JP2002007665A - アンケート調査方法、アンケートシステム及び記録媒体 - Google Patents

アンケート調査方法、アンケートシステム及び記録媒体

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JP2002007665A
JP2002007665A JP2000188049A JP2000188049A JP2002007665A JP 2002007665 A JP2002007665 A JP 2002007665A JP 2000188049 A JP2000188049 A JP 2000188049A JP 2000188049 A JP2000188049 A JP 2000188049A JP 2002007665 A JP2002007665 A JP 2002007665A
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survey
questionnaire
respondent
answer
question
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JP2000188049A
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Masanori Nanbu
正典 南部
Masami Higuchi
正美 樋口
Takashi Uchida
貴 内田
Takenori Oku
武憲 奥
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンケート実行の時間短縮あるいはコスト削
減が図られ、あるいは回答の意欲が継続されやすく、あ
るいは回答の分析結果の信頼性を高めやすいアンケート
調査方法等を提供することである。 【解決手段】 サーバ1が回答者端末2−1〜2−nに
プレ調査用質問を含むプレ調査用フォームを送り、回答
者は氏名、メールアドレス及びその他のプレ調査用質問
に回答する。回答はサーバ1に送信され、サーバ1は、
回答者が本調査の対象者であるか否かを判別し、対象者
であれば、プレ調査の結果特定される回答者の属性に応
じて、本調査用の質問を抽出する。そして、抽出された
質問を含む本調査用フォームが、回答者端末2−1〜2
−nのうち回答者が操作したものへと送られる。回答者
は本調査用質問に回答し、回答はサーバ1に送信され
る。サーバ1は、本調査の回答の有効性を判別し、有効
であれば、回答の結果を集計・分析して表示等する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンケート調査
方法及びアンケートシステムに関し、特に、複数の端末
が実行するプログラムデータを更新するためのアンケー
ト調査方法及びアンケートシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】アンケートを実施する場合、まずアンケ
ートの回答者を特定し、アンケート用紙の作成・印刷等
を行い、アンケート用紙を送付する、という手法がとら
れていた。回答済みのアンケート用紙は回答者に郵送で
返送してもらい、アンケート実施者は、郵送されたアン
ケート用紙をとりまとめ、回答を数値化する等して、コ
ンピュータに数値化された回答を手作業で入力してい
た。
【0003】また、アンケートでは、回答者の選定が重
要であり、適切な回答を期待できる者を回答者として選
び、回答してもらうことが、アンケートの結果の信頼性
あるいは有用さを向上させる上で重要である。アンケー
ト用紙に記入してもらう態様のアンケートでは、回答者
の属性等が異なっている場合には、それぞれの属性に応
じて最適化されたアンケート用紙を作成することが望ま
しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アンケート用
紙を配布して行うアンケートにおいては、アンケート用
紙の発送までの準備にかかる時間が長く、またアンケー
ト用紙の配布から回収までにかかる時間も長い。また、
データを回収してから集計するまでにも更に莫大な時間
が費やされるため、瞬時にアンケート結果を得ることが
できなかった。一方、回答者も、送られてきたアンケー
ト用紙へ回答した後、郵便等を利用するため投函の手間
等で時間をとられていた。
【0005】また、アンケートの途中経過等を瞬時に把
握することも難しく、途中経過を知るためにはその時点
でいったん集計作業を行わなければならなかった。この
場合、最終結果を集計するために行う作業と同じ作業を
行う必要があるので、アンケートの遂行が煩雑になって
いた。
【0006】アンケート実施者側の質問作成やアンケー
ト用紙の印刷及び配布、データ入力等の作業におけるア
ンケート実施者の時間的あるいは経済的負担は、異なる
属性を持つ回答者に対し同一のアンケート用紙を用いて
回答させ、回答者には各自の属性毎に回答の手順や要否
などが分かるように言葉や図を用いて誘導することによ
り軽減され得る。
【0007】しかし、この手法を用いた場合も、回答者
は、回答不要な質問項目を通読できる。このため、余計
な思惑等が入って先入観から自由な冷静な回答がしにく
い、という問題が生じる。そして、先入観による影響を
受けた回答が集計された結果得られるデータの信頼性や
有用さも低下する。
【0008】また、回答者は回答の要否を確認しながら
回答する必要があるため、回答者にとっては回答が煩雑
であり、回答を続行する意欲も失われやすい。この結
果、有効な回答が得られる率が低下し、アンケートが非
効率的になり、また信頼性の低い回答が混入する原因に
もなる。
【0009】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、アンケートの実行に要する時間が短縮されあるいは
コストが削減されるアンケート調査方法及びアンケート
システムを提供することを目的とする。また、この発明
は、回答の意欲が継続されやすいアンケート調査方法及
びアンケートシステムを提供することを目的とする。ま
た、この発明は、回答の分析結果の信頼性を高めやすい
アンケート調査方法及びアンケートシステムを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかるアンケート調査方法
は、アンケート回答者に、通信を介してアンケートを実
施し、通信を介して回答を回収するアンケート調査方法
であって、アンケートとして、回答者の属性に関する調
査を実施し、その後、本調査を実施し、属性に関する調
査を参考にして本調査を実施し、調査された属性に基づ
いて、回収した本調査への回答を、集計・調査分析す
る、ことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、アンケートを実施して
回答を回収するという一連の作業を通信を介して行うこ
とができる。これにより、大幅な時間短縮とコスト削減
が可能になる。属性に関する調査を参考にすると、属性
に合わせた本調査を実施することができる。結果とし
て、大幅な時間短縮とコスト削減とを実現することがで
きる。また調査された属性に基づいて、回収した本調査
への回答を、集計・調査分析するにより、分析結果の高
い信頼性を実現できる。
【0012】前記本調査は、回答の信頼性を判別するた
めの信頼性判定用質問を含み、前記信頼性判定用質問に
おいて、信頼性が基準以下であると判定された回答者に
ついては、回答を調査分析の対象から除外してもよい。
このようにしても、分析結果の高い信頼性を実現するこ
とができる。
【0013】前記属性に関する調査の回答に基づいて、
本調査の質問項目を編集してもよい。これにより、質問
の流れを回答者にあった自然なものとすることができ
る。
【0014】編集した質問項目に、連番のインデックス
を付して本調査のアンケートを回答者に提供してもよ
い。これにより、回答者は質問の数や質問間の関連性を
