JP2002009978A - 通信制御装置及びセキュリティ装置 - Google Patents

通信制御装置及びセキュリティ装置

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JP2002009978A
JP2002009978A JP2000185270A JP2000185270A JP2002009978A JP 2002009978 A JP2002009978 A JP 2002009978A JP 2000185270 A JP2000185270 A JP 2000185270A JP 2000185270 A JP2000185270 A JP 2000185270A JP 2002009978 A JP2002009978 A JP 2002009978A
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JP2000185270A
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Hiroshi Nakae
浩史 中江
Tatsuo Fujimoto
龍雄 藤本
Mutsuto Yokoyama
睦人 横山
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セキュリティ装置及び電話機によるそれぞれの
通信が競合した場合、優先度の高い通信を選択すること
ができる通信制御装置を提供する。 【解決手段】電話機による通信と、セキュリティ装置に
よる通信を制御する通信制御装置は、両通信が競合した
場合、各通信の通信先の電話番号に応じて、通信の優先
度を決定し、優先度の高い通信を許可する。これによ
り、より優先度の高い緊急通信に電話回線を割り当てる
ことが可能となる。従って、火災発生などの緊急事態を
所定の連絡先に迅速に通報することできるようになり、
セキュリティレベルが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機による通信
と、火災警報器やガス漏れ警報器などからの警報に基づ
いて所定のセキュリティ動作を行うセキュリティ装置に
よる電話回線を利用した通信を制御する通信制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、火災警報器やガス漏れ警報器によ
って火災やガス漏れが検知されると、警報を発したり、
遠隔の監視センタに公衆電話回線を介して通報するセキ
ュリティシステムが普及している。セキュリティシステ
ムは、マイクロコンピュータなどで構成される制御装置
であるセキュリティ装置を有する。セキュリティ装置
は、居住者宅に設置され、火災警報器、ガス漏れ警報器
などからの警報を受信し、遠隔の監視センタと電話回線
網を介して送信する。例えば、セキュリティ装置は、火
災警報器から火災警報を受信すると、監視センタにそれ
を通報し、監視センタは、セキュリティ装置から火災警
報を受信すると、保安部隊を出動させたり、消防署(1
19番)に連絡するなど、適切なセキュリティ活動を実
行する。また、セキュリティ装置は、内蔵の音声出力装
置から音声警報を出力し、居住者に火災発生を警告す
る。
【0003】また、セキュリティ装置はガスメータの自
動検針にも利用されてもよい。即ち、セキュリティ装置
は、居住者宅のガスメータとも接続し、監視センタ又は
それとは別の検針センタからのポーリングに応じて、警
報の通報先電話番号と異なる電話番号の通信先に、ガス
メータの数値を送信する。
【0004】セキュリティ装置は、通信制御装置である
回線網制御装置(NCU:NetworkControl Unit)と接
続し、このNCUが、電話回線を利用したセキュリティ
装置による通信を制御する。即ち、NCUは、火災警報
器から火災警報を受信すると、監視センタの電話番号を
ダイヤルし、通信をさせ、火災警報を監視センタに送信
する。
【0005】一方、セキュリティ装置と監視センタとの
通信に利用する電話回線が、セキュリティ装置が設置さ
れている居住者宅の電話機の電話回線と共有である場
合、セキュリティ装置のNCUは、電話機による通信も
制御する。即ち、電話機からのダイヤリング(発呼)に
より、通信を確立させ、またオンフックにより、通信を
切断する。このように、電話回線を共有する場合におい
ては、セキュリティ装置による通信と、電話機による通
信のいずれかの優先選択制御が必要となる。
【0006】従来の第一のNCUによれば、セキュリテ
ィ装置による通信を優先する制御が行われる。即ち、セ
