JP2002004262A - 地盤改良方法及びそれに使用する攪拌装置 - Google Patents

地盤改良方法及びそれに使用する攪拌装置

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JP2002004262A
JP2002004262A JP2000186915A JP2000186915A JP2002004262A JP 2002004262 A JP2002004262 A JP 2002004262A JP 2000186915 A JP2000186915 A JP 2000186915A JP 2000186915 A JP2000186915 A JP 2000186915A JP 2002004262 A JP2002004262 A JP 2002004262A
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stirrer
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Fumio Kinoshita
文男 木下
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、熟練した作業者の経験と勘を必要と
せずに、所要量の土壌と該土壌を改良するのに適した量
の改良剤との混合ができるようにして、地盤が十分な強
度を有し、かつ、強度にばらつきが生じないようにする
地盤改良方法及びそれに使用する攪拌装置を提供する。 【解決手段】攪拌装置Kはクローラーダンプ3を備えて
いる。クローラーダンプ3には土壌と改良剤とを収容す
る攪拌槽2が備えてある。攪拌槽2には、前後方向及び
上下方向に移動して、攪拌槽2内に収容された土壌と改
良剤が均一に攪拌できるようにするための攪拌機5が備
えてある。攪拌機5は駆動モーター6によって駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地盤改良方法及びそ
れに使用する攪拌装置に関する。更に詳しくは、熟練し
た作業者の経験と勘を必要とせずに、所要量の土壌と該
土壌を改良するのに適した量の改良剤との混合ができる
ようにして、地盤が十分な強度を有し、かつ、強度にば
らつきが生じないようにしたものに関する。また、土壌
に改良剤を混合する際の手間が軽減できるようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来技術】従来から水分を多く含んだ軟弱な地盤で
は、不同沈下や地滑り等を防止するために、セメントや
石灰などの改良剤を土壌に混合して地盤を強固に改良す
る地盤改良工事が行われている。
【0003】地盤改良工事は、通常、次の手順で行われ
ている。まず、アーム先端部にバケットを取り付けた油
圧式ショベル系掘削機(以下、単に「掘削機」という)
で、施工箇所の地盤を必要な深さまで掘りおこす。掘り
おこした土壌に改良剤と水とを散布する。掘削機のアー
ム先端部に取り付けてある攪拌機によってこの土壌を細
かく砕きながら、改良剤と水とが土壌に均一に混合され
るように攪拌する。
【0004】このようにして土壌中に混合された改良剤
が固化することにより地盤が強固に改良される。なお、
散布される改良剤と水の量は、施工する箇所の土壌の量
とこの土壌に含まれている水分の量によって、予め割合
が規定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の地盤改
良方法には、次のような課題があった。上記したように
散布される改良剤と水の量は、施工する箇所の土壌の量
とこの土壌に含まれている水分の量によって、予め規定
されている。しかし、従来の地盤改良方法では、施工箇
所の土壌の量を量ることが施工上困難である。そのた
め、改良剤と水の散布量についても規定通りの量を算出
することはできなかった。従って、改良剤と水の散布量
は、実際、混合されている土壌の状態をみながら、作業
者の経験と勘によって決められていた。
【0006】つまり、改良剤と水の散布量が作業者の経