容易に判別することができる。また、回答者は、質問が
番号順に並んでいることで、違和感を感じることなく質
問に回答することができる。
【0015】前記属性に関する調査は、回答の信頼性を
判別するための信頼性判定用質問を含み、前記信頼性判
定用質問において、信頼性が基準以下であると判定され
た回答者については、回答を調査分析の対象から除外し
てもよい。このようにしても、分析結果の高い信頼性を
実現することができる。
【0016】前記信頼性判定用質問において、信頼性が
基準以下であると判定された回答者については、アンケ
ートを中断することにより、調査分析の対象から除外し
てもよい。このようにしても、分析結果の高い信頼性を
実現することができる。
【0017】アンケートへの回答の進捗の程度を判別
し、アンケートに対する回答の進捗の程度を示すデータ
を回答者に提示してもよい。これにより、回答者の回答
意欲を継続することができる。
【0018】進捗の程度を示すデータは、本調査全体に
対する、本調査の質問項目の回答量又はその残量の目安
を示すデータから構成されてもよい。これにより、回答
者の回答意欲を継続して、増進することができる。
【0019】予め定められた数の質問項目を1つのグル
ープとして回答者に提供し、回答者からの回答データを
質問項目のグループを単位として受け付けてもよい。ま
た、回答者が回答途中に以前の質問の回答結果を表示す
る画面に戻れるようにしてもよい。このように、所定数
の質問項目をまとめて回答者に提供し、それらに対する
回答をまとめて受け付けることにより、回答者は、回答
しながら以前の質問の回答を確認することができる。こ
れにより、回答者の回答意欲を継続して、増進すること
ができる。
【0020】回答者の属性を記憶し、前記本調査及び/
又は属性に関する調査中の回答者に関する表現を、該回
答者に関する属性で置換して、該回答者に提供してもよ
い。これにより、回答者にとって理解しやすい表現を用
いることができ、回答者が質問の内容を勘違いしてしま
うことを防止できる。
【0021】前記アンケートは、必須回答項目を含み、
必須回答項目が未回答の場合に回答者にその旨を報知し
てもよい。これにより、必須回答項目の高い回答率を実
現することができる。
【0022】前記本調査は、特定の製品に関する、総合
的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、前
記本調査の回答を分析することにより、個々の満足度と
総合的満足度との関係を求めてもよい。
【0023】前記本調査は、特定の製品に関する、総合
的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、前
記本調査の個々の満足度評価の回答データを分析して因
子を決定し、総合的な満足度に対してそれぞれの因子が
どの程度寄与しているか把握するための処理を実行して
もよい。
【0024】本発明の第2の観点にかかるアンケートシ
ステムは、アンケート回答者の端末に、通信を介して接
続され、回答者の端末にアンケート情報を提供して、回
答者による端末操作によりアンケートを実施し、通信を
介して回答を回収するアンケートシステムであって、ア
ンケートとして、属性に関する調査の質問項目を回答者
の端末に提供し、属性に関する調査の質問項目に対する
回答を回答者の端末から受信することにより、端末上で
入力された回答を通信を介して回収し、属性に関する調
査の質問項目に対する回答の受信後、アンケートとし
て、本調査の質問項目を回答者の端末に提供し、本調査
の質問項目に関する回答を回答者の端末から受信するこ
とにより、端末上で入力された回答を通信を介して回収
し、調査された属性に基づいて、回収した本調査への回
答を、集計・調査分析する分析手段を備える、ことを特
徴とする。
【0025】前記本調査のために、回答の信頼性を判別
するための信頼性判定用質問を含む質問を送信する手段
を備え、前記分析手段は、前記信頼性判定用質問に対す
る回答から、回答の信頼性が基準以下であるか以下を判
別する手段と、基準以下であると判別した回答者につい
ては、回答を調査分析の対象から除外する手段と、を備
えてもよい。
【0026】前記属性に関する調査の回答に基づいて、
本調査の質問項目を編集する編集手段を備えてもよい。
【0027】前記編集手段は、編集した質問項目に、連
番のインデックスを付して本調査のアンケートを回答者
に提供してもよい。
【0028】前記属性に関する調査は、回答の信頼性を
判別するための信頼性判定用質問を含み、前記分析手段
は、前記信頼性判定用質問において、信頼性が基準以下
であると判定された回答者については、回答を調査分析
の対象から除外してもよい。
【0029】前記分析手段が、前記信頼性判定用質問に
おいて、信頼性が基準以下であると判定された回答者に
ついて、アンケートを中断することにより、調査分析の
対象から除外する手段を備えてもよい。
【0030】回収した回答から、アンケートへの回答の
進捗の程度を判別する手段と、アンケートに対する回答
の進捗の程度を示すデータを回答者の端末に提供して出
力させる手段と、をさらに備えてもよい。
【0031】進捗の程度を示すデータは、本調査全体に
対する、本調査の質問項目の回答量又はその残量の目安
を示すデータから構成されてもよい。
【0032】予め定められた数の質問項目を1つのグル
ープとして含むアンケート情報を回答者に提供し、回答
者からの回答を質問項目のグループを単位として受け付
けてもよい。
【0033】回答者の属性を記憶するメモリと、前記本
調査及び/又は属性に関する調査中の回答者に関する表
現を、該回答者に関する属性で置換して、該回答者に提
供する手段と、を備えてもよい。
【0034】前記アンケートは、必須回答項目を含み、
受信した回答中の必須回答項目が未回答の場合に回答者
にその旨を報知する手段を備えてもよい。
【0035】前記本調査は、特定の製品に関する、総合
的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、前
記分析手段は、前記本調査の回答を分析することによ
り、個々の満足度と総合的満足度との関係を求める手段
を含んでもよい。
【0036】前記本調査は、特定の製品に関する、総合
的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、前
記分析手段は、前記本調査の個々の満足度評価の回答デ
ータを分析して因子を決定し、総合的な満足度に対して
それぞれの因子がどの程度寄与しているか把握するため
の処理を実行する手段を備えてもよい。
【0037】本発明の第3の観点にかかるコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、回答者の
端末と通信を行ってアンケートを配布し、端末上での回
答者の回答を通信を介して収集するサーバ装置であっ
て、アンケートとして、本調査と本調査の回答者の属性
に関する調査とに関するアンケート情報を回答者の端末
に提供する送信手段、端末上で入力された回答を、通信
を介して回収する回収手段、を備えるサーバ装置として
機能させるためのプログラムを記録している。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるアンケート調査方法及びアンケートシステムを、ア
ンケート採取システムを例として説明する。
【0039】図1は、この発明の第1の実施の形態にか
かるアンケート採取システムの構成を示す図である。図
示するように、このアンケート採取システムは、サーバ
1と、回答者端末2−1〜2−nとから構成されている
(nは回答者端末の総数)。回答者端末2−1〜2−n
は、通信回線を介してサーバ1に接続されている。
【0040】サーバ1は、処理部1Aと、記憶部1B
と、表示部1Cとより構成されている。処理部1Aは、
記憶部1B及び表示部1Cに接続されている。処理部1
Aは、CPU(中央処理装置)等より構成されており、
