JP2521914Y2 - 大型転がり軸受 - Google Patents
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
- F16C19/381—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with at least one row for radial load in combination with at least one row for axial load
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- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、大型転がり軸受に係り、さらに詳しく
は、スラスト荷重、ラジアル荷重およびモーメント荷重
を支持することができるセグメント構造式の大型転がり
軸受に関するものである。
は、スラスト荷重、ラジアル荷重およびモーメント荷重
を支持することができるセグメント構造式の大型転がり
軸受に関するものである。
一般に、クレーンやパラボラアンテナの回転部あるい
は、トンネル掘削機のカッタヘッド支持部には、スラス
ト荷重、ラジアル荷重およびモーメント荷重を支持する
ことができるきわめて大型の転がり軸受が組込まれてい
る。
は、トンネル掘削機のカッタヘッド支持部には、スラス
ト荷重、ラジアル荷重およびモーメント荷重を支持する
ことができるきわめて大型の転がり軸受が組込まれてい
る。
大型転がり軸受は、普通、第10図に示すように、外輪
20と内輪21との間に主のスラスト荷重を受けるスラスト
ころ22とその反力を支持するスラストころ23およびラジ
アル荷重を支持するラジアルころ24を組込んだ構成とさ
れている。
20と内輪21との間に主のスラスト荷重を受けるスラスト
ころ22とその反力を支持するスラストころ23およびラジ
アル荷重を支持するラジアルころ24を組込んだ構成とさ
れている。
そして、スラストころ22、23およびラジアルころ24の
組込みを可能とするため、内輪21を軸心に直交する平面
に沿って分割し、その分割によって形成された一対の分
割内輪a1、a2を締付ボルト25で結合してある。
組込みを可能とするため、内輪21を軸心に直交する平面
に沿って分割し、その分割によって形成された一対の分
割内輪a1、a2を締付ボルト25で結合してある。
ところで、上記の転がり軸受は、外輪20および一対の
分割内輪a1、a2がリング状であるため、転がり軸受が超
大型化すると輸送することができなくなる。
分割内輪a1、a2がリング状であるため、転がり軸受が超
大型化すると輸送することができなくなる。
このような問題を解決するため、本件出願人は、輸送
の容易な大型の転がり軸受を既に提案している(実開平
1−65925号公報参照)。
の容易な大型の転がり軸受を既に提案している(実開平
1−65925号公報参照)。
上記転がり軸受は、第6図乃至第8図に示すように、
外輪ORと、内輪IRと、その内輪間に組込まれた一対のス
ラストころ1、2およびラジアル3から形成されてい
る。
外輪ORと、内輪IRと、その内輪間に組込まれた一対のス
ラストころ1、2およびラジアル3から形成されてい
る。
外輪ORおよび内輪IRは、軸心に直交する平面に沿って
2分割され、その分割によって形成された一対の分割外
輪OR1、OR2および一対の分割内輪IR1、IR2は、軸心を含
む平面に沿って2分割され、その分割によって、4個の
外輪セグメントOR1S、OR2Sおよび4個の内輪セグメント
IR1S、IR2Sが形成されている。
2分割され、その分割によって形成された一対の分割外
輪OR1、OR2および一対の分割内輪IR1、IR2は、軸心を含
む平面に沿って2分割され、その分割によって、4個の
外輪セグメントOR1S、OR2Sおよび4個の内輪セグメント
IR1S、IR2Sが形成されている。
一対の分割外輪OR1、OR2のうち、一方の分割外輪OR1
を形成する外輪セグメントOR1Sの突き合わせ面F1は、第
6図に示すように、他方の分割外輪OR2を形成する外輪
セグメントOR2Sの突き合わせ面F2に対して周方向に90°
