JP2002005810A - プローブ及びその製造方法、表面観察装置、露光装置、情報処理装置 - Google Patents

プローブ及びその製造方法、表面観察装置、露光装置、情報処理装置

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JP2002005810A
JP2002005810A JP2000180894A JP2000180894A JP2002005810A JP 2002005810 A JP2002005810 A JP 2002005810A JP 2000180894 A JP2000180894 A JP 2000180894A JP 2000180894 A JP2000180894 A JP 2000180894A JP 2002005810 A JP2002005810 A JP 2002005810A
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waveguide
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Yasuhiro Shimada
康弘 島田
Akira Kuroda
亮 黒田
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    • G02B6/241Light guide terminations

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】集積化・小型化が容易で複数のプローブを容易
に作製できるという特長を保持しつつ、導波路と微小開
口との間の光の伝達損失、および導波路における短波長
での伝達損失を小さくすることができ、さらにバッチプ
ロセスで形成できて生産性が高く、光学的微小開口のプ
ロセス再現性の良い、光検出または照射用のプローブ及
びその製造方法、表面観察装置、露光装置、情報処理装
置を提供する。 【解決手段】光検出または照射用のプローブであって、
固定端部を支持体に支持された片持ち梁と、該片持ち梁
の自由端部に形成された中空の探針と、該探針の先端に
形成された微小開口と、該片持ち梁の内部に形成された
中空の導波路と、を少なくとも有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブ及びその
製造方法、表面観察装置、露光装置、情報処理装置に関
し、特に近視野光学顕微鏡等に用いられるエバネッセン
ト光検出または照射用のプローブ及びこれらの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、導体の表面原子の電子構造を直接
観察できる走査型トンネル顕微鏡(以下、「STM」と
いう)が開発されて(G.Binnig et a
l,,Phys.Rev.Lett,49,57(19
82))、単結晶、非晶質を問わず実空間像を高い分解
能で測定ができるようになって以来、走査型プローブ顕
微鏡(以下、「SPM」という)が材料の微細構造評価
の分野でさかんに研究されるようになってきた。SPM
としては、微小探針を有するプローブを評価する試料に
近接させることにより得られるトンネル電流、原子間
力、磁気力、光等を用いて表面の構造を検出する走査型
トンネル顕微鏡(STM)、原子間力顕微鏡(AF
M)、磁気力顕微鏡(MFM)等がある。
【0003】また、STMを発展させたものとして、尖
鋭なプローブ先端の光学的微小開口からしみ出すエバネ
ッセント光を試料表面から光プローブで検出して試料表
面を調べる走査型近接場光顕微鏡(以下SNOMと略
す)[Durig他,J.Appl.Phys.59,
3318(1986)]が開発された。さらに、試料裏
面からプリズムを介して全反射の条件で光を入射させ、
試料表面へしみ出すエバネッセント光を試料表面から光
プローブで検出して試料表面を調べるSNOMの一種で
あるフォトンSTM[Reddick他,Phys.R
ev.B39,767(1989)]も開発された。
【0004】上記のような近接場光顕微鏡に用いる光プ
ローブには、光ファイバーの先端を先鋭化させてこれに
光学的微小開口を設けたものや、カンチレバーの自由端
部に光照射または光検出用の探針を設けてAFMとして
の機能を付与したものなどがある。このうち、カンチレ
バータイプのプローブとしては、光ファイバーの先端を
加工して突起の先端に光学的微小開口を形成し、さらに
光ファイバーを曲げてカンチレバーとしての機能を持た
せる方法が開示されている(米国特許第5,677,9
78号明細書)。
【0005】しかし、上記の光ファイバーを用いる方法
はプローブを1本ずつ加工するため生産性が低く、ま
た、形状を揃えることが困難である。そのため、第1基
板に形成した光透過性の突起を、第2基板に形成した導
波路上に転写し、突起表面に探針層を形成し、探針層の
先端に光学的微小開口形成するプローブの作製方法が開
示されている(特開平10−293134号公報)。こ
の方法はバッチプロセスで形成できるため生産性が高
く、光学的微小開口のプロセス再現性が良い。また、集
積化・小型化が容易で複数のプローブを容易に作製でき
る。さらに、化合物半導体基板に突起を転写することに
より、半導体レーザーとの結合も容易であるといった利
点も有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−293134号公報によるプローブは、導波路材
料として酸化シリコン等を主成分とするセラミック材料
や有機導波路材料を用いており、導波路において紫外領
域のような短波長の光の吸収が大きく、伝達効率が低下
するという点にさらに改善すへき余地を有する。また、
