JP2002005716A - フローセンサを用いた流量計 - Google Patents

フローセンサを用いた流量計

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JP2002005716A JP2000189156A JP2000189156A JP2002005716A JP 2002005716 A JP2002005716 A JP 2002005716A JP 2000189156 A JP2000189156 A JP 2000189156A JP 2000189156 A JP2000189156 A JP 2000189156A JP 2002005716 A JP2002005716 A JP 2002005716A
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Shinichi Tanaka
真一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲の正逆流量の計測を可能とし、且つ、
圧力変動等の影響を受けにくいフローセンサを用いた流
量計を提供することを目的とする。 【解決手段】 流量センサ9fより出力された出力電圧
を増幅する増幅手段と、流量センサより出力された出力
電圧と予め設定された基準電圧とを比較し、比較結果に
応じて増幅手段の出力に対するオフセット電圧の有無を
切り替える比較手段と、比較手段よりオフセット電圧の
有無を取得するオフセット情報取得手段9bと、流量セ
ンサより出力された出力電圧を読み取るセンサ出力読取
り手段9cと、読み取られた出力電圧に対して取得され
たオフセットを減算して流体の正方向および逆方向時に
おけるセンサ出力を演算する流量センサ出力演算手段9
dと、正方向および逆方向時における流量センサ出力に
基づいて演算された流量を加減算して積算する流量演算
手段9eとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフローセンサを用
いた流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の流量計として、例えば特開
平5−157597号公報に示すされた流量計がある。
この流量計はフローセンサが検出した流量に比例したパ
ルス数に一定のパルス数Poを加算して零シフトした出
力パルスPsを信号Bとし、この信号Bと前記一定のパ
ルスPoとの大小関係を判断し、この判断結果に応じて
PsとPoの内、何れか大きい方から小さい方を引き算
してPs−Poの絶対値を演算し、この演算結果をPs
とPoの大小関係に応じて加算又は減算してガスの流量
積算値を演算する。この結果、ガスの逆流を検出して正
流と逆流とを相殺することで正方向に単調増加しない積
算流量を求めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量計は以上の
ようにガスの逆流を検出し、正流と相殺することで積算
流量を求めていたが、図6に示すようにガス流路の入口
側と出口側とで整流用メッシュの枚数が異なり、例え
ば、上流側に2枚、下流側に1枚であると正流と逆流で
ガスの流れに差がでたり、出口に図示しないバイパス弁
等が有るためガス入口側より出口側の方でガス流に乱れ
が生じ、大きな流量変動が発生すると従来の単一の流量
センサを用いた方法であると正流と逆流とを十分に相殺
できないという問題点があった。
【0004】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、広範囲の正逆流量の計測を
可能とし、且つ、圧力変動等の影響を受けにくいフロー
センサを用いた流量計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に係るフローセンサを用いた流量計は、図1の
基本構成図で示すように、流量センサより出力された出
力電圧を増幅する増幅手段と、前記流量センサより出力
された出力電圧と予め設定された基準電圧とを比較し、
この比較結果に応じて前記増幅手段の出力に対するオフ