後述する処理を実行する。表示部1Cは、液晶ディスプ
レイ等より構成されており、処理部1Aの指示に従った
画像を表示する。
【0041】記憶部1Bは、ハードディスク装置やRA
M(ランダムアクセスメモリ)等より構成されており、
プレ調査用調査対象者リスト10、回答者に関するプレ
調査用質問テーブル11、プレ調査用回答矛盾確認質問
テーブル12、本調査用一般質問テーブル13、本調査
用回答矛盾確認質問テーブル14、質問回答データ1
5、分析コメントテーブル16、分析結果17、メール
発信プログラム20、プレ調査質問作成プログラム2
1、適正サンプル抽出プログラム22、本調査質問作成
プログラム23、不良データ削除プログラム24、デー
タ集計・分析プログラム25、図表作成プログラム2
6、分析結果表示プログラム27、調査結果アクセス制
御プログラム28及びWWW(ワールドワイドウェブ)
サーバプログラム30を格納する。
【0042】プレ調査用調査対象者リスト10は、この
アンケート採取システムが後述の処理により行うアンケ
ートに回答する回答者として想定している者の氏名及び
メールアドレスを含むリストであり、記憶部1Bに予め
格納されている。回答者に関するプレ調査用質問テーブ
ル11は、回答者の属性を把握するためのアンケート
(プレ調査)で回答者に問う質問を表すデータを含むテ
ーブルであって、HTML(Hypertext Markup Languag
e)やjava(登録商標)等の言語により記述されて
おり、記憶部1Bに予め格納される。
【0043】プレ調査用回答矛盾確認質問テーブル12
は、回答者がプレ調査で行う回答の信頼性の程度を把握
するためにプレ調査で回答者に問う複数の質問からなる
組を表すデータを含むテーブルであって、HTMLやj
ava等の言語により記述されており、記憶部1Bに予
め格納される。
【0044】プレ調査用回答矛盾確認質問テーブル12
に含まれる、互いに組をなす質問は、回答の内容によっ
ては、回答相互が矛盾を生じるように設定されている。
例えば、質問の一方が「あなたは写真入りの原稿をコピ
ーすることがありますか?」という質問であって、回答
の選択肢として(A1)「ある」及び(A2)「ない」
の2つが用意されているとする。また、質問の他方が
「あなたはコピー機の写真の写りについてどう思われま
すか?」という質問であって、回答の選択肢として(B
1)「きれい」、(B2)「きれいでない」及び(B
3)「使用経験がない」の3つが用意されているとす
る。この場合、回答(A1)と回答(B3)がいずれも
選択されていた場合や、回答(A2)が選択されている
にもかかわらず回答(B1)又は(B2)が選択されて
いた場合、回答には矛盾が生じていることになる。
【0045】本調査用一般質問テーブル13は、後述の
処理により適正な回答者として抽出された回答者に対し
て行うアンケート(本調査)で回答者に問う質問を表す
データを含むテーブルであって、HTMLやjava等
の言語により記述されており、記憶部1Bに予め格納さ
れる。本調査用回答矛盾確認質問テーブル14は、回答
者が本調査で行う回答の信頼性の程度を把握するために
本調査で回答者に問う複数の質問からなる組を表すデー
タを含むテーブルであって、HTMLやjava等の言
語により記述されており、記憶部1Bに予め格納され
る。本調査用回答矛盾確認質問テーブル14に含まれ
る、互いに組をなす質問は、回答の内容によっては、回
答相互が矛盾を生じるように設定されている。
【0046】質問回答データ15は、回答者がプレ調査
及び本調査に対して行った回答を含むデータであり、後
述の処理により更新される。質問回答データ15が含む
各回答には、この回答を行った回答者の氏名及びメール
アドレスが対応付けられている。また、この回答が本調
査への途中回答である場合には、本調査における未回答
の質問及びこの質問に付される後述のインデックスも、
この回答に対応付けられた形で含められる。分析コメン
トテーブル16は、本調査の回答を集計・分析した結果
に付するコメントを表すデータであり、記憶部1Bに予
め格納される。分析結果17は、本調査の回答を集計・
分析した結果を表すデータであり、後述の処理により作
成される。
【0047】メール発信プログラム20は、回答者に電
子メールを送信し、また回答者が送信した電子メールを
受信する処理をサーバ1に行わせるためのプログラムで
ある。プレ調査質問作成プログラム21は、プレ調査で
回答者に問う質問を表示して回答者に回答を記入させる
ための後述のフォームをサーバ1に作成させるプログラ
ムである。
【0048】適正サンプル抽出プログラム22は、プレ
調査の最終回答の内容に基づき、プレ調査の回答者に本
調査を行うか否かをサーバ1に決定させるためのプログ
ラムである。本調査質問作成プログラム23は、プレ調
査で回答者に問う質問を抽出し、抽出した質問を問う順
序を決定して、抽出した質問をこの順序で表示して回答
者に回答を記入させるための後述のフォームをサーバ1
に作成させるプログラムである。
【0049】不良データ削除プログラム24は、本調査
の最終回答の内容に基づき、この最終回答が有効なもの
であるか否かをサーバ1に判別させ、無効であれば削除
させるためのプログラムである。データ集計・分析プロ
グラム25は、本調査の最終回答の内容をサーバ1に集
計・分析させるためのプログラムである。図表作成プロ
グラム26は、本調査の最終回答の内容を集計・分析し
た結果を表す図表をサーバ1に作成させるためのプログ
ラムである。分析結果表示プログラム27は、本調査の
最終回答の内容を集計・分析した結果や、当該結果を表
す図表をサーバ1に表示させるためのプログラムであ
る。調査結果アクセス制御プログラム28は、サーバ1
に、本調査の最終回答の内容を集計・分析した結果や、
当該結果を表す図表を表すデータを外部に供給させるた
めのプログラムである。
【0050】WWWサーバプログラム30は、サーバ1
にWWWサーバの処理を行わせるためのプログラムであ
る。WWWサーバプログラム30を実行するサーバ1
は、データの論理的位置を示すURL(ユニフォームリ
ソースロケータ)が自己に供給されると、記憶部1Bや
その他処理部1Aがアクセス可能な記憶装置の記憶領域
のうち、このURLが示す論理的位置にあるデータを読
み出し、読み出したデータを、このURLの供給元に返
送する。
【0051】回答者端末2−1〜2−nは、いずれもク
ライアントの機能を行うコンピュータ等より構成されて
おり、また、キーボード及びマウス等からなる入力装置
と、液晶ディスプレイ等からなる表示装置とを備える。
回答者端末2−1〜2−nは、各自、WWWブラウザの
処理を実行する。すなわち、回答者端末2−1〜2−n
は、各自が操作者の操作に従ってURLを入力すると、
サーバ1にアクセスして、このURLが示す論理的位置
にあるデータの送信を要求する。そして、この要求に従
ってサーバ1が送信したデータを受信し、受信したデー
タが表す画像を表示する。
【0052】次に、図3及び図5を参照して、このアン
ケート採取システムの動作を説明する。図3は、プレ調
査の処理を表すフローチャートである。図5は、本調査
の処理を表すフローチャートである。
【0053】サーバ1の処理部1Aは、記憶部1Bより
WWWサーバプログラム30を読み出して起動し、以
後、WWWサーバとしての機能を行う。そして、処理部
1Aは、プレ調査の処理を開始すると、まず、プレ調査
質問作成プログラム21を起動する。そして、各回答者
端末2−1〜2−kに宛てて、プレ調査用ウェブページ
のURLを送信する(図3、ステップS101)。
【0054】回答者端末2−1〜2−nは、ステップS
101で送信されたURLを受信する。そして、操作者
が回答者端末2−1〜2−nのいずれかを操作して(以
下では、理解を容易にするため、操作者は回答者端末2
−kを操作したものとする。ただしkはn以下の自然数
である)、回答者端末2−kにブラウザの処理を実行さ
せ、ステップS101で受信したURLが示すプレ調査
