JP2002006983A - クロック・リセット信号供給装置 - Google Patents

クロック・リセット信号供給装置

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JP2002006983A
JP2002006983A JP2000186254A JP2000186254A JP2002006983A JP 2002006983 A JP2002006983 A JP 2002006983A JP 2000186254 A JP2000186254 A JP 2000186254A JP 2000186254 A JP2000186254 A JP 2000186254A JP 2002006983 A JP2002006983 A JP 2002006983A
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clock
delay
unit
reset
signal
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JP2000186254A
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Tetsuro Kato
哲朗 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック信号及びリセット信号を各供給先へ
位相の揃った状態で供給できるクロック・リセット信号
供給装置を得る。 【解決手段】 遅延制御部21からクロック出力制御信
号35をクロック供給部20に送ることによりクロック
信号の各クロック・リセット信号供給先への供給を開始
させるとともに、クロック供給配線によるクロック信号
の伝搬と応答配線による応答信号の伝搬により発生する
伝搬遅延時間の計測を開始する。遅延制御部21は、各
クロック・リセット信号供給先から応答信号を受信する
ことによって、伝搬遅延時間を求め、求めた伝搬遅延時
間に基づいて、クロック信号の各クロック・リセット信
号供給先へのクロック信号の伝搬時間が等しくなるよう
に、リセット信号のクロック供給部20及びリセット供
給部22の遅延量を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同期回路におい
てクロック信号およびリセット信号の供給を行なうクロ
ック・リセット信号供給装置に関し、特にクロック供給
部およびリセット供給部と複数のクロック信号およびリ
セット信号供給先を接続する配線での伝搬遅延によって
生ずる位相のズレを防止することのできるクロック・リ
セット信号供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術について、図面を用いて説明す
る。例えば、図10は、特開平6−7751号によるク
ロック分配転送方式に関する構成図を示したものであ
る。
【0003】図10に示したクロック分配転送方式にお
いて、211は、クロック信号を分配するクロック分配
部であり、2121〜212nは、クロック分配部よりク
ロック信号を受信するクロック受信部である。
【0004】また、クロック分配部211において、2
13は、送信するクロック信号の位相を制御する位相制
御部、S1〜Snは、クロック信号を送信するクロック送
信線を示しており、R1〜Rnは、クロック信号を受信す
るクロック受信線である。
【0005】次に、動作について説明する。クロック分
配部211における送信点X1〜Xnからクロック送信線
1〜Snを経て送出されたクロック信号は、クロック受
信部2121〜212nにおいて受信されると共に、折り
返し点Z1〜Znにおいて直ちに折り返されて、クロック
受信線R1〜Rnを経て返送される。
【0006】位相制御部213では、折り返し受信され
たクロック信号を用いて、送信点X 1〜Xnにおける送信
クロック信号の位相を制御し、クロック受信部2121
〜212nにおいて、クロック信号が同位相で受信され
る。
【0007】しかしながら、上述した方法では、クロッ
ク信号のような一様に連続した信号に対しては位相制御
を行なうことができるが、クロック信号以外の一様に連
続でない信号、例えばリセット信号などの位相を制御し
ようとすると、配線によって発生する遅延自体を元に位
相制御を行なっていないため、クロック信号以外の一様
に連続でない信号の位相制御を行なうことができないと
いう問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
述した従来技術の問題点を解決しようとなされたもので
あって、クロックおよびリセット信号供給部から各供給
先までの距離が異なっている場合でも、正確に位相の揃
ったクロックおよびリセット信号を供給できるととも
に、配線設計時の自由度を大幅に損なうことのないクロ
ック・リセット信号供給装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクロック・
リセット信号供給装置は、同期をとるためのクロック信
