JPS583932Y2 - 自動調心軸受用のピンタイプ保持器 - Google Patents
自動調心軸受用のピンタイプ保持器Info
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- JPS583932Y2 JPS583932Y2 JP1977113187U JP11318777U JPS583932Y2 JP S583932 Y2 JPS583932 Y2 JP S583932Y2 JP 1977113187 U JP1977113187 U JP 1977113187U JP 11318777 U JP11318777 U JP 11318777U JP S583932 Y2 JPS583932 Y2 JP S583932Y2
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- rollers
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- roller
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/52—Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers
- F16C33/523—Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers with pins extending into holes or bores on the axis of the rollers
- F16C33/526—Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers with pins extending into holes or bores on the axis of the rollers extending through the rollers and joining two lateral cage parts
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/48—Cages for rollers or needles for multiple rows of rollers or needles
- F16C33/485—Cages for rollers or needles for multiple rows of rollers or needles with two or more juxtaposed cages joined together or interacting with each other
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/50—Cages for rollers or needles formed of interconnected members, e.g. chains
- F16C33/502—Cages for rollers or needles formed of interconnected members, e.g. chains formed of arcuate segments retaining one or more rollers or needles
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動調心ころ軸受用のピンタイプ保持器に関し
、特に複列のころ列別に独立して公転し得るようにした
新規な中央リングを提案するものである。
、特に複列のころ列別に独立して公転し得るようにした
新規な中央リングを提案するものである。
従来の幅広タイプの自動調心ころ軸受のピンタイプ保持
器は第4図に示すように、外輪1の内径最小寸法に比ベ
リング状の中央リング2の外径の最大寸法が太きいため
リング状の中央リングを一体構造とした場合にはレース
内への挿入が不可能であシ、従って中央リング2は半円
状に2分割してレース内に組込み得るようにしている。
器は第4図に示すように、外輪1の内径最小寸法に比ベ
リング状の中央リング2の外径の最大寸法が太きいため
リング状の中央リングを一体構造とした場合にはレース
内への挿入が不可能であシ、従って中央リング2は半円
状に2分割してレース内に組込み得るようにしている。
渣た中央リング2は夫々が上述のように2分割構造とし
た左側リング3と右側リング4の夫々の背面を対接させ
た2個のリングで構成されて釦り、オた外輪5との間に
転勤する略円筒状のころ6,6は先端部を前記左側リン
