JP2002008564A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JP2002008564A
JP2002008564A JP2000184850A JP2000184850A JP2002008564A JP 2002008564 A JP2002008564 A JP 2002008564A JP 2000184850 A JP2000184850 A JP 2000184850A JP 2000184850 A JP2000184850 A JP 2000184850A JP 2002008564 A JP2002008564 A JP 2002008564A
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face panel
frame
reinforcing band
picture tube
color picture
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JP2000184850A
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English (en)
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Toru Takahashi
亨 高橋
Masachika Inoue
雅及 井上
Nobuhiko Akou
信彦 阿光
Fumito Suzuki
史人 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大形管や、特に高精細カラー受像管において
問題とされていた地磁気による色ズレを、低コストで簡
便な方法により、解決するカラー受像管を提供する。 【解決手段】 フェースパネル11内面に形成された蛍
光体スクリーン16と、シャドウマスク19を支持固定
するフレーム20とに、その全周に亘り補強バンド24
を両者に跨って配置させることで、蛍光体スクリーン1
6とフレーム20間の空隙部分を、磁気シールドするこ
とにより、地磁気25の影響による色ズレを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェースパネルの
外周に取着される補強バンドと、シャドウマスクを保持
するフレームとの相対関係を改良し、地磁気による色純
度の劣化等の影響を防止したカラー受像管に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般的にカラーテレビジョン受像
機等に使用されているカラー受像管は、図8に示すよう
に、画面が略矩形状を呈するフェースパネル61、及び
このフェースパネル61に一体的に接合されたファンネ
ル62を有する外囲器63を備えており、このフェース
パネル61の内面には、赤、青、緑に発光する3色蛍光
体層を有する蛍光体スクリーン64が形成されている。
【0003】また、外囲器63内には、この蛍光体スク
リーン64に対向して、その内側を電子ビーム65が通
過し、色選別を行うためのシャドウマスク66が配置さ
れ、このシャドウマスク66は、フレーム67に固定さ
れると共に、このフレーム67は、フェースパネル61
の内側面に取着されている。
【0004】更に、ファンネル62のネック68内に
は、電子ビーム65を放出する電子銃69が配設されて
おり、この電子銃69から放出された電子ビーム65
を、ファンネル62の外側に装着された偏向ヨーク70
の発生する磁界によって偏向し、電子ビーム65にて蛍
光体スクリーン64を水平、垂直方向に走査することに
より、蛍光体スクリーン64上にカラー画像を再生表示
している。
【0005】このような蛍光体スクリーン64には、写
真印刷法を用いてマトリクス状またはストライプ状の光
吸収層の間隙部に3色蛍光体層が埋め込まれた、ブラッ
クマトリクス形、またはブラックストライプ形の蛍光体
スクリーン64が用いられている。
【0006】また、カラー受像管は、その内部が真空状
態に保たれており、大気圧並びに外囲器63に対する衝
撃等によって、フェースパネル61及びファンネル62
が破損され、この破損に伴ないカラー受像管が爆縮し、
ガラスが飛散することを防止するために、枠状の補強バ
ンド71が、フェースパネル61の外周、即ち、フェー
スパネル61の側壁を、大きな力で締付けるように装着
されている。
【0007】この補強バンド71自体は、古くから製品
に採用されており、初期のカラー受像管においては、フ