号を供給先へ供給するクロック供給部と、上記クロック
供給部より供給されるクロック信号を伝搬するクロック
供給配線と、上記クロック供給配線によるクロック信号
の伝搬時間と等時間で、上記供給先より出力される応答
信号を伝搬する応答配線と、上記クロック供給配線によ
るクロック信号の伝搬と上記応答配線による応答信号の
伝搬により発生する伝搬遅延時間に基づいて、上記クロ
ック供給部からのクロック信号の供給タイミングを遅延
させるように制御する遅延制御部とを備えることを特徴
とする。
【0010】上記クロック・リセット信号供給装置は、
複数の上記供給先と、それぞれ上記クロック供給配線と
上記応答配線で接続されており、上記クロック供給配線
が接続されている供給先と同一の供給先に接続されてい
る上記応答配線は、上記クロック供給配線によるクロッ
ク信号の伝搬時間と等時間で、応答信号を伝搬すること
を特徴とする。
【0011】上記遅延制御部は、上記伝搬遅延時間を計
測する遅延計測部を備え、上記遅延制御部は、上記遅延
計測部による計測値に基づいて、上記クロック供給部か
らのクロック信号の供給タイミングを遅延させるように
制御することを特徴とする。
【0012】上記クロック・リセット信号供給装置は、
さらに、リセット信号を上記クロック・リセット信号供
給先へ供給するリセット供給部と、上記リセット供給部
より供給されるリセット信号を伝搬する配線であって、
上記クロック供給配線によるクロック信号の伝搬時間と
等時間で伝搬するリセット供給配線とを備え、上記遅延
制御部は、上記伝搬遅延時間に基づいて、上記リセット
供給部からのリセット信号の供給タイミングを遅延させ
るように制御することを特徴とする。
【0013】上記クロック供給部は、クロック信号を出
力するクロック出力部と、上記クロック出力部より出力
されたクロック信号の上記供給先への供給を所定の遅延
量だけ遅らせるクロック遅延部とを備え、上記遅延制御
部は、複数の上記供給先へのクロック信号の到達時間が
等しくなるように、上記クロック遅延部の遅延量を設定
することを特徴とする。
【0014】上記クロック遅延部は、複数のバッファ
と、上記複数のバッファの中より所定のバッファの出力
を選択するセレクタ部とを備えることを特徴とする。
【0015】上記クロック遅延部は、上記クロック出力
部より出力されたクロック信号を入力する入力バッファ
と、上記入力バッファより出力されたクロック信号を入
力し、上記クロック供給配線へクロック信号を出力する
出力バッファと、上記入力バッファと上記出力バッファ
との間に、静電容量を所定の値に設定可能な可変静電容
量素子とを備えることを特徴とする。
【0016】上記クロック遅延部は、複数のバッファ
と、静電容量を所定の値に設定可能な複数の可変静電容
量素子と、上記複数のバッファの中より所定のバッファ
の出力を選択するセレクタ部とを備え、上記セレクタ部
は、上記複数の可変静電容量素子の静電容量値を設定す
ることを特徴とする。
【0017】上記リセット供給部は、リセット信号を出
力するリセット出力部と、上記リセット出力部より出力
されたリセット信号の上記供給先への供給を所定の遅延
量だけ遅らせるリセット遅延部とを備え、上記遅延制御
部は、複数の上記供給先へのリセット信号の到達時間が
等しくなるように上記リセット遅延部の遅延量を設定す
ることを特徴とする。
【0018】上記リセット遅延部は、複数のバッファ
と、上記複数のバッファの中より所定のバッファの出力
を選択するセレクタ部とを備えることを特徴とする。
【0019】上記リセット遅延部は、上記リセット出力
部より出力されたリセット信号を入力する入力バッファ
と、上記入力バッファより出力されたリセット信号を入
力し、上記クロック供給配線へリセット信号を出力する
出力バッファと、上記入力バッファと上記出力バッファ
との間に、静電容量を所定の値に設定可能な可変静電容
量素子とを備えることを特徴とする。
【0020】上記クロック遅延部は、複数のバッファ
と、静電容量を所定の値に設定可能な複数の可変静電容
量素子と、上記複数のバッファの中より所定のバッファ
の出力を選択するセレクタ部とを備え、上記セレクタ部
は、上記複数の可変静電容量素子の静電容量値を設定す
ることを特徴とする。
【0021】上記クロック供給部は、クロック信号を出
力するクロック出力部と、 上記クロック出力部より出
力されたクロック信号の上記供給先への供給を所定の遅
延量だけ遅らせるクロック遅延部とを備え、上記遅延制
御部は、上記クロック出力部によるクロック信号の出力
ON/OFFを制御するクロック出力制御部と、上記伝
搬遅延時間を計測する遅延計測部と、上記遅延計測部に
より計測された伝搬遅延時間に基づいて、上記クロック
遅延部の遅延量を設定する遅延量解析部と、上記リセッ
ト出力部によるリセット信号の出力ON/OFFを制御
するリセット出力制御部とを備え、上記クロック出力制
御部は、上記クロック出力部にクロック信号を出力させ
るとともに、上記遅延計測部による上記伝搬遅延時間の
計測を開始させ、上記遅延量解析部は、上記クロック遅
延部の遅延量を設定した後、上記リセット出力制御部に
対し、上記リセット出力部によるリセット信号の出力を
