JP2002374235A - クロック分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路 - Google Patents

クロック分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路

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JP2002374235A
JP2002374235A JP2001179142A JP2001179142A JP2002374235A JP 2002374235 A JP2002374235 A JP 2002374235A JP 2001179142 A JP2001179142 A JP 2001179142A JP 2001179142 A JP2001179142 A JP 2001179142A JP 2002374235 A JP2002374235 A JP 2002374235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速の双方向データ伝送において、伝送信号
の周波数及び伝送路の配線長に制限されないデータ伝送
回路に用いられるクロック分配回路及び分配方法並びに
クロック供給回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のクロック分配回路及び分配方法
並びにクロック供給回路は、第1のクロック線の長さと
第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、且つ、第1の
PLL回路のフィードバックループの長さと第2のPL
L回路のフィードバックループの長さとの差が伝送路の
長さにほぼ等しくなる様に配線長制御されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路間を接続する
伝送路を介して双方向にデータの伝送を行うデータ伝送
回路にクロックを分配するクロック分配回路及び分配方
法並びにクロック供給回路に関し、特に、高速なデータ
を伝送するデータ伝送回路にクロックを分配するクロッ
ク分配回路及び分配方法並びにクロック供給回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、データ伝送回路が伝送するデ
ータの伝送タイミングをとる手段として、係るデータ伝
送回路に一定の間隔でクロックを分配するクロック分配
回路が広く用いられている。そのような従来のクロック
分配回路につき、図面を参照して以下に説明する。図5
は、従来のデータ伝送回路に用いられるクロック分配回
路を示す回路構成図である。
【0003】図5に示すように、従来のクロック分配回
路は、伝送路長がLであるデータ配線203を介して接
続された回路A201及び回路B202に接続された方
向制御部204及びクロック供給回路205から構成さ
れる。方向制御部204は、回路A201及び回路B2
02に接続された制御配線と、回路A201及び回路B
202の伝送の方向を制御する制御機能とを備える。ク
ロック供給回路205は、回路A201及び回路B20
2に接続されたクロック配線L1、L2と、クロック配
線L1、L2に同じタイミングでクロックを出力するク
ロック供給機能とを備える。図5に示すように、従来の
クロック分配回路は、伝送路長がLであるデータ配線2
03を介して接続された回路A201及び回路B202
に接続され、回路A201及び回路B202の伝送の方
向を制御する方向制御部204と、回路A201及び回
路B202にそれぞれクロック配線L1、L2を介して
接続され、クロック配線L1、L2に同じタイミングで
クロックを出力するクロック供給回路205とから構成
される。
【0004】次に、上述のクロック分配回路を用いたク
ロック分配方法の動作につき、図6を参照して以下に説
明する。なお、ここでは回路A201から回路B202
にデータを伝送する場合について説明する。他方、回路
B202から回路A201にデータを伝送する場合につ
いては、前記回路A201から回路B202にデータを
伝送する場合と同様な動作をするため説明を省略する。
図6は、回路A201及び回路B202に入力されるク
ロック及び回路A201から回路B202へ伝送される
データを示すタイミング図である。図6の縦軸はそれぞ
れ、回路A201に入力されるクロック、回路A201
から出力されるデータ、回路B202に入力されるデー
タ及び回路B202に入力されるクロックの波形を表
し、横軸は時間(t0、t1、t2、t3・・・・)を
表す。
【0005】まず、方向制御部204がデータ伝送方向
を回路A201から回路B202への方向に制御し、ク
ロック供給回路205がクロックを出力する。(クロッ
クの出力) 次に、前記クロックを入力した回路A201は、係るク
ロックが立ち上がるタイミングを契機として、回路A2
01の内部素子を介してデータを出力する。図6に示す
ように、係るデータの出力には、回路A201の内部素
子を介することによる素子遅延時間(以下tpdAとす
る。)が含まれるため、回路A201にてクロックが立
ち上がるタイミングと比較するとtpdA分タイミング
が遅れている。(回路A201によるデータの出力) 次に、回路A201から出力されたデータは、データ配
線203を介して回路B202によって入力される。図
6に示すように、係るデータの入力には、データ配線2
03を介することによる配線遅延時間(以下tpdLと
する。)が含まれるため、回路Aから出力されたデータ
のタイミングと比較するとtpdL分タイミングが遅れ
ている。(回路B202によるデータの入力) さらに、前記クロックを入力した回路B202は、係る
クロックが立ち上がるタイミングを契機として、回路B
202がデータの取り込みを行う。図6に示すように、