験と勘によって決められていたので、散布量を誤ってし
まい、施工された地盤の強度が十分に得られていないこ
とがあった。また、改良剤と土壌とが均一に攪拌されて
おらず、施工された地盤の強度にばらつきが生じている
こともあった。更に、混合されている土壌の状態をみな
がら、改良剤と水の散布量を適宜調節していたので、施
工には多大な手間がかかっていた。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解消するもの
で、熟練した作業者の経験と勘を必要とせずに、所要量
の土壌と該土壌を改良するのに適した量の改良剤との混
合ができるようにして、地盤が十分な強度を有し、か
つ、強度にばらつきが生じないようにした地盤改良方法
及びそれに使用する攪拌装置を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、土壌に改良剤を混合する際の
手間が軽減できるようにした地盤改良方法及びそれに使
用する攪拌装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、軟弱な地盤を改良する方法であって、所要
量の土壌と該土壌を改良するのに適した量の改良剤とを
攪拌槽内に収容して攪拌し、攪拌したものを施工地盤へ
移すことを特徴とする、地盤改良方法である。
【0009】第2の発明にあっては、軟弱な地盤を改良
する方法であって、施工地盤の土壌を所要量攪拌槽に移
し、該土壌を改良するのに適した量の改良剤を攪拌槽内
に収容して攪拌し、攪拌したものを施工地盤へ戻すこと
を特徴とする、地盤改良方法である。
【0010】第3の発明にあっては、土質を改良するた
めの改良剤と土壌とを攪拌する攪拌装置であって、土壌
と改良剤とを収容する攪拌槽と、上記攪拌槽内の土壌と
改良剤とを攪拌する攪拌機と、上記攪拌機を駆動する駆
動装置と、を備えていることを特徴とする、攪拌装置で
ある。
【0011】第4の発明にあっては、攪拌機が攪拌槽内
で移動可能であることを特徴とする、第3の発明に係る
攪拌装置である。
【0012】第5の発明にあっては、攪拌槽内に収容さ
れているものを該攪拌槽外へ排出する手段を備えている
ことを特徴とする、第3または第4の発明に係る攪拌装
置である。
【0013】第6の発明にあっては、走行手段を備えて
いることを特徴とする、第3,第4または第5の発明に
係る攪拌装置である。
【0014】本発明でいう「改良剤」としては、例え
ば、ソイルセメント、カルシウムを含む高炉水砕スラグ
セメントなどを使用することができる。また、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、アルミニウム、カルシウ
ムなどが混合してあるセメント系改良剤を使用すること
もできる。また、土壌の含水量の測定は、JIS A
1203で行われるが、時間を短縮して簡便に行うとき
は、高周波乾燥機や土壌水分計を用いて行うこともでき
る。
【0015】攪拌槽内に収容されているものを該攪拌槽
外へ排出する手段は、例えば、攪拌槽を傾斜させる手段
や、攪拌槽の一部を開口させる手段等が挙げられるが、
これらに限定するものではない。
【0016】走行手段は、例えば、車輪(タイヤを含
む)やクローラー等が使用されるが、これに限定するも
のではない。
【0017】(作 用)本発明に係る地盤改良方法の作
用を説明する。まず、所要量の土壌を攪拌槽に移して収
容する。土壌は施工地盤より掘削したもの等を使用する
ことができる。次に、攪拌槽に移した土壌を改良するの
に適した量の改良剤を攪拌槽に入れて収容する。そし
て、攪拌槽内で上記土壌と改良剤とを攪拌し、攪拌して
できたものを施工地盤へ移す。このようにして地盤改良
が行われる。
【0018】本発明に係る攪拌装置の作用を説明する。
攪拌槽には土壌と改良剤を収容することができ、攪拌槽
内に収容された土壌と改良剤は攪拌機により攪拌され
る。攪拌機は駆動装置により駆動する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係る攪拌装置の
