JP2002005179A - ころがり軸受 - Google Patents

ころがり軸受

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JP2002005179A
JP2002005179A JP2000181128A JP2000181128A JP2002005179A JP 2002005179 A JP2002005179 A JP 2002005179A JP 2000181128 A JP2000181128 A JP 2000181128A JP 2000181128 A JP2000181128 A JP 2000181128A JP 2002005179 A JP2002005179 A JP 2002005179A
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Yuji Matsushita
松下祐治
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Shinsei KK
Shinsei Co Ltd
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Shinsei KK
Shinsei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内,外輪のいずれか一方を分割して転動体の
収容を簡単にしつつ、各分割輪を他の部材を用いること
なく簡単な構造をもって確実に結合するとともに、部品
点数を削減して組み付け性を向上するようにしたころが
り軸受を提供する。 【解決手段】 外輪12を幅W方向の中央部から中心軸
C方向に分割して1対の分割輪15,16として構成
し、一方の分割輪15から保持片14を一体に成形す
る。一方の分割輪15の対向面15aに嵌合穴17を形
成し、他方の分割輪16の対向面16aに圧入突起18
を突設し、嵌合穴17に圧入突起18を圧入して分割輪
15,16を一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールやローラな
どの転動体が内輪と外輪との間に組み込まれるようにな
ったころがり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から回転支持部の摩擦低減に各種軸
受が用いられるが、一般に多用されるものとしてころが
り軸受がある。このころがり軸受は、それぞれ同心配置
される内輪と外輪とを備え、これら内,外輪間に形成さ
れた溝に複数の転動体を介在させて、該転動体によるこ
ろがり摩擦により回転抵抗が低減されるようになってい
る。そして、上記ころがり軸受は、例えば、上記転動体
に球状のものを用いることによりボールベアリングとし
て、また、コロ状のものを用いることによりローラベア
リングとして一般に用いられる。また、上記内,外輪間
には各転動体間の間隔を一定に保持する保持片が設けら
れ、これによって転動体どうしの接触を防止してある。
【0003】このようなころがり軸受では、内輪と外輪
との間にそれぞれが分離しないように転動体を組み込む
必要があるため、該ころがり軸受の組み付け作業は困難
なものとなる。つまり、該ころがり軸受の組み付け工程
では、まず内,外輪間に保持片を挿入し、その保持片の
転動体収納スペースに順次転動体を収容していく。この
とき、転動体を収容していく最初の段階では内輪と外輪
との偏心が可能で、これら内,外輪間の隙間を片側で大
きくすることにより、転動体を比較的容易に押し込むこ
とができるのであるが、最後の方に収容される転動体
は、内,外輪が同心状に矯正された状態で押し込まれる
ため、圧入などの押し込み手段を用いざるを得ず、その
収容作業が困難になってしまう。
【0004】一方、その他のころがり軸受として特開平
6−346918号公報に開示されるようなクロスロー
ラベアリングと称されるものがあり、これは転動体とし
て用いたコロの転動面をベアリングの中心軸に対して傾
斜させるとともに、その傾斜方向を隣接されるコロどう
しで交互に交差させた構造となっている。従って、この
ようなクロスローラベアリングでは内,外輪間の隙間か
ら転動体を収容することができず、このため、外輪を中
心軸方向に中央部から2分割して、それぞれの分割輪を
内輪の溝にコロを収容した後に組み付けるようになって
いる。また、このクロスローラベアリングにあっても、
隣接するコロどうしの間隔を保持するための保持片が挿
入されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記クロスロ
ーラベアリングに限ることなく一般のころがり軸受にあ
っても、内,外輪のいずれかを2分割することにより転
動体の組み付けを容易にすることができるのであるが、
このように2分割した場合に各分割輪どうしの結合が問
題となってくる。上記特開平6−346918号公報で
は、各分割輪の内周に凸部を形成する一方、非分割輪で
ある内輪の外周に凹部を形成し、それぞれの凹凸部を互
いに嵌合することにより各分割輪が組み付けられるよう
になっている。ところが、このように凹凸部の嵌合によ
り分割輪を組み付けた場合、該凹凸部には内,外輪を相
対回転するための嵌合公差を必要とするため、どうして
も分割輪の双方間にガタ付きが発生されてしまう。
【0006】このため、分割輪どうしを確実に固定する
ためには、ボルト、ナットなどの締結手段を用いる必要