用ウェブページにアクセスさせたとする(ステップS1
02)。
【0055】サーバ1の処理部1Aは、このアクセスに
応答して、記憶部1Bより回答者に関するプレ調査用質
問テーブル11及びプレ調査用回答矛盾確認質問テーブ
ル12を読み出す。そして、読み出したこれら2つのテ
ーブルより、これらのテーブルに含まれる質問(プレ調
査用質問)を表示するとともにこれらの質問への回答を
記入するためのフォーム(プレ調査用フォーム)を作成
し、プレ調査用フォームを回答者端末2−kに送信す
る。
【0056】プレ調査用フォームは、例えば図4に模式
的に示すように、x枚の画面L1〜Lxより構成されて
いるものとする(ただし、xは1以上の任意の整数)。
画面L1〜Lxは、それぞれ、プレ調査用質問の文章
と、このプレ調査用質問への回答を記入するための記入
欄と、回答のサーバ1への送信を指示するための送信ボ
タンとを含んでいる。また、x枚目の画面Lxは更に、
先頭の画面L1の表示を指示するためのジャンプボタン
を含んでいる。
【0057】回答者端末2−kは、画面L1〜Lxのう
ちいずれか1枚を表示し、回答者が回答者端末2−kを
操作して記入欄への文字の記入を行うと、記入された文
字を当該記入欄に表示する。また、回答者が回答者端末
2−kを操作して画面のスクロールを指示すると、自ら
が現に表示している画面を上方又は下方にスクロールす
る。また、回答者が回答者端末2−kを操作して前画面
(例えばyを2以上n以下の整数として、y枚目の画面
Lyを現に表示している場合は、(y−1)枚目の画面
L(y−1))又は次画面(例えばzを1以上(n−
1)以下の整数として、z枚目の画面Lzを現に表示し
ている場合は、(z+1)枚目の画面L(z+1))の
表示を指示すると、指示に応答して、前画面又は次画面
を表示する。
【0058】また、回答者が回答者端末2−kのマウス
を操作して、現に表示されている画面に含まれる送信ボ
タンをクリックすると、回答者端末2−kは、回答終了
又は回答の一時中断を示す終了情報の入力を待機する状
態に入る。そして、回答者が更に回答者端末2−kを操
作して終了情報を入力すると、処理を後述のステップS
107へと進める。また、回答者端末2−kが現に表示
している画面がx枚目の画面Lxである場合、回答者が
回答者端末2−kのマウスを操作して、画面Lxに含ま
れているジャンプボタンをクリックすると、回答者端末
2−kは、画面L1へと表示を切り替える。
【0059】以上説明したように画面L1〜Lxが表示
され、また、表示の切り替えが行われる結果、プレ調査
用の質問は、1枚の画面に記載されたもの同士が1つの
グループとして回答者に提示され、回答者は回答中にも
既に回答した質問を振り返り確認しながら回答を行うこ
とができるようになる。
【0060】なお、以下、理解を容易にするため、本調
査で回答者に問う質問は特定の種類の機器に関する質問
であるものとする。そして、プレ調査用フォームには、
プレ調査用質問の内容である「会社名」「部署名」「電
話番号」「ファックス番号」「機器との関わり方(購入
検討者か、使用者か、購入の最終決定者か、機器や消耗
品の管理者か、ネットワーク管理者か)」「現在使用し
ている製品の種類」「今後使用したい製品の種類」「オ
フィスでのネットワーク環境」「業種」等を記入する欄
の他、回答者の氏名及びメールアドレスを記入する欄が
含まれているものとする。
【0061】回答者端末2−kはこのフォームを受信し
て表示する。回答者端末2−kの操作者(すなわち回答
者)は、回答者端末2−kを操作して自己の氏名及びメ
ールアドレスを入力することによりプレ調査用フォーム
に自己の氏名及びメールアドレスを記入する(ステップ
S103)。
【0062】次に回答者は、自己がプレ調査(または本
調査)に一部回答済みであるか否かを示す情報を、回答
者端末2−kを操作して入力する。回答者端末2−kは
入力された情報、回答者の氏名及びメールアドレスをサ
ーバ1に送信する。サーバ1の処理部1Aは、プレ調査
(または本調査)に一部回答済みであるか否かを判別す
る(ステップS104)。
【0063】そして、プレ調査の回答が完了しており本
調査を一部回答済みであると判別した場合、処理を、後
述の本調査の処理におけるステップS203へと移す。
一方、プレ調査を一部回答済みであると判別した場合
は、記憶部1Bより、質問回答データ15のうち、回答
者の氏名またはメールアドレスに対応付けられているプ
レ調査の途中回答を読み出し、回答者端末2−kに送信
する(ステップS105)。
【0064】回答者端末2−kは、ステップS105で
送信された途中回答を受信すると、ステップS103以
降表示しているプレ調査用フォームを、ステップS10
5で受信した途中回答の内容が記入済みである態様に再
表示し、更に回答者がプレ調査の回答を入力するのを待
機する(ステップS106)。
【0065】また、ステップS104で、回答者がプレ
調査に回答するのが初めてであると判別すると、処理部
1Aは直ちに処理をステップS106に移すよう回答者
端末2−kに指示を送信し、回答者端末2−kは回答者
がプレ調査の回答を入力するのを待機する(ステップS
106)。
【0066】そして、回答者がプレ調査への回答を入力
すると、回答者端末2−kは、入力の都度、回答の内容
を一時記憶する。また、回答者端末2−kは、回答者
が、回答者端末2−kを操作して回答終了を示す終了情
報を入力する都度、この終了情報が、回答の一時中断を
示す情報であるか否かを判別する(ステップS10
7)。
【0067】そして、回答者が、回答の一時中断を示す
終了情報を入力した結果、ステップS107で、入力さ
れた終了情報が回答の一時中断を示すと判別すると、回
答者端末2−kは、一時中断までに自己が記憶したプレ
調査への回答(すなわちプレ調査の途中回答)と、回答
者の氏名及びメールアドレスとを、サーバ1に送信する
(ステップS108)。サーバ1の処理部1Aは、ステ
ップS108で送信されたプレ調査の途中回答を、回答
者の氏名及びメールアドレスに対応付けて、質問回答デ
ータ15を構成するデータとして記憶部1Bに格納し
(ステップS109)、プレ調査の処理を中止する。
【0068】一方、回答者が、回答の完了を示す終了情
報を入力した結果、ステップS107で、入力された終
了情報が回答の一時中断を示すものではないと判別する
と、回答者端末2−kは、自己が記憶したプレ調査への
回答(すなわちプレ調査の最終回答)と、回答完了を示
す情報と、回答者の氏名及びメールアドレスとを、サー
バ1に送信する(ステップS110)。
【0069】サーバ1の処理部1Aは、ステップS11
0で送信された最終回答、回答完了を示す情報、回答者
の氏名及びメールアドレスを受信すると、適正サンプル
抽出プログラム22を記憶部1Bより読み出して起動す
る。そして、受信したプレ調査の最終回答の内容に基づ
き、回答者が本調査の対象者であるか否かを判別する
(ステップS111)。
【0070】ステップS111で回答者が本調査の対象
者であるか否かを判別する基準は任意であり、例えば、
回答者が「機器との関わり方」の質問に対し所定の関わ
り方をしている旨を回答した場合や、「現在使用してい
る製品の種類」として特定の製品名を回答した場合に、
これらの回答を行った回答者を本調査の対象者とする、
等の基準で判定すればよい。
【0071】そして、ステップS111で、回答者が本
調査の対象者でないと判別すると、このアンケート採取
システムは、本調査を行うことなくプレ調査を中止す
る。一方、本調査の対象者であると判別すると、サーバ
1の処理部1Aは、本調査質問作成プログラム23を起
動し、後述する本調査の処理のステップS201へと処
理を移す。
【0072】本調査の処理を開始すると、サーバ1の処
理部1Aは、ステップS111で受信したプレ調査の最
終回答の内容に基づき、記憶部1Bに記憶されている本
調査用一般質問テーブル13に含まれる質問のうちか
ら、回答者に問う質問を抽出する(ステップS20
1)。また、処理部1Aは更に本調査用回答矛盾確認質