一実施の形態を示しており、攪拌槽を傾斜させた状態を
想像線で表した側面視説明図、図2は図1に示す攪拌装
置を攪拌槽側からみた斜視説明図、図3は図1に示す攪
拌装置の操縦席側を省略して示す平面視説明図、図4は
攪拌機を示す拡大断面説明図、図5は移動基台のローラ
ーが案内レールの案内部内に設けてある状態を示す説明
図である。
【0020】符号Kは攪拌装置を示している。攪拌装置
KはクローラーダンプRを備えている。クローラーダン
プRは基台1を備えている。基台1の上部には、土壌と
改良剤とを収容する攪拌槽2が設けてある。攪拌槽2
は、内部に収容部20が形成されるように、底部21の
四方を側壁22,23,24,25で囲んで、上方が開
口した箱状になるように形成してある。攪拌槽2内の側
壁25側には、側壁25の内面から底部21にかけて、
下部側につれて曲率が大きくなるように形成してある傾
斜板27が設けてある(図1参照)。
【0021】攪拌槽2は、油圧シリンダー(図示省略)
によって図1の想像線で示すように、略水平状態から上
昇して傾斜することができる。側壁22は、攪拌槽2が
傾斜したときに、下縁部の掛合ストッパー(図示省略)
が自動的に外れて上縁部を中心として回動し、底部21
との間に隙間が形成されるようにしてある。
【0022】また、基台1の上部には、攪拌装置Kを操
縦するための操縦席70及び操縦レバー71が備えてあ
る(図1参照)。更に、基台1の下部には、走行手段で
あるクローラー3が備えてある。符号72は、クローラ
ー3を駆動するための駆動源である原動機を示している
(図1参照)。なお、クローラーダンプRは、公知のも
のを使用したので、基台1、攪拌槽2、クローラー3、
操縦席70、操縦レバー71及び原動機72等について
の詳細な説明は省略する。
【0023】側壁23,24の外面の上縁部には、略全
長にわたり案内レール26,26が固着してある。案内
レール26,26は、縦断面略「コ」字状を有するよう
に形成してある。各案内レール26は、凹状の案内部2
60が外側を向くようにして、上面が側壁23,24の
上面と略面一になるように取り付けてある。また、案内
レール26,26は、一端が側壁22の外面よりやや外
方に突出するくらいの長さを有している。
【0024】各案内レール26の長さ方向の両端部に
は、後述する回転軸263,264を支持するための軸
受板261,261が設けてある。軸受板261は、案
内レール26の上面板の側面と下面板の側面との間に固
着して設けてある。また、同じく各案内レール26の両
端部における上面板と下面板には、それぞれ切欠部26
2・・・が形成してある。なお、軸受板261,261
は、後述する移動基台4が案内レール26から外れない
ようにするためのストッパーとしても機能する。
【0025】上記した回転軸263は、各案内レール2
6の側壁22側の端部に、案内レール26の側面板と軸
受板261とで支持して設けてある。また、回転軸26
4は、案内レール26,26の側壁25側の端部に、案
内レール26の側面板及び側壁23,24を貫通させ
て、軸受板261,261で支持して設けてある。
【0026】各回転軸263には、二枚のスプロケット
265,265が、所要間隔を設けて固着してある。ま
た、回転軸264の両端側のそれぞれにも、二枚のスプ
ロケット265,265が、所要間隔を設けて固着して
ある。各スプロケット265は、切欠部262内に配置
され、外周縁部が案内レール26,26の上面と下面よ
りやや出るくらいの大きさを有している。更に、回転軸
264の略中央にもスプロケット266が固着してあ
る。
【0027】側壁25の上部には駆動モーター28が設
けてある。駆動モーター28の回転軸280にはスプロ
ケット281が固着してある。スプロケット281とス
プロケット266との間には無端状のチェーンT1が巻
き掛けてある。
【0028】符号4は移動基台4を示している。移動基
台4は所要幅を有する水平板40を備えている。水平板
40は案内レール26,26の間に架け渡すように設け
てある。水平板40の両端には下方に向けて側板41,
