JP2002003163A - 片持ち搬送台車及びこれを用いたホース取替え方法 - Google Patents

片持ち搬送台車及びこれを用いたホース取替え方法

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JP2002003163A
JP2002003163A JP2000183414A JP2000183414A JP2002003163A JP 2002003163 A JP2002003163 A JP 2002003163A JP 2000183414 A JP2000183414 A JP 2000183414A JP 2000183414 A JP2000183414 A JP 2000183414A JP 2002003163 A JP2002003163 A JP 2002003163A
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flanged
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cantilever
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Tatsuo Yamaguchi
龍男 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で取扱いが簡単な片持ち搬送台車と、片
持ち搬送台車を用いたホース取替え方法を提供する。 【解決手段】 所定間隔で平行に配置される水平梁部材
13、これらを連結する門形フレーム14、水平梁部材
13の下部に設けられ、自在車輪21を備えた車輪機構
23、門形フレーム14の上部中央に設けられた吊下げ
部材25を有する片持ち搬送台車10を用いたホース取
替え方法は、一端部をクレーンで支持し、クレーンと、
搬送通路44〜48上に待機する片持ち搬送台車10と
の間で、他端部を移載する工程と、他端部を片持ち搬送
台車10によって支持し、フランジ付きホース11のそ
の他の部分を載置台車32で支持して、フランジ付きホ
ース11を搬送する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺の剛性又は可
撓性部材を搬送可能な片持ち搬送台車及びこれを用いた
ホース取替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石油備蓄基地の原油備蓄船は係留用の人
工島と数種類のホースで繋がれているが、原油備蓄船の
高さが潮の干満及び原油の備蓄量によって極めて大きく
変動するため、ホースの遊び部分を昇降させて、ホース
の撓みを吸収している。すなわち、人工島に建設した架
構にホースの遊び部分を支持する昇降調整部材を設け、
該昇降調整部材とカウンターウエイトをシーブで支持さ
れたワイヤロープで連結することによって、ホースは原
油備蓄船の高さに応じて自動的に上下にスライドできる
ように構成されている。ホースの新設又は交換時には、
ホースを人工島の近接位置まで運搬することが必要であ
ったが、使用されるホースは、長さ及び重量が大きく、
例えば、20m以上で5t以上もあるホースが使用され
ていた。一方、陸地から人工島までは、軽量化のため格
子状に接合されたグレーティングと呼ばれる通路が敷設
されているが、このグレーティング上には、3t以上の
重量物を搬入することができなかった。従って、従来の
ホースの運搬方法は、海上クレーンで吊り上げて海上か
ら人工島に移載するか、又は、オイルフェンスを避けて
海上や海中を曳航して人工島の近接位置まで運んでから
人工島に設けられたタワークレーンで引き上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のホース取替え方法は、海上クレーンを使用した場合
には高額の賃借料が必要で、また、天候によっては海上
クレーンを使用できないことがあったため、工期が延び
ると共に、賃借料が2倍、3倍となることもあった。ま
た、海上や海中を曳航する場合には、専用のダイバーを