問テーブル14を読み出す(ステップS201)。
【0073】ステップS201で抽出する質問を決定す
る基準や手法は任意である。また、例えば、本調査用一
般質問テーブル13に含まれる質問は回答者の属性に対
応付けられているものとし、ステップS201で処理部
1Aは、プレ調査の最終回答の内容に基づいて回答者の
属性を特定し、特定した属性に対応付けられた質問を本
調査用一般質問テーブル13から抽出するようにしても
よい。
【0074】次に、処理部1Aは、本調査用一般質問テ
ーブル13から抽出した質問及び本調査用回答矛盾確認
質問テーブル14に含まれる質問を回答者に問う順序
を、ステップS111で受信したプレ調査の最終回答の
内容に基づいて決定する。そして、決定された順序に従
い、これら各質問に連番(インデックス)を割り当てる
(ステップS202)。そして、処理部1Aは、インデ
ックスを割り当てられた各質問の内容をインデックスが
示す順番に並べて表示するとともにこれらの質問への回
答を記入するためのフォーム(本調査用フォーム)を作
成し、本調査用フォームを回答者端末2−kに送信する
(ステップS202)。この結果、本調査用の質問も1
つのグループとして回答者に提示され、回答者は回答中
にも既に回答した質問を振り返り確認しながら回答を行
うことができるようになる。回答者端末2−kは本調査
用フォームを受信して表示し、回答者が本調査の回答を
入力するのを待機する(ステップS204)。
【0075】本調査用フォームは、1枚以上の画面より
構成されている。本調査用フォームは、プレ調査用質問
の文章及びプレ調査用質問への回答を記入するための記
入欄に代えて、本調査用質問の文章と、この本調査用質
問への回答を記入するための記入欄とを含んでいる点を
除いて、プレ調査用フォームと実質的に同一の構成を有
している。
【0076】そして、回答者端末2−kが本調査用フォ
ームの画面が表示している状態で、回答者が回答者端末
2−kのマウスを操作し、現に表示されている本調査用
フォームの画面に含まれる送信ボタンをクリックする
と、回答者端末2−kは終了情報の入力を待機する状態
に入る。そして、回答者が更に回答者端末2−kを操作
して終了情報を入力すると、処理を後述のステップS2
05へと進める。
【0077】本調査用フォームの画面の表示及び表示の
切り替えも、プレ調査用フォームと実質的に同一の態様
で行われる。このため、本調査用の質問も、1枚の画面
に記載されたもの同士が1つのグループとして回答者に
提示され、回答者は回答中にも既に回答した質問を振り
返り確認しながら回答を行うことができるようになる。
【0078】なお、上述のステップS104で、プレ調
査の回答が完了しており本調査を一部回答済みであると
処理部1Aが判別した場合、処理部1Aは、記憶部1B
より、質問回答データ15のうち、回答者の氏名または
メールアドレスに対応付けられている本調査の途中回答
及び質問を読み出す(ステップS203)。そして、処
理部1Aは、ステップS203で読み出された各質問
を、これら各質問に付されたインデックスが示す順番に
並べて表示するとともにこれらの質問への回答を記入す
るための本調査用フォームを作成し、この本調査用フォ
ームを回答者端末2−kに送信する(ステップS20
3)。ただし、ステップS203で作成される本調査用
フォームは、ステップS203で受信した本調査の途中
回答の内容が記入済みである態様に作成されるものとす
る。
【0079】回答者端末2−kは、ステップS203で
本調査用フォームが送信された場合も、この本調査用フ
ォームを受信して表示し、回答者が本調査の回答を入力
するのを待機する(ステップS204)。
【0080】そして、回答者が本調査への回答を入力す
ると、回答者端末2−kは、入力の都度、回答の内容を
一時記憶する。また、回答者端末2−kは、回答者が、
回答者端末2−kを操作して回答終了を示す終了情報を
入力する都度、この終了情報が、回答の一時中断を示す
情報であるか否かを判別する(ステップS205)。
【0081】そして、回答者が、回答の一時中断を示す
終了情報を入力した結果、ステップS205で、入力さ
れた終了情報が回答の一時中断を示すと判別すると、回
答者端末2−kは、一時中断までに自己が記憶した本調
査への回答(すなわち本調査の途中回答)と、回答者の
氏名及びメールアドレスとを、サーバ1に送信する(ス
テップS206)。サーバ1の処理部1Aは、ステップ
S206で送信された本調査の途中回答と、上述のイン
デックスを付された本調査の各質問とを、回答者の氏名
及びメールアドレスに対応付けて、質問回答データ15
を構成するデータとして記憶部1Bに格納し(ステップ
S207)、本調査の処理を中止する。
【0082】一方、回答者が、回答の完了を示す終了情
報を入力した結果、ステップS205で、入力された終
了情報が回答の一時中断を示すものではないと判別する
と、回答者端末2−kは、自己が記憶した本調査への回
答(すなわち本調査の最終回答)と、回答完了を示す情
報と、回答者の氏名及びメールアドレスとを、サーバ1
に送信する(ステップS208)。
【0083】サーバ1の処理部1Aは、ステップS20
8で送信された最終回答、回答完了を示す情報、回答者
の氏名及びメールアドレスを受信すると、受信した最終
回答を回答者の氏名及びメールアドレスに対応付けて、
質問回答データ15を構成するものとして記憶部1Bに
格納する。そして、処理部1Aは不良データ削除プログ
ラム24を記憶部1Bより読み出して起動し、受信した
本調査の最終回答が有効なものであるか否かを判別する
(ステップS209)。
【0084】本調査の最終回答の有効/無効を判別する
基準は任意である。従って、例えば、処理部1Aは、回
答者の氏名及びメールアドレスがプレ調査用調査対象者
リスト10に含まれているか否かをステップS209で
判別し、含まれていないと判別したとき、本調査の最終
回答を無効と判別するようにしてもよい。
【0085】また、処理部1Aは、過去にプレ調査ある
いは本調査に回答した者(過去の回答者)の氏名及びメ
ールアドレスを記憶部1Bに格納し、ステップS209
で、回答者の氏名及びメールアドレスが、記憶部1Bに
格納されている過去の回答者の氏名及びメールアドレス
と一致するか否かを判別して、一致すると判別したと
き、本調査の最終回答を無効と判別するようにしてもよ
い。
【0086】また、処理部1Aは、本調査で回答者に行
った質問の数に対する、回答者が回答した質問の数の比
率(回答率)が所定値以下であるか否かをステップS2
09で判別し、所定値以下であると判別したとき、本調
査の最終回答を無効と判別するようにしてもよい。
【0087】また、処理部1Aは、プレ調査用回答矛盾
確認質問テーブル12や本調査用回答矛盾確認質問テー
ブル14に含まれる、互いに組をなす質問のうち、回答
が相互に矛盾しているものの数が一定値以上であるか否
かをステップS209で判別し、一定値以上であると判
別したとき、本調査の最終回答を無効と判別するように
してもよい。
【0088】なお、プレ調査用回答矛盾確認質問テーブ
ル12や本調査用回答矛盾確認質問テーブル14に含ま
れる、質問の組には、質問の重要度等に応じて重み付け
された点数が割り当てられていてもよい。この場合ステ
ップS209で、処理部1Aは、これらの質問の組のう
ち回答が相互に矛盾しているものに割り当てられている
点数の合計が一定値以上であるか否かを判別し、一定値
以上であると判別したとき、本調査の最終回答を無効と
判別するようにしてもよい。
【0089】また、処理部1Aは、回答者端末2−kに
本調査用フォームを送信してから本調査の最終回答を受
信するまでの時間を計測してもよい。(この場合、処理
部1Aは、例えば、現在時刻を表す時刻情報を連続的に
生成するタイマ等を備え、この時刻情報に基づいて、本
調査用フォームを送信した時刻や、本調査の最終回答を
受信した時刻を特定すればよい。)そして、計測された
時間が一定値より短いか否かを判別し、短いと判別した