回路B202にてクロックが立ち上がるタイミングは、
回路A201にてクロックが立ち上がるタイミングを基
準とするとクロック配線の配線遅延時間(以下tske
wとする。)分タイミングが遅れている。(回路B20
2によるデータの取り込み)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、データ
は、回路の素子遅延時間、データ配線の配線遅延時間及
びクロック配線遅延時間等の影響を受けながら送信側の
回路Aから受信側の回路Bに伝送される。なかでも、デ
ータ伝送にとってデータ配線の配線遅延時間による影響
がもっとも大きいが、従来のクロック周波数は低い帯域
であったため、前記データ配線遅延時間はクロックの周
期と比較して十分短かく、受信側の回路Bのデータの取
り込みに悪影響を及ぼす程のものではなかった。しか
し、近年のクロックの高速化による高速データ伝送の要
求が高くなり、クロックの周期に対して伝送路の配線遅
延時間を無視することができなくなってきている。すな
わち、配線遅延時間による伝送データの遅れによって、
受信側の回路Bのデータの取り込みが的確に行われない
場合が想定される。
【0007】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
であり、高速の双方向データ伝送において、伝送信号の
周波数及び伝送路の配線長に制限されないデータ伝送回
路に用いられるクロック分配回路及び分配方法並びにク
ロック供給回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明のクロック分配回路は、伝送路を介して相
互に接続され、双方向にデータの伝送を行う第1の伝送
回路及び第2の伝送回路にクロックを分配するクロック
分配回路であって、出力したクロックを回帰させるフィ
ードバックループを備え、外部から供給されたクロック
と前記フィードバックループを回帰させたクロックとの
位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを出力する
第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つの
PLL回路に接続され、データの伝送方向を制御する方
向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力され
た2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1の
セレクター回路及び第2のセレクター回路とを備えるク
ロック供給回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセ
レクター回路とを接続する第1のクロック配線と、前記
第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接続す
る第2のクロック配線とを備え、前記第1のクロック線
の長さと前記第2のクロック線の長さとがほぼ等しく、
前記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと
第2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差
が、前記伝送路の長さにほぼ等しいことを特徴とする。
【0009】したがって、本出願第1の発明のクロック
分配回路によれば、第1のクロック線の長さと第2のク
ロック線の長さとがほぼ等しく、且つ、第1のPLL回
路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路の
フィードバックループの長さとの差が伝送路の長さにほ
ぼ等しくなる様に配線長制御され、制御信号に基づいて
入力された2つのクロックのうち一のクロックを出力す
る第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設
けられているので、送信側の伝送回路に分配されるクロ
ックは、受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較
して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とする
ことができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいく
ら長くなっても受信側の伝送回路に分配されるクロック
とデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、
伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速
データに対しても的確にデータ伝送を行うことができ
る。
【0010】本出願第2の発明のクロック分配回路は、
伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送
を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを
分配するクロック分配回路であって、外部から供給され
たクロックの伝送路であって、2つに分岐された第1の
クロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、前記2つ
のクロック伝送路に接続され、データの伝送方向を制御
する方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入
力された2つのクロックのうち一のクロックを出力する
第1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、前
記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続
