JP2000354818A - 液体塗布装置及び方法 - Google Patents

液体塗布装置及び方法

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JP2000354818A
JP2000354818A JP11170135A JP17013599A JP2000354818A JP 2000354818 A JP2000354818 A JP 2000354818A JP 11170135 A JP11170135 A JP 11170135A JP 17013599 A JP17013599 A JP 17013599A JP 2000354818 A JP2000354818 A JP 2000354818A
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disk
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Akira Murota
公 室田
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Sony Disc Technology Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンコート法により板状材料に液体を塗布
するときに、液体が塗布された板状材料上に発生する欠
陥を防止するとともに、製造コストを削減して環境に多
大な影響を与えない。 【解決手段】 板状に成形された板状材料Dが装着さ
れ、装着された板状材料Dを所定の回転方向に回転させ
る回転手段と、回転手段により回転された板状材料Dに
液体を塗布する液体塗布手段と、回転手段により回転さ
れている板状材料Dの外周側に、上記所定の回転方向a
と同じ方向の空気流10を生成する空気流生成手段3と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク等を回転
させて液体を塗布することでディスク上に薄膜を形成す
る液体塗布装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば情報信号等を記録するディスク状
記録媒体は、情報信号を記録する記録層、光を反射する
反射層等の薄膜が複数層形成されている。そして、この
ディスク状記録媒体は、形成された複数の薄膜を外気等
から保護するために、保護層が形成されていることが多
い。
【0003】ディスク状記録媒体に形成される保護層
は、例えばUV(ultra violet)硬化樹脂を複数の薄膜
が形成された後にスピンコート法により形成される。
【0004】上記スピンコート法によりディスク状記録
媒体に保護層を形成するときには、先ず、スピンコート
装置内でスピンドルモータによりディスク状記録媒体を
回転させ、回転されたディスク状記録媒体にUV硬化樹
脂からなる液体を滴下し、回転されることにより発生さ
せた遠心力によりディスク状記録媒体の全面にコーティ
ングして保護層を形成する。
【0005】また、スピンコート装置は、上述のように
ディスク状記録媒体を回転させて遠心力により振り切ら
れたディスク状記録媒体からの液体を収集して排出する
ために、ディスク状記録媒体の外周部近傍に円周状の空
気吸入口を備えている。このスピンコート装置は、ディ
スク状記録媒体の回転中心から上記空気吸入口に向かっ
て形成した空気流を利用して、ディスク状記録媒体から
遠心力により振り切られた液体を収集して排出してい
る。このディスク状記録媒体の回転中心から空気吸入口
に向かって形成される空気流は、ディスク状記録媒体の
回転中心から放射線状に形成されることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スピンコート
装置により保護層をコーティングするときにおいては、
図3に示すように、ディスク状記録媒体Dを回転させる
ことにより発生する空気流aの方向と、ディスク状記録
媒体Dの外周側に備えられている空気吸入口に向かって
形成される空気流bの方向とが異なり、これら空気流a
と空気流bとが互いに干渉してしまう。
【0007】このように空気流aと、空気流bとが干渉
すると、ディスク状記録媒体Dの外周側に乱気流を発生
させてしまい、ディスク状記録媒体Dから外周側に振り
切られた液体の飛散方向cが乱気流により不特定方向
c’に飛散してしまう。このように、ディスク状記録媒
体Dから振り切られた液体が不特定方向c’に飛散する
