JP2002007290A - メール送受信システム、メール作成・送信装置、メール受信・再生装置、メール送受信装置、インターネットアクセス装置および記録媒体 - Google Patents

メール送受信システム、メール作成・送信装置、メール受信・再生装置、メール送受信装置、インターネットアクセス装置および記録媒体

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JP2002007290A
JP2002007290A JP2000184712A JP2000184712A JP2002007290A JP 2002007290 A JP2002007290 A JP 2002007290A JP 2000184712 A JP2000184712 A JP 2000184712A JP 2000184712 A JP2000184712 A JP 2000184712A JP 2002007290 A JP2002007290 A JP 2002007290A
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JP
Japan
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transmitting
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Application number
JP2000184712A
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English (en)
Inventor
Takashi Ishitani
高志 石谷
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/07User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail characterised by the inclusion of specific contents
    • H04L51/08Annexed information, e.g. attachments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/42Mailbox-related aspects, e.g. synchronisation of mailboxes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイコン画像などの画像や音声を表す添付デ
ータを含むマルチメディアデータを送受信する際に、送
受信のデータ量を小さくして、送受信にかかる時間を短
縮すること。 【解決手段】 メール作成・送信装置では、マルチメデ
ィアデータの中で、画像や音声を表す添付データに対応
するIDを生成して、この添付データをIDに置き換え
たマルチメディアデータをネットワークを介してメール
受信・再生装置3に送信する。このメール受信・再生装
置3においては、上記IDに対応する実データを生成し
て、この実データの表す画像や音声を再生する。上記添
付データ、IDおよび実データは、カテゴライズして登
録していて、カテゴリに基づいて近似するID、実デー
タで代用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、アイコ
ン画像や背景イメージ、音声などの添付データを含むマ
ルチメディアメールを送受信するのに好適なメール送受
信システム、メール作成・送信装置、メール受信・再生
装置、メール送受信装置、インターネットアクセス装置
および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子メールとして、画像や音
声などを含むマルチメディアメールを送受信することが
行われていたが、その方法は、次に示す方法のいずれか
であった。
【0003】(1)データそのものを添付する方法 インターネットメールでは、MIME(Multipurpose I
nternet Mail Extension)添付方式が規定されており、
複数の形式が異なるデータを送受信することができる。
この方法は、この仕組みを用いて、本文(テキストデー
タ)の他に、送信したい画像や音声を表す実データその
ものを添付データとして送信する方法である。
【0004】(2)データの所在(URL(Uniform Re
source Locator ))を添付する方法 この方法は、本文のテキストデータに添付データの実体
を添付するのではなく、いったん送信したいデータを受
信者が取得できるサーバなどに置いた上で、そのサーバ
上のデータヘのアクセス方法(インターネットでは、通
常URLで示すのが一般的)をメールの本文中に記した
り、あるいは、URLを添付したりして、間接的に送信
する方法である。
【0005】この方法を用いた場合、受信者はメール受
信後、目的の添付データを得るためには、再度、サーバ
などへのアクセスが必要となるが、受信装置(例えば、
メールソフト)によってはこれを自動的に行うことで、
ユーザはあたかもデータの実体が実際に送信されてきた
かのように取り扱うことができるようにすることができ
る。最近、盛んに用いられつつあるHTML(Hyper Te
xt Markup Language)テキストメールがこれに該当す
る。
【0006】(3)添付データをエンコードしてMIM
E形式で添付する方法(特開平10−260919号公
報参照) この方法の電子メール端末装置、電子メールシステムお
よび情報処理システムでは、さまざまな添付データがエ
ンコードされて、MIME形式で添付されたときに、そ
の添付データを表示・編集するために、当該添付データ
に該当するヘルパプログラムを特定し、更に、装置内に
ヘルパプログラムを保持していないときに、ネットワー
ク上からヘルパプログラムを特定して、共有する。ま
た、受信したデータの添付データを本文データと関連し
て保存、管理するための手法に関して、受信装置内で効
率的に管理できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、それぞれ次に示す問題点がある。
【0008】(1)データそのものを添付する方法 この方法では、送信したデータを確実に相手に伝えるこ
とができるが、メールデータの容量が非常に大きくなる
という問題点がある。特に、本文のテキストデータに対
して、文意に直接意味を付けるわけではないちょっとし
た飾り画像や音声データなどの添付データであっても、
テキストデータの何倍ものデータ容量となり、メールデ
ータを送受信する際のサーバ接続時間や、メールを保存
するための容量が非常に膨大となってしまい、特に、デ
ータ転送容量や記憶容量に制限のある携帯機器では、こ
の方法を頻繁に用いることは適さない。
【0009】(2)データの所在(URL)を添付する
方法 この方法は、(1)のデータそのものを添付する方法に
比べて、メールデータの容量が増大することを防ぐ効果
がある。しかし、1つのメールを読もうとする時に、ネ
ットワークに端末が常時接続されているようなLAN環
境では、添付データのアクセス時に添付URLへのアク
セスを行うことは、特に問題ではないが、携帯機器で
は、その都度、ネットワークと接続を行う必要があるた
め、非常に問題となる。
【0010】また、同じ添付データを含むマルチメディ
アメールであっても、発信者によって添付データの所在
が異なるのが―般であるため、キャッシュなどの仕組み
を用いてアクセスを低減する方法を使用しても、結果的
に、その効果は得られにくい。
【0011】(3)添付データをエンコードしてMIM
E形式で添付する方法(特開平10−260919号公
報) この特開平10−260919号公報には、受信したメ
ールの管理方法に関して、効率的なデータ管理方法や該
当ヘルパプログラムの起動方法を示しているが、この方
法では、依然としてメールを送受信する際のデータに関
しては、データそのものをエンコードなどして送受信す
る必要があるため、ネットワークを経由する際のデータ
の送受信に要する時間を小さくすることができない。
【0012】そこで、本発明の課題は、画像データや音
声データなどの添付データを含むマルチメディアデータ
を送受信する際に、送受信のデータ量を小さくして、送
受信にかかる時間を短縮することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明のメール送受信システムは、メール作成・
送信装置とメール受信・再生装置との間でネットワーク
を介してデータを送受信するメール送受信システムにお
いて、上記メール作成・送信装置は、画像や音声等を表
す添付データを含むマルチメディアデータを作成するメ
ール作成手段と、上記添付データに対応するID(識別
子:Identifier)を生成するID生成手段を有して、上
記添付データに代えて上記IDを送信し、上記メール受
信・再生装置は、上記IDに対応する画像や音声等を表
す実データを生成する実データ生成手段を有して、上記
実データの表す画像や音声等を再生することを特徴とし
ている。
【0014】上記構成によれば、ID生成手段によっ
て、画像や音声等を表す添付データに対応するIDが生
成されて、上記添付データに置き換えてIDがネットワ
ークを介してメール受信・再生装置に送信される。この
メール受信・再生装置においては、上記実データ生成手
段によって、IDに対応する実データが生成されて、こ
の実データの表す画像や音声等が再生される。
【0015】このように、画像や音声等を表す実際の添
付データそのものを送信するのではなくて、添付データ
に代えてIDを送信するので、送受信のデータ量を小さ
くできて、送受信にかかる時間を短縮できる。
【0016】1実施の形態では、上記ID生成手段は、
添付データのカテゴリに基づいて、IDを生成する。
【0017】上記実施の形態では、上記ID生成手段
は、添付データのカテゴリに基づいて、IDを生成する
から、添付データそのもののIDが保持されていなくて
も、その添付データに近似した意味を有する他の添付デ
ータのIDを生成する。この近似した意味を有する添付
データのIDを送信して、近似した添付データで本来の
添付データを代用させることができる。このように、近
似した添付データで代用させるので、IDおよび添付デ