雇う必要があり、人手がかかっていた。さらに、オイル
フェンスを避けて海中に沈める場合には、ホースの内部
に海水を入れるので、海水でフランジやボルト等金属部
分が錆びるという問題が発生していた。一方、ホースを
グレーティングを介して陸上まで搬出する方法が検討さ
れたこともあったが、使用されるホースの端部には、取
付け用フランジと共に接続金具が内蔵され、端部の重量
は300〜600kgもあった。従って、吊り上げられ
て鉛直に支持されたホースの端部を、グレーティング上
に降ろすと、グレーティングに集中荷重が加わり、当接
部が変形することがあった。また、ホースは内部に高圧
流体を通過させるため肉厚が厚く、屈曲しにくく、グレ
ーティングに当接させずに台車上に載せ替えて水平に支
持することは困難で、陸上搬送を実現することができな
かった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、
軽量で取扱いが簡単な片持ち搬送台車と、片持ち搬送台
車を用いたホース取替え方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る片持ち搬送台車は、所定間隔で平行に配置される水
平梁部材と、これらを連結する門形フレームと、前記水
平梁部材の下部にそれぞれ設けられ、少なくとも1つの
自在車輪を備えた車輪機構と、前記門形フレームの上部
中央に設けられた吊下げ部材とを有する。ここで、所定
間隔とは、例えば、長尺の剛性、又は可撓性の梁材や棒
材の幅をその間に挿入可能な間隔をいう。また、両側の
車輪機構に設けられる自在車輪は、前後方向の同じ位置
に設けることが好ましい。なお、車輪の数は支持する部
材の重量に合わせて変えることができる。吊下げ部材に
は、例えば、チェーンブロックやチェーンレバーホイス
ト等の巻上げ機を用いることができる。かかる構成によ
って、装置を軽量化することができる。また、チェーン
ブロック又はレバーホイストを吊下げ部材とするので、
吊下げられる部材への着脱範囲が広く、簡単に取り扱う
ことができる。
【0005】前記目的に沿う本発明に係る片持ち搬送台
車を用いたホース取替え方法は、海上に立設された架構
の昇降可能に設けられた昇降調整部材に途中位置を吊下
され、海上に浮かぶ流体貯蔵設備に一端部の取付け用フ
ランジが接続され、前記架構と一体となった固定側の流
体授受設備に他端部の取付け用フランジが接続される大
径のフランジ付きホースを取替える方法であって、前記
一端部の取付けフランジをクレーンで支持し、前記クレ
ーンと前記固定側の流体授受設備に接続した搬送通路上
に待機する門形の片持ち搬送台車との間で、前記他端部
の取付けフランジを前記搬送通路に直接接触させないで
移載する工程と、前記他端部の取付けフランジを、前記
門形の片持ち搬送台車によって支持し、前記フランジ付
きホースのその他の部分をフランジ付きホースの外径に
合わせた載置部を備えた1又は2以上の載置台車で支持
して、前記フランジ付きホースを搬送する工程とを有す
る。
【0006】ここで、固定側とは、立設する架構より陸
側の方向を意味する。また、大径のフランジ付きホース
とは、例えば、直径が30cm〜2m程度のものをい
う。海上に浮かぶ流体貯蔵設備は、内部に貯蔵される流
体の量や潮の干満によって昇降するので、フランジ付き
ホースの一端部の高さが変わる。固定側に設けられたフ
ランジ付きホースの他端部の高さは変わらないため、フ
ランジ付きホースの撓みの大きさが変化する。この撓み
を、昇降調整部材の高さを変えて吸収するが、固定側の
他端部の高さは変わらないため、フランジ付きホースの
支持位置も変える必要がある。昇降調整部材に支持され
るフランジ付きホースの途中位置とは、フランジ付きホ
ースの両端部を除いた昇降調整部材に当接可能な部分を
いう。
【0007】ホースを取替える方法は、ホースを取外す
方法、及びホースを取付ける方法の他、ホースを新設す
る方法にも適用される。クレーンと片持ち搬送台車との
間でフランジ付きホースの移載を行うので、フランジ付
きホースの重量が大きい端部を搬送通路に衝突させて搬
送通路を破損することを防止することができる。また、