があり、このことが従来の技術として存在する。しか
し、このように締結手段を用いることによって分品点数
の増加が来されるとともに、更には、内,外輪間に挿入
される保持片が別体として設けられることによっても部
品点数の更なる増加が来される。従って、このように大
幅な部品点数の増加によって軸受の組み付け工数が複雑
化され、ひいては生産能率の悪化が余儀なくされてしま
う。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、内,外輪のいずれか一方を分割して
転動体の収容を簡単にしつつ、各分割輪を他の部材を用
いることなく簡単な構造をもって確実に結合するととも
に、部品点数を削減して組み付け性を向上するようにし
たころがり軸受を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明を添付図面の符号を用いて述べると、同心配
置される内輪11および外輪12と、これら内輪11お
よび外輪12の各溝11a,12a間に介在される複数
の転動体13と、各転動体13間の間隔を保持する保持
片14とを備え、外輪12または内輪11のいずれか一
方を中心軸方向に分割して1対の分割輪15,16とす
る一方、分割されないいずれか他方の溝に転動体13を
収容するとともに、上記1対の分割輪15,16を、該
転動体13を挟むように中心軸方向両側から相対向して
組み付けるようにしたころがり軸受10において、上記
1対の分割輪15,16それぞれの対向面15a,16
aの一方に凹部17を形成するとともに、他方に該凹部
17に密接嵌合される凸部18を形成し、これら凹部1
7と凸部18の嵌合により1対の分割輪15,16を位
置あわせしつつ結合する一方、1対の分割輪15,16
の少なくともいずれか一方に上記保持片14を一体に設
ける。
【0009】この構成によれば、分割輪15,16の対
向面15a,16aに形成した凹部17と凸部18は密
接嵌合されるため、内,外輪15,16のうち分割され
ない方の溝に転動体13を収容した後、該転動体13を
挟むように上記分割輪15,16を配置して、上記凹部
17と上記凸部18を互いに嵌合することにより、分割
輪15,16は簡単に位置合わせされてガタ付きなく一
体化される。また、これら分割輪15,16の少なくと
もいずれか一方には保持片14が一体に設けられている
ため、分割輪15,16の組み付けと同時に該保持片1
4の組み付けが完了されることになる。従って、上記転
動体13の収容を簡単にしつつ、分割輪15,16は他
の部材を用いることなく簡単かつ確実に一体化すること
が可能となり、また、保持片14が分割輪15,16と
一体化されることと相俟って、部品点数の削減が達成さ
れて組み付け性が大幅に向上されることになる。
【0010】また、上記内輪11、上記外輪12および
上記保持片14は合成樹脂を素材として形成することが
でき、これによってころがり軸受10の軽量化およびコ
ストダウンを達成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図4は本発明の
ころがり軸受の一実施形態を示し、図1は断面正面図、
図2は図1中A−A線断面図、図3は図1中B−B線か
らの拡大断面図、図4は図1中C−C線からの拡大断面
図である。
【0012】本実施形態のころがり軸受10は図1,図
2に示すようにボールベアリングとして構成される場合
を例にとって示し、同心配置される内輪11および外輪
12の両軌道輪を備え、これら内,外輪11,12間に
転動体としてのボール13が複数介在されることにより
概略構成される。また、これら内,外輪11,12間に
は各ボール13間の間隔を保持する保持片14が設けら
れる。ところで、本実施形態では上記内輪11,上記外
輪12および上記保持片14は、硬質の合成樹脂を素材
として形成される。一方、ボール13は鋼球として形成
され、その剛性が確保される。
【0013】また、上記内輪11の外周および上記外輪
12の内周には、それぞれボール13径に沿った円弧状
断面となる溝11a,12aが形成され、これら両溝1
1a,12a間にボール13が収容される。本実施形態
では上記ボール13は周方向に等間隔をもって6個が配
置される。勿論、このボール13は6個に限ることな
く、等間隔に配置される3個以上の複数個とすることが
できる。
【0014】上記外輪12は、図3に示すように幅W方
向の中央部から中心軸C方向に分割されて1対の分割輪
15,16として構成されるとともに、これら分割され
た一方の分割輪15から上記保持片14が一体に成形さ
れる。該保持片14は、図1に示したように上記各ボー
ル13の両側に位置するように対を成して中心方向に突
設される1対の係止突起14a,14aで構成され、こ
れら係止突起14a,14a間に1つのボール13が挿
入されるようになっている。
【0015】上記分割輪15,16は、それぞれの対向
面15a,16aが突き合わされて結合されるようにな
っており、図4に示すように一方の分割輪15の対向面
15aには凹部としての嵌合穴17が形成されるととも
に、他方の分割輪16の対向面16aには凸部としての
圧入突起18が突設され、該嵌合穴17に該圧入突起1
8が圧入されることにより上記分割輪15,16が一体
に結合される。
【0016】ところで、上記嵌合穴17は上記保持片1
4の各係止突起14aの形成位置に形成されるようにな
っている。つまり、これら係止突起14aは分割輪15
の中心方向に突設されていることにより、各係止突起1