ータの保存データ量を小さくすることができる。特に、
添付データである音声データや画像データが、電子メー
ルの装飾や感情表現に用いられる定型のサウンドデータ
やアイコン画像、あるいは背景イメージである場合に
は、添付データのカテゴリ化が容易で、かつ、適切にで
きるので、IDによって、ふさわしい添付データを再生
(画像化あるいは音声化等)ができる。
【0018】1実施の形態では、上記ネットワークに接
続されたサーバは、上記添付データに対応するIDを生
成するID生成手段を有して、上記添付データに代えて
上記IDをメール受信・再生装置に送信する。
【0019】この実施の形態によれば、上記サーバのI
D生成手段が添付データに対応するIDを生成して、上
記サーバからメール受信・再生装置に、添付データに代
えてIDが送信される。このように、中継する上記サー
バにより添付データをID化するため、サーバからメー
ル受信・再生装置に至る経路上においては、メールデー
タ容量を小さくして、データ転送の負荷を軽減すること
ができる。
【0020】ここで、上記ID生成手段が添付データに
対応するIDを生成するとは、添付データに対して一対
一にIDを生成すること、または、添付データをその意
味に基づいて分類したカテゴリに基づいて、対象となる
添付データと同じ意味または近似した意味を有する代用
の添付データのIDを生成することの一方または両方を
意味する。
【0021】この発明のメール送受信システムは、メー
ル作成・送信装置とメール受信・再生装置との間でネッ
トワークを介してデータを送受信するメール送受信シス
テムにおいて、上記メール作成・送信装置は、画像や音
声等を表す添付データを含むマルチメディアデータを作
成するメール作成手段を有して、上記マルチメディアデ
ータを送信し、上記ネットワークに接続されたサーバ
は、上記添付データに対応するIDを生成するID生成
手段を有して、上記添付データに代えて上記IDをメー
ル受信・再生装置に送信することを特徴としている。
【0022】上記構成によれば、上記サーバのID生成
手段が添付データに対応するIDを生成して、上記サー
バからメール受信・再生装置に、添付データに代えてI
Dが送信される。このように、中継する上記サーバによ
り添付データをID化するため、サーバからメール受信
・再生装置に至る経路上においては、メールデータ容量
を小さくして、データ転送の負荷を軽減することができ
る。これは特に、メール作成・送信装置に特別な装置を
用いない場合や、あるいは、メール作成・送信装置側が
高速LAN(Local Area Network)環境など太いパイプ
を持つが、メール受信・再生装置がモバイル装置のよう
な低速ネットワークなどに接続されている場合に有用で
ある。
【0023】1実施の形態では、上記ネットワークに接
続されたサーバは、上記IDに対応する画像や音声等を
表す実データを生成する実データ生成手段を有して、上
記IDに代えて上記実データをメール受信・再生装置に
送信する。
【0024】上記実施の形態によれば、上記サーバがメ
ール作成・送信装置からIDを受けて、このIDを実デ
ータに変換してメール受信・再生装置に送信するので、
上記メール作成・送信装置とサーバとの間の送信データ
量を小さくでき、しかも、メール受信・再生装置に実デ
ータ生成手段がなくても、添付データに対応する実デー
タを再生することができる。
【0025】ここで、上記実データ生成手段がIDに対
応する実データを生成するとは、上記IDに基づいて、
添付データそのものを実データとして生成すること、あ
るいは、添付データと同じカテゴリに属する添付データ
と近似するデータを実データとして生成することとの一
方または両方を意味する。
【0026】この発明のメール送受信システムは、メー
ル作成・送信装置とメール受信・再生装置との間でネッ
トワークを介してデータを送受信するメール送受信シス
テムにおいて、上記メール作成・送信装置は、画像や音
声等を表す添付データを含むマルチメディアデータを作
成するメール作成手段と、上記添付データに対応するI
Dを生成するID生成手段を有して、上記添付データに
代えて上記IDを送信し、上記ネットワークに接続され
たサーバは、上記IDに対応する画像や音声等を表す実
データを生成する実データ生成手段を有して、上記ID
に代えて上記実データをメール受信・再生装置に送信
し、上記メール受信・再生装置は、上記実データの表す
画像や音声等を再生することを特徴としている。
【0027】上記構成によれば、上記サーバがメール作
成・送信装置からIDを受けて、このIDを実データに
変換してメール受信・再生装置に送信するので、上記メ
ール作成・送信装置とサーバとの間の送信データ量を小
さくでき、しかも、メール受信・再生装置に実データ生
成手段がなくても、添付データに対応する実データを再
生することができる。
【0028】1実施の形態では、上記実データは、上記
添付データと同じである。
【0029】1実施の形態では、上記実データは、上記
添付データと同じカテゴリに属するデータであって、上
記添付データの表す内容と近似した内容を表すデータで
ある。
【0030】1実施の形態では、上記メール作成・送信
装置は、自己のID生成手段が添付データに対応するI
Dを生成することができないときに、上記サーバに、上
記添付データに対応するIDを問い合わせて、上記サー
バから、上記添付データに対応するIDを取得するID
取得手段を有して、そのIDを添付データに代えて送信
する。
【0031】上記実施の形態では、自己のID生成手段
がIDを生成できないときでも、ID取得手段によっ
て、サーバから添付データに対応するIDを取得して、
IDを送信できる。したがって、上記メール作成・送信
装置において保持すべきIDおよび添付データの量を少
なくできる。
【0032】1実施の形態では、上記メール作成・送信
装置は、自己のID生成手段が生成できるIDに対応す
る添付データ以外の添付データが要求されたときに、上
記サーバから、その添付データとその添付データに対応
するIDとを取得するデータ・ID取得手段を有する。
【0033】上記実施の形態では、自己のID生成手段
が生成できるIDに対応する添付データ以外の添付デー
タが要求されたときに、上記データ・ID取得手段によ
ってサーバから、その添付データとその添付データに対
応するIDとを取得することができる。したがって、複
数のメール作成・送信装置が、サーバのIDおよび添付
データを共有化できる。したがって、上記メール作成・
送信装置が保持すべきIDおよび添付データの量を少な
くできる。
【0034】1実施の形態では、上記メール受信・再生
装置は、自己の実データ生成手段がIDに対応する実デ
ータを生成することができないときに、上記サーバに、
上記IDに対応する実データを問い合わせて、上記サー
バから、上記IDに対応する実データを取得する実デー
タ取得手段を有して、その実データを再生する。
【0035】上記実施の形態では、受信したIDに対応
する実データがメール受信・再生装置内に存在しない場
合でも、実データ取得手段によって、自動的あるいはユ
ーザの指示により、ネットワーク上のサーバからIDに
対応する実データを取得して、その実データを再生する
ことができる。
【0036】1実施の形態では、上記サーバは、各メー
ル受信・再生装置の能力または要望に応じて、上記添付
データ、上記ID、あるいは、上記IDと同じカテゴリ
に属する他のIDを各メール受信・再生装置に送信す
る。
【0037】例えば、複数の相手先(メール受信・再生
装置)に同じ内容のマルチメディアメールを同報通信し
たい場合には、どうしても最も機能が低いメール受信・
再生装置を考慮して、それに合わせた内容で、マルチメ
ディアデータを送信する必要がある。しかし、これで
は、せっかく、ID化による送受信コストを下げること
が可能になったメール受信・再生装置に、無駄なコスト
を払わすことになる。逆に、IDに対応する実データを
再現できないメール受信・再生装置に、IDを送信する
と、そのメール受信・再生装置の受信者は、ほかの受信
者が得たのと同じ情報を再生することができないことに
なる。
【0038】しかし、この実施の形態では、上記サーバ
は、各メール受信・再生装置の能力または要望に応じ
て、各メール受信・再生装置の特性にあった送信形式で
データを送信する。したがって、メール作成・送信装置
側では、全てのメール受信・再生装置を考慮しなくて
も、安い送信コストで、所望の内容を再生できるデータ
を配信することができる。
【0039】1実施の形態では、上記IDは、HTML
メールの一部であり、上記IDの前後を囲むタグによっ
て、上記IDが識別できるようになっている。
【0040】上記実施の形態では、上記IDがHTML
メールの一部であるから、IDに対応していないメール
受信・再生装置でもメールの大部分を再生でき、非常に
広い範囲でこのメール送受信システムを汎用的に利用で
きる。
【0041】また、上記IDの前後がタグで囲まれてい
るから、IDの識別が容易で、しかも、タグ内の属性に
よって、アイコン画像やサウンドなどの指定をすること
が可能である。
【0042】1実施の形態では、上記IDはURLによ
って表現されている上記実施の形態では、上記IDがH
TMLメール中のURLとして表現されているので、I
Dを解釈できないメール受信・再生装置にメールが受信
された場合でも、この受信メールを、URL表現された
通常のHTMLメールとして扱って、メールを再生(表
示または音声化)することができる。
【0043】この発明のメール作成・送信装置は、メー
ルデータをネットワークを介して送信するメール作成・
送信装置において、画像や音声等を表す添付データを含
むマルチメディアデータを作成するメール作成手段と、
上記添付データに対応するIDを生成するID生成手段
を有して、上記添付データに代えて上記IDを送信する
ことを特徴としている。
【0044】上記メール作成手段によって、例えば、あ
る程度よく使うサウンドやアイコン画像を表す添付デー
タを、選択操作で本文データに添付して、マルチメディ
アデータを簡単に作成するようにすることができる。上
記ID生成手段によって、画像や音声等を表す添付デー
タに対応するIDが生成されて、上記添付データに置き
換えてIDがネットワークを介して送信される。
【0045】このように、画像や音声等を表す実際の添
付データそのものを送信するのではなくて、添付データ
に代えてIDを送信するので、送信データ量を小さくで
