JP3539494B2 - クロック分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路 - Google Patents

クロック分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路間を接続する伝送路を介して双方向にデータの伝送を行うデータ伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路に関し、特に、高速なデータを伝送するデータ伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、データ伝送回路が伝送するデータの伝送タイミングをとる手段として、係るデータ伝送回路に一定の間隔でクロックを分配するクロック分配回路が広く用いられている。そのような従来のクロック分配回路につき、図面を参照して以下に説明する。図5は、従来のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
【0003】
図5に示すように、従来のクロック分配回路は、伝送路長がLであるデータ配線203を介して接続された回路A201及び回路B202に接続された方向制御部204及びクロック供給回路205から構成される。
方向制御部204は、回路A201及び回路B202に接続された制御配線と、回路A201及び回路B202の伝送の方向を制御する制御機能とを備える。クロック供給回路205は、回路A201及び回路B202に接続されたクロック配線L1、L2と、クロック配線L1、L2に同じタイミングでクロックを出力するクロック供給機能とを備える。
図5に示すように、従来のクロック分配回路は、伝送路長がLであるデータ配線203を介して接続された回路A201及び回路B202に接続され、回路A201及び回路B202の伝送の方向を制御する方向制御部204と、回路A201及び回路B202にそれぞれクロック配線L1、L2を介して接続され、クロック配線L1、L2に同じタイミングでクロックを出力するクロック供給回路205とから構成される。
【0004】
次に、上述のクロック分配回路を用いたクロック分配方法の動作につき、図6を参照して以下に説明する。
なお、ここでは回路A201から回路B202にデータを伝送する場合について説明する。他方、回路B202から回路A201にデータを伝送する場合については、前記回路A201から回路B202にデータを伝送する場合と同様な動作をするため説明を省略する。
図6は、回路A201及び回路B202に入力されるクロック及び回路A201から回路B202へ伝送されるデータを示すタイミング図である。図6の縦軸はそれぞれ、回路A201に入力されるクロック、回路A201から出力されるデータ、回路B202に入力されるデータ及び回路B202に入力されるクロックの波形を表し、横軸は時間(t0、t1、t2、t3・・・・)を表す。
【0005】
まず、方向制御部204がデータ伝送方向を回路A201から回路B202への方向に制御し、クロック供給回路205がクロックを出力する。(クロックの出力)
次に、前記クロックを入力した回路A201は、係るクロックが立ち上がるタイミングを契機として、回路A201の内部素子を介してデータを出力する。図6に示すように、係るデータの出力には、回路A201の内部素子を介することによる素子遅延時間(以下tpdAとする。)が含まれるため、回路A201にてクロックが立ち上がるタイミングと比較するとtpdA分タイミングが遅れている。(回路A201によるデータの出力)
次に、回路A201から出力されたデータは、データ配線203を介して回路B202によって入力される。図6に示すように、係るデータの入力には、データ配線203を介することによる配線遅延時間(以下tpdLとする。)が含まれるため、回路Aから出力されたデータのタイミングと比較するとtpdL分タイミングが遅れている。(回路B202によるデータの入力)
さらに、前記クロックを入力した回路B202は、係るクロックが立ち上がるタイミングを契機として、回路B202がデータの取り込みを行う。図6に示すように、回路B202にてクロックが立ち上がるタイミングは、回路A201にてクロックが立ち上がるタイミングを基準とするとクロック配線の配線遅延時間(以下tskewとする。)分タイミングが遅れている。(回路B202によるデータの取り込み)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、データは、回路の素子遅延時間、データ配線の配線遅延時間及びクロック配線遅延時間等の影響を受けながら送信側の回路Aから受信側の回路Bに伝送される。なかでも、データ伝送にとってデータ配線の配線遅延時間による影響がもっとも大きいが、従来のクロック周波数は低い帯域であったため、前記データ配線遅延時間はクロックの周期と比較して十分短かく、受信側の回路Bのデータの取り込みに悪影響を及ぼす程のものではなかった。
しかし、近年のクロックの高速化による高速データ伝送の要求が高くなり、クロックの周期に対して伝送路の配線遅延時間を無視することができなくなってきている。すなわち、配線遅延時間による伝送データの遅れによって、受信側の回路Bのデータの取り込みが的確に行われない場合が想定される。
【0007】
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、高速の双方向データ伝送において、伝送信号の周波数及び伝送路の配線長に制限されないデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本出願第1の発明のクロック分配回路は、伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路であって、出力したクロックを回帰させるフィードバックループを備え、外部から供給されたクロックと前記フィードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを出力する第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路とを備えるクロック供給回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線とを備え、前記第1のクロック線の長さと前記第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、前記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しいことを特徴とする。
【0009】
したがって、本出願第1の発明のクロック分配回路によれば、第1のクロック線の長さと第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、且つ、第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が伝送路の長さにほぼ等しくなる様に配線長制御され、制御信号に基づいて入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設けられているので、送信側の伝送回路に分配されるクロックは、受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に分配されるクロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0010】