セット電圧の有無を切り替える比較手段と、前記比較手
段よりオフセット電圧の有無を取得するオフセット情報
取得手段と、前記流量センサより出力された出力電圧を
読み取るセンサ出力読取り手段と、この読み取られた出
力電圧に対して前記取得されたオフセットを減算して流
体の正方向および逆方向時におけるセンサ出力を演算す
る流量センサ出力演算手段と、前記正方向および逆方向
時における流量センサ出力に基づいて演算された流量を
加減算して積算する流量演算手段とを備え、オフセット
電圧を中心とした増幅手段の上昇方向の出力と下降方向
の出力より正流体の正流と逆流を判断判定し、且つ、正
方向あるいは逆方向の流量を加算あるいは減算して所定
時間に渡り積算する。
【0006】この発明に係るフローセンサを用いた流量
計の流量演算手段は、演算された正方向および逆方向時
における流量センサ出力とオフセット電圧との減算値に
基づいて正流補正係数と逆流補正係数とをぞれぞれ設定
し、正方向センサ出力に正流補正係数を乗算し、逆方向
センサ出力に逆流補正係数を乗算して0を中心に広範囲
の正流および逆流量の計測を行う。
【0007】この発明に係るフローセンサを用いた流量
計の流量演算手段は、流量センサ出力とオフセット電圧
との減算値の絶対値を求め、その絶対値に基づく正流補
正係数と流量センサ出力との乗算により流量を求めたな
らば、流体の正逆情報に基づいて流量を加算、減算して
流量を積算する。
【0008】この発明に係るフローセンサを用いた流量
計の流量演算手段は、流量センサ出力とオフセット電圧
との減算に基づく値とを比較する各閾値を設定し、前後
する前記各閾値の範囲に基づいて正流または逆流流量補
正係数を設定し、前記値が所定の閾値範囲内に入った時
に当該閾値範囲に対して設定した流量補正係数を選択し
て流量を演算する。
【0009】この発明に係るフローセンサを用いた流量
計は、流量センサを構成する熱電素子を加熱するヒータ
のON/OFFを監視するヒータ監視手段を設け、ヒー
タON期間に流量センサ出力を読み取り、ヒータOFF
時に前記流量センサ出力に基づき流量を演算する。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1に係るフローセンサを用いた流量計を各添
付図面に従って説明する。図2は本実施の形態に係るフ
ローセンサを用いた流量計のシステム構成図である。図
において、1は熱式のフローセンサ、3はセンサ出力S
oを増幅する増幅回路、5はセンサ出力Soと基準電圧
REFとを比較し、比較結果に基づいて増幅回路3に対
するオフセット電圧をV1とV0との間で切り替え得る
比較回路、7は増幅回路3を通して出力されたセンサ出
力Soをデジタル変換するA/Dコンバータ、7はデジ
タル変換されたセンサ出力Soより、オフセット電圧成
分を排除して流量を演算するマイクロコンピュータ(以
下、マイコンと略記する。)。マイコン9には比較回路
5よりオフセット切り替えがオフセット情報として入力
される。
【0011】尚、フローセンサ60は、図6に示すよう
に流路8内に配設されている。このフローセンサ60
は、Si(シリコン)による基台60の上に加熱用のマ
イクロヒータ60aを配置すると共に、流路8内を流れ
るガスの流れ方向におけるマイクロヒータ60aの両側
に各々等しい間隔で、測温用に上流側及び下流側の各サ
ーモパイル60b,60cを配置して構成している。
【0012】この構成のフローセンサ60において、マ
イクロヒータ60aの通電により発生した熱は流路8内
のガスを媒体としてサーモパイル60b,60cに伝わ
ると温度に応じた電圧の熱起電力が生じる。そして、上
流側と下流側の各サーモパイル60b,60cの起電力
の差が、流路8或いはガス配管内を流れるガスの流速に
応じたものとなる。マイコン9は流速を基に流路8或い
はガス配管内を流れるガスの流量を演算する。流路8内
にはフローセンサ60を挟むように、上流と下流にガス
の流れを整えるメッシュ61,62と63が整流体とし
て配置されている。
【0013】次に本実施の形態の動作を説明する。先
ず、本実施の形態に係る増幅回路3は逆流−1000L
/hを測定できるように、その出力にオフセット電圧を