きて、送信にかかる時間を短縮できる。
【0046】1実施の形態では、IDと、そのIDに対
応する添付データとをカテゴライズして記憶すると共
に、新たな添付データに対してカテゴリを同定してID
を割り当てて登録するID登録手段を有する。
【0047】この実施の形態によれば、上記ID登録手
段によって、新しい添付データに対してカテゴリを同定
して、IDを割り当てて登録する。したがって、新しい
添付データにIDを対応させることができ、サーバに対
する問い合わせの頻度を少なくできる。
【0048】この発明のメール受信・再生装置は、画像
や音声等を表す添付データに対応するIDを含むマルチ
メディアデータをネットワークを介して受信して再生す
るメール受信・再生装置であって、上記マルチメディア
データに含まれるIDに対応する画像や音声等を表す実
データを生成する実データ生成手段を有して、上記実デ
ータの表す画像や音声等を再生することを特徴としてい
る。
【0049】上記構成によれば、上記実データ生成手段
によって、IDに対応する実データが生成されて、この
実データの表す画像や音声等が再生される。
【0050】このように、添付データに代えて送信され
たIDを受信して、実データに変換るので、受信データ
量を小さくできて、受信にかかる時間を短縮できる。
【0051】1実施の形態では、受けたIDに対応する
実データがない場合には、カテゴライズして記憶された
IDとそのIDに対応する実データとに基づいて、その
IDの上位カテゴリに属するデータあるいは代表データ
を検索する実データ検索手段を有する。
【0052】上記実施の形態では、実データ検索手段に
よって、カテゴライズして記憶されたIDとそのIDに
対応する実データとに基づいて、受けたIDに対応する
実データがない場合でも、そのIDの上位カテゴリに属
するデータあるいは代表データを検索して得ることがで
きる。
【0053】この発明のメール送受信装置は、上記メー
ル作成・送信装置と、上記メール受信・再生装置とを備
える。
【0054】この発明によれば、上記メール作成・送信
装置と上記メール受信・再生装置との両方の機能を得る
ことができる。また、上記メール作成・送信装置とメー
ル受信・再生装置とを一体化しているので、受信してマ
ルチメディアメールに含まれる新規なIDとそのIDに
対する添付データとをメール作成・送信装置側で利用可
能にすることができる。
【0055】1実施の形態では、IDと、そのIDに対
応する添付データとを所定の形式で含むマルチメディア
データを受信したときに、上記IDと上記添付データと
を対応させて認識する認識手段を有し、上記ID生成手
段は、上記認識手段が認識した上記添付データに対応す
る上記IDを生成できる。
【0056】上記実施の形態によれば、IDと、そのI
Dに対応する添付データとを所定の形式で含むマルチメ
ディアデータを受信したときに、上記認識手段が、ID
と上記添付データとを対応させて認識する。そして、上
記ID生成手段は、上記認識手段が認識した上記添付デ
ータに対応する上記IDを生成できる。したがって、受
信したデータに基づいて、IDと添付データの量を増大
することができる。
【0057】この発明のインターネットアクセス装置
は、マルチメディアデータに含まれる画像や音声等を表
す添付データを表すIDに対応する画像や音声等を表す
実データを生成する実データ生成手段と、上記実データ
生成手段がIDに対応する実データを生成することがで
きないときに、特定のサーバあるいはURLによって指
定されたサーバから、上記IDに対応する実データを取
得する実データ取得手段と、上記実データを再生する再
生手段とを備えたことを特徴としている。
【0058】この発明によれば、実データ生成手段によ
って、受信したIDから実データを得るので、受信デー
タ量を少なくでき、受信時間を短縮できる。また、上記
実データ取得手段によって、上記実データ生成手段がI
Dに対応する実データを生成することができないときで
も、特定のサーバあるいはURLによって指定されたサ
ーバから、上記IDに対応する実データを取得すること
ができる。したがって、保存しておく実データの量を少
なくできる。
【0059】また、この発明は、メールに限らず、さま
ざまな通信可能なデータをID化して、ネットワークに
かかるコストを下げながら、より多くのデータの交換を
可能にする。
【0060】この発明の記録媒体は、上記メール送受信
システム、あるいは、上記メール作成・送信装置、ある
いは、上記メール受信・再生装置、あるいは、上記メー
ル送受信装置、あるいは、上記インターネットアクセス
装置における手段としてコンピュータを機能させるため
のプログラムを記録していることを特徴としている。
【0061】この発明の記録媒体によれば、上記メール
送受信システム、あるいは、上記メール作成・送信装
置、あるいは、上記メール受信・再生装置、あるいは、
上記メール送受信装置、あるいは、上記インターネット
アクセス装置の機能を得ることができる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0063】図1は、この実施の形態のメール送受信シ
ステムの全体構成を示す図である。このメール送受信シ
ステムにおいては、メール作成・送信装置1は、メール
本文および添付データを作成して、送信することができ
る。一方、メール受信・再生装置3は、送信されてきた
メール本文および添付データを表示、再現することがで
きる。上記メール作成・送信装置1で作成されて送信さ
れたメールは、一旦、メールサーバ5に蓄えられる。イ
ンターネットメールシステムでは、図1に示すように、
メールサーバ5はインターネット上に存在するが、ロー
カルな環境(いわゆるLAN:Local Area Network)や
インターネット以外の環境では、それぞれ独自のネット
ワーク環境に存在するサーバを上記メールサーバ5と同
様に機能させる。また、インターネットメールでは通
常、送信機器に近いメールサーバからさまざまな中継サ
ーバを介して受信機器に近いメールサーバにまで送られ
た上で、保持されるが、送信機器と受信機器が同一メー
ルサーバを経由することもあり、ここではこれらの区別
は特に問題とはしない。簡単化のために、図1では、同
一のメールサーバ5を経由する図を示している。メール
サーバ5に保持されたメールデータは、メール受信・再
生装置3からの指示などによりメール受信・再生装置3
内に取り込まれ、ユーザに対してメールデータに適した
形式で表示される。
【0064】また、図1では、メールサーバ5を経由し
た図となっているが、メール送信装置1がネットワーク
を経由して、直接、メール受信装置3にメールデータ等
を送信するシステムでも良い。
【0065】この実施の形態では、上記メール作成・送
信装置1、メール受信・再生装置3、および、ネットワ
ーク上に存在するデータ管理サーバ6は、それぞれに、
添付データとID(識別子:Identifier)との変換を可
能にするためのIDテーブル2,4,7を有する。もっ
とも、図1には示していないが、メールサーバ5そのも
のが、IDテーブルを有してもよい。
【0066】上記メール作成・送信装置1において、ユ
ーザが作成したメ一ルに添付するデータをユーザが選択
する時、データをIDに変換するために、メール作成・
送信装置1に付属するIDテーブル2を参照し、IDに
変換できるデータについては、IDに変換する。あるい
は、メール作成時にユーザに対して、IDテーブル2に
有するデータの一覧を表示するなどして、ユーザが簡単
に選択できる機構を持つこともできる。あるいは、ユー
ザが添付したいデータをメール作成・送信装置1に提示
した後、このメール作成・送信装置1にて、このデータ
がIDに変換可能かどうかをIDテーブル2を参照した
り、あるいは、データ管理サーバ6に問い合わせてデー
タ管理サーバ6に付属するIDテーブル7を参照して、
このデータに対するIDを得たりすることもできる。こ
のようにして作成したメールデータは、メールサーバ5
などを経由してメール受信・再生装置3に取り込まれ
る。
【0067】このメール受信・再生装置3では、メール
内にID化されたデータがあることを認知すると、この
メール受信・再生装置3内のIDテーブル4を参照し
て、そのIDに該当するデータを検索する。このIDに
該当するデータが見つかれば、そのデータを表示する必
要が生じた段階で、IDに変えて該当するデータを表示
する。もし、該当するデータが見つからなけれぱ、デー
タ管理サーバ6(あるいは、メールサーバ5)に対して、
IDに該当するデータの提示を要求することができる。
【0068】上記データ管理サーバ6(あるいは、メー
ルサーバ5)では、IDとデータとの対応に関するこの
ような問い合わせに対して、応答する機能を有して、デ
ータの更新登録と、データとIDとの対応テーブルのダ
ウンロードサービスとを提供する。
【0069】上記メール受信・再生装置3からのIDと
データとの対応に関する問い合わせに対して、データ管
理サーバ6(あるいは、メールサーバ5)はサーバ内のI
Dテーブル7を参照し、そのIDに該当するデータを検
索する。該当するデータが見つかれば、そのデータをメ
ール受信・再生装置3に提示する。これを受けて、メー
ル受信・再生装置3は、表示のためのこのデータをID
に変えて表示することによって、送信時のデータを再現
することができると共に、自らのIDテーブル4にもこ
のデータを登録して、データとIDとの対応関係情報を
更新する。
【0070】上記メールサーバ5は、IDを送信するこ
とができるメール作成・送信装置1以外の他のメールサ
ーバ8からのメールも中継あるいは保持することができ
る。このとき、上記メールサーバ5は、中継あるいはメ
ールデータを保持する際に、メールデータを解釈して、
必要に応じてデータ管理サーバ6に問い合わせるなどし
て、IDテーブル7によってIDへの変換が可能なデー
タがないかどうかを検索する。もし、ID化可能なデー
タが見つかれば、そのデータをIDに変換して、メール
受信・再生装置3からの要求にしたがって、メールを受
信・再生装置3に送信したり、中継すべきメールの場合
には、別のメールサーバに送信する。
【0071】図2は、メール送受信装置のハードウェア
構成を示す。図1のシステム全体構成図においては、メ
ール作成・送信装置1とメール受信・再生装置3を別々
の機器として表したが、受信機能と送信機能を持つ1つ
の装置であっても、別々の装置であってもよい。図2
