2145896 A JP 2145896A JP H09214651 A JPH09214651 A JP H09214651A
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Abstract
定の処理が無い場合であっても、複数の画像情報を、他
の画像形成装置に転送して効率よく可視画像を得る。 【解決手段】 所定の処理が可能な画像形成装置を複数
選択し、複数の画像情報を分散処理すべく選択した複数
の画像形成装置に対して通信装置を介してそれぞれ転送
する(S2〜S6)。他の複数の第2画像形成装置は、
画像情報に所定の処理を行い(S7)、返送する(S
8)。依頼元の画像形成装置は、返送された処理済の複
数の画像情報を再配置して画像記録部に供給する。
Description
の画像形成装置を複数台備え、これら画像形成装置が通
信装置を介して互いに接続されている画像形成システム
に関するものである。
ての例えばデジタル複写機は、原稿画像を複写処理する
場合、その原稿画像を画像読取り部にて読み取り、読み
取った原稿画像に対し、指定された画像処理を画像処理
部にて施し、その画像情報を記録部にてプリントアウト
するものである。したがって、このようなデジタル複写
機では、そのデジタル複写機が備えている画像処理機能
のみを利用して、用紙上に画像を得るものとなる。
置等のネットワーク化が提案されている。例えば特開昭
53−116834号公報には、複数の画像読取り装置
と複数の画像記録装置とが1個の制御部を介して接続さ
れた構成が開示されている。
て読み取られた原稿画像が何れかの画像記録装置にてプ
リントアウトされる。このような構成では、画像読取り
装置での原稿の交換等による、画像記録装置の待機時間
を短縮できるようになっている。
画像読取り部と画像記録部とを備えた複写機が複数設け
られ、これら各複写機が1個の制御装置に接続されてい
る画像形成システムにおいて、設定された原稿複写モー
ドに応じて、記録すべき画像信号が複数の複写機へ分散
して供給され、これら複写機にて複写動作が並行して行
われることが開示されている。
形成システムでは以下のような問題点を有している。す
なわち、例えばデジタル複写機における各種の画像処理
機能はソフトウェアに依存している一方、近年における
上記ソフトウェアの開発の進歩は目ざましく、デジタル
複写機においては、短期間のうちに画像処理機能が高機
能化され、また従来にない機能を付加した複写機が新た
に商品化されている。このため、例えば所望の画像処理
機能を有するデジタル複写機を購入した場合、このデジ
タル複写機は、購入時点においてたとえ最高の画像処理
機能を有するものであっても、短期間のうちに相対的に
低機能のものとなってしまう。
て、その複写機が備えている機能以上の機能をその複写
機に望むことはできず、さらなる高機能或いは新規の機
能を必要とする場合には、複写機の買い替えが必要とな
る。これは、ユーザにとって経済的に大きな負担を強い
られるものであり、また、メーカにとって時代にあった
商品を提供していく以上、必ずつきまとう問題となって
いる。
に、例えば、何れかの複写機にて読み取りを行い、他の
複写機にて画像処理を行い、その画像処理を行った複写
機の画像処理情報を、再度、読み取りを行った複写機等
に戻し、その読み取りを行った複写機等にてプリントア
ウトできれば複写機を買い替える必要がなくなるので理
想であるが、前記従来技術においては、画像処理を行っ
た複写機にてプリントアウトすることはできるが、再
度、その画像処理結果を読み取りを行った複写機等に戻
してプリントアウトすることはできないという問題点を
有している。
存在する場合に、他の複写機にも分散処理できれば、短
時間で処理できるので効率的であるが、前記従来例では
それができないという問題点を有している。
たものであって、その目的は、操作者が所望する例えば
画像処理機能が、操作者が使用しようとする画像形成装
置に無い場合であっても、1つの画像形成装置にて読み
取った読取り画像情報を他の画像形成装置に転送して、
該他の画像形成装置にて画像処理し、さらにその画像処
理した画像情報を元の画像形成装置等に返送し得ると共
に、各画像形成装置を効率良く動作させて、短時間に所
望する可視画像を得ることができる画像形成システムを
提供することにある。
像形成システムは、上記課題を解決するために、複数の
例えばデジタル複写機等の画像形成装置と、これら複数
の画像形成装置を接続し、相互に画像情報の送受信を行
わせる通信装置とを備え、上記複数の画像形成装置にお
ける少なくとも1台の第1画像形成装置は、画像情報に
基づいて可視像を形成する例えばレーザプリンタ部等の
画像記録部と、画像形成装置での例えば画像処理等の処
理についての指令を入力するための例えば操作パネル等
の入力部と、上記各画像形成装置が可能な処理の種類を
示す機能情報を保持すると共に、上記入力部からの画像
情報に対する所定の処理を指示する指令と上記機能情報
とに基づいて、上記所定の処理が可能な画像形成装置を
複数選択し、例えば複数頁の画像情報を分散処理すべく
上記選択した複数の画像形成装置に対して上記通信装置
を介してそれぞれ転送する一方、他の画像形成装置から
返送された処理済の複数の画像情報を、例えば元の順序
に再配置して画像記録部に供給する送信側制御部とを備
え、上記第1画像形成装置とは異なる他の複数の第2画
像形成装置は、画像情報に所定の処理を行う処理部と、
上記通信装置を介して入力された画像情報を上記処理部
に供給し、この処理部にて処理された画像情報を通信装
置を介して第1画像形成装置に返送する処理側制御部と
をそれぞれ備えていることを特徴としている。
おいて、画像情報は、例えばその画像形成装置が備える
スキャナにて原稿画像が読み取られることにより得られ
る。
かつ、第1画像形成装置には所望する例えば画像処理機
能が備わっていない場合がある。
り、入力部から画像情報に対する所定の画像処理の依頼
を指示する指令が入力されると、送信側制御部は所定の
画像処理が可能な画像形成装置を機能情報に基づいて選
択する。さらに、送信側制御部は、操作者による入力部
への入力操作に基づいて、選択した複数の画像形成装置
に通信装置を介して画像情報を転送する。
は、処理部にて画像情報に所定の画像処理を行う。処理
済の画像情報は、各第2画像形成装置の処理側制御部に
より、通信装置を介して依頼元の第1画像形成装置に返
送される。この処理済の画像情報を返送された第1画像
形成装置では、処理済の複数頁の画像情報を元の頁順に
再配置してその画像情報を画像記録部にて可視像とす
る。
操作者が所望する例えば画像処理機能が、操作者が使用
しようとする第1画像形成装置に無い場合であっても、
複数の画像情報の画像処理を、通信装置により接続され
た第2画像形成装置にて、分散処理して行うことができ
る。したがって、画像形成システムを構成する各画像形
成装置には、個々に所定の画像処理機能を備える必要が
ない。これにより、第1画像形成装置の使用者の経済的
負担を軽減することができる。
形成装置にて分散処理するので、複数の原稿画像情報に
対する処理を短時間で効率良く行うことができる。
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画像形
成システムにおいて、上記第2画像形成装置には、指示
された画像情報の処理が完了した後、第1画像形成装置
からの返送要求があったときに、その処理された画像情
報を返送する返送調整手段が設けられていることを特徴
としている。
は、指示された画像情報の処理が完了した後直ぐにその
処理済の画像情報を返送しないで、返送調整手段が、第
1画像形成装置からの返送要求があったときに、その処
理済の画像情報を返送する。
力が小さく、例えば、処理済の画像情報を第2画像形成
装置から返送されても、それを格納するメモリが小さい
場合がある。
装置は、必要なとき、例えば直ぐに画像記録部へ送って
出力できるようなときに、各第2画像形成装置に返送要
求を送れば良い。
複数の処理済画像情報を格納する充分なメモリがなくて
も、本画像形成システムを利用して所定の処理を分散処
理することができる。
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画像形
成システムにおいて、上記第2画像形成装置は、指示さ
れた画像情報の処理が完了した時点で、他の画像形成装
置にて処理されている画像情報であってこの画像情報に
先行する画像情報の処理が完了しているかを判断する判
断手段を備え、先行する画像情報の処理が完了している
と判断手段により判断されたときには第1画像形成装置
に転送して出力させ、先行する頁の画像情報の処理が完
了していないと判断手段により判断されたときには第1
画像形成装置へ返送することなく待機させる返送調整手
段が設けられていることを特徴としている。
は、指示された画像情報の処理が完了した後直ぐにその
処理済の画像情報を返送しないで、判断手段により他の
画像形成装置にて処理されている画像情報であってこの
画像情報に先行する画像情報の処理が完了しているかを
判断する。そして、返送調整手段は、先行する画像情報
の処理が完了していると判断手段により判断されたとき
には第1画像形成装置に返送して出力させ、先行する頁
の画像情報の処理が完了していないと判断手段により判
断されたときには第1画像形成装置へ返送することなく
待機させ、第1画像形成装置からの返送要求があったと
きに、その処理済の画像情報を返送する。
力が小さく、例えば、処理済の画像情報を各画像形成装
置から返送されても、それを格納するメモリが小さい場
合がある。
装置は、必要なとき、例えば直ぐに画像記録部へ送って
出力できるようなときに、複数の処理済の画像情報を出
力順に各第2画像形成装置に返送要求を送れば良い。
は、返送されてきた複数の処理済の画像情報についての
複雑な出力管理制御を行う必要が無くなり、トラブルが
発生したとしても、正常な状態に復帰させる手順が簡略
化される。
複数の処理済の画像情報を格納する充分なメモリがなく
ても、本画像形成システムを利用して所定の処理を分散
処理し、第1画像形成装置にて複数の処理済の画像情報
を頁順に容易に出力することができる。
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画像形
成システムにおいて、上記第1画像形成装置における送
信側制御部は、複数の画像情報を分散処理すべく、上記