位置がずれ、軸方向で対向する外輪セグメントOR1S、OR
2Sの対向面における一方に第7図に示すように、ピン孔
4を形成し、他方にノックピン5を設け、そのノックピ
ン5をピン孔4に挿入して軸方向で対向する外輪セグメ
ントOR1S、OR2Sを位置決めしている。そして、軸方向で
対向する外輪セグメントOR1S、OR2Sの一方にボルト挿入
孔6を形成し、他方にねじ孔7を設け、上記ボルト挿入
孔6からねじ孔7にねじ込む締付ボルト8の締付けによ
って軸方向で対向する外輪セグメントOR1S、OR2Sを互い
に結合している。
を形成する外輪セグメントOR1Sの突き合わせ面F1は、第
6図に示すように、他方の分割外輪OR2を形成する外輪
セグメントOR2Sの突き合わせ面F2に対して周方向に90°
位置がずれ、軸方向で対向する外輪セグメントOR1S、OR
2Sの対向面における一方に第7図に示すように、ピン孔
4を形成し、他方にノックピン5を設け、そのノックピ
ン5をピン孔4に挿入して軸方向で対向する外輪セグメ
ントOR1S、OR2Sを位置決めしている。そして、軸方向で
対向する外輪セグメントOR1S、OR2Sの一方にボルト挿入
孔6を形成し、他方にねじ孔7を設け、上記ボルト挿入
孔6からねじ孔7にねじ込む締付ボルト8の締付けによ
って軸方向で対向する外輪セグメントOR1S、OR2Sを互い
に結合している。
また、一対の分割内輪IR1、IR2も上記一対の分割外輪
OR1、OR2S同様に、一方の分割内輪IR1を形成する内輪
セグメントIR1Sの突き合わせ面F3は第6図に示すよう
に、他方分割内輪IR2を形成する内輪セグメントIR2Sの
突き合わせ面F4に対して周方向に90°位置がずれ、軸方
向で対向する内輪セグメントIR1S、IR2Sの対向面におけ
る一方に、第8図に示すようにピン孔9を形成し、他方
にはノックピン10を設け、そのノックピン10をピン孔9
に挿入して軸方向で対向する内輪セグメントIR1S、IR2S
を位置合わせしている。また、軸方向で対向する内輪セ
グメントIR1S、IR2Sの一方に第7図に示すように、ボル
ト挿入孔11を形成し、他方にねじ孔12を設け、上記ボル
ト挿入孔11からねじ孔12にねじ込んだ締付けによって軸
方向で対向する内輪セグメントIR1S、IR2Sを互に結合し
ている。
OR1、OR2S同様に、一方の分割内輪IR1を形成する内輪
セグメントIR1Sの突き合わせ面F3は第6図に示すよう
に、他方分割内輪IR2を形成する内輪セグメントIR2Sの
突き合わせ面F4に対して周方向に90°位置がずれ、軸方
向で対向する内輪セグメントIR1S、IR2Sの対向面におけ
る一方に、第8図に示すようにピン孔9を形成し、他方
にはノックピン10を設け、そのノックピン10をピン孔9
に挿入して軸方向で対向する内輪セグメントIR1S、IR2S
を位置合わせしている。また、軸方向で対向する内輪セ
グメントIR1S、IR2Sの一方に第7図に示すように、ボル
ト挿入孔11を形成し、他方にねじ孔12を設け、上記ボル
ト挿入孔11からねじ孔12にねじ込んだ締付けによって軸
方向で対向する内輪セグメントIR1S、IR2Sを互に結合し
ている。
上記の構成から成る転がり軸受においては、締付ボル
ト8、13を取り外すことによって、外輪ORおよび内輪IR
のそれぞれを、複数の外輪セグメントOR1S、OR2Sおよび
内輪セグメントIR1S、IR2Sに分解することができるた
め、転がり軸受が超大型化してもきわめて容易に搬送す
ることがでできる。また、一方の分割外輪(OR1)の外
輪セグメント(OR1S)および分割内輪(IR1)の内輪セ
グメント(IR1S)の突き合わせ面を他方の分割外輪(OR
2)の外輪セグメント(OR2S)および分割内輪(IR2)の
内輪セグメント(IR2S)の突き合わせ面に対して周方向
に位置をずらし、軸方向で対向する外輪セグメント(OR
1S)、(OR2S)および内輪セグメント(IR1S)、(I
R2S)を締結ボルト8で連結したことにより、分割外輪
(OR1)、(OR2)および分割内輪(IR1)、(IR2)が外
輪セグメント(OR1S)、(OR2S)および内輪セグメント
(IR1S)、(IR2S)の突き合わせ面で軸方向に折れ曲が
らず、剛性の高い大型転がり軸受を得ることができると