ェースパネル61の外周を、テープまたは金属片で囲
み、その上から補強バンド71を引張りながら巻付けて
固定したテンションバンドと呼ばれる方式や、フェース
パネル61の両側から、一対の金属片を接着剤によって
固定させた後に、補強バンド71で締付けて固定したリ
ムバンドと称される方式等が採用されていた。
【0008】しかしながら、これらの方式では、フェー
スパネル61を締付ける力が弱く、せいぜい15インチ
クラス程度までの、小型管の防爆性能を満たすのが限界
であった。その後開発されてきた大形管に対応するため
に、焼き嵌め方式と称される方式が開発され、製品に使
用されてきて、現在の主流をなしている。
【0009】この焼き嵌め方式の補強バンド71は、予
めフェースパネル61外周よりもやや小さい内周に加工
された補強バンド71を、高周波加熱もしくは電流にて
加熱して熱膨張させることにより、補強バンド71自体
の内周径が大きくなった段階で、カラー受像管のフェー
スパネル61の外周に位置させて、その後に補強バンド
71を冷却させて収縮させることにより、フェースパネ
ル71の外周を締付けるようにしたものである。
【0010】ところで、近年においては、このようなカ
ラー受像管の大形大画面化と共に、その画面の平坦化、
及び高精細化の要求が高くなってきている。この高精細
化のためには、蛍光体スクリーン64上の蛍光体間隔の
ピッチを小さくする必要があるが、ピッチを小さくする
際に問題となるのが、地磁気の影響である。
【0011】この蛍光体ピッチが小さくなると、地磁気
の影響をより受け易くなり、画面上の色の変化がより顕
著に発生することになる。そのために高精細化に関して
は、地磁気の影響を抑制することが、より一層重要な課
題となってきている。
【0012】このように地磁気による影響を少なくする
ことが、最近のカラー受像管の重要な特性の一つとして
考えられてきている。この地磁気による影響は色々ある
が、そのうちの一つが、電子銃69から放射される電子
ビーム65の軌道が、地磁気によって変化し、蛍光体ス
クリーン64の所定の蛍光体に到達しなくなる点があげ
られる。
【0013】所定の蛍光体に電子ビーム65が衝突しな
ければ、例えば、画面上に緑色の蛍光体に電子ビーム6
5を衝突させて、緑色の画像を出したい場合でも、隣接
する青あるいは赤の蛍光体にまでも電子ビーム65が衝
突し、この結果、画面は、青あるいは赤味がかった色に
なってしまい、色純度が劣化することになる。
【0014】しかも、この地磁気の影響は、設置する方
向によって異なっており、カラー受像管を使用した一般
のカラーテレビジョン受像機等の場合には、そのカラー
テレビジョン受像機等の設置場所は、各視聴者の家庭毎
に千差万別であり、画面の向きがどの方向に向けて配置
されるかは、視聴者の判断に専ら委ねられている状況に
ある。
【0015】このために、カラー受像管としては、視聴
者がいかなる方向に配置したとしても、画像品位が確保
できるように、電子ビーム65の軌道変化が極力少なく
なるように考慮して設計する必要がある。
【0016】一方、カラーテレビジョン受像機のセット
対策としては、デガウサー回路を設けて、地磁気等によ
るカラー受像管を構成する磁性体部分の着磁による影響
を除去するように、カラーテレビジョン受像機のセット
電源を投入の都度、デガウサー回路を動作させ、減衰交
流磁場を発生させて、これら磁性体部分の消磁を行なわ
せることも行われているが、カラー受像管もしくはカラ
ーテレビジョン受像機が動作中に、常に磁場に影響を与
えている地磁気の影響までを、完全に除去することはで
きない。
【0017】そのための対策として、外囲器63内の電
子ビーム65の通路部分を覆うように、磁気シールド板
72等を配置し、地磁気の影響を電子ビーム65が極力
受けないように抑制して対応している。
【0018】しかしながら、従来のカラー受像管では、
この地磁気による電子ビーム65の軌道変化を、その一
部は抑制できても、完全に抑制することは困難であり、
地磁気による電子ビーム65の移動量が大きければ、画
像品位を確保することはできない。
【0019】このことは、カラー受像管の構造上、シャ
ドウマスク66とフェースパネル61内面、つまり、シ
ャドウマスク66と蛍光体スクリーン64までは、絶対
的に空間を必要としており、この空隙部分に対しては、
地磁気を遮蔽することが困難であった。
【0020】即ち、図9に一般的なカラー受像管の補強
バンド71の取着状態を示すように、フレーム67と補
強バンド71の一部とが重なるように、フェースパネル
61の外周に補強バンド71を取着している。