所定の処理が可能な第2画像形成装置を選択するに際し
て、依頼先での処理済の画像情報の保管に余裕のある第
2画像形成装置を選択することを特徴としている。
おいて、複数の画像情報を分散処理すべく、所定の処理
が可能な第2画像形成装置を選択するに際して、送信側
制御部は、依頼先での処理済の画像情報の保管に余裕の
ある第2画像形成装置を選択する。
場合に、上述のように、第1画像形成装置のメモリ容量
が小さい場合には、第2画像形成装置にて、処理済の画
像情報を一時的に保管しておかなければならないことが
ある。
の保管のためのメモリ容量が小さい場合には、処理済の
画像情報を保管することができず、依頼を受けた残りの
頁の画像処理もできなくなるおそれがある。
第2画像形成装置の内、処理済の画像情報の保管に余裕
のある第2画像形成装置が選択される。
画像処理時間が長期化することを防止することができ、
画像形成システム全体としてみた場合に、動作効率が低
下するということがなくなる。
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画像形
成システムにおいて、上記第1画像形成装置における送
信側制御部は、複数の画像情報を分散処理すべく、上記
所定の処理が可能な第2画像形成装置を選択するに際し
て、第2画像形成装置における上記所定の処理における
処理能力の高いもの、例えば、処理ソフトのバージョン
の新しいものや処理速度の速いものを選択することを特
徴としている。
における複数の第2画像形成装置の何れを選択するかの
決定は、例えば、処理ソフトのバージョンの新しいもの
や処理速度の速いもの等の処理能力の高い第2画像形成
装置が優先される。
画像処理時間が長期化することを防止することができ、
画像形成システム全体としてみた場合に、動作効率の向
上を図ることができる。
は、上記課題を解決するために、複数の画像形成装置
と、これら複数の画像形成装置を接続し、相互に画像情
報の送受信を行わせる通信装置とを備え、上記複数の画
像形成装置における少なくとも1台の第1画像形成装置
は、画像情報に所定の例えば画像処理等の処理を行う処
理部と、画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録
部と、画像形成装置での処理についての指令を入力する
ための入力部と、第1画像形成装置を含む各画像形成装
置が可能な処理の種類を示す機能情報を保持すると共
に、上記入力部からの画像情報に対する所定の処理を指
示する指令と上記機能情報とに基づいて、上記所定の処
理が可能な画像形成装置を第1画像形成装置を含めて複
数選択し、複数の画像情報を分散処理すべく上記選択し
た第1画像形成装置の処理部と上記通信装置を介しての
第2画像形成装置の処理部とに対してそれぞれ転送する
一方、第1画像形成装置の処理部にて処理された処理済
の画像情報と第2画像形成装置から返送された処理済の
画像情報とを再配置して画像記録部に供給する送信側制
御部とを備え、上記第2画像形成装置は、画像情報に所
定の処理を行う処理部と、上記通信装置を介して入力さ
れた画像情報を上記処理部に供給し、この処理部にて処
理された画像情報を通信装置を介して第1画像形成装置
に返送する処理側制御部とをそれぞれ備えていることを
特徴としている。
る画像情報を分散処理する場合に、自機である第1画像
形成装置にも所定の例えば画像処理機能等の処理機能が
備わっている。
り、入力部から画像情報に対する所定の画像処理の依頼
を指示する指令が入力されると、送信側制御部は所定の
画像処理が可能な画像形成装置を機能情報に基づいて第
1画像形成装置を含めて複数選択する。さらに、送信側
制御部は、操作者による入力部への入力操作に基づい
て、上記選択した第1画像形成装置の処理部と上記通信
装置を介して第2画像形成装置とに対してそれぞれ画像
情報を転送する。
は、処理部にて画像情報に所定の画像処理を行う。この
処理済の画像情報は、第2画像形成装置の処理側制御部
により、通信装置を介して依頼元の第1画像形成装置に
返送される。
理済の画像情報と、自機の処理部にて処理した処理済の
画像情報とを再配置してその複数頁の画像情報を画像記
録部にて可視像とする。
操作者が所望する例えば画像処理機能が、操作者が使用
しようとする第1画像形成装置にも有る場合には、複数
の画像情報がある場合に、自機と他の第2画像形成装置
とに分散処理して行うことができる。
も活用して複数の画像情報を分散処理するので、複数の
原稿画像情報に対する処理をさらに短時間で効率良く行
うことができる。
14に基づいて以下に説明する。本画像形成システム
は、画像形成装置としての複数のデジタル複写機が通信
装置を介して接続されたものとなっている。図2は上記
デジタル複写機の一例となるデジタル複写機30の全体
構成を示す断面図である。同図において、デジタル複写
機30は、スキャナ部31、画像記録部としてのレーザ
プリンタ部32、及びソータを含む後処理装置34を備
えている。
稿載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給
搬送するための両面対応自動原稿送り装置(以下、「R
ADF( Recirculating Automatic Document Feeder)」
と称する)36、及び原稿載置台35上に載置された原
稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読取りユニ
ット、つまりスキャナユニット40を備えている。この
スキャナユニット40にて読み取られた原稿画像は、画
像情報つまり画像データとして後述する画像処理部へ送
られ、ここで所定の画像処理が施される。
度にセットされた複数枚の原稿に対し、1枚ずつ自動的
にスキャナユニット40の原稿載置台35上へ送給する
装置である。このRADF36は、オペレータの選択に
応じて原稿の片面又は両面をスキャナユニット40に読
み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両面原
稿のための搬送経路、及び搬送経路切換え機構等を有し
ている。
ト40a、第2走査ユニット40b、光学レンズ体43
及びCCD(Charge Coupled Device) 44を備えてい
る。上記第1走査ユニット40aは、原稿載置台35上
の原稿の面に光を照射して走査するランプリフレクタア
センブリ41及び第2反射ミラー42aからなる。
ー42b及び第3反射ミラー42cからなる。上記第1
ないし第3反射ミラー42a〜42cは、原稿からの反
射光をCCD44に導くためのものである。光学レンズ
体43は、原稿からの反射光像をCCD44に結像させ
るものである。CCD44は、原稿からの反射光像を電
気的画像信号に変換する素子である。
キャナユニット40との連携動作により、原稿載置台3
5上に原稿を順次載置させながら、原稿載置台35の下
面に沿ってスキャナユニット40を移動させて原稿画像
を読み取り、画像データに変換するように構成されてい
る。
は、後述する画像処理部へ送られ、各種画像処理が施さ
れた後、画像処理部の後述のメモリ73に一旦記憶され
る。その後、上記画像データは、出力指示に応じてレー
ザプリンタ部32に与えられ、用紙上に画像として記録
される。
書込みユニット46及び画像を形成するための電子写真
プロセス部47を備え、下部に用紙収納・搬送部55を
備えている。レーザ書込みユニット46は、上述のメモ
リ73から画像データに応じたレーザ光を出射する半導
体レーザ、上記レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミ
ラー、等角速度偏向されたレーザ光が電子写真プロセス
部47の感光体ドラム48上で等速度偏向されるように
補正するf−θレンズ等を有している。
従い、感光体ドラム48、この感光体ドラム48の周囲
に配置された帯電器、現像器、転写器、剥離器、クリー
ニング器及び定着器49等により構成されている。画像
が形成されるべき用紙の搬送方向における定着器49の
下流側には、搬送路50が設けられている。この搬送路
50は、後処理装置34へ通じている搬送路57と用紙
収納・搬送部55へ通じている搬送路58とに分岐して
いる。
1、第2カセット52、両面複写ユニット53及びマル
チ手差しトレイ54を備えている。第1カセット51及
び第2カセット52には、用紙の束が収容されており、
操作者にて所望するサイズの用紙を収容するカセットが
選択されると、そのカセット内の用紙束の上から用紙が
1枚ずつ送り出され、電子写真プロセス部47へ向けて
順次搬送される。両面複写ユニット53は、電子写真プ
ロセス部47にて画像の形成された用紙を、表裏反転さ
せて、或いは表裏反転させることなく再度電子写真プロ
セス部47に供給するためのものである。
モリ73から読み出された画像データは、レーザ書込み
ユニット46からレーザ光線として出射され、電子写真
プロセス部47の感光体ドラム48の表面に静電潜像と
して形成される。この静電潜像は可視像化されてトナー
像となり、このトナー像は、用紙収納・搬送部55から
搬送された用紙上に静電転写された後、定着器49によ
り用紙上に定着される。
定着器49から搬送路50を介して後処理装置34へ送
られたり、搬送路50・58及び両面複写ユニット53
を介して電子写真プロセス部47へ再度供給される。
理部について説明する。この画像処理部は、スキャナ部
31から得られた原稿の画像データに画像処理を行うも
のである。画像処理部は、図3に示すように、画像デー
タ入力部70、画像データ処理部71、画像データ出力
部72、メモリ73、並びに送信側制御部及び処理側制
御部としてのプリントコントロールユニット(以下、
「PCU」と称する)74を備えている。
体の動作を制御するものであり、CPU(Central Proce
ssing Unit) により構成されている。メモリ73は、画
像データを記憶するものであり、RAM(Random Access
Memory)やハードディスク等により構成されている。
a、ヒストグラム処理部70b及び誤差拡散処理部70
cを含んでいる。この画像データ入力部70は、CCD
44から読み込まれた原稿の画像データを2値化変換
し、2値のデジタル量としてヒストグラムをとりなが
ら、誤差拡散法により画像データを処理して、メモリ7
3に一旦記憶させるものである。
画素濃度に応じたアナログ信号がA/D変換された後、
MTF補正、白黒補正又はガンマ補正され、256階調
