JP2002003079A - 画像形成装置及び制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及び制御方法並びに記憶媒体

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JP2002003079A
JP2002003079A JP2000191107A JP2000191107A JP2002003079A JP 2002003079 A JP2002003079 A JP 2002003079A JP 2000191107 A JP2000191107 A JP 2000191107A JP 2000191107 A JP2000191107 A JP 2000191107A JP 2002003079 A JP2002003079 A JP 2002003079A
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Hiroto Nishihara
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Ichiro Sasaki
一郎 佐々木
Naoto Watanabe
直人 渡辺
Tomoyasu Yoshikawa
智康 吉川
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート積載時の紙面高さ位置検知センサの機
能するタイミングに合わせ、センサへの通電を極力抑え
る方向に通電タイミングを制御して装置の安定動作を維
持すると共に、検知センサの長寿命化と消費電力の削減
も期待できる画像形成装置及び制御方法並びに記憶媒体
の提供。 【解決手段】 シートを積載する積載手段と、前記積載
手段上に積載されたシートの紙面が所定の高さに達した
ことを検知する検知手段と、該検知手段に対する通電を
画像形成動作中にしか行わないように制御する制御手段
と、前記検知手段への通電を、前記積載手段にシートを
積載するタイミングに合わせてしか行わないようにした
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】シートの積載量を制御可能と
する省エネ型の画像形成装置及び制御方法並びに記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像形成装置から排出されるシ
ートを積載する排紙トレイには、安定した積載を実現す
るために、反射型フォトセンサを用いた紙面高さ位置検
知センサが使用されている。排紙トレイは、安定して積
載できるシートの高さが凡そ決まっており、それ以上の
積載を行うと、排出されたシートがトレイに載らず、積
載したシートの崩れや、零れ落ちる等の不都合な状態が
発生する虞がある。そこで、それら積載の不具合を解消
するために、前記紙面高さ位置検知センサを用い、排紙
トレイに積載されているシートの高さを検出し、高さが
ある一定量を超えたならば、画像形成動作を一時中断
し、排紙トレイから、積載されているシートが取り除か
れるまで、画像形成動作を再開しないようにしているの
が通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来例における紙面高さ位置検知センサに用いられている
反射型フォトセンサは、発光素子と受光素子からなり、
発光素子から照射された光が、検知対象物である反射物
によって跳ね返り、受光素子により、跳ね返った反射光
を検知することによって、検知対象物の存在を検出する
ものである。
【0004】通常、発光素子には、LED(発光ダイオ
ード)が用いられ、長期使用により、発光量が低下する
ことや、寿命により点灯が不可能になることが知られて
いる。LEDの発光量が低下すると、反射型フォトセン
サと検知対象物との距離が、低下前と変わらなくても、
検知対象物を検知できなくなり、排紙トレイにシートを
安定して積載する目的を果たせなくなる虞がある。
【0005】また、排紙トレイ上のシートの紙面を検知
する場合、通常、紙面検知センサは、画像形成装置の排
出部と、排紙トレイとの間に位置することになる。つま
り、検知タイミングによっては、シートが、画像形成装
置から排出され、トレイに積載されるまでの落下中に、
センサをONしてしまうことが有り得、実際には、排紙
トレイへの積載がまだ可能な状態で、積載オーバーとい
う判断を誤って行ってしまう虞がある等々の課題があ
る。
【0006】そこで、極力、LEDの発光量の低下を抑
え、画像形成装置の保障期間内、もしくは、保障期間外
であっても、長期間、安定した検知精度を保つようにす
る制御等の手立てが必要である。
【0007】本発明は、上述の事情に鑑みて成されたも
ので、シート積載時の紙面高さ位置検知センサの機能す
るタイミングに合わせ、センサへの通電を極力抑える方
向に通電タイミングを制御して装置の安定動作を維持す