OFFするように指示を出すことを特徴とする。
【0022】上記クロック・リセット信号供給装置は、
基準となる基準クロックをもとに動作し、上記遅延計測
部は、上記基準クロックよりも高い周波数で発振するP
LL(Phase Locked Loop)発振器
と、上記PLL発振器の出力を使用するカウンタとを備
え、上記遅延計測部は、上記伝搬遅延時間の計測時間以
外の時間、上記PLL発振器の動作を停止することを特
徴とする。
【0023】上記遅延計測部は、電流を供給する電流供
給部と、上記電流供給部から供給された電流により電荷
を蓄積する静電容量素子と、上記電流供給部と上記静電
容量素子を接続する接続スイッチと、上記静電容量素子
に蓄積された電荷を放電する放電スイッチとを備え、上
記遅延計測部は、上記伝搬遅延時間の計測開始前に上記
放電スイッチをONにすることにより上記静電容量素子
に蓄積された電荷を放電した後、上記接続スイッチをO
Nにすることにより上記伝搬遅延時間の計測を行うこと
を特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の一実施例を示す図である。図において、20は、クロ
ック信号を出力するクロック供給部、22は、リセット
信号を出力するリセット供給部を示している。
【0025】21は、クロック供給部20から各供給先
へクロック信号を供給するタイミングとリセット供給部
22から各供給先へリセット信号を供給するタイミング
を制御する遅延制御部である。
【0026】32、33、34は、クロック信号とリセ
ット信号を供給するクロック・リセット信号供給先を示
している。
【0027】23、24、25は、クロック供給部20
から出力されたクロック信号をクロック・リセット信号
供給先32、33、34へ供給するためのクロック供給
配線を示している。
【0028】29、30、31は、リセット供給部22
から出力されたリセット信号をクロック・リセット供給
先32、33、34へ供給するためのリセット供給配線
を示している。
【0029】26、27、28は、クロック・リセット
供給先32、33、34から遅延制御部21へ応答を返
すための応答配線を示している。
【0030】クロック供給配線23、応答配線26、リ
セット供給配線29のように同一のクロック・リセット
供給先32へ接続されるものは等時間で信号が伝搬する
ように配線されている。
【0031】しかし、異なるクロック・リセット信号供
給先に配線されているものとは等時間で信号が伝搬する
ように構成する必要はない。例えば、図1に示すよう
に、クロック供給配線23と応答配線27とは、等時間
で信号が伝搬するように構成する必要はない。
【0032】また、35はクロック供給部20によるク
ロック信号の供給を開始させるクロック出力制御信号を
示しており、36はクロック供給部20より供給される
クロック信号およびリセット供給部22より供給される
リセット信号の供給タイミングをどのくらい遅らせるか
を設定するための遅延設定信号を示している。
【0033】37はリセット供給部22から供給される
リセット信号の解除を行なうためのリセット解除信号を
示している。
【0034】クロック供給部20は図2に示すように、
クロック出力部40、クロック遅延部41、42、43
より構成されている。
【0035】クロック出力部40は、遅延制御部21か
ら出力されるクロック出力制御信号35に基づいて、ク
ロック信号をクロック遅延部41、42、43へ出力O
N/OFFするように構成されている。
【0036】各クロック遅延部41、42、43は、ク
ロック・リセット信号供給先への供給タイミングを遅ら
せる遅延量を、遅延制御部21からの遅延設定信号36
によって、任意の量に設定可能なように構成されてい
る。
【0037】次に、リセット供給部22は、図3に示す
ように、リセット出力部50、リセット遅延部51、5
2、53より構成されている。
【0038】リセット出力部50は、リセット信号の出
力ON/OFFを遅延制御部21から出力されるリセッ
ト解除信号37に基づいて行うように構成されている。
【0039】各遅延部51、52、53は、クロック・
リセット信号供給先への供給タイミングを遅らせる遅延
量を、遅延制御部21からの遅延設定信号36によっ
て、任意の量に設定可能なように構成されている。
【0040】次に、遅延制御部21は、図4に示すよう
に遅延計測部63、64、65、クロック出力制御部6
0、遅延量解析部61、リセット出力制御部62より構
成されている。
【0041】遅延計測部63、64、65は、それぞれ
図1に示すクロック供給配線23と応答配線26、クロ
ック供給配線24と応答配線27、クロック供給配線2
5と応答配線28によって発生する伝搬遅延時間を計測
するように構成されている。
【0042】クロック供給配線23と応答配線26は、
等時間で信号が伝搬するように構成されている。したが
って、伝搬遅延時間の半分の時間が、クロック供給部2
0とクロック・リセット信号供給先とをクロック信号が
伝搬するのに要する時間であることがわかる。このた
め、伝搬遅延時間を計測することで、全てのクロック・