かけるようにしてある。図3に示すように流量が0でも
プラス方向にオフセット電圧レベルの出力がセンサ出力
Soとして発生し、逆方向のガス流に対してはその流量
に応じてオフセット電圧より低い正の値のセンサ出力を
出す。正方向のガス流に対しては流量に応じたセンサ出
力Soにオフセット電圧V1を加算させる。オフセット
電圧は、比較回路5におけるセンサ出力Soと基準電圧
REFとの比較結果に応じ、オフセット電圧V1とV0
に切り替える。
【0014】図2に基づいて本実施の形態に係る流量計
の動作を詳細に説明するならば、マイクロヒータ60a
のON期間にフローセンサ60より出力された時間経過
と共に漸増するセンサ出力Soは増幅回路3に入力され
ると共に、比較回路5に入力される。増幅回路3では、
図3に示すように流量に応じたセンサ出力Soを、オフ
セット電圧V1を考慮した値で増幅してA/Dコンバー
タ7に入力する。即ち、ガス流路8内でガスが逆流して
いるのであれば、流量に比例したオフセット電圧V1よ
り低いプラスのセンサ出力Soを増幅出力する。また、
ガスの流れが正流であれば、流量に比例したセンサ出力
Soにオフセット電圧V1を重畳して増幅出力する。
【0015】比較回路5はフローセンサ60から出力さ
れるセンサ出力Soと基準電圧VRE Fとを比較し、基準
電圧VREFを超えたならば、オフセット電圧をV1より
V0(<V1)に切り替えて増幅回路3に設定し、その
切り替え状況をオフセット情報としてマイコン7に出力
する。ここでオフセット電圧を切り替えるのは、増幅回
路3はその電源電圧により出力電圧のダイナミックレン
ジが決まり、流量の正方向の増加と共にセンサ出力So
が大きくなると、増幅回路3の出力はオフセット電圧V
1分によりダイナミックレンジ以上にレベルアップして
波形歪みを起こすため高流量域の測定は不可能となる。
【0016】そのために、正流量が増加してセンサ出力
が基準電圧VREFを越えた場合は、比較回路5は増幅回
路3に対するオフセット電圧を略零のV0に切り替え、
センサ出力Soに単に増幅率を掛けた増幅出力をA/D
コンバータ7へ出力する。
【0017】マイコン7はセンサ出力Soより流量を演
算する場合に、ガス流の正方向と負方向とを分けて演算
するためにオフセット情報がある場合はデジタル変換さ
れたセンサ出力Soよりオフセット電圧V1を減算し、
その結果が負であれば逆流を、正であれば正流を判定す
る。そして逆流時の流量あるいは正流時の流量を演算す
る。しかし、オフセット情報がV0に切り替えられた場
合はオフセット電圧を0としてデジタル変換されたセン
サ出力Soより正流時の流量を演算することで高流量域
の測定ができる。
【0018】次にマイコン9による流量演算処理を図4
のフローチャートに基づいて説明する。先ず、流量演算
処理の始めとして(ステップS40)、図示しない直流
電源によるヒータ電圧をマイクロヒータ60aに伝える
スイッチングトランジスタのONを検出してヒータON
を判定する(ステップS41)。ヒータON後における
ヒータ発熱量が安定した状態でのフローセンサ60の出
力の読み取り待ち状態に入る(ステップS43)。
【0019】更に、比較回路5によって設定されたオフ
セット情報を取得する(ステップS45)。比較回路5
は、逆流−1000L/hの測定を可能にするため初期
状態において増幅回路3に+V1のオフセット電圧をか
けてあるため、マイコン7はオフセット情報としてオフ
セット電圧+V1を取得する。
【0020】マイクロヒータ60aがヒータON後のヒ
ータ発熱量が安定した状態でのフローセンサ60の出力
を、A/Dコンバータ7を通してデジタル信号にて読み
取る(ステップS47)。
【0021】そしてマイクロヒータ60aがOFFにな
ったならば(ステップS44)、フロー(流量)センサ
60の出力をオフセット電圧を考慮して以下の(1)式
より演算する。逆流時のセンサ出力はオフセット電圧よ
り常に低いため、逆流時のセンサ出力からオフセット電
圧を減算すると結果は負になる。しかし、正流時のセン
サ出力はオフセット電圧より高いため、正流時のセンサ
出力からオフセット電圧を減算すると結果は正になる。