いう特徴を有する。
ト8、13を取り外すことによって、外輪ORおよび内輪IR
のそれぞれを、複数の外輪セグメントOR1S、OR2Sおよび
内輪セグメントIR1S、IR2Sに分解することができるた
め、転がり軸受が超大型化してもきわめて容易に搬送す
ることがでできる。また、一方の分割外輪(OR1)の外
輪セグメント(OR1S)および分割内輪(IR1)の内輪セ
グメント(IR1S)の突き合わせ面を他方の分割外輪(OR
2)の外輪セグメント(OR2S)および分割内輪(IR2)の
内輪セグメント(IR2S)の突き合わせ面に対して周方向
に位置をずらし、軸方向で対向する外輪セグメント(OR
1S)、(OR2S)および内輪セグメント(IR1S)、(I
R2S)を締結ボルト8で連結したことにより、分割外輪
(OR1)、(OR2)および分割内輪(IR1)、(IR2)が外
輪セグメント(OR1S)、(OR2S)および内輪セグメント
(IR1S)、(IR2S)の突き合わせ面で軸方向に折れ曲が
らず、剛性の高い大型転がり軸受を得ることができると
いう特徴を有する。
しかしながら、上記転がり軸受においては、外輪ORお
よび内輪IRの径が大きく、ピン孔4、9、ボルト挿入孔
6、11およびねじ孔7、12の加工時に加工誤差が生じる
ため、例えば外輪セグメントOR1Sを互に結合して分割外
輪OR1を形成した場合に、第9図に示すように、外輪セ
グメントOR1Sの突き合わせ面F1に半径方向のずれδが生
じ、分割外輪OR1、OR2を真円に組立てることができない
おそれがある。
よび内輪IRの径が大きく、ピン孔4、9、ボルト挿入孔
6、11およびねじ孔7、12の加工時に加工誤差が生じる
ため、例えば外輪セグメントOR1Sを互に結合して分割外
輪OR1を形成した場合に、第9図に示すように、外輪セ
グメントOR1Sの突き合わせ面F1に半径方向のずれδが生
じ、分割外輪OR1、OR2を真円に組立てることができない
おそれがある。
また、内輪IRについても、上記と同様の問題を生じる
おそれがある。
おそれがある。
そこで、この考案は既に提案した大型転がり軸受の特
徴を活かしつつ、外輪および内輪を真円に組立てること
ができるようにした大型転がり軸受を提供することを技
術的課題としている。
徴を活かしつつ、外輪および内輪を真円に組立てること
ができるようにした大型転がり軸受を提供することを技
術的課題としている。
上記の課題を解決するために、この考案においては、
既に提案した大型転がり軸受において、周方向に並ぶ複
数の外輪セグメントおよび内輪セグメントの各突き合わ
せ面における一方に位置決め用の突部を設け、他方には
上記突部が嵌る凹部を形成した構成を採用したのであ
る。
既に提案した大型転がり軸受において、周方向に並ぶ複
数の外輪セグメントおよび内輪セグメントの各突き合わ
せ面における一方に位置決め用の突部を設け、他方には
上記突部が嵌る凹部を形成した構成を採用したのであ
る。
上記のように構成すれば、突部を凹部に嵌合して複数
の外輪セグメントを円形に組合わせて分割外輪を形成す
ることにより、周方向で対向する外輪セグメントの突き
合わせ面に半径方向のずれが生じず、複数の外輪セグメ
ントを真円に組合わせることができる。
の外輪セグメントを円形に組合わせて分割外輪を形成す
ることにより、周方向で対向する外輪セグメントの突き
合わせ面に半径方向のずれが生じず、複数の外輪セグメ
ントを真円に組合わせることができる。
また、内輪セグメントについても、突部を凹部に嵌合
することによって複数の内輪セグメントを真円に組合わ
せることができる。
することによって複数の内輪セグメントを真円に組合わ
せることができる。
以下、この考案の実施例を第1図乃至第5図に基づい
て説明する。
て説明する。
なお、先に述べた第6図乃至第8図の従来の転がり軸
受と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略す
る。
受と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略す
る。
第3図に示すように、円形に組合わされて分割外輪OR
1を形成する2個の外輪セグメントOR1Sおよび分割外輪O
