JPH0721927Y2 - 転がり軸受用保持器 - Google Patents

転がり軸受用保持器

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JPH0721927Y2
JPH0721927Y2 JP8603890U JP8603890U JPH0721927Y2 JP H0721927 Y2 JPH0721927 Y2 JP H0721927Y2 JP 8603890 U JP8603890 U JP 8603890U JP 8603890 U JP8603890 U JP 8603890U JP H0721927 Y2 JPH0721927 Y2 JP H0721927Y2
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JP
Japan
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halves
pocket
balls
cage
graphite
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和久 北村
弘明 大戸
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/38Ball cages
    • F16C33/3837Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages
    • F16C33/3862Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages comprising two annular parts joined together
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、主として高温雰囲気や真空中で使用される深
溝玉軸受に好適な保持器に関する。
〈従来の技術〉 高温雰囲気や真空中で使用される軸受には、固体潤滑材
としてグラファイトが用いられる。深溝玉軸受の場合
は、多くの場合、グラファイトで造られた冠形の保持器
が組み込まれる。
従来のグラファイト製の冠形保持器を第3図に示す。
同図に示すように、従来のこの種の冠形保持器は、グラ
ファイト製の本体21に多数のポケット22,…を形成した
もので、各ポケット22には、軸方向一端側に開いた開口
部23が形成されている。開口部23の幅は、ポケット22の
孔径より僅かに狭い値に設定されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記のような冠形保持器は、玉24との結
合力が弱く、高速回転時や、高荷重が作用した場合に脱
落するおそれがある。
これに対しては、ポケット22の開口部23の幅を狭めれば
よいのであるが、開口部23の幅を狭くすると、玉24に対
して保持器を押し込むことによりポケット23に玉24を挿
入する際、本体21に割れが生じることがあり、組み込み
が困難となる。
このため、従来の冠形保持器では、玉24との結合力を強
化するのが難しく、使用条件が制約される。
このほか、グラファイト製の保持器としては、2つ割り
のもみ抜き型のものが考えられているが、その場合は、
2つ割りの半体をリベット等の結合手段で結合すること
になるので、結合部の形状が複雑になり、このような結
合部をグラファイト製の半体に設けることが難しく、特
に小径のものには実際上適用できない。
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、固体潤滑材による潤滑が行われる保持器として、深
溝玉軸受にも支障なく組み込むことができ、しかも、組
み込んだ状態では、高速回転や高荷重によっても脱落し
ないものを提供することを課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記の課題を達成するために、軸方向に2分
割された一対の半体を備え、両半体はその間に転動体を
挟んで結合手段により互いに結合される保持器であっ
て、各半体は耐熱性金属からなり、他の半体との結合側
には少なくとも2個の転動体を収容しうるポケットとな
る凹部が形成され、両半体間の各ポケットに収容される
転動体間にはグラファイト製のスペーサが介装される構
成とした。
〈作用〉 上記の構成において、転動体を間に挟んで両半体を互い
に結合することで、両半体は転動体と組み合わさせる。
転動体と組み合わせた状態では、両半体は転動体を挟ん
でいるので、脱落しない。そして、両半体の間に形成さ
れる各ポケット内にはそれぞれ複数の転動体が収容され
るが、各ポケット内の転動体の間にはグラファイト製の
スペーサが介在し、このスペーサを構成するグラファイ
トにより、転動部の潤滑が行われる。
〈実施例〉 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る保持器を
示し、第1図は玉と組み合わせた状態の側面図、第2図
は、組立前の状態を示す要部の拡大側面図である。
この実施例のもみ抜き保持器は、一対の半体1A,1Bと、
結合手段としてのリベット2と、スペーサ3とからな
る。
半体1A,1Bは、保持器の本体を軸方向に2分割したもの
で、いずれも例えばステンレスやAISIM50などの耐熱鋼
のような耐熱性金属により、分割線に関して対称の形状
に形成されている。そして、各半体1A,1Bは、周方向等
間隔に、リベット2を挿通するためのリベット孔4が軸
方向に穿設されており、このリベット孔4に挿入したリ