41が垂設してある。各側板41は水平板40と略同じ
幅を有している。
【0029】各側板41下部の内側には、ローラー4
2,42が所要間隔を設けて二箇所に設けてある。移動
基台4は、ローラー42・・・を上記した案内部26
0,260内に収容して設けてある。移動基台4は、ロ
ーラー42・・・が案内レール26,26の下面板の内
面上を転がることで、案内レール26,26に沿って移
動が可能である。
【0030】移動基台4の両端側には、側壁23,24
の内面に沿うようにして、内板43,43が水平板40
の下面より下方に向けて垂設してある。各内板43は水
平板40と略同じ幅を有している。各側板41と内板4
3の両側部には、平面視略「コ」状を有するブラケット
400,400が、側板41と内板43との間に固着し
て設けてある(図5参照)。
【0031】各ブラケット400には、貫通孔401が
所要間隔を設けて二箇所に形成してある。各貫通孔40
1には、一端側にピン孔(符号省略)が形成してある片
ネジボルト402が、このピン孔が形成してある端側を
外向きにして差し込んである。片ネジボルト402のネ
ジ溝には、ナット403がブラケット400の内側の面
と当接した状態で螺合してある。
【0032】各片ネジボルト402の外端にはチェーン
T2の端部が接続してある。チェーンT2はピン孔にピ
ン(符号省略)を差し込んで接続してある。チェーンT
2・・・は、案内レール26,26の両端に設けてある
スプロケット265・・・間に巻き掛けて、案内レール
26,26の略全長にわたり設けてある。これにより駆
動モーター28を駆動させて、移動基台4を案内レール
26,26に沿って移動させることができる。
【0033】内板43,43よりやや内側には、吊り金
具44,44が水平板40の下面より下方に向けて垂設
してある。各吊り金具44には取着孔440が形成して
ある。取着孔440,440には油圧シリンダーS,S
の基端部が回動可能に取り付けてある。
【0034】内板43,43の略中央で側壁23,24
の上面よりやや下方の高さ位置には、回転軸430,4
30が支持してある。各回転軸430は、所要長さを有
しており、内板43から内方に突設してある。
【0035】一方の回転軸430の先部側には、スプロ
ケット45,46(図1,3,4参照)が所要間隔を設
けて二箇所に固着してある。また、回転軸430,43
0の基部側には、所要長さを有する揺動板47,47が
揺動可能なように支持してある。
【0036】揺動板47,47の基部側には、上記油圧
シリンダーS,Sのロッド先端部が回動可能に接続して
ある。なお、油圧シリンダーSを作動させる手段は公知
のものを使用したので、図示及び説明は省略する。
【0037】符号5は、収容部20内に収容された土壌
と改良剤を攪拌するための攪拌機5を示している。攪拌
機5は回転軸50を備えている。回転軸50は、揺動板
47,47の先部側の間に架け渡して支持してある。
【0038】回転軸50の一端側にはスプロケット50
0が固着してある。スプロケット500とスプロケット
45には無端状のチェーンT3が巻き掛けてある。チェ
ーンT3及びスプロケット45,500は、全体がチェ
ーンカバーC1で覆ってある。
【0039】回転軸50には、後述する羽根板52・・
・を取り付けるための取着具51・・・が複数個設けて
ある。各取着具51は、略同じ大きさを有する長方形状
の二枚の板材(符号省略)を備えており、各板材の略真
ん中を回転軸50に貫通させて、所要間隔を設けて同じ
方向に並設した状態で固着してある。取着具51を構成
する板材の両端側のそれぞれには、貫通した取着孔(符
号省略)が二箇所に、幅方向に所要間隔を設けて形成し
てある。取着具51・・・は、隣り合う他の取着具51
と略90度ずつ向きを変えた状態で、回転軸50の全長
にわたり複数個設けてある。
【0040】各取着具51の両端には、所要長さを有す
る長方形状の羽根板52,52がそれぞれ設けてある。
各羽根板52の基部側には、幅方向に所要間隔を設けて
二箇所に貫通孔(図では見えない)が形成してある。貫
通孔は取着具51の板材に形成してある取着孔と同じ間