光学的微小開口を有する突起と導波路層とを別々に作製
し、後工程で光学的に接続するため、導波路層と光学的
微小開口との間の光の接続部分の形成プロセスが複雑で
あり、また、この部分の光の伝達効率が低下するという
点にもさらに改善すべき余地を有している。
【0007】そこで、本発明は、上記した特開平10−
293134号公報の集積化・小型化が容易で複数のプ
ローブを容易に作製できるという特長を保持しつつ、導
波路と微小開口との間の光の伝達損失、および導波路に
おける短波長での伝達損失を小さくすることができ、さ
らにバッチプロセスで形成できて生産性が高く、光学的
微小開口のプロセス再現性の良い、光検出または照射用
のプローブ及びその製造方法、表面観察装置、露光装
置、情報処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、つぎの(1)〜(19)のように構成した
光検出または照射用のプローブ及びその製造方法、表面
観察装置、露光装置、情報処理装置を提供するものであ
る。 (1)光検出または照射用のプローブであって、固定端
部を支持体に支持された片持ち梁と、該片持ち梁の自由
端部に形成された中空の探針と、該探針の先端に形成さ
れた微小開口と、該片持ち梁の内部に形成された中空の
導波路と、を少なくとも有することを特徴とするプロー
ブ。 (2)前記導波路の横断面が、三角形であることを特徴
とする上記(1)に記載のプローブ。 (3)前記導波路の横断面が、台形であることを特徴と
する上記(1)に記載のプローブ。 (4)前記導波路の横断面が、U字形であることを特徴
とする上記(1)に記載のプローブ。 (5)前記探針が、角錐型をしていることを特徴とする
上記(1)〜(4)のいずれかに記載のプローブ。 (6)前記探針の先端方向が、前記片持ち梁の長さ方向
に対して、ほぼ直交していることを特徴とする上記
(1)〜(4)のいずれかに記載のプローブ。 (7)前記片持ち梁は、その主材料がシリコンであるこ
とを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の
プローブ。 (8)前記導波路は、該導波路の中空の内部に該導波路
の光を前記探針に接続するミラーを有することを特徴と
する上記(1)〜(7)のいずれかに記載のプローブ。 (9)前記ミラーが、凹面鏡であることを特徴とする上
記(8)に記載のプローブ。 (10)光検出または照射用のプローブの製造方法であ
って、基板を加工して溝部を形成する工程と、前記溝部
上に、開口を有する平板状の蓋部を設けて中空の導波路
を形成する工程と、前記蓋部の開口上に、微小開口を有
する中空の探針を作製する工程と、前記基板の一部をエ
ッチング除去し、カンチレバーを形成する工程と、を少
なくとも有することを特徴とするプローブの製造方法。 (11)前記溝部が、基板をエッチングすることにより
形成されることを特徴とする上記(10)に記載のプロ
ーブの製造方法。 (12)前記溝部が、基板の結晶異方性エッチングによ
り形成されることを特徴とする上記(11)に記載のプ
ローブの製造方法。 (13)前記溝部または蓋部を鏡面化する表面処理工程
を有することを特徴とする上記(10)に記載のプロー
ブの製造方法。 (14)前記蓋部が、SOI(Silicon on
Insulator)基板のSOI層より形成されるこ
とを特徴とする上記(10)に記載のプローブの製造方
法。 (15)前記蓋部が、前記溝部に樹脂層を充填し、該樹
脂層上に金属膜を成膜することにより形成されることを
特徴とする上記(10)に記載のプローブの製造方法。 (16)前記蓋部の開口上に微小開口を有する中空の探
針を作製する工程が、基板上に形成された凹部に探針材
料を成膜し、該探針材料を蓋部に作製した開口上に転写
し、該探針先端に微小開口を形成する工程であることを
特徴とする上記(10)に記載のプローブの製造方法。 (17)上記(1)〜(9)のいずれかに記載のプロー
ブ、または上記(10)〜(16)のいずれかに記載の
プローブの製造方法によって製造されたプローブを少な
くとも一つ以上備えた表面観察装置。 (18)上記(1)〜(9)のいずれかに記載のプロー
ブ、または上記(10)〜(16)のいずれかに記載の
プローブの製造方法によって製造されたプローブを少な
くとも一つ以上備えた露光装置。 (19)上記(1)〜(9)のいずれかに記載のプロー
ブ、または上記(10)〜(16)のいずれかに記載の
プローブの製造方法によって製造されたプローブを少な
くとも一つ以上備えた情報処理装置。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図1を用いて本発明の実
施形態の一例として、近接場光を用いた発光または受光
用のプローブについて説明する。図1(a)はその上面
図、図1(b)は図1(a)のA−A’断面図、図1
(c)は図1(a)のB−B’断面図である。同図にお
いて、本実施例によるプローブは、プローブ用基板11
に支持されたカンチレバー7(片持ち梁)の自由端部
に、微小開口を有する中空の探針6を具備している。カ
ンチレバー7の内部には、探針6と連続した空間を有す
る中空の導波路9、導波路9の光を探針6に接続するミ
ラー10を有している。
【0010】本実施形態のプローブを発光用として用い
る場合は、光ファイバーのプローブと反対側に発光素子
を接続する。発光素子で生じた光が光ファイバーを伝播
して、プローブの導波路に進入し、ミラーで反射され
て、探針の微小開口ヘ到達する。これにより微小開口近
傍に近接場光が局在し、外部(試料)との相互作用を導
引する。また、光ファイバーの代わりに直接発光素子を
接続しても良い。また、本実施の形態のプローブを受光