する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記
第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線
と、第1の伝送回路及び第2の伝送回路に接続され、一
方の伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に
入力されるまでの時間を計測する計測手段と、前記計測
手段によって計測された時間に基づいて、クロックを遅
延させる遅延ロックループ回路とを備え、前記遅延ロッ
クループ回路が、前記第1のクロック伝送路及び第2の
クロック伝送路のうち、どちらか一方に配置されたこと
を特徴とする。
【0011】したがって、本出願第2の発明のクロック
分配回路によれば、計測手段によって計測された時間に
基づいてクロックを遅延させる遅延ロックループ回路
が、第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路の
うちどちらか一方に配置され、制御信号に基づいて入力
された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第
1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設けら
れているので、送信側の伝送回路に分配されるクロック
は、受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較し
て、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とするこ
とができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら
長くなっても受信側の伝送回路に分配されるクロックと
データの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝
送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速デ
ータに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0012】本出願第3の発明のクロック分配方法は、
伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送
を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを
分配するクロック分配回路を用いたクロック分配方法で
あって、前記クロック分配回路が、出力したクロックを
回帰させるフィードバックループを備えた第1のPLL
回路及び第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に
接続された第1のセレクター回路及び第2のセレクター
回路とを備えるクロック供給回路と、前記第1の伝送回
路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロ
ック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクタ
ー回路とを接続する第2のクロック配線とを備え、前記
第1のクロック線の長さと前記第2のクロック線の長さ
とがほぼ等しく、前記第1のPLL回路のフィードバッ
クループの長さと第2のPLL回路のフィードバックル
ープの長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しく設
定されてなり、外部から供給されたクロックと前記フィ
ードバックループを回帰させたクロックとの位相を合わ
せ、係る位相を合わせたクロックを前記第1のPLL回
路及び第2のPLL回路にて出力するステップと、デー
タの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御
信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一の
クロックを前記第1のセレクター回路及び第2のセレク
ター回路にて出力するステップとからなることを特徴と
する。
【0013】したがって、本出願第3の発明のクロック
分配方法によれば、外部から供給されたクロックと配線
長制御されたフィードバックループを回帰させたクロッ
クとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを第
1のPLL回路及び第2のPLL回路にて出力し、デー
タの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制御
信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一の
クロックを前記第1のセレクター回路及び第2のセレク
ター回路にて出力するので、送信側の伝送回路に分配さ
れるクロックは、受信側の伝送回路に分配されるクロッ
クと比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位
相とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線
長がいくら長くなっても受信側の伝送回路に分配される
クロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響
がなく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないの
で、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うこと