フランジ付きホースを片持ち搬送台車及び載置台車を用
いて搬送するので、クレーン設備が使用できない狭い場
所や重量制限があってフォークリフト等の重量揚重台車
を搬入できない場所においてもフランジ付きホースを簡
単に移送することができる。
【0008】ここで、前記昇降調整部材のホース支持ロ
ーラの他に、該ホース支持ローラの上方位置に、前記ク
レーンで一端部を吊り上げた前記フランジ付きホースの
途中位置が当接する補助ローラを設け、該フランジ付き
ホースの損傷を防止することも可能である。フランジ付
きホースの途中位置は、ホース支持ローラによって支持
されている。例えば、フランジ付きホースを抜くときに
は、フランジ付きホースを側方に抜き出すとフランジ付
きホースが揺動し、設備に衝突する場合があるので、フ
ランジ付きホースの揺動を防止するためには、フランジ
付きホースを昇降調整部材の近傍で上方に引き上げる必
要がある。また、フランジ付きホースを取付けるときに
も昇降調整部材の近傍に吊下させておく必要がある。ホ
ース支持ローラの上方位置に補助ローラを設けることに
よって、フランジ付きホースをホース支持ローラと補助
ローラで押えながら着脱することができ、フランジ付き
ホースが、周囲の部材に接触し破損することを防止でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。まず、図1、図2を参照して、本
発明の一実施の形態に係る片持ち搬送台車10について
説明する。なお、図中の矢印Xは搬送台車10の前方向
(進行方向)、矢印Yは搬送台車10の右方向、矢印Z
は上方向を示す。片持ち搬送台車10は、大径のフラン
ジ付きホース11の取付け用フランジ12の直径より大
きな間隔をあけて平行に配置される水平梁部材13と、
これらを連結する門形フレーム14を有している。門形
フレーム14は、両側の水平梁部材13の上部に着脱可
能に2本ずつ取付けられた柱15と、各2本ずつの柱1
5の下部を連結固定する下部梁16と、各柱15を4隅
に接続した上部枠17を有している。また、上部枠17
の上部中央には、2箇所の吊下げ用リング18を備えた
上部梁19が取付けられ、4本の柱15と上部枠17
は、8本の補強梁20によって斜めに連結されている。
【0010】水平梁部材13の前後の長さは、門形フレ
ーム14の前後の柱15の間隔より長く設けられてい
る。また、水平梁部材13の下部には、一方に自在車輪
21を備え、他方に固定車輪22を備えた車輪機構23
がそれぞれ設けられている。図1に示すように、片持ち
搬送台車10で搬送しようとするフランジ付きホース1
1を門形フレーム14の後方に吊り下げたとき、固定車
輪22のX方向位置P1は、フランジ付きホース11の
重心位置G1より後方になるように構成されている。か
かる構成によって、片持ち搬送台車10の後方に吊下げ
たフランジ付きホース11の荷重を片持ち搬送台車10
に加えたときに片持ち搬送台車10が転倒することを防
止することができる。
【0011】また、門形フレーム14の上部中央には、
吊下げ部材の一例であるチェーンブロック25が設けら
れている。チェーンブロック25を吊下げ部材とするの
で、チェーン24が届く範囲であれば、チェーン24の
先部に設けられているフック26を取付けることができ
る。片持ち搬送台車10を移動させるときには、吊下げ
用リング18を利用してクレーン等で上昇させて移動さ
せることができる。また、門形フレーム14を水平梁部
材13から取外して、例えば、車両に積載して移動させ
ることができる。次に片持ち搬送台車10で搬送するフ
ランジ付きホース11について詳しく説明する。
【0012】フランジ付きホース11は、例えば、直径
が0.3m〜2m、長さが20〜30m、重量が4〜8
tのものが使用されている。本体部はゴム製で、一端部
及び他端部に取付け用フランジ12a(図5参照)、取
付け用フランジ12を有し、また、取付け用フランジ1
2、12aに連結される接続金具27を本体部の内側に
それぞれ有している。接続金具27の重量は、例えば、
400〜600kgである。フランジ付きホース11
は、他のフランジ付きホースと接続して使用される場合