4a部分で対向面15aの面積は増大される。従って、
この面積が増大された係止突起14a部分に上記嵌合穴
17を形成することにより、嵌合穴17を溝12aの延
長部分まで入り込ませて形成することが可能となり、各
嵌合穴17の開口面積をより大きく確保することができ
る。
【0017】また、上記保持片14の各係止突起14a
は、図3に示すように突設した先端部を他方の分割片1
6方向に突出させて、その突出部分14bが溝11a,
12a間の中心に位置するようにして、該係止突起14
aでボール13の中心部を係止できるようになってい
る。
【0018】一方、上記圧入突起18は上記嵌合穴17
にそれぞれ対応して設けられるが、各圧入突起18を形
成した他方の分割輪16は、図4に示したようにその対
向面16aには各圧入突起18の形成部分で溝12aに
入り込む膨出部分16bが形成され、これら膨出部分1
6bを基礎部分として各圧入突起18が突設されるよう
になっている。
【0019】以上の構成により本実施形態のころがり軸
受10にあっては、該ころがり軸受10を組み付けるに
は、まず内輪11と一方の分割輪15を同心状に配置し
て、該分割輪15から突設された保持片14の係止突起
14a,14a間にボール13を収容しつつ、該ボール
13を内輪11の溝11aに配置する。そして、所要数
(本実施形態では6個)のボール13を収容した後、他
方の分割輪16を上記一方の分割輪15の中心軸C方向
に対向させて、それぞれの対向面15a,16aに形成
した嵌合穴17と圧入突起18とを位置合わせし、この
状態で他方の分割輪16を一方の分割輪15に強く押し
付ける。すると、圧入突起18が嵌合穴17内に圧入さ
れてそれぞれの分割輪15,16が一体に結合される。
【0020】このように外輪12を分割したことによ
り、上記ボール13は内,外輪11,12間の狭い隙間
から無理に押し込む必要が無くなり、ボール13の収容
作業が簡単になる。また、分割した分割輪15,16を
結合するための嵌合穴17および圧入突起18は、それ
ぞれ分割輪15,16に一体に形成されたものであり、
かつ、上記保持片14が一方の分割輪15に一体成形さ
れていることにより、全体の部品点数を大幅に削減する
ことができる。このため、ボール13の収容を簡単にし
つつ、分割輪15,16は他の部材を用いることなく簡
単かつ確実に結合することが可能となり、また、保持片
14は分割輪15,16の組み付けと同時に組み付けが
完了されることと相俟って、ころがり軸受10の組み付
け性が大幅に向上されることになる。
【0021】また、上記内輪11、上記外輪12および
上記保持片14は合成樹脂を素材として形成したことに
より、ころがり軸受10の軽量化およびコストダウンを
達成することができる。
【0022】図5から図8は他の実施形態を示し、上記
実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説
明を省略して述べる。即ち、図5は断面正面図、図6は
図5中D−D線断面図、図7は図5中E−E線からの拡
大断面図、図8は図5中F−F線からの拡大断面図であ
り、この実施形態が上記実施形態と主に異なる点は、嵌
合穴17と圧入突起18の形成位置を保持片14の形成
位置からずらせたことにある。
【0023】即ち、この実施形態のころがり軸受10a
では、図5,図6に示すように外輪12を1対の分割輪
15,16に分割し、これら分割輪15,16の対向面
15a,16aに嵌合穴17と圧入突起18を形成した
こと、および一方の分割輪15に保持片14を一体成形
したことは上記実施形態と同様であるが、上記嵌合穴1
7が隣接される保持片14間に形成されたことが主に異
なっている。
【0024】つまり、この実施形態では10個のボール
13が等間隔に配置され、これを収納する保持片14は
一方の分割輪15にその周方向に等間隔をもって10組
設けられている。勿論、各保持片14は1対の係止突起
14a,14aをもって構成されるとともに、各係止突
起14aの先端部には、図8に示すように突出部分14
bを形成してボール13の中心部を越えて係止できるよ
うになっている。そして、このように10組設けられた
各保持片14間の対向面15aには、それぞれ2つづつ
の嵌合穴17が形成され、全体として20の嵌合穴17
が周方向に等間隔に形成される。また、上記嵌合穴17
が形成される部分の対向面15aには、図7に示すよう
に該嵌合穴17の開口径を稼ぐために溝12a内に拡張
される膨出部分15bが形成されている。
【0025】また、他方の分割輪16の対向面16aに
上記嵌合穴17に対応して圧入突起18が形成される
が、図7に示したようにこれら圧入突起18にあっても
上記嵌合穴17を形成するための膨出部分15bと同様
に、対向面16aには溝12a内に拡張される膨出部分
16cが形成されている。
【0026】従って、この実施形態では上記実施形態と
同様に部品点数を削減して、ボール13の収容を簡単に
しつつ、ころがり軸受10aの組み付け性を大幅に向上
できることは勿論であるが、更に、嵌合穴17および圧
入突起18の形成位置を保持片14の形成位置からずら
せたことにより、該保持片14の係止突起14aを薄肉
化できるため、該保持片14が周方向に占有するスペー
スが小さくなって、周方向に配置するボール13の数を
増加することができる。また、この実施形態では10個
のボール13を収容したが、勿論その数は3個以上を備
えておれば内,外輪11,12を安定的に相対回転させ