ができる。
【0014】本出願第4の発明のクロック分配方法は、
伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送
を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路にクロックを
分配するクロック分配回路を用いたクロック分配方法で
あって、前記クロック分配回路が、外部から供給された
クロックの伝送路であって2つに分岐された第1のクロ
ック伝送路及び第2のクロック伝送路と、前記2つのク
ロック伝送路に接続された第1のセレクター回路及び第
2のセレクター回路と、前記第1の伝送回路と前記第1
のセレクター回路とを接続する第1のクロック配線と、
前記第2の伝送回路と前記第2のセレクター回路とを接
続する第2のクロック配線と、第1の伝送回路及び第2
の伝送回路に接続された計測手段と、前記第1のクロッ
ク伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一
方に配置された遅延ロックループ回路とを備え、一方の
伝送回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力
されるまでの時間を前記計測手段にて計測するステップ
と、前記計測手段によって計測された時間に基づいて、
クロックを前記遅延ロックループ回路にて遅延させるス
テップと、データの伝送方向を制御する方向制御部から
入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロ
ックのうち一のクロックを前記第1のセレクター回路及
び第2のセレクター回路にて出力するステップとからな
ることを特徴とする。
【0015】したがって、本出願第4の発明のクロック
分配方法によれば、一方の伝送回路から出力されたデー
タが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を計測手段
にて計測し、計測手段によって計測された時間に基づい
て、クロックを遅延ロックループ回路にて遅延させ、デ
ータの伝送方向を制御する方向制御部から入力される制
御信号に基づいて、入力された2つのクロックのうち一
のクロックを第1のセレクター回路及び第2のセレクタ
ー回路にて出力するので、送信側の伝送回路に分配され
るクロックは、受信側の伝送回路に分配されるクロック
と比較して、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相
とすることができる。すなわち、データ伝送路の配線長
がいくら長くなっても受信側の伝送回路に分配されるク
ロックとデータの位相関係に伝送路の配線遅延の影響が
なく、伝送周波数が伝送路の配線長に依存されないの
で、高速データに対しても的確にデータ伝送を行うこと
ができる。
【0016】本出願第5の発明のクロック供給回路は、
伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送
を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路のそれぞれに
接続されたクロック配線にクロックを供給するクロック
供給回路であって、出力したクロックを回帰させるフィ
ードバックループを備え、外部から供給されたクロック
と前記フィードバックループを回帰させたクロックとの
位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを出力する
第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つの
PLL回路に接続され、データの伝送方向を制御する方
向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力され
た2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1の
セレクター回路及び第2のセレクター回路とを備え、前
記第1のPLL回路のフィードバックループの長さと第
2のPLL回路のフィードバックループの長さとの差
が、前記伝送路の長さにほぼ等しいことを特徴とする。
【0017】したがって、本出願第5の発明のクロック
供給回路によれば、第1のPLL回路のフィードバック
ループの長さと第2のPLL回路のフィードバックルー
プの長さとの差が伝送路の長さにほぼ等しくなる様に配
線長制御され、制御信号に基づいて入力された2つのク
ロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター
回路及び第2のセレクター回路が設けられているので、
送信側の伝送回路に供給されるクロックは、受信側の伝
送回路に供給されるクロックと比較して、データが伝送
路を伝播する時間進んだ位相とすることができる。すな
わち、データ伝送路の配線長がいくら長くなっても受信
側の伝送回路に供給されるクロックとデータの位相関係
に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波数が伝送路
の配線長に依存されないので、高速データに対しても的
確にデータ伝送を行うことができる。
【0018】本出願第6の発明のクロック供給回路は、
伝送路を介して相互に接続され、双方向にデータの伝送
を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回路のそれぞれに
接続されたクロック配線にクロックを供給するクロック
供給回路であって、外部から供給されたクロックの伝送
路であって、2つに分岐された第1のクロック伝送路及
び第2のクロック伝送路と、前記2つのクロック伝送路
に接続され、データの伝送方向を制御する方向制御部か
ら入力される制御信号に基づいて、入力された2つのク