グ3若しくは右側リング4のネジ孔3a、4aに螺入さ
せ、さらに左側リング4若しくは右側リング3のネジ孔
4b 、3bに螺入させたピン7によシ回転自在に軸止
されている。
た左側リング3と右側リング4の夫々の背面を対接させ
た2個のリングで構成されて釦り、オた外輪5との間に
転勤する略円筒状のころ6,6は先端部を前記左側リン
グ3若しくは右側リング4のネジ孔3a、4aに螺入さ
せ、さらに左側リング4若しくは右側リング3のネジ孔
4b 、3bに螺入させたピン7によシ回転自在に軸止
されている。
そしてピン7は中央リング2の周方向に所定間隔離隔さ
せて左右交互に配設されていて、略円筒状のころ6,6
が中央リング2の左右側面に千鳥状に配設されておシ、
ピン7により左側リング3と右側リング4とが一体化さ
れている。
せて左右交互に配設されていて、略円筒状のころ6,6
が中央リング2の左右側面に千鳥状に配設されておシ、
ピン7により左側リング3と右側リング4とが一体化さ
れている。
更に外側リング8にはピン7の外側端面が溶接により固
着されておりこれらにより自動調心ころ軸受が組立てら
れている。
着されておりこれらにより自動調心ころ軸受が組立てら
れている。
コノ従来の自動調心複列ころ軸受のピンタイプ保持器は
前述したように中央リング2の左側リング3と右側リン
グ4とがピン7により一体に構成されているため左右に
配設された複列ころは連動回転し、振動または変動荷重
あるいはスラスト負荷等の片側負荷が加った場合には、
左右のころ列の公転数に差が発生し一方のころ列と他方
との間に引張り力等が作用して中央リング2又は外側リ
ング8あるいはピン7に異常な荷重が働き破損若しくは
折損事故を惹起する虞れがある等の問題点があった。
前述したように中央リング2の左側リング3と右側リン
グ4とがピン7により一体に構成されているため左右に
配設された複列ころは連動回転し、振動または変動荷重
あるいはスラスト負荷等の片側負荷が加った場合には、
左右のころ列の公転数に差が発生し一方のころ列と他方
との間に引張り力等が作用して中央リング2又は外側リ
ング8あるいはピン7に異常な荷重が働き破損若しくは
折損事故を惹起する虞れがある等の問題点があった。
従って、従来のこの種の保持器に釦いては、前記異常荷
重に対処するため、中央リング2の軸方向厚みを犬キ<
シて、該中央リング2とピンIとの結合部の強度を向上
させていたのであるが、そのためころ6,6の長さが短
かくなってしlい、軸受の負荷容量が低下してしまうと
いう問題点が生じていた。
重に対処するため、中央リング2の軸方向厚みを犬キ<
シて、該中央リング2とピンIとの結合部の強度を向上
させていたのであるが、そのためころ6,6の長さが短
かくなってしlい、軸受の負荷容量が低下してしまうと
いう問題点が生じていた。
lた例えば米国特許3667821号のように、ころの
回転を自在とするようにころを貫通させたピンの一端を
2つの中央リングの夫々に固着した形式のビンタイプ保
持器を用いた自動調心ころ軸受が公知である。
回転を自在とするようにころを貫通させたピンの一端を
2つの中央リングの夫々に固着した形式のビンタイプ保
持器を用いた自動調心ころ軸受が公知である。
この種軸受によれば左右のころ列が独立して別々のピン
タイプ保持器によって保持されるので、ころ列の公転数
の差が発生しても異常荷重は発生し得ないが、反面この
保持器はピンと中央リングとが一体であるため、外輪の
内径最小寸より保持器外径が大きくなると、保持器の組
込みが不可能となるため幅広タイプの自動調心ころ軸受
には適用し得ない。
タイプ保持器によって保持されるので、ころ列の公転数
の差が発生しても異常荷重は発生し得ないが、反面この
保持器はピンと中央リングとが一体であるため、外輪の
内径最小寸より保持器外径が大きくなると、保持器の組
込みが不可能となるため幅広タイプの自動調心ころ軸受
には適用し得ない。
また保持器の構成が中央リングにピンが片持ち支持され
る構成であるため保持器の強度が弱いという問題があっ
た。
る構成であるため保持器の強度が弱いという問題があっ
た。
本考案は前述した問題点に鑑み複列ころの左右のころ列
を独立した別々のピンタイプ保持器によって保持させる
ことにより左右のころ列を独立して公転可能にし、振動
又は変動荷重あるいはスラスト負荷等の片側負荷が加わ
って左右のころ列の公転数に差が発生しても中央リンf
又は外側リングあるいはピンに異常な荷重が働かないよ
うにすると共に、中央リング、外側リング及びビン相互
の締結をより強固なものにし、かつ中央リングの軸方向
厚みを小さくして、ころの長さをできるだけ大きくとり
破損及び折損事故の発生を解消させると共に軸受の負荷
容量を向上させた新規な自動調心ころ軸受用のピンタイ