(8ビット)のデジタル信号としてヒストグラム処理部
70bへ出力される。
70aから出力されたデジタル信号が256階調の画素
濃度別に加算されることにより濃度情報(ヒストグラム
データ)が得られる。このヒストグラムデータは、画素
データとして誤差拡散処理部70cへ送られ、また必要
に応じてPCU74へ送られる。
の一種である誤差拡散法により、すなわち、2値化の誤
差を隣接画素の2値化判定に反映させる方法により、C
CD部70aから出力された8ビット/画素のデジタル
信号が1ビット(2値化)に変換され、原稿における局
所領域濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われ
る。
1a・71b、合成処理部71c、濃度変換処理部71
d、変倍処理部71e、画像プロセス部71f、誤差拡
散処理部71g及び圧縮処理部71hを含んでいる。こ
の画像データ処理部71は、入力された画像データをオ
ペレータが希望する画像データに変換する処理部であ
る。したがって、最終的な出力画像データがメモリ73
に記憶されるまで、この画像データ処理部71にて処理
が行われる。ただし、画像データ処理部71に含まれて
いる上述の各処理部は必要に応じて機能するものであ
り、機能しない場合もある。
差拡散処理部70cにて2値化された画像データが再度
256階調に変換される。合成処理部71cでは、画素
毎の論理演算、すなわち論理和、論理積又は排他的論理
和の演算が選択的に行われる。この演算の対象となるデ
ータは、メモリ73に記憶されている画素データ及びパ
ターンジェネレータ(PG)からのビットデータであ
る。
データに対し、所定の階調変換テーブルに基づいて入力
濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定される。変倍
処理部71eでは、指定された変倍率に応じて、入力さ
れた既知データに基づいて補間処理を行うことにより、
変倍後の対象画素に対する画素データ(濃度値)が求め
られる。その後、この画素データに基づいて、副走査方
向が変倍され、次に主走査方向が変倍処理される。
素データに対して様々な画像処理が行われる。また、特
徴抽出等の、データ列に対する情報収集が行われる。誤
差拡散処理部71gでは、画像データ入力部70の誤差
拡散処理部70cと同様な処理が行われる。圧縮処理部
71hでは、ランレングスという符号化により、2値デ
ータが圧縮される。なお、画像データの圧縮に関して
は、最終的な出力画像データが完成した時点で最後の処
理ループにおいて圧縮が機能する。
多値化処理部72b、誤差拡散処理部72c及びレーザ
出力部72dを含んでいる。画像データ出力部72は、
圧縮状態でメモリ73に記憶されている画像データを復
元し、元の256階調に再度変換した後、2値データよ
り滑らかな中間調表現となる4値データの誤差拡散を行
い、レーザ出力部72dへデータを転送するものであ
る。
によって圧縮された画像データが復元される。多値化処
理部72bでは、画像データ処理部71の多値化処理部
71a・71bと同様な処理が行われる。誤差拡散処理
部72cでは、画像データ入力部70の誤差拡散処理部
70cと同様な処理が行われる。
ケンスコントローラからの制御信号に基づき、デジタル
画素データがレーザのオン/オフ信号に変換される。こ
のオン/オフ信号に基づいて前記レーザ書込みユニット
46における半導体レーザがオン/オフ状態となり、感
光体ドラム48上に静電潜像が書き込まれる。
タ出力部72において扱われるデータは、メモリ73の
容量の削減のため、基本的には2値データの形でメモリ
73に記憶されているが、画像データの劣化を考慮して
4値のデータの形で処理することも可能である。
4により制御されており、このPCU74による制御系
の構成は図4に示すものとなっている。
係負荷75、RADF関係負荷76、操作基板ユニット
77、ソータコントロールユニット78、スキャナ関係
負荷79、プリンタ関係負荷80及び前記画像データ処
理部71が接続されている。
御により管理し、制御の際に各部へ制御信号を出力して
いる。デスク関係負荷75は、デジタル複写機本体以外
の後処理装置34のソータにおけるモータ、クラッチ等
の負荷である。RADF関係負荷76は、RADF36
におけるモータ、クラッチ及びスイッチ等の負荷であ
る。スキャナ関係負荷79は、スキャナユニット40に
おけるモータ及びソレノイド等の負荷である。プリンタ
関係負荷80は、電子写真プロセス部47におけるモー
タ、ソレノイド及び高圧電源等の負荷である。
Uを備え、PCU74からの制御信号に基づいてソータ
の動作を制御するものである。
30に対しての操作者による複写モード等の各種設定や
指令等の入力部であり、CPUを備えている。この操作
基板ユニット77は、操作者が入力により設定した例え
ば複写モードに応じた制御信号をPCU74に転送す
る。PCU74は、上記制御信号に基づき、デジタル複
写機30を上記モードに応じて動作させる。一方、PC
U74は、操作基板ユニット77へデジタル複写機30
の動作状態を示す制御信号を転送する。操作基板ユニッ
ト77は、上記制御信号に基づき、デジタル複写機30
が現在どのような動作状態にあるのかを操作者に示すた
め、その状態を表示部により表示する。
前記メモリ73は、例えば半導体メモリからなるメイン
メモリ73aとハードディスク73bとから構成されて
いる。メインメモリ73aには画像データ通信ユニット
81が接続されている。この画像データ通信ユニット8
1は、他のデジタル情報機器との画像データ及び画像制
御信号等の情報通信を可能にするために設けられたもの
である。画像データ通信ユニット81は、例えば図11
に示すデジタル複写機93において、インタフェース9
3a及び通信回線96である。
入力部としての操作パネル90を備えている。操作パネ
ル90には、中央部にタッチパネル式の表示部である液
晶表示装置1が配置されている。液晶表示装置1の画面
上の一部には、画面切換え指示エリア1aが設けらてい
る。この画面切換え指示エリア1aは、液晶表示装置1
の表示画面を画像編集機能選択用の画面に切り換える指
示を入力するためのものである。このエリア1aを操作
者が指で直接押圧操作すると、後述のように、所望の機
能を選択できるように、液晶表示装置1の画面上に各種
編集機能が一覧表示される。このとき、表示された各種
編集機能の表示領域のうち、所望の編集機能の領域を操
作者が指で押圧すると、その編集機能が設定される。
左端位置に、液晶表示装置1の画面の明るさを調整する
ための明るさ調整ダイヤル2が設けられている。このダ
イヤル2と液晶表示装置1との間には、倍率自動設定キ
ー3、ズームキー4、固定倍率キー5・6及び等倍キー
7が設けられている。倍率自動設定キー3は複写倍率を
自動的に選択するモードを設定するためのものであり、
ズームキー4は複写倍率を1%きざみで設定するための
ものである。固定倍率キー5・6は固定倍率を選択する
ためのものであり、等倍キー7は複写倍率を標準倍率
(等倍)に戻すためのものである。
は、枚数設定キー13、クリアキー14、スタートキー
15、全解除キー16、割り込みキー17、操作ガイド
キー18、メッセージ順送りキー19、メモリ送信モー
ドキー20、コピー/ファックスモード切換えキー2
1、ワンタッチダイヤルキー22が設けられている。
めのものであり、クリアキー14は、複写枚数をクリア
したり、連続コピーを途中で止める時に操作するもので
ある。スタートキー15はコピーの開始を指示するため
のものであり、全解除キー16は、現在設定されている
モードの全てを解除して標準状態に復帰させるためのも
のである。割り込みキー17は連続コピー中に別の原稿
に対するコピーを行いたい時に操作するものである。操
作ガイドキー18は、デジタル複写機30の操作が分か
らない時に操作するものであり、これが操作されると、
デジタル複写機30の操作方法が液晶表示装置1に表示
される。メッセージ順送りキー19は、操作ガイドキー
18の操作により表示されたメッセージの表示を順送り
しながら切り換えるためのものである。
ックスモード切換えキー21及びワンタッチダイヤルキ
ー22はファクシミリモードに関する設定キーである。
メモリ送信モードキー20は送信原稿を一旦メモリに蓄
えてから送信することを指定するものであり、コピー/
ファックスモード切換えキー21はデジタル複写機30
のモードをコピーとファックスとの間で切り換えるため
のものである。ワンタッチダイヤルキー22は、予めデ
ジタル複写機30に電話番号を記憶させておいた送信先
に対し、ワンタッチ操作で電話を発信させるためのもの
である。
する上記操作パネル90の構成は、あくまでも一例であ
り、デジタル複写機30に搭載される各種機能に応じて
異なったものとなる。
(a)に示す基本画面、同図(b)に示す第1機能設定
画面、同図(c)に示す第2機能設定画面、図7(a)
に示す画質設定画面、同図(b)に示す後処理設定画
面、図8(a)に示す初期設定画面、同図(b)に示す
指紋登録画面、同図(c)に示す部門管理設定画面、図
9(a)に示すリミッタ設定画面、及び同図(b)に示
すシミュレーション画面、並びに後述する各画面の表示
が可能となっている。
設定領域、後処理設定領域、初期設定領域、設定機能確
認操作領域及びカセット設定領域が設けられる。これら
各領域は各設定キー101a〜101dとなる。さら
に、基本画面においては、設定カセット表示、濃度表
示、コピー枚数表示及び倍率表示が行われる。上記設定
機能確認操作領域を操作した場合には、本画像形成シス
テムにおいて設定されている機能が液晶表示装置1に表
示される。
体、反転、影付け、トリミング及びマスキングの各編集
機能を設定するための領域が設けられる。これら各領域
は各設定キー102a〜102fとなる。さらに、基本
画面への遷移、次頁画面への遷移のための各操作領域が
設定される。次頁キーを押圧操作すると第2機能設定画
面となる。
立変倍の各編集機能を設定するための領域、画像を強調
させるシャープネス機能を設定するための領域、並びに
翻訳機能を設定するための領域が設けられる。これら各
領域は各設定キー103a〜103dとなる。さらに、
基本画面への遷移、前頁画面への遷移のための各操作領
域が設定される。
I(高画質複写モード)、バックグランド除去モード、
オート変倍モード、文字モード、文字写真混在モード、
写真モード及び倍率の設定のための各設定領域が設けら
れる。さらに、濃度及び倍率の表示が行われる。
