JP2002005016A - リニア圧縮機 - Google Patents

リニア圧縮機

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JP2002005016A JP2000183238A JP2000183238A JP2002005016A JP 2002005016 A JP2002005016 A JP 2002005016A JP 2000183238 A JP2000183238 A JP 2000183238A JP 2000183238 A JP2000183238 A JP 2000183238A JP 2002005016 A JP2002005016 A JP 2002005016A
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
    • F04B35/045Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric using solenoids

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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化のためにリニアモータの内側空間を利用
して圧縮室を区画形成する構成においても、リニアモー
タと圧縮室を区画形成するシリンダ間に空間部を形成す
ることで、リニアモータから圧縮室への受熱量を少なく
して高効率が得られるリニア圧縮機を提供すること。 【解決手段】密閉容器内に支持機構部によって支持され
る鍔部と円筒部から成るシリンダと、前記円筒部の内部
で円筒部の軸線方向に沿って可動自在に支持されるピス
トンと、前記ピストンに軸線方向の力を付与するばね部
材と、前記シリンダの顎部に固定されるとともに前記円
筒部の外周に配置される固定部及び前記ピストンに結合
される可動部を有するリニアモータとを備えたリニア圧
縮機であって、前記固定部と前記円筒部との間に空間部
を形成したことを特徴とするリニア圧縮機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータによ
り、シリンダ内に嵌合されたピストンを往復運動させて
ガスを吸入、圧縮、吐出するリニア圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクルにおいて、R22に代表さ
れるHCFC系冷媒は、その物性の安定性からオゾン層
を破壊すると言われている。また、近年では、HCFC
系冷媒の代替冷媒としてHFC系冷媒が利用されている
が、このHFC系冷媒は温暖化現象を促進する性質を有
している。そのため、最近では、オゾン層の破壊や温暖
化現象に大きな影響を与えないHC系冷媒が採用され始
めている。しかしながら、このHC系冷媒は可燃性のた
め爆発や発火を防止することが安全性確保の面から必要
であり、このために、冷媒の使用量を極力少なくするこ
とが要請される。一方、HC系冷媒は、冷媒自体として
潤滑性がなく、また潤滑材に溶け込み易い性質を有す
る。以上のことから、HC系冷媒を使用する場合にはオ
イルレスまたはオイルプアの圧縮機が必要となる。ピス
トンの軸線と直交する方向への荷重が小さく摺動面圧が
小さいリニア圧縮機は、従来から多く利用されてきたレ
シプロ式圧縮機、ロータリ圧縮機、スクロール圧縮機と
比較するとオイルレス化を図りやすいタイプの圧縮機と
して知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このリニア圧
縮機においても、シリンダとピストン間の摺動面におけ
る摺動性の良否がリニア圧縮機の効率や耐久性に影響を
与える。そのため、リニア圧縮機をオイルレスにするに
はかなり複雑な対応が必要となる。例えば、米国特許5
920133号では、リニアモータの両端に一対の板ば
ねが配置され、この板ばねによってピストンが摺動自在
に支持されているスターリングエンジンが示されてい
る。この構成によれば、リニアモータで発生する磁気吸
引力などによって、ピストンを傾かせようとする力が働
いたとしても、ピストンは径方向に対して変位しにくく
なっている。しかしながら、本構成においてはピストン
が一対のばね部材の外側に位置するために、リニアモー
タを構成する可動部が軸方向に長くなってしまい、小型
化を図ることが困難であるという課題があった。一方、
軸方向の小型化を図るための構成としては、反圧縮室側
のみにばね部材を配置し、リニアモータの内側空間を利
用して圧縮室を区画形成するものがある。しかしこのよ
うな構成では、反圧縮室側のばね部材のみでピストンを