【0021】このために、磁性材によって構成される補
強バンド71やフレーム67、磁気シールド板72で包
囲された部分に関しては、図中破線にて示す地磁気73
は、磁気的に遮蔽されるために、地磁気73は電子ビー
ム65に影響を与えないが、画面中央部及び画面周辺部
では、電子ビーム65の通過領域aに対し、合計遮蔽領
域bは、図示のようになる。
【0022】即ち、合計遮蔽領域bは、補強バンド71
によって遮蔽される領域cと、フレーム67によって遮
蔽される領域d、及び磁気シールド板72によって遮蔽
される領域eの合計となるが、それでも未遮蔽領域fが
残存してしまう。
【0023】補強バンド71とフェースパネル61の蛍
光体スクリーン64間においては、補強バンド71のフ
ェースパネル61側端が、フェースパネル61の蛍光体
スクリーン64まで延在していないために、画面中央部
及び画面周辺部では、補強バンド71によって覆われな
い未遮蔽領域fが存在してしまうことに基因する。
【0024】この未遮蔽領域fの存在により、この未遮
蔽領域fから侵入する地磁気73´によって、電子ビー
ム65の軌道が正規の位置より曲げられてしまい、色ズ
レが発生する原因となっている。
【0025】また、図10には、特に大形管の場合を例
とする補強バンド71の取着状態を示している。この大
形管の場合には、防爆性能を向上させるために、補強バ
ンド71は、フェースパネル61のより蛍光体スクリー
ン64側の外周位置に取着されることになり、図9の場
合と異なり、フェースパネル61の中央部分では、フレ
ーム67と補強バンド71とが重なるために、補強バン
ド71のフェースパネル61側端が、蛍光体スクリーン
64に跨って配置されるため、図9のような未遮蔽領域
は、存在していない。
【0026】しかしその反対に、画面周辺部では、補強
バンド71とフレーム67とが重なる部分が存在しなく
なり、そのために画面周辺部では、依然として未遮蔽領
域fが発生している。
【0027】これは、蛍光体スクリーン64とシャドウ
マスク66とは、所定の曲率を有する曲面を構成してい
るために、シャドウマスク66を支持しているフレーム
67も、それに応じてその周辺部分、特にコーナー部分
においては、一番低く、補強バンド71から最も離れた
位置に配置されるために、補強バンド71との距離が遠
くなる結果、未遮蔽領域fが必然的に発生してしまうも
のである。
【0028】換言すれば、画面周辺部でのフレーム67
のシャドウマスク66側端縁の位置が、フェースパネル
61中央よりも電子銃側になるために、画面中央部では
補強バンド71とフレーム67との重なりによって遮蔽
されていた部分が、画面周辺部では、このフレーム67
の蛍光体スクリーン64方向に突出する側板部分が小さ
くなり、このために、補強バンド71と重なる部分が殆
どなくなることに基因する。
【0029】このような場合には、画面周辺部では、未
遮蔽領域fが発生し、この未遮蔽領域fから地磁気73
´が侵入し、この地磁気73´によって電子ビーム65
の軌道が変化させられてしまうものである。
【0030】このような地磁気の影響を抑制する一方法
として、カラー受像管全体を磁性材からなる筐体で覆い
隠してしまえば、完全に地磁気の影響を防止することが
でき、非常に効果的ではあるが、このような方法は、特
殊用途向けの限られた業務用製品のみに、その使用が特
定されているもので、廉価に、且つ大量生産を行うカラ
ーテレビジョン受像機やコンピュータ端末用ディスプレ
イ等の民生用製品に適用するには、コストやキャビネッ
トの製造性等の点で難点があり、実際の製品には使用さ
れていないのが現状である。
【0031】そこで一般の民生用の製品に採用している
地磁気の影響を抑制する方法としては、前述のように、
カラー受像管のファンネル62の内部に、その一端がフ
レーム67に取着され、他端をファンネル62内に延在
させた磁気シールド板72を配置して、電子ビーム65
の地磁気による軌道ズレを抑制する方法が採用されてい
る。
【0032】しかしながら、カラー受像管の高精細化の
要求に伴い、この磁気シールド板72だけでは、前述の
ように、地磁気の影響に伴う色ズレを充分に抑制するこ
とが困難となってきている。
【0033】また、フェースパネル61の外周囲に取着
される補強バンド71に地磁気シールドの効果を持たせ
ることを目的としたカラー受像管についても、例えば特
開平10−214578号公報等に記載がある。
【0034】即ち、この公報に開示されている内容は、
フェースパネルの周囲をヒートシュリンクバンド(補強
バンド)で緊締させることにより、このバンドの張力に