リセット信号供給先に位相の揃ったクロック信号を供給
できることがわかる。
【0043】クロック出力制御部60は、クロック出力
部40にクロック出力制御信号35を送信するように構
成されているとともに、伝搬遅延時間の測定を開始させ
る制御信号を遅延計測部63、64、65へ送信するよ
うに構成されている。
【0044】遅延量解析部61は、遅延計測部63、6
4、65によってそれぞれ計測された伝搬遅延時間を入
力し、クロック遅延部41、42、43およびリセット
遅延部51、52、53のそれぞれの遅延量を決定する
ように構成されている。
【0045】リセット出力制御部62は、リセット供給
部22内のリセット出力部50にリセット信号を解除
(OFF)するリセット解除信号を送信するように構成
されている。
【0046】実施の形態1に係るクロック・リセット信
号供給装置は、上記のように構成されており、以下に動
作及び作用について説明する。
【0047】電源投入時などのリセット期間中(リセッ
ト供給部からリセット信号が供給されている状態)にお
いて、図1にCLKで示したクロック信号が安定した
後、図4に示すクロック出力制御部60は、図2に示す
クロック出力部40にクロック出力制御信号35を送信
する。
【0048】クロック出力制御信号35を送信されたク
ロック出力部40は、クロック遅延部41、42、43
に対してクロック信号を出力する。
【0049】この時点では、クロック供給部20内のク
ロック遅延部41、42、43の遅延量は全て同一の値
(例えば中立、最小、最大など)に設定されている。な
お、図3に示すリセット供給部22内のリセット遅延部
51、52、53の遅延量も同一の値に設定されてい
る。
【0050】図4に示すように遅延制御部21内のクロ
ック出力制御部60は、クロック出力制御信号35を送
信すると同時に、クロック供給配線と応答配線によって
発生する伝搬遅延時間の計測を遅延計測部63、64、
65に開始させる制御信号を送る。
【0051】クロック遅延部41、42、43から出力
されたクロック信号は、図1に示すように、それぞれク
ロック供給配線23、24、25を伝搬して各クロック
・リセット信号供給先32、33、34へ到達する。
【0052】各クロック・リセット信号供給先32、3
3、34は、クロック信号の到着と同時に、それぞれ応
答配線26、27、28を介して、遅延制御部21内の
各遅延計測部63、64、65へ応答信号を送信する。
【0053】それぞれの応答信号は、応答配線26、2
7、28を介して、それぞれ、遅延計測部63、64、
65へ到達する。
【0054】各遅延計測部63、64、65は、それぞ
れ応答信号を受信すると、伝搬遅延時間の計測を終了
し、計測結果を図4に示す遅延量解析部61へ出力す
る。
【0055】遅延量解析部61は、遅延計測部63、6
4、65から計測した伝搬遅延時間の入力が完了する
と、最も遅かった(最も伝搬遅延時間がかかった)クロ
ック・リセット信号供給先を基準として、他のクロック
・リセット信号供給先へのクロック信号及びリセット信
号の供給タイミングを遅延させる遅延量を決定する。
【0056】すなわち、クロック供給部20から各クロ
ック・リセット信号供給先32、33、34に同時にク
ロック信号が到達するようにクロック供給部20内のク
ロック遅延部41、42、43の遅延量を決定する。
【0057】そして、遅延量解析部61は、決定した遅
延量を設定するため、遅延設定信号36をクロック遅延
部41、42、43、リセット遅延部51、52、53
に送る。
【0058】送られた遅延設定信号36に基づいて、各
クロック遅延部41、42、43、各リセット遅延部5
1、52、53の遅延量が設定される。
【0059】また、遅延量解析部61は、遅延量設定が
完了し、クロック供給部20から供給されるクロック信
号が十分に安定した後、リセット出力制御部62へリセ
ット信号を解除する指示を送る。
【0060】そして、リセット出力制御部62は、リセ
ット解除信号37を図3に示すリセット出力部50に出
力し、リセット供給部22によるリセット信号の供給を
解除する。
【0061】このようにすることによって、各クロック
・リセット信号供給先32、33、34へ等時間でクロ
ック信号及び一様に連続でないリセット信号を供給する
ことができる。
【0062】すなわち、各クロック・リセット信号供給
先32、33、34へ供給されるクロック信号及びリセ
ット信号の位相を正確に一致させることができる。
【0063】実施の形態2.実施の形態2では、クロッ
ク遅延部41、42、43及びリセット遅延部51、5
2、53の一構成例を図5に示す。
【0064】図5において、71、72、73、74は
クロック信号またはリセット信号の出力を遅延させる遅
延バッファを示しており、70は遅延制御部21内のク
ロック出力制御部60から送られる遅延設定信号36の
値に基づいて遅延量を選択するセレクタ部を示してい
る。
【0065】セレクタ部70は、遅延バッファ71、7
2、73、74のいずれかの出力を選択するための遅延
量選択スイッチ75、76、77、78と、出力を安定