用として用いる場合は、光ファイバーのプローブと反対
側に受光素子を接続する。外部との相互作用により微小
開口から入った伝播光が、ミラーで反射されて、プロー
ブの導波路に進入し、光ファイバーヘ伝播して受光素子
に到達する。また、光ファイバーの代わりに直接受光素
子を接続しても良い。
【0011】本実施の形態による光プローブは、導波路
の光をミラーで反射して微小開口ヘ導くため、導波路と
微小開口との光の接続が容易で伝達損失が小さいという
特長を有する。また、本実施の形態の光プローブは、導
波路を中空に形成されているため、導波路材料による光
の吸収が無く光の伝達損失が小さいという特長を有す
る。また、光ファイバー等では吸収され易い近紫外光も
効率よく伝播するために、波長依存性の小さい光プロー
ブであるという特長を有する。また、本実施の形態の光
プローブは、探針の先端方向がカンチレバーの長さ方向
に対してほぼ直交して構成されているため、カンチレバ
ーの撓みを検知することにより原子間力顕微鏡(AF
M)のプローブとして使用することができる。この撓み
検知方法としては、カンチレバーの面にレーザー光を照
射し、その反射光の方向をセンシングする方法が一般的
である。また、本実施の形態の光プローブは、そのプロ
ーブ自身にカンチレバーの撓み検知手段を備えていても
良い。例えば、カンチレバー中にピエゾ抵抗体上を形成
することによりカンチレバー撓みを検知することが可能
となる。
【0012】つぎに、本発明の実施形態の一例として、
カンチレバー型プローブの製造方法について説明する。
まず、基板を加工して溝部を形成し、溝部上に蓋部を形
成することにより中空の導波路を作製する。溝部の形成
方法としては、マスクパターンを形成して基板をエッチ
ングする方法、陽極酸化や電解エッチングを用いる方
法、ダイシングにより溝を形成する方法、レーザー加工
により溝を形成する方法等が挙げられる。エッチング法
としては、シリコン基板の異方性エッチングを用いる方
法が形状制御性の点で優れているが、通常の等方性エッ
チングを用いることも可能である。また、基板としては
シリコン以外にも、各種の金属基板やセラミックス基板
を用いることが可能である。
【0013】また、溝を形成した後に加工面を鏡面化す
るための表面処理を行なっても良い。表面処理の方法と
しては、機械的あるいは化学的に研磨する方法や、表面
を酸化した後にこれをエッチングする方法等が挙げられ
る。また、表面にアルミニウムや白金、銀等の金属を真
空蒸着法やスパッタリング法等を用いて成膜し、鏡面化
しても良い。さらに、溝部の探針側においては、光を探
針方向に反射させるためのミラー構造を有することが望
ましい。例えば面方位(100)のシリコン基板を用い
て異方性エッチングにより溝部を形成することにより、
その探針側端部にミラーとなる斜面を容易に形成するこ
とが可能である。また、溝部を作製した後に、ミラーを
形成しても良い。ミラーはまた、光を探針先端の微小開
口に集光させるような凹面鏡であっても良い。
【0014】次に、カンチレバー蓋部を溝部上に形成す
る。蓋部はカンチレバー形状に加工され、また、探針を
接合する部分に開口が形成される。カンチレバー蓋部を
溝部上に形成する方法としては、溝部上に基板を接合
し、これを薄膜化する方法が考えられる。例えばSOI
基板のSOI層を接合し、研磨やエッチングによりハン
ドルウエハーと酸化膜を除去する方法や、イオン注入層
やpn接合を有する基板を接合し、エッチングストップ
を用いて薄膜化する方法等がある。この場合、あらかじ
め蓋部構造をパターニングしてから接合することも可能
である。この他にも、シート状の構造体を接合し、これ
をパターニングする方法や、溝部に樹脂等を充填し、こ
の上に蓋部を成膜する方法等が考えられる。基板の接合
方法としては、接着剤を用いる方法、化学的に表面を腐
食することにより接合する方法、熱拡散により接合する
方法、表面を活性化させて接合する方法、圧着により接
合する方法等を用いることが可能である。
【0015】次に、微小開口を有する探針を作製する。
その製法としては、基板上に形成された凹部に探針材料
を成膜し、これを蓋部に作製した開口上に転写する方法
を用いることができる。例えば、探針層を基板上の凹部
に成膜する際にあらかじめ突起先端部となる部分の膜厚
が薄くなる、または先端部にのみ成膜されないように形
成する方法を用いることができる(特開平11−066
650号公報)。また、プローブ構造体を第2基板に転
写した後に、突起先端部の探針層を選択的に除去しても
良い。例えば、探針層の表面に突起先端部が特に薄くな
るような膜厚調整層を形成した後、膜厚調整層と探針層
を続けてエッチングすることにより光学的微小開口を形
成する(特開平11−064350号公報)。また、上
記2つの方法を組み合わせて使用することにより、さら
に容易に形状再現性の良い光学的微小開口を形成するこ
とができる。
【0016】最後に、上記のプロセスを経た基板の一部
を除去することにより自由端部に突起を有するカンチレ
バー型プローブを形成する。具体的には、第2基板とし
て面方位(100)の単結晶シリコン基板を用い、その
エッチングには結晶異方性エッチングを用いるのが望ま
しい。また、高密度プラズマを用いたドライエッチング
も有効である。尚、中空の導波路の支持基板側端部は、
受発光素子や光ファイバーと光学的に接続しやすいよう
に加工される。最も単純にはイオンビーム、レーザー、
またはダイシングソー等を用いて基板を加工し、導波路
の端部を露出させる。この端部に対して、直接光ファイ
バーや受発光素子を接続しても良いし、レンズ等を介し
て光学的に接続しても良い。また、導波路層を覆う構造
体の一部をエッチング等により除去し開口を形成しても
良い。これは、導波路層の基板と反対側に形成しても良