は、受信機能と送信機能との両方を有するメール送受信
装置を例として示している。
【0072】このメール送受信装置は、データを表示す
る再生手段としてのディスプレイ21と、表示データを
格納してディスプレイ21に送るためのVRAM(ビデ
オランダムアクセスメモリ)22と、メールデータを処
理するためのプログラムのワーク記憶部となるRAM
(ランダムアクセスメモリ)23と、固定データを保持
するデータROM(リードオンリメモリ)24と、メー
ル処理プログラムを保持するプログラムROM25を備
える。また、上記メール送受信装置は、マイク(Mi
c)や再生手段であるスピーカ(SP)などの音声入出
力装置を接続するためのAD(アナログディジタル)/
DA(ディジタルアナログ)変換装置26と、ユーザ入
力を行うためのキー27およびペン28と、ネットワー
クに接続するための通信I/O(入力/出力)装置29
と、メールデータなどを保持する外部記憶装置210を
備える。上記データROM24には、データ・ID変換
を行うためのデータのうち、固定的に保持可能なデータ
を予め格納して保持しておく。データ・ID変換を行う
ための更新されたデータは、外部記憶装置210に保持
する。上記AD/DA変換装置26は、メール添付デー
タなどにサウンドデータが含まれる場合に再生したり、
サウンド入力を添付する場合などに用いる。また、ID
がデータに変換された結果、そのデータがサウンドの場
合も同様にAD/DA装置26を介して出力される。キ
ー 27、ペン28は装置の形態により必要な場合、不
要な場合があり、必須のモジュールではない。ペン28
を有する装置の場合には、ユーザ入力をペン28を介し
て行うことができる。また、上記ペン28は文字入力だ
けでなく、データの選択時のユーザインタフェースとし
ても利用することができる。通信I/O装置29を介し
て、メール送信時のサーバ接続や、メール受信時のサー
バ接続などを行う。
【0073】図3は、上記メール送受信装置のソフトウ
ェア構成の一例を示す。
【0074】メールを作成する時には、メール作成部3
1でメールデータの作成を行う。この際、ユーザと会話
するユーザインタフェース部や、宛先入力を支援するア
ドレス帳の参照機能などを使用する場合もあるが、ここ
では特にこれらの詳細な機能について区別する必要がな
いので、記載からは省いている。メールの作成を完了す
ると、そのことをメール制御部33に伝達する。このメ
ール制御部33はメールデータを一旦保存しておくべき
であると考えると、メールデータ解釈部37にてメール
データについてデータ管理に必要な解釈を行った上で、
その解釈結果をメールデータ管理部38に伝達すると共
に、メールデータを記憶部(ファイル)312に保存し
ておく。このとき、作成されたメールデータ中に、添付
データが存在する場合には、そのことを添付データ管理
部39にも通知する。
【0075】上記添付データ管理部39では、添付デー
タを解析し、IDデータ管理部310を経由して、ID
テーブル313に添付データが登録済みのデータである
かどうかを問い合わせ、もし添付データが登録済みデー
タであれば、添付データをIDに置換して記憶し、添付
データが登録済みデータでなければ、そのまま添付デー
タを保存しておく。
【0076】更に、上記メール作成部31にてメール作
成中に、IDとして登録されたデ一タの参照、および、
添付データの挿入などの処理が必要であれぼ、直接、I
Dデータ管理部310に問い合わせることもある。
【0077】作成したメールを送信する時には、メール
制御部33は、メール作成部31から受けとったメール
あるいは記憶部312に保存されていた作成済みメール
を取り出し、メール送受信部34に送る。
【0078】上記メール送受信部34は、メール送信部
35を起動し、OS(オペレーティングシステム)31
1内の通信部315の機能によりメールサーバヘの接続
を行い、メール送信プロトコルによってメールデータの
送信を行う。
【0079】上記OS311には、装置のさまざまなア
プリケーションプログラムを制御するための機能やハー
ドウェアの制御に関連する機能などが含まれており、大
きく分けると図3に示すように、通信部315、カーネ
ル(Kernel)316、ファイルシステム(File Syste
m)317などから構成される。上記通信部315は通
信制御をつかさどり、カーネル316は全てのソフトウ
ェアプログラムの動作を制御し、ファイルシステム31
7はファイルアクセスの制御を行う。
【0080】通信デバイスを起動する時、必要であれ
ば、機器に応じた電話のダイヤル動作などもOS311
内の通信部315において行う。また、メールサーバと
のメール送信プロトコルは、接続相手がインターネット
サーバであれば通常、SMTP(Simple Mail Transfer
Protocol)という標準メール転送プロトコルを用い
る。
【0081】メールの受信を行う時には、ユーザや、定
期的にメールチェックするように設定されたスケジュー
ル機能などにより、メール制御部33がメールを受信す
る旨の指示をうけ、メール送受信部34にメール受信動
作を指示する。メール送受信部34は、メール受信部3
6を起動し、OS311によって提供されている通信デ
バイスを起動してメールサーバヘの接続を行い、メール
受信プロトコルによってメールデータの受信を行う。通
信デバイスを起動する時は、必要であれば、機器に応じ
た電話のダイヤル動作なども行う。(このダイヤルに至
る接続操作は送信時の手順と同じ。)メールサーバから
のメール受信プロトコルは、接続相手がインターネット
サーバであれば、通常、POP(Post Office Protoco
l)3という標準メール受信プロトコルを用いる。
【0082】メールサーバから受け取ったメールは、メ
ール受信部36からメールデータ解釈部37に送られ、
メール1件ごとにメールのヘッダ情報、添付データ情報
などの構成を解析する。メールサーバからのメールデー
タの受信は、1度の接続操作で、複数のメールデータを
受信することもあるが、メール受信部36から受け取ら
れるメールデータは、1件ずつ処理されるように、メー
ル制御部33にてコントロールされる。また、メールの
ヘッダ情報には、サブジェクト、宛先、差出人などの情
報のほかに、メールデータがただのテキストデータであ
るか、添付データ付きのメールデータであるのかなどの
情報も含まれている。添付データ付きのメールデータで
あることがヘッダ情報から得ることができれば、更にメ
ールデータを詳細に解析することにより、どのような添
付データが何件、どのようなフォーマットで添付されて
いるかなどを知ることができる。メールデータ解釈部3
7で得られたこれらの解析情報は、メールデータ管理部
38に伝えられて保存されると共に、添付データについ
ては、添付データ管理部39 に伝達される。添付デー
タ管理部39では、添付データ中にIDで示されたデー
タがないかどうかを確認し、あれば、IDデータ管理部
310に問い合わせて実データに変換する。IDデータ
管理部310にはIDテーブル313が付属し、IDに
対応するデータの問い合わせやデータに対応するIDの
問い合わせについて応じる機能を持つ。
【0083】上記メール制御部33は、必要に応じて必
要なメールデータを記憶部312より取り出し、表示す
ることができる。この際、メールデータ管理部38や添
付データ管理部39より必要なデータを取り出して、そ
のデータを表示部32に渡して、表示することができ
る。
【0084】上記添付データ管理部39にて、添付デー
タを解釈したとき、IDで示されるデータが存在するも
ののIDデータ管理部310にはそのデータが存在しな
い時には、メールデータ内に併記されたURL(Unifor
m Resource Locator)やあらかじめ決められたサーバに
アクセスしてIDに対応するデータを取得することがで
きる。この場合、添付データ管理部39は、直接OS3
11の通信部315が提供する通信機能を用いて、目的
のサーバに接続して、所望のデータを得ることができ
る。このようにして取得したデータは、自装置内のID
テーブル313にもIDデータ管理部310を経由して
登録しておき、以後は登録したデータも使えるようにす
る。また、メール作成時にメール作成部31から示され
たデータがIDテーブル313に登録されていない時に
も、必要に応じて、あらかじめ決められたサーバに接続
して、データを登録すると共にIDを取得し、自装置内
のIDテーブル313にもIDデータ管理部310を経
由して登録しておくことができる。
【0085】上記した手順をフローチャートで次に表
す。図4に示すメール作成フローは、メール作成・送信
装置1におけるメールの作成から送信に至るフローを表
している。メール作成は、図1のシステム構成図におけ
るメール作成・送信装置1において動作する。以下、図
4のフローを、図3のソフトウェア構成図のメール作成
および送信の部分を参照しながら説明する。
【0086】ステップS41はメール作成手段としての
メール作成部31においてメール作成を行う手順であ
る。この手順は、後述する図5のメール作成サブフロー
でメール作成における一般的手順として詳細に示してい
る。ステップS42では、作成されたメール内に添付デ
ータがあるか否かをメール制御部33でチェックする。
添付データが存在すればステップS43へ進み、なけれ
ばステップS46に進む。
【0087】ステップS43は、見つかった添付データ
を、添付データ管理部39によってIDデータ管理部3
10に問い合わせて、その添付データに対応するIDを
得て、ID化するステップである。このステップS43
の詳細手順は、図8に示す添付データのID化(エンコ
ード)処理フローに示している。 ステップS44ではI
D化することができた添付データがあるかどうかを添付
データ管理部39にてチェックする。 ステップS45
では、ID化できる添付データがあった場合に、そのI
Dに該当する添付データを実際にIDに置換する処理を
行う。上記ステップS43,S45はID生成手段の一
例を構成する。
【0088】ステップS46では、送信メールを装置内
にも保管しておくか否かをユーザなどに問い合わせ、保
管する必要があれば、ステップS47にて、作成したメ
ールデータをメールデータ管理部38を通じて記憶部
(ファイル)312に保管しておく。
【0089】最後に、ステップS48では、メール送受
信部34、メール送信部35により、メールの送信処理
を行う。