キュリティ装置が通信中に、電話機からの通信要求(オ
フフック及びダイヤリング)がなされても、電話機は通
信できない。反対に、電話機が通信中に、セキュリティ
装置からの通信要求があった場合は、電話機による通信
が切断され、セキュリティ装置による通信に切り換えら
れる。
【0007】従来の第二のNCUによれば、電話機によ
る通信を優先する制御が行われる。即ち、電話機が通信
中に、セキュリティ装置から通信要求が出されても、セ
キュリティ装置は通信待機状態となり、セキュリティ装
置が通信中に、電話機から通信要求があると、セキュリ
ティ装置による通信が切断され、電話機による通信に切
り換えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
一のNCUでは、例えば火災発生時に、居住者が消防署
に緊急通報しようとした場合に、セキュリティ装置が通
信中であれば、電話を使用できないという不都合があ
る。この場合、セキュリティ装置も火災を検知して火災
警報を監視センタに送信していることも考えられるが、
電話がつながらないことによって、居住者が動転するお
それがあり、居住者が直接消防署に通報できるようにす
ることが好ましい。
【0009】また、上記第二のNCUでは、セキュリテ
ィ装置が火災警報などを監視センタに通報しようとした
場合に、電話機が通信中であれば、火災警報を送信でき
ないという不都合がある。例えば、居住者が火災発生に
気づかずに、友人などと電話をしている場合であって、
この場合、電話機による通信を強制的に切断して、火災
警報を監視センタに通報する必要がある。
【0010】従って、本発明の目的は、セキュリティ装
置及び電話機によるそれぞれの通信が競合した場合、優
先度の高い通信を選択することができる通信制御装置及
びセキュリティ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の通信制御装置の構成は、顧客宅に設置され、
且つ所定の警報器からの警報に基づいて所定のセキュリ
ティ動作を行うセキュリティ装置と、顧客宅に設置され
る電話機との電話回線を利用した通信を制御する通信制
御装置において、前記セキュリティ装置による通信と前
記電話機による通信が競合した場合、前記セキュリティ
装置による通信の通信先電話番号と、前記電話機による
通信の通信先電話番号とに基づいて、通信の優先度を判
定し、優先度の高い通信を許可することを特徴とする。
【0012】より具体的には、前記セキュリティ装置に
よる通信に対応する第一の電話番号と、前記電話機によ
る通信に対応する第二の電話番号をあらかじめ記憶し、
前記セキュリティ装置による通信の通信先電話番号と前
記第一の電話番号との比較、及び前記電話機による通信
の通信先電話番号と前記第二の電話番号との比較に基づ
いて、通信の優先度を判定する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
【0014】図1は、本発明の実施の形態におけるセキ
ュリティシステムのブロック構成図である。図1のセキ
ュリティシステムにおいて、通信制御装置である回線網
制御装置(以下、NCUという)1は、マイクロコンピ
ュータを備える制御部10を有し、制御部10が、電話
機2による通信と、セキュリティ装置3による通信いず
れかをスイッチ11を制御して選択する。セキュリティ
装置による通信は、例えば、電話回線網を介して接続す
る検針センタからのポーリングに基づいて、ガスメータ
6から読み出した値を返信する通信、又は、火災警報器
3やガス漏れ警報器4など所定の異常を検知する警報器
から受信した警報を電話回線網を介して接続する監視セ
ンタに送信する通信である。このとき、セキュリティ装
置による通信の通信先である検針センタと監視センタの
電話番号は異なるものとする。
【0015】また、セキュリティ装置3は、火災警報器
4やガス漏れ警報器5などに含まれる各種センサ(例え
ば、火災警報器には、温度センサと煙センサ、ガス漏れ
警報器には、炭化水素センサと一酸化炭素センサなどが
含まれる)からの警報(火災警報、ガス漏れ警報など)
に基づいて、所定のセキュリティ動作を行う。セキュリ
ティ動作として、例えば、受信した警報をNCU1を経
由して監視センタに通知したり、異常発生を知らせる警
報を音声出力したりする。
【0016】また、ガスメータ6は、マイクロコンピュ
ータ内蔵のガスメータ(マイコンメータと呼ばれる)で
あって、ガス流量を計測する機能に加えて、ガスの使用
状況、感震器からの情報を分析して、内部に設けたガス
遮断弁の遮断制御を行うセキュリティ機能を有する。さ