とき、本調査の最終回答を無効と判別するようにしても
よい。回答者端末2−kに本調査用フォームを送信して
から本調査の最終回答を受信するまでの時間が過度に短
い場合は、回答者が質問を読まずに回答している可能性
が高いので、この手法によれば、質問を読んでいない回
答者が作成した回答を集計・分析の対象から排除するこ
とができる。
【0090】そして、ステップS209で、本調査の最
終回答が無効であると判別すると、処理部1Aは、ステ
ップS209で記憶部1Bに格納した本調査の最終回答
を削除し(ステップS210)、処理を終了する。
【0091】一方、有効であると判別すると、処理部1
Aはデータ集計・分析プログラム25を記憶部1Bから
読み出して起動し、ステップS209で記憶した本調査
の最終回答の内容を任意の規則に従って集計・分析し、
集計・分析の結果を表すデータを作成し、このデータ
を、分析結果17を構成するものとして記憶部1Bに格
納する。
【0092】なお、集計・分析の手法は任意である。従
って、例えば、本調査の質問が、特定の製品の個々の観
点に対する回答者の満足度を問うものと、特定の製品全
体に対する満足度を問うものとからなっている場合、こ
のアンケート採取システムは、回答から得られる、特定
の製品の個々の観点(例えば、性能、デザイン、価格、
アフターサービス、等)に対する回答者の満足度を表す
数値(例えば、この製品の性能に満足していることを表
す回答の数)と、製品全体に対する満足度を表す数値と
を用いて重回帰分析を行ってもよい。これにより製品の
各観点が製品全体の満足度を高める因子としてどの程度
寄与しているかが把握される。また、このアンケート採
取システムは、集計・分析の結果得られる数値の正規化
を行ったり、平均値を求めたりしてもよい。また、集計
・分析の手法は、プレ調査の結果特定された回答者の属
性毎に異なったものであってもよい。例えば、重回帰分
析の対象とする上述の観点は、回答者の属性毎に異なっ
ていてもよい。
【0093】そして、集計・分析の結果が得られると、
処理部1Aは図表作成プログラム26及び分析結果表示
プログラム27を記憶部1Bより読み出して起動し、本
調査の最終回答の内容を集計・分析した結果を表す図表
を表す画像データを生成し、生成した画像データが表す
画像を、サーバ1が備える表示装置の表示画面上への表
示あるいは印刷等の形で出力して(ステップS21
1)、処理を終了する。
【0094】なお、集計・分析の結果として分析結果1
7が生成されると、処理部1Aは調査結果アクセス制御
プログラム28を起動する。そして、通信回線を介し、
回答者端末2−1〜2−nあるいはその他の装置から分
析結果17へのアクセス要求が送信されると、処理部1
Aは、アクセス要求を送信した装置に、識別符号及びパ
スワードの送信を要求する。そして、当該装置が識別符
号及びパスワードを送信したとき、送信された識別符号
及びパスワードが正当なアクセス権者に割り当てられた
ものであるか否かを任意の手法で判別し、正当なアクセ
ス権者に割り当てられたものであると判別すると、記憶
部1Bより分析結果17を読み出し、アクセス要求を送
信した装置へと供給する。正当なアクセス権者に割り当
てられたものでないと判別した場合、分析結果17の送
信は行わない。
【0095】なお、このアンケート採取システムの構成
は上述のものに限られない。例えば、処理部1Aは、本
調査用フォームに表示される文面を、プレ調査の最終回
答の内容に従って変化させるようにしてもよい。例え
ば、本調査用一般質問テーブル13に含まれる質問に、
回答者を指す言葉として「あなた」という語が用いられ
ている場合(例えば、「あなたはコピー機をどの程度利
用していますか?」という質問がある場合)において、
プレ調査で回答者が自己の氏名を「田中一郎」と記入
し、このうち「田中」が姓であるとしたとき、処理部1
Aは、本調査用フォームで表示される質問の文面中、
「あなた」の語が「田中さん」の語に置き換えて表示さ
れるように、本調査用フォームを作成してもよい。この
結果、例えば「あなたはコピー機をどの程度利用してい
ますか?」という質問の文面は、「田中さんはコピー機
をどの程度利用していますか?」という文面に置き換え
られることになる。
【0096】また、処理部1Aは、プレ調査用フォーム
や本調査用フォームに表示される文面を、当該プレ調査
用フォーム又は本調査用フォームに既に記入された回答
の内容に従って変化させるようにしてもよい。例えば、
本調査用一般質問テーブル13に含まれる質問に「あな
たが利用しているコピー機の機種はなんですか?」とい
う質問(前者の質問)と「あなたはコピー機をどの程度
利用していますか?」という質問(後者の質問)とがあ
るとする。この場合において、回答者端末2−kを操作
する回答者が前者の質問に対し「ABC−01」と記入
したとき、回答者端末2−kは「ABC−01」という
記入があった旨をサーバ1に通知し、サーバ1の処理部
1Aは、本調査用フォームで表示される後者の質問の文
面を、「あなたはABC−01をどの程度利用していま
すか?」という質問の文面に置き換え、文面を置き換え
た本調査用フォームを回答者端末2−kに送信してもよ
い。
【0097】また、処理部1Aは、プレ調査用フォーム
(又は本調査用フォーム)に既に記入された回答の数
(既回答数)、未だ記入されていない回答の数(未回答
数)、プレ調査用フォーム(又は本調査用フォーム)に
表示された質問の総数に対する、既に記入された回答の
数の比率(回答記入率)、あるいは、プレ調査用フォー
ム(又は本調査用フォーム)に表示された質問の総数に
対する、未だ記入されていない回答の数の比率(回答未
記入率)、その他回答の進捗の程度を示す画像を、その
プレ調査用フォーム(又は本調査用フォーム)を表示し
ている回答者端末に表示させてもよい。
【0098】具体的には、処理部1Aは、既回答数、未
回答数、回答記入率、回答未記入率あるいはその他回答
の進捗の程度を示す任意の図形(文字やグラフ等)の画
像を表す画像データを作成してこの画像データを回答者
端末2−kに送信し、回答者端末が2−k、この画像デ
ータが表す図形を表示するようにしてもよい。あるい
は、処理部1Aは、既回答数や回答記入率が一定の基準
に達していない場合、回答の続行を促す任意の図形を表
す画像データや、回答の続行を促す音声を表す音声デー
タを作成してこの画像データあるいは音声データを回答
者端末2−kに送信し、回答者端末2−kが、この画像
データが表す図形を表示し、あるいはこの音声データが
表す音声を再生するようにしてもよい。
【0099】また、プレ調査や本調査で回答者に問う質
問には、必須回答項目(回答しなければプレ調査あるい
は本調査が完了したと認められない項目)が含まれてい
てもよい。そして、処理部1Aは、ステップS110や
S208でサーバ1に送信された最終回答が必須回答項
目のすべてへの回答を与えていない場合、必須回答項目
への回答を促す画像(又は音声)を表す画像データ(又
は音声データ)を作成してこの画像データを回答者端末
2−kに送信して最終回答を再び待機し、回答者端末2
−kが、送信された画像データが表す図形を表示(又は
送信された音声データが表す音声を再生)するようにし
てもよい。
【0100】また、ステップS202やS203で作成
される本調査用フォームは、各々の質問の内容を、各々
に割り当てられたインデックスを付して表示するもので
あってもよい。
【0101】また、このアンケート採取システムは、本
調査用回答矛盾確認質問テーブル14に含まれる質問を
必ずしも本調査で問う質問に含める必要はなく、従っ
て、サーバ1の処理部1Aは、ステップS201で必ず
しも本調査用回答矛盾確認質問テーブル14を読み出す
必要はない。また、サーバ1は操作者の操作に従って情
報を入力し処理部1Aへと供給する入力部を備えてもよ
い。そして、ステップS201で処理部1Aは、サーバ
1の操作者が入力部を操作して本調査用回答矛盾確認質
問テーブル14の読み出しを指示した場合に限り、本調