あるか両面であるかの入力領域、コピーが片面であるか
両面であるかの入力領域、及び製本機能の設定領域が設
けられる。さらに、ステープルソータ、ソータ及びフィ
ニッシュの後処理機能の設定領域、及び電子RDHの設
定領域が設けられる。
管理、シミュレーション、メンテ管理、新規機能登録、
及び出力装置の選択の各モードの設定領域、並びに基本
画面への遷移のための操作領域が設定される。
氏名の入力領域が設けられると共に、入力された部門コ
ード及び氏名の表示が行われる。
人数等の設定入力領域が設けられると共に、入力された
部門コード及び人数等の表示が行われる。
で行われる。すなわち、上記液晶表示装置1では、ま
ず、基本画面が表示され、この表示画面において機能設
定領域、画質設定領域、後処理設定領域或いは初期設定
領域の何れかの領域が押圧操作されると、表示画面がそ
の領域に対応する画面に遷移するようになっている。
合、第1機能設定画面に切り換わり、この画面におい
て、次頁画面への遷移のための操作領域が押圧操作され
ると、画面が第2機能設定画面(NEXT機能設定画
面)に遷移する。一方、基本画面への遷移のための操作
領域が押圧操作されると、画面が基本画面に戻る。さら
に、例えば第1機能設定画面において、斜体機能設定領
域及び反転機能設定領域が押圧操作されると、画面が図
12(a)に示すように、斜体機能設定領域及び反転機
能設定領域が反転した後、図12(b)の画面に遷移す
る。次いで、図12(b)の画面において、実行キー1
12aを押圧操作すると、画面が図12(c)に示す斜
体設定画面に遷移する。斜体設定画面においては、斜体
角度の設定領域である角度入力キー106a、及び設定
完了入力領域である設定完了キー106bが設けられ
る。さらに、斜体角度の表示が行われる。
て、所定の機能設定領域が押圧操作されると、それに応
じて、液晶表示装置1の画面が上記斜体設定画面のよう
に、対応するパラメータ設定画面となる。
設定可能な本画像形成システムが有する画像編集機能の
例とその処理動作を表1に示す。なお、本画像形成シス
テムに設定されている画像編集機能は、これらに限定さ
れるものではない。その他のものとしては、例えば、手
書きの文字や画像を清書する機能等が考えられる。
11に示すように、オフィス内に設けられたディジタル
情報機器によって構成されている。同図に示す画像形成
システムは、画像形成装置としてのデジタル複写機91
〜93、スキャナ94及びプリンタ95とを備えてい
る。
写機91は、メモリレスの低機能廉価版のものであり、
基本的な編集機能をもっている。なお、ここでいうメモ
リレスとは、多量の画像データを格納可能なページメモ
リは備えていないものの、デジタル複写機での画像デー
タに対する通常の作業を行うのに必要なラインメモリは
最低限備えていることを示す。また、基本的な編集機能
とは、例えば白黒反転など、ページメモリがなくても実
行できるものである。また、デジタル複写機91は、図
2に示したスキャナユニット40によるスキャナ機能が
モノクロで解像度400DPIとなっている。また、コ
ピー速度が20CPM(20枚/分)であり、低速クラ
スのものである。さらに、デジタル複写機91は、前記
レーザプリンタ部32によるプリンタ機能がモノクロで
解像度400DPIであり、インタフェース(I/F)
91aを備えている。
92は、スキャナ機能がモノクロで解像度400DP
I、プリンタ機能がモノクロで解像度400DPI、コ
ピー速度が40CPMの中級クラスのものである。ま
た、各種編集機能、及びページメモリとして64Mバイ
ト(解像度400DPI、8bit/画素でA4サイズ
4ページ相当の容量)のメモリ、並びにインタフェース
92aをそれぞれ備えている。上記メモリは、図4に示
したメインメモリ73aに相当する。
93は、スキャナ機能がモノクロで解像度400DP
I、プリンタ機能がモノクロで解像度400DPI、コ
ピー速度が高速の60CPMである。また、各種編集機
能、文字認識機能、ビットデータのコード化機能及びペ
ージメモリとして500Mバイトの大容量(解像度40
0DPI、8bit/画素、圧縮率1/4でA4サイズ
100ページ相当の容量)のメモリを備え、上級クラス
のものとなっている。したがって、画像データのページ
順を変更する処理や、各種フォーマットの原稿データを
記憶しておくことも可能である。上記メモリは、図4に
示すメインメモリ73a及びハードディスク73bを含
んだものに相当する。さらにデジタル複写機93は、イ
ンタフェース93aを備えている。
取りが可能であり、解像度600DPIとなっている。
プリンタ95は、カラー画像のプリントが可能であり、
記録密度600DPIとなっている。これらスキャナ9
4及びプリンタ95は、それぞれのインタフェース94
a・95aを備えている。
92・93、スキャナ94及びプリンタ95とは、それ
ぞれのインタフェース91a〜95a及び通信回線96
により接続され、相互にデータの送受信が可能となって
いる。したがって、インタフェース91a〜95a、通
信回線96及びPCU74により、通信装置が構成され
る。
ばイメージデータなどのビットデータ(1画素単位の階
調データ、例えば8ビット;256階調)や、コマンド
コードである。通信装置は自然画などの高階調画像を高
精細に伝送可能である。また、通信装置は、文字などの
テキストデータをコード化により少ないデータ量とし、
高速に伝送することも可能である。特に、自然画などの
階調を有する画像データは、一般的にデータ量の圧縮を
目的とした面積階調手法の1つであるディザ法や誤差拡
散法で処理した後、転送することもある。この誤差拡散
法による処理は各機器内で事前に行われる。また、伝送
データの形式は、各デジタル複写機91〜93又はプリ
ンタ95にて処理可能な形式に応じて設定される。した
がって、用紙上に出力すべき画像データを受信した例え
ばデジタル複写機では、画像データがレーザプリンタ部
32に入力され、画像処理部にて書き込み時に必要とな
るデータ列に変換された後、画像データの出力が行われ
る。
は、それぞれにおいて規定されたプロトコル及び通信速
度により定義されており、伝送するデータの内容、例え
ばデータ量や、それぞれの機器の位置関係、例えば距離
などにより適当な規格が選択される。さらに、本画像形
成システムにおいては、機器同士が1対1で接続されて
いる状態ばかりではなく、デイジーチェーン(Daisy Ch
ain)のように共通の通信回線96に複数の機器が接続さ
れている状態も存在する。したがって、各機器には、各
インタフェース91a〜95aが画像データの伝送相手
先を判別できるように、アドレスが設定されている。イ
ンタフェース91a〜95aの規格は、例えば、高速で
の画像データの転送が可能なネットワークであるイーサ
ネットである。さらに、インタフェース91a〜95a
は、SCSI(Small Conputer System Interface)、R
S−232Cといった汎用の規格にも対応可能となって
いる。
回線によりデータを送受信することが可能なFAX機能
や、パソコン、ワープロなどからの文書データをプリン
トアウトするプリンタモードを有している。
るデジタル複写機は、価格的な問題及び画像メモリの容
量等によりその機能が大きく左右され、また、各オフィ
スでの使用目的、及び機能に対する要求度合いに応じて
種々のものがある。したがって、オフィスに備えられる
デジタル複写機としては、上記デジタル複写機91〜9
3に限定されることなく、多種の商品ラインアップが考
えられる。
記デジタル複写機91〜93が備える画像編集機能の一
例を次の表2に示す。
〜93のメモリ73にそれぞれに格納されており、随
時、各PCU74にて参照可能となっている。
うに、最も多くの画像処理機能を備え、かつ大容量のメ
モリ73を備えたデジタル複写機93を主デジタル複写
機とし、このデジタル複写機93に対して、他のデジタ
ル複写機91・92とスキャナ94及びプリンタ95と
が接続されている。そして、他の例えばデジタル複写機
91・92がデジタル複写機93の画像処理機能及びメ
モリ73を利用することができるようになっている。画
像処理機能が利用される場合、デジタル複写機91・9
2の何れかにより画像データがデジタル複写機93に送
信され、上記画像データに対してデジタル複写機93に
より所定の画像処理が行われ、処理済の画像データが例
えば元のデジタル複写機に戻され、用紙上に画像として
出力されることになる。また、メモリ73が利用される
場合、デジタル複写機91・92の何れかにより画像デ
ータがデジタル複写機93に送信され、この画像データ
がデジタル複写機93のメモリ73に記憶され、必要に
応じて元のデジタル複写機に戻されることになる。
の動作を図1のフローチャートにより詳細に説明する。
ここでは、第1画像形成装置としてのデジタル複写機9
1により、原稿画像に対する画像処理として、複数の原
稿画像毎に画像を強調させるための『シャープネス』機
能を選択し、第2画像形成装置としてのデジタル複写機
92・93に分散処理するものとして説明する。なお、
デジタル複写機91・92における液晶表示装置1の機
能設定画面においても、デジタル複写機93が備えてい
る機能が表示されるようになっている。
基本画面において、機能設定キー101aが押圧操作さ
れると、液晶表示装置1の画面が同図(b)に示す第1
機能設定画面に遷移する。この状態において次頁キーが
押圧操作されると、液晶表示装置1の画面が、同図
(c)に示す第2機能設定画面に遷移する。この画面に
て『シャープネス』機能を選択すべくシャープネスキー
103cが押圧操作されると(S1)、図13(a)に
示すように、シャープネス機能設定領域が反転状態とな
り、これによって、『シャープネス』機能が選択された
ことが分かる。
能が当該操作をしているデジタル複写機91に備わって
いるか否かを判断する(S2)。今の場合、表2に示し
たように、デジタル複写機91は『シャープネス』機能
を有していない。したがって、S2での判定結果はNO
となる。そこで、液晶表示装置1にて『シャープネス』
機能が本機にはない旨を表示すると共に、本機以外のシ
ステム内の外部機器にて処理するかを選択させる(S
3)。この選択のための表示画面は、図13(b)に示
す通りである。
『シャープネス』機能が備わっていないので、必然的に
システム内の複写機に『シャープネス』機能の処理を依
頼する形となるが、本実施の形態では、確認の意味で上
記の表示画面を表示することにより、操作者の意思確認