本出願第2の発明のクロック分配回路は、伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路であって、外部から供給されたクロックの伝送路であって、2つに分岐された第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、前記2つのクロック伝送路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線と、第1の伝送回路及び第2の伝送回路に接続され、一方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間に基づいて、クロックを遅延させる遅延ロックループ回路とを備え、前記遅延ロックループ回路が、前記第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一方に配置されたことを特徴とする。
【0011】
したがって、本出願第2の発明のクロック分配回路によれば、計測手段によって計測された時間に基づいてクロックを遅延させる遅延ロックループ回路が、第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうちどちらか一方に配置され、制御信号に基づいて入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設けられているので、送信側の伝送回路に分配されるクロックは、受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に分配されるクロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0012】
本出願第3の発明のクロック分配方法は、伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路を用いたクロック分配方法であって、前記クロック分配回路が、出力したクロックを回帰させるフィードバックループを備えた第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に接続された第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路とを備えるクロック供給回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線とを備え、前記第1のクロック線の長さと前記第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、前記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しく設定されてなり、外部から供給されたクロックと前記フィードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを前記第1のPLL回路及び第2のPLL回路にて出力するステップと、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを前記第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路にて出力するステップとからなることを特徴とする。
【0013】
したがって、本出願第3の発明のクロック分配方法によれば、外部から供給されたクロックと配線長制御されたフィードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを第1のPLL回路及び第2のPLL回路にて出力し、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを前記第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路にて出力するので、送信側の伝送回路に分配されるクロックは、受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に分配されるクロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0014】
本出願第4の発明のクロック分配方法は、伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路を用いたクロック分配方法であって、前記クロック分配回路が、外部から供給されたクロックの伝送路であって2つに分岐された第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、前記2つのクロック伝送路に接続された第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線と、第1の伝送回路及び第2の伝送回路に接続された計測手段と、前記第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一方に配置された遅延ロックループ回路とを備え、一方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を前記計測手段にて計測するステップと、前記計測手段によって計測された時間に基づいて、クロックを前記遅延ロックループ回路にて遅延させるステップと、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを前記第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路にて出力するステップとからなることを特徴とする。
【0015】
したがって、本出願第4の発明のクロック分配方法によれば、一方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を計測手段にて計測し、計測手段によって計測された時間に基づいて、クロックを遅延ロックループ回路にて遅延させ、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路にて出力するので、送信側の伝送回路に分配されるクロックは、受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に分配されるクロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0016】
本出願第5の発明のクロック供給回路は、伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路のそれぞれに接続されたクロック配線にクロックを供給するクロック供給回路であって、出力したクロックを回帰させるフィードバックループを備え、外部から供給されたクロックと前記フィードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを出力する第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路とを備え、前記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しいことを特徴とする。