と、ディスク状記録媒体Dから振り切られた液体の一部
がディスク状記録媒体Dに再付着し、ディスク状記録媒
体D上に点状の欠陥が発生してしまう虞がある。
【0008】また、スピンコート装置の内部でディスク
状記録媒体Dにスピンコート法により保護層をコーティ
ングするときに、ディスク状記録媒体Dから振り切られ
た液体がディスク状記録媒体Dから空気吸入口に向かっ
て形成されている空気流bににより霧状となって混入す
る場合がある。このように、空気流bにUV硬化樹脂の
霧状の液体が混入すると、空気流bとともに装置外に排
出されることになる。
【0009】しかし、一般にディスク状記録媒体Dに塗
布する液体がUV硬化樹脂や、有機色素を混入した有機
溶剤等であることが多く、コスト面、及び、生物に対す
る影響等の点から好ましくない。したがって、従来のよ
うに空気流bを発生させて液体をディスク状記録媒体D
にコーティングするスピンコート装置は、製造コストが
高くなる、環境に与える影響が大きい等の問題があっ
た。
【0010】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、スピンコート法により板
状材料に液体を塗布するときに、液体が塗布された板状
材料上に発生する欠陥を防止するとともに、製造コスト
を削減して環境に多大な影響を与えるようなことがない
液体塗布装置及び方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明に係る液体塗布装置は、板状に成形された板状材料
が装着され、装着された板状材料を所定の回転方向に回
転させる回転手段と、上記回転手段により回転される板
状材料に液体を塗布する液体塗布手段と、上記回転手段
により回転される板状材料の外周側に、上記所定の回転
方向と同じ方向の空気流を生成する空気流生成手段とを
備えることを特徴とするものである。
【0012】このような液体塗布装置によれば、回転手
段により板状材料を回転させるとともに、液体塗布手段
により液体を塗布し、遠心力により板状材料から振り切
られた液体の飛散方向を、空気流生成手段により生成し
た空気流により制御する。
【0013】また、本発明に係る液体塗布方法は、板状
に成形された板状材料を所定の回転方向に回転するとと
もに、回転されている板状材料の外周側に上記所定の回
転方向と同じ方向の空気流を生成し、回転されている板
状材料に液体を塗布することを特徴とする。
【0014】このような液体塗布方法によれば、板状材
料を回転して液体を塗布したとき、遠心力により板状材
料から振り切られた液体の飛散方向を、板状材料の回転
方向と同じ回転方向に生成した空気流により制御する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】本発明を適用した液体塗布装置は、例えば
図1に示すように構成されている。
【0017】この液体塗布装置1は、上面図を図1に示
し、図1におけるA−A’線における断面図を図2に示
す。液体塗布装置1は、図1及び図2に示すように、デ
ィスクDを保持するとともに回転駆動する回転テーブル
2と、ディスクDが回転することにより発生する空気流
を整流する整流板3と、ディスクDが回転することによ
り発生する空気流を外部に排気する排気チャンバ4とを
備える。
【0018】回転テーブル2は、ディスクDが装着さ
れ、このディスクDを所定の回転数で中心軸Bを中心に
回転駆動する。また、回転テーブル2は、ディスクDが
装着されると、例えば真空チャッキングや機械的なチャ
ッキングをチャッキング機構2aを用いて、ディスクD
の略中央部を固定する。
【0019】回転テーブル2は、所定の回転数でディス
クDを回転させることで、ディスクDの外周側にディス
ク回転方向aと同じ方向に空気流10を発生させる。
【0020】上記回転テーブル2により回転されるディ
スクDは、例えばポリカーボネート等の合成樹脂からな
る基板上に情報信号を記録するための記録層等が形成さ
れている状態で回転テーブル2に装着される。このディ
スクDには、液体塗布装置1により、例えば表面を保護
するためのUV硬化樹脂からなる保護層等が形成され
る。このディスクDは、円盤状に成形され、液体塗布装
置1によりスピンコート法でUV硬化樹脂等の塗布液体
が塗布され、回転テーブル2により回転されることで塗
布液体による薄膜が形成される。
【0021】整流板3は、ディスクDの外周側に配置さ
れ、ディスクの回転方向aに対して所定角度を有して配
設される。各整流板3は、所定角度を有して配設される