ロックのうち一のクロックを出力する第1のセレクター
回路及び第2のセレクター回路と、第1の伝送回路及び
第2の伝送回路に接続され、一方の伝送回路から出力さ
れたデータが他方の伝送回路に入力されるまでの時間を
計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された
時間に基づいて、クロックを遅延させる遅延ロックルー
プ回路とを備え、前記遅延ロックループ回路が、前記第
1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のうち、
どちらか一方に配置されたことを特徴とする。
【0019】したがって、本出願第6の発明のクロック
供給回路によれば、計測手段によって計測された時間に
基づいてクロックを遅延させる遅延ロックループ回路
が、第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路の
うちどちらか一方に配置され、制御信号に基づいて入力
された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第
1のセレクター回路及び第2のセレクター回路が設けら
れているので、送信側の伝送回路に供給されるクロック
は、受信側の伝送回路に供給されるクロックと比較し
て、データが伝送路を伝播する時間進んだ位相とするこ
とができる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら
長くなっても受信側の伝送回路に供給されるクロックと
データの位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝
送周波数が伝送路の配線長に依存されないので、高速デ
ータに対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態のク
ロック分配回路につき図面を参照して説明する。以下は
本発明の一実施形態であって本発明を限定するものでは
ない。
【0021】(実施の形態1)まず、本発明の実施の形
態1のクロック分配回路の構成について、図1を参照し
て説明する。図1は、本発明の実施の形態1のデータ伝
送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図
である。
【0022】本実施の形態1のクロック分配回路は、以
下の環境で実現する。図1に示すように、本発明のクロ
ック分配回路は、伝送路長がLであるデータ配線103
を介して接続された回路A101及び回路B102に接
続された方向制御部104及びクロック供給回路105
から構成される。方向制御部104は、回路A101、
回路B102及びクロック供給回路105に接続された
制御配線と、回路A101及び回路B102の伝送の方
向を制御する制御機能とを備える。クロック供給回路1
05は、クロックCLKが供給され、2つのPLL回路
(PLL1、PLL2)と、回路A101及び回路B1
02にそれぞれ配線長制御されて接続されたクロック配
線L1、L2と、同じく配線長制御されたPLL回路の
フィードバックループLa、Lbと、方向制御部104
からの指示に基づいて出力クロックの切替えを行うセレ
クター回路(SEL1、SEL2)とを備える。また、
配線長制御された配線の配線長は、クロック配線L1=
クロック配線L2、PLL1のフィードバックループL
a−PLL2のフィードバックループLb=データ配線
長L(PLL1のフィードバックループLa=データ配
線長L+PLL2のフィードバックループLb)を満足
するように設定する。
【0023】また、PLL1及びPLL2には共通のク
ロックが供給され、PLL1にはフィードバックループ
Laを介してPLL1へ戻され、PLL2にはフィード
バックループLbによりPLL2へ戻される。PLL1
及びPLL2はそれぞれ共通に供給されたクロックCL
Kとフィードバックループにより戻されたクロックとの
位相を合わせるように動作を行う。一方、PLL1及び
PLL2の出力はそれぞれSEL1及びSEL2に入力
され、SEL1及びSEL2は方向制御部104からの
指示が回路A101から回路B102への伝送指示であ
った場合には、PLL1からの出力をクロック配線L1
へ出力し、PLL2からの出力をクロック配線L2へ出
力する。また、方向制御部104からの指示が回路B1
02から回路A101への伝送支持であった場合には、
PLL1からの出力をクロック配線L2へ出力し、PL
L2からの出力をクロック配線L2へ出力する。なお、
PLL、セレクター回路は、当業者にとってよく知られ
ており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細
な構成は省略する。
【0024】次に、上述のデータ伝送回路に用いられる
クロック分配回路の動作につき、図面を参照して以下に
説明する。まず、回路A101から回路B102にデー
タを伝送する場合について図1及び図2を参照して説明
する。図2は、回路A101及び回路B102に入力さ
れるクロック及び回路A101から回路B102へ伝送
されるデータを示すタイミング図である。図2の縦軸は
それぞれ、回路A101に入力されるクロック、回路A
101から出力されるデータ、回路B102に入力され
るデータ及び回路B102に入力されるクロックの波形
を表し、横軸は時間(t0、t1、t2、t3・・・
・)を表す。
【0025】図1に示すように、フィードバックループ
配線La、Lbの配線長を、La−Lb=L(La=L
+Lb)と設定することにより、PLL1の出力クロッ
クはPLL2の出力クロックよりも常に伝送路Lを信号
が進む時間(以下tpdLとする。)分位相が進んだク
ロックとなる。一方、方向制御部104がデータ伝送方
向を回路A101から回路B102への方向に制御する