隔で形成してある。各羽根板52は、取着具51を構成
する板材の間に差し込んで、貫通孔を取着孔に合わせ
て、ボルト・ナット(符号省略)を設けることにより取
り付けてある。
【0041】攪拌機5は、油圧シリンダーS,Sのロッ
ドが縮み、揺動板47,47の先部側が下がった状態の
ときに、羽根板52・・・が底部21に接触しない位置
で停止するように構成してある。また、油圧シリンダー
S,Sのロッドが伸びて、揺動板47,47の先部側が
上がった状態のときでは、羽根板52・・・が移動基台
4の水平板40に接触しない位置で停止するように構成
してある。
【0042】水平板40の一端側の上部には、攪拌機5
を作動させるための駆動装置である駆動モーター6が設
けてある。駆動モーター6の回転軸60にはスプロケッ
ト600が固着してある。スプロケット600とスプロ
ケット46には無端状のチェーンT4が巻き掛けてあ
る。チェーンT4及びスプロケット600,46は、全
体がチェーンカバーC2で覆ってある。
【0043】攪拌機5の構造は、本実施の形態で示した
ものに限定するものではなく、例えば、所要数の羽根板
を放射状に設けたもの等を使用することもできる。ま
た、羽根板の取付位置を螺旋状に配置するなどしてずら
して、土壌を攪拌するときの羽根板にかかる負荷を分散
させるようにすることもできる。更に、羽根板に突起物
等を設けることもできる。
【0044】本実施の形態で攪拌装置Kは、クローラー
ダンプを使用したものを示しているのが、攪拌装置Kは
これに限定するものではなく、例えば、ダンプトラック
を使用することもできる。
【0045】(作 用)図1ないし図5を参照して、上
記した攪拌装置Kを使用した地盤改良方法及びその作用
を説明する。 まず、攪拌槽2内に土壌や改良剤を収容する前の準備
として、移動基台4を移動させて攪拌機5を操縦席70
側に寄せた状態にしておく。
【0046】移動基台4は、駆動モーター28を駆動す
ることにより移動される。詳しくは、駆動モーター28
を駆動して、スプロケット281とスプロケット266
に巻き掛けてあるチェーンT1を周動させる。そして、
回転軸264を回転させて、回転軸263,264のス
プロケット265・・・に巻き掛けてあるチェーンT2
・・・を周動させる。これによりローラー42・・・が
案内レール26,26の下面板の内面上を転がり、移動
基台4が案内レール26,26に沿って移動する。移動
基台4の移動方向は、駆動モーター28の回転軸280
の回転方向によって決められる。
【0047】次に、攪拌機5を攪拌槽2の上方に位置
させた状態にしておく。攪拌機5は、油圧シリンダー
S,Sのロッドを伸ばして、揺動板47,47の先部側
が上がった状態にすることにより攪拌槽2の上方に位置
される(図4の想像線参照)。なお、油圧シリンダー
S,Sのロッドを縮めれば、攪拌機5は下降して攪拌槽
2内に位置される。攪拌機5はこのようにして上下方向
に移動する。
【0048】そして、施工箇所の地盤を掘削し、そこ
から所要量の土壌を採取して攪拌槽2内に収容する。土
壌の採取は、通常、アーム先端部にバケットを取り付け
た掘削機で行われるが、これに限定するものではない。
【0049】攪拌槽2内に収容された土壌の量と、こ
の土壌に含まれている水分の量を測定する。土壌の量と
水分の含有量の測定は、種々の手段により行うことがで
きるので、特定の方法に限定するものではない。通常、
土壌の量は、収容部20の内側に記された目盛りによっ
て、収容された量が測定されるようにしている。
【0050】土壌の量と水分の含有量によって、改良
剤と加える水の量を算出し、攪拌槽2内に収容する。な
お、改良剤と水の量は、上記したように施工する箇所の
土壌の量と水分の含有量によって、予め割合が規定され
ている。
【0051】駆動モーター6を駆動して攪拌機5を作
動させる。攪拌機5は、駆動モーター6を駆動すること
により作動される。詳しくは、駆動モーター6を駆動し
て、スプロケット600とスプロケット46との間に巻
き掛けてあるチェーンT4を周動させる。そして、回転