いし、基板側に形成しても良い。基板側に形成する際は
基板に光を導入するための貫通穴を形成する。開口ヘ光
を導入する際はプリズムやミラー等の光結合器を形成
し、光を導波路に導入し易くしても良い。
【0017】本実施の形態による光プローブの作製方法
は、バッチプロセスで形成できるため生産性が高く、光
学的微小開口のプロセス再現性が良いという特長を有す
る。また、集積化・小型化が容易で複数のプローブを容
易に作製でき、生産性を向上させることが可能である。
また、複数のプローブを有するマルチプローブチップを
形成することも可能である。
【0018】本発明には上記プローブを少なくとも一つ
以上用いた表面観察装置、露光装置、情報処理装置も含
む。本発明の構成を適用したプローブを試料に接近させ
て、xyアクチュエータにより試料面内方向に2次元の
相対走査を行い、試料表面からしみだすエバネッセント
光を検知することにより試料の表面状態を観察すること
が可能である。また、本発明の構成を適用したプローブ
を用いてレジストに露光することにより光の波長よりも
微細なパターンを形成できる露光装置を作製することが
可能である。また、このプローブを用いて記録媒体の微
小領域における表面状態を変化させ、また、これを観察
することにより記録再生装置とすることが可能である。
この際、試料または記録媒体との間隔制御・接触力制御
はSNOM信号自体を使うことが可能である。また、S
TMの手法やシェアフォースによる手法も用いることが
でき、これらの手段は本発明を限定するものではない。
【0019】また、本発明の構成を適用したマルチプロ
ーブを用いて情報を並列処理することにより転送レート
の大きい表面観察装置または露光装置または記録再生装
置を提供することが可能である。この場合の記録媒体と
しては、電圧印加により光学特性が変化する記録媒体の
例として、特開平4−90152号公報に記載されてい
るような電圧印加により、局所的に流れる電流によるジ
ュール熱によりジアセチレン誘導体重合体に構造変化が
起こり、光の吸収帯のピーク波長がシフトするような1
0,12−ペンタコサジイン酸が挙げられる。また、光
照射下の電圧印加により光学特性が変化する記録媒体の
例として、特開平2−98849号公報に記載されてい
るような光を照射した場合のみシス型⇔トランス型の光
異性反応を起こしてレドックス・ペアを形成し、電界印
加によりこのレドックス・ペア間でプロトン移動を起こ
すようなキノン基およびヒドロキノン基を有するアゾ化
合物が挙げられる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。 [実施例1]図1に本発明の実施例1におけるプローブ
の構成を示す。図1(a)はその上面図、図1(b)は
図1(a)のA−A’断面図、図1(c)は図1(a)
のB−B’断面図である。同図において、本実施例によ
るプローブは、プローブ用基板11に支持されたカンチ
レバー7の自由端部に、微小開口8を有する中空の探針
6を具備している。カンチレバー7の内部には、探針6
と連続した空間を有する中空の導波路9、導波路9の光
を探針6に接続するミラー10を有している。
【0021】つぎに、本実施例によるプローブの製造方
法を図2〜図5を用いて説明する。まず、探針用基板1
として面方位(100)の単結晶シリコンウエハを用意
し、マスク層2としてシリコン熱酸化膜を200nm形
成した。次に、表面のマスク層2の所望の箇所を、フォ
トリソグラフィとフッ化水素とフッ化アンモニウムの水
溶液によるエッチングによりパターニングし、一部のシ
リコンを露出させた(図2(a)参照)。次に、水酸化
カリウム水溶液を用いた結晶軸異方性エッチングにより
パターニング部のシリコンを濃度30%、液温90℃の
水酸化カリウム水溶液を用いてエッチングした。この工
程により(111)面と等価な4つの面で囲まれた深さ
約7μmの逆ピラミッド状の凹部3が形成された(図2
(b)参照)。
【0022】次に、マスク層2をフッ化水素とフッ化ア
ンモニウムの水溶液により除去した後、剥離層4として
シリコン熱酸化膜を400nm形成した(図2(c))
参照)。次に、探針層5としてスパッタリング法により
白金を200nm、金を300nm成膜し、フォトリソ
グラフィーとドライエッチング法を用いてパターニング
を行った(図2(d)参照)。成膜の際は、スパッタリ
ング粒子の基板への入射角を調節し、凹部3の最先端部
において探針層5が薄くなるように成膜した。
【0023】次に、プローブ用基板11として、面方位
(100)の単結晶シリコンウエハを用意し、低圧化学
気相成長法を用いて、基板両面に窒化シリコンよりなる
マスク層12・13を200nm成膜し、フォトリソグ
ラフィーとCF4ガスを用いた反応性イオンエッチング
によりパターニングを行った(図3(a)参照)。次
に、90℃に加熱した水酸化カリウム水溶液を用いて、
プローブ用基板11の異方性エッチングを行い、導波路
となるV字型断面の溝部14、ミラー10、およびカン
チレバー7となる部分を形成した(図3(b)参照)。
【0024】図4は図3(b)の工程を示す図で、図4
(a)が上面図、図4(b)が図4(a)のA−A’断
面図、図4(c)が図4(a)のB−B’断面図であ
る。カンチレバー7となる部分の内側に溝部14が形成
される。異方性エッチングの特性により、溝部14の最
深部までエッチングが進行するとエッチングはほぼ停止
する。本実施例においてはカンチレバー7の周囲の部分
を、溝部14の最深部よりも深くエッチングした。
【0025】次に、蓋部15を接合する図3(c)の工
程の詳細について、図5を用いて説明する。まず、SO
I(Silicon on Insulator)基板
21を用意する(図5(a)参照)。SOI(Sili