らに、監視センタからの電話網を介した遠隔制御によっ
ても、ガス遮断弁の遮断制御は可能である。
【0017】このようなセキュリティシステムにおける
NCU1において、NCU1の制御部10は、セキュリ
ティ装置による通信又は電話機による通信のいずれか一
方が行われているときに、他方からの通信要求があった
場合、即ち、2つの通信が競合した場合に、各通信の通
信先の電話番号に応じて、通信の優先度を判定し、優先
度の高い通信を許可する。
【0018】図2は、優先度判定テーブルの例である。
図2によれば、通信が競合した場合には、通信先の電話
番号が緊急連絡先である通信を優先する。緊急連絡先
は、電話機の場合、例えば、消防署(119番)であ
り、セキュリティ装置3の場合、例えば、監視センタで
ある。各通信に対する緊急連絡先の電話番号は、あらか
じめ制御部10内のメモリに登録され、随時、追加、変
更可能である。また、各通信に対してあらかじめ登録さ
れる緊急通信先は、それぞれ一つずつに限られず、複数
であってもよい。
【0019】図2中の参照番号に対応して、(1)電話
機が緊急連絡先(例えば、消防署(119番))と通信
中に、セキュリティ装置が緊急連絡先又はそれ以外の通
信先のいずれに通信要求する場合であっても、電話機に
よる通信が優先される。即ち、電話機による通信が継続
する。(2)電話機が緊急連絡先でない通信先(例え
ば、友人)と通信中に、セキュリティ装置が緊急連絡先
(例えば、監視センタ)に対して通信要求する場合、セ
キュリティ装置による通信が優先される。(3)電話機
が緊急連絡先でない通信先と通信中に、セキュリティ装
置が緊急連絡先でない通信先(例えば、検針センタ)に
通信要求する場合、電話機による通信が優先される。即
ち、電話機による通信が継続する。(4)セキュリティ
装置が緊急連絡先と通信中に、電話機が緊急連絡先に発
呼する場合、電話機による通信が優先される。即ち、セ
キュリティ装置による通信が切断され、電話機による通
信に切り替わる。(5)セキュリティ装置が緊急連絡先
と通信中に、電話機が緊急連絡先でない通信先に発呼す
る場合、セキュリティ装置による通信が優先される。即
ち、セキュリティ装置による通信が継続する。(6)セ
キュリティ装置が緊急連絡先でない通信先と通信中に、
電話機が緊急連絡先又はそれ以外の通信先のいずれかに
通信要求する場合、電話機による通信が優先される。即
ち、セキュリティ装置による通信は切断され、電話機に
よる通信に切り換わる。
【0020】このように、本発明の実施の形態における
NCU(通信制御装置)は、電話機による通信とセキュ
リティ装置による通信とが競合した場合、各通信の通信
先の電話番号に基づいて、緊急連絡先か否かを判定し、
緊急連絡先との通信を優先する。また、両通信の通信先
が共に、緊急連絡先である場合は、電話機による通信を
優先する。さらに、両通信の通信先が共に、緊急連絡先
でない場合も、電話機による通信を優先する。
【0021】図3乃至図6は、NCUにおける優先制御
の動作を説明する図である。図3は、図2における
(1)の場合の動作を説明する図である。図3におい
て、電話機の受話器が持ち上げられ、オンフック状態か
らオフフック状態になると、NCU1の制御部10は、
オフフックを検知し、電話回線をスイッチ11の接点A
に接続する。また、制御部10は、電話機2がダイヤル
する緊急連絡先の電話番号(例えば、119番)を記憶
する。
【0022】電話機による通信中に、例えば、火災警報
器4が火災を検知し、セキュリティ装置3が火災警報を
受信すると、セキュリティ装置3は、NCU1に対して
監視センタとの通信要求を行う。制御部10は、セキュ
リティ装置3から通信要求を検知すると、電話機による
通信の通信先電話番号と、セキュリティ装置による通信
の通信先電話番号それぞれが緊急連絡先であるかどうか
判定する。この場合、電話機による通信の通信先の電話
番号が緊急連絡先であるので、火災警報を監視センタに
通報するためのセキュリティ装置による通信を待機状態
となる。そして、電話機のオンフックを検知すると、電
話回線をスイッチ11の接点Bに接続し、セキュリティ
装置による通信を開始する。
【0023】図4は、図2における(2)の場合の動作
を説明する。図4において、電話機の受話器が持ち上げ
られ、オンフック状態からオフフック状態になると、N
CU1の制御部10は、オフフックを検知し、電話回線
をスイッチ11の接点Aに接続する。また、制御部10
は、電話機がダイヤルする電話番号を記憶する。この場
合の電話番号は、緊急連絡先以外(例えば、友人)の電
話番号である。
【0024】電話機による通信中に、セキュリティ装置