よって、フェースパネル面の空気圧による変形を補正す
ると同時に、このバンドに所定の透磁率を有する材料に
て構成し、外部磁場を吸収して管体内に磁界が印加され
ないように配慮することが記述されている。
【0035】そして、このバンドを、バンドの厚み寸法
をtとし、バンドを加熱冷却後の外部磁界が0.30e
(地磁気)での比透磁率をμとしたときに、(t×μ)
≧200なる関係を満足するように設定することで、地
磁気等の外部磁界が印加されても、このバンドによって
外部磁界を遮蔽し、電子銃から放射された電子ビームの
ランディングポイントの位置ズレを防止することができ
るとされ、また当該公報の図1及び図2に具体的な構成
が図示されている。
【0036】しかしながら、この公報に記載されている
ヒートシュリンクバンドを有するカラー受像管は、当該
公報の図1及び図2を見ても、ヒートシュリンクバンド
とフレーム及び蛍光体スクリーンの構成の一部が示され
ているのみであり、前述の図9及び図10に記載及び詳
細に説明した補強バンド71とフレーム67及び蛍光体
スクリーン64との関係以上の記述は見当たらない。
【0037】つまり、当該公報に記載のヒートシュリン
クバンドは、バンド自体の素材の改良に関する発明であ
って、そのバンド及びフレームや蛍光体スクリーンとの
相関については、何等言及並びに考察されておらず、単
にヒートシュリンクバンドを、フェースパネルの外周に
取着することのみが、記述されているに過ぎない。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】従って、この公報に記
載のカラー受像管においても、蛍光体スクリーンとフレ
ーム間に必然的に生じる空隙部分の存在による、未遮蔽
領域部分までも補償するように、ヒートシュリンクバン
ドを配置しているものではなく、このために、カラー受
像管の高精細化に伴う地磁気の影響による色ズレを防止
するまでには、至っていないものである。
【0039】本発明は、このような課題に対処してなさ
れたもので、カラー受像管のパネル外周に装着される補
強バンドを利用して、フレームと有効的に結合させるこ
とにより、地磁気の影響を抑制することで、色ズレ等の
画質低下を防止したカラー受像管を提供するものであ
る。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明は、内面に蛍光体
スクリーンを有する矩形状のフェースパネルと、このフ
ェースパネルに連接する漏斗状のファンネルと、前記フ
ェースパネル内に取着され、前記蛍光体スクリーンと所
定の間隔をもって対峙するシャドウマスクを保持するフ
レームと、このフレームに取着され、前記ファンネル方
向に延在する磁気シールド板と、前記フェースパネルの
外周面上に取着され、前記フレームと前記蛍光体スクリ
ーン間で全周に亘り両者に跨るように配置された枠状の
補強バンドとを具備し、前記補強バンドで、前記フレー
ムと前記蛍光体スクリーン間の空隙部分をフェースパネ
ルの全周に亘り、磁気的に遮蔽することを特徴とするカ
ラー受像管である。
【0041】また、前記補強バンドは、その一端をフレ
ームの一部と重なるように配置し、他端を前記フェース
パネルの蛍光体スクリーンが形成された面の肉厚の範囲
内に位置するように構成し、あるいは、前記フェースパ
ネルの蛍光体スクリーンの中央部分で蛍光体スクリーン
に跨るように、その一側端を直線状に形成し、もしく
は、その一側端を直線状に形成し、他側端を前記蛍光体
スクリーンもしくはフレームの端面に沿う形状に形成し
たことを特徴とする。
【0042】更に、前記補強バンドは、前記フレームも
しくは蛍光体スクリーンを有するフェースパネル面に対
して、3mm以上の重なり幅を有すること、及び前記フ
ェースパネルの外周に焼き嵌め方式で取着されることを
特徴とする。
【0043】このように、カラー受像管の補強バンド
を、蛍光体スクリーン及びシャドウマスクを保持するフ
レーム間で、その全周に亘り両者に跨るように配置する
ことで、カラー受像管の側面から侵入する地磁気を遮蔽
することが可能となり、電子ビームの軌道変化を最小限
に抑制することができ、その結果として、画面上の色ズ
レを低減し、画質の低下を抑制することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の詳
細について説明する。図1は、本発明に係るカラー受像
管を、画面長手方向(水平軸方向)に切断した状態を示
す断面図であり、また図2は、同じくカラー受像管を、
画面上下方向(垂直軸方向)に切断した状態を示す断面
図である。
