JP2002006831A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002006831A
JP2002006831A JP2000184937A JP2000184937A JP2002006831A JP 2002006831 A JP2002006831 A JP 2002006831A JP 2000184937 A JP2000184937 A JP 2000184937A JP 2000184937 A JP2000184937 A JP 2000184937A JP 2002006831 A JP2002006831 A JP 2002006831A
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JP
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control circuit
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memories
signal
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JP2000184937A
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Jun Yamamoto
潤 山本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1サイクルでアクセス可能な回路を容易に構成
し、高速描画を可能にする画像処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】複数のSRAMメモリ3と、各3に書き込
まれた画像データを時間経過に従って連続的に表示可能
な表示装置5と、プログラムを実行することにより得ら
れる画像データを、画素単位で各3に順次交互に書き込
むCPU1と、各3に書き込まれた画像データを順次読
み出し、5に表示するシステム制御回路2を備え、2は
アクセス制御回路20と遅延線21と論理積ゲート22
からなり、20はクロックパルスCLK1の発生タイミ
ングに従ってリード信号、内部ライト信号を発生するも
のであり、21はCLK1に対して1/4周期だけ遅延
させたクロックパルスCLK2を出力するものであり、
22はCLK2のタイミングと該内部ライト信号の論理
積が成立したとき3にライト信号を与えるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカーナビゲ
ーションに使用される画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置の一例として、図6
のブロック図に示すように構成されたものがある。これ
は、SRAM(スタチック・ランダム・アクセス・メモ
リ)からなり、その各々にライト信号が入力されたとき
画素単位で画像データを書き込み可能で、かつリード信
号が入力されたとき該書き込まれた画像データを読み出
し可能な少なくとも第1のフレームメモリ(1)3及び
第2のフレームメモリ(2)3と、各フレームメモリ3
に書き込まれた画像データを時間経過に従って連続的に
表示可能な表示装置5と、連続する画像データを含むプ
ログラムを格納し、該プログラムを実行することにより
得られる画像データを、時間経過に従って画素単位で前
記各フレームメモリに順次交互に書き込むCPU(中央
演算処理装置)1と、各フレーム3に書き込まれた画像
データを時間経過に従って順次読み出し、表示装置5に
表示するシステム制御回路2とを備えている。なお、シ
ステム制御回路2と表示装置5の間に、ディジタルデー
タをアナログデータに変換するD/Aコンバータ4が設
けられている。
【0003】システム制御回路2は、図7のように、図
示しないにクロックパルス発生手段からのクロックパル
スCLK1を入力し、SRAM制御信号(アドレス信
号、内部リード信号、内部ライト信号、ライトデータ)
を生成するSRAMアクセス制御回路20と、SRAM
アクセス制御回路20からの内部リード信号を反転させ
るインバータ26と、内部ライト信号を反転させるイン
バータ27と、アドレス信号を増幅するオペアンプ23
と、該内部ライト信号が入力されたとき該ライトデータ
を増幅するオペアンプ25と、オペアンプ25の出力並
びにCPU1からの画像データ(フレーム画像)を増幅
して得られるリードデータをSRAMアクセス制御回路