支持することになるため、ピストンの径方向に対する変
位が大きく、ピストンとシリンダ間の摺動面圧が大きく
なる。さらに、圧縮室がリニアモータの近傍に位置する
ためリニアモータの発熱を受けやすいといった課題があ
った。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑み、小型化のた
めにリニアモータの内側空間を利用して圧縮室を区画形
成する構成においても、リニアモータと圧縮室を区画形
成するシリンダ間に空間部を形成することで、リニアモ
ータから圧縮室への受熱量を少なくして高効率が得られ
るリニア圧縮機を提供することを目的とする。また、ピ
ストンにリニアモータ部で発生する磁気吸引力が働いた
場合でも、連結部材を介してリニアモータの両端に配置
したばね部材でピストンを両端支持することで、ピスト
ンとシリンダ壁面間の摺動面圧の増大を防ぎかつ小型化
が図れるリニア圧縮機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
リニア圧縮機は、密閉容器内に支持機構部によって支持
される鍔部と円筒部から成るシリンダと、前記円筒部の
内部で円筒部の軸線方向に沿って可動自在に支持される
ピストンと、前記ピストンに軸線方向の力を付与するば
ね部材と、前記シリンダの顎部に固定されるとともに前
記円筒部の外周に配置される固定部及び前記ピストンに
結合される可動部を有するリニアモータとを備えたリニ
ア圧縮機であって、前記固定部と前記円筒部との間に空
間部を形成したことを特徴とする。請求項2記載の本発
明は、請求項1に記載のリニア圧縮機において、前記シ
リンダ及び前記リニアモータの外周側領域と前記空間部
とを連通する連通通路を設けたことを特徴とする。請求
項3記載の本発明は、請求項2に記載のリニア圧縮機に
おいて、前記連通通路を前記鍔部に形成したことを特徴
とする。請求項4記載の本発明のリニア圧縮機は、密閉
容器内に支持機構部によって支持される鍔部と円筒部か
ら成るシリンダと、前記円筒部の内部で円筒部の軸線方
向に沿って可動自在に支持されるピストンと、前記シリ
ンダの顎部に固定されるとともに前記円筒部の外周に配
置される固定部及び前記ピストンに結合される可動部を
有するリニアモータと、前記リニアモータの両側端部近
傍にそれぞれ配置されて前記ピストンに軸線方向の力を
付与する一対のばね部材とを備えたリニア圧縮機であっ
て、前記固定部と前記円筒部との間に空間部を形成し、
前記顎部側のばね部材と前記可動部とを連結する連結部
材を前記空間部に配置したことを特徴とする。請求項5
記載の本発明は、請求項1又は4に記載のリニア圧縮機
において、前記ばね部材を略C形状にした板によって構
成し、前記板の一端と他端が仮想中心から異なる距離と
なるように配置したことを特徴とする。請求項6記載の
本発明は、請求項5に記載のリニア圧縮機において、複
数の前記板を組み合わせて構成したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項5に記載のリニア圧縮
機において、前記板の仮想中心側に配置される一端を前
記可動部に固定し、前記板の他端を前記固定部に固定し
たことを特徴とする。請求項8記載の本発明は、請求項
4に記載のリニア圧縮機において、前記ばね部材を、中
心から円周方向に渦巻き状に延出する複数の弾性部を備
えた構成とし、一対の前記ばね部材を、それぞれの前記
弾性部の中心からの延出方向が異なるように配置固定す
ることを特徴とする。請求項9記載の本発明は、請求項
4に記載のリニア圧縮機において、前記連結部材を非磁
性材料としたことを特徴とする。請求項10記載の本発
明は、請求項4に記載のリニア圧縮機において、前記連
結部材に移動方向に沿った複数のスリットを設けたこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におけ
るリニア圧縮機は、固定部と円筒部との間に空間部を形
成したものである。これにより、リニアモータからの熱
がシリンダ内に区画形成される圧縮室内の冷媒に伝わり
にくくなり、リニア圧縮機の受熱ロスが低減し効率向上
が図れる。
【0007】本発明の第2の実施の形態は、第1の実施
の形態によるリニア圧縮機において、シリンダ及びリニ
アモータの外周側領域と空間部とを連通する連通通路を
設けたものである。これにより、空間部の冷媒が澱むこ
となく対流するので、受熱ロス低減効果を高めることが
できる。
【0008】本発明の第3の実施の形態は、第2の実施
の形態によるリニア圧縮機において、連通経路をシリン
ダの鍔部に設けたものである。これにより、空間部の高
温冷媒を効率よくシリンダ及びリニアモータの外周側領