軸430を回転させて、スプロケット45とスプロケッ
ト500に巻き掛けてあるチェーンT3を周動させる。
これにより回転軸50が回転し、取着具51・・・及び
これに取り付けてある羽根板52・・・が回転する。
【0052】なお、攪拌機5の回転方向は特に限定され
ない。攪拌機5の回転方向は駆動モーター6の回転軸6
0の回転方向によって決められる。また、チェーンT3
は、スプロケット45,46及び揺動板47,47が回
転軸430に取り付けてあり、スプロケット45とスプ
ロケット500との間の距離は、揺動板47,47が上
下方向に揺動したときでも変わらないので弛まない。
【0053】作動された攪拌機5を移動させて、攪拌
槽2内に収容された土壌と改良剤と水とを攪拌する。攪
拌機5は、攪拌槽2の上方に位置させた状態から、移動
基台4を移動して側壁22側へ移動される。側壁22近
傍まで移動された攪拌機5は、油圧シリンダーS,Sの
ロッドの長さがやや縮められて高さが若干下げられる。
そして、攪拌機5は、この高さの位置で再び操縦席70
側へ移動される。
【0054】側壁25近傍まで移動された攪拌機5は、
更にロッドの長さがやや縮められて高さが若干下げられ
る。そして、攪拌機5は、この高さの位置で再び側壁2
2側へ移動される。攪拌機5を上記したように繰り返し
攪拌槽2内で動かすことにより、収容された土壌と改良
剤と水とが上部側から攪拌される。このようにして収容
部20の全体が均一に攪拌される。従って、攪拌槽2内
の一部に偏って改良剤が収容された場合でも、土壌と改
良剤とは均一に混合される。
【0055】攪拌槽2内において、土壌と改良剤と水
とが均一に混合されて改良土壌がつくられたところで、
移動基台4を移動させて攪拌機5を側壁22側に寄せ
る。そして、下降させて攪拌槽2内に位置された状態に
しておく。
【0056】攪拌機5を攪拌させながら攪拌槽2を傾
斜させて、底部21と側壁22との間にできた隙間から
改良土壌を施工地盤へ排出する。このように改良土壌
は、攪拌槽2を傾斜させるだけで簡単に攪拌槽2外へ排
出することができる。更に、改良土壌は、攪拌機5が側
壁22側に寄せられて下降した位置で作動しているの
で、攪拌槽2から排出するときにも攪拌される。
【0057】このように攪拌装置Kを使用した地盤改良
方法では、攪拌槽2内に一旦土壌を収容して、改良する
土壌の量と、この土壌に含まれている水分の量を量っ
て、その土壌を改良するのに適した改良剤の量を算出す
ることができる。これにより熟練した作業者の経験と勘
を必要とせずに、土壌と改良剤との混合が過不足なく正
確な割合でできるようになり、十分な強度を有する地盤
を形成することができる。
【0058】また、攪拌機5によって収容部20の全体
が攪拌でき、更に混合状態を作業員が視認できるので、
仮に改良剤が攪拌槽2内の一部に偏って収容された場合
でも、土壌と改良剤とを攪拌槽2内でムラなく確実に攪
拌することができる。これにより土壌と改良剤を均一に
混合された状態で施工地盤へ移すことができ、施工され
た地盤の強度にばらつきが生じないようにできる。
【0059】更に、土壌を改良するのに適した改良剤の
量が予め算出できるので、従来のように混合されている
土壌の状態をみながら改良剤の量を適宜調節するといっ
た面倒がなく、改良剤の混合が迅速にできる。
【0060】攪拌装置Kは、クローラー3により移動可
能であるので、例えば、施工地盤から離れた場所で土壌
と改良剤とを混合して、その後に改良土壌を施工地盤に
運んで移すようなことも可能である。このようにするこ
とにより攪拌時に改良剤が飛散して、施工地盤の周囲の
人家などに迷惑を掛けるようなことが防止できる。ま
た、混合された改良土壌を運ぶ際に、別途、運搬手段を
用意する手間も不要である。
【0061】攪拌装置Kは、案内レール26,26が案
内部260,260を外側に向けて取り付けてあるの
で、攪拌槽2内に収容された土壌や改良剤が案内部26
0,260内に入り込み難く、土壌や改良剤によりロー
ラー42・・・の回転が邪魔され難いようにしてある。
【0062】チェーンT3,T4は、チェーンカバーC