【0090】図5のメール作成サブフローは、図4のメ
ール作成フローにおけるステップS41のメール作成手
順を詳細化して示したもので、メール作成部31におい
て動作する。
【0091】ステップS51はメール作成本文の入力が
終了したか否かを確認するステップで、入力が完了して
いなければステップS52に進む。ステップS52では
本文であるテキストメッセージを入力するか、添付デー
タである画像、音声などを入力するかを選択するステッ
プを示し、ステップS53は本文の入力を行い、ステッ
プS54では添付データの入力を行う。ステップS53
やステップS54での入力が1件ずつ終わるたぴに他に
追加するデータがあるかどうかを確認するため、ステッ
プS51に戻って、追加するデータがある場合は、ステ
ップS52,S53,S54の処理を繰り返す。ステッ
プS51で入力が全て終わったと確認すると、ステップ
S55に進む。
【0092】ステップS55では、メールの宛先入力を
行い、ステップS56で必要に応じて適切なサブジェク
トを入力する。これによりメール作成のための必要な情
報の入力は完了し、ステップS57において、メールを
送信できるように、メールフォーマットでメールデータ
の生成を行って、メールの作成を完了する。
【0093】図6は添付データの入力のサブフローを示
す。この図6に示すサブフローは、図5のメール作成サ
ブフローにおけるステップS54の添付データの入力手
順の詳細手順を示している。
【0094】ステップS61では、添付データを新規に
作成するかどうかを選択し、新規に添付データを作成す
るときには、ステップS62にて新規に添付データの作
成を行い、既存データから選択するときには、ステップ
S63にて既存データの選択を行う。通常、新規データ
の作成はデータの種類に応じたさまざまなアプリケーシ
ョンプログラムを起動することによって行うことができ
るのに対し、既存データからの選択では、データの所在
位置を選択する操作によって行うことができる。既存デ
ータからの選択では、更に、ステップS64にて目的の
データが装置内に存在するか否かを確認する。装置内に
存在すれば、ステップS65にて装置内の既存データか
ら選択する。装置内に存在しなければ、ステップS66
にて、ネットワークを経由してデータを選択・ダウンロ
ードなどを行うために、サーバに接続し、ステップS6
7にてサーバから該当データの選択処理を行う。
【0095】次に、ステップS68にて、ステップS6
5やステップS67で選択したデータが既にID化され
ているかどうかをチェックする。ID化されていないデ
ータであれば、ステップS69に進んで、IDテーブル
313ヘの登録を行うか否かをユーザや設定値に対して
問い合わせる。同じく、ステップS62で新規作成した
データについても、IDテーブル313ヘの登録を行う
か否かをユーザや設定値に対して問い合わせる。登録を
行うならぱ、ステップS611でIDテーブルヘの登録
処理を行い、登録しないならばステップS610でデー
タの実体を添付する。上記ステップS611はID登録
手段の一例を構成する。ステップS610によるデータ
の実体登録処理を行ったメールは、従来メールとして扱
われることになる。ステップS611の登録処理は、図
3に示すソフトウエア構成図におけるIDデータ管理部
310によるIDテーブル313へのデータの新規登録
処理手順に該当し、その1例の具体的フローは、図13
に示すカテゴライズされたIDの登録フローである。ス
テップS611で登録をした後、ステップS612にて
ID化したデータをメールに添付することにより、添付
データの入力を完了する。この場合、添付データとして
はデータの実体ではなくIDが添付されることになる。
【0096】図8は添付データのID化(エンコード)処
理フローを示し、この処理フローは、図4中のステップ
S43の添付データのID化処理の手順を詳細化したも
ので、ユーザが選択などして添付しようとしているデー
タをID化するアルゴリズムについて説明している。こ
の添付データのID化処理は、図3のソフトウェア構成
図においては、添付データ管理部39において行われ
る。
【0097】まず、ステップS81でメールに添付され
る添付データの件数をカウントして、一時変数Nに設定
しておく。ステップS82では添付データの処理件数を
カウントするための一時変数Iをゼロに初期化し、ステ
ップS83から1件ずつの添付データを処理するメイン
ループを構成する。ステップS83で一時変数Iを1イ
ンクリメントして、ステップS84で一時変数Iと全添
付データ件数Nとを比較して、全て処理していれば処理
を終了する。そうでなければ、ステップS85にてI番
目の添付データを取り出し、ステップS86にてその添
付データがID化されたデータであるか否かを確認す
る。もし、既に添付データがID化されたデータであれ
ば、ID化する必要がないので、ステップS83からの
ループに戻る。添付データがID化されたデータでなけ
れば、ステップS87に進む。
【0098】ステップS87では、添付データがIDテ
ーブルに登録されているかどうかをIDデータ管理部3
10を経由して問い合わせる。登録されていれば、ステ
ップS810にてIDテーブル313より該当するデー
タのIDを取り出し、ステップS811にて添付データ
をIDに置き換える処理を行う。これにより、目的の添
付データはIDに置換することができたので、次のデー
タを処理するためにメインループに戻る。
【0099】ステップS87で、添付データがIDテー
ブルに登録されていないと判断すると、ステップS88
に進んで、サーバに該当する添付データが登録されてい
ないか検索するかどうかをユーザに問い合わせるなどし
て決める。問い合わせないのであれば、この添付データ
はID化することができないので、ステップS89にて
実データをそのまま添付することにする。サーバに問い
合わせるのならば、ステップS812にてデータ管理サ
ーバ6に接続して添付データを送信し、ステップS81
3にてサーバ上にて該当するデータの検索処理を実行す
る。ステップS814にて、サーバでの検索の結果、該
当するデータが登録されてることが分ると、ステップS
817にてサーバよりIDを取得して、添付データをI
Dに置換する。ステップS813とステップS817
は、ID取得手段またはデータ・ID取得手段の一例を
構成する。登録されていなければ、ステップS815に
てサーバに添付データを新規に登録するか否かを決め
る。登録しないのであれば、ステップS89で実データ
をそのまま添付することとなるが、登録するのであれ
ば、ステップS816でサーバヘのデータの登録処理を
行い、新規のIDをサーバにて発行し、ステップS81
7にてデータをIDに置換する。ステップS816のサ
ーバヘの登録処理の一例としては、図13に示す処理が
ある。この図13は、カテゴライズされたIDの登録フ
ローを示している。
【0100】図6では、メール作成シーンにおいて、ユ
ーザがID化されたデータを添付する過程を示してお
り、図8における実データからのID化するステップS
811,S817の前に予めユーザがインタラクティブ
な処理の中で添付データを選択、あるいは、追加するこ
とができることを示している。図6に示したようなデー
タを添付する手順においては、ユーザが任意に作成する
イメージや種々のデータを添付ファイルとして適用し、
ID化アルゴリズムを適用することもできるが、一般的
には、このようなデータをID化できることはまれであ
る。ID化が特に効果的であるのは、本文メールを装飾
するために付された効果音 (サウンドアイコン)や、背
景イメージ、イメージアイコンなどを添付する場合であ
る。このようなデータは、ユーザが敢えて苦労して添付
することはそう多くはないだろうが、簡単に選択して装
飾できるユーザインタフェースを持つ機器ならば、これ
を活用することで、文章だけでは伝えにくい内容であっ
ても、ニュアンスを簡単に伝えることができ、非常に有
用である。更に、ただユーザインタフェースとして選択
が簡単であるだけで、送受信におけるデータ量が増え
て、接続時間が増えたりなどすると、コストがアップす
るため、結果的に使いづらいデータになり兼ねない。し
かし、これをID化しておけば、このようなコストアッ
プ要素もなくすることができる。
【0101】次に、メール受信・再生装置3におけるメ
ールの受信手順について説明する。
【0102】図7はメールの着信フローを表しており、
サーバから受信したメールを1件ずつ処理して行く様子
を示している。この処理は、図3のソフトウェア構成図
では、メール送受信部34の指令を受けてメール受信部
36にて行われる。
【0103】ステップS71では、メール着信プロトコ
ルを用いてサーバに接続を行う。インターネット経由で
メールの着信を行うときには、通常、POP3、IMA
P(Internet Message Access Protocol)4などのメー
ル着信プロトコルを用いることが多い。これらのプロト
コルはOS311の通信部315にてサポートされてい
るものとサーバでサポートされているものとで一致する
ものが選択される。ステップS72にてサーバから受信
メール件数Nを取得し、ステップS73にて処理メール
件数をカウントするための変数Iをゼロに初期化してお
く。
【0104】ステップS74からステップS710はメ
ール1件ずつの処理を行うメインループを構成する。ス
テップS74では、処理メール件数を1インクリメント
し、ステップS75にて、処理済メール件数Iと受信メ
ール総数Nとを比較して、全てのメールについて処理を
終われば、ステップS711にてサーバとの切断処理を
行い、ステップS712にて受信したメールの先頭デー
タの表示処理を行う。この表示処理は、メール制御部3
3がメール表示部32に依頼することにより行う。
【0105】ステップS75にて処理すべきメールが残
っている場合には、ステップS76にて、I番目のメー
ルをサーバより取得し、ステップS77でメールデータ
解釈部37にてメールデータがどのようなデータで構成
されているのかを解釈し、適切な形式に変更した上で、
ステップS78でメールデータ管理部38によりメール
データとして記憶部312に保存される。 ステップS
79では、メールデータを解釈した結果から、添付デー
タが含まれているか否かを判断し、添付データが存在し
ていれば、ステップS710にて添付データの解釈処理
を行い、添付データがなければ、ステップS74に戻っ
て、次のメールの処理を行う。ステップS710 の添