3が火災警報を受信すると、セキュリティ装置3は、N
CU1に対して監視センタとの通信要求を行う。制御部
10は、セキュリティ装置3から通信要求を検知する
と、電話機による通信の通信先電話番号と、セキュリテ
ィ装置による通信の通信先電話番号それぞれが緊急連絡
先であるかどうか判定する。この場合、セキュリティ装
置による通信の通信先の電話番号が緊急連絡先であるの
で、制御部10は、電話回線をスイッチ11を接点Bに
切り換えて、セキュリティ装置による通信を開始する。
【0025】一方、電話機による通信は、スイッチ11
が切り換えられたことによって、オフフック状態にもか
かわらず、突然切断される。電話機の利用者はその理由
がわからず、不審に思うので、制御部10は、電話機に
よる通信中に、スイッチ11を切り換えた場合、電話機
2に音声メッセージを送出する。音声メッセージは、例
えば、切断理由を含み、「ただいま、火災警報を監視セ
ンタに通報しています。火元を確認して下さい」と出力
する。
【0026】さらに、電話機による通信が突然切断され
ることにより、電話機の通信先も不審に思う。そこで、
セキュリティ装置による通信を利用して、電話機の通信
先の電話番号(制御部10が記憶している)を監視セン
タに通知し、監視センタが、電話機の通信先に対して電
話をかけ、切断理由を含む音声メッセージを送出しても
よい。音声メッセージは、例えば、「○○さん宅で、火
災警報器が作動し、現在監視センタに火災警報を自動通
報しています」と出力する。
【0027】図2の(3)に対応する動作は、図3と同
様であるので、その説明を省略する。
【0028】図5は、図2における(4)の場合の動作
を説明する図である。図5において、セキュリティ装置
3が火災警報を受信すると、セキュリティ装置3は、N
CU1に対して監視センタとの通信要求を行う。そうす
ると、制御部10は、電話回線をスイッチ11の接点B
に切り換えて、セキュリティ装置による通信を開始す
る。セキュリティ装置による通信中に、電話機の受話器
が持ち上げられて、オンフック状態からオフフック状態
になり、制御部10はオフフックを検知する。そして、
制御部10は、電話機がダイヤルする電話番号を記憶す
る。この場合、通信先は緊急連絡先(例えば119番)
である。ただし、この時点では、電話回線は、スイッチ
11の接点Bに接続しているので、電話機は、通信先と
つながらない。
【0029】制御部10は、電話機による通信の通信先
の電話番号が緊急連絡先であると判定すると、電話回線
をスイッチ11の接点Aに切り換える。この時点で、セ
キュリティ装置による通信は中断する。制御部10は、
接点A側と接続する通信経路Pを利用して、電話機がダ
イヤルした緊急連絡先の電話番号を再度ダイヤルする。
これにより、電話機は通信先と接続し、電話機による通
信が開始する。
【0030】電話機による通信が終了し、制御部10
は、オンフックを検知すると、電話回線をスイッチ11
の接点Bに接続する。そして、セキュリティ装置による
通信が再開する。
【0031】図6は、図2における(5)の場合の動作
を説明する図である。図6において、セキュリティ装置
3が火災警報を受信すると、セキュリティ装置3は、N
CU1に対して監視センタとの通信要求を行う。そうす
ると、制御部10は、電話回線をスイッチ11の接点B
に切り換えて、セキュリティ装置による通信を開始す
る。セキュリティ装置による通信中に、電話機の受話器
が持ち上げられて、オンフック状態からオフフック状態
になると、制御部10がオフフックを検知する。そし
て、制御部10は、電話機がダイヤルする電話番号を記
憶する。この場合、通信先は緊急連絡先以外である。
【0032】制御部10は、電話機がダイヤルした電話
番号が緊急連絡先以外の電話番号であると判定すると、
回線をスイッチ11の接点Bのまま維持し、セキュリテ
ィ装置による通信を継続する。電話機の利用者は、ダイ
ヤルしてもつながらず、不審に思うので、制御部10
は、セキュリティ装置による通信継続中に、電話機に音
声メッセージを送出する。音声メッセージは、NCUの
通信を優先する内容を含み、例えば、「ただいま、火災
警報を監視センタに自動通報しています。火元を確認し
て下さい」と出力する。
【0033】なお、セキュリティ装置による通信が終了
すると、電話回線は接点Aに切り替わる。そして、この
とき、電話機がオフフック状態のままである場合は、記
憶した電話番号を代行して再度ダイヤルし、電話機によ
る通信が開始されるようにしてもよい。
【0034】図2の(6)に対応する動作は、図5と同
様であるので、その説明を省略する。