ことで、ディスクDが回転することにより発生される空
気流10の流れる方向を制御する。すなわち、これら整
流板3は、回転テーブル2がディスクDを回転させるこ
とにより発生する空気流10をディスクDの内周側から
入射されると、ディスクDの外周側に向かって排出する
ように空気流10の流出方向を制御する。
【0022】これら各整流板3は、図1に示すようにデ
ィスクDの回転方向aと所定の角度を有して配設される
ことで、ディスクDの外周側に、ディスクDの回転方向
aと同じ方向の空気流10を渦巻き状に発生させる。
【0023】排気チャンバ4は、整流板3の外周側に形
成され、整流板3からの空気流10を排出する。この排
気チャンバ4は、断面積が小から次第に大とするように
形成されることで、断面積が小の部分から大の部分に向
かって空気流10を排気口4aに誘導する。このとき、
排気チャンバ4は、内壁4bに空気流10を衝突させな
がら次第に空気流10を排気口4aに誘導する。
【0024】また、この排気チャンバ4は、図2に示す
ように、回転テーブル2がディスクDを回転させて発生
する空気流10を整流板3に向かって流出させる空気吸
入口4cを形成するように成形されている。この排気チ
ャンバ4は、空気吸入口4cをディスクDの外周側の全
体に亘って形成するように成形されている。
【0025】空気吸入口4cには、回転テーブル2がデ
ィスクDを回転することにより発生するディスクDの回
転方向aと同じ方向に流れる空気流10が流入する。ま
た、空気吸入口4cには、空気流10とともに、ディス
クDに塗布され、ディスクDが回転することで発生した
遠心力によりディスクD上から振り払われた塗布液体が
飛散して流入する。
【0026】この空気吸入口4cに流入された塗布液体
は、例えば排気チャンバ4の内壁4bに集まり、内壁4
bをディスクDの回転方向aに沿って伝って捕集され
る。
【0027】この液体塗布装置1は、更に、塗布液体を
ディスクD上に供給する図示しないノズル等を有する液
体供給機構を備える。この液体供給機構は、ディスクD
が回転テーブル2により回転されている状態において、
ディスクDの内周側に所定量の塗布液体を滴下するよう
に構成されている。
【0028】このように構成された液体塗布装置1は、
回転テーブル2により装着されたディスクDを回転させ
るとともに、図示しない液体供給機構によりディスクD
に塗布液体を塗布する。このとき、液体塗布装置1は、
回転テーブル2によりディスクDを回転することで発生
する空気流10を空気吸入口4cを介して整流板3に導
く。そして、液体塗布装置1は、ディスクDの外周側に
整流板3により空気流10の流れる方向をディスクDの
回転方向aと同じ方向となるように制御して、空気流1
0を排気チャンバ4内に導く。
【0029】また、液体塗布装置1は、回転テーブル2
によりディスクDを回転させることで、例えばディスク
Dの内周側に液体供給機構により供給された塗布液体を
遠心力によりディスクDの全面に塗布する。このとき、
液体塗布装置1は、遠心力によりディスクDから飛散す
る塗布液体を空気吸入口4cを介して排気チャンバ4に
飛散させる。ここで、液体塗布装置1は、整流板3でデ
ィスクDの回転方向aと同じ方向に流れるように制御し
た空気流10により、ディスクDから飛散される塗布液
体の飛散方向を制御する。
【0030】これにより、液体塗布装置1は、ディスク
D上に所定の膜厚の塗布液体からなる薄膜をコーティン
グする。
【0031】なお、上述の液体塗布装置1の説明におい
ては、整流板3がディスクDの外周側に固定されている
一例について説明したが、これに限らず、例えばディス
クDの回転方向aと同じ方向に全ての整流板3を回転さ
せても良い。このような液体塗布装置1は、整流板3の
全体が装置内部の空気を外部に排気するための排出ファ
ンとして機能し、外部に排出ファン等を設ける必要がな
く、装置の簡略化を実現することができる。
【0032】次に、上述したように構成された液体塗布
装置1によりディスクD上に塗布液体を塗布するとき一
例について説明する。
【0033】ディスクD上に塗布液体を塗布するときに
は、いわゆるスピンコート法を用いる。すなわち、先
ず、液体塗布装置1には、ディスクDが回転テーブル2
上に装着される。このとき、チャッキング機構2aによ
り、ディスクDに設けられている中心穴を用いてディス
クDを回転テーブル2に固定する。これにより、ディス
クDの中心を回転テーブル2の回転中心と一致した位置
に固定する。
【0034】次に、液体塗布装置1は、液体供給機構の