また、オフセット切り替え後はオフセット電圧を0とし
て流量センサ出力を演算する。
【0022】 流量センサ出力=ヒータ(マイクロヒータ)ON時の流量センサ出力− オフセット電圧 ・・・・・・(1)
【0023】流量センサ出力を流量に換算するために流
量補正係数を図5に示すマイコン9の内部メモリ中のテ
ーブルより検索する(ステップS53)。即ち、逆流時
の流量センサ出力が予め設定したセンサ出力閾値−V1
未満であれば流量補正係数A1、−V1と−V2との間
であれば流量補正係数A2である。
【0024】正流時の流量センサ出力が予め設定したセ
ンサ出力閾値VnとVn+1との間であれば流量補正係
数Anであり、Vn+1とVn+2との間であれば流量
補正係数An+1である。逆流補正係数および正補正係
数はそれぞれ0〜−1000L/hと0〜+1000L
/hとにおいて、同じ流量計測精度が出るよう補正係数
を設定している。
【0025】以上のように流量補正係数が検索されたな
らば、以下の(2)式より流量を演算する(ステップS
55)。
【0026】 流量=流量センサ出力×流量補正係数 ・・・・・・(2)
【0027】以上のように一定時間周期で上記処理を繰
り返し、正流の流量値と逆流の流量値を演算して求めた
ならば、正流の流量値は加算し、逆流の流量値を減算し
て積算することで正流の流量値と逆流の流量値は相殺さ
れるため、流量積算値の誤差発生を防止することができ
る。また、圧力変動による流量変動(−1000L/h
〜1000L/h)に拘わらず1つの流量センサで十分
な相殺効果が得られる。
【0028】尚、上記説明では逆方向補正係数と正方向
補正係数とを設定したが、ヒータ(マイクロヒータ)O
N時の流量センサ出力とオフセット電圧との減算値の絶
対値を求め、その絶対値に基づく正側の補正係数と流量
センサ出力との乗算により流量を求めたならば、流量を
フローセンサ60よりセンサ出力Soを入力時に得られ
るガス流の正逆情報に基づいて加算、減算して流量を積
算してもよい。
【0029】尚、本実施の形態はガスの流量について説
明したが、ガスに限らず、風量測定など他の流体に適用
できることは無論である。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、流量センサより出力
された出力電圧を増幅する増幅手段と、前記流量センサ
より出力された出力電圧と予め設定された基準電圧とを
比較し、この比較結果に応じて前記増幅手段の出力に対
するオフセット電圧の有無を切り替える比較手段と、前
記比較手段よりオフセット電圧の有無を取得するオフセ
ット情報取得手段と、前記流量センサより出力された出
力電圧を読み取るセンサ出力読取り手段と、この読み取
られた出力電圧に対して前記取得されたオフセットを減
算して流体の正方向および逆方向時におけるセンサ出力
を演算する流量センサ出力演算手段と、前記正方向およ
び逆方向時における流量センサ出力に基づいて演算され
た流量を加減算して積算する流量演算手段とを備え、オ
フセット電圧を中心とした増幅手段の上昇方向の出力と
下降方向の出力より正流体の正流と逆流を判断判定し、
且つ、正方向あるいは逆方向の流量を加算あるいは減算
して所定時間に亘り積算することで、正逆流が相殺され
て流量積算値の誤差の発生を防止できるという効果があ
る。
【0031】この発明によれば、流量演算手段は、演算
された正方向および逆方向時における流量センサ出力と
オフセット電圧との減算値に基づいて正流補正係数と逆
流補正係数とをぞれぞれ設定し、正方向センサ出力に正
流補正係数を乗算し、逆方向センサ出力に逆流補正係数
を乗算して流量を演算することで、広範囲の正流および
逆流量の計測を行うことができるという効果がある。
【0032】この発明によれば、流量演算手段は、流量
センサ出力とオフセット電圧との減算値の絶対値を求
め、その絶対値に基づく正流補正係数と流量センサ出力
との乗算により流量を求めたならば、流体の正逆情報に
基づいて流量を加算、減算して流量を積算することで、
正流量、逆流量を少ない流量補正係数の演算することが
できる効果がある。
【0033】この発明によれば、量演算手段は、流量セ