1,C2で覆ってあるので、駆動時に土砂や改良剤がチ
ェーンT3,T4とスプロケット45,46,500,
600との間に噛み込んだりすることがない。
【0063】チェーンT2は、ナット403を回して片
ネジボルト402を進退させることで、張り具合を調節
することができる。
【0064】攪拌機5が上下に移動できるので、大きな
石等が攪拌槽2内に入り込み、羽根板52・・・と底部
21とで噛み込んだような場合でも、攪拌機5を上昇さ
せて取り除くことができる。
【0065】なお、そもそも大きな石等が攪拌槽2内に
入らないようにするために、攪拌槽2の上部には図6で
示すような篩部材8を設けることもできる。篩部材8
は、丸棒状の鉄筋を格子状に組んで形成してある篩部8
0を備えている。篩部80は、攪拌槽2の上方を覆うこ
とができるような大きさを有する長方形状に形成してあ
る。篩部80を構成する鉄筋の交点は溶接してある。篩
部80を形成する鉄筋は、例えば、異形筋等を使用する
ことができ、特に限定するものではない。
【0066】篩部80の四隅には、下方に垂下された脚
部81・・・が設けてある。各脚部81は所要の直径を
有するパイプ材で形成してある。篩部材8は、側壁2
3,24外面の側壁22,25側に設けてある受け具9
・・・に脚部81・・・を差し込んで、篩部80が攪拌
槽2の上方を覆うようにして取り付けてある。各受け具
9は有底筒状を有しており、側壁23,24に固着して
ある。上記した篩部80を構成する鉄筋の網目の間隔
は、100mmピッチ程度が好ましいが、網目の間隔は
これに限定するものではない。
【0067】篩部材8を取り付けた状態では、篩部材8
より上方から土壌が篩部80の網目を通って収容部20
に収容されるようにする。これにより篩部80の網目よ
り大きい石等が篩部80上に残り、攪拌槽2内に収容さ
れないようにできる。
【0068】なお、上記した地盤改良方法において、攪
拌槽2内に収容される土壌は、施工箇所から掘削したも
のを使用しているが、改良土壌を生成するための土壌
は、施工箇所のものに限定するものではなく、他の場所
から採取された土壌を使用することもできる。
【0069】また、攪拌する際の攪拌機5の動かし方
は、上記した方法に限定するものではない。例えば、上
記したものとは逆に、土壌を収容する前の状態において
攪拌機5を下降させて攪拌槽2内に位置させておき、側
壁22側や側壁25側に移動されたときに油圧シリンダ
ーS,Sのロッドを伸ばして、攪拌槽2の下部側から上
部側に向かって攪拌することもできる。また、油圧シリ
ンダーS,Sのロッドを伸ばしたり縮めたりして攪拌機
5を上下方向に揺動させながら、側壁22側や側壁25
側に移動させることもできる。また、攪拌機5の上下及
び長さ方向への移動は、自動操作により予め記憶させた
通りに行うこともできるし、手動操作により任意に行う
こともできる。
【0070】本実施の形態において攪拌機5は、改良土
壌を攪拌槽から排出するときに側壁22側に寄せて下降
させたが、改良土壌を排出する際における攪拌機5の位
置は、特に限定するものではない。
【0071】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 本発明に係る地盤改良方法及び攪拌装置では、
攪拌槽内に一旦土壌を収容して、改良する土壌の量と、
この土壌に含まれている水分の量を量って、その土壌を
改良するのに適した改良剤の量を算出することができ
る。これにより熟練した作業者の経験と勘を必要とせず
に、土壌と改良剤との混合が過不足なく正確な割合でで
きるようになり、十分な強度を有する地盤を形成するこ
とができる。
【0073】(b) 土壌と改良剤とを攪拌槽内でムラ
なく確実に攪拌でき、更に混合状態を確認することがで
きるので、土壌と改良剤は、均一に混合された状態で施
工地盤へ移すことができる。これにより施工された地盤
の強度にばらつきが生じないようにできる。
【0074】(c) 土壌を改良するのに適した改良剤
の量が予め算出できるので、従来のように混合されてい
る土壌の状態をみながら改良剤の量を適宜調節するとい