させるための出力バッファ79より構成されている。
【0066】セレクタ部70は、遅延制御部21からの
遅延設定信号36に基づいて、遅延量選択スイッチ7
5、76、77、78のいずれかをONにするように構
成されている。
【0067】このように構成することにより、クロック
信号またはリセット信号は、遅延バッファ71、72、
73、74によって複数の遅延した状態となる。セレク
タ部70は、遅延制御部21からの遅延設定信号36の
値に基づいて、遅延量選択スイッチ75、76、77、
78のいずれかをONにする。例えば、遅延量選択スイ
ッチ77をONにしたとすると、遅延バッファ71、7
2、73を通過した分の遅延量が選択され、出力バッフ
ァ79を介してクロック・リセット信号供給先にクロッ
ク信号又はリセット信号が供給される。
【0068】このようにして、クロック信号又はリセッ
ト信号を供給する遅延量を一つの遅延バッファによって
遅れる遅延量の整数倍単位で設定することができる。
【0069】実施の形態3.実施の形態3では、クロッ
ク遅延部41、42、43及びリセット遅延部51、5
2、53の別の構成例を図6に示す。
【0070】図6において、80は遅延させるクロック
信号またはリセット信号を入力する入力バッファを示し
ており、82はクロック信号またはリセット信号を所定
の値遅延させるための可変静電容量素子を示している。
この可変静電容量素子82の静電容量は、遅延制御部2
1からの遅延設定信号36によって所定の値に設定する
ことができるように構成されている。
【0071】また、81は可変静電容量素子82によっ
て遅延させたクロック信号又はリセット信号を安定して
出力させるための出力バッファを示している。
【0072】このように、遅延設定信号36によって可
変静電容量素子82の静電容量値を制御することで、入
力バッファ80の出力波形を鈍らせて所望の遅延を実現
することができる。
【0073】実施の形態4.実施の形態4では、クロッ
ク遅延部41、42、43及びリセット遅延部51、5
2、53の別の構成例を図7に示す。
【0074】図7において、71、72、74は、クロ
ック信号又はリセット信号を遅延させるための遅延バッ
ファを示している。
【0075】83、84、86は、クロック信号または
リセット信号を所定の値遅延させるため、静電容量を所
定の値に設定できる可変静電容量素子を示している。
【0076】90は、セレクタ部を示しており、このセ
レクタ部90は、遅延量選択スイッチ75、76、78
と、遅延させたクロック信号又はリセット信号の出力を
安定させるための出力バッファより構成されている。
【0077】セレクタ部90は、遅延制御部21からの
遅延設定信号36に基づき、遅延量選択スイッチ75、
76、78のいずれかをONにするとともに、可変静電
容量素子83、84、86の静電容量値を制御信号9
1、92、93を用いて、それぞれ所定の値に設定する
ように構成されている。
【0078】本実施の形態4に係るクロック遅延部又は
リセット遅延部の構成は、上述した実施の形態2および
3を組み合わせたものであり、遅延量を設定するため、
遅延バッファ71、72、74と可変静電容量素子8
3、84、86の両方を組み合わせて用いることによっ
て、より細かく正確にクロック信号またはリセット信号
の遅延制御を行なうことができる。
【0079】実施の形態5.実施の形態5では、図4に
示した遅延計測部63、64、65の一構成例を図8に
示す。
【0080】図8において、104はクロック供給配線
と応答配線によって発生する伝搬遅延時間を計測するカ
ウンタを示しており、101はカウンタ104による計
測精度を十分に確保できるように装置全体の基準クロッ
ク(CLK)よりも十分高い周波数で発振するPLL
(Phase Locked Loop)発振器を示し
ている。
【0081】103はカウンタ104とPLL発振器1
01との電気接続をON/OFFするスイッチを示して
おり、100はスイッチ103を制御するためのカウン
ト制御信号、102はPLL発振器101の動作をON
/OFFするための停止信号を示している。
【0082】105はカウンタ104による伝搬遅延時
間の計測結果を示すカウント結果である。
【0083】まず、PLL発振器101は発振している
状態にあり、スイッチ103は、カウント制御信号10
0によりOFF状態になっており、PLL発振器101
の出力をカウンタ104へ供給しない状態とする。以
下、伝搬遅延時間の計測を開始する。
【0084】図4に示すクロック出力制御部60は、ク
ロック供給部20にクロック信号の供給を開始させるた
め、クロック出力制御信号36を送ると同時に、遅延計
測部63、64、65に対して、伝搬遅延時間の測定を
開始させる制御信号を送る。この制御信号を送られた各
遅延計測部は、カウント制御信号100をスイッチ10
3に送り、スイッチ103をON状態にする。
【0085】カウンタ104は、PLL発振器101か
らの出力信号に基づいて、伝搬遅延時間の計測を開始す
る。
【0086】応答配線からの応答信号がカウンタ104
に入力されると、カウンタ104は伝搬遅延時間の計測