域に逃がすことができるので、受熱ロス低減効果を高め
ることができる。
【0009】本発明の第4の実施の形態におけるリニア
圧縮機は、固定部と円筒部との間に空間部を形成し、顎
部側のばね部材と可動部とを連結する連結部材を空間部
に配置したもので、ピストンは連結部材を介して両端支
持されることになり、ピストンに磁気吸引力が作用して
も、ピストンの外周面はシリンダの円筒部の内周面に押
し付けられず、摺動面における摺動面圧が低減する。こ
れにより、リニア圧縮機のメカニカルロスが低減し効率
向上が図れ、信頼性が向上する。また、リニアモータの
固定部とシリンダの円筒部間に空間部を形成し、その空
間部にばね部材を連結する連結部材を配置することで、
リニアモータからの熱がシリンダ内に区画形成される圧
縮室内の冷媒に伝わりにくくなるとともに、第1の実施
の形態と比べて小型化を図れる。
【0010】本発明の第5の実施の形態は、第1の実施
形態又は第4の実施形態によるリニア圧縮機において、
ばね部材を略C形状にした板によって構成し、前記板の
一端と他端が仮想中心から異なる距離となるように配置
したものである。ばね部材のプレス成形を行なう時、弾
性部が一体形成された複雑な形状であれば弾性部間の抜
きしろの確保が必要となるが、ばね部材を略C形状にし
た板で構成することで弾性部間の抜きしろの確保が不要
となり、その分弾性部の板幅を広くとることができる。
これによりばね部材の強度向上が図れる。
【0011】本発明の第6の実施の形態は、第5の実施
形態によるリニア圧縮機において、複数の前記板を組み
合わせて構成したもので、ばね部材の弾性部を略C形状
にした板状に分割して組み合わせることにより、弾性部
間の抜きしろの確保が不要となり、その分弾性部の板幅
を広くとることができる。
【0012】本発明の第7の実施の形態は、第5の実施
形態によるリニア圧縮機において、板の仮想中心側に配
置される一端を可動部に固定し、板の他端を固定部に固
定したもので、弾性幅を広くとることができる。
【0013】本発明の第8の実施の形態は、第3の実施
形態によるリニア圧縮機において、ばね部材を、中心か
ら円周方向に渦巻き状に延出する複数の弾性部を備えた
構成とし、一対の前記ばね部材を、それぞれの前記弾性
部の中心からの延出方向が異なるように配置固定するも
のである。これにより、それぞれのばね部材の径方向変
位力の向きが一致せず、連結状態にあるばね部材の径方
向変位は小さくなり、ピストンの外周面とシリンダの内
周面間の摺動面圧がより低減できる。よって、リニア圧
縮機のメカニカルロスが低減し効率向上が図れ、信頼性
の向上が図れる。
【0014】本発明の第9の実施の形態は、第4の実施
形態によるリニア圧縮機において、連結部材を非磁性材
料としたものである。これにより、リニアモータ近傍の
もれ磁界中を連結部材が往復動しても、渦電流等の鉄損
が発生せず、リニア圧縮機の効率向上に寄与できる。
【0015】本発明の第10の実施の形態は、第4の実
施形態によるリニア圧縮機において、連結部材に移動方
向に沿った複数のスリットを設けたものである。これに
より、リニアモータ近傍のもれ磁界中を連結部材が往復
動しても、渦電流等の鉄損が発生せず、リニア圧縮機の
効率向上に寄与できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明のリニア圧縮機の実施例を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例によるリ
ニア圧縮機の全体構成を示す断面図である。まず、本実
施例におけるリニア圧縮機の全体構造を説明する。この
リニア圧縮機は、大別して密閉容器295内で支持機構
部292により支持されるシリンダ200と、シリンダ
200にその軸線方向に沿って摺動自在に支持されるピ
ストン220と、ピストン220に軸線方向の力を寄与
するばね部材270と、シリンダ200に固定される固
定部260と固定部260に形成される往復経路内に往
復動可能に支持される可動部250とを有するリニアモ
ータ240と、ピストン220に連結される連結ロッド
230と、シリンダ200とピストン220によって構
成される圧縮室210に冷媒を入出させる吸入弁や吐出
弁等を有するヘッドカバ部290を有している。なお、
連結ロッド230は、その一端がばね部材270に連結
され、可動部250もこのばね部材270に連結され
る。なお、ピストン220をリニアモータ240の内側
空間に配置して圧縮室を形成することにより小型化を図
っている。密閉容器295は、リニア圧縮機の主要構成
要素を収納する容器からなり、この内部には図略の吸入
管から冷媒が供給され、ヘッドカバ部290の吸入側に
導入される。そして圧縮された冷媒は、ヘッドカバ部2