と共に、SEL1の出力がPLL1の出力、SEL2の
出力がPLL2の出力となるようにSEL1及びSEL
2を制御する。したがって、クロック配線L1、L2の
配線長がL1=L2であることから回路A101、及び
回路B102へ入力されるクロックは回路Aに入力される
クロックが回路Bへ入力されるクロックに対して伝送路
Lを信号が進む時間(以下tpdLという。)分位相が
進んだクロックとなる。
【0026】伝送されるデータは回路A101に入力さ
れたクロックから回路Aの素子遅延時間(以下tpdA
という。)後、回路A101のデータ出力部から出力さ
れ、更にtpdL時間後に回路B102の入力部に到達す
る。回路B102へ到達したデータは、回路A101がデ
ータ出力したクロックよりtpdA+tpdL時間位相
が遅れているが回路B102の入力クロックも回路A1
01がデータ出力したクロックよりtpdL分位相が遅
れているため、回路B102でのクロックとデータの位
相関係は回路A101出力時と同様にクロックの立ち上
がりよりtpdA時間データの位相が遅れたタイミング
となる。データ取り込み自体は次のクロックで回路B1
02へ取り込まれるためホールド時間、セットアップ時
間は共に満足した伝送となる。
【0027】次に、回路B102から回路A101にデ
ータを伝送する場合について図1及び図3を参照して説
明する。図3は、回路A101及び回路B102に入力
されるクロック及び回路B102から回路A101へ伝
送されるデータを示すタイミング図である。図3の縦軸
はそれぞれ、回路B102に入力されるクロック、回路
B102から出力されるデータ、回路A101に入力さ
れるデータ及び回路A101に入力されるクロックの波
形を表し、横軸は時間(t0、t1、t2、t3・・・
・)を表す。
【0028】まず、方向制御部104がデータ伝送方向
を回路B102から回路A101への方向に制御すると
共に、SEL1の出力がPLL2の出力、SEL2の出
力がPLL1の出力となるようにSEL1及びSEL2
を制御する。したがって、クロック配線L1、L2の配
線長がL1=L2であることから回路A101、及び回
路B102へ入力されるクロックは回路Bに入力される
クロックが回路Aへ入力されるクロックに対してtpd
L分位相が進んだクロックとなる。
【0029】伝送されるデータは回路B102に入力さ
れたクロックから回路B102の素子遅延時間(以下t
pdBとする。)後、回路B102のデータ出力部から
出力され、更にtpdL時間後に回路A101の入力部
に到達する。回路A101へ到達したデータは、回路B
102がデータ出力したクロックよりtpdB+tpd
L時間位相が遅れているが回路A101の入力クロック
も回路B102がデータ出力したクロックよりtpdL
分位相が遅れているため、回路A101でのクロックと
データの位相関係は回路B102出力時と同様にクロッ
クの立ち上がりのtpdB時間後からデータが存在する
ことになる。データ取り込み自体は次のクロックで回路
A101へ取り込まれるためホールド時間、セットアッ
プ時間は共に満足した伝送となる。
【0030】従って回路A101から回路B102への
伝送、及び回路B102から回路A101への伝送それ
ぞれの方向の伝送に対して送信出力のクロック、データ
の位相関係をそのまま受信回路のクロック、データの位
相関係として伝送することができるため、周波数、及び
伝送路の配線長に依存しない高速データ伝送を実現する
ことが可能となる。
【0031】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2のクロック分配回路の構成について、図4を参照し
て説明する。図4は、本発明の実施の形態2のデータ伝
送回路に用いられるクロック分配回路を示す回路構成図
である。本発明の実施の形態2のクロック分配回路の構
成につき、実施の形態1と異なる構成について以下に説
明する。
【0032】実施の形態1のクロック分配回路では、回
路A101及び回路B102の2つの出力クロック間に
伝送路の配線長相当の位相差を与える回路構成として、
クロック供給回路105が、2つのPLL回路と、配線
長制御されたPLL回路のフィードバックループLa、
Lbを備えていた。これに対し、実施の形態2のクロッ
ク分配回路では、クロック供給回路115が、回路A1
01及び回路B102の入出力部に接続され、回路A1
01から出力されたデータが回路B102に入力される
までの時間及び回路B102から出力されたデータが回
路A101に入力されるまでの時間を計測する計測手段
117と、計測手段117によって計測された時間に基
づいて、クロックをその時間分遅延させる遅延ロックル
ープ回路118とを備える。従って、このクロック供給
回路115を用いたデータ伝送回路の動作タイミング図
も図2及び図3のようになる。即ち、伝送クロックの周
波数、伝送線路の配線長に依存されない高速双方向デー
タ伝送を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】したがって、本発明のクロック分配回路
によれば、第1のクロック線の長さと第2のクロック線
の長さとがほぼ等しく、且つ、第1のPLL回路のフィ
ードバックループの長さと第2のPLL回路のフィード
バックループの長さとの差が伝送路の長さにほぼ等しく
なる様に配線長制御され、制御信号に基づいて入力され
た2つのクロックのうち一のクロックを出力する第1の
セレクター回路及び第2のセレクター回路が設けられて
いるので、送信側の伝送回路に分配されるクロックは、
受信側の伝送回路に分配されるクロックと比較して、デ
ータが伝送路を伝播する時間進んだ位相とすることがで
きる。すなわち、データ伝送路の配線長がいくら長くな
っても受信側の伝送回路に分配されるクロックとデータ
の位相関係に伝送路の配線遅延の影響がなく、伝送周波
数が伝送路の配線長に依存されないので、高速データに