もある。フランジ付きホース11を取付け、取外すとき
には、側周の一部及び中央に掛止部28、29をそれぞ
れ備えた円形板状の吊りフランジ29aが取付けられて
いる。
【0013】次に、搬送通路30上を走行する片持ち搬
送台車10でフランジ付きホース11を吊り下げるとき
の手順について説明する。図1に示すように、片持ち搬
送台車10の後方には、フランジ付きホース11の一端
が図示しないクレーンによって吊下げられ、支持されて
いる。フランジ付きホース11の他端部に設けられた取
付け用フランジ12に固定された吊りフランジ29aの
下面のレベルは、吊りフランジ29aの直径より少し高
くしている。まず、吊りフランジ29aの掛止部28に
チェーンブロック25のフック26を少し後方に引いて
取付ける。
【0014】次に、クレーンを操作してフランジ付きホ
ース11を徐々に下げると、フランジ付きホース11の
他端部はチェーンブロック25の支点P2を中心として
回動し、片持ち搬送台車10の内部に挿入される。ま
た、フランジ付きホース11の本体部は屈曲するが、ゴ
ムの弾性力によって直線形状に戻ろうとする。このと
き、フランジ付きホース11の他端部は、前方を向いて
いるので、片持ち搬送台車10は、フランジ付きホース
11に押圧されて前方に移動する。なお、片持ち搬送台
車10には作業者がついており、片持ち搬送台車10の
進行方向を制御している。かかる構成によって、フラン
ジ付きホース11の他端部の取付けフランジ12及び吊
りフランジ29を、搬送通路30に直接接触させないで
クレーンから片持ち搬送台車10に移載することができ
る。フランジ付きホース11をさらに下降させると、片
持ち搬送台車10はさらに前方に移動するが、フランジ
付きホース11の本体部の撓みが大きくなりすぎると搬
送通路30に本体部が接触する。そこで、搬送台車10
が前方に移動した後に、フランジ付きホース11の外径
に合わせた円弧状の載置部31を備えた載置台車32を
用いてフランジ付きホース11をその上に載せる。
【0015】ここで、図3を参照して、載置台車32に
ついて詳しく説明する。載置台車32は、断面円弧状の
載置部31を上部に有し、下部のY方向両側に固定車輪
33を、下部のX方向の一方、又は両側に小車輪34を
有している。載置台車32の幅は、片持ち搬送台車10
の水平梁部材13間の内側の間隔より小さく形成されて
おり、載置台車32は、片持ち搬送台車10の下部を挿
通することができるように構成されている。なお、小車
輪34は自在車輪にすることもできる。フランジ付きホ
ース11を徐々に下降させ、フランジ付きホース11の
本体部が撓んで搬送通路30に接触しない程度に間隔を
あけて1又は2以上の載置台車32に載置して、フラン
ジ付きホース11の一端部を載置台車32に載置した
後、図示しない吊り具を取外す。そして、片持ち搬送台
車10及び載置台車32でフランジ付きホース11を搬
送することができる。なお、片持ち搬送台車10を2台
用いて剛性のある長尺物の両端を支持して搬送すること
も可能である。
【0016】続いて、本発明の一実施の形態に係る片持
ち搬送台車を用いたホースの取替え方法について説明す
る。まず、図4、図5を参照して、フランジ付きホース
11が設けられた設備について説明する。2つの島3
5、36の間には、防波堤37及び道路堤38が設置さ
れ、海上には、複数の人工島39〜43が建設されてい
る。各人工島39〜43の間、及び人工島43と島36
の間には、軽量化のために格子状に形成されたグレーテ
ィングからなる搬送通路44〜48がそれぞれ設けられ
ている。搬送通路44〜48には、重量制限があり、フ
ォークリフト等の3t以上の車両や重量物を人工島39
〜43に搬入することはできない。
【0017】人工島39〜43には、海上に浮かぶ流体
貯蔵設備の一例である石油貯蔵船49がそれぞれ係留し
ている。各石油貯蔵船49は、一次防油堤50で仕切ら
れ、また、海上の設備全体は、二次防油堤51で囲まれ
ている。図5に示すように、海上に建設された人工島3
9〜43の端部には、架構52が立設し、架構52には
架構52と一体となった流体授受設備53が設けられて