【0035】上述の実施の形態において、通信制御装置
(NCU)は、セキュリティ装置に内蔵されてもよい。
これは、セキュリティ装置が、本発明のNCUの機能を
有する場合も含む。即ち、セキュリティ装置のマイクロ
コンピュータが、本発明のNCUの機能を実行してもよ
い。
【0036】図7は、通信制御装置を内蔵するセキュリ
ティ装置を有するセキュリティシステムの構成例であ
る。
【0037】また、各通信にそれぞれについて、あらか
じめ複数の電話番号がNCUに登録される場合、複数の
電話番号を複数レベルに分類し、通信が競合した場合、
電話番号のレベルに応じて、優先度が決定されてもよ
い。
【0038】また、上述の実施の形態では、両通信の通
信先ともに、あらかじめ登録されている緊急連絡先であ
る場合、又は、両通信の通信先ともに、登録済みの緊急
連絡先でない場合、電話機による通信が優先されたが、
セキュリティ装置による通信が優先されるようにしても
よい。即ち、両通信の優先度が同じである場合、NCU
の制御部にあらかじめ設定された方の通信が優先され、
この設定は変更可能であってもよい。
【0039】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0040】
【発明の効果】以上、本発明によれば、電話機による通
信と、セキュリティ装置による通信を制御する通信制御
装置は、両通信が競合した場合、各通信の通信先の電話
番号に応じて、通信の優先度を決定し、優先度の高い通
信を許可する。これにより、より優先度の高い緊急通信
に電話回線を割り当てることが可能となる。従って、火
災発生などの緊急事態を所定の連絡先に迅速に通報する
ことできるようになり、セキュリティレベルが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるセキュリティシス
テムのブロック構成図である。
【図2】優先度判定テーブルの例である。
【図3】図2における(1)の場合の動作を説明する図
である。
【図4】図2における(2)の場合の動作を説明する図
である。
【図5】図2における(4)の場合の動作を説明する図
である。
【図6】図2における(5)の場合の動作を説明する図
である。
【図7】本発明の実施の形態における別のセキュリティ
システムのブロック構成図である。
【符号の説明】
1 通信制御装置(NCU) 2 電話機 3 セキュリティ装置 4 火災警報器 5 ガス漏れ警報器 6 ガスメータ 10 制御部 11 スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 横山 睦人 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 5K034 AA05 AA19 CC06 CC07 DD02 EE12 FF02 FF04 HH64 JJ15 LL01 LL02 MM22 5K101 KK14 LL01 MM04 MM07 QQ01 QQ08 QQ09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客宅に設置され、所定の警報器からの警
    報に基づいて所定のセキュリティ動作を行うセキュリテ
    ィ装置と、顧客宅に設置される電話機との電話回線を利
    用した通信を制御する通信制御装置において、 前記セキュリティ装置による通信と前記電話機による通
    信が競合した場合、前記セキュリティ装置による通信の
    通信先電話番号と、前記電話機による通信の通信先電話
    番号とに基づいて、通信の優先度を判定し、優先度の高
    い通信を許可することを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記セキュリティ装置による通信に対応する第一の電話
    番号と、前記電話機による通信に対応する第二の電話番
    号をあらかじめ記憶し、 前記セキュリティ装置による通信の通信先電話番号と前
    記第一の電話番号との比較、及び前記電話機による通信
    の通信先電話番号と前記第二の電話番号との比較に基づ
    いて、通信の優先度を判定することを特徴とする通信制
    御装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記セキュリティ装置による通信の通信先電話番号と前
    記第一の電話番号とが一致し、前記電話機による通信の
    通信先電話番号と前記第二の電話番号とが一致しない場
    合、前記セキュリティ装置による通信を許可することを