90の吐出側から密閉容器295外に連通される図略の
吐出管から吐出される。支持機構部292は、密閉容器
295内部に固定されるばね支持板294と、ばね支持
板294上に搭載されシリンダ200を支持する複数個
のコイルばね293からなる。なお、コイルばね293
はシリンダ200から密閉容器295の伝達振動を防止
すべく機能する。シリンダ200は、一端側にコイルば
ね293が当接する平坦面を備えた鍔部201を備え、
この鍔部201の中心から他端側(図の上方)に向かっ
て突出する円筒部202を一体的に形成したものからな
る。なお、円筒部202の内周面にはピストン220の
当接する摺動面200dが形成される。ピストン220
は、シリンダ200の摺動面200dに摺動自在に支持
される円筒体からなる。ばね部材270は、板状部材か
らなり、その周縁を固定した場合に周縁から中心部にか
けて弾性変形する構造のものからなる。連結ロッド23
0は、細長なロッド状部材からなり、一端はピストン2
20に結合され、他端はばね部材270の中心部に固定
される。なお、他端は本実施例ではボルト231により
着脱可能構造に連結される。
【0017】リニアモータ240は、可動部250と固
定部260とからなる。固定部260はインナーヨーク
261とアウターヨーク262とからなる。インナーヨ
ーク261は円筒体からなり、シリンダ200の円筒部
202の外周部に所定の間隔を空けて配置され、鍔部2
01に固定される。これにより、円筒部202とインナ
ーヨーク261との間には、シリンダ200の長手方向
に空間部280が形成される。なお、鍔部201には、
シリンダ200及びリニアモータ240の外周側領域と
空間部280とを連通する連通経路300が形成され
る。また、インナーヨーク261の内部にはコイル24
1が収納され図略の電源部に連結される。一方、アウタ
ーヨーク262はインナーヨーク261を覆う円筒体か
らなり、シリンダ200の鍔部201に固定される。な
お、アウターヨーク262の内周面とインナーヨーク2
61の外周面との間には小空間の往復経路242が形成
される。また、本実施例ではアウターヨーク262に
は、ばね部材270の周縁側が支持固定される。リニア
モータ240の可動部250は、永久磁石251とこれ
を保持する円筒保持部材252からなる。この円筒保持
部材252は、往復経路242内に往復動可能に収納さ
れ、永久磁石251を固定する周縁部252aと、この
周縁部252aに一体的に連結される円盤部252bと
から形成される。また、円盤部252bの中心部は、ば
ね部材270の中心部に固定される。なお、永久磁石2
51はコイル241と対峙する位置に配置され、その間
には一定の微少隙間が形成される。この微少隙間を円周
の全域にわたり均一に保持するためにインナーヨーク2
61とアウターヨーク262は同心円状に配置される。
ヘッドカバ部290は、弁板291を介してシリンダ2
00の鍔部201の端面側に固定される。弁板291に
は圧縮室210に連通可能な吸入弁(図略)及び吐出弁
(図略)等が組み付けられ、これ等はヘッドカバ部29
0の内部に設けられた吸入側空間(図略)及び吐出側空
間(図略)にそれぞれ連結される。
【0018】次に、上記構造のリニア圧縮機の作用を説
明する。まず、インナーヨーク261のコイル241に
通電すると、可動部250の永久磁石251との間にフ
レミングの左手の法則に従って電流に比例した磁力が推
力として発生する。この推力の発生により可動部250
に軸線方向に沿って移動する駆動力が作用する。可動部
250の円筒保持部材252は、ばね部材270に連結
ロッド230と共に連結されているため、ピストン22
0が移動する。ここで、コイル241への通電は、正弦
波で与えられ、リニアモータ部には正逆の推力が交互に
発生する。そしてこの交互に発生する正逆の推力によっ
てピストン220は往復運動を行なうことになる。冷媒
は、吸入管から密閉容器295内に導入される。この密
閉容器295内に導入された冷媒は、ヘッドカバ部29
0の吸入側空間から弁板291に組み付けられた吸入弁
を通って圧縮室210に入る。そしてこの冷媒は、ピス
トン220により圧縮され、弁板291に組み付けられ
た吐出バルブから、ヘッドカバ部290の吐出側空間を
経て、吐出管から外方に吐出される。また、ピストン2
20の往復運動に伴って生じるシリンダ200の振動
は、複数のコイルばね293により制振される。以上説
明したように本実施例によれば、リニアモータ240の
固定部260を形成するインナーヨーク261とシリン
ダ200の円筒部202の間に空間部280を形成して
いるので、リニアモータ240からの発熱がシリンダ2
00内に区画形成される圧縮室210内の冷媒に伝わり