ベット2により、両半体1A,1Bは互いに結合される。
また、各半体1A,1Bは、他の半体との結合側にポケット
5となる凹部5A,5Bを有する。この凹部5A,5Bは、リベッ
ト2による結合部の間に形成されていて、各凹部5A,5B
は、この実施例では、2個の玉6,6を周方向に間隙があ
る状態で収容しうる大きさに形成されている。したがっ
て、互いに結合された半体1A,1Bの間には、各半体1A,1B
の凹部5A,5Bにより、2個の玉6,6が収容されるポケット
5が形成される。
そして、玉6を間に挟み込んで一対の半体1A,1Bを互い
に結合することで、両半体1A,1B間の各ポケット5に
は、それぞれ2個の玉6,6が保持されるが、各ポケット
5の玉6,…の間に、スペーサ3が介装される。スペーサ
3は、グラファイト製で、2個の玉6,6の間隙を埋める
形に成形されている。
上記の構成において、玉6を間に挟み込んで一対の半体
1A,1Bをリベット2により互いに結合することで、両半
体1A,1Bは玉6と組み合わされる。
このように組み合わせた状態では、両半体1A,1Bは玉6
を挟んでいるので、玉6との結合が確実で、高速回転の
時でも、また高荷重の負荷時にも、脱落するようなこと
がない。
各ポケット5内には2個の玉6,6が収容されるが、これ
らの玉6,…の間にはグラファイト製のスペーサ3が介装
されており、このスペーサ3が常時、玉6と接触するか
ら、スペーサ3のグラファイトが玉6に転移することに
より転動部の潤滑が行われる。
第1図の例では、1つのポケット5に2個の玉6,6を収
容するようにしたが、ポケット5に収容する玉6の数は
2個に限定されず、第3図に示すように、凹部5A,5Bの
周方向長さを延長して、ポケット5に3個もしくはそれ
以上の個数の玉6,…を収容するようにしてもよい。もち
ろん、収容する玉6の数が増えれば、スペーサ3の数も
増加するのであって、3個の玉6,…を収容する場合は、
その間に2個のスペーサ3,3が介装される。本考案は波
形保持器にも適用できる。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案によれば、グラファイト製の
スペーサと転動体との接触により、グラファイトによる
潤滑が行われるから、高温雰囲気もしくは真空中でも使
用できる。
また、一対の半体で転動体を挟むから、深溝玉軸受に対
しても支障なく組み込むことができて、しかも、組み込
んだ後は、高速回転や高荷重によっても、脱落せず、使
用上の制約条件が大幅に減少する。
さらに、グラファイトで造られるスペーサは簡単な形状
で、容易に形成することができるから、小径の軸受にも
実施可能であり、しかも、互いに結合すべき半体は金属
で構成されるから、破損のおそれがない。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本考案の一実施例に係り、第1図
は、玉と組み合わせた保持器の側面図、第2図は組立前
の状態を示す要部の拡大側面図であり、第3図は他の実
施例の組立前の要部側面図である。 第4図は従来の冠形保持器の側面図である。 1A,1B……半体、2……リベット(結合手段)、3……
スペーサ、5……ポケット、5A,5B……凹部、6……
玉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向に2分割された一対の半体を備え、
    両半体はその間に転動体を挟んで結合手段により互いに
    結合される保持器であって、 各半体は耐熱性金属からなり、他の半体との結合側には
    少なくとも2個の転動体を収容しうるポケットとなる凹
    部が形成され、 両半体間の各ポケットに収容される転動体間にはグラフ
    ァイト製のスペーサが介装される、 ことを特徴とする転がり軸受用保持器。
JP8603890U 1990-08-14 1990-08-14 転がり軸受用保持器 Expired - Fee Related JPH0721927Y2 (ja)

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JPH0444519U JPH0444519U (ja) 1992-04-15
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999060281A1 (fr) * 1998-05-20 1999-11-25 Nsk Ltd. Coussinet a lubrification solide
JP2009236314A (ja) * 2008-03-03 2009-10-15 Nsk Ltd 玉軸受

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999060281A1 (fr) * 1998-05-20 1999-11-25 Nsk Ltd. Coussinet a lubrification solide
DE19981108B4 (de) * 1998-05-20 2004-09-16 Nsk Ltd. Wälzlager mit Feststoff-Schmierung
JP2009236314A (ja) * 2008-03-03 2009-10-15 Nsk Ltd 玉軸受

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JPH0444519U (ja) 1992-04-15

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