対しても的確にデータ伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のデータ伝送回路に用
いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のクロック分配回路を
データ伝送回路に用いた場合における回路A及び回路B
に入力されるクロック及び回路Aから回路Bへ伝送され
るデータを示すタイミング図である。
【図3】 本発明の実施の形態1のクロック分配回路を
データ伝送回路に用いた場合における回路A及び回路B
に入力されるクロック及び回路Bから回路Aへ伝送され
るデータを示すタイミング図である。
【図4】 本発明の実施の形態2のデータ伝送回路に用
いられるクロック分配回路を示す回路構成図である。
【図5】 従来のデータ伝送回路に用いられるクロック
分配回路を示す回路構成図である。
【図6】 従来のクロック分配回路をデータ伝送回路に
用いた場合における回路A及び回路Bに入力されるクロ
ック及び回路Aから回路Bへ伝送されるデータを示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
101・・・回路A 102・・・回路B 103・・・データ配線 104・・・方向制御部 105、115・・・クロック供給回路 117・・・計測手段 118・・・遅延ロックループ回路 PLL1、PLL2・・・PLL回路 SEL1、SEL2・・・セレクター回路 La・・・PLL1のフィードバックループ Lb・・・PLL2のフィードバックループ L・・・データ配線の長さ CLK・・・供給されるクロック tpdA・・・回路Aの素子遅延時間 tpdB・・・回路Bの素子遅延時間 tpdL・・・データ配線遅延時間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して相互に接続され、双方向
    にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回
    路にクロックを分配するクロック分配回路であって、出
    力したクロックを回帰させるフィードバックループを備
    え、外部から供給されたクロックと前記フィードバック
    ループを回帰させたクロックとの位相を合わせ、係る位
    相を合わせたクロックを出力する第1のPLL回路及び
    第2のPLL回路と、前記2つのPLL回路に接続さ
    れ、データの伝送方向を制御する方向制御部から入力さ
    れる制御信号に基づいて、入力された2つのクロックの
    うち一のクロックを出力する第1のセレクター回路及び
    第2のセレクター回路とを備えるクロック供給回路と、
    前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接
    続する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前
    記第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配
    線とを備え、前記第1のクロック線の長さと前記第2の
    クロック線の長さとがほぼ等しく、前記第1のPLL回
    路のフィードバックループの長さと第2のPLL回路の
    フィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長
    さにほぼ等しいことを特徴とするクロック分配回路。
  2. 【請求項2】 伝送路を介して相互に接続され、双方向
    にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回
    路にクロックを分配するクロック分配回路であって、外
    部から供給されたクロックの伝送路であって、2つに分
    岐された第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路
    と、前記2つのクロック伝送路に接続され、データの伝
    送方向を制御する方向制御部から入力される制御信号に
    基づいて、入力された2つのクロックのうち一のクロッ
    クを出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクタ
    ー回路と、前記第1の伝送回路と前記第1のセレクター
    回路とを接続する第1のクロック配線と、前記第2の伝
    送回路と前記第2のセレクター回路とを接続する第2の
    クロック配線と、第1の伝送回路及び第2の伝送回路に
    接続され、一方の伝送回路から出力されたデータが他方
    の伝送回路に入力されるまでの時間を計測する計測手段
    と、前記計測手段によって計測された時間に基づいて、
    クロックを遅延させる遅延ロックループ回路とを備え、
    前記遅延ロックループ回路が、前記第1のクロック伝送
    路及び第2のクロック伝送路のうち、どちらか一方に配
    置されたことを特徴とするクロック分配回路。
  3. 【請求項3】 伝送路を介して相互に接続され、双方向
    にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回
    路にクロックを分配するクロック分配回路を用いたクロ
    ック分配方法であって、前記クロック分配回路が、出力
    したクロックを回帰させるフィードバックループを備え
    た第1のPLL回路及び第2のPLL回路と、前記2つ
    のPLL回路に接続された第1のセレクター回路及び第
    2のセレクター回路とを備えるクロック供給回路と、前
    記第1の伝送回路と前記第1のセレクター回路とを接続
    する第1のクロック配線と、前記第2の伝送回路と前記