20に入力するオペアンプ24とからなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の画
像処理装置にあっては、次のように動作する。図8はこ
の動作を説明するためのブロック図であり、図8(a)
はCPU1は第1のフレームメモリ3にCPU1のプロ
グラムを実行することにより得られる画像データを書き
込み(描画)し、又システム制御回路2(具体的にはS
RAMアクセス制御回路20)は第2のフレームメモリ
3にすでに書き込まれている画像データを読み出して表
示装置5に表示している状態を示している。図8(b)
は図8(a)とは逆で、第1のフレームメモリ3はすで
に書き込まれている画像データを読み出し表示装置5に
表示し、又第2のフレームメモリ3に画像データを書き
込んでいる状態を示している。このような動作は、時間
経過に従って順次交互に行われ、この結果表示装置5に
はCPU1のプログラム内の画像データが連続して表示
される。
【0005】ここで、第1のフレームメモリ3と第2の
フレームメモリ3の動作を切り替えることにより表示装
置5の表示画像の乱れを防いでいる。
【0006】この場合、フレームメモリ3は高速処理が
可能なSRAMを使用しているため、ポートが1つであ
り、CPU1からの描画とD/Aコンバータ4への出力
を同時に行うことができない。
【0007】このため、図9に示すようにフレームメモ
リ3へのアクセス[具体的には第1のフレームメモリ
(1)及び第2のフレームメモリ(2)]を分割して行
う。画像データは連続して表示装置5に出力しなくては
ならないため、1アクセスで複数画素分のデータをリー
ドして1画素ずつ連続して出力する制御を行う。
【0008】これらの制御において、データバス上のデ
ータの衝突を防ぐため、リード直後にライトデータを出
力することができない。このため、従来の同期式回路で
は、図9に示すようにCPU1の描画処理は1画素当り
2サイクル必要であり、高速な描画処理を行うことがで
きない。
【0009】本発明は以上述べた事情に基づきなされた
もので、1サイクルでアクセス可能な回路を容易に構成
し、高速描画を可能にする画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明、すなわち画像処理装置
は、RAM(ランダムアクセスメモリ)からなり、その
各々にライト信号が入力されたとき画素単位で画像デー
タを書き込み可能で、かつリード信号が入力されたとき
該書き込まれた画像データを読み出し可能な少なくとも
2つのフレームメモリと、前記各フレームメモリに書き
込まれた画像データを時間経過に従って連続的に表示可
能な表示装置と、連続する画像データを含むプログラム
を格納し、該プログラムを実行することにより得られる
画像データを、時間経過に従って画素単位で前記各フレ
ームメモリに順次交互に書き込むCPUと、前記各フレ
ームに書き込まれた画像データを時間経過に従って順次
読み出し、前記表示装置に表示するシステム制御手段と
を備え、前記システム制御手段は、アクセス制御回路と
遅延手段と論理積ゲートからなり、アクセス制御回路は
クロックパルスの発生タイミングに従ってアドレス信
号、リード信号、内部ライト信号を発生するものであ
り、前記遅延手段は前記クロックパルスに対して半周期
を越えない程度に遅延させたクロックパルスを出力する
ものであり、前記論理積ゲートは前記遅延手段からのク
ロックパルスの所定のタイミングと前記内部ライト信号
の論理積が成立したとき前記フレームメモリにライト信
号を与えるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係
る画像処理装置の一実施形態を示すブロック図であり、
後述するように構成したシステム制御手段例えばシステ
ム制御回路2と、該システム制御回路2とD/Aコンバ
ータ4の間に画像を融合する融合装置6を新たに追加
し、フレームメモリ3として例えばSRAM(スタチッ
ク・ランダム・アクセス・メモリ)で構成された第1〜
第4のフレームメモリ(1)〜(4)からなるものを用
いた点以外は、図6の従来例と同一である。
【0012】システム制御回路2は、図2のように、S
RAM制御信号(アドレス信号、内部リード信号、内部
ライト信号、ライトデータ)を生成するSRAMアクセ
ス制御回路20と、SRAMアクセス制御回路20から
の内部リード信号を反転させるインバータ26と、内部
ライト信号を反転させるインバータ27と、アドレス信
号を増幅するオペアンプ23と、後述する論理積ゲート
22からの出力信号が生じたときライトデータを増幅す