ることができる。
【0027】ところで、前記各実施形態のころがり軸受
10,10aでは、外輪12を2分割して内輪11を非
分割とした場合を開示したが、これに限ることなく内輪
11を2分割して外輪12を非分割とすることができ
る。
【0028】また、保持片14は一方の分割輪15に設
けたが、他方の分割輪16、若しくは両分割輪15,1
6にそれぞれ一体に設けることもできる。
【0029】更に、分割輪15,16は、凹部としての
嵌合穴17と凸部としての圧入突起18とを圧入するこ
とにより結合する場合を開示したが、ころがり軸受1
0,10aを取り付けた場合に分割輪15,16の分離
を防止できる場合は、凹部と凸部は一体化するための圧
入機能を備えることなく、単なる位置決め機能を備えて
おればよい。
【0030】更にまた、上記凹部は穴ではなく周方向の
環状溝とする一方、上記凸部は該環状溝に沿った環状突
起として形成することができる。
【0031】また、本発明は転動体としてボール13を
用いたボールベアリングに適用した場合を開示したが、
これに限ることなく転動体としてコロを用いたローラベ
アリング、更にはニードルベアリングなど内,外輪間に
転動体を離脱されないように介在させる構造のあらゆる
タイプのころがり軸受に適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のころがり軸
受にあっては、外輪または内輪のいずれか一方を中心軸
方向に分割し、分割した1対の分割輪の対向面の一方に
凹部、他方に凸部を一体に形成して、これら凹部と凸部
の嵌合により1対の分割輪を結合する一方、1対の分割
輪の少なくともいずれか一方に上記保持片を一体に設け
たので、内,外輪のいずれか一方を分割したことにより
転動体の収容を簡単にできるとともに、このように内,
外輪の一方を分割した場合にも全体の部品点数を削減し
て、各分割輪の結合を含めてころがり軸受の組付けを簡
単化することができる。
【0033】また、上記内輪、上記外輪および上記保持
片は合成樹脂を素材として形成することができ、これに
よってころがり軸受の軽量化およびコストダウンを達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すころがり軸受の断面
正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す図1中A−A線断面
図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す図1中B−B線から
の拡大断面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す図1中C−C線から
の拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示すころがり軸受の断
面正面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す図5中D−D線断
面図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示す図5中E−E線か
らの拡大断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す図5中F−F線か
らの拡大断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す図5中の0−M線
断面図である。
【符号の説明】
10,10a ころがり軸受 11 内輪 11a 溝 12 外輪 12a 溝 13 ボール(転動体) 14 保持片 15,16 分割輪 17 嵌合穴(凹部) 18 圧入突起(凸部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心配置される内輪11および外輪12
    と、これら内輪11および外輪12の各溝11a,12
    a間に介在される複数の転動体13と、各転動体13間
    の間隔を保持する保持片14とを備え、外輪12または
    内輪11のいずれか一方を中心軸方向に分割して1対の
    分割輪15,16とする一方、分割されないいずれか他
    方の溝に転動体13を収容するとともに、上記1対の分
    割輪15,16を、該転動体13を挟むように中心軸方
    向両側から相対向して組み付けるようにしたころがり軸
    受10において、 上記1対の分割輪15,16それぞれの対向面15a,
    16aの一方に凹部17を形成するとともに、他方に該
    凹部17に密接嵌合される凸部18を形成し、これら凹
    部17と凸部18の嵌合により1対の分割輪15,16
    を位置あわせしつつ結合する一方、1対の分割輪15,
    16の少なくともいずれか一方に上記保持片14を一体
    に設けたことを特徴とするころがり軸受。
  2. 【請求項2】 上記内輪11、上記外輪12および上記
    保持片14は合成樹脂を素材として形成されることを特
    徴とする請求項1に記載のころがり軸受。
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WO2019049736A1 (ja) * 2017-09-05 2019-03-14 テルモ株式会社 軸受および医療デバイス

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