    第2のセレクター回路とを接続する第2のクロック配線
    とを備え、前記第1のクロック線の長さと前記第2のク
    ロック線の長さとがほぼ等しく、前記第1のPLL回路
    のフィードバックループの長さと第2のPLL回路のフ
    ィードバックループの長さとの差が、前記伝送路の長さ
    にほぼ等しく設定されてなり、外部から供給されたクロ
    ックと前記フィードバックループを回帰させたクロック
    との位相を合わせ、係る位相を合わせたクロックを前記
    第1のPLL回路及び第2のPLL回路にて出力するス
    テップと、データの伝送方向を制御する方向制御部から
    入力される制御信号に基づいて、入力された2つのクロ
    ックのうち一のクロックを前記第1のセレクター回路及
    び第2のセレクター回路にて出力するステップとからな
    ることを特徴とするクロック分配方法。
  4. 【請求項4】 伝送路を介して相互に接続され、双方向
    にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回
    路にクロックを分配するクロック分配回路を用いたクロ
    ック分配方法であって、前記クロック分配回路が、外部
    から供給されたクロックの伝送路であって2つに分岐さ
    れた第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、
    前記2つのクロック伝送路に接続された第1のセレクタ
    ー回路及び第2のセレクター回路と、前記第1の伝送回
    路と前記第1のセレクター回路とを接続する第1のクロ
    ック配線と、前記第2の伝送回路と前記第2のセレクタ
    ー回路とを接続する第2のクロック配線と、第1の伝送
    回路及び第2の伝送回路に接続された計測手段と、前記
    第1のクロック伝送路及び第2のクロック伝送路のう
    ち、どちらか一方に配置された遅延ロックループ回路と
    を備え、一方の伝送回路から出力されたデータが他方の
    伝送回路に入力されるまでの時間を前記計測手段にて計
    測するステップと、前記計測手段によって計測された時
    間に基づいて、クロックを前記遅延ロックループ回路に
    て遅延させるステップと、データの伝送方向を制御する
    方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力さ
    れた2つのクロックのうち一のクロックを前記第1のセ
    レクター回路及び第2のセレクター回路にて出力するス
    テップとからなることを特徴とするクロック分配方法。
  5. 【請求項5】 伝送路を介して相互に接続され、双方向
    にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回
    路のそれぞれに接続されたクロック配線にクロックを供
    給するクロック供給回路であって、出力したクロックを
    回帰させるフィードバックループを備え、外部から供給
    されたクロックと前記フィードバックループを回帰させ
    たクロックとの位相を合わせ、係る位相を合わせたクロ
    ックを出力する第1のPLL回路及び第2のPLL回路
    と、前記2つのPLL回路に接続され、データの伝送方
    向を制御する方向制御部から入力される制御信号に基づ
    いて、入力された2つのクロックのうち一のクロックを
    出力する第1のセレクター回路及び第2のセレクター回
    路とを備え、前記第1のPLL回路のフィードバックル
    ープの長さと第2のPLL回路のフィードバックループ
    の長さとの差が、前記伝送路の長さにほぼ等しいことを
    特徴とするクロック供給回路。
  6. 【請求項6】 伝送路を介して相互に接続され、双方向
    にデータの伝送を行う第1の伝送回路及び第2の伝送回
    路のそれぞれに接続されたクロック配線にクロックを供
    給するクロック供給回路であって、外部から供給された
    クロックの伝送路であって、2つに分岐された第1のク
    ロック伝送路及び第2のクロック伝送路と、前記2つの
    クロック伝送路に接続され、データの伝送方向を制御す
    る方向制御部から入力される制御信号に基づいて、入力
    された2つのクロックのうち一のクロックを出力する第
    1のセレクター回路及び第2のセレクター回路と、第1
    の伝送回路及び第2の伝送回路に接続され、一方の伝送
    回路から出力されたデータが他方の伝送回路に入力され
    るまでの時間を計測する計測手段と、前記計測手段によ
    って計測された時間に基づいて、クロックを遅延させる
    遅延ロックループ回路とを備え、前記遅延ロックループ
    回路が、前記第1のクロック伝送路及び第2のクロック
    伝送路のうち、どちらか一方に配置されたことを特徴と
    するクロック供給回路。
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JP2010534962A (ja) * 2007-07-26 2010-11-11 ローデ ウント シュワルツ ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 幾つかのチャネル測定部品及び/又は測定装置を同期させる方法並びに対応する測定装置
JP2014035753A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Renesas Mobile Corp 半導体装置及び電子装置

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