いる。すなわち、流体授受設備53は、人工島39〜4
3に固定配置され、石油貯蔵船49は、流体授受設備5
3に対して高さ位置を変更可能に構成されている。以
下、架構52に対して石油貯蔵船49側を海側、その逆
側を固定側として説明する。人工島39〜43上には、
それぞれ図示しないタワークレーンが設置され、石油貯
蔵船49上の部材を架構52の上端より高い位置まで昇
降させることができる。
【0018】ここで、図5を参照して、架構52の構造
について詳しく説明する。架構52には、フランジ付き
ホース11の途中位置を吊下し、昇降可能な昇降調整部
材54が設けられている。昇降調整部材54は、ワイヤ
ロープ55によって吊下され、ワイヤロープ55は、架
構52の上部に設けられたシーブ56を介してカウンタ
ーウエイト57に接続されている。フランジ付きホース
11の一端部に設けられた取付け用フランジ12aは、
石油貯蔵船49の接続用フランジ58に取付けられ、他
端部に設けられた取付け用フランジ12は、流体授受設
備53の授受用フランジ59に取付けられている。かか
る構成によって、流体授受設備53と石油貯蔵船49と
の間で、原油ガスや泡消火液等の流体の授受を行うこと
ができる。石油貯蔵船49内の流体が流体授受設備53
側に移動すると、石油貯蔵船49の高さが上昇し、流体
が逆側に移動すると、石油貯蔵船49の高さが下降す
る。また、潮の満干によっても石油貯蔵船49は昇降す
る。石油貯蔵船49の高さが変わるとフランジ付きホー
ス11の途中位置が撓むが、カウンターウエイト57に
よって昇降調整部材54を昇降させフランジ付きホース
11の撓みを吸収している。
【0019】ここで、図6(A)、(B)を参照して、
昇降調整部材54の構造についてさらに詳しく説明す
る。枠状に形成された昇降調整部材54は、ワイヤロー
プ55に接続される上梁60と、上梁60の下方に平行
に配置された下梁61と、上梁60及び下梁61の左、
右端部をそれぞれ連結する平行な縦ガイド部材62、6
3を有している。縦ガイド部材62、63の間には、昇
降調整部材54の内部に挿通されるフランジ付きホース
11を案内する複数のホース支持ローラ64が、円弧状
ガイド板を介して上側が凸となる円弧状に配列されて設
けられている。縦ガイド部材62、63のそれぞれの上
下の両側には、縦案内ローラ65が、架構52を構成す
る案内柱66aを挟むように設けられており、かかる構
成によって、昇降調整部材54は、傾斜及び揺動を抑制
され、鉛直方向に直線的に昇降することができ、フラン
ジ付きホース11を安定して支持することができる。
【0020】次に、図7を参照して、本実施の形態に係
るホース取替え方法に使用される補助ローラ66につい
て説明する。補助ローラ66は、フランジ付きホース1
1の着脱時に、クレーンに一端部が吊り下げられたフラ
ンジ付きホース11の途中位置に当接することによっ
て、フランジ付きホース11の損傷を防止する。取付け
部材72に一体的に設けられた補助ローラ66は、昇降
調整部材54のホース支持ローラ64の上方位置にある
上梁60に取付けられる。実質的に溝形に形成された取
付け部材72は、上梁60を海側から覆って固定側に開
口し、取付け部材72の上端の両側には、上方に突出
し、ボルト挿通孔を有するフランジ部68がそれぞれ一
体的に接続されている。また、取付け部材72の下端の
両側には、下方に屈曲する掛止爪69がそれぞれ設けら
れている。取付け部材72の海側の下部の両側には、海
側に突出するローラ支持部71が形成され、補助ローラ
66は、両側のローラ支持部71の間に回転可能に支持
されている。
【0021】上梁60の固定側には、取付け部材72の
両側のフランジ部68と掛止爪69をそれぞれ接続する
縦長で矩形の固定板67がそれぞれ取付けられる。固定
板67の下部には掛止爪69が嵌入する掛止孔が形成さ
れ、上部にはフランジ部68のボルト挿通孔に符合する
取付け孔が形成されている。取付け時には、まず、取付
け部材72を上梁60の海側から外嵌させ、固定板67
の下部に掛止爪69を掛止した状態でフランジ部68と
固定板67の上部をボルト70及びナット73で締結す
る。かかる構成によって、ボルト70及びナット73の