プ保持器を提案したものである。
を独立した別々のピンタイプ保持器によって保持させる
ことにより左右のころ列を独立して公転可能にし、振動
又は変動荷重あるいはスラスト負荷等の片側負荷が加わ
って左右のころ列の公転数に差が発生しても中央リンf
又は外側リングあるいはピンに異常な荷重が働かないよ
うにすると共に、中央リング、外側リング及びビン相互
の締結をより強固なものにし、かつ中央リングの軸方向
厚みを小さくして、ころの長さをできるだけ大きくとり
破損及び折損事故の発生を解消させると共に軸受の負荷
容量を向上させた新規な自動調心ころ軸受用のピンタイ
プ保持器を提案したものである。
本考案に係る自動調心ころ軸受用のピンタイプ保持器を
実施例を示す第1図乃至第3図によって詳述する。
実施例を示す第1図乃至第3図によって詳述する。
10は外輪、20は内輪であって、30.40は外輪1
0の内周面と内輪20の外周面との間で、外輪10又は
内輪20の線方向の略中間位置に回転自在に配設し夫々
が独立した同寸、同形状の中央リングである。
0の内周面と内輪20の外周面との間で、外輪10又は
内輪20の線方向の略中間位置に回転自在に配設し夫々
が独立した同寸、同形状の中央リングである。
中央リング30及び40は夫々主リング31と補助リン
グ32及び主リング41と補助リング42とからなって
いて、主リング31と補助リング32は第2図に示す如
く、また主リング41と補助リング42は第3図に示す
如く、夫々が径方向に2等分されて半円弧状をした2つ
のリング半体31a、31a、32a。
グ32及び主リング41と補助リング42とからなって
いて、主リング31と補助リング32は第2図に示す如
く、また主リング41と補助リング42は第3図に示す
如く、夫々が径方向に2等分されて半円弧状をした2つ
のリング半体31a、31a、32a。
32a及び41a、41a、42a、42a、をその周
端面同士が接合するように夫々組合せて環状としている
。
端面同士が接合するように夫々組合せて環状としている
。
オた主リング31,41における一方の側面の内周縁部
には側方に張り出すインロ一部31b、41bを形成し
て断面形状が略し字状となるようにしている。
には側方に張り出すインロ一部31b、41bを形成し
て断面形状が略し字状となるようにしている。
補助リング32,42は主リング31,41のインロ一
部31b 、41bに密接に嵌合し得る形状及び寸法で
外端縁が内端縁の巾より長い梯形で形成されている。
部31b 、41bに密接に嵌合し得る形状及び寸法で
外端縁が内端縁の巾より長い梯形で形成されている。
主リング31と補助リング32並ひに主リング41と補
助リング42は夫々のリング半休の接合部である。
助リング42は夫々のリング半休の接合部である。
31c、31c、31b、32bが円周上の900、i
i、隔した部位に位置し、同様に41 c 、41c。
i、隔した部位に位置し、同様に41 c 、41c。
42b 、42bも円周上の90離隔した部位に位置す
るようにし、補助リング32.42の内周面カインロ一
部31b、41bの外周面に当接し、また主リング31
,41と補助リング32 、42との間に隙間か生じな
いように組合わされて、夫夫独立して中央リング30並
びに40が構成される。
るようにし、補助リング32.42の内周面カインロ一
部31b、41bの外周面に当接し、また主リング31
,41と補助リング32 、42との間に隙間か生じな
いように組合わされて、夫夫独立して中央リング30並
びに40が構成される。
それらを組合わせたとき、主リング31.41の側面に
適長ピッチで開設した複数個のネジ孔31d、41dと
補助リング32.42の側面にネジ孔31d、41dと
同ピツチで螺設した複数個のネジ孔32c 、42cと
が対応するように数及び位置が選定されている。
適長ピッチで開設した複数個のネジ孔31d、41dと
補助リング32.42の側面にネジ孔31d、41dと
同ピツチで螺設した複数個のネジ孔32c 、42cと
が対応するように数及び位置が選定されている。
60は略円筒状のころ50の各々に回転自在に貫通させ
たピンであって、先端部□は雄ネジ部60aが形成され
ている。
たピンであって、先端部□は雄ネジ部60aが形成され
ている。
そしてこのピン60は雄ネジ部60aを主リング31.
410ネジ孔31d、41dに螺入させ、さらに補助リ
ング32.42のネジ孔32c。
410ネジ孔31d、41dに螺入させ、さらに補助リ
ング32.42のネジ孔32c。
42cに螺合させて、ころ50及びピン60の一端を保
持させており、主リング31.41と補助リング32.
42を一体化させている。
持させており、主リング31.41と補助リング32.