con on Insulator)層22の厚さは1
μm、酸化シリコン層23の厚さは1μmである。次
に、フォトリソグラフィーとSF6を用いた反応性イオ
ンエッチングによりSOI層22をパターニングした
(図5(b)参照)。次に、SOI基板21のSOI層
22と図3(b)に示したプローブ用基板11とを向か
い合わせてアライメントし、接触させて荷重を加えた
後、800℃で熱処理を行なうことによりSOI層22
とプローブ用基板11との接合を行った(図5(c)参
照)。次に、SOI基板21のハンドルウエハーのシリ
コンを、研磨した後に水酸化カリウム水溶液によるウェ
ットエッチングを用いて除去し、次に、酸化シリコン層
23をフッ酸とフッ化アンモニウムの混合水溶液による
ウェットエッチングにより除去し、蓋部15を形成した
(図5(d)および図3(c)参照)。これにより、開
口24の形成された三角形断面の中空導波路を形成し
た。
【0026】次に、真空蒸着法によりクロムを5nm、
金を100nm成膜し、フォトリソグラフィーとウェッ
トエッチング法によりパターニングを行い、接合層16
を形成した。次に、図2(d)の探針用基板1と、プロ
ーブ用基板11とをアライメントし荷重を加えて、接合
層16上に探針層5を接合した(図2(e)参照)。次
に、探針用基板1と、プローブ用基板11とを引き離す
ことにより、探針層5と剥離層4との界面で剥離し、探
針層5を接合層16上に転写して探針6を形成した(図
3(d)参照)。次に、探針6の表面に化学気相成長法
によりPSG(リンシリケートガラス)を100nm成
膜した後、アルゴンガスを用いたドライエッチングによ
りPSG及び探針6の一部をエッチングし微小開口8を
形成した(図3(e)参照)。このように、PSGをも
ちいて微小開口を形成する方法は特開平11−0643
50号公報に開示されている。また、本実施例において
は、凹部3の最先端部の探針層5が薄くなるように成膜
してより一層微小開口8が形成しやすいようにした。こ
の方法は特開平11−066650号公報に開示されて
いる。
【0027】次に、プローブ用基板11の表面をポリイ
ミド17により保護した後、基板11の裏面のみをエッ
チング液に晒す治具を用い、プローブ用基板11の裏面
のマスク層13をエッチングマスクとして90℃に加熱
したテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液に
よりプローブ用基板11のシリコンを一部エッチング除
去した(図3(f)参照)。
【0028】次に、ダイシングソーを用いて基板を切断
し、基板支持部上の導波路9に開口を形成した。最後
に、ポリイミド17をアッシングにより除去し、カンチ
レバー9を形成した(図3(g)参照)。カンチレバー
9の長さは5mm、ばね定数は0.1N/mである。
尚、本実施例においては1つのプローブの作製工程を記
述したが、同一基板上に複数のプローブを同時に形成す
ることが可能であり、これにより、生産性を向上させる
ことが可能である。また、複数のプローブを有するマル
チプローブチップを形成することも可能である。また、
溝部14の形成プロセスを変更することにより、図1
(d)に示すような台形の断面を有する導波路9を作製
することも可能である。
【0029】本実施例によるプローブの使用方法例を、
図6を用いて説明する。図6(a)はその上面図、図6
(b)は図6(a)のA−A’断面図、図6(c)は図
6(a)のB−B’断面図である。本実施例のプローブ
の導波路端部と、光ファイバー31のコア32とが端部
同士で接合されており、プローブ用基板11と光ファイ
バー31とは、接続用基板35および、ファイバー支持
基板34を介して接続されている。
【0030】本実施例のプローブを発光用として用いる
場合は、光ファイバー31のプローブと反対側に発光素
子を接続する。発光素子で生じた光が光ファイバー31
を伝播して、プローブの導波路9に進入し、ミラー10
で反射されて、探針6の微小開口8へ到達する。これに
より微小開口近傍に近接場光が局在し、外部(試料)と
の相互作用を発生させる。また、本実施例のプローブを
受光用として用いる場合は、光ファイバー31のプロー
ブと反対側に受光素子を接続する。外部との相互作用に
より微小開口から入った伝播光が、ミラー10で反射さ
れて、プローブの導波路9に進入し、光ファイバー31
へ伝播して受光素子に到達する。また、試料と探針との
相互作用に起因するカンチレバーの撓みを検出すること
により、原子間力顕微鏡用のプローブとして用いること
も可能である。
【0031】本実施例により、バッチプロセスで形成で
きるため生産性が高く、光学的微小開口のプロセス再現
性が良く、また、集積化・小型化が容易で複数のプロー
ブを容易に作製できる、光プローブの製造方法を提供す
ることができた。また、導波路と微小開口との間の光の
伝達損失が小さく、また、導波路における短波長での伝
達損失が小さい、光プローブを提供することができた。
【0032】[実施例2]図7に本発明の実施例2にお
けるプローブの構成を示す。図7(a)はその上面図、
図7(b)は図7(a)のA−A’断面図、図7(c)
は図7(a)のB−B’断面図である。同図において、
本実施例によるプローブは、プローブ用基板11に支持
されたカンチレバー7の自由端部に、微小開口8を有す
る中空の探針6を具備している。カンチレバー7の内部
には、探針6と連続した空間を有する中空の導波路9、
導波路9の光を探針6に接続するミラー10を有してい
る。
【0033】本実施例によるプローブの製造方法を、図
2、図8および図9を用いて説明する。まず、実施例1
と同様の方法により、探針用基板1上に探針層5を形成
した(図2参照)。次に、プローブ用基板11として単