【0017】
したがって、本出願第5の発明のクロック供給回路によれば、第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が伝送路の長さにほぼ等しくなる様に配線長制御され、制御信号に基づいて入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設けられているので、送信側の伝送回路に供給されるクロックは、受信側の伝送回路に供給されるクロックと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に供給されるクロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0018】
本出願第6の発明のクロック供給回路は、伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路のそれぞれに接続されたクロック配線にクロックを供給するクロック供給回路であって、外部から供給されたクロックの伝送路であって、2つに分岐された第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、前記2つのクロック伝送路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、第1の伝送回路及び第2の伝送回路に接続され、一方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間に基づいて、クロックを遅延させる遅延ロックループ回路とを備え、前記遅延ロックループ回路が、前記第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一方に配置されたことを特徴とする。
【0019】
したがって、本出願第6の発明のクロック供給回路によれば、計測手段によって計測された時間に基づいてクロックを遅延させる遅延ロックループ回路が、第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうちどちらか一方に配置され、制御信号に基づいて入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設けられているので、送信側の伝送回路に供給されるクロックは、受信側の伝送回路に供給されるクロックと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に供給されるクロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態のクロック分配回路につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0021】
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1のクロック分配回路の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
【0022】
本実施の形態1のクロック分配回路は、以下の環境で実現する。
図1に示すように、本発明のクロック分配回路は、伝送路長がLであるデータ配線103を介して接続された回路A101及び回路B102に接続された方向制御部104及びクロック供給回路105から構成される。
方向制御部104は、回路A101、回路B102及びクロック供給回路105に接続された制御配線と、回路A101及び回路B102の伝送の方向を制御する制御機能とを備える。
クロック供給回路105は、クロックCLKが供給され、2つのPLL回路(PLL1、PLL2)と、回路A101及び回路B102にそれぞれ配線長制御されて接続されたクロック配線L1、L2と、同じく配線長制御されたPLL回路のフィードバックループLa、Lbと、方向制御部104からの指示に基づいて出力クロックの切替えを行うセレクター回路(SEL1、SEL2)とを備える。また、配線長制御された配線の配線長は、クロック配線L1=クロック配線L2、PLL1のフィードバックループLa−PLL2のフィードバックループLb=データ配線長L(PLL1のフィードバックループLa=データ配線長L+PLL2のフィードバックループLb)を満足するように設定する。
【0023】
また、PLL1及びPLL2には共通のクロックが供給され、PLL1にはフィードバックループLaを介してPLL1へ戻され、PLL2にはフィードバックループLbによりPLL2へ戻される。PLL1及びPLL2はそれぞれ共通に供給されたクロックCLKとフィードバックループにより戻されたクロックとの位相を合わせるように動作を行う。一方、PLL1及びPLL2の出力はそれぞれSEL1及びSEL2に入力され、SEL1及びSEL2は方向制御部104からの指示が回路A101から回路B102への伝送指示であった場合には、PLL1からの出力をクロック配線L1へ出力し、PLL2からの出力をクロック配線L2へ出力する。また、方向制御部104からの指示が回路B102から回路A101への伝送支持であった場合には、PLL1からの出力をクロック配線L2へ出力し、PLL2からの出力をクロック配線L2へ出力する。
なお、PLL、セレクター回路は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
【0024】
次に、上述のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路の動作につき、図面を参照して以下に説明する。
まず、回路A101から回路B102にデータを伝送する場合について図1及び図2を参照して説明する。図2は、回路A101及び回路B102に入力されるクロック及び回路A101から回路B102へ伝送されるデータを示すタイミング図である。図2の縦軸はそれぞれ、回路A101に入力されるクロック、回路A101から出力されるデータ、回路B102に入力されるデータ及び回路B102に入力されるクロックの波形を表し、横軸は時間(t0、t1、t2、t3・・・・)を表す。
【0025】
図1に示すように、フィードバックループ配線La、Lbの配線長を、La−Lb=L(La=L+Lb)と設定することにより、PLL1の出力クロックはPLL2の出力クロックよりも常に伝送路Lを信号が進む時間(以下tpdLとする。)分位相が進んだクロックとなる。
一方、方向制御部104がデータ伝送方向を回路A101から回路B102への方向に制御すると共に、SEL1の出力がPLL1の出力、SEL2の出力がPLL2の出力となるようにSEL1及びSEL2を制御する。したがって、クロック配線L1、L2の配線長がL1=L2であることから回路A101、及び回路B102へ入力されるクロックは回路Aに入力されるクロックが回路Bへ入力されるクロックに対して伝送路Lを信号が進む時間(以下tpdLという。)分位相が進んだクロックとなる。
【0026】
