JP2002003122A - エレベーターの調速機装置 - Google Patents

エレベーターの調速機装置

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JP2002003122A
JP2002003122A JP2000180699A JP2000180699A JP2002003122A JP 2002003122 A JP2002003122 A JP 2002003122A JP 2000180699 A JP2000180699 A JP 2000180699A JP 2000180699 A JP2000180699 A JP 2000180699A JP 2002003122 A JP2002003122 A JP 2002003122A
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hoistway
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rail
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Toru Nishii
徹 西井
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/04Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
    • B66B5/044Mechanical overspeed governors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降路下部に設置した調速機を保守時に案内
レールから容易に取り外すことができるエレベーターの
調速機装置を得る。 【解決手段】 昇降路1下部に設けた調速機9に係合し
て昇降移動を案内する案内レール12を昇降路1下部に
立設して調速機9の両側に配置する。また、案内レール
12の固定台13に鉛直軸線を介して回動レール14を
枢持する。そして、常時は固定具16の一側を固定台1
3に着脱自在に装着し、他側を回動レール14に係合し
て回動レール14の回動を阻止する。これによって、調
速機9を案内レール12から外す場合に、案内レール1
2の上端まで調速機9を引き上げる作業等を要せずに、
固定具16を撤去して回動レール14の回動を介して調
速機9を容易に取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇降路に調速機
ロープを吊設し昇降路下部に設けた調速機に巻掛けて、
調速機ロープに張力を付与するエレベーターの調速機装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜図6は、従来のエレベーターの調
速機装置を示す図で、図4は調速機ロープの吊設状況を
説明するエレベーター装置の概念的立面図、図5は図4
のA部拡大図、図6は図5の平面図である。図におい
て、1はエレベーターの昇降路、2は昇降路1の上部に
設けられた巻上機、3は巻上機2に巻掛けられた主索、
4は主索3の一端に連結された昇降路1を昇降するか
ご、5は主索3の他端に連結された昇降路1を昇降する
つり合おもりである。
【0003】6は調速機ロープで、無端状をなし昇降路
1上部に設けられた滑車に巻掛けられて、昇降路1に吊
設され一側がかご4に連結されている。7は昇降路1の
ピット8から立設されて互いに離れて配置された案内レ
ール、9は調速機で、調速機ロープ6の下部の湾曲部が
調速車10に巻掛けられて、下部湾曲部に跨装状態に配
置され調速機ロープ6に張力を付与し、また両側面にそ
れぞれ案内レール7に移動可能に係合した案内溝11が
設けられている。
【0004】従来のエレベーターの調速機装置は上記の
ように構成され、巻上機2が付勢されて主索3が駆動さ
れる。これにより、かご4及びつり合おもり5が互いに
反対方向へ昇降し、またかご4の昇降により調速機ロー
プ6が駆動されて調速機9の調速車10が回転する。そ
して、かご4の昇降速度が所定値を越えると調速機9が
動作し、この動作を介してエレベーターが異常時制御さ
れる。また、調速機9は調速機ロープ6に張力を付与
し、調速機ロープ6の経年伸び等の長さの変化に対して
案内レール7に案内されて昇降変位するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの調速機装置では、点検時等であって調速機
9を案内レール7から外す場合に、調速機9を引き上げ
て案内レール7の上端から取り外すことになる。この作
業を人力で行うのは容易でなく、またチェーンブロック
等を仮設して調速機9を引き上げる作業には煩雑な手数
が掛かるという問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、昇降路下部に設けられた調速機
を案内レールから容易に取り外すことができるエレベー
ターの調速機装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターの調速機装置においては、無端状をなし昇降路に吊
設されて一側が昇降路を昇降するかごに連結された調速
機ロープ、昇降路下部に配置されて巻掛けられた調速機
ロープに張力を付与する調速機と、昇降路下部に立設さ
れて調速機の両側に配置され、調速機に係合して調速機
の昇降移動を所定経路に規制する案内レールと、この案
内レールの基部を構成した固定台と、案内レールの上部
を形成し固定台に鉛直軸線を介して枢持された回動レー
ルと、着脱自在に構成されて常時は少なくとも一側が固
定台及び回動レールの両者の一方に装着され、他側は上
記両者の他方に係合されて回動レールの回動を阻止する
固定具とが設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は調速機の
設置状態を示す前述の図5相当図、図2は図1の平面
図、図3は調速機の取り外し状況を説明する図2相当図
である。なお、図1〜図3の他は前述の図4と同様にエ
レベーター装置が構成されている。図において、1はエ
レベーターの昇降路、6は調速機ロープで、無端状をな
し昇降路1上部に設けられた滑車に巻掛けられて、昇降
路1に吊設され一側がかご4に連結されている。
【0009】12は昇降路1のピット8から立設されて
互いに離れて配置された案内レールで、基部を構成した
固定台13、上部を形成した回動レール14及び固定台