【0045】これら図において、カラー受像管は、ガラ
ス材からなる略矩形状のフェースパネル11と、このフ
ェースパネル11にガラス溶融されて連接された、同じ
くガラス材からなる漏斗状のファンネル12から外囲器
13が構成され、このファンネル13には、電子ビーム
を発射する電子銃15が内蔵されたネック14が取付け
られている。
【0046】このフェースパネル11の内面は、非球面
状を呈しており、外方に向けて凹状に湾曲形成され、フ
ェースパネル11の中央部では、ガラス材の肉厚が最も
薄く、この中央部から周辺部に向かうに従って、漸次ガ
ラス材の肉厚が増すように成形されている。このフェー
スパネル11内面には、3色の蛍光体層が塗布されて、
蛍光体スクリーン16が形成されている。
【0047】この蛍光体スクリーン16に、電子銃15
からの電子ビーム17が、所定の軌跡を通って射突する
ように、ファンネル12の外周部分に装着された偏向ヨ
ーク18によって偏向され、電子ビーム17は、上下左
右方向に走査されて蛍光体スクリーン16に衝突するこ
とにより、画面上に所定の画像を再現している。
【0048】このフェースパネル11内面の凹状の湾曲
面形状を、フェースパネル11の中心を通り、長手方向
と平行(画面の左右方向)に延びる軸を水平軸とし、同
様にフェースパネル11の中心を通り、フェースパネル
11の短辺方向(画面の上下方向)に延びる軸を垂直軸
とし、且つフェースパネル11の中心を通り、フェース
パネル11の対角方向(画面のコーナー斜め方向)に延
びる軸を対角軸とすると、図3に示すように表すことが
できる。
【0049】即ち、垂直軸端と画面センターとの差をZ
v、水平軸端と画面センターとの差をZh、対角軸端と
画面センターとの差をZdとしたときに、フェースパネ
ル11内面の湾曲部分、即ち蛍光体層が設けられている
蛍光体スクリーン16の内面部分は、Zh<Zv<Zd
なる関係を有している。
【0050】このフェースパネル11の湾曲部分の形状
については、この他にも、Zv=0、あるいはZh=Z
vとなるような関係の湾曲面形状を有するフェースパネ
ル11等も使用されており、これらの関係には、複数の
組合せが存在しているが、これら各軸方向に分けて考え
ると、少なく共1つの軸方向では、異なる曲面を有し、
また軸端での管軸方向の位置が、同一平面上にはないこ
とが理解される。
【0051】更にまた、フェースパネル11内には、フ
ェースパネル11内面の湾曲と略同様な曲面を持つシャ
ドウマスク19が、フェースパネル11内面、即ち蛍光
体スクリーン16面と所定の間隔を維持して配置されて
いる。このシャドウマスク19は、色選別電極として機
能するもので、この間隔は、画面全域で一定ではなく、
画面の各位置によって、その間隔が異なるように配置さ
れている。
【0052】このシャドウマスク19は、図4に示す枠
状のフレーム20によって固定保持されており、このフ
レーム20は、フェースパネル11の内側壁に取着され
ている。このフレーム20は、磁性材によって枠状に形
成され、その板状の枠体21の長辺及び短辺共に、その
高さが場所によって異なっており、各辺の枠体21の中
央部が最も高く、対角軸上のコーナー部分の高さが最も
低くなるように構成されている。
【0053】言うなれば、シャドウマスク19の湾曲面
の形状に沿うようにシャドウマスク19側端縁が形成さ
れ、電子銃15側端縁は、平坦状に形成されているもの
で、図示以外の構成をとるフレーム20の構造の場合で
も、この高さ関係が変わることはない。
【0054】また、枠体21の電子銃15側の開口部分
には、電子ビーム17位置を規制する遮蔽板22が一体
に設けられている。更に、このフレーム20には、電子
銃15方向の枠体21端部に、地磁気シールド用の磁気
シールド板23の一端が固定され、磁気シールド板23
の他端は、ファンネル12の内面に沿うように、電子銃
15方向に延在され、偏向ヨーク18とフレーム20間
の空間部分の地磁気を遮蔽している。
【0055】これらシャドウマスク19、フレーム2
0、及び磁気シールド板23は、共に磁性材にて形成さ
れており、各個品自体は、同じ材質もしくは異なる材質
によって形成されている。
【0056】更に、フェースパネル11の外周には、同
じく磁性材にて形成された枠状の補強バンド24が取着
されており、この補強バンド24は、略1mm程度の板
厚を有する磁性材から構成されており、焼き嵌め方式に
よってフェースパネル11に嵌合取着され、カラー受像
管を大気圧及び衝撃から保護している。
【0057】このように構成されたカラー受像管によれ