にくくなり、リニア圧縮機の受熱ロスが低減し効率向上
が図れる。さらに、連通経路300をシリンダ200の
鍔部201に設けたので、空間部280の冷媒が澱むこ
となく対流し受熱ロス低減効果を高めることができる。
【0019】次に、図2により本発明の他の実施例につ
いて説明する。図2は本発明の他の実施例によるリニア
圧縮機の全体構成を示す断面図である。なお、上記実施
例で説明した部材と同一部材については同一番号を付し
て説明を省略する。板状部材からなるばね部材440a
及び440bは、リニアモータ240を形成するアウタ
ーヨーク262の両側端部に設置された台座450(図
の上方)及び台座460(図の下方)に、その周縁側が
支持固定される。リニアモータ240を形成するインナ
ーヨーク261は円筒体からなり、シリンダ200の円
筒部202に対して所定の間隔空けて配置され台座46
0に固定される。これにより、長手方向に空間部470
が形成される。一方、アウターヨーク262はインナー
ヨーク261を覆う円筒体からなり、台座460に固定
される。なお、アウターヨーク262とインナーヨーク
261間に均一な微少隙間を形成するために、アウター
ヨーク262とインナーヨーク261は同心円状に台座
460上に配置される。シリンダ200は、鍔部201
が台座460に固定保持される。なお、円筒部202の
内周部には摺動自在に支持される円筒体からなるピスト
ン220が配設される。連結部材230は、空間部47
0内に往復動可能に収納される円筒部材420aからな
り、一端部(図の上方)は中心部でばね部材440aに
連結固定され、他端部(図の下方)には鍔部420bが
形成されておりばね部材440bの弾性変形端が固定さ
れる。ピストン220はロッド状部材230を介して連
結部材420の中心部に固定支持される。また、リニア
モータ240の可動部252と連結部材420とは、そ
れぞれの中央部で連結固定される。なお、本実施例で
は、連結部材420の材料は、アルミニウムまたはステ
ンレス鋼等の非磁性材料としており、図3の側面図に示
すように連結部材420には、連結部材420の移動方
向に沿って複数のスリット421を設けている。以上説
明したように、リニアモータ240の両側端部近傍にそ
れぞれ配置したばね部材440a及び440bを連結す
る連結部材420でピストン210を連結支持するの
で、ピストン210は連結部材420を介して両端支持
されることになり、ピストン210に磁気吸引力が作用
しても、ピストン210の外周面はシリンダ200の円
筒部202の内周面に押し付けられず、摺動面における
摺動面圧が低減する。これにより、リニア圧縮機のメカ
ニカルロスが低減し効率向上が図れ、信頼性が向上す
る。また、リニアモータ240のインナーヨーク261
とシリンダ200の円筒部202間に長手方向の空間部
470を形成し、その空間部470にばね部材440a
とばね部材440bを連結する連結部材420を収納す
ることでリニアモータ240の内側空間を利用して圧縮
室210を形成できるようになり、第1の実施の形態の
効果に加えて小型化が図れる。さらに、連結部材420
を非磁性材料として、複数のスリット421を設けたの
で、リニアモータ240近傍のもれ磁界中を連結部材4
20が往復動しても、渦電流等の鉄損が発生せず、リニ
ア圧縮機の効率向上に寄与できる。
【0020】図4は本発明の一実施例を示すばね部材の
平面図である。本実施例に示すばね部材は、略C形状に
した板500及び501を仮想中心Oから渦巻き状に円
周方向に延びるように組み合わせて構成したものであ
る。外周端部500a、501aと内周端部500b、
501bは、それぞれ一方を固定部材に固定し、他方を
往復動する部材に固定することで弾性変形する。ばね部
材のプレス成形を行なう時、弾性部が一体形成された複
雑な形状であれば弾性部間の抜きしろの確保が必要とな
るが、本実施例のように、ばね部材の弾性部を略C形状
にした板500及び501に分割して組み合わせること
により、弾性部間の抜きしろの確保が不要となり、その
分弾性部の板幅を広くとることができる。これによりば
ね部材の強度向上が図れる。図5及び図6は、図4に示
すばね部材を図1に示す実施例におけるばね部材270
に代えた場合の他の実施例によるリニア圧縮機の全体構
成を示す断面図である。なお、図5は図4に示すA−A
線による断面図、図6は図4に示すB−B線による断面
図である。また図7及び図8は、図4に示すばね部材を
図2に示す実施例におけるばね部材440a、440b
に代えた場合の他の実施例によるリニア圧縮機の全体構
成を示す断面図である。なお、図7は図4に示すA−A
線による断面図、図8は図4に示すB−B線による断面
