JP2002008275A - ディスク製造装置 - Google Patents

ディスク製造装置

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JP2002008275A
JP2002008275A JP2000188852A JP2000188852A JP2002008275A JP 2002008275 A JP2002008275 A JP 2002008275A JP 2000188852 A JP2000188852 A JP 2000188852A JP 2000188852 A JP2000188852 A JP 2000188852A JP 2002008275 A JP2002008275 A JP 2002008275A
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JP
Japan
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disk substrate
disk
adhesive
upper opening
surrounding member
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JP2000188852A
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English (en)
Inventor
Kentei Fuse
施 憲 亨 布
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク基板の表面に接着剤を塗布する際
に、接着剤ミストの外部への飛散を防止する。 【解決手段】 ディスク基板Sを保持回転させる回転保
持機構1を有する。ディスク基板Sの回転により周囲へ
飛散する接着剤を受け止めるためにディスク基板Sの外
周に配置された外囲部材5を有する。外囲部材5は、そ
の内部にディスク基板Sを搬出入するための上部開口6
と、外囲部材5の内部を排気するための下部排気口7
と、を有する。上部開口6の上方にシャッター部材8が
移動可能に設けられ、下部排気口7からの排気に伴って
上部開口6から外囲部材5の内部に流入する気流を制御
し、上部開口6からの接着剤ミストの飛散を気流によっ
て防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のディスク基
板を貼り合わせてディスクを製造する際に、貼り合わさ
れるディスク基板の表面に接着剤を塗布するためのディ
スク製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報、映像等の記録メディアの一つに、
デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)に代表さ
れる光ディスクがある。この光ディスクを製造するため
の方法として、接着剤を塗布した2枚のディスク基板を
重ね合わせる方法が知られており、ディスク基板に接着
剤を塗布する際には、ディスク基板を高速回転させるこ
とにより接着剤を均一に延展するようにしている。
【0003】図2は、ディスク基板の表面に接着剤を塗
布するためのスピン機構を備えた従来のディスク製造装
置の概略構成を示した縦断面図である。スピンモータ2
0の出力軸21に、ディスク基板Sを保持するチャック
部材22が設けられており、出力軸21の回転によりチ
ャック部材22及びディスク基板Sが回転する。
【0004】チャック部材22の外周には外囲部材23
が配置されており、チャック部材22及びディスク基板
Sは外囲部材23によって包囲され、ディスク基板Sの
回転により周囲へ飛散した接着剤は外囲部材23によっ
て受け止められる。この外囲部材23の上部には、ディ
スク基板Sを外囲部材23の内部に搬入し、また内部か
ら搬出するための上部開口24が形成されている。ま
た、外囲部材23の下部には、外囲部材23の内部を排
気するための下部排気口25が形成されており、下部排
気口25を介して外囲部材23の内部の接着剤ミストが
排気される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のディスク製造装置においては、外囲部材23の上部
開口24は常時開放しているので、下部排気口25から
排気しきれなかった接着剤ミストが上部開口24から外
部に飛散してしまうという問題があった。特に、外囲部
材23を小型化しようとすると、接着剤ミストの外部へ
の飛散量が増大してしまう。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮して成され
たものであって、その目的とするところは、ディスク基
板の表面に接着剤を塗布する際に、接着剤ミストの外部
への飛散を防止することができるディスク製造装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によるディスク製造装置は、ディスクの製造
に使用されるディスク基板を保持すると共に回転させる
回転保持機構と、前記ディスク基板の表面に供給され前
記ディスク基板の回転により周囲へ飛散する接着剤を受
け止めるために、前記回転保持機構に保持された前記デ
ィスク基板の外周に配置された外囲部材であって、前記
外囲部材の内部に前記ディスク基板を搬入し搬出するた
めに前記外囲部材の上部に形成された上部開口と、前記
外囲部材の内部を排気するために前記外囲部材の下部に
形成された下部排気口と、を有する外囲部材と、前記下
部排気口からの排気に伴って前記上部開口から前記外囲
部材の内部に流入する気流を制御し、前記上部開口から
の接着剤ミストの飛散を気流によって防止する、前記上
部開口の上方に移動可能に設けられたシャッター部材