ば、図5に例えば32インチサイズクラスの例を示すよ
うに、補強バンド24のフェースパネル11側端は、フ
ェースパネル11の中央部分において、フェースパネル
11の外側面と内側面の肉厚の範囲内に位置しており、
また補強バンド24の電子銃15側端は、画面周辺部分
でフレーム20と重なるように構成配置されている。
【0058】そして、フレーム20の最も低くなる場
所、換言すれば、カラー受像管の側面から見て、フレー
ム20の蛍光体スクリーン16側端が、最も電子銃15
側に位置する部分、即ち、フレーム20の対角軸上のコ
ーナー部分において、これらの関係を維持するように、
フェースパネル11、補強バンド24、フレーム20を
構成配置している。
【0059】この結果、電子ビーム17が通過する領域
aに対し、合計遮蔽領域bが全ての領域をカバーしてい
る。即ち、画面中央部及び周辺部のいずれの箇所におい
ても、補強バンド24領域cとフレーム20領域d、及
び磁気シールド板23領域eの合算からなる合計遮蔽領
域bは、電子ビーム17通過領域aの全てをカバーする
ことができる。
【0060】このために、磁気シールド板23よりもフ
ェースパネル11側に従来存在していた未遮蔽領域を解
消することができたので、図中破線で示す地磁気25
が、電子ビーム17通過領域aにまで到達することがな
く、地磁気25の影響を抑制できる。
【0061】この補強バンド24として、前述の場合と
異なり、フェースパネル11の全周に亘って、同じ幅を
有する枠体21で形成した場合には、この対角軸上のコ
ーナー部分で、これらの関係を満たすように各部材を構
成し、且つ配置すれば、フレーム20のコーナー部分以
外のその他の部分では、補強バンド24との重なり幅
が、コーナー部分よりも更に増加するために、地磁気を
充分に遮蔽することができる。
【0062】このように、本発明のカラー受像管の場合
には、画面中央部の電子ビーム17通過領域aを、補強
バンド24とフレーム20、磁気シールド板23で全て
遮蔽しており、また、画面周辺部においても画面中央部
と同様に、電子ビーム17通過領域aを、補強バンド2
4とフレーム20、磁気シールド板23で全て遮蔽して
おり、画面周辺部と画面中央部との違いは、フレーム2
0で遮蔽する領域dの長さが異なる点だけである。
【0063】しかしながら、上述の説明で明らかなよう
に、フレーム20の遮蔽領域dが短くなっても、補強バ
ンド24による遮蔽領域cが、その短くなった部分をカ
バーしているために、地磁気25を充分に遮蔽すること
ができる。
【0064】この関係は、フェースパネル11内面の各
軸端の位置が異なる位置にあり、またシャドウマスク1
9の面形状が、各軸で夫々異なる形状を呈している場合
にも、これらの全ての軸でこの条件を満足するように配
置することで、遮蔽効果を達成することができる。
【0065】この図5からも解るように、画面周辺部及
び画面中央部のいずれの箇所においても、補強バンド2
4とフレーム20の間は、夫々の部材が重なっており、
また磁気シールド板23が配置されているために、総合
すると合計遮蔽領域b内には、未遮蔽部分がない状態と
なっている。そのために地磁気25が電子ビーム17軌
道内に侵入することはなく、地磁気25によって電子ビ
ーム17の軌道が変えられることがない。
【0066】このように補強バンド24を、フレーム2
0とフェースパネル11の蛍光体スクリーン16に、そ
のフェースパネル11の全周に亘って跨るように配置す
ることで、地磁気25の影響を防止できるが、図6に示
すように、フレーム20と補強バンド24の重なり幅が
少ないと、フレーム20と補強バンド24の重なり部分
の間を地磁気25´が通過し、若干磁界が侵入すること
が考えられるが、この重なり幅が多ければ、この侵入す
る地磁気25´を、加速度的に減少させられることは明
らかである。このような地磁気25´の侵入の恐れは、
フェースパネル11と補強バンド24との重なり部分に
おいても、同様に考えられる。
【0067】この重なり幅は、例えば4:3形の29イ
ンチサイズのカラー受像管では、フェースパネル11の
センターでの肉厚は12.5mmで、バンド幅50mm
の補強バンド24を使用すると、フェースパネル11と
補強バンド24との重なり幅は、4.7mmとし、補強
バンド24とフレーム20とのコーナー部分での重なり
幅を8.5mm程度に設定する。
【0068】また、9:16形の32インチサイズのカ
ラー受像管では、フェースパネル11のセンターでの肉
厚は、13.5mm程度だが、管種によって60mmも
しくは、より平坦なカラー受像管の場合には70mm幅