付データの解釈処理は、図9に示す添付データの解釈
(デコード)処理の詳細フローにより行われる。
【0106】図9の添付データの解釈(デコード)処理フ
ローは、受信したメール中に含まれるID化されたデー
タを解釈し、実データに置き換えるための手順で、添付
データ管理部39にて実施される。
【0107】ステップS91では添付データの件数を取
得し、その件数を一時変数Nに格納し、ステップS92
で、処理を行った添付データの件数をカウントするため
の変数Iをゼロにクリアする。ステップS93で処理件
数Iを1インクリメントし、ステップS94で処理件数
Iと添付データの総件数Nとを比較して、全ての処理を
行えば、この処理を完了する。まだ、処理していない添
付データが存在していれば、ステップS95にてI番日
の添付データを取得し、ステップS96にてその添付デ
ータがID化されたデータであるか否かを判断する。I
D化されたデータでなければ、デコード処理を行う必要
はないので、次のデータを処理するためにメインループ
の先頭のステップS93に戻る。ID化された添付デー
タであれば、ステップS97に進んで、そのIDが、装
置内に保存されているIDテーブル313にすでに登録
されているか否かをIDデータ管理部310に問い合わ
せて、既に登録されていれば、ステップS98にてID
テーブル313からIDを検索して、該当するデータを
取り出し、ステップS99にてIDを実データに置き換
える。上記ステップS98とステップS99は実データ
生成手段の一例を構成する。
【0108】ステップS97にて、上記IDがIDテー
ブルに登録されていなければ、ステップS910にて装
置内に保持しているIDテーブル313が最新のもので
あるのかをチェックし、更新の必要があれば、ステップ
S911においてサーバなどからIDテーブルの情報を
取り出し、IDテーブルに登録されているデータを更新
して、再度、ステップS97にて検索処理を行う。
【0109】ステップS910で、IDテーブル313
が既に更新済みであると判断すれば、ステップS912
に進んで、サーバにおいて検索処理を行うかどうかを決
める。これはサーバではより広範囲なデータや他の機器
やユーザから登録されたデータが存在することがあるた
めである。サーバでIDの検索を行う場合、ステップS
913でサーバでのIDの検索処理を実行し、ステップ
S914でIDが見つかったかどうかを判定する。も
し、IDが見つかった場合には、装置内で見つかった場
合と同様に、ステップS99にてIDの実データヘの置
き換えを行う。上記ステップS913とステップS99
とが実データ取得手段の一例を構成する。また、上記ス
テップS99は実データ検索手段の一例を構成する。I
Dが見つからなかった場合には、ステップS915に
て、該当データが見つからないとして、IDのまま放置
し、次のデータの処理を行う。IDに対応するデータが
見つからないのは、送信者が自装置内で新規に作成した
添付データをID化したあと、サーバヘの登録処理を行
わなかった場合などである。しかし、通常送信処理装置
では新規のデータを登録した場合には、メール送信と同
時にサーバヘの登録も自動で行うようにしておくべきで
ある。
【0110】このようにしてIDから置き換えた実デー
タは、必ずしも元の送信されたデータと全く同一である
とは限らないが、少なくとも「同じカテゴリに属する」
すなわち「非常によく似た」データに置き換えられてい
る点に注意されたい。これにより、微妙に異なるメール
が何度も送信されてきた場合などでも、同じと考えられ
るデータについては、一度受信すれば、何度も実データ
を受信する必要がなくなり、受信のためにネットワーク
に接続している時間およびそのコストを低減することが
できる。
【0111】図10に示すメール送信時のサーバ処理の
フロー、および、図11に示すメール着信時のサーバ処
理のフローは、メールサーバにおけるID化されたデー
タの送受信処理、および、メール中継時におけるサーバ
でのID化手順について示している。ここでは、特に、
メール受信・再生装置3の特性を判断した上で、ID化
の要否を判定している点に特徴がある。
【0112】まず、図10のメール送信時のサーバ処理
のフローを説明する。ステップS101では、メール作
成・送信装置1から送信メールデータを受信する。ステ
ップS102にて、メール受信・再生装置3の特性に合
わせたメールの形式にするか否かを決める。この決定
は、メール作成・送信装置1から送られてくる情報やユ
ーザからの指示、サーバ5または6における設定値など
に基づいて行う。メールの形式をメール受信・再生装置
3の特性に合わせないのであれば、ステップS107に
てそのままの形式でメールの送信処理を行う。サーバ5
での送信処理とは、メール受信・再生装置3が同じサー
バ5に接続するのであれば、同じサーバ5内のメール一
時保管エリアにメールを蓄積して、メール受信・再生装
置3からの接続を待ち、他のサーバに転送する必要があ
れば、通常のメール転送処理を行う。メールの形式をメ
ール受信・再生装置3の特性に合わせるのであれば、ス
テップS103にて、メール受信・再生装置3の特性を
取得する。メール受信・再生装置3の特性は、予めメー
ル受信・再生装置3が接続するサーバ5または6に設定
しておき、ID化されたメールを受信するかしないか
や、どのような添付データはID化するかなどの情報を
設定しておくことができるものである。本メール送信時
のサーバと受信時のサーバとが異なる場合には、メール
受信・再生装置が登録されているサーバに問い合わせる
ことによって、この確認処理を行う。ステップS104
で、問い合わせた結果を調べて、該当データのID化が
可能か否かを調べる。ID化するのであれば、ステップ
S105で、添付データをID化して置き換え処理を行
ってID化したデータの送信をメール作成・送信装置1
に要求する。一方、ID化を行わないのであれば、ステ
ップS106で、添付データつまり実データをそのまま
送信することをメール作成・送信装置1に要求する。そ
の後、ステップS107で、送信メールをサーバ5内に
受信する。
【0113】次に、図11に示すメール着信時のサーバ
の処理フローについて、説明をする。
【0114】ステップS111では、メール受信・再生
装置3よりサーバ5ヘの接続処理が行われる。メール受
信・再生装置3とサーバ5との接続が完了すると、ステ
ップS112にてメール受信・再生装置3の特性を取得
する。この処理は、図10のステップS103の処理と
同じである。次に、ステップS113にて、メール受信
・再生装置3の特性が取得できたか否かを調べ、取得で
きなければ、ステップS114にて、サーバ5内のメー
ルデータをそのままの形でメール受信・再生装置3に転
送する。メール受信・再生装置3の特性が取得できれ
ば、ステップS115で、ID化したデータがメールに
含まれている場合、ID化したままの形でメールデータ
を送信すべきか、それとも、元の実データに戻してから
メール受信・再生装置3に転送すべきかを、メール受信
・再生装置3の特性から判断する。ID化したデータを
転送してよい場合には、ステップS116にてメール内
にID化されたデータが存在するか否かを検索し、あれ
ば、ステップS117にてID化したメールデータをメ
ール受信・再生装置3に転送することになる。 ステッ
プS115で、ID化したメールデータを転送しないと
判断した場合や、ステップS116で、メールにID化
されたデータが含まれていないと判断した場合には、ス
テップS118にて、全てのIDについてサーバ6内で
実データヘの変換処理を行い、変換した結果をメール受
信・再生装置に転送する。ID化されたデータを実デー
タに変換する手順は、図9に示した添付データの解釈
(デコード)処理フローに示した処理とほぼ同等の処理を
サーバ6内で行うことで実現することができる。
【0115】上述のID化手順においては、ID化を単
に「する」「しない」というレベルで記述してきたが、
IDは更にカテゴライズして同一カテゴリの代表データ
で代行させたり、更に詳細化したりすることができる。
このカテゴライズIDは、上述した全ての手順における
ID化、および、ID化されたデータの解釈において適
用することができる。
【0116】図12は、カテゴライズしたIDに関し
て、そのカテゴライズ方法の一例を示す。すなわち、図
12は、カテゴライズされたIDの構成例を示す図であ
る。例えば、大分類、中分類、小分類、サイズといった
4ランクに分けて、分類し、ツリー状に構成し、それぞ
れに1桁、2桁、2桁、1桁の整数を割り当てて生成さ
れる合計6桁の整数でIDとする手法である(図12の
(A)参照)。これを利用すると、各分類ランクにおい
て、該当データがない場合には、“0”または“00”
で表すこととし、このコードで表されるデータはその分
類(カテゴリ)を代表する代表データとして登録しておく
ことができる。これを利用すると、現時点でそれ以上詳
細化されていないデータについても、代表データで扱う
ことが可能に成る。
【0117】また、同様のカテゴリ構成において、ID
を数字ではなく、ディレクトリ構成のような文字列形式
で表すこともできる(図12の(B)参照)。この表現方法
を用いた時にも、実質的には前述した数値表現形式とな
んらかわることはなく、単なる表現方法の違いとして扱
うことができる。勿論、後者のID表記方法を採用した
方が、IDのカテゴライズに関する拡張性は格段にあ
る。すなわち、数値表現の場合には、あらかじめ決めた
(ここでは4つのランクを6桁の数値で表すと決めた)ラ
ンクを更に深くすることは、全データのIDを振り直さ
ないと難しい面があるが、後者のディレクトリパス表現
形式では、このような制約はなく、特定のIDだけがよ
り深いランクを持つ構成となることが可能である。
【0118】図13に示すカテゴライズされたIDの登
録フローは、このようなカテゴライズされたIDを持つ
構成のツリーヘのデータの登録手順を示している。
【0119】ステップS131ではデータのカテゴリを
調べ、すでに保持しているカテゴリツリーのどこの分類
に属するデータであるのかを同定する処理を行う。次
に、ステップS132にて現在登録されているIDテー
ブル(カテゴライズIDツリー)での位置を特定する。こ
れは全く同じカテゴリが登録されていれば、ツリー上の
そのデータの位置を特定することになるが、なければ、
フリー上の上位の分類に属するデータの位置を決めるこ
とになる。ステップS133にて、対応するツリー上の