結晶シリコンウエハを用意し、低圧化学気相成長法を用
いて、基板両面に窒化シリコンよりなるマスク層12・
13を200nm成膜し、フォトリソグラフィーとCF
4ガスを用いた反応性イオンエッチングによりパターニ
ングを行った。次に、フッ酸、硝酸、および酢酸の混合
水溶液を用いてプローブ用基板11のエッチングを行
い、導波路9となるU字型断面の溝部14および凹面鏡
10bを形成した(図8(a)参照)。次に、再びCF
4ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、表面の
マスク層12を除去した。次に、スパッタリング法を用
いてプローブ用基板11上にアルミニウム層18を10
0nm成膜した(図8(b)参照)。
【0034】次に、蓋部15の接合について図9を用い
て説明する。まず、SOI基板21を用意する(図9
(a)参照)。SOI層22の厚さは1μm、酸化シリ
コン層23の厚さは1μmである。次に、スパッタリン
グ法を用いてSOI基板21上にアルミニウム層19を
100nm成膜した(図9(b)参照)。次に、フォト
リソグラフィーと、燐酸、硝酸、および酢酸の混合水溶
液によるエッチングを用いてアルミニウムをパターニン
グし、さらにSF6を用いたSiの反応性イオンエッチ
ングによりSOI層22をパダーニングした(図9
(c)参照)。
【0035】次に、SOI基板21とプローブ用基板1
1のそれぞれのアルミニウム層18・19の表面を、真
空中でプラズマ処理した後、アルミニウム層18・19
同士を向かい合わせてアライメントし、接触させて荷重
を加え、SOI層22とプローブ用基板11との接合を
行った(図9(d)参照)。これにより、U字型の断面
を有する中空の導波路9を形成した。次に、SOI基板
21のハンドルウエハーのシリコンを、研磨した後に水
酸化カリウム水溶液によるウェットエッチングを用いて
除去し、次に、酸化シリコン層23をフッ酸とフッ化ア
ンモニウムの混合水溶液によるウェットエッチングによ
り除去し、蓋部15を形成した(図9(e)および図8
(c)参照)。
【0036】次に、真空蒸着法によりクロムを5nm、
金を100nm成膜し、フォトリソグラフィーとウェッ
トエッチング法によりパターニングを行い、接合層16
を形成した。次に、図2(d)の探針用基板1と、プロ
ーブ用基板11とをアライメントし荷重を加えて、接合
層16上に探針層5を接合した。次に、探針用基板1
と、プローブ用基板11とを引き離すことにより、探針
層5と剥離層4との界面で剥離し、探針層5を接合層1
6上に転写して探針6を形成した(図8(d)参照)。
次に、プローブ用基板1−1の表面をポリイミド17に
より保護した後、基板11の裏面のみをエッチング液に
晒す治具を用い、裏面のマスク層13をエッチングマス
クとして90℃に加熱したテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシドの水溶液によりプローブ用基板11のシリコ
ンを一部エッチング除去した。次に、ポリイミド17を
アッシングにより除去した。
【0037】次に、探針6の表面に化学気相成長法によ
りPSG(リンシリケートガラス)を100nm成膜し
た後、アルゴンガスを用いたドライエッチングによりP
SG及び探針6の一部をエッチングし微小開口8を形成
した(図8(e)参照)。次に、ダイシングソーを用い
てプローブ用基板11にスクライブ溝20を形成し、基
板11支持部上の導波路9に開口を形成した。次に、フ
ォトリソグラフィーとSF6を用いた反応性イオンエッ
チングにより、SiおよびAlをパターニングし、カン
チレバー7を形成した(図8(f)参照)。カンチレバ
ー7の長さは5mm、ばね定数は0.1N/mである。
最後に、スクライブ溝20に沿ってプローブ用基板11
を劈開し、プローブを完成させた(図9(g)参照)。
【0038】本実施例により、バッチプロセスで形成で
きるため生産性が高く、光学的微小開口のプロセス再現
性が良く、また、集積化・小型化が容易で複数のプロー
ブを容易に作製できる、光プローブの製造方法を提供す
ることができた。また、導波路と微小開口との間の光の
伝達損失が小さく、また、導波路における短波長での伝
達損失が小さい、光プローブを提供することができた。
また、導波路9の壁面をアルミニウム層18・19で構
成することにより、導波路壁による光の吸収を小さくす
ることができた。また、等方性エッチングにより導波路
を作製することにより、導波路から探針への接続部分を
凹面鏡10bの形状にすることができる。これにより微
小開口ヘの集光効果を持たせることができた。
【0039】[実施例3]本発明の実施例3は上記した
実施例2と比較してその製法を簡素化したものであり、
その製造方法を図2および図10を用いて説明する。な
お、本実施例によるプローブの構成は実施例2とほぼ同
一であるのでその説明を省略する。まず、実施例1と同
様の方法により、探針用基板1上に探針層5を形成した
(図2参照)。次に、プローブ用基板11として単結晶
シリコンウエハを用意し、低圧化学気相成長法を用い
て、基板両面に窒化シリコンよりなるマスク層12・1
3を200nm成膜し、フォトリソグラフィーとCF4
ガスを用いた反応性イオンエッチングによりパターニン
グを行った。次に、フッ酸、硝酸、および酢酸の混合水
溶液を用いてプローブ用基板11のエッチングを行い、
導波路となるU字型の溝部14および凹面鏡10bを形
成した(図10(a)参照)。
【0040】次に、再びCF4ガスを用いた反応性イオ
ンエッチングにより、表面のマスク層12を除去した。
次に、フォトレジストを滴下し、硬化させた後、研磨に
より薄膜化し、樹脂層24を形成した(図10(b)参