を行っている。したがって、操作者は、システム内のデ
ジタル複写機92・93による処理を行わない場合に
は、取り消しキー122bを押圧操作することにより、
PCU74はその旨を判断して(S4)、設定モードを
キャンセルすることができる(S5)。
ー122aが押圧操作されると、PCU74によりその
旨が判断され(S4)、システム内のデジタル複写機の
内、『シャープネス』機能を備えているデジタル複写機
92・93が選択されると共に、液晶表示装置1の画面
が図13(c)に示したシャープネス機能設定画面に遷
移する。
プネス入力キー116aにて『シャープネス』の強調レ
ベルを入力する。設定が完了すると、設定完了キー11
6bを押圧操作することにより、デジタル複写機91の
PCU74は、画像毎に機能制御情報を付与し、後述す
るスクランブル処理を行った後、デジタル複写機92・
93へ転送する(S6)。
モリ73aから画像データ通信ユニット81及び図示し
ないモデムを介して送信される。その際、送信する内容
として、画像データ以外に、依頼する処理内容、つまり
ここでは『シャープネス』処理を示す機能制御情報も合
わせて送信される。この送信画像データは、図11に示
すように、インタフェース91a、通信回線96、イン
タフェース92a・93aを介して、各デジタル複写機
92・93へ入力される。
例えばスキャナ部31にて読み取られた原稿画像のデー
タである。また、デジタル複写機91は、ページメモリ
を備えておらず、ラインメモリのみ備えている。したが
って、読み取られたライン毎の画像データは、ライン毎
に順次転送される。
ワークを使用する場合には、外部に画像データが漏洩す
ることがあり得る。このため、当該画像データが非常に
重要な原稿の画像であって機密事項が含まれている場合
等には、その内容が漏洩しないように十分配慮する必要
がある。
定多数の人が任意にアクセス可能であり、ハッカー(Ha
cker) 等の犯罪のように、ネットワーク上を走るデータ
を盗視する者が出現する可能性がある。そこで、盗視さ
れても内容が分からないようにするため、ネットワーク
に流すデータにはスクランブル(Scramble)処理等のデー
タ変換を施しておくことが好ましい。本実施の形態にお
いても、このスクランブル処理を施している。
機92・93は、スクランブル処理を解除すると共に、
画像データと依頼された機能制御情報とを確認する。そ
して、依頼内容つまり『シャープネス』処理に従って受
信データを処理する(S7)。
データが揃った時点で、再度スクランブル処理をかけ、
先程とは逆の経路で、画像データ発送元であるデジタル
複写機91に返送する(S8)。
のスクランブル処理が解除される(S9)。スクランブ
ル処理を解除した画像処理済の画像データは、頁毎に画
像メモリに一時的に記憶され、その後、上述した一連の
他の処理が施された後、レーザプリンタ部32にて、プ
リント可能となった時に、順次、レーザにシリアルの画
像データとして出力され、これによって、画像データが
用紙上に画像として出力される(S10)。この場合の
記録動作は、前述のデジタル複写機30において説明し
た通りである。
ち、操作しているデジタル複写機に『シャープネス』機
能が備わっている場合には、図14に示すように、液晶
表示装置1にて『シャープネス』機能が本機に備わって
いる旨を表示すると共に、本機以外のシステム内のデジ
タル複写機93を活用して処理するかを選択させる(S
11)。
ば、本機がデジタル複写機92であり、デジタル複写機
93の画像データ処理部71を使用して『シャープネ
ス』処理することを想定すれば良い。
するか否かを判断し(S12)、システムつまり今の場
合デジタル複写機93にて処理する場合には、S6に移
行して原稿画像をデジタル複写機93に転送し、デジタ
ル複写機93にて処理した画像データをレーザプリンタ
部32にて出力する一方、本機のみで行う場合には自機
での『シャープネス』処理を行い(S13)、S10に
移行してその出力を行う。
デジタル複写機91が備えていない画像編集機能が選択
された場合、デジタル複写機92・93に分散依頼し
て、その画像編集を行うことができる。したがって、デ
ジタル複写機91は必ずしもデジタル複写機92・93
と同じ高い画像編集機能等を備える必要がない。
て、デジタル複写機92・93での処理済の画像データ
を発送元のデジタル複写機91に返送し、そのデジタル
複写機91にて画像を出力するものとしているが、これ
に代えて、処理済画像データの返送先を種々の条件に応
じて選択し、その選択したデジタル複写機或いはプリン
タにて画像を出力することも可能である。
写機91〜93を対象としているが、スキャナ94とプ
リンタ95とを組み合わせたものも、デジタル複写機と
しての機能を備えることができるので、これらをデジタ
ル複写機同様の対象とすることができる。この場合、例
えばスキャナ94での読み取りにて得られた解像度60
0DPIのカラー画像データをデジタル複写機93に転
送して画像処理を行い、処理済の画像データを記録解像
度600DPIのプリンタ95に返送して印刷すること
になる。これにより、上記のデジタル複写機と同様のこ
とが行える。
テムでは、デジタル複写機91において、画像情報は、
デジタル複写機91が備えるスキャナ部31にて原稿画
像が読み取られることにより得られる。
かつ、デジタル複写機91には所望する例えば『シャー
プネス』機能等の画像処理機能が備わっていない場合が
ある。
作により、操作パネル90から画像情報に対する所定の
『シャープネス』処理の依頼を指示する指令が入力され
ると、PCU74は、は所定の画像処理が可能なデジタ
ル複写機92・93を機能情報に基づいて選択する。さ
らに、PCU74は、操作者による操作パネル90への
入力操作に基づいて、選択した複数のデジタル複写機9
2・93に、インタフェース91a・92a・93a及
び通信回線96を介して画像情報を転送する。
・93では、画像データ処理部71にて画像情報に所定
の画像処理を行う。処理済の画像情報は、各デジタル複
写機92・93のPCU74により、インタフェース9
1a・92a・93a及び通信回線96を介して依頼元
のデジタル複写機91に返送される。この処理済の画像
情報を返送されたデジタル複写機91では、処理済の複
数頁の画像情報を元の頁順に再配置してその画像情報を
レーザプリンタ部32にて可視像とする。
者が所望する例えば『シャープネス』画像処理機能が、
操作者が使用しようとするデジタル複写機91に無い場
合であっても、複数頁の画像情報の画像処理を、インタ
フェース91a・92a・93a及び通信回線96によ
り接続されたデジタル複写機92・93にて、分散処理
して行うことができる。
デジタル複写機91には、個々に所定の画像処理機能を
備える必要がない。これにより、デジタル複写機91の
使用者の経済的負担を軽減することができる。
複写機92・93にて分散処理するので、複数の原稿画
像情報に対する処理を短時間で効率良く行うことができ
る複写システムを提供することができる。
は、複数のデジタル複写機92・93における所定の
『シャープネス』処理が完了したものから、インタフェ
ース91a・92a・93a及び通信回線96を介し
て、順次、依頼元のデジタル複写機91に返送し、メモ
リ73に一時的に格納した後、記録の準備ができた後、
順次、レーザプリンタ部32にて出力するようになって
いる。
ザプリンタ部32での出力を停止させておくことがな
く、効率良く、処理済の画像を出力することができる。
について図15に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
は、自機にも『シャープネス』機能が備わっている場合
において、複数頁の原稿があるときには、複数の画像情
報を自機とデジタル複写機とを併用して『シャープネ
ス』処理を行う。具体的には、本機がデジタル複写機9
2である場合を想定すれば良い。
づいて説明する。なお、この図15に示すフローチャー
トは前記実施の形態1において共通する部分が多いの
で、主として異なる部分について説明する。
ープネス』機能を選択すると、デジタル複写機92のP
CU74は、画像形成システム内において、『シャープ
ネス』機能を備えたもの及び各デジタル複写機91・9
2・93の画像処理能力を判別する(S21)。次い
で、本機であるデジタル複写機92が『シャープネス』
機能を有しているかを判断した後(S2)、今の場合
は、本機が『シャープネス』機能を有しているので、Y
ESとなり、「シャープネス」機能を本機のみで行うか
システムとの併用にて処理するか選択させる(S2
2)。
理すると判断したときには、(S23)、各原稿情報の
画像処理の依頼先を本機を含めて決定する(S24)。
御情報を付与し、スクランブル処理を行った後、デジタ
ル複写機93へ転送する(S6)。
機93は、依頼内容つまり『シャープネス』処理に従っ
て受信データを処理し(S7)、処理が完了して、送信
可能な画像データが揃った時点で、画像データ発送元で
あるデジタル複写機92に返送する(S8)。
機93にて処理した画像データをデジタル複写機92に
返送するに際して、画像処理が施された画像情報を、画
像処理が完了したときに直ぐにデジタル複写機92に転
送するのではなく、デジタル複写機92がその画像を出
力する段階になったとき、つまり、所定の画像処理が施
された画像の返送が要求されたときに返送するようにな
っている。
は、第1画像形成装置としてのデジタル複写機91のメ
モリに余裕があり、画像処理後に第2画像形成装置とし
てのデジタル複写機92・93から返送される処理済の
画像データが、全て、デジタル複写機91のメモリに格
納可能となっていた。
機が、画像処理後に各複写機から返送されてくる画像情
報を記憶するメモリを充分に備えていない場合も考えら
れる。このように、メモリが不足する他の例として、例
えば、デジタル複写機93からデジタル複写機92に処
理した画像データを返送しようとした時に、デジタル複
写機92が他の処理を行っており、メモリの空き容量が
小さくなっている場合がある。
の対策として、デジタル複写機92のレーザプリンタ部
32にて画像を出力するに際して、デジタル複写機93
の画像処理が施された画像情報を、画像処理が完了した
ときに直ぐにデジタル複写機92に返送するのではな
く、デジタル複写機92がその画像を出力する段階にな
ったとき、すなわち、返送調整手段としてのPCU74
により、画像データの返送が要求されたか否かを判断し
た後(S25)に、画像返送要求が有るまで待機してか