ノズルから塗布液体を例えばディスクDの内周部分に滴
下する。このとき、液体塗布装置1は、例えば所謂CD
(Conpact Disc)となるディスクDが回転テーブル2に
装着されたときには、粘度が20cp程度のUV硬化樹
脂を塗布液体としてディスクDの内周部分に滴下する。
また、液体塗布装置1は、ディスクDのR20付近に塗
布液体を滴下する。更に、液体塗布装置1は、液体供給
機構のノズルからディスクDの内周部分に塗布液体を滴
下しているときに、回転テーブル2によりディスクDを
100rpm程度の回転数の低速度で回転させる。これ
により、液体塗布装置1は、先ず膜厚が厚い塗布液体を
ディスクDの全面に亘って形成する。
【0035】次に、液体塗布装置1は、回転テーブル2
によりディスクDを回転させることにより発生する空気
流10を排気チャンバ4から排気することを開始する。
このとき、液体塗布装置1は、整流板3によりディスク
Dの外周側にディスクDの回転方向aと同じ方向の空気
流10を生成する。すなわち、液体塗布装置1は、整流
板3により空気流10の方向を規制することで、ディス
クDの外周側にディスクDの回転方向aと同じ方向の渦
巻き状の空気流10を生成する。
【0036】また、液体塗布装置1は、排気チャンバ4
から空気流10の排気を行うとき、整流板3の全体をデ
ィスクDの回転方向aと同じ方向に回転させても良い。
このとき、液体塗布装置1は、装置内に渦巻き状の空気
流10を生成するために、整流板3の全体を、ディスク
Dの回転速度と略同一の速度で回転させることが望まし
い。
【0037】次に、液体塗布装置1は、上記低速度に対
して高速度にディスクDを回転させる。このとき、液体
塗布装置1は、例えばCDの場合においては、3000
rpm〜4000rpm程度の回転数で高速度にディス
クDを約1.5〜2秒間に亘って回転テーブル2により
回転させる。これにより、液体塗布装置1は、ディスク
D上に塗布された塗布液体を外周側に振り切る。そし
て、液体塗布装置1は、ディスクDから振り切られて飛
散した塗布液体を捕集する。
【0038】このとき、液体塗布装置1は、ディスクD
の回転数及び回転時間を制御することにより、ディスク
D上に形成する塗布液体からなる薄膜の膜厚等を制御す
る。
【0039】このような工程でディスクDに塗布液体か
らなる薄膜を形成する液体塗布装置1は、ディスクDの
回転方向aと同じ方向に空気流10を発生させる整流板
3をディスクDの外周側に備えているので、ディスクD
の外周側において所定の方向の空気流10を発生させる
ことができる。したがって、この液体塗布装置1は、デ
ィスクDの外周側における乱気流の発生率を低くするこ
とができ、ディスクDから飛散した塗布液体が飛散して
ディスクDに再付着することを防止することができ、欠
陥のない薄膜を形成することができる。
【0040】また、この液体塗布装置1によれば、整流
板3により、ディスクDの外周側に、ディスクDの回転
方向aと同じ方向の渦巻き状の空気流10を発生させる
ことができ、当該渦巻き状の空気流10によるサイクロ
ン効果によりディスクDから振り切った塗布液体の捕集
効果を向上させることができる。上記サイクロン効果と
は、液体を回転させることにより遠心力を発生させ、相
互に異なる液体であって異質なものの質量差を利用して
分離する現象である。
【0041】更に、液体塗布装置1によれば、ディスク
Dの外周側において乱気流を発生させて霧状の塗布液体
を発生させ、霧状の塗布液体を外気に排出するようなこ
とがなく、塗布液体の使用量を削減して製造コストを削
減することができるとともに、例えばUV硬化樹脂等を
外気に排出することなく生物や環境に多大な影響を与え
るようなことを防止することができる。
【0042】更にまた、この液体塗布装置1によれば、
低い乱気流の発生率による高い捕集効率を実現すること
により、排気チャンバ4の大きさを縮小することができ
る。
【0043】なお、上述の液体塗布装置1は、ディスク
D上に形成する薄膜をUV硬化樹脂に限らず、例えば複
数の基板同士を接着するときに形成する接着層を形成し
ても良い。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る液体塗布装置によれば、回転手段により板状材料を回
転させるとともに、液体塗布手段により液体を塗布し、
遠心力により板状材料から振り切られた液体の飛散方向
を、空気流生成手段により生成した空気流により制御す
ることができるので、板状材料から飛散する液体を空気
流により再付着することを防止し、液体が塗布された板