13の上面から立設され回動レール14の下面に空隙を
形成して嵌合された鉛直軸15によって構成されてい
る。16は固定具で、下部が固定台13の背面に重合さ
れ、上部は回動レール14の背面に重合されて配置され
る。
【0010】17はボルトからなる締結具で、固定具1
6の上部及び下部にそれぞれに設けられて固定具16に
挿通されて、固定台13又は回動レール14に着脱自在
にねじ込まれている。9は調速機で、調速機ロープ6の
下部の湾曲部が調速車10に巻掛けられて、下部湾曲部
に跨装状態に配置されて調速機ロープ6に張力を付与
し、また両側面にそれぞれ案内レール12に移動可能に
係合した案内溝11が設けられている。
【0011】上記のように構成されたエレベーターの調
速機装置において、常時は固定具16が締結具17によ
って固定台13及び回動レール14の両者に締結され
て、上記両者の鉛直軸15による相対的回動が阻止され
る。そして、前述の図4〜図6のエレベーターの調速機
装置と同様に、巻上機2が付勢されて主索3が駆動され
る。
【0012】これにより、かご4及びつり合おもり5が
互いに反対方向へ昇降し、またかご4の昇降により調速
機ロープ6が駆動されて調速機9の調速車10が回転す
る。そして、かご4の昇降速度が所定値を越えると調速
機9が動作し、この動作を介してエレベーターが異常時
制御される。また、調速機9は調速機ロープ6に張力を
付与し、調速機ロープ6の経年伸び等の長さの変化に対
して案内レール12に案内されて昇降変位する。
【0013】そして、点検時等であって調速機9を案内
レール12から外す場合には次に述べる作業が行われ
る。すなわち、締結具17を外して固定具16が固定台
13及び回動レール14から撤去される。この状態で、
調速機9を図3に示す矢印B方向へ押圧することによっ
て回動レール14が回動する。そして、調速機ロープ6
の下部湾曲部に跨装された状態の調速機9が図3に示す
ように回動レール14から取り外される。
【0014】このように、案内レール12の上端まで調
速機9を引き上げて取り外す必要がなく、またチェーン
ブロックを仮設する等の煩雑な手数を要することなし
に、昇降路1下部に設けられた調速機9を人力によっ
て、案内レール12から容易に取り外すことができる。
このため、調速機9の保守費を節減することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、無端状
をなし昇降路に吊設されて一側が昇降路を昇降するかご
に連結された調速機ロープ、昇降路下部に配置されて巻
掛けられた調速機ロープに張力を付与する調速機と、昇
降路下部に立設されて調速機の両側に配置され、調速機
に係合して調速機の昇降移動を所定経路に規制する案内
レールと、この案内レールの基部を構成した固定台と、
案内レールの上部を形成し固定台に鉛直軸線を介して枢
持された回動レールと、着脱自在に構成されて常時は少
なくとも一側が固定台及び回動レールの両者の一方に装
着され、他側は上記両者の他方に係合されて回動レール
の回動を阻止する固定具とを設けたものである。
【0016】これによって、点検時等であって調速機を
案内レールから外す場合に、締結具を外して固定具が固
定台及び回動レールから撤去される。そして、固定具を
撤去した状態で、案内レールの相互を結ぶ線に直交する
方向へ調速機を押圧すると回動レールが回動して調速機
を取り外すことができる。このように、案内レールの上
端まで調速機を引き上げる作業等を要せず、昇降路下部
に設けられた調速機を案内レールから容易に取り外すこ
とができ、調速機の保守費を節減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、調速機
の設置状態を示す図であって後述する図5相当図。
【図2】 図1の平面図。
【図3】 調速機の取り外し状況を説明する図2相当
図。
【図4】 従来のエレベーターの調速機装置を示す図
で、調速機ロープの吊設状況を説明するエレベーター装
置の概念的立面図。
【図5】 図4のA部拡大図。
【図6】 図5の平面図。
【符号の説明】
1 昇降路、4 かご、6 調速機ロープ、9 調速
機、12 案内レール、13 固定台、14 回動レー
ル、16 固定具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状をなし昇降路に吊設されて一側が
    上記昇降路を昇降するかごに連結された調速機ロープ、
    上記昇降路下部に配置されて巻掛けられた上記調速機ロ
    ープに張力を付与する調速機と、上記昇降路下部に立設
    されて上記調速機の両側に配置され、上記調速機に係合
    して上記調速機の昇降移動を所定経路に規制する案内レ
    ールと、この案内レールの基部を構成した固定台と、上
    記案内レールの上部を形成し上記固定台に鉛直軸線を介
    して枢持された回動レールと、着脱自在に構成されて常
    時は少なくとも一側が上記固定台及び回動レールの両者
    の一方に装着され、他側が上記両者の他方に係合されて
    上記回動レールの回動を阻止する固定具とを備えたエレ
    ベーターの調速機装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103213887A (zh) * 2013-04-26 2013-07-24 苏州富士电梯有限公司 一种铰链式张紧装置固定件
CN104787639A (zh) * 2015-04-29 2015-07-22 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种限速器张紧装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103213887A (zh) * 2013-04-26 2013-07-24 苏州富士电梯有限公司 一种铰链式张紧装置固定件
CN104787639A (zh) * 2015-04-29 2015-07-22 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种限速器张紧装置
CN104787639B (zh) * 2015-04-29 2017-11-24 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种限速器张紧装置

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