ら返送するようになっている(S8)。
れた画像処理済の画像データを、頁毎に画像メモリに一
時的に記憶すると共に、自機の『シャープネス』処理に
て行った処理済の画像データと一緒にして再配置した
後、画像データが用紙上に画像として頁毎に出力される
(S10)。
ムでは、操作者の要求に応じて、本機のみで処理するこ
とができると共に、他の機器つまりデジタル複写機93
にて処理することもでき、さらに、原稿の頁によって、
上述したように、本機と他の機器つまりデジタル複写機
93とを使い分けて処理することができるようになって
いる。
テムでは、例えば複数頁からなる画像情報を分散処理す
る場合に、自機であるデジタル複写機92にも所定の例
えば『シャープネス』画像処理機能が備わっている。
作により、操作パネル90から画像情報に対する所定の
『シャープネス』画像処理の依頼を指示する指令が入力
されると、PCU74は所定の『シャープネス』画像処
理が可能なデジタル複写機を機能情報に基づいて自機を
含めて複数選択する。さらに、PCU74は、操作者に
よる操作パネル90への入力操作に基づいて、上記選択
したデジタル複写機92の画像データ処理部71と、イ
ンタフェース92a・93a及び通信回線96を介して
デジタル複写機93の画像データ処理部71とに対して
それぞれ画像情報を転送する。
は、画像データ処理部71にて画像情報に所定の『シャ
ープネス』画像処理を行う。この処理済の画像情報は、
デジタル複写機93のPCU74により、インタフェー
ス92a・93a及び通信回線96を介して依頼元のデ
ジタル複写機92に返送される。
処理済の画像情報と、自機の画像データ処理部71にて
処理した処理済の画像情報とを再配置してその複数頁の
画像情報をレーザプリンタ部32にて可視像とする。
操作者が所望する例えば『シャープネス』画像処理機能
が、操作者が使用しようとするデジタル複写機92にも
備わっている場合には、複数の画像情報がある場合に、
自機と他のデジタル複写機93とに分散処理して行うこ
とができる。
も活用して複数の画像情報を分散処理するので、複数の
原稿画像情報に対する処理をさらに短時間で効率良く行
うことができる。
おけるデジタル複写機93には、指示された画像情報の
処理が完了した後、デジタル複写機92からの返送要求
があったときに、その処理された画像情報を返送するP
CU74が設けられている。
された画像情報の処理が完了した後直ぐにその処理済の
画像情報を返送しないで、PCU74が、デジタル複写
機92からの返送要求があったときに、その処理済の画
像情報を返送する。
機92の能力が小さく、処理済の画像情報をデジタル複
写機93から返送されても、それを格納するメモリが小
さい場合がある。
機92は、例えば、直ぐにレーザプリンタ部32へ送っ
て出力できるようなときには、各デジタル複写機93に
返送要求を送れば良い。
に複数の処理済画像情報を格納する充分なメモリがなく
ても、本画像形成システムを利用して所定の『シャープ
ネス』処理を分散処理することができる。
複写機92は、複数頁の画像情報について、何れの頁を
何れの第2画像形成装置に依頼するかまでは制御してい
ないが、必ずしもこれに限らず、例えば、最初に出力す
べき頁の画像処理を自機であるデジタル複写機92にて
行い、他頁の原稿画像をデジタル複写機93等の第2画
像形成装置に依頼することが可能である。
タ部32から出力する原稿画像を自機の画像データ処理
部71にて処理して、出力している間に、以降の頁の原
稿画像を他のデジタル複写機93等の第2画像形成装置
の画像データ処理部71にて処理するので、画像形成シ
ステム全体として、短時間で原稿の読み取りから出力ま
でを行うことが可能である。
について図16に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1及び実施
の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材
については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
複写機93からデジタル複写機92に処理した画像デー
タを返送する際には、単に、画像返送要求が有るまで待
機してから返送するようになっていた。
際に、単に待機するだけでなく、デジタル複写機93か
らデジタル複写機92に対して返送してよいか否かを問
い合わせて確認することが可能である。
ムにおいては、前記図15に示すS7とS8との間の部
分におけるS25に代わるものとして、図16に示すよ
うに、デジタル複写機93の画像処理が完了した時点で
(S7)、画像処理を依頼してきたデジタル複写機92
に画像返送の問い合わせを行い、デジタル複写機92に
おいて、出力している頁を確認する(S31)。そし
て、判断手段としてのデジタル複写機93のPCU74
により、デジタル複写機93にて処理した画像データの
頁が直ぐに出力可能であるか否かを判断し、すなわち、
返送時期であるか否かを判断し(S32)、返送時期で
あるときには直ぐにデジタル複写機92に返送する(S
8)。
ときには、返送調整手段としてのデジタル複写機93の
PCU74は、デジタル複写機92からの画像返送要求
を待って(S33)、返送する(S8)。
が依頼する画像形成システムの画像形成装置は、デジタ
ル複写機93のみとなっているが、必ずしもこれに限ら
ず、画像形成システム内の他のデジタル複写機をも選択
することが可能である。
3のPCU74は、上記他のデジタル複写機が先行頁を
『シャープネス』処理している場合には、その他のデジ
タル複写機における処理済の先行頁の画像データがデジ
タル複写機92に返送されたことを判断した後、デジタ
ル複写機93にて処理した『シャープネス』処理済の画
像データを返送することが可能である。
テムでは、デジタル複写機93は、指示された画像情報
の処理が完了した後直ぐにその処理済の画像情報を返送
しないで、PCU74によりデジタル複写機92や他の
第2画像形成装置にて処理されている画像情報であって
この画像情報に先行する画像情報の処理が完了している
かを判断する。そして、PCU74は、先行する画像情
報の処理が完了していると判断されたときにはデジタル
複写機92に返送して出力させ、先行する頁の画像情報
の処理が完了していないとPCU74により判断された
ときにはデジタル複写機92へ返送することなく待機さ
せ、デジタル複写機92からの返送要求があったとき
に、その処理済の画像情報を返送する。
能力が小さく、例えば、処理済の画像情報を各画像形成
装置から返送されても、それを格納するメモリが小さい
場合がある。
機92は、必要なとき、例えば直ぐにレーザプリンタ部
32へ送って出力できるようなときに、複数の処理済の
画像情報を出力順に各デジタル複写機93や他の画像形
成装置に返送要求を送れば良い。
では、返送されてきた複数の処理済の画像情報について
の複雑な出力管理制御を行う必要が無くなり、トラブル
が発生したとしても、正常な状態に復帰させる手順が簡
略化される。
に複数の処理済の画像情報を格納する充分なメモリがな
くても、本画像形成システムを利用して所定の処理を分
散処理し、デジタル複写機92にて複数の処理済の画像
情報を頁順に容易に出力することができる。
について図17に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1〜3の図
面に示した部材と同一の機能を有する部材については、
同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態2におけるシステム内のデジタル複写機93
を併用する場合において、前記図15に示すS24の工
程に代えて、図17に示すように、各原稿の画像処理を
依頼するデジタル複写機を本機であるデジタル複写機9
2を含めて決定するに際して、所定の画像処理が効率良
く行われ、所望する画像形態に短時間で処理できるデジ
タル複写機を決定すべく、メモリ残量、画像処理ソフト
のバージョンの新しいもの、及びICUの処理速度の速
いものを考慮して決定する(S40)。
後、デジタル複写機92のPCU74は、画像毎に機能
制御情報を付与し、後述するスクランブル処理を行った
後返送する(S6)。
処理済の画像データをレーザプリンタ部32にて出力す
る(S10)。
い、かつ所望する画像形態に短時間で処理できるデジタ
ル複写機を決定し、画像を出力するデジタル複写機にて
必要とする順番に従って処理を依頼する構成とすること
ができる。したがって、システムとして複数の原稿画像
に対する処理が効率よく行われ、所定の画像処理が施さ
れた原稿の複写物が短時間で出力されることにもなる。
れるデジタル複写機の条件は、例えば、待機中であるも
の、メモリ73の空き容量に余裕があるもの、画像処理
機能のバージョンの新しいもの、及び高速の処理能力を
有するもの等である。
たな或いは高レベルの画像処理機能を実現するための開
発は日々進められており、これに応じて画像処理機能の
レベル及び処理速度が上昇している。したがって、新し
いデジタル複写機が発売される毎に、デジタル複写機に
はその時点において最も新しいバージョンの画像処理機
能が搭載される。また、画像データを記憶するメモリ
も、同様に、大容量かつ低価格化が進んでおり、新しい
デジタル複写機が発売される毎に、メモリが大容量化し
ている。したがって、ユーザが新たにデジタル複写機を
購入し、これを画像形成システムを構成する1台として
接続した場合、システム内でのデジタル複写機同士にお
ける機能の順位が変化すると共に、同じ画像処理機能、
同じ容量のメモリを有するデジタル複写機が備えられる
ことにもなる。そこで、同じ画像処理機能を有するデジ
タル複写機の中でも、最も新しいバージョンのものや最
も容量の大きなメモリを備えたものを画像処理依頼先の
複写機として選択すれば、画像データに対して高速かつ
高画質での処理が可能となる。
するもの、画像メモリの容量に余裕があるものであれ
ば、画像処理を短時間で行うことができ、操作者からの
指示、要求に対して即時対応することができる。
理の完了した画像を出力した後、全原稿が完了したか否
かを判断してから(S41)、終了する。
ムは、所定頁数の原稿画像についての画像処理の分散処
理が終了した後、つまり、デジタル複写機92にて処理
済の画像データを出力した後、まだ、各第2画像形成装
置に分散処理依頼していない画像情報を新たに、連続し
て、分散処理できるようになっている。
画像形成装置側においても、既に、前回依頼された画像