るオペアンプ25と、オペアンプ25の出力並びに図示
しない画像信号取込み装置からのデータを増幅してSR
AMアクセス制御回路20に入力するオペアンプ24と
を備えたものにおいて、新たに遅延手段例えば遅延線2
1及び論理積ゲート22を追加したものである。
【0013】遅延線(遅延ロジック)21は、図4に示
すようにSRAMアクセス制御回路20に入力されるク
ロックパルス(図示しないクロックパルス発生手段によ
り得られるパルス)CLK1を、半周期を越えない程度
例えば数ns遅延した後クロックパルスCLK2を、出力
するものである。論理積ゲート22は、遅延線21の出
力であるクロックパルスCLK2と、SRAMアクセス
制御回路20からの内部ライト信号(クロックパルスC
LK1と同期した信号)を入力して両者の論理積を求め
るもので、この論理積出力はインバータ27に入力され
る。
【0014】以上のような本発明の画像処理装置にあっ
ては、次のように動作する。図3はこの動作を説明する
ためのブロック図であり、図3(a)はCPU1がCP
U1のプログラムを実行することにより得られる連続し
た画像データのうちのベース画像(背景となる画像)を
第1のフレームメモリ3に書き込み、第2のフレームメ
モリ3に画像データのうちのオーバーレイ画像(重ね合
わせる画像)を時間経過に従って順次書き込み、又シス
テム制御回路2(具体的にはSRAMアクセス制御回路
20)は第3のフレームメモリ3にすでに書き込まれて
いる画像データのうちのベース画像と第4のフレームメ
モリ3にすでに書き込まれている画像データのうちのオ
ーバーレイ画像を順次読み出し、融合装置6により第3
及び第4のフレームメモリ3にすでに夫々書き込まれて
いるベース画像とオーバーレイ画像を融合させ、この融
合された画像データを表示装置5に表示している状態を
示している。図3(b)は図3(a)とは逆で、システ
ム制御回路2により第1及び第2のフレームメモリ3の
ベース画像及びオーバーレイ画像はすでに書き込まれて
いる画像データを順次読み出し、融合装置6により第1
及び第2のフレームメモリ3にすでに夫々書き込まれて
いるベース画像とオーバーレイ画像を融合させ、この融
合された画像データ表示装置5に表示し、又CPU1が
第3及び第4のフレームメモリ3に画像データのベース
画像及びオーバーレイ画像を順次書き込んでいる状態を
示している。このような動作は、時間経過に従って順次
交互に行われ、この結果表示装置5にはCPU1のプロ
グラム内の画像データが連続して表示される。
【0015】図4は、図2のアクセス制御信号例を示し
ている。ライトアクセスの際、半サイクル(1サイクル
の半分)のライト信号となり、データ出力もこの信号で
制御するためのリードアクセスの次のサイクルでライト
アクセスを行ってもデータバス上のデータの衝突が起こ
らない。このため、リードアクセスとライトアクセスを
1サイクルで繰り返すことが可能となる。
【0016】以上述べた構成において、CPU1が2つ
のフレームメモリにベース画像(背景となる画像)とオ
ーバーレイ画像(重ね合わせる画像)を描画し、図3に
示すように描画が完了した後、画像出力用のメモリを切
り替える。この場合、システム制御回路2は、ベース画
像とオーバーレイ画像をそれぞれ1サイクルで読み出し
て一時保存し、2つの画像を同時に連続して出力する。
【0017】図5は、従来の方式と本発明のアクセスの
違いを説明するためのタイムチャートであり、これは1
画素を8ビットと仮定したものである。本発明の実施形
態では、メモリのバス幅を32ビットと仮定し、ベース
画像を読み込み、CPU1が描画処理、オーバーレイ画
像を読み込み、CPU1が描画処理を繰り返すことによ
り4サイクルに1回ベース画像、オーバーレイ画像にア
クセスするため、連続してデータを出力することができ
る。
【0018】なお、ベース画像の読み込みと、オーバー
レイ画像の読み込みを続けて行うとリードが連続しリー
ド信号がアクティブ状態となる(アサートされ続ける)
ため、正常にアクセスできなくなる。このため、リード
とライトを繰り返す制御を行っている。
【0019】従来の方式で同様な処理を行う場合には、
CPU1に対するアクセスが2倍かかかるため、6サイ
クルに1回ベース画像とオーバーレイ画像が繰り返され
ることになる。従って、連続してデータを出力するため
には、48ビット以上のデータバスが必要である。以上
述べた本発明の実施形態によれば、描画時間が従来の半
分となり、更に回路規模も減少させることができる。
【0020】本発明は以上述べた実施形態に限定され