を終了し、計測結果を示すカウント結果105を遅延量
解析部61へ出力する。
【0087】全ての遅延計測部において、伝搬遅延時間
の計測が終了すると、遅延制御部21は、停止信号10
2によりPLL発振器101を停止させる。
【0088】このようにすることで、伝搬遅延時間の計
測時以外の時間、PLL発振器101は、動作を停止
し、無用な電流消費を抑制することができる。
【0089】実施の形態6.実施の形態6では、図4に
示した遅延計測部63、64、65の別の構成例を示
す。
【0090】図9において、110は電流供給可能な電
源、113は静電容量素子、111は電源110と静電
容量素子113の電気接続をON/OFFする計測スイ
ッチを示している。
【0091】115は計測スイッチ111のON/OF
F制御を行なう計測制御信号、112は静電容量素子1
13の電荷を放電するリセットスイッチ、114はリセ
ットスイッチ112のON/OFF制御を行なう計測値
リセット信号を示している。
【0092】まず、計測スイッチ111は、OFF状態
になっており、電源110と静電容量素子113は電気
的に切り離された状態とする。
【0093】また、リセットスイッチ112は、ON状
態になっており、このため、静電容量素子113に蓄積
されている電荷は放電され、静電容量素子113の電位
は接地電位になっている。以下、伝搬遅延時間の計測を
開始する。
【0094】クロック出力制御部60は、クロック供給
部20にクロック信号の供給を開始させるため、クロッ
ク出力制御信号36を送ると同時に、遅延計測部63、
64、65に対して伝搬遅延時間の測定を開始させる制
御信号を送る。この制御信号を送られた各遅延計測部
は、計測スイッチ111に計測制御信号115を送ると
ともにリセットスイッチ112に計測値リセット信号1
14を送る。
【0095】計測制御信号115により計測スイッチ1
11は、ON状態となり、また、計測値リセット信号1
14によってリセットスイッチ112はOFF状態とな
る。これにより、静電容量素子113への充電が開始さ
れる。
【0096】応答配線(図示せず)から応答信号が戻る
と、計測制御信号115を送り計測スイッチ111をO
FF状態とし、静電容量素子113への電荷の充電を停
止させる。
【0097】このようにして、静電容量素子113は充
電時間、すなわち計測する伝搬遅延時間に相当する電荷
が充電される。
【0098】以上のように本実施の形態では、静電容量
素子113の両端にかかる電圧を伝搬遅延時間とするこ
とができる。
【0099】なお、図9における電源110は電流を供
給できるものであれば、良い。
【0100】
【発明の効果】各供給先までのクロック信号の伝搬時間
が異なっている場合であっても、各供給先へのクロック
信号の到達を同じにすることができる。すなわち、各供
給先へ位相の揃ったクロック信号を供給することができ
る効果が得られる。
【0101】また、クロック供給配線と応答配線に対す
る要求が、クロック供給配線によるクロック信号の伝搬
時間と応答配線による応答信号の伝搬時間が等時間であ
るという要求だけなので、配線設計時の自由度を大幅に
損なうことがない効果が得られる。
【0102】また、各供給先へ位相の揃ったリセット信
号を供給することができる効果が得られる。
【0103】また、クロック遅延部を複数のバッファ
と、上記複数のバッファの中より所定のバッファの出力
を選択するセレクタ部を備えたので、一つのバッファに
よる遅延量の整数倍で遅延量を設定できる効果が得られ
る。
【0104】また、クロック遅延部における遅延量をバ
ッファと可変静電容量素子によって設定できるように構
成したので、より細やかに遅延量を設定することができ
る効果が得られる。
【0105】また、伝搬遅延時間を計測する遅延計測部
を、システムの基準クロックよりも高い周波数で発振す
るPLL発振器を計測時間だけ動作させて計測するよう
に構成したので、伝搬遅延時間を精度良く計測すること
ができるとともに、PLL発振器による消費電流を抑制
できる効果が得られる。
【0106】また、伝搬遅延時間を計測する遅延計測部
を、可変静電容量素子に蓄えられる電荷量に対応する電
圧によって計測するように構成したので、簡便に伝搬遅
延時間の計測を行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るクロック・リセット信号
供給システムの構成を示した構成図である。
【図2】 クロック供給部の構成を示した図である。
【図3】 リセット供給部の構成を示した図である。
【図4】 遅延制御部の構成を示した図である。
【図5】 実施の形態2に係るクロック遅延部とリセッ
ト遅延部の構成を示した図である。
【図6】 実施の形態3に係るクロック遅延部とリセッ
ト遅延部の構成を示した図である。
【図7】 実施の形態4に係るクロック遅延部とリセッ
ト遅延部の構成を示した図である。
【図8】 実施の形態5に係る遅延計測部の構成を示し
た図である。
【図9】 実施の形態6に係る遅延計測部の構成を示し
た図である。
【図10】 従来技術の一構成例を示した図である。
【符号の説明】