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、好ましくは、前記シャッター部材の
中央部に空気流入孔を形成し、前記空気流入孔から前記
外囲部材の内部に流入する気流と、前記外囲部材と前記
シャッター部材との間隙から前記外囲部材の内部に流入
する気流とによって、前記上部開口からの接着剤ミスト
の飛散を防止すると共に前記ディスク基板上に形成され
る接着剤膜の膜厚を制御する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
ディスク製造装置について図1を参照して説明する。こ
のディスク製造装置は、ディスクの製造に使用されるデ
ィスク基板の表面に接着剤を塗布するための装置であ
る。
【0010】図1に示したように本実施形態によるディ
スク製造装置は、ディスク基板Sを保持すると共に回転
させる回転保持機構1を備えており、この回転保持機構
1は、スピンモータ2と、このスピンモータ2の出力軸
3に設けられたチャック部材4とを含んでいる。チャッ
ク部材4によりディスク基板Sが保持され、出力軸3の
回転によりチャック部材4及びディスク基板Sが回転す
る。ディスク基板Sの表面に供給された接着剤は、ディ
スク基板Sの回転によってディスク基板Sの全面にわた
って均一に引き延ばされる。
【0011】チャック部材4の外周には外囲部材5が配
置されており、チャック部材4及びディスク基板Sは外
囲部材5によって包囲され、ディスク基板Sの回転によ
り周囲へ飛散した接着剤は外囲部材5によって受け止め
られる。
【0012】この外囲部材5の上部には、ディスク基板
Sを外囲部材5の内部に搬入し、また内部から搬出する
ための上部開口6が形成されている。また、外囲部材5
の下部には、外囲部材5の内部を排気するための下部排
気口7が形成されており、下部排気口7を介して外囲部
材5の内部の接着剤ミストが排気される。
【0013】さらに、本実施形態によるディスク製造装
置においては、上部開口6の上方にシャッター部材8が
移動可能に設けられており、上部開口6の上方の位置と
上部開口6の上方から外れた位置との間で駆動機構(図
示せず)によってシャッター部材8を移動させることが
できる。シャッター部材8は、下部排気口7からの排気
に伴って上部開口6から外囲部材5の内部に流入する気
流を制御して、上部開口6からの接着剤ミストの飛散を
気流によって防止する。より具体的には、シャッター部
材8と外囲部材5の上端との間に形成された間隙から流
入する空気の流れによって、接着剤ミストが上部開口6
から外部へ飛散することを防止している。
【0014】以上述べたように本実施形態によるディス
ク製造装置によれば、外囲部材5の外部への接着剤ミス
トの飛散を防止して接着剤ミストによる装置やディスク
の汚染を回避することができる。
【0015】本実施形態の一変形例としては、シャッタ
ー部材8の中央部に空気流入孔を形成し、この空気流入
孔から外囲部材5の内部に流入する気流と、外囲部材5
とシャッター部材8との間隙から外囲部材5の内部に流
入する気流とによって、上部開口6からの接着剤ミスト
の飛散を防止すると共にディスク基板Sの表面上に形成
される接着剤膜の膜厚を制御するようにすることもでき
る。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によるディスク
製造装置によれば、外囲部材の外部への接着剤ミストの
飛散を防止して接着剤ミストによる装置やディスクの汚
染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるディスク製造装置の
概略構成を示した縦断面図。
【図2】従来のディスク製造装置の概略構成を示した縦
断面図。
【符号の説明】
1 回転保持機構 2 スピンモータ 3 スピンモータの出力軸 4 チャック部材 5 外囲部材 6 上部開口 7 下部排気口 8 シャッター部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの製造に使用されるディスク基板
    を保持すると共に回転させる回転保持機構と、 前記ディスク基板の表面に供給され前記ディスク基板の
    回転により周囲へ飛散する接着剤を受け止めるために、
    前記回転保持機構に保持された前記ディスク基板の外周
    に配置された外囲部材であって、前記外囲部材の内部に
    前記ディスク基板を搬入し搬出するために前記外囲部材
    の上部に形成された上部開口と、前記外囲部材の内部を
    排気するために前記外囲部材の下部に形成された下部排
    気口と、を有する外囲部材と、 前記下部排気口からの排気に伴って前記上部開口から前
    記外囲部材の内部に流入する気流を制御し、前記上部開
    口からの接着剤ミストの飛散を気流によって防止する、
    前記上部開口の上方に移動可能に設けられたシャッター
    部材と、を備えたことを特徴とするディスク製造装置。
  2. 【請求項2】前記シャッター部材の中央部に空気流入孔
    を形成し、前記空気流入孔から前記外囲部材の内部に流
    入する気流と、前記外囲部材と前記シャッター部材との
    間隙から前記外囲部材の内部に流入する気流とによっ
    て、前記上部開口からの接着剤ミストの飛散を防止する
    と共に前記ディスク基板の表面上に形成される接着剤膜
    の膜厚を制御することを特徴とする請求項1記載のディ
    スク製造装置。
JP2000188852A 2000-06-23 2000-06-23 ディスク製造装置 Withdrawn JP2002008275A (ja)

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Effective date: 20070904