図である。なお、それぞれの部材については、上記実施
例と同一番号を付して説明を省略する。
【0021】図9は本発明の他の実施例を示すばね部材
とその配置構成図である。図9に示すばね部材は、渦巻
き状に円周方向に延出する弾性部601aと弾性部60
2aと弾性部603aを持つばね部材600aをリニア
モータ610の一端部610aに固定し、それに対して
弾性部の中心部からの延出方向を互いに一致しないよう
に渦巻き状に円周方向に延出する弾性部601bと弾性
部602bと弾性部603bを持つばね部材600bを
リニアモータ610の他端部610bに配置固定してい
る。本実施例においては垂直軸に対して互いに軸対称と
なるように配置している。これにより、ばね部材600
aとばね部材600bの径方向変位力の向きが一致せ
ず、連結状態にあるばね部材600aとばね部材600
bの径方向変位を小さくできるのでピストンの外周面と
シリンダの内周面間の摺動面圧がより低減する。よっ
て、リニア圧縮機のメカニカルロスが低減し効率向上が
図れ、信頼性の向上が図れる。なお、本実施例によるば
ね部材は、図2に示すリニア圧縮機の構成に適用するこ
とができるが、いずれか一方のばね部材600a、60
0bだけを用いて図1に示すリニア圧縮機の構成に適用
することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、リニアモータの固定部
とシリンダの円筒部との間に空間部を形成したことで、
リニアモータからの熱がシリンダ内に区画形成される圧
縮室内の冷媒に伝わりにくくなり、リニア圧縮機の受熱
ロスが低減し効率向上が図れる。また本発明によれば、
連通経路をシリンダの鍔部に設けることにより、空間部
の冷媒が澱むことなく対流するので、受熱ロス低減効果
を高めることができる。また本発明によれば、リニアモ
ータの両側端部近傍にそれぞれ配置したばね部材を連結
する連結部材でピストンを連結支持するので、ピストン
は連結部材を介して両端支持されることになり、ピスト
ンに磁気吸引力が作用しても、ピストンの外周面はシリ
ンダの円筒部の内周面に押し付けられず、摺動面におけ
る摺動面圧が低減する。これにより、リニア圧縮機のメ
カニカルロスが低減し効率向上が図れ、信頼性が向上す
る。また、リニアモータの固定部とシリンダの円筒部間
に形成した空間部にばね部材を連結する連結部材を収納
することで、リニアモータの内側空間を利用して圧縮室
を形成できるようになり、小型化を更に図ることができ
る。また本発明によれば、ばね部材の弾性部を略C形状
にした板状に分割して仮想中心から渦巻き状に円周方向
に延びるように組み合わせることにより、プレス成形時
の弾性部間の抜きしろの確保が不要となり、その分弾性
部の板幅を広くとることができる。これによりばね部材
の強度向上が図れる。また本発明によれば、渦巻き状に
円周方向に延びる複数の弾性部を持つばね部材をリニア
モータの両側端部に互いに弾性部の中心部からの延出方
向が異なるように配置固定することにより、それぞれの
ばね部材の径方向変位力の向きが一致せず、連結状態に
あるばね部材の径方向変位は小さくなり、ピストンの外
周面とシリンダの内周面間の摺動面圧がより低減でき
る。よって、リニア圧縮機のメカニカルロスが低減し効
率向上が図れ、信頼性の向上が図れる。また本発明によ
れば、連結部材を非磁性材料としたり、複数のスリット
を設けることにより、リニアモータ近傍のもれ磁界中を
連結部材が往復動しても、渦電流等の鉄損が発生せず、
リニア圧縮機の効率向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるリニア圧縮機の全体構
成を示す断面図
【図2】本発明の他の実施例によるリニア圧縮機の全体
構成を示す断面図
【図3】本発明の一実施例を示す連結部材の側面図
【図4】本発明の一実施例を示すばね部材の平面図
【図5】図4に示すばね部材を図1に示す実施例におけ
るばね部材270に代えた場合の他の実施例によるリニ
ア圧縮機の全体構成を示し、図4に示すA−A線による
断面図
【図6】図4に示すばね部材を図1に示す実施例におけ
るばね部材270に代えた場合の他の実施例によるリニ
ア圧縮機の全体構成を示し、図4に示すB−B線による
断面図
【図7】図4に示すばね部材を図2に示す実施例におけ
るばね部材440a、440bに代えた場合の他の実施
例によるリニア圧縮機の全体構成を示し、図4に示すA
−A線による断面図
【図8】図4に示すばね部材を図2に示す実施例におけ
るばね部材440a、440bに代えた場合の他の実施
例によるリニア圧縮機の全体構成を示し、図4に示すB
−B線による断面図
【図9】本発明の一実施例を示すばね部材とその配置構
成図
【符号の説明】