の補強バンド24を使用する。60mm幅の補強バンド
24では、フェースパネル11との重なり幅を1.7m
m、フレーム20との重なり幅を23.8mm程度に設
定する。70mm幅の補強バンド24では、フェースパ
ネル11との重なり幅を5.7mm、フレーム20との
重なり幅を33.5mm程度に設定することで、磁気シ
ールドの効果を発揮させることができる。
【0069】そこで、更にフレーム20と補強バンド2
4との重なり量と、地磁気による影響について32イン
チサイズのカラー受像管について試験を行い、図7に示
すような結果を得た。この図7は、横軸に補強バンド2
4とフレーム20との重なり量(幅)を示し、縦軸に
は、その際のフェースパネル11と磁気シールド板23
間の地磁気25による電子ビーム17の移動量(変動
量)を示す、重なり幅と電子ビーム17の移動量を表し
たもので、横軸のプラス表示は重なり幅を、マイナス表
示は重なり幅がなく、お互いが離れていることを表して
いる。
【0070】この試験の結果から、補強バンド24とフ
レーム20とを重ねることで、従来20μm程度発生し
ていた地磁気によるビーム移動が、補強バンド24とフ
レーム20とを接近させることで減少し、両者の重なり
始め(図7では、横軸0の位置)の地点で、従来のよう
に両者が離間していた場合に比較して、約1/2の移動
量まで減少させることが可能となり、従来と比較すると
地磁気25の影響を大幅に抑制できる効果があることが
解る。
【0071】この効果を更に向上させるには、両者の重
なり量を、略3mm程度以上に設定すれば、電子ビーム
17の移動量は、2μm程度以下に抑制することが可能
であり、この程度の電子ビーム17の移動量まで抑制す
れば、例え電子ビーム17の軌道の位置が変化したとし
ても、隣接する他の色の蛍光体層に射突することがない
ので、色ズレまで発展することはなく、充分地磁気25
が遮蔽されていると見なすことができる。
【0072】また、これと同様な試験を、フェースパネ
ル11側でも実施した結果、略同様に3mm程度の補強
バンド24と蛍光体スクリーン16との重なり幅があれ
ば、上述の場合と同様に、充分地磁気25の影響を抑制
できることが判明した。
【0073】このように、補強バンド24のフェースパ
ネル11側端を、フェースパネル11センターのガラス
肉厚内に位置させ、且つ補強バンド24の電子銃15側
端が、フレーム20と重なるように各軸の周辺部分でも
満足させるように配置することで、電子銃15から放射
された電子ビーム17が、フェースパネル11内面の蛍
光体スクリーン16に衝突するまでの電子ビーム17軌
道内に、地磁気25が侵入する未遮蔽領域部分を、カラ
ー受像管の全周に亘ってなくすことができる。
【0074】また、本発明においては、地磁気25を遮
蔽するために、カラー受像管の側面方向から見た場合
に、フレーム20を板状の枠体21として形成している
ために、フレーム20自体での遮蔽効果も充分確保して
おり、更に、フレーム20から磁気シールド板23が、
電子銃15方向に延在しているために、磁気シールド板
23とフレーム20の間の領域からも、地磁気25が電
子ビーム17通過領域aに入り込むことも防止されてい
る。
【0075】なお、上記説明では、フレーム20の側面
を、板状の枠体21としたが、例えフレーム20が板状
でなくても、その部分を遮蔽するようなシールド部材
を、別に配置することで、同様の効果を発揮できること
はいうまでもない。
【0076】また、大形管を例にとって説明している
が、勿論小形管にも適用できることはいうまでもないこ
とで、その他にも種々の応用や変形が可能である。
【0077】
【発明の効果】本発明では、補強バンドのフェースパネ
ル側端を、フェースパネルセンターでパネル内側面と外
側面間のフェースパネル肉厚内に位置させ、補強バンド
の電子銃側端を、フレームに跨るように配置すること
で、フェースパネル内面の蛍光体スクリーンからシャド
ウマスクまでの空間に侵入しようとする地磁気を、充分
に遮蔽することが可能となった。
【0078】また、磁気シールド板をフレームと接合す
ることで、フレームと磁気シールド板間に侵入する地磁
気も遮蔽することができる。
【0079】この結果、電子ビーム通過領域のうち、磁
気シールド板の電子銃側端から蛍光体スクリーンまでの
領域に亘り、地磁気に対する充分なシールドを行うこと
ができるので、地磁気による画面の色ズレを、カラー受
像管のコストを上昇させることなく、低減させることが
でき、高精細化したカラー受像管においても、良好な画
像品位を確保することが可能である。
【0080】また、補強バンドのバンド幅を一定の幅を