位置にデータを登録し、新規にIDを付す処理を行う。
ステップS131とステップS132は認識手段の一例
を構成し、ステップS133はID登録手段の一例を構
成する。
【0120】図14は、カテゴライズされたIDの検索
フローを示し、同じくカテゴライズされたIDの構成ツ
リー上から、IDを指定して、それに該当あるいは最も
近いデータを検索する手順を示している。
【0121】ステップS141では、IDそのものと全
く同じ値がIDテーブル上に登録されているか否かを調
べる。もし登録されていれば、ステップS142にて該
当データを返すだけでよい。登録されていなければ、ス
テップS143にて、検索対象のデータの上位カテゴリ
に属して登録されているデータがないか否かを検索す
る。上位に登録されているデータがあれば、更に、ステ
ップS144にて、そのカテゴリ内には代表データとい
うそのカテゴリの代表的なデータが登録されているか否
かを調べる。代表データは、同じカテゴリ内に属するデ
ータであればほぼ代表データでそれぞれ個別のデータの
意味を表すことができるような意味を持つデータであ
る。このようなデータが存在すれば、ステップS145
にて代表データを検索対象のデータの近似値として返
す。ステップS143で、上位カテゴリに属するデータ
がないと判断したり、ステップS144で、代表データ
が登録されていないと判断した場合には、ステップS1
46で、検索不能として該当データなしで返す。代表デ
ータが登録されていない場合、同じカテゴリに属する別
のデータを返す処理を行ってもよいが、通常微妙な差異
があり、必ずしも代表データでないデータが別のデータ
の代替ができるとは限らないので、ここではこのような
処理を示したが、それに縛られるものではない。
【0122】データの検索では、前記してきたように、
通常各端末内で持つID管理データ(これがカテゴライ
ズされたツリーで構成されているとする)をまず、図1
4の手順によって検索し、もし登録されていないために
該当データが見つからなかったり、あるいは見つかった
としても、上位カテゴリのデータしか見つからなかった
場合には、各装置の手順に従って、サーバ上のツリーで
も同様の検索を行うことができる。
【0123】通常、サーバ上ではすべてのデータが登録
されている筈なので、サーバで検索した結果について
は、それを受け止めるべく処理をすればよい。ただし、
本システムの構成を発展させて行くと、唯一のサーバ
で、IDデータを完全に管理することは困難に成ってく
ることも考えられる。そのような場合には、サーバ間で
お互いにデータの交信を図ったり、あるいは、サーバ間
でのデータの検索サービスを受け入れることとし、ある
サーバにおいて検索を行う時、そのサーバ内に見つから
ない時には、別のサーバにも検索を依頼し、その結果を
返すというシステムにしてもよい。
【0124】図15は、ID化された添付データを持つ
HTMLメールの例を示す。このメールは“-----=123
456789O=”という文字列で区切られた複数の添付デー
タからなるメールデータの例で、本文は最初の Content
-Type:text/html から始まる部分である。この中には<I
MG SRC="hello.image"> という記述のように通常のHT
MLであれば、hello.image というイメージデータを添
付あるいはサーバから取得して表示する必要があるが、
この例では、次の添付データ Content-Location:hello.
image とそのデータのIDが、X-ID:101011 という行
で示されており、ID化されたデータであることがわか
る。よって、メール受信・再生装置3では、l01011 と
いうIDのデータを検索しで表示すればよいことがわか
る。また、この例ではサウンドデータもID化されて添
付されており、<A HREF="kanpai.au">により、Content-
Location:"kanpai.au" という添付データが検索され、
そのIDが同様に、302022であることからすぐに再生す
ることができる。
【0125】この例でわかるように、アイコンイメージ
やメール本文を装飾する意味のサウンドデータなどを添
付する場合に、特にこの発明の効果が得られる。
【0126】以上のように、本実施例では、画像と音声
を中心にして説明したが、本発明は添付データの種類を
これに限定するものではなく、その他のデータについて
も適用することができる。
【0127】上述の説明は、メール送受信システム、メ
ール作成・送信装置、メール受信・再生装置、メール送
受信装置についてであるが、この発明は、メールに限ら
ず、例えば、インターネットアクセスにも適用できる。
【0128】この実施の形態のインターネットアクセス
装置は、マルチメディアデータに含まれる画像や音声等
を表す添付データを表すIDに対応する画像や音声等を
表す実データを生成する実データ生成手段と、上記実デ
ータ生成手段がIDに対応する実データを生成すること
ができないときに、特定のサーバあるいはURLによっ
て指定されたサーバから、上記IDに対応する実データ
を取得する実データ取得手段と、上記実データを再生す
る再生手段とを備えている。
【0129】上記構成によれば、実データ生成手段によ
って、受信したIDから実データを得るので、受信デー
タ量を少なくでき、受信時間を短縮できる。また、上記
実データ取得手段によって、上記実データ生成手段がI
Dに対応する実データを生成することができないときで
も、特定のサーバあるいはURLによって指定されたサ
ーバから、上記IDに対応する実データを取得すること
ができる。したがって、保存しておく実データの量を少
なくできる。また、メールに限らず、さまざまな通信可
能なデータをID化して、ネットワークにかかるコスト
を下げながら、より多くのデータの交換を可能にでき
る。
【0130】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明によ
れば、画像や音声等を表す実際の添付データを送受信す
るのではなくて、その添付データに対応するIDを送受
信するので、送受信データ容量を小さくすることがで
き、送受信にかかる時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1実施の形態のメール送受信シス
テムの構成図である。
【図2】 この発明の1実施の形態のメール送受信装置
のハードウェア構成図である。
【図3】 上記実施の形態のメール送受信装置のソフト
ウェア構成図である。
【図4】 メール作成のフローを示すフローチャートで
ある。
【図5】 メール作成のサブフローを示すフローチャー
トである。
【図6】 添付データの入力のサブフローを示すフロー
チャートである。
【図7】 メール着信のフローを示すフローチャートで
ある。
【図8】 添付データのID化(エンコード)処理のフ
ローを示すフローチャートである。
【図9】 添付データの解釈(デコード)処理のフローを
示すフローチャートである。
【図10】 メール送信時のサーバ処理のフローを示す
フローチャートである。
【図11】 メール受信時のサーバ処理のフローを示す
フローチャートである。
【図12】 カテゴライズされたIDの構成例を示す図
である。
【図13】 カテゴライズされたIDの登録のフローを
示すフローチャートである。
【図14】 カテゴライズされたIDの検索のフローの
フローチャートである。
【図15】 ID化された添付データを持つHTMLメ
ールの例を示す図である。
【符号の説明】
1 メール作成・送信装置 2、4,7 IDテーブル 3 メール受信・再生装置 5 メールサーバ 6 データ管理サーバ 8 他のメールサーバ 9 インターネット

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール作成・送信装置とメール受信・再
    生装置との間でネットワークを介してデータを送受信す
    るメール送受信システムにおいて、 上記メール作成・送信装置は、画像や音声等を表す添付
    データを含むマルチメディアデータを作成するメール作
    成手段と、上記添付データに対応するIDを生成するI
    D生成手段を有して、上記添付データに代えて上記ID
    を送信し、 上記メール受信・再生装置は、上記IDに対応する画像
    や音声等を表す実データを生成する実データ生成手段を
    有して、上記実データの表す画像や音声等を再生するこ
    とを特徴とするメール送受信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメール送受信システム
    において、上記ID生成手段は、添付データのカテゴリ
    に基づいて、IDを生成することを特徴とするメール送
    受信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のメール送受信
    システムにおいて、上記ネットワークに接続されたサー
    バは、上記添付データに対応するIDを生成するID生
    成手段を有して、上記添付データに代えて上記IDをメ
    ール受信・再生装置に送信することを特徴とするメール
    送受信システム。
  4. 【請求項4】 メール作成・送信装置とメール受信・再
    生装置との間でネットワークを介してデータを送受信す
    るメール送受信システムにおいて、 上記メール作成・送信装置は、画像や音声等を表す添付
    データを含むマルチメディアデータを作成するメール作
    成手段を有して、上記マルチメディアデータを送信し、 上記ネットワークに接続されたサーバは、上記添付デー
    タに対応するIDを生成するID生成手段を有して、上
    記添付データに代えて上記IDをメール受信・再生装置
    に送信することを特徴とするメール送受信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3に記載のメール送受信シ
    ステムにおいて、上記ネットワークに接続されたサーバ
    は、上記IDに対応する画像や音声等を表す実データを
    生成する実データ生成手段を有して、上記IDに代えて
    上記実データをメール受信・再生装置に送信することを
    特徴とするメール送受信システム。
  6. 【請求項6】 メール作成・送信装置とメール受信・再
    生装置との間でネットワークを介してデータを送受信す