伝送されるデータは回路A101に入力されたクロックから回路Aの素子遅延時間(以下tpdAという。)後、回路A101のデータ出力部から出力され、更にtpdL時間後に回路B102の入力部に到達する。回路B102へ到達したデータは、回路A101がデータ出力したクロックよりtpdA+tpdL時間位相が遅れているが回路B102の入力クロックも回路A101がデータ出力したクロックよりtpdL分位相が遅れているため、回路B102でのクロックとデータの位相関係は回路A101出力時と同様にクロックの立ち上がりよりtpdA時間データの位相が遅れたタイミングとなる。データ取り込み自体は次のクロックで回路B102へ取り込まれるためホールド時間、セットアップ時間は共に満足した伝送となる。
【0027】
次に、回路B102から回路A101にデータを伝送する場合について図1及び図3を参照して説明する。図3は、回路A101及び回路B102に入力されるクロック及び回路B102から回路A101へ伝送されるデータを示すタイミング図である。図3の縦軸はそれぞれ、回路B102に入力されるクロック、回路B102から出力されるデータ、回路A101に入力されるデータ及び回路A101に入力されるクロックの波形を表し、横軸は時間(t0、t1、t2、t3・・・・)を表す。
【0028】
まず、方向制御部104がデータ伝送方向を回路B102から回路A101への方向に制御すると共に、SEL1の出力がPLL2の出力、SEL2の出力がPLL1の出力となるようにSEL1及びSEL2を制御する。したがって、クロック配線L1、L2の配線長がL1=L2であることから回路A101、及び回路B102へ入力されるクロックは回路Bに入力されるクロックが回路Aへ入力されるクロックに対してtpdL分位相が進んだクロックとなる。
【0029】
伝送されるデータは回路B102に入力されたクロックから回路B102の素子遅延時間(以下tpdBとする。)後、回路B102のデータ出力部から出力され、更にtpdL時間後に回路A101の入力部に到達する。回路A101へ到達したデータは、回路B102がデータ出力したクロックよりtpdB+tpdL時間位相が遅れているが回路A101の入力クロックも回路B102がデータ出力したクロックよりtpdL分位相が遅れているため、回路A101でのクロックとデータの位相関係は回路B102出力時と同様にクロックの立ち上がりのtpdB時間後からデータが存在することになる。データ取り込み自体は次のクロックで回路A101へ取り込まれるためホールド時間、セットアップ時間は共に満足した伝送となる。
【0030】
従って回路A101から回路B102への伝送、及び回路B102から回路A101への伝送それぞれの方向の伝送に対して送信出力のクロック、データの位相関係をそのまま受信回路のクロック、データの位相関係として伝送することができるため、周波数、及び伝送路の配線長に依存しない高速データ伝送を実現することが可能となる。
【0031】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2のクロック分配回路の構成について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態2のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
本発明の実施の形態2のクロック分配回路の構成につき、実施の形態1と異なる構成について以下に説明する。
【0032】
実施の形態1のクロック分配回路では、回路A101及び回路B102の2つの出力クロック間に伝送路の配線長相当の位相差を与える回路構成として、クロック供給回路105が、2つのPLL回路と、配線長制御されたPLL回路のフィードバックループLa、Lbを備えていた。これに対し、実施の形態2のクロック分配回路では、クロック供給回路115が、回路A101及び回路B102の入出力部に接続され、回路A101から出力されたデータが回路B102に入力されるまでの時間及び回路B102から出力されたデータが回路A101に入力されるまでの時間を計測する計測手段117と、計測手段117によって計測された時間に基づいて、クロックをその時間分遅延させる遅延ロックループ回路118とを備える。
従って、このクロック供給回路115を用いたデータ伝送回路の動作タイミング図も図2及び図3のようになる。即ち、伝送クロックの周波数、伝送線路の配線長に依存されない高速双方向データ伝送を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】
したがって、本発明のクロック分配回路によれば、第1のクロック線の長さと第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、且つ、第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が伝送路の長さにほぼ等しくなる様に配線長制御され、制御信号に基づいて入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設けられているので、送信側の伝送回路に分配されるクロックは、受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に分配されるクロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1のクロック分配回路をデータ伝送回路に用いた場合における回路A及び回路Bに入力されるクロック及び回路Aから回路Bへ伝送されるデータを示すタイミング図である。
【図3】本発明の実施の形態1のクロック分配回路をデータ伝送回路に用いた場合における回路A及び回路Bに入力されるクロック及び回路Bから回路Aへ伝送されるデータを示すタイミング図である。
【図4】本発明の実施の形態2のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
【図5】従来のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
【図6】従来のクロック分配回路をデータ伝送回路に用いた場合における回路A及び回路Bに入力されるクロック及び回路Aから回路Bへ伝送されるデータを示すタイミング図である。
【符号の説明】
101・・・回路A
102・・・回路B
103・・・データ配線
104・・・方向制御部
105、115・・・クロック供給回路
117・・・計測手段
118・・・遅延ロックループ回路
PLL1、PLL2・・・PLL回路
SEL1、SEL2・・・セレクター回路
La・・・PLL1のフィードバックループ
Lb・・・PLL2のフィードバックループ
L・・・データ配線の長さ
CLK・・・供給されるクロック
tpdA・・・回路Aの素子遅延時間
tpdB・・・回路Bの素子遅延時間
tpdL・・・データ配線遅延時間

Claims (6)

  1. 伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路であって、
    出力したクロックを回帰させるフィードバックループを備え、外部から供給されたクロックと前記フィードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを出力する第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路とを備えるクロック供給回路と、