42を一体化させている。
70は、外輪10又は内輪20と同心的な円周上に配設
された複数個のピン60の他端部の間に跨り、該ピン6
0の他端を溶接等により固着した環状の外側リングであ
る。
された複数個のピン60の他端部の間に跨り、該ピン6
0の他端を溶接等により固着した環状の外側リングであ
る。
そしてこれらにより自動調心複列ころ軸受が構成されて
いる。
いる。
な釦このように軸受が構成された状態に釦いて中央リン
グ30と40との間に適当な間隙が形成されるように中
央リング30.40の軸方向寸法を定めておく。
グ30と40との間に適当な間隙が形成されるように中
央リング30.40の軸方向寸法を定めておく。
、この自動調心複列ころ軸受の組立ては、先ず外輪10
の内側に内輪20を嵌合して相互に略直角をなす状態と
し、次に内輪20の外周面の軸方向の略中間位置にリン
グ半体31a。
の内側に内輪20を嵌合して相互に略直角をなす状態と
し、次に内輪20の外周面の軸方向の略中間位置にリン
グ半体31a。
31aを両側から配設して環状の主リング31を形成し
、この主リング31のインロ一部31bKmリング半休
32a 、32aを嵌合して環状の補助リング32を形
成する。
、この主リング31のインロ一部31bKmリング半休
32a 、32aを嵌合して環状の補助リング32を形
成する。
この場合において接合部31c、31c、32b、32
bが夫々90離隔した部位に位置させる。
bが夫々90離隔した部位に位置させる。
そしてピン60の挿通又は螺合のためのネジ孔31d又
はネジ孔32cとは異なる、主リング31及び補助リン
グ32の対応する部分に形成した連結孔P及び連結ネジ
孔Qに、図示しないビスを挿通して4つのリング半体3
1a、31a、32a、32aを一体連結して中央リン
グ30を組立てる。
はネジ孔32cとは異なる、主リング31及び補助リン
グ32の対応する部分に形成した連結孔P及び連結ネジ
孔Qに、図示しないビスを挿通して4つのリング半体3
1a、31a、32a、32aを一体連結して中央リン
グ30を組立てる。
その後ネジ孔32cには対応するネジ孔31dを通して
、こる50に回転自在に貫通させたピン60の雄ネジ部
60aをネジ孔32cに螺入してピン60を主リング3
1及び補助リング32に一体的に締結してころ50の一
端を保持させ、同様にして中央リング30の周方向に複
数個のころ50を配設し、然る後にピン60と外側リン
グ70との溶着を行う。
、こる50に回転自在に貫通させたピン60の雄ネジ部
60aをネジ孔32cに螺入してピン60を主リング3
1及び補助リング32に一体的に締結してころ50の一
端を保持させ、同様にして中央リング30の周方向に複
数個のころ50を配設し、然る後にピン60と外側リン
グ70との溶着を行う。
続いて前述のようにして中央リング40を形成して中央
リング40にも複数個のころ50を中央リング40の周
方向に配設する。
リング40にも複数個のころ50を中央リング40の周
方向に配設する。
これにより内輪20の外周面には夫々独立して公転し得
る複列ころ50,50が配設される。
る複列ころ50,50が配設される。
このようにして内輪20と複列ころ50 、50とを組
付けた状態で外輪10を回動させ、ころ50の外面に外
輪10の内周面を摺接させつつ、外輪10を内輪20の
外輪に嵌合させ外輪10と内輪20とを同心的に配設し
て自動調心複列ころ軸受の組立てを完了する。
付けた状態で外輪10を回動させ、ころ50の外面に外
輪10の内周面を摺接させつつ、外輪10を内輪20の
外輪に嵌合させ外輪10と内輪20とを同心的に配設し
て自動調心複列ころ軸受の組立てを完了する。
この組立により複列ころ50,50の夫々は独立した中
央リング30.40により保持されて自転するとともに
も複列ころ50,50は夫々独自に公転する。
央リング30.40により保持されて自転するとともに
も複列ころ50,50は夫々独自に公転する。
なか本実施例においては主リング3L41にインロ一部
31b、41bに形成したが、この場合には主リング3
1.41と補助リング32.42との芯出しを容易に行
うことができ中央リング30.40の組立作業を簡素化
し得るが、インロ一部31b、41bを設けなくとも所
期の目的を達成し得ることは言うlでもない。
31b、41bに形成したが、この場合には主リング3
1.41と補助リング32.42との芯出しを容易に行
うことができ中央リング30.40の組立作業を簡素化
し得るが、インロ一部31b、41bを設けなくとも所
期の目的を達成し得ることは言うlでもない。
以上詳述した如く、本考案に係る自動調心複列ころ軸受
のビンタイプ保持器によれば複列ころ50.50の夫々
を別々の中央リング30.40で個別に保持するので夫
々を独立して公転させることが可能となり、前述した如
き原因によって左右のころ列に公転差が発生しても一方
のころ列と他方のころ列との間に引張り力等が生じず、
中央リング30,40及びピン60には異常な力が作用