    るメール送受信システムにおいて、 上記メール作成・送信装置は、画像や音声等を表す添付
    データを含むマルチメディアデータを作成するメール作
    成手段と、上記添付データに対応するIDを生成するI
    D生成手段を有して、上記添付データに代えて上記ID
    を送信し、 上記ネットワークに接続されたサーバは、上記IDに対
    応する画像や音声等を表す実データを生成する実データ
    生成手段を有して、上記IDに代えて上記実データをメ
    ール受信・再生装置に送信し、 上記メール受信・再生装置は、上記実データの表す画像
    や音声等を再生することを特徴とするメール送受信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    メール送受信システムにおいて、上記実データは、上記
    添付データと同じであることを特徴とするメール送受信
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    メール送受信システムにおいて、上記実データ生成手段
    は、上記IDのカテゴリに基づいて、実データを生成
    し、その実データは、上記添付データと同じカテゴリに
    属するデータであって、上記添付データの表す内容と近
    似した内容を表すデータであることを特徴とするメール
    送受信システム。
  9. 【請求項9】 請求項3、5乃至8のいずれか1つに記
    載のメール送受信システムにおいて、上記メール作成・
    送信装置は、自己のID生成手段が添付データに対応す
    るIDを生成することができないときに、上記サーバ
    に、上記添付データに対応するIDを問い合わせて、上
    記サーバから、上記添付データに対応するIDを取得す
    るID取得手段を有して、そのIDを添付データに代え
    て送信することを特徴とするメール送受信システム。
  10. 【請求項10】 請求項3、5乃至9のいずれか1つに
    記載のメール送受信システムにおいて、上記メール作成
    ・送信装置は、自己のID生成手段が生成できるIDに
    対応する添付データ以外の添付データが要求されたとき
    に、上記サーバから、その添付データとその添付データ
    に対応するIDとを取得するデータ・ID取得手段を有
    することを特徴とするメール送受信システム。
  11. 【請求項11】 請求項3乃至10のいずれか1つに記
    載のメール送受信システムにおいて、上記メール受信・
    再生装置は、自己の実データ生成手段がIDに対応する
    実データを生成することができないときに、上記サーバ
    に、上記IDに対応する実データを問い合わせて、上記
    サーバから、上記IDに対応する実データを取得する実
    データ取得手段を有して、その実データを再生すること
    を特徴とするメール送受信システム。
  12. 【請求項12】 請求項3乃至11のいずれか1つに記
    載のメール送受信システムにおいて、上記サーバは、各
    メール受信・再生装置の能力または要望に応じて、上記
    添付データ、上記ID、あるいは、上記IDと同じカテ
    ゴリに属する他のIDを各メール受信・再生装置に送信
    することを特徴とするメール送受信システム。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1つに記
    載のメール送受信システムにおいて、上記IDは、HT
    MLメールの一部であり、上記IDの前後を囲むタグに
    よって、上記IDが識別できるようになっていることを
    特徴とするメール送受信システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のメール送受信シス
    テムにおいて、上記IDはURLによって表現されてい
    ることを特徴とするメール送受信システム。
  15. 【請求項15】 メールデータをネットワークを介して
    送信するメール作成・送信装置において、 画像や音声等を表す添付データを含むマルチメディアデ
    ータを作成するメール作成手段と、上記添付データに対
    応するIDを生成するID生成手段を有して、上記添付
    データに代えて上記IDを送信することを特徴とするメ
    ール作成・送信装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のメール作成・送信
    装置において、上記ID生成手段は、添付データのカテ
    ゴリに基づいて、IDを生成することを特徴とするメー
    ル作成・送信装置。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載のメール
    作成・送信装置において、上記ID生成手段が添付デー
    タに対応するIDを生成することができないときに、上
    記ネットワークに接続されたサーバに、上記添付データ
    に対応するIDを問い合わせて、上記サーバから、上記
    添付データに対応するIDを取得するID取得手段を有
    して、そのIDを添付データに代えて送信することを特
    徴とするメール作成・送信装置。
  18. 【請求項18】 請求項15乃至17のいずれか1つに
    記載のメール作成・送信装置において、上記ID生成手
    段が生成できるIDに対応する添付データ以外の添付デ
    ータが要求されたときに、上記ネットワークに接続され
    たサーバから、その添付データとその添付データに対応
    するIDとを取得するデータ・ID取得手段を有するこ
    とを特徴とするメール作成・送信装置。
  19. 【請求項19】請求項15乃至18のいずれか1つに記
    載のメール作成・送信装置において、IDと、そのID
    に対応する添付データとをカテゴライズして記憶すると
    共に、新たな添付データに対してカテゴリを同定してI
    Dを割り当てて登録するID登録手段を有することを特
    徴とするメール作成・送信装置。
  20. 【請求項20】 画像や音声等を表す添付データに対応
    するIDを含むマルチメディアデータをネットワークを
    介して受信して再生するメール受信・再生装置であっ
    て、上記マルチメディアデータに含まれるIDに対応す
    る画像や音声等を表す実データを生成する実データ生成
    手段を有して、上記実データの表す画像や音声等を再生
    することを特徴とするメール受信・再生装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のメール受信・再生
    装置において、上記実データは、上記添付データと同じ
    であることを特徴とするメール受信・再生装置。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載のメール受信・再生
    装置において、上記実データは、上記添付データと同じ
    カテゴリに属するデータであって、上記添付データの表
    す内容と近似した内容を表すデータであることを特徴と
    するメール受信・再生装置。
  23. 【請求項23】 請求項20乃至22のいずれか1つに
    記載のメール受信・再生装置において、上記実データ生
    成手段がIDに対応する実データを生成することができ
    ないときに、上記ネットワークに接続されたサーバに、
    上記IDに対応する実データを問い合わせて、上記サー
    バから、上記IDに対応する実データを取得する実デー
    タ取得手段を有して、その実データを再生することを特
    徴とするメール受信・再生装置。
  24. 【請求項24】 請求項20乃至23のいずれか1つに
    記載のメール受信・再生装置において、受けたIDに対
    応する実データがない場合には、カテゴライズして記憶
    されたIDとそのIDに対応する実データとに基づい
    て、そのIDの上位カテゴリに属するデータあるいは代
    表データを検索する実データ検索手段を有することを特
    徴とするメール受信・再生装置。
  25. 【請求項25】 請求項15乃至19のいずれか1つに
    記載のメール作成・送信装置と、請求項20乃至24の
    いずれか1つに記載のメール受信・再生装置とを備えた
    ことを特徴とするメール送受信装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載のメール送受信装置
    において、IDと、そのIDに対応する添付データとを
    所定の形式で含むマルチメディアデータを受信したとき
    に、上記IDと上記添付データとを対応させて認識する
    認識手段を有し、上記ID生成手段は、上記認識手段が
    認識した上記添付データに対応する上記IDを生成でき
    ることを特徴とするメール送受信装置。
  27. 【請求項27】 マルチメディアデータに含まれる画像
    や音声等を表す添付データを表すIDに対応する画像や
    音声等を表す実データを生成する実データ生成手段と、
    上記実データ生成手段がIDに対応する実データを生成
    することができないときに、特定のサーバあるいはUR
    Lによって指定されたサーバから、上記IDに対応する
    実データを取得する実データ取得手段と、上記実データ
    を再生する再生手段とを備えたことを特徴とするインタ
    ーネットアクセス装置。
  28. 【請求項28】 請求項1乃至14のいずれか1つに記
    載のメール送受信システム、あるいは、請求項15乃至
    19のいずれか1つに記載のメール作成・送信装置、あ
    るいは、請求項20乃至24のいずれか1つに記載のメ
    ール受信・再生装置、あるいは、請求項25または26
    に記載のメール送受信装置、あるいは、請求項27のイ
    ンターネットアクセス装置における手段としてコンピュ
    ータを機能させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
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