ず、例えば以下のように変形して実施できる。前述の実
施形態ではフレームメモリとしてSRAMで構成された
ものを挙げたが、高速動作するRAMであればなんでも
よい。また、フレームメモリ3として、第1乃至第4の
フレームメモリ3を使用した場合について説明したが、
これに限らず少なくとも第1及び第2のフレームメモリ
3からなるものであればなんでもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、従来のアドレス信号、
リード信号の発生タイミングを決めるクロックパルスに
対して、半周期を越えない程度に遅延させるクロックパ
ルスを発生する遅延手段と、該遅延手段からのクロック
パルスと内部ライト信号の論理積が成立したとき、RA
Mからなるフレームメモリに対してライト信号を与える
ように構成したので、1サイクルでアクセス可能な回路
を容易に構成し、高速描画を可能にする画像処理装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施形態を示すブロ
ック図。
【図2】図1におけるシステム制御回路の詳細を説明す
るための図。
【図3】図1におけるフレーム切替時の様子を説明する
ための図。
【図4】図1におけるアクセス信号を示すタイムチャー
ト。
【図5】本発明と従来のメモリアクセスの比較を説明す
るための図。
【図6】従来の画像処理装置の一例を示すブロック図。
【図7】図6におけるシステム制御回路の詳細を説明す
るための図。
【図8】図6におけるフレーム切替時の様子を説明する
ための図。
【図9】図6におけるアクセス信号を示すタイムチャー
ト。
【符号の説明】
1…CPU、2…システム制御回路、3…フレームメモ
リ、4…D/Aコンバータ、5…表示装置、6…融合装
置、20…SRAMアクセス制御回路、21…遅延線、
22…論理積ゲート、23,24,25…オペアンプ、
26,27…インバータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RAM(ランダムアクセスメモリ)から
    なり、その各々にライト信号が入力されたとき画素単位
    で画像データを書き込み可能で、かつリード信号が入力
    されたとき該書き込まれた画像データを読み出し可能な
    少なくとも2つのフレームメモリと、 前記各フレームメモリに書き込まれた画像データを時間
    経過に従って連続的に表示可能な表示装置と、 連続する画像データを含むプログラムを格納し、該プロ
    グラムを実行することにより得られる画像データを、時
    間経過に従って画素単位で前記各フレームメモリに順次
    交互に書き込むCPUと、 前記各フレームに書き込まれた画像データを時間経過に
    従って順次読み出し、前記表示装置に表示するシステム
    制御手段とを備え、 前記システム制御手段は、アクセス制御回路と遅延手段
    と論理積ゲートからなり、アクセス制御回路はクロック
    パルスの発生タイミングに従ってアドレス信号、リード
    信号、内部ライト信号を発生するものであり、前記遅延
    手段は前記クロックパルスに対して半周期を越えない程
    度に遅延させたクロックパルスを出力するものであり、
    前記論理積ゲートは前記遅延手段からのクロックパルス
    の所定のタイミングと前記内部ライト信号の論理積が成
    立したとき前記フレームメモリにライト信号を与えるも
    のである画像処理装置。
JP2000184937A 2000-06-20 2000-06-20 画像処理装置 Withdrawn JP2002006831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114415951A (zh) * 2022-01-04 2022-04-29 平头哥(杭州)半导体有限公司 图像数据访存单元、方法、加速单元及电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114415951A (zh) * 2022-01-04 2022-04-29 平头哥(杭州)半导体有限公司 图像数据访存单元、方法、加速单元及电子设备
CN114415951B (zh) * 2022-01-04 2024-04-05 杭州中天微系统有限公司 图像数据访存单元、方法、加速单元及电子设备

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Effective date: 20070904