    前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、
    前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線とを備え、
    前記第1のクロック線の長さと前記第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、
    前記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しいことを特徴とするクロック分配回路。
  2. 伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路であって、
    外部から供給されたクロックの伝送路であって、2つに分岐された第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、
    前記2つのクロック伝送路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、
    前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、
    前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線と、
    第1の伝送回路及び第2の伝送回路に接続され、一方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段によって計測された時間に基づいて、クロックを遅延させる遅延ロックループ回路とを備え、
    前記遅延ロックループ回路が、
    前記第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一方に配置されたことを特徴とするクロック分配回路。
  3. 伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路を用いたクロック分配方法であって、
    前記クロック分配回路が、出力したクロックを回帰させるフィードバックループを備えた第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に接続された第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路とを備えるクロック供給回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線とを備え、前記第1のクロック線の長さと前記第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、前記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しく設定されてなり、
    外部から供給されたクロックと前記フィードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを前記第1のPLL回路及び第2のPLL回路にて出力するステップと、
    データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを前記第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路にて出力するステップとからなることを特徴とするクロック分配方法。
  4. 伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック分配回路を用いたクロック分配方法であって、
    前記クロック分配回路が、外部から供給されたクロックの伝送路であって2つに分岐された第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、前記2つのクロック伝送路に接続された第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線と、第1の伝送回路及び第2の伝送回路に接続された計測手段と、前記第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一方に配置された遅延ロックループ回路とを備え、
    一方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を前記計測手段にて計測するステップと、
    前記計測手段によって計測された時間に基づいて、クロックを前記遅延ロックループ回路にて遅延させるステップと、
    データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを前記第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路にて出力するステップとからなることを特徴とするクロック分配方法。
  5. 伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路のそれぞれに接続されたクロック配線にクロックを供給するクロック供給回路であって、
    出力したクロックを回帰させるフィードバックループを備え、外部から供給されたクロックと前記フィードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを出力する第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路とを備え、
    前記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しいことを特徴とするクロック供給回路。
  6. 伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路のそれぞれに接続されたクロック配線にクロックを供給するクロック供給回路であって、
    外部から供給されたクロックの伝送路であって、2つに分岐された第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、
    前記2つのクロック伝送路に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、
    第1の伝送回路及び第2の伝送回路に接続され、一方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段によって計測された時間に基づいて、クロックを遅延させる遅延ロックループ回路とを備え、
    前記遅延ロックループ回路が、
    前記第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一方に配置されたことを特徴とするクロック供給回路。
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