せずそれらの破損事故や折損事故の発生を解消して信頼
性の高い長寿命の自動調心複列ころ軸受を提供すること
ができる。
のビンタイプ保持器によれば複列ころ50.50の夫々
を別々の中央リング30.40で個別に保持するので夫
々を独立して公転させることが可能となり、前述した如
き原因によって左右のころ列に公転差が発生しても一方
のころ列と他方のころ列との間に引張り力等が生じず、
中央リング30,40及びピン60には異常な力が作用
せずそれらの破損事故や折損事故の発生を解消して信頼
性の高い長寿命の自動調心複列ころ軸受を提供すること
ができる。
しかも、本考案のピンタイプ保持器によれば中央リング
30.40を夫々径方向に2等分したリング半休からな
る主リングと補助リングとで構成し、それぞれの主リン
グと補助リングの双方にピンの一端を螺合させて、前記
中央リング30.40とピンとを一体的に締結し、ころ
50.50の夫夫を別々の中央リング30.40で個別
に保持したので、外輪の内径最小寸法に比べ中央リング
の外径の最大寸法が大きい幅広タイプの自動調心ころの
軸受に使用することが可能となる。
30.40を夫々径方向に2等分したリング半休からな
る主リングと補助リングとで構成し、それぞれの主リン
グと補助リングの双方にピンの一端を螺合させて、前記
中央リング30.40とピンとを一体的に締結し、ころ
50.50の夫夫を別々の中央リング30.40で個別
に保持したので、外輪の内径最小寸法に比べ中央リング
の外径の最大寸法が大きい幅広タイプの自動調心ころの
軸受に使用することが可能となる。
さらに中央リング30.40とピンとの締結部には前述
したような異常荷重が作用しないので、該締結部の軸方
向厚みを犬きぐして必要以上にその締結部の強度を大き
くする必要がなくなり、中央リング30及び40の夫々
の軸方向の厚みを小さくすることができる。
したような異常荷重が作用しないので、該締結部の軸方
向厚みを犬きぐして必要以上にその締結部の強度を大き
くする必要がなくなり、中央リング30及び40の夫々
の軸方向の厚みを小さくすることができる。
従ってころの長さも長くとれ、軸受の負荷容量も向上さ
せることがでさる。
せることがでさる。
lた本考案のピンタイプ保持器は、ピンの一端を中央リ
ング30.40に締結し、ピンの他端を外側リング70
,70に溶接等により固着して、夫々のころを中央リン
グと外側リングとで、ころ及びピンを両持ち支持するの
で保持器全体としての強度も一層向上させることができ
る。
ング30.40に締結し、ピンの他端を外側リング70
,70に溶接等により固着して、夫々のころを中央リン
グと外側リングとで、ころ及びピンを両持ち支持するの
で保持器全体としての強度も一層向上させることができ
る。
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すものであって
、第1図は本考案のピンタイプ保持器を使用した自動調
心複列ころ軸受の半裁側断面図、第2図は本考案のピン
タイプ保持器の一方の中央リングを構成する主リング及
び補助リングの斜視図、第3図は他方の中央リングの斜
視図である。 第4図は従来のピンタイプ保持器を使用した自動調心複
列ころ軸受の半裁側断面図、第5図は従来のピンタイプ
保持器の斜視図である。 10・・・外輪、20・・・内輪、30,40−・中央
リング、50−・・ころ、60・・・ピン、70・・・
外側リング。
、第1図は本考案のピンタイプ保持器を使用した自動調
心複列ころ軸受の半裁側断面図、第2図は本考案のピン
タイプ保持器の一方の中央リングを構成する主リング及
び補助リングの斜視図、第3図は他方の中央リングの斜
視図である。 第4図は従来のピンタイプ保持器を使用した自動調心複
列ころ軸受の半裁側断面図、第5図は従来のピンタイプ
保持器の斜視図である。 10・・・外輪、20・・・内輪、30,40−・中央
リング、50−・・ころ、60・・・ピン、70・・・
外側リング。
Claims (1)
- 内外輪間に複列配置されたころ列の間隙に配設され、こ
ろの回転を自在とするようにころを貫通させたピンの一
端を螺合させた中央リングと、ころ列の他側に配設され
前記ピンの他端が固着された外側リングところを保持す
る自動調心ころ軸受用のピンタイプ保持器において、前
記中央リングは夫々が径方向に2等牙されたリング半休
からなる主リングと補助リングとからなり、主リングを
構成する2個のリング半休同士の接合部と補助リングを
構成する2個のリング半休同士の接合部とが相異なる円
周部位に位置するように主リングと補助リングとが同心
的に組合わされてなり、かつ前記中央リングは各ころ列
に1個を対応させるようにころ列の間隙に配設されて、
隣接する方のころ列を構成する各ころを夫々貫通させた
ピンの一端のみが前記中央リングを構成する主リングと
補助リングの双方に螺合されていることを特徴とするピ