照)。次に、真空蒸着法によりアルミニウムを100n
m、金を100nm成膜し、フォトリソグラフィーとウ
ェットエッチング法によりパターニングを行い、蓋部1
5を形成した(図10(c)参照)。本実施例の蓋部1
5は導波路の遮光部であるとともに実施例1および2に
おける接合層の役割も兼ねている。次に、図2(d)の
探針用基板1と、プローブ用基板11とをアライメント
し荷重を加えて、接合層16上に探針層5を接合した。
【0041】次に、探針用基板1と、プローブ用基板1
1とを引き離すことにより、探針層5と剥離層4との界
面で剥離し、探針層5を接合層16上に転写して探針6
を形成した(図10(d)参照)。次に、プローブ用基
板11の表面をポリイミド17により保護した後、基板
11裏面のみをエッチング液に晒す治具を用い、裏面の
マスク層13をエッチングマスクとして90℃に加熱し
たテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液によ
りプローブ用基板11のシリコンを一部エッチング除去
した。次に、ポリイミド17をアッシングにより除去し
た。次に、探針6の表面に化学気相成長法によりPSG
(リンシリケートガラス)を100nm成膜した後、ア
ルゴンガスを用いたドライエッチングによりPSG及び
探針6の一部をエッチングし微小開口8を形成した(図
10(e)参照)。
【0042】次に、ダイシングソーを用いてプローブ用
基板11にスクライブ溝を形成し、基板11支持部上の
導波路9に開口を形成した。次に、フォトリソグラフィ
ーとSF6を用いた反応性イオンエッチングにより、S
iおよびAlをパターニングし、カンチレバー7を形成
した(図10(f)参照)。カンチレバー7の長さは5
mm、ばね定数は0.1N/mである。最後に、スクラ
イブ溝20に沿ってプローブ用基板11を劈開し、導波
路9内の樹脂層24を有機溶剤を用いて除去して、横断
面がU字型の中空の導波路9を形成し、プローブを完成
させた(図10(g)参照)。
【0043】本実施例により、バッチプロセスで形成で
きるため生産性が高く、光学的微小開口のプロセス再現
性が良く、また、集積化・小型化が容易で複数のプロー
ブを容易に作製できる、光プローブの製造方法を提供す
ることができた。また、導波路と微小開口との間の光の
伝達損失が小さく、また、導波路における短波長での伝
達損失が小さい、光プローブを提供することができた。
また、本実施例の作製プロセスにおいて溝部14に樹脂
層24を充填することにより、実施例2と比較して作製
プロセスを簡素化することができた。
【0044】[実施例4]本発明の実施例4は上記した
本発明の構成を適用したプローブをエバネッセント光発
光素子として用いてAFM/SNOM複合装置を構成し
たものであり、その構成を11図に示す。本装置は本発
明の構成を適用したプローブ10と、プローブ10のカ
ンチレバー自由端の裏面にレーザー光を照射するレーザ
ー光源41とカンチレバーのたわみ変位による光の反射
角の変化を検出するポジションセンサー43と、ボジシ
ョンセンサーからの信号により変位検出を行う変位検出
回路46と、XYZ軸駆動ピエゾ素子45と、XYZ軸
駆動ピエゾ素子をXYZ方向に駆動するためのXYZ駆
動用ドライバー47と、微小開口から染み出したエバネ
ッセント光42が試料44表面で散乱されて出た伝播光
を検出する微小光検出器48からなる。
【0045】本実施例のAFM/SNOM複合装置によ
り、試料表面の光学的な情報と形状の情報を同時に測定
することが可能となった。また、硬いプローブの場合は
試料との接触によりダメージを受け易かったが、カンチ
レバー上に搭載することによりプローブのダメージを押
さえることが可能となった。また、接触状態で光学的な
情報を観察することによりZ方向(高さ方向)のフィー
ドバック制御が不要なSNOM装置を提供することがで
きた。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、バッチプロセスで形成できるため生産性が高く、光
学的微小開口のプロセス再現性が良く、また、集積化・
小型化が容易で複数のプローブを容易に作製することが
できる。また、本発明によれば、特開平10−2931
34号公報の集積化・小型化が容易で複数のプローブを
容易に作製できるという特長を保持しつつ、導波路と微
小開口との間の光の伝達損失、および導波路における短
波長での伝達損失が小さい、光検出または照射用のプロ
ーブを実現することができる。また、本発明によれば、
導波路の壁面を鏡面化処理することにより、導波路壁に
よる光の吸収を小さくすることができる。また、本発明
によれば、導波路の光を探針に接続するミラーを凹面鏡
の形状にすることにより微小開口ヘの集光効果を持たせ
ることができる。また、本発明によれば、蓋部の形成方
法において、溝部に樹脂層を充填し、該樹脂層上に金属
膜を成膜する方法を採ることにより、作製プロセスを簡
素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1によるプローブを示す図。
【図2】実施例1によるプローブの製造工程を示す図。
【図3】実施例1によるプローブの製造工程を示す図。
【図4】実施例1によるプローブの製造工程を示す図。
【図5】実施例1によるプローブの製造工程を示す図。
【図6】実施例1によるプローブの使用方法を示す図。
【図7】実施例2によるプローブを示す図。
【図8】実施例2によるプローブの製造工程を示す図。
【図9】実施例2によるプローブの製造工程を示す図。
【図10】実施例3によるプローブの製造工程を示す
図。
【図11】実施例4によるAFM/SNOM複合装置の
構成を示す図。
【符号の説明】