R2を形成する2個の外輪セグメントOR2Sの突き合わせ面
F1、F2における一方には、位置決め用の突部14が設けら
れ、他方には上記突部14が嵌る凹部15が形成されてい
る。
1を形成する2個の外輪セグメントOR1Sおよび分割外輪O
R2を形成する2個の外輪セグメントOR2Sの突き合わせ面
F1、F2における一方には、位置決め用の突部14が設けら
れ、他方には上記突部14が嵌る凹部15が形成されてい
る。
上記突部14として、ここでは、第4図に示すように、
ピンを用い、そのピンを外輪セグメントOR1Sの突き合わ
せ面F1に形成した軸方向の溝16に挿入してねじ止めによ
る手段を介して取付けているが、突部14はこれに限定さ
れるものではない。その突部14の形状に応じて凹部15を
適切な形状を採るようにする。
ピンを用い、そのピンを外輪セグメントOR1Sの突き合わ
せ面F1に形成した軸方向の溝16に挿入してねじ止めによ
る手段を介して取付けているが、突部14はこれに限定さ
れるものではない。その突部14の形状に応じて凹部15を
適切な形状を採るようにする。
また、第5図に示すように、円形に組合わされて分割
内輪IR1を形成する2個の内輪セグメントIR1Sおよび分
割内輪IR2を形成する2個の内輪セグメントIR2Sの突き
合わせ面F3、F4も上記と同様に、一方に位置決め用の突
部14が設けられ、他方に凹部15が設けられている。
内輪IR1を形成する2個の内輪セグメントIR1Sおよび分
割内輪IR2を形成する2個の内輪セグメントIR2Sの突き
合わせ面F3、F4も上記と同様に、一方に位置決め用の突
部14が設けられ、他方に凹部15が設けられている。
上記のように、外輪セグメントOR1S、OR2Sの突き合わ
せ面F1、F2に突部14と凹部15を設けたことにより、その
突部14が凹部15に嵌るようにして外輪セグメントOR1S、
OR2Sを円形に組合わせることにより、外輪セグメントOR
1S、OR2Sの突き合わせ面F1、F2が半径方向のずれるのを
防止することができ、真円の分割外輪OR1、OR2を形成す
ることができる。
せ面F1、F2に突部14と凹部15を設けたことにより、その
突部14が凹部15に嵌るようにして外輪セグメントOR1S、
OR2Sを円形に組合わせることにより、外輪セグメントOR
1S、OR2Sの突き合わせ面F1、F2が半径方向のずれるのを
防止することができ、真円の分割外輪OR1、OR2を形成す
ることができる。
また、分割内輪IR1、IR2についても、上記と同様に、
突部14を凹部15を嵌め合わせて内輪セグメントIR1S、IR
2Sを円形に組み合わせるのである。
突部14を凹部15を嵌め合わせて内輪セグメントIR1S、IR
2Sを円形に組み合わせるのである。
なお、外輪ORの組立てに際しては、上記のようにして
円形に形成した2個の分割外輪OR1、OR2を軸方向に重ね
合わせてノックピン5をピン孔4に挿入し、締付ボルト
8の締付けによって2個の分割外輪OR1、OR2を軸方向に
結合する。この場合、一方の分割外輪OR1の外輪セグメ
ントOR1Sの突き合わせ面F1が、他方の分割外輪OR2の外
輪セグメントOR2Sの突き合わせ面F2に対して周方向に90
°位置がずれるようにする。
円形に形成した2個の分割外輪OR1、OR2を軸方向に重ね
合わせてノックピン5をピン孔4に挿入し、締付ボルト
8の締付けによって2個の分割外輪OR1、OR2を軸方向に
結合する。この場合、一方の分割外輪OR1の外輪セグメ
ントOR1Sの突き合わせ面F1が、他方の分割外輪OR2の外
輪セグメントOR2Sの突き合わせ面F2に対して周方向に90
°位置がずれるようにする。
また、内輪IRの組立てに際しても上記と同様にする。
以上のように、この考案においては、外輪および内輪
を複数の外輪セグメントおよび複数の内輪セグメントに
分解することができるため、輸送が容易である。
を複数の外輪セグメントおよび複数の内輪セグメントに
分解することができるため、輸送が容易である。
また、一方の分割外輪の外輪セグメントおよび一方の
分割内輪の内輪セグメントの突き合わせ面を他方の分割
外輪の外輪セグメントおよび他方の分割内輪の突き合わ
せ面に対して周方向に位置をずらし、軸方向で対向する
外輪セグメントおよび内輪セグメントをノックピンとピ