ると共に、検知センサの長寿命化と消費電力の削減も期
待できる画像形成装置及び制御方法並びに記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0009】(1)シートを積載する積載手段と、前記
積載手段上に積載されたシートの紙面が所定の高さに達
したことを検知する検知手段と、該検知手段に対する通
電を画像形成動作中にしか行わないように制御する制御
手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【0010】(2)前記検知手段への通電を、前記積載
手段にシートを積載するタイミングに合わせてしか行わ
ないようにしたことを特徴とする前項(1)記載の画像
形成装置。
【0011】(3)積載されたシートをカウントするカ
ウント手段を有し、前記検知手段への通電を、シートが
1グループ単位で、前記積載手段に積載される毎にしか
行わないことを特徴とする前項(2)記載の画像形成装
置。
【0012】(4)前記積載手段は、シート上に画像が
形成された記録済みシートを積載する排紙トレイから成
ることを特徴とする前項(1)乃至(3)の何れかに記
載の画像形成装置。
【0013】(5)画像形成装置から排出されたシート
を積載する排紙トレイと、排紙トレイに積載されたシー
トの紙面が予め定められた高さに達したことを検知する
紙面高さ位置検知センサとを有する画像形成装置におい
て、前記紙面高さ位置検知センサの検知タイミングを前
記排出シートの落下中には、行わないようにタイミング
を外す構成としたことを特徴とする画像形成装置。
【0014】(6)画像形成装置から排出されたシート
を積載する排紙トレイと、排紙トレイに積載されたシー
トの紙面が予め定められた高さに達したことを検知する
紙面高さ位置検知センサと画像形成装置の搬送路の最終
端に設けられた紙位置検知センサを有する画像形成装置
において、前記紙面高さ位置検知センサの検知タイミン
グを、排出シートが前記紙位置検知センサを一度ON
し、その後に、前記紙位置検知センサのOFFするタイ
ミングに合わせるようにしたことを特徴とする画像形成
装置。
【0015】(7)シート上に画像を形成する手段と、
画像が形成されたシートを積載する積載手段と、前記積
載手段上に積載されたシートの紙面高さ位置を検知する
検知手段を有する画像形成装置の制御方法であって、前
記検知手段による検知結果に応じて画像形成動作を制御
するステップと、前記検知手段に対する通電を画像形成
動作中にしか行わないように制御するステップと、前記
積載手段に積載されたシートの紙面が予め定められた高
さに達したことを検知する紙面高さ位置検知センサの検
知タイミングを、前記シートの落下中には、行わないよ
うにタイミングを外すように制御するステップと、前記
紙面高さ位置を検知する検知手段の検知タイミングを、
排出シートが前記紙位置検知センサを一度ONし、その
後に、前記紙位置検知センサのOFFするタイミングに
合わせるように制御するステップと、を有することを特
徴とする画像形成装置の制御方法。
【0016】(8)前項(7)記載の画像形成装置の制
御方法を実現する為のプログラムを格納したことを特徴
とする記憶媒体。
【0017】(9)シート上に画像を形成し、シートを
積載する積載手段に前記シートを排出する手段と、前記
積載手段上に積載されたシートの紙面が所定の高さに達
したことを検知する検知手段と、所定のタイミングにの
み前記検知手段に対する通電を許可し、前記所定タイミ
ング以外のタイミングでの前記検知手段に対する通電を
禁止する制御を行う制御手段と、を有することを特徴と
する画像形成装置。
【0018】(10)前記制御手段は、画像形成動作中
にのみ前記検知手段に対する通電を許可することを特徴
とする前項(9)記載の画像形成装置。
【0019】(11)前記制御手段は、前記積載手段に
1グループ分のシートを排出する毎に前記検知手段に対
する通電を許可し、それ以外のタイミングでの通電は禁
止することを特徴とする前項(9)記載の画像形成装
置。
【0020】(12)前記制御手段は、前記積載手段に
所定枚数のシートを排出する毎に前記検知手段に対する
通電を許可し、それ以外のタイミングでの通電は禁止す
ることを特徴とする前項(9)記載の画像形成装置。
【0021】(13)前記制御手段は、排出したシート
が前記積載手段上に向かって落下している間、少なくと
も、前記検知手段に対する通電を禁止することを特徴と
する前項(9)記載の画像形成装置。
【0022】(14)シート上に画像を形成し、シート
を積載する積載手段に前記シートを排出する手段と、前
記積載手段上に積載されたシートの紙面が所定の高さに
達したことを検知する検知手段と、を有する画像形成装
置の制御方法であって、所定のタイミングにのみ前記検
知手段に対する通電を許可し、前記所定タイミング以外
のタイミングでの前記検知手段に対する通電を禁止する