数を減らし、作業を簡単にすることができる。なお、補
助ローラ66は、当接するフランジ付きホース11から
固定側に押圧されるので、掛止爪69には、大きな力は
加わらない。
【0022】片持ち搬送台車10を用いたフランジ付き
ホースの取替え方法は、ホースの取外し、取付けのいず
れについても適用できる。ここでは、人工島39の架構
52に設けられたフランジ付きホース11を撤去する場
合のホースの取外し方法の手順について図1〜図7を参
照して説明する。 (準備工程)昇降調整部材54が上下動しないように、
昇降調整部材54を図示しないワイヤロープ及びシャッ
クル等の連結金具を用いて架構52に固定し、カウンタ
ーウエイト57を撤去する。 (補助ローラ取付け工程)昇降調整部材54の上梁60
に、取付け部材72の下部に一体的に設けられた補助ロ
ーラ66を取付ける。
【0023】(ホース抜き取り工程)フランジ付きホー
ス11の一端部の取付けフランジ12aをタワークレー
ン(クレーン)で上昇させて支持する。このとき、補助
ローラ66には、一端部を吊り上げたフランジ付きホー
ス11の途中位置が当接する。次に、フランジ付きホー
ス11の他端部を図示しないウインチで保持してから取
付け用フランジ12と授受用フランジ59の固定を解除
する。そして、フランジ付きホース11の他端部が揺動
しないようにウインチで保持しながらフランジ付きホー
ス11の一端部をさらに上昇させ、昇降調整部材54か
ら引き抜く。フランジ付きホース11を、昇降調整部材
54のホース支持ローラ64及び補助ローラ66を転動
させながら上昇させるので、フランジ付きホース11の
ゴム製の本体部が上梁60に直接接触し破損することを
防止できる。
【0024】(ホース移載工程)架構52の海側に吊上
げられたフランジ付きホース11をタワークレーンを操
作して、固定側の流体授受設備53に接続した搬送通路
44の上方に移動させる。一端部の取付けフランジ12
aをタワークレーンで支持した状態で、図1に示すよう
に、取付けフランジ12のレベルと搬送通路44のレベ
ルとの差がフランジ付きホース11の直径より少し大き
くなるレベルまでフランジ付きホース11を下降させ、
搬送通路44上に待機する片持ち搬送台車10の直後方
位置に移動させる。そして、タワークレーンから、門形
の片持ち搬送台車10に、他端部の取付けフランジ12
を搬送通路44に直接接触させないで移載する。取付け
フランジ12が搬送通路44に接触しないので、搬送通
路44に集中荷重を加えて搬送通路44を破損させるこ
とはない。
【0025】(ホース搬送工程)他端部の取付けフラン
ジ12を、固定側の搬送通路44上に待機する片持ち搬
送台車10によって支持した状態で、フランジ付きホー
ス11を下降させ、片持ち搬送台車10とフランジ付き
ホース11の他端部を前方に送り出す。そして、フラン
ジ付きホース11のその他の部分を搬送通路44に用意
した1又は2以上の載置台車32で支持して、フランジ
付きホース11を搬送する。フランジ付きホース11
は、搬送通路44〜48上を手動で搬送される。そし
て、フランジ付きホース11を島36まで搬送した後
は、牽引車両で運搬することができる。このようにして
フランジ付きホース11を取外すことができる。
【0026】次に、フランジ付きホース11を人工島3
9の架構52に取付ける場合の取付け方法の手順につい
て説明する。 (ホース搬送工程)図示しない載置場に並置されている
フランジ付きホース11の他端部の取付けフランジ12
を水平梁部材13で挟むように片持ち搬送台車10を移
動させる。そして、取付けフランジ12を、片持ち搬送
台車10によって支持し、フランジ付きホース11のそ
の他の部分を、フォークリフト等を用いて持ち上げ、1
又は2以上の載置台車32を、持ち上げた部分に挿入し
て支持し、フランジ付きホース11を流体授受設備53
まで搬送する。 (ホース移載工程)フランジ付きホース11の一端部の
取付けフランジ12aをタワークレーンで支持し、フラ
ンジ付きホース11を徐々に上昇させながら1又は2以
上の載置台車32を取外す。タワークレーン及び片持ち