処理の返送が完了しているので、メモリの容量にも余裕
があり、その残りの原稿画像情報と処理情報を受け取
り、その処理情報に基づいて画像処理を行うようにして
いる。
が、一時的に保持しておくメモリのみ備えているが処理
済の画像データを蓄積するためのメモリを備えていな
い、又はメモリの容量が少ない場合等を考慮して、処理
済の画像情報の返送が完了した後に、さらなる原稿画像
情報と機能制御情報を受け取り所定の画像処理を実行す
るようにしている。
きいメモリ73を備えていれば、必ずしも、処理済の画
像データを返送することなく、デジタル複写機93は、
画像処理が完了した処理後の画像情報をメモリ73に一
旦記憶させておき、次の原稿画像情報と機能制御情報と
を受け取り所定の画像処理を実行することができる。
タル複写機92には、画像処理を依頼する第2画像形成
装置の選択条件としてメモリの余裕があるものを選択し
て画像処理依頼する構成となっているので、画像情報
を、特定の第2画像形成装置に集中することなく分散で
き、これによって、画像形成システム全体が効率よく稼
働することとなる。
テムは、デジタル複写機92において、複数の画像情報
を分散処理すべく、所定の処理が可能なデジタル複写機
93等の第2画像形成装置を選択するに際して、PCU
74は、依頼先での処理済の画像情報の保管に余裕のあ
る第2画像形成装置を選択する。
場合に、デジタル複写機92のメモリ容量が小さい場合
には、デジタル複写機93にて、処理済の画像情報を一
時的に保管しておかなければならないことがある。
3の保管のためのメモリ容量が小さい場合には、処理済
の画像情報を保管することができず、依頼を受けた残り
の頁の画像処理もできなくなるおそれがある。
複数の第2画像形成装置の内、処理済の画像情報の保管
に余裕のある第2画像形成装置が選択される。
画像処理時間が長期化することを防止することができ、
画像形成システム全体としてみた場合に、動作効率が低
下するということがなくなる。
は、複数の画像情報を分散処理すべく、所定の『シャー
プネス』処理が可能な第2画像形成装置を選択するに際
して、第2画像形成装置における上記所定の処理の処理
能力の高いもの、例えば、処理ソフトのバージョンの新
しいものや処理速度の速いものが選択される。
数の第2画像形成装置の何れを選択するかの決定は、例
えば、処理ソフトのバージョンの新しいものや処理速度
の速いもの等の処理能力の高い第2画像形成装置が優先
される。
画像処理時間が長期化することを防止することができ、
画像形成システム全体としてみた場合に、動作効率の向
上を図ることができる。
は、依頼元のデジタル複写機92のPCU74は、各第
2画像形成装置からの返送が完了した後、新たな複数の
画像情報を分散処理すべく、各第2画像形成装置へ転送
するようになっている。
のメモリが小さい場合においては、依頼元のデジタル複
写機92では、次の新たな複数の画像情報を分散処理の
依頼に際して、前回の処理が返送されない場合には、そ
の第2画像形成装置に転送しないで他の第2画像形成装
置に転送するので、効率良く分散することができ、画像
形成システム全体として処理できる能力が向上する。
では、第2画像形成装置は、所定の処理が完了した画像
情報を返送した後に、第1画像形成装置から次の画像情
報の転送を受け付ける。
のメモリが小さい場合において、さらに依頼を受け付け
ると、処理の停滞を招き、結果的に画像形成システム全
体としての迅速処理に悪影響を及ぼすが、本実施の形態
では、そのようなことを防止し、効率的な画像形成シス
テムを提供することができる。
について図18及び図19に基づいて説明すれば、以下
の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態
1〜実施の形態4の図面に示した部材と同一の機能を有
する部材については、同一の符号を付し、その説明を省
略する。
に、例えば6台のデジタル複写機201〜206を備
え、これらデジタル複写機201〜206は、互いに通
信を行うためのインタフェース201a〜206aを有
している。最も大容量のメモリ73を有するデジタル複
写機201と最も多くの画像処理機能を有するデジタル
複写機202とは本画像形成システムにおける主画像形
成装置としての主デジタル複写機となっている。
機201と第1主画像形成装置としてのデジタル複写機
202とは、両者のインタフェース201a・202a
と通信回線96とにより通信可能に接続され、デジタル
複写機203〜206は、同様に、インタフェース20
1a・203a〜206aと通信回線96とによりそれ
ぞれデジタル複写機201と通信可能に接続されてい
る。また、デジタル複写機202〜206は、デジタル
複写機201を介して、デジタル複写機201以外の他
のデジタル複写機とも通信可能となっている。
複写機201とデジタル複写機202とにより前記主デ
ジタル複写機が構成され、この主デジタル複写機により
前記実施の形態1において説明した各動作を行い得るよ
うになっている。例えば、デジタル複写機202の機能
は図11に示したデジタル複写機93に相当し、デジタ
ル複写機201の機能はデジタル複写機93よりも画像
処理機能が少なく、メモリ容量が大きいものである。ま
た、デジタル複写機203・204の機能はデジタル複
写機92に相当し、デジタル複写機205・206の機
能はデジタル複写機91に相当するものである。
機201・202においては、デジタル複写機201
が、主に大容量のメモリ73を必要とする画像データの
管理を担当し、デジタル複写機202が、画像処理を担
当するというように、役割を分担している。すなわち、
例えばデジタル複写機203から画像処理が依頼された
場合、デジタル複写機202から送信された画像データ
はデジタル複写機201のメモリ73にて記憶され、順
次デジタル複写機202に送られて画像処理される。
機201のメモリ73に格納された後、デジタル複写機
201からデジタル複写機203に返送される。このよ
うな制御は、例えばデジタル複写機201のPCU74
にて行われる。
担にて主デジタル複写機を構成することにより、高機能
が必要となる主デジタル複写機を1台のデジタル複写機
にて構成する場合と比較して、コストダウンが可能であ
ると共に、画像形成システムの効率を向上することがで
きる。
おいては、以下のように構成することも可能である。
台のデジタル複写機211〜215を備え、これらデジ
タル複写機211〜215は、互いに通信を行うための
インタフェース211a〜215aを有しており、これ
らデジタル複写機211〜215は、ループ状のネット
ワークを構成するように、各インタフェース211a〜
215a及び通信回線96により接続されている。各デ
ジタル複写機211〜215は、例えば前記デジタル複
写機30に相当する構成となっている。
機211〜215自身が所望の画像処理機能を有してい
ない場合、他のデジタル複写機に依頼して画像データに
画像処理を行うようになっている。このために、各デジ
タル複写機211〜215は、他のデジタル複写機が有
する画像処理機能やメモリ容量等の情報を保持してい
る。上記画像処理の依頼動作においては、各デジタル複
写機が自動的に依頼先のデジタル複写機を選択するも
の、或いは各々の液晶表示装置1に処理可能なデジタル
複写機を表示し、操作者が選択するものとすることがで
きる。
の形態1に示した画像形成システムと同様の各動作を行
い得るようになっている。この場合、画像処理依頼元の
デジタル複写機により画像処理を依頼されるデジタル複
写機は、主デジタル複写機ではなく、その画像処理機能
を有する他のデジタル複写機である。
ない本画像形成システムの構成は、各デジタル複写機2
11〜215が互いに異なる画像処理機能を有している
場合に有効となる。
は、以上のように、複数の画像形成装置と、これら複数
の画像形成装置を接続し、相互に画像情報の送受信を行
わせる通信装置とを備え、上記複数の画像形成装置にお
ける少なくとも1台の第1画像形成装置は、画像情報に
基づいて可視像を形成する画像記録部と、画像形成装置
での処理についての指令を入力するための入力部と、上
記各画像形成装置が可能な処理の種類を示す機能情報を
保持すると共に、上記入力部からの画像情報に対する所
定の処理を指示する指令と上記機能情報とに基づいて、
上記所定の処理が可能な画像形成装置を複数選択し、複
数の画像情報を分散処理すべく上記選択した複数の画像
形成装置に対して上記通信装置を介してそれぞれ転送す
る一方、他の画像形成装置から返送された処理済の複数
の画像情報を再配置して画像記録部に供給する送信側制
御部とを備え、上記第1画像形成装置とは異なる他の複
数の第2画像形成装置は、画像情報に所定の処理を行う
処理部と、上記通信装置を介して入力された画像情報を
上記処理部に供給し、この処理部にて処理された画像情
報を通信装置を介して第1画像形成装置に返送する処理
側制御部とをそれぞれ備えているものである。
理機能が、操作者が使用しようとする第1画像形成装置
に無い場合であっても、複数の画像情報の画像処理を、
通信装置により接続された第2画像形成装置にて、分散
処理して行うことができる。
各画像形成装置には、個々に所定の画像処理機能を備え
る必要がない。これにより、第1画像形成装置の使用者
の経済的負担を軽減することができ、また、複数の画像
情報を、複数の第2画像形成装置にて分散処理するの
で、複数の原稿画像情報に対する処理を短時間で効率良
く行うことができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1記載の画像形成システムに
おいて、上記第2画像形成装置には、指示された画像情
報の処理が完了した後、第1画像形成装置からの返送要
求があったときに、その処理された画像情報を返送する
返送調整手段が設けられているものである。
えて、依頼元の第1画像形成装置に複数の処理済画像情
報を格納する充分なメモリがなくても、本画像形成シス
テムを利用して所定の処理を分散処理することができる
という効果を奏する。
は、以上のように、請求項1記載の画像形成システムに
おいて、第2画像形成装置は、指示された画像情報の処
理が完了した時点で、他の画像形成装置にて処理されて
いる画像情報であってこの画像情報に先行する画像情報
の処理が完了しているかを判断する判断手段を備え、先
行する画像情報の処理が完了していると判断手段により
判断されたときには第1画像形成装置に返送して出力さ