ンサ出力とオフセット電圧との減算に基づく値とを比較
する各閾値を設定し、前後する前記各閾値の範囲に基づ
いて正流または逆流流量補正係数を設定し、前記値が所
定の閾値範囲内に入った時に当該閾値範囲に対して設定
した流量補正係数を選択して流量を演算することで、流
量補正係数の設定が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るフローセンサを用いた流量
計の基本構成図である。
【図2】図2は本実施の形態に係るフローセンサを用い
た計量計のシステム構成図である。
【図3】図3は本実施の形態に係るフローセンサを用い
た計量計の動作を説明するセンサ出力特性図である。
【図4】図4は本実施の形態に係るフローセンサを用い
た計量計におけるマイコンの処理を説明するフローチャ
ートである。
【図5】図5は流量補正係数を記憶したテ−ブルの構成
を示す図である。
【図6】図6はフローセンサの一般的な配置を説明する
図である。
【符号の説明】
3 増幅回路 5 比較回路 9a ヒータ監視手段 9b オフセット情報取得手段 9c センサ出力読取り手段 9d 流量センサ出力演算手段 9e 流量演算手段 9f(60) 流量センサ(フローセンサ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量センサより出力された出力電圧を増
    幅する増幅手段と、前記流量センサより出力された出力
    電圧と予め設定された基準電圧とを比較し、この比較結
    果に応じて前記増幅手段の出力に対するオフセット電圧
    の有無を切り替える比較手段と、前記比較手段よりオフ
    セット電圧の有無を取得するオフセット情報取得手段
    と、前記流量センサより出力された出力電圧を読み取る
    センサ出力読取り手段と、この読み取られた出力電圧に
    対して前記取得されたオフセットを減算して流体の正方
    向および逆方向時におけるセンサ出力を演算する流量セ
    ンサ出力演算手段と、前記正方向および逆方向時におけ
    る流量センサ出力に基づいて演算された流量を加減算し
    て積算する流量演算手段とを備え、正方向および逆方向
    の流量を所定時間積算することを特徴とするフローセン
    サを用いた流量計。
  2. 【請求項2】 前記流量演算手段は、前記演算された正
    方向および逆方向時における流量センサ出力とオフセッ
    ト電圧との減算値に基づいて正流補正係数と逆流補正係
    数とをぞれぞれ決め、正方向センサ出力に正流補正係数
    を乗算し、逆方向センサ出力に逆流補正係数を乗算して
    流量を演算することを特徴とする請求項1に記載のフロ
    ーセンサを用いた流量計。
  3. 【請求項3】 前記流量演算手段は、流量センサ出力と
    オフセット電圧との減算値の絶対値を求め、その絶対値
    に基づく正流補正係数と流量センサ出力との乗算により
    流量を求めたならば、流体の正逆流情報に基づいて流量
    を加算、減算して流量を積算することを特徴とする請求
    項1に記載のフローセンサを用いた流量計。
  4. 【請求項4】 前記流量演算手段は、流量センサ出力と
    オフセット電圧との減算に基づく値とを比較する各閾値
    を設定し、前後する前記各閾値の範囲に基づいて正流ま
    たは逆流補正係数を設定し、前記値が所定の閾値範囲内
    に入った時に当該閾値範囲に対して設定した流量補正係
    数を選択して流量を演算することを特徴とする請求項2
    または3に記載のフローセンサを用いた流量計。
  5. 【請求項5】 流量センサを構成する熱電素子を加熱す
    るヒータのON/OFFを監視するヒータ監視手段を設
    け、ヒータON時に流量センサ出力を読み取り、ヒータ
    OFF時に前記流量センサ出力に基づき流量を演算する
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のフ
    ローセンサを用いた流量計。
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