1:探針用基板 2:マスク層 3:凹部 4:剥離層 5:探針層 6:探針 7:カンチレバー 8:微小開口 9:導波路 10:ミラー 10b:凹面鏡 11:プローブ用基板 12:マスク層 13:マスク層 14:溝部 15:蓋部 16:接合層 17:ポリイミド 18:アルミニウム層 19:アルミニウム層 20:スクライブ溝 21:SOI基板 22:SOI層 23:酸化シリコン層 24:開口 31:光ファイバー 32:コア 34:ファイバー支持基板 35:接続用基板 40:プローブ 41:レーザー光源 42:エバネッセント光 43:ポジションセンサ 44:試料 45:XYZ軸駆動ピエゾ素子 46:変位検出回路 47:XYZ駆動用ドライバー 48:微小光検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G12B 21/06 G12B 1/00 601C

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出または照射用のプローブであって、
    固定端部を支持体に支持された片持ち梁と、該片持ち梁
    の自由端部に形成された中空の探針と、該探針の先端に
    形成された微小開口と、該片持ち梁の内部に形成された
    中空の導波路と、を少なくとも有することを特徴とする
    プローブ。
  2. 【請求項2】前記導波路の横断面が、三角形であること
    を特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  3. 【請求項3】前記導波路の横断面が、台形であることを
    特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  4. 【請求項4】前記導波路の横断面が、U字形であること
    を特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  5. 【請求項5】前記探針が、角錐型をしていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプローブ。
  6. 【請求項6】前記探針の先端方向が、前記片持ち梁の長
    さ方向に対して、ほぼ直交していることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載のプローブ。
  7. 【請求項7】前記片持ち梁は、その主材料がシリコンで
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
    載のプローブ。
  8. 【請求項8】前記導波路は、該導波路の中空の内部に該
    導波路の光を前記探針に接続するミラーを有することを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のプロー
    ブ。
  9. 【請求項9】前記ミラーが、凹面鏡であることを特徴と
    する請求項8に記載のプローブ。
  10. 【請求項10】光検出または照射用のプローブの製造方
    法であって、 基板を加工して溝部を形成する工程と、 前記溝部上に、開口を有する平板状の蓋部を設けて中空
    の導波路を形成する工程と、 前記蓋部の開口上に、微小開口を有する中空の探針を作
    製する工程と、 前記基板の一部をエッチング除去し、カンチレバーを形
    成する工程と、 を少なくとも有することを特徴とするプローブの製造方
    法。
  11. 【請求項11】前記溝部が、基板をエッチングすること
    により形成されることを特徴とする請求項10に記載の
    プローブの製造方法。
  12. 【請求項12】前記溝部が、基板の結晶異方性エッチン
    グにより形成されることを特徴とする請求項11に記載
    のプローブの製造方法。
  13. 【請求項13】前記溝部または蓋部を鏡面化する表面処
    理工程を有することを特徴とする請求項10に記載のプ
    ローブの製造方法。
  14. 【請求項14】前記蓋部が、SOI(Silicon
    on Insulator)基板のSOI層より形成さ
    れることを特徴とする請求項10に記載のプローブの製
    造方法。
  15. 【請求項15】前記蓋部が、前記溝部に樹脂層を充填
    し、該樹脂層上に金属膜を成膜することにより形成され
    ることを特徴とする請求項10に記載のプローブの製造
    方法。
  16. 【請求項16】前記蓋部の開口上に微小開口を有する中
    空の探針を作製する工程が、基板上に形成された凹部に
    探針材料を成膜し、該探針材料を蓋部に作製した開口上
    に転写し、該探針先端に微小開口を形成する工程である
    ことを特徴とする請求項10に記載のプローブの製造方
    法。
  17. 【請求項17】請求項1〜9のいずれか1項に記載のプ
    ローブ、または請求項10〜16のいずれか1項に記載
    のプローブの製造方法によって製造されたプローブを少
    なくとも一つ以上備えた表面観察装置。
  18. 【請求項18】請求項1〜9のいずれか1項に記載のプ
    ローブ、または請求項10〜16のいずれか1項に記載
    のプローブの製造方法によって製造されたプローブを少
    なくとも一つ以上備えた露光装置。
  19. 【請求項19】請求項1〜9のいずれか1項に記載のプ
    ローブ、または請求項10〜16のいずれか1項に記載
    のプローブの製造方法によって製造されたプローブを少
    なくとも一つ以上備えた情報処理装置。
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