搬送台車10のみによって支持されたときのフランジ付
きホース11の他端部は傾斜状態になるが、揺動及び回
動可能なチェーンブロック25のチェーン24で支持さ
れているので、図1に示すように、他端部の取付けフラ
ンジ12に無理な力を加えず、かつ搬送通路44に直接
接触させないで、フランジ付きホース11を鉛直に支持
することができる。そして、チェーンブロック25のフ
ック26を取外し、フランジ付きホース11を片持ち搬
送台車10からタワークレーンに移載することができ
る。
【0027】(ホース取付け工程)フランジ付きホース
11の一端部をタワークレーンで支持し、他端部を鉛直
方向に上昇させ、他端部を昇降調整部材54内に挿通す
る。そして、フランジ付きホース11の他端部を固定側
の下方にウインチで引き下げながらタワークレーンに支
持された一端部を下降させる。このとき、複数台のウイ
ンチを用いて、フランジ付きホース11の端部が揺動し
ないように保持しておくことが好ましい。フランジ付き
ホース11を下降させるときには、昇降調整部材54の
ホース支持ローラ64及び補助ローラ66がフランジ付
きホース11に当接して転動するので、フランジ付きホ
ース11の損傷を防止することができる。なお、フラン
ジ付きホース11を新設する場合には、昇降調整部材5
4に予め補助ローラ66を取付けておく。その後、取付
け用フランジ12、12aを授受用フランジ59及び接
続用フランジ58にそれぞれ取付け、カウンターウエイ
ト57を復旧させる。補助ローラ66は取外すこともで
きるが、フランジ付きホース11の次回の交換を考慮し
て取付けたままにしておくことも可能である。
【0028】以上、本発明に係る実施の形態について説
明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、前記実施の形態においては、吊
下げ部材としてチェーンブロックを用いたが、搬送する
部材の重量によっては、図示しないロープに付け替えて
使用することも可能である。また、前記実施の形態にお
いては、フランジ付きホース11を搬送通路44上で移
載する場合について説明したが、他の搬送通路45〜4
8上で移載する場合も同様の手順になる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の片持ち搬送台車において
は、平行に配置される水平梁部材と、これらを連結する
門形フレームと、車輪機構と、門形フレームの上部中央
に設けられた吊下げ部材とを有するので、簡単な構成で
装置を軽量化することができる。また、チェーンブロッ
ク等を吊下げ部材とするので、吊下げられる部材への着
脱範囲が広く、簡単に取り扱うことができ、また、揺動
可能に支持できるので、例えば、可撓性部材を搬送する
場合には、可撓性部材を無理に屈曲させて損傷させるこ
となく支持することが可能になる。請求項2及び3記載
の片持ち搬送台車を用いたホース取替え方法において
は、クレーンと片持ち搬送台車との間でフランジ付きホ
ースの移載を行うので、フランジ付きホースの重量が大
きい端部が搬送通路に衝突して搬送通路を破損すること
を防止することができる。また、フランジ付きホースを
片持ち搬送台車及び載置台車を用いて搬送するので、ク
レーン設備が使用できない狭い場所や重量制限があって
フォークリフト等の重量揚重台車を搬入できない場所に
おいてもフランジ付きホースを簡単に移送することがで
きる。特に、請求項3記載の片持ち搬送台車を用いたホ
ース取替え方法においては、ホース支持ローラの上方位
置に補助ローラを設けるので、フランジ付きホースをホ
ース支持ローラと補助ローラで押えながら着脱すること
ができ、フランジ付きホースが、周囲の部材に接触し破
損することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る片持ち搬送台車の
側面図である。
【図2】同片持ち搬送台車の正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る片持ち搬送台車を
用いたホース取替え方法に適用される載置台車の正面図
である。
【図4】同片持ち搬送台車を用いたホース取替え方法が