ンタイプ保持器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977113187U JPS583932Y2 (ja) | 1977-08-23 | 1977-08-23 | 自動調心軸受用のピンタイプ保持器 |
DE2836399A DE2836399C2 (de) | 1977-08-23 | 1978-08-19 | Bolzenkäfig für selbsteinstellende Rollenlager |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977113187U JPS583932Y2 (ja) | 1977-08-23 | 1977-08-23 | 自動調心軸受用のピンタイプ保持器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5438749U JPS5438749U (ja) | 1979-03-14 |
JPS583932Y2 true JPS583932Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=14605748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977113187U Expired JPS583932Y2 (ja) | 1977-08-23 | 1977-08-23 | 自動調心軸受用のピンタイプ保持器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583932Y2 (ja) |
DE (1) | DE2836399C2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2280937B (en) * | 1993-08-12 | 1997-01-15 | Torrington Co | Improvements in bearing split cages |
DE19602372C2 (de) * | 1996-01-24 | 2000-04-06 | Fag Oem & Handel Ag | Rollenlager |
EP1705392B2 (en) | 2003-11-18 | 2016-08-31 | NTN Corporation | Double-row self-aligning roller bearing and device for supporting wind turbine generator main shaft |
DE102004013542A1 (de) * | 2004-03-19 | 2005-10-06 | Fag Kugelfischer Ag | Bolzenkäfig für ein zweireihiges Pendelrollenlager |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2013123A (en) * | 1935-02-02 | 1935-09-03 | Timken Roller Bearing Co | Sectional bearing cage |
US3667821A (en) * | 1970-11-04 | 1972-06-06 | Mc Gill Mfg Co | Guidance and retention cage for spherical roller bearing |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE290038C (ja) * | 1900-01-01 | |||
US2622947A (en) * | 1945-05-17 | 1952-12-23 | Wallgren August Gunn Ferdinand | Double row roller bearing |
US2989353A (en) * | 1958-01-22 | 1961-06-20 | Skf Svenska Kullagerfab Ab | Roller bearing |
PL68444B1 (ja) * | 1969-02-06 | 1973-02-28 |
-
1977
- 1977-08-23 JP JP1977113187U patent/JPS583932Y2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-08-19 DE DE2836399A patent/DE2836399C2/de not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2836399A1 (de) | 1979-03-22 |
JPS5438749U (ja) | 1979-03-14 |
DE2836399C2 (de) | 1984-03-29 |
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