20 クロック供給部、21 遅延制御部、22 リセ
ット供給部、23,24,25 クロック供給配線、2
6,27,28 応答配線、29,30,31リセット
供給配線、35 クロック出力制御信号、36 遅延設
定信号、37リセット解除信号、40 クロック出力
部、41,42,43 クロック遅延部、50 リセッ
ト出力部、51,52,53 リセット遅延部、60
クロック出力制御部、61 遅延量解析部、62 リセ
ット出力制御部、63,64,65 遅延計測部、7
0,90 セレクタ部、71,72,73,74 遅延
バッファ、75,76,77,78 遅延量選択スイッ
チ、79,81 出力バッファ、80 入力バッファ、
82,83,84,86 可変静電容量素子、101
PLL発振器、103 スイッチ、104 カウンタ、
110 電源、111 計測スイッチ、112 リセッ
トスイッチ、113 静電容量素子、114計測値リセ
ット信号。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期をとるためのクロック信号を供給先
    へ供給するクロック供給部と、 上記クロック供給部より供給されるクロック信号を伝搬
    するクロック供給配線と、 上記クロック供給配線によるクロック信号の伝搬時間と
    等時間で、上記供給先より出力される応答信号を伝搬す
    る応答配線と、 上記クロック供給配線によるクロック信号の伝搬と上記
    応答配線による応答信号の伝搬により発生する伝搬遅延
    時間に基づいて、上記クロック供給部からのクロック信
    号の供給タイミングを遅延させるように制御する遅延制
    御部とを備えることを特徴とするクロック・リセット信
    号供給装置。
  2. 【請求項2】 上記クロック・リセット信号供給装置
    は、複数の上記供給先と、それぞれ上記クロック供給配
    線と上記応答配線で接続されており、 上記クロック供給配線が接続されている供給先と同一の
    供給先に接続されている上記応答配線は、上記クロック
    供給配線によるクロック信号の伝搬時間と等時間で、応
    答信号を伝搬することを特徴とする請求項1に記載のク
    ロック・リセット信号供給装置。
  3. 【請求項3】 上記遅延制御部は、上記伝搬遅延時間を
    計測する遅延計測部を備え、 上記遅延制御部は、上記遅延計測部による計測値に基づ
    いて、上記クロック供給部からのクロック信号の供給タ
    イミングを遅延させるように制御することを特徴とする
    請求項1に記載のクロック・リセット信号供給装置。
  4. 【請求項4】 上記クロック・リセット信号供給装置
    は、さらに、リセット信号を上記クロック・リセット信
    号供給先へ供給するリセット供給部と、 上記リセット供給部より供給されるリセット信号を伝搬
    する配線であって、上記クロック供給配線によるクロッ
    ク信号の伝搬時間と等時間で伝搬するリセット供給配線
    とを備え、 上記遅延制御部は、上記伝搬遅延時間に基づいて、上記
    リセット供給部からのリセット信号の供給タイミングを
    遅延させるように制御することを特徴とする請求項2に
    記載のクロック・リセット信号供給装置。
  5. 【請求項5】 上記クロック供給部は、クロック信号を
    出力するクロック出力部と、 上記クロック出力部より出力されたクロック信号の上記
    供給先への供給を所定の遅延量だけ遅らせるクロック遅
    延部とを備え、 上記遅延制御部は、複数の上記供給先へのクロック信号
    の到達時間が等しくなるように、上記クロック遅延部の
    遅延量を設定することを特徴とする請求項2に記載のク
    ロック・リセット信号供給装置。
  6. 【請求項6】 上記クロック遅延部は、複数のバッファ
    と、 上記複数のバッファの中より所定のバッファの出力を選
    択するセレクタ部とを備えることを特徴とする請求項5
    に記載のクロック・リセット信号供給装置。
  7. 【請求項7】 上記クロック遅延部は、上記クロック出
    力部より出力されたクロック信号を入力する入力バッフ
    ァと、 上記入力バッファより出力されたクロック信号を入力
    し、上記クロック供給配線へクロック信号を出力する出
    力バッファと、 上記入力バッファと上記出力バッファとの間に、静電容
    量を所定の値に設定可能な可変静電容量素子とを備える
    ことを特徴とする請求項5に記載のクロック・リセット
    信号供給装置。
  8. 【請求項8】 上記クロック遅延部は、複数のバッファ
    と、 静電容量を所定の値に設定可能な複数の可変静電容量素
    子と、 上記複数のバッファの中より所定のバッファの出力を選
    択するセレクタ部とを備え、 上記セレクタ部は、上記複数の可変静電容量素子の静電
    容量値を設定することを特徴とする請求項5に記載のク
    ロック・リセット信号供給装置。
  9. 【請求項9】 上記リセット供給部は、リセット信号を