査用回答矛盾確認質問テーブル14を読み出すようにし
てもよい。
【0102】また、回答者端末2−kは、回答者がサー
バ1の操作者等への問い合わせをするため、回答者等が
回答者端末2−kを操作して問い合わせの内容を入力し
たとき、この問い合わせの内容をサーバ1に供給するよ
うにしてもよい。そして、サーバ1はこの問い合わせの
内容を表示部1Cの表示画面上に表示させてもよい。こ
の場合、サーバ1の操作者等は、例えば、表示された問
い合わせへの回答をサーバ1の入力部を操作して入力
し、サーバ1の処理部1Aが、この回答を回答者端末2
−kに返送してもよい。また、サーバ1は、問い合わせ
への回答の候補を予め記憶部1Bに格納し、問い合わせ
の内容をキーとして記憶部1Bを検索することにより回
答を索出し、索出した回答を回答者端末2−kに返送し
てもよい。
【0103】また、回答者端末2−1〜2−nは、サー
バ1から送信されたプレ調査用フォームや本調査用フォ
ームをそのまま表示したとき文字化けが起こるか否かを
判別し、起こると判別した場合、プレ調査用フォームや
本調査用フォームに含まれる文字の文字コードを、文字
化けを起こさない文字コードへと変換するようにしても
よい。
【0104】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明にかかるアンケートシステムは、専用のシ
ステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて
実現可能である。例えば、各々がDSUやターミナルア
ダプタを備え、互いに通信回線を介して接続される複数
のコンピュータに、上述のサーバ1及び回答者端末2−
1〜2−nの動作を実行するためのプログラムを格納し
た媒体(CD−ROM、磁気テープ等)から該プログラ
ムをインストールすることにより、上述の処理を実行す
るアンケート採取システムを構成することができる。
【0105】また、例えば、通信回線の掲示板(BB
S)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して
配信してもよく、また、該プログラムを表す信号により
搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、この変調波
を受信した装置が変調波を復調して該プログラムを復元
するようにしてもよい。そして、このプログラムを起動
し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラム
と同様に実行することにより、上述の処理を実行するこ
とができる。
【0106】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞ
いたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発
明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各
機能又はステップを実行するためのプログラムが格納さ
れているものとする。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アンケートの実行に要する時間が短縮されあるいは
コストが削減されるアンケート調査方法及びアンケート
システムが実現される。また、この発明によれば、回答
の意欲が継続されやすいアンケート調査方法及びアンケ
ートシステムが実現される。また、この発明によれば、
回答の分析結果の信頼性を高めやすいアンケート調査方
法及びアンケートシステムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるアンケート採取
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のアンケート採取システムのサーバの記憶
部が記憶するデータを示す図である。
【図3】プレ調査の処理を表すフローチャートである。
【図4】プレ調査用フォームの画面を模式的に示す図で
ある。
【図5】本調査の処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ 1A 処理部 1B 記憶部 1C 表示部 2−1〜2−n 回答者端末 10 プレ調査用調査対象者リスト 11 回答者に関するプレ調査用質問テーブル 12 プレ調査用回答矛盾確認質問テーブル 13 本調査用一般質問テーブル 14 本調査用回答矛盾確認質問テーブル 15 質問回答データ 16 分析コメントテーブル 17 分析結果 20 メール発信プログラム 21 プレ調査質問作成プログラム 22 適正サンプル抽出プログラム 23 本調査質問作成プログラム 24 不良データ削除プログラム 25 データ集計・分析プログラム 26 図表作成プログラム 27 分析結果表示プログラム 28 調査結果アクセス制御プログラム 30 WWWサーバプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 貴 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 奥 武憲 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B049 AA00 AA06 BB00 CC00 GG04 GG09

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンケート回答者に、通信を介してアンケ
    ートを実施し、通信を介して回答を回収するアンケート
    調査方法であって、 アンケートとして、回答者の属性に関する調査を実施
    し、その後、本調査を実施し、 属性に関する調査を参考にして本調査を実施し、 調査された属性に基づいて、回収した本調査への回答
    を、集計・調査分析する、ことを特徴とするアンケート
    調査方法。
  2. 【請求項2】前記本調査は、回答の信頼性を判別するた
    めの信頼性判定用質問を含み、 前記信頼性判定用質問において、信頼性が基準以下であ
    ると判定された回答者については、回答を調査分析の対
    象から除外する、ことを特徴とする請求項1に記載のア
    ンケート調査方法。
  3. 【請求項3】前記属性に関する調査の回答に基づいて、
    本調査の質問項目を編集する、ことを特徴とする請求項
    1又は2に記載のアンケート調査方法。
  4. 【請求項4】編集した質問項目に、連番のインデックス
    を付して本調査のアンケートを回答者に提供する、こと
    を特徴とする請求項3に記載のアンケート調査方法。
  5. 【請求項5】前記属性に関する調査は、回答の信頼性を
    判別するための信頼性判定用質問を含み、 前記信頼性判定用質問において、信頼性が基準以下であ
    ると判定された回答者については、回答を調査分析の対
    象から除外する、ことを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載のアンケート調査方法。
  6. 【請求項6】前記信頼性判定用質問において、信頼性が
    基準以下であると判定された回答者については、アンケ
    ートを中断することにより、調査分析の対象から除外す
    る、ことを特徴とする請求項5に記載のアンケート調査
    方法。
  7. 【請求項7】アンケートへの回答の進捗の程度を判別
    し、 アンケートに対する回答の進捗の程度を示すデータを回
    答者に提示する、ことを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載のアンケート調査方法。
  8. 【請求項8】進捗の程度を示すデータは、本調査全体に
    対する、本調査の質問項目の回答量又はその残量の目安
    を示すデータから構成される、 ことを特徴とする請求項7に記載のアンケート調査方