適用される設備全体の平面図である。
【図5】同片持ち搬送台車を用いたホース取替え方法が
適用されるフランジ付きホースの取付け状態を示す説明
図である。
【図6】(A)、(B)は、同片持ち搬送台車を用いた
ホース取替え方法が適用されるフランジ付きホースの昇
降調整部材の側面図と、正断面図である。
【図7】(A)、(B)は、同片持ち搬送台車を用いた
ホース取替え方法に適用される補助ローラの取付け状態
を示す側面図と、平面図である。
【符号の説明】
10:片持ち搬送台車、11:フランジ付きホース、1
2、12a:取付け用フランジ、13:水平梁部材、1
4:門形フレーム、15:柱、16:下部梁、17:上
部枠、18:吊下げ用リング、19:上部梁、20:補
強梁、21:自在車輪、22:固定車輪、23:車輪機
構、24:チェーン、25:チェーンブロック(吊下げ
部材)、26:フック、27:接続金具、28、29:
掛止部、29a:吊りフランジ、30:搬送通路、3
1:載置部、32:載置台車、33:固定車輪、34:
小車輪、35、36:島、37:防波堤、38:道路
堤、39〜43:人工島、44〜48:搬送通路、4
9:石油貯蔵船(流体貯蔵設備)、50:一次防油堤、
51:二次防油堤、52:架構、53:流体授受設備、
54:昇降調整部材、55:ワイヤロープ、56:シー
ブ、57:カウンターウエイト、58:接続用フラン
ジ、59:授受用フランジ、60:上梁、61:下梁6
1、62、63:縦ガイド部材、64:ホース支持ロー
ラ、65:縦案内ローラ、66:補助ローラ、66a:
案内柱、67:固定板、68:フランジ部、69:掛止
爪、70:ボルト、71:ローラ支持部、72:取付け
部材、73:ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B63B 27/24 B63B 27/34 27/34 B66C 5/02 B66C 5/02 B62B 3/00 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で平行に配置される水平梁部材
    と、これらを連結する門形フレームと、前記水平梁部材
    の下部にそれぞれ設けられ、少なくとも1つの自在車輪
    を備えた車輪機構と、前記門形フレームの上部中央に設
    けられた吊下げ部材とを有することを特徴とする片持ち
    搬送台車。
  2. 【請求項2】 海上に立設された架構の昇降可能に設け
    られた昇降調整部材に途中位置を吊下され、海上に浮か
    ぶ流体貯蔵設備に一端部の取付け用フランジが接続さ
    れ、前記架構と一体となった固定側の流体授受設備に他
    端部の取付け用フランジが接続される大径のフランジ付
    きホースを取替える方法であって、前記一端部の取付け
    フランジをクレーンで支持し、前記クレーンと前記固定
    側の流体授受設備に接続した搬送通路上に待機する門形
    の片持ち搬送台車との間で、前記他端部の取付けフラン
    ジを前記搬送通路に直接接触させないで移載する工程
    と、前記他端部の取付けフランジを、前記門形の片持ち
    搬送台車によって支持し、前記フランジ付きホースのそ
    の他の部分をフランジ付きホースの外径に合わせた載置
    部を備えた1又は2以上の載置台車で支持して、前記フ
    ランジ付きホースを搬送する工程とを有することを特徴
    とする片持ち搬送台車を用いたホース取替え方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の片持ち搬送台車を用いた
    ホース取替え方法において、前記昇降調整部材のホース
    支持ローラの他に、該ホース支持ローラの上方位置に、
    前記クレーンで一端部を吊り上げた前記フランジ付きホ
    ースの途中位置が当接する補助ローラを設け、該フラン
    ジ付きホースの損傷を防止することを特徴とする片持ち
    搬送台車を用いたホース取替え方法。
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