有する構成とすることで、カラー受像管のインチサイズ
さえ決定すれば量産が可能となり、また、装着方向に関
係なくシールド効果を持たせることが可能である。
【0081】更に、補強バンドの蛍光体スクリーン側の
端縁を、蛍光体スクリーンの形状に沿うように形成した
場合、もしくはフレーム側の端縁を、フレーム形状に沿
うように形成した場合には、最小の使用材料で済ませる
ことができるばかりでなく、軽量に形成することが可能
となり、その場合でも、いずれか一方の端縁を直線状に
形成することで、補強バンドの締付けや引張り力による
補強バンドの変形を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるカラー受像管の水平軸方向に切
断して示す断面図。
【図2】同じく垂直軸方向に切断して示す断面図。
【図3】本発明に関わるカラー受像管の各軸と画面セン
ター間の差を示す説明図。
【図4】本発明に関わるカラー受像管を構成するフレー
ムを示す斜視図。
【図5】本発明に関わるカラー受像管の地磁気シールド
効果を説明するための説明図。
【図6】同じく地磁気シールド効果を説明するための説
明図。
【図7】本発明に関わるカラー受像管の電子ビーム移動
量を説明するための測定図。
【図8】従来のカラー受像管を示す断面図。
【図9】同じく一般的なカラー受像管の地磁気シールド
効果を説明するための説明図。
【図10】同じく大形管の地磁気シールド効果を説明す
るための説明図。
【符号の説明】
11:フェースパネル 12:ファンネル 13:外囲器 14:ネック 15:電子銃 16:蛍光体スクリーン 18:偏向ヨーク 19:シャドウマスク 20:フレーム 21:枠体 23:磁気シールド板 24:補強バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿光 信彦 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 (72)発明者 鈴木 史人 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 Fターム(参考) 5C032 AA02 CC03 CD01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に蛍光体スクリーンを有する矩形状
    のフェースパネルと、 このフェースパネルに連接する漏斗状のファンネルと、 前記フェースパネル内に取着され、前記蛍光体スクリー
    ンと所定の間隔をもって対峙するシャドウマスクを保持
    するフレームと、 このフレームに取着され、前記ファンネル方向に延在す
    る磁気シールド板と、 前記フェースパネルの外周面上に取着され、前記フレー
    ムと前記蛍光体スクリーン間で全周に亘り両者に跨るよ
    うに配置された枠状の補強バンドとを具備し、 前記補強バンドで、前記フレームと前記蛍光体スクリー
    ン間の空隙部分をフェースパネルの全周に亘り、磁気的
    に遮蔽することを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】 前記補強バンドは、その一端をフレーム
    の一部と重なるように配置し、他端を前記フェースパネ
    ルの蛍光体スクリーンが形成された面の肉厚の範囲内に
    位置するように構成したことを特徴とする請求項1記載
    のカラー受像管。
  3. 【請求項3】 前記補強バンドは、前記フェースパネル
    の蛍光体スクリーンの中央部分で蛍光体スクリーンに跨
    るように、その一側端を直線状に形成したことを特徴と
    する請求項1または2記載のカラー受像管。
  4. 【請求項4】 前記補強バンドは、その一側端を直線状
    に形成し、他側端を前記蛍光体スクリーンもしくはフレ
    ームの端面に沿う形状に形成したことを特徴とする請求
    項1乃至3の何れか1つに記載のカラー受像管。
  5. 【請求項5】 前記補強バンドは、前記フレームもしく
    は蛍光体スクリーンを有するフェースパネル面に対し
    て、3mm以上の重なり幅を有することを特徴とする請
    求項1乃至4の何れか1つに記載のカラー受像管。
  6. 【請求項6】 前記補強バンドは、前記フェースパネル
    の外周に焼き嵌め方式で取着されることを特徴とする請
    求項1乃至5の何れか1つに記載のカラー受像管。
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