せ、先行する頁の画像情報の処理が完了していないと判
断手段により判断されたときには第1画像形成装置へ返
送することなく待機させる返送調整手段が設けられてい
るものである。
力が小さく、処理済の画像情報を各画像形成装置から返
送されても、それを格納するメモリが小さい場合におい
ても、第1画像形成装置は、必要なとき、例えば直ぐに
画像記録部へ送って出力できるようなときに、複数の処
理済の画像情報を出力順に各第2画像形成装置に返送要
求を送れば良い。
は、返送されてきた複数の処理済の画像情報についての
複雑な出力管理制御を行う必要が無くなり、トラブルが
発生したとしても、正常な状態に復帰させる手順が簡略
化される。
加えて、依頼元の第1画像形成装置に複数の処理済の画
像情報を格納する充分なメモリがなくても、本画像形成
システムを利用して所定の処理を分散処理し、第1画像
形成装置にて複数の処理済の画像情報を頁順に容易に出
力することができるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1記載の画像形成システムに
おいて、第1画像形成装置における送信側制御部は、複
数の画像情報を分散処理すべく、上記所定の処理が可能
な第2画像形成装置を選択するに際して、依頼先での処
理済の画像情報の保管に余裕のある第2画像形成装置を
選択するものである。
の内、処理済の画像情報の保管に余裕のある第2画像形
成装置が選択される。
加えて、第2画像形成装置において、画像処理時間が長
期化することを防止することができ、画像形成システム
全体としてみた場合に、動作効率が低下するということ
がなくなるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1記載の画像形成システムに
おいて、上記第1画像形成装置における送信側制御部
は、複数の画像情報を分散処理すべく、上記所定の処理
が可能な第2画像形成装置を選択するに際して、第2画
像形成装置における上記所定の処理における処理能力の
高いものを選択するものである。
数の第2画像形成装置の何れを選択するかの決定は、処
理能力の大きい第2画像形成装置が優先される。
加えて、第2画像形成装置において、画像処理時間が長
期化することを防止することができ、画像形成システム
全体としてみた場合に、動作効率の向上を図ることがで
きるという効果を奏する。
は、以上のように、複数の画像形成装置と、これら複数
の画像形成装置を接続し、相互に画像情報の送受信を行
わせる通信装置とを備え、上記複数の画像形成装置にお
ける少なくとも1台の第1画像形成装置は、画像情報に
所定の処理を行う処理部と、画像情報に基づいて可視像
を形成する画像記録部と、画像形成装置での処理につい
ての指令を入力するための入力部と、第1画像形成装置
を含む各画像形成装置が可能な処理の種類を示す機能情
報を保持すると共に、上記入力部からの画像情報に対す
る所定の処理を指示する指令と上記機能情報とに基づい
て、上記所定の処理が可能な画像形成装置を第1画像形
成装置を含めて複数選択し、複数の画像情報を分散処理
すべく上記選択した第1画像形成装置の処理部と上記通
信装置を介しての第2画像形成装置とに対してそれぞれ
転送する一方、第1画像形成装置の処理部にて処理され
た処理済の画像情報と第2画像形成装置から返送された
処理済の画像情報とを再配置して画像記録部に供給する
送信側制御部とを備え、上記第2画像形成装置は、画像
情報に所定の処理を行う処理部と、上記通信装置を介し
て入力された画像情報を上記処理部に供給し、この処理
部にて処理された画像情報を通信装置を介して第1画像
形成装置に返送する処理側制御部とをそれぞれ備えてい
るものである。
理機能が、操作者が使用しようとする第1画像形成装置
にも有る場合には、複数の画像情報がある場合に、自機
と他の第2画像形成装置とに分散処理して行うことがで
きる。
も活用して複数の画像情報を分散処理するので、複数の
原稿画像情報に対する処理をさらに短時間で効率良く行
うことができるという効果を奏する。
ムの動作を示すフローチャートである。
の縦断面図である。
を示すブロック図である。
すブロック図である。
図である。
り、(a)は操作パネルの液晶表示装置における基本画
面を示すもの、(b)は同第1機能設定画面を示すも
の、(c)は同第2機能設定画面を示すものである。
り、(a)は上記操作パネルの液晶表示装置における画
質設定画面を示すもの、(b)は同後処理設定画面を示
すものである。
り、(a)は上記操作パネルの液晶表示装置における初
期設定画面を示すもの、(b)は同指紋登録画面を示す
もの、(c)は部門管理設定画面を示すものである。
り、(a)は上記操作パネルの液晶表示装置におけるリ
ミッタ設定画面を示すもの、(b)は同シミュレーショ
ン画面を示すものである。
面が遷移する過程を示す説明図である。
図である。
り、(a)は図6(b)に示した第1機能設定画面での
画像編集機能の選択状態を示すもの、(b)は斜体機能
動作に対応した液晶表示装置の表示状態を示すもの、
(c)は同斜体設定画面を示すものである。
り、(a)は図6(c)に示した第2機能設定画面での
画像編集機能の選択状態を示すもの、(b)は図1に示
すS3の動作に対応した液晶表示装置の表示状態を示す
もの、(c)は同シャープネス設定画面を示すものであ
る。
の動作に対応した液晶表示装置の表示状態を示す正面図
である。
られる他の動作の例を示すフローチャートである。
えられる他の動作の例を示すフローチャートである。
作の例を示すフローチャートである。
ステムの概略構成を示す説明図である。
形成システムの概略構成を示す説明図である。
手段、転送調整手段) 90 操作パネル(入力部) 91 デジタル複写機(画像形成装置) 92 デジタル複写機(画像形成装置) 93 デジタル複写機(画像形成装置) 95 プリンタ(画像形成装置) 91a 〜95a インタフェース(通信装置)
Claims (6)
- 【請求項1】複数の画像形成装置と、これら複数の画像
形成装置を接続し、相互に画像情報の送受信を行わせる
通信装置とを備え、 上記複数の画像形成装置における少なくとも1台の第1
画像形成装置は、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像形成装置での処理についての指令を入力するための
入力部と、 上記各画像形成装置が可能な処理の種類を示す機能情報
を保持すると共に、上記入力部からの画像情報に対する
所定の処理を指示する指令と上記機能情報とに基づい
て、上記所定の処理が可能な画像形成装置を複数選択
し、複数の画像情報を分散処理すべく上記選択した複数
の画像形成装置に対して上記通信装置を介してそれぞれ
転送する一方、他の画像形成装置から返送された処理済
の複数の画像情報を再配置して画像記録部に供給する送
信側制御部とを備え、 上記第1画像形成装置とは異なる他の複数の第2画像形
成装置は、 画像情報に所定の処理を行う処理部と、 上記通信装置を介して入力された画像情報を上記処理部
に供給し、この処理部にて処理された画像情報を通信装
置を介して第1画像形成装置に返送する処理側制御部と
をそれぞれ備えていることを特徴とする画像形成システ
ム。 - 【請求項2】上記第2画像形成装置には、指示された画
像情報の処理が完了した後、第1画像形成装置からの返
送要求があったときに、その処理された画像情報を返送
する返送調整手段が設けられていることを特徴とする請
求項1記載の画像形成システム。 - 【請求項3】上記第2画像形成装置は、指示された画像
情報の処理が完了した時点で、他の画像形成装置にて処
理されている画像情報であってこの画像情報に先行する
画像情報の処理が完了しているかを判断する判断手段を
備え、先行する画像情報の処理が完了していると判断手
段により判断されたときには第1画像形成装置に返送し
て出力させ、先行する頁の画像情報の処理が完了してい
ないと判断手段により判断されたときには第1画像形成
装置へ返送することなく待機させる返送調整手段が設け
られていることを特徴とする請求項1記載の画像形成シ
ステム。 - 【請求項4】上記第1画像形成装置における送信側制御
部は、複数の画像情報を分散処理すべく、上記所定の処
理が可能な第2画像形成装置を選択するに際して、依頼
先での処理済の画像情報の保管に余裕のある第2画像形
成装置を選択することを特徴とする請求項1記載の画像
形成システム。 - 【請求項5】上記第1画像形成装置における送信側制御
部は、複数の画像情報を分散処理すべく、上記所定の処
理が可能な第2画像形成装置を選択するに際して、第2
画像形成装置における上記所定の処理における処理能力
の高いものを選択することを特徴とする請求項1記載の
画像形成システム。 - 【請求項6】複数の画像形成装置と、これら複数の画像
形成装置を接続し、相互に画像情報の送受信を行わせる
通信装置とを備え、 上記複数の画像形成装置における少なくとも1台の第1
画像形成装置は、 画像情報に所定の処理を行う処理部と、 画像情報に基づいて可視像を形成する画像記録部と、 画像形成装置での処理についての指令を入力するための
入力部と、 第1画像形成装置を含む各画像形成装置が可能な処理の
種類を示す機能情報を保持すると共に、上記入力部から
の画像情報に対する所定の処理を指示する指令と上記機
能情報とに基づいて、上記所定の処理が可能な画像形成
装置を第1画像形成装置を含めて複数選択し、複数の画
像情報を分散処理すべく上記選択した第1画像形成装置
の処理部と上記通信装置を介しての第2画像形成装置と
に対してそれぞれ転送する一方、第1画像形成装置の処
理部にて処理された処理済の画像情報と第2の画像形成
装置から返送された処理済の画像情報とを再配置して画
像記録部に供給する送信側制御部とを備え、 上記の第2画像形成装置は、 画像情報に所定の処理を行う処理部と、 上記通信装置を介して入力された画像情報を上記処理部
に供給し、この処理部にて処理された画像情報を通信装
置を介して第1画像形成装置に返送する処理側制御部と
をそれぞれ備えていることを特徴とする画像形成システ
ム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02145896A JP3229189B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 画像形成システム |
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