    法。
  9. 【請求項9】予め定められた数の質問項目を1つのグル
    ープとして回答者に提供し、 回答者からの回答データを質問項目のグループを単位と
    して受け付ける、ことを特徴とする請求項1乃至8のい
    ずれか1項に記載のアンケート調査方法。
  10. 【請求項10】回答者の属性を記憶し、 前記本調査及び/又は属性に関する調査中の回答者に関
    する表現を、該回答者に関する属性で置換して、該回答
    者に提供する、ことを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れか1項に記載のアンケート調査方法。
  11. 【請求項11】前記アンケートは、必須回答項目を含
    み、 必須回答項目が未回答の場合に回答者にその旨を報知す
    る、ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項
    に記載のアンケート調査方法。
  12. 【請求項12】前記本調査は、特定の製品に関する、総
    合的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、 前記本調査の回答を分析することにより、個々の満足度
    と総合的満足度との関係を求める、ことを特徴とする請
    求項1乃至11のいずれか1項に記載のアンケート調査
    方法。
  13. 【請求項13】前記本調査は、特定の製品に関する、総
    合的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、 前記本調査の個々の満足度評価の回答データを分析して
    因子を決定し、 総合的な満足度に対してそれぞれの因子がどの程度寄与
    しているか把握するための処理を実行する、ことを特徴
    とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のアンケ
    ート調査方法。
  14. 【請求項14】アンケート回答者の端末に、通信を介し
    て接続され、回答者の端末にアンケート情報を提供し
    て、回答者による端末操作によりアンケートを実施し、
    通信を介して回答を回収するアンケートシステムであっ
    て、 アンケートとして、属性に関する調査の質問項目を回答
    者の端末に提供し、 属性に関する調査の質問項目に対する回答を回答者の端
    末から受信することにより、端末上で入力された回答を
    通信を介して回収し、 属性に関する調査の質問項目に対する回答の受信後、ア
    ンケートとして、本調査の質問項目を回答者の端末に提
    供し、 本調査の質問項目に関する回答を回答者の端末から受信
    することにより、端末上で入力された回答を通信を介し
    て回収し、 調査された属性に基づいて、回収した本調査への回答
    を、集計・調査分析する分析手段を備える、ことを特徴
    とするアンケートシステム。
  15. 【請求項15】前記本調査のために、回答の信頼性を判
    別するための信頼性判定用質問を含む質問を送信する手
    段を備え、 前記分析手段は、前記信頼性判定用質問に対する回答か
    ら、回答の信頼性が基準以下であるか以下を判別する手
    段と、基準以下であると判別した回答者については、回
    答を調査分析の対象から除外する手段と、を備える、こ
    とを特徴とする請求項14に記載のアンケートシステ
    ム。
  16. 【請求項16】前記属性に関する調査の回答に基づい
    て、本調査の質問項目を編集する編集手段を備える、こ
    とを特徴とする請求項14又は15に記載のアンケート
    システム。
  17. 【請求項17】前記編集手段は、編集した質問項目に、
    連番のインデックスを付して本調査のアンケートを回答
    者に提供する、ことを特徴とする請求項16に記載のア
    ンケートシステム。
  18. 【請求項18】前記属性に関する調査は、回答の信頼性
    を判別するための信頼性判定用質問を含み、前記分析手
    段は、前記信頼性判定用質問において、信頼性が基準以
    下であると判定された回答者については、回答を調査分
    析の対象から除外する、ことを特徴とする請求項14乃
    至17のいずれか1項に記載のアンケートシステム。
  19. 【請求項19】前記分析手段が、前記信頼性判定用質問
    において、信頼性が基準以下であると判定された回答者
    について、アンケートを中断することにより、調査分析
    の対象から除外する手段を備える、ことを特徴とする請
    求項18に記載のアンケートシステム。
  20. 【請求項20】回収した回答から、アンケートへの回答
    の進捗の程度を判別する手段と、アンケートに対する回
    答の進捗の程度を示すデータを回答者の端末に提供して
    出力させる手段と、をさらに備えることを特徴とする請
    求項14乃至19のいずれか1項に記載のアンケートシ
    ステム。
  21. 【請求項21】進捗の程度を示すデータは、本調査全体
    に対する、本調査の質問項目の回答量又はその残量の目
    安を示すデータから構成される、ことを特徴とする請求
    項20に記載のアンケートシステム。
  22. 【請求項22】予め定められた数の質問項目を1つのグ
    ループとして含むアンケート情報を回答者に提供し、 回答者からの回答を質問項目のグループを単位として受
    け付ける、ことを特徴とする請求項14乃至21のいず
    れか1項に記載のアンケートシステム。
  23. 【請求項23】回答者の属性を記憶するメモリと、 前記本調査及び/又は属性に関する調査中の回答者に関
    する表現を、該回答者に関する属性で置換して、該回答
    者に提供する手段と、を備えることを特徴とする請求項
    14乃至22のいずれか1項に記載のアンケートシステ
    ム。
  24. 【請求項24】前記アンケートは、必須回答項目を含
    み、 受信した回答中の必須回答項目が未回答の場合に回答者
    にその旨を報知する手段を備える、ことを特徴とする請
    求項14乃至23のいずれか1項に記載のアンケートシ
    ステム。
  25. 【請求項25】前記本調査は、特定の製品に関する、総
    合的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、 前記分析手段は、前記本調査の回答を分析することによ
    り、個々の満足度と総合的満足度との関係を求める手段
    を含む、ことを特徴とする請求項14乃至24のいずれ
    か1項に記載のアンケートシステム。
  26. 【請求項26】前記本調査は、特定の製品に関する、総
    合的満足度と個々の満足度とに関する質問項目を含み、 前記分析手段は、前記本調査の個々の満足度評価の回答
    データを分析して因子を決定し、総合的な満足度に対し
    てそれぞれの因子がどの程度寄与しているか把握するた
    めの処理を実行する手段を備える、ことを特徴とする請
    求項14乃至25のいずれか1項に記載のアンケートシ
    ステム。
  27. 【請求項27】コンピュータを、回答者の端末と通信を
    行ってアンケートを配布し、端末上での回答者の回答を
    通信を介して収集するサーバ装置であって、 アンケートとして、本調査と本調査の回答者の属性に関
    する調査とに関するアンケート情報を回答者の端末に提
    供する送信手段、 端末上で入力された回答を、通信を介して回収する回収
    手段、を備えるサーバ装置として機能させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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