200 シリンダ 201 鍔部 202 円筒部 210 圧縮室 230 連結ロッド 240 リニアモータ 241 コイル 242 往復経路 250 可動部 251 永久磁石 252 円筒保持部材 260 固定部 261 インナーヨーク 262 アウターヨーク 270 ばね部材 280 空間部 290 ヘッドカバ部 291 弁板 292 支持機構部 293 コイルばね 294 ばね支持板 295 密閉容器 300 連通経路 420 連結部材 421 スリット 440a ばね部材 440b ばね部材 450 台座 460 台座 470 空間部 500 略C形状にした板(弾性部) 500a 外周端部 500b 内周端部 501 略C形状にした板(弾性部) 501a 外周端部 501b 内周端部 600a ばね部材 601a ばね部材の弾性部 602a ばね部材の弾性部 603a ばね部材の弾性部 600b ばね部材 601b ばね部材の弾性部 602b ばね部材の弾性部 603b ばね部材の弾性部 610 リニアモータ 610a リニアモータ端部 610b リニアモータ端部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に支持機構部によって支持さ
    れる鍔部と円筒部から成るシリンダと、前記円筒部の内
    部で円筒部の軸線方向に沿って可動自在に支持されるピ
    ストンと、前記ピストンに軸線方向の力を付与するばね
    部材と、前記シリンダの顎部に固定されるとともに前記
    円筒部の外周に配置される固定部及び前記ピストンに結
    合される可動部を有するリニアモータとを備えたリニア
    圧縮機であって、前記固定部と前記円筒部との間に空間
    部を形成したことを特徴とするリニア圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記シリンダ及び前記リニアモータの外
    周側領域と前記空間部とを連通する連通通路を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のリニア圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記連通通路を前記鍔部に形成したこと
    を特徴とする請求項2に記載のリニア圧縮機。
  4. 【請求項4】 密閉容器内に支持機構部によって支持さ
    れる鍔部と円筒部から成るシリンダと、前記円筒部の内
    部で円筒部の軸線方向に沿って可動自在に支持されるピ
    ストンと、前記シリンダの顎部に固定されるとともに前
    記円筒部の外周に配置される固定部及び前記ピストンに
    結合される可動部を有するリニアモータと、前記リニア
    モータの両側端部近傍にそれぞれ配置されて前記ピスト
    ンに軸線方向の力を付与する一対のばね部材とを備えた
    リニア圧縮機であって、前記固定部と前記円筒部との間
    に空間部を形成し、前記顎部側のばね部材と前記可動部
    とを連結する連結部材を前記空間部に配置したことを特
    徴とするリニア圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記ばね部材を略C形状にした板によっ
    て構成し、前記板の一端と他端が仮想中心から異なる距
    離となるように配置したことを特徴とする請求項1又は
    4に記載のリニア圧縮機。
  6. 【請求項6】 複数の前記板を組み合わせて構成したこ
    とを特徴とする請求項5に記載のリニア圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記板の仮想中心側に配置される一端を
    前記可動部に固定し、前記板の他端を前記固定部に固定
    したことを特徴とする請求項5に記載のリニア圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記ばね部材を、中心から円周方向に渦
    巻き状に延出する複数の弾性部を備えた構成とし、一対
    の前記ばね部材を、それぞれの前記弾性部の中心からの
    延出方向が異なるように配置固定することを特徴とする
    請求項4に記載のリニア圧縮機。
  9. 【請求項9】 前記連結部材を非磁性材料としたことを
    特徴とする請求項4に記載のリニア圧縮機。
  10. 【請求項10】 前記連結部材に移動方向に沿った複数
    のスリットを設けたことを特徴とする請求項4に記載の
    リニア圧縮機。
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