った面倒がなく、改良剤の混合が迅速にできる。
【0075】(d) 攪拌機が攪拌槽内で移動可能なよ
うにしてある攪拌装置は、攪拌機が移動して攪拌槽内の
全体が攪拌できるので、攪拌槽内の一部に偏って改良剤
が収容された場合でも、収容された土壌と改良剤とを均
一に混合することができる。
【0076】(e) 攪拌槽内に収容されているものを
該攪拌槽外へ排出する手段を備えている攪拌装置は、均
一に混合された土壌と改良剤とを攪拌槽内から攪拌槽外
へ排出することができる。
【0077】(f) 走行手段を備えている攪拌装置
は、例えば、施工地盤から離れた場所で土壌と改良剤と
を混合して、その後に施工地盤に運んで移すようなこと
も可能である。このようにすることにより攪拌時に改良
剤が飛散して、施工地盤の周囲の人家などに迷惑を掛け
るようなことが防止できる。また、混合された土壌と改
良剤とを運ぶ際に、別途、運搬手段を用意する手間も不
要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る攪拌装置の一実施の形態を示して
おり、攪拌槽を傾斜させた状態を想像線で表した側面視
説明図。
【図2】図1に示す攪拌装置を攪拌槽側からみた斜視説
明図。
【図3】図1に示す攪拌装置の操縦席側を省略して示す
平面視説明図。
【図4】攪拌機を示す拡大断面説明図。
【図5】移動基台のローラーが案内レールの案内部内に
設けてある状態を示す説明図。
【図6】攪拌槽の上方に篩部材を取り付けた状態を示す
斜視説明図。
【符号の説明】
K 攪拌装置 C1,C2 チェーンカバー R クローラーダンプ S 油圧シリンダー T1,T2,T3,T4 チェーン 1 基台 2 攪拌槽 20 収容部 21 底部 22,23,24,25 側壁 26 案内レール 260 案内部 261 軸受板 262 切欠部 263 回転軸 264 回転軸 265 スプロケット 266 スプロケット 27 傾斜板 28 駆動モーター 280 回転軸 281 スプロケット 3 クローラー 4 移動基台 40 水平板 400 ブラケット 401 貫通孔 402 片ネジボルト 403 ナット 41 側板 42 ローラー 43 内板 430 回転軸 44 吊り金具 440 取着孔 45,46 スプロケット 47 揺動板 5 攪拌機 50 回転軸 500 スプロケット 51 取着具 52 羽根板 6 駆動モーター 60 回転軸 600 スプロケット 70 操縦席 71 操縦レバー 72 原動機 8 篩部材 80 篩部 81 脚部 9 受け具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟弱な地盤を改良する方法であって、 所要量の土壌と該土壌を改良するのに適した量の改良剤
    とを攪拌槽内に収容して攪拌し、攪拌したものを施工地
    盤へ移すことを特徴とする、 地盤改良方法。
  2. 【請求項2】 軟弱な地盤を改良する方法であって、 施工地盤の土壌を所要量攪拌槽に移し、該土壌を改良す
    るのに適した量の改良剤を攪拌槽内に収容して攪拌し、
    攪拌したものを施工地盤へ戻すことを特徴とする、 地盤改良方法。
  3. 【請求項3】 土質を改良するための改良剤と土壌とを
    攪拌する攪拌装置であって、 土壌と改良剤とを収容する攪拌槽(2) と、 上記攪拌槽(2) 内の土壌と改良剤とを攪拌する攪拌機
    (5) と、 上記攪拌機(5) を駆動する駆動装置と、を備えているこ
    とを特徴とする、攪拌装置。
  4. 【請求項4】 攪拌機(5) が攪拌槽(2)内で移動可能で
    あることを特徴とする、 請求項3記載の攪拌装置。
  5. 【請求項5】 攪拌槽(2) 内に収容されているものを該
    攪拌槽(2) 外へ排出する手段を備えていることを特徴と
    する、 請求項3または4記載の攪拌装置。
  6. 【請求項6】 走行手段を備えていることを特徴とす
    る、 請求項3,4または5記載の攪拌装置。
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