状材料上に液体が再付着することにより発生する欠陥を
防止することができる。また、本発明に係る液体塗布装
置によれば、空気流により装置から外部に飛散する塗布
液体を削減し、環境に多大な影響を与えるようなことが
なく、製造コストを削減することができる。
【0045】また、本発明に係る液体塗布方法によれ
ば、板状材料を回転して液体を塗布したとき、遠心力に
より板状材料から振り切った液体の飛散方向を、板状材
料の回転方向と同じ回転方向に生成した空気流により制
御することができるので、板状材料から飛散する液体を
空気流により再付着することを防止し、液体が塗布され
た板状材料上に液体が再付着することにより発生する欠
陥を防止することができる。更に、本発明に係る液体塗
布方法によれば、空気流により板状材料から飛散する塗
布液体を削減し、環境に多大な影響を与えるようなこと
がなく、製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した液体塗布装置の構成を示す上
面図である。
【図2】本発明を適用した液体塗布装置の構成を示す断
面図である。
【図3】従来において、ディスク状記録媒体が回転する
ことにより発生する空気流と、ディスク状記録媒体の回
転中心から外周側に向かって発生する空気流とにより、
ディスク状記録媒体の外周側に乱気流が発生することを
説明するための図である。
【符号の説明】
1 液体塗布装置、2 回転テーブル、3 整流板、4
排気チャンバ、10空気流

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に成形された板状材料が装着され、
    装着された板状材料を所定の回転方向に回転させる回転
    手段と、 上記回転手段により回転される板状材料に液体を塗布す
    る液体塗布手段と、 上記回転手段により回転される板状材料の外周側に、上
    記所定の回転方向と同じ方向の空気流を生成する空気流
    生成手段とを備えることを特徴とする液体塗布装置。
  2. 【請求項2】 上記回転手段に回転される板状材料の外
    周側に備えられ、上記液体塗布手段により塗布された液
    体を収集する液体収集手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の液体塗布装置。
  3. 【請求項3】 上記空気流生成手段は、上記回転手段に
    より回転される板状材料の回転方向と所定の角度を有し
    て板状材料の外周側に配される複数の整流板を備え、上
    記複数の整流板を板状材料の外周側の周囲において板状
    材料と同じ方向に回転させて上記所定の回転方向と同じ
    方向の空気流を生成することを特徴とする請求項1記載
    の液体塗布装置。
  4. 【請求項4】 板状に成形された板状材料を所定の回転
    方向に回転するとともに、回転されている板状材料の外
    周側に上記所定の回転方向と同じ方向の空気流を生成
    し、 回転されている板状材料に液体を塗布することを特徴と
    する液体塗布方法。
  5. 【請求項5】 上記板状材料に液体を塗布した後に、 上記回転されている板状材料からの液体を収集すること
    を特徴とする請求項4記載の液体塗布方法。
JP11170135A 1999-06-16 1999-06-16 液体塗布装置及び方法 Withdrawn JP2000354818A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009069388A1 (ja) * 2007-11-30 2009-06-04 Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. 情報記録媒体及び情報記録媒体の製造方法

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WO2009069388A1 (ja) * 2007-11-30 2009-06-04 Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. 情報記録媒体及び情報記録媒体の製造方法

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Legal Events

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Effective date: 20060905