    特徴とする通信制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記電話機による通信が行われている間に、前記セキュ
    リティ装置による通信の要求を検知すると、前記電話機
    による通信を切断し、前記セキュリティ装置による通信
    に切り換えることを特徴とする通信制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、 前記セキュリティ装置による通信が行われている間に、
    前記電話機による通信の要求を検知すると、前記セキュ
    リティ装置による通信を継続し、前記電話機による通信
    を許可しないことを特徴とする通信制御装置。
  6. 【請求項6】請求項2において、 前記電話機による通信の通信先電話番号と前記第一の電
    話番号とが一致し、前記セキュリティ装置による通信の
    通信先電話番号と前記第二の電話番号とが一致しない場
    合、前記電話機による通信を許可することを特徴とする
    通信制御装置。
  7. 【請求項7】請求項2において、 前記電話機による通信の通信先電話番号と前記第一の電
    話番号とが一致し、前記セキュリティ装置による通信の
    通信先電話番号と前記第二の電話番号とが一致する場
    合、前記電話機による通信を許可することを特徴とする
    通信制御装置。
  8. 【請求項8】請求項2において、 前記電話機による通信の通信先電話番号と前記第一の電
    話番号とが一致せず、前記セキュリティ装置による通信
    の通信先電話番号と前記第二の電話番号とが一致しない
    場合、前記電話機による通信を許可することを特徴とす
    る通信制御装置。
  9. 【請求項9】請求項6、7又は8において、 前記セキュリティ装置による通信が行われている間に、
    前記電話機による通信の要求を検知すると、前記セキュ
    リティ装置による通信を切断し、前記電話機による通信
    に切り換えることを特徴とする通信制御装置。
  10. 【請求項10】請求項6、7又は8において、 前記電話機による通信が行われている間に、前記セキュ
    リティ装置による通信の要求を検知すると、前記電話機
    による通信を継続し、前記電話機による通信の終了後、
    前記セキュリティ装置による通信を開始することを特徴
    とする通信制御装置。
  11. 【請求項11】請求項2乃至10のいずれか一つにおい
    て、 前記第一の電話番号は、前記セキュリティ装置からの警
    報を受信する監視センタの電話番号であることを特徴と
    する通信制御装置。
  12. 【請求項12】請求項2乃至10のいずれか一つにおい
    て、 前記所定の警報器は、火災警報器又はガス漏れ警報器で
    あって、 前記第二の電話番号は、消防署の電話番号であることを
    特徴とする通信制御装置。
  13. 【請求項13】請求項2乃至10のいずれか一つにおい
    て、 前記第一の電話番号及び前記第二の電話番号は、変更可
    能であることを特徴とする通信制御装置。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13いずれか一つに記載の
    通信制御装置を有するセキュリティ装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至13いずれか一つに記載の
    通信制御装置と、 所定の異常を検知する警報器と、 前記警報器からの警報に基づいて所定のセキュリティ動
    作を行うセキュリティ装置と、 前記セキュリティ装置と電話回線を通じて接続し、前記
    セキュリティ装置からの警報を受信する監視センタとを
    備えるセキュリティシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007096859A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Tokyo Gas Co Ltd 通信中継装置及び通信中継方法
JPWO2006043482A1 (ja) * 2004-10-18 2008-05-22 パイオニア株式会社 ハンズフリー機能付き電子機器
KR101444915B1 (ko) * 2013-04-22 2014-09-29 주식회사 제이에스방재 화재 발생 경보 시스템

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