    出力するリセット出力部と、 上記リセット出力部より出力されたリセット信号の上記
    供給先への供給を所定の遅延量だけ遅らせるリセット遅
    延部とを備え、 上記遅延制御部は、複数の上記供給先へのリセット信号
    の到達時間が等しくなるように上記リセット遅延部の遅
    延量を設定することを特徴とする請求項4に記載のクロ
    ック・リセット信号供給装置。
  10. 【請求項10】 上記リセット遅延部は、複数のバッフ
    ァと、 上記複数のバッファの中より所定のバッファの出力を選
    択するセレクタ部とを備えることを特徴とする請求項9
    に記載のクロック・リセット信号供給装置。
  11. 【請求項11】 上記リセット遅延部は、上記リセット
    出力部より出力されたリセット信号を入力する入力バッ
    ファと、 上記入力バッファより出力されたリセット信号を入力
    し、上記クロック供給配線へリセット信号を出力する出
    力バッファと、 上記入力バッファと上記出力バッファとの間に、静電容
    量を所定の値に設定可能な可変静電容量素子とを備える
    ことを特徴とする請求項9に記載のクロック・リセット
    信号供給装置。
  12. 【請求項12】 上記クロック遅延部は、複数のバッフ
    ァと、 静電容量を所定の値に設定可能な複数の可変静電容量素
    子と、 上記複数のバッファの中より所定のバッファの出力を選
    択するセレクタ部とを備え、 上記セレクタ部は、上記複数の可変静電容量素子の静電
    容量値を設定することを特徴とする請求項9に記載のク
    ロック・リセット信号供給装置。
  13. 【請求項13】 上記クロック供給部は、クロック信号
    を出力するクロック出力部と、 上記クロック出力部より出力されたクロック信号の上記
    供給先への供給を所定の遅延量だけ遅らせるクロック遅
    延部とを備え、 上記遅延制御部は、上記クロック出力部によるクロック
    信号の出力ON/OFFを制御するクロック出力制御部
    と、 上記伝搬遅延時間を計測する遅延計測部と、 上記遅延計測部により計測された伝搬遅延時間に基づい
    て、上記クロック遅延部の遅延量を設定する遅延量解析
    部と、 上記リセット出力部によるリセット信号の出力ON/O
    FFを制御するリセット出力制御部とを備え、 上記クロック出力制御部は、上記クロック出力部にクロ
    ック信号を出力させるとともに、上記遅延計測部による
    上記伝搬遅延時間の計測を開始させ、 上記遅延量解析部は、上記クロック遅延部の遅延量を設
    定した後、上記リセット出力制御部に対し、上記リセッ
    ト出力部によるリセット信号の出力をOFFするように
    指示を出すことを特徴とする請求項4に記載のクロック
    ・リセット信号供給装置。
  14. 【請求項14】 上記クロック・リセット信号供給装置
    は、基準となる基準クロックをもとに動作し、 上記遅延計測部は、上記基準クロックよりも高い周波数
    で発振するPLL(Phase Locked Loo
    p)発振器と、 上記PLL発振器の出力を使用するカウンタとを備え、 上記遅延計測部は、上記伝搬遅延時間の計測時間以外の
    時間、上記PLL発振器の動作を停止することを特徴と
    する請求項3又は13に記載のクロック・リセット信号
    供給装置。
  15. 【請求項15】 上記遅延計測部は、電流を供給する電
    流供給部と、 上記電流供給部から供給された電流により電荷を蓄積す
    る静電容量素子と、 上記電流供給部と上記静電容量素子を接続する接続スイ
    ッチと、 上記静電容量素子に蓄積された電荷を放電する放電スイ
    ッチとを備え、 上記遅延計測部は、上記伝搬遅延時間の計測開始前に上
    記放電スイッチをONにすることにより上記静電容量素
    子に蓄積された電荷を放電した後、上記接続スイッチを
    ONにすることにより上記伝搬遅延時間の計測を行うこ
    とを特徴とする請求項3又は13に記載のクロック・リ
    セット信号供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221574A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路のクロック遅延調整回路およびその制御方法
JP2013229731A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Mitsubishi Electric Corp 信号源同期回路
JP2015136025A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 三菱電機株式会社 集積回路
JP2018196192A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 富士通株式会社 Rcpシステム

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