ン孔の嵌合により位置決めして締付ボルトで連結したこ
とにより、外輪と内輪とをきわめて容易に組立てること
ができると共に、剛性の高い外輪と内輪とを形成するこ
とができる。
分割内輪の内輪セグメントの突き合わせ面を他方の分割
外輪の外輪セグメントおよび他方の分割内輪の突き合わ
せ面に対して周方向に位置をずらし、軸方向で対向する
外輪セグメントおよび内輪セグメントをノックピンとピ
ン孔の嵌合により位置決めして締付ボルトで連結したこ
とにより、外輪と内輪とをきわめて容易に組立てること
ができると共に、剛性の高い外輪と内輪とを形成するこ
とができる。
さらに、外輪セグメントおよび内輪セグメントの突き
合わせ面の一方に設けた突部を他方に形成した凹部に嵌
合することにより、突き合わせ面が半径方向にずれず、
真円度の高い外輪および内輪を得ることができる。
合わせ面の一方に設けた突部を他方に形成した凹部に嵌
合することにより、突き合わせ面が半径方向にずれず、
真円度の高い外輪および内輪を得ることができる。
第1図はこの考案に係る大型転がり軸受けの一実施例を
示す一部切欠平面図、第2図は第1図のII−II線に沿っ
た断面図、第3図は同上の外輪の分解斜視図、第4図は
同上の外輪の位置決め部を示す分解斜視図、第5図は同
上の内輪の分解斜視図、第6図は従来の転がり軸受を示
す一部切欠平面図、第7図は第6図のVII−VII線に沿っ
た断面図、第8図は同上の分解内輪の位置決め部を示す
断面図、第9図は同上の外輪セグメントの結合部にずれ
が生じた状態を示す一部分の平面図、第10図は転がり軸
受の従来の他の例を示す断面図である。 OR……外輪、IR……内輪、OR1、OR2……分割外輪、I
R1、IR2……分割内輪、OR1S、OR2S……外輪セグメン
ト、IR1S、IR2S……内輪セグメント、F1、F2、F3、F4…
…突き合わせ面、1、2……スラストころ、3……ラジ
アルころ、8、13……締付ボルト、14……突部、15……
凹部。
示す一部切欠平面図、第2図は第1図のII−II線に沿っ
た断面図、第3図は同上の外輪の分解斜視図、第4図は
同上の外輪の位置決め部を示す分解斜視図、第5図は同
上の内輪の分解斜視図、第6図は従来の転がり軸受を示
す一部切欠平面図、第7図は第6図のVII−VII線に沿っ
た断面図、第8図は同上の分解内輪の位置決め部を示す
断面図、第9図は同上の外輪セグメントの結合部にずれ
が生じた状態を示す一部分の平面図、第10図は転がり軸
受の従来の他の例を示す断面図である。 OR……外輪、IR……内輪、OR1、OR2……分割外輪、I
R1、IR2……分割内輪、OR1S、OR2S……外輪セグメン
ト、IR1S、IR2S……内輪セグメント、F1、F2、F3、F4…
…突き合わせ面、1、2……スラストころ、3……ラジ
アルころ、8、13……締付ボルト、14……突部、15……
凹部。
Claims (1)
- 【請求項1】外輪と内輪との間に転動体を組込んだ大型
転がり軸受において、前記転動体の移動を案内する軌道
面が形成された外輪および内輪のそれぞれを軸心に直角
な平面に沿って分割して一対の分割外輪と一対の分割内
輪とを形成し、その分割外輪と分割内輪のそれぞれを軸
心を含む平面に沿って分割して複数の外輪セグメントと
複数の内輪セグメントとを形成し、前記一方の分割外輪
の外輪セグメントの突き合わせ面および一方の分割内輪
の内輪セグメントの突き合わせ面を、他方の分割外輪の
外輪セグメントの突き合わせ面および他方の分割内輪の
内輪セグメントの突き合わせ面に対して周方向に位置を
ずらし、軸方向で対向する外輪セグメントの対向面およ
び軸方向で対向する内輪セグメントの対向面における一
方にピン孔を形成し、対向面他方に上記ピン孔に挿入さ
れるノックピンを設けると共に、軸方向で対向する外輪
セグメントおよび内輪セグメントを締結ボルトで互に連
結し、円形に組合わされた外輪セグメントおよび内輪セ
グメントの突き合わせ面における一方に突部を設け、他
方に上記突部が嵌まる凹部を形成したことを特徴とする
大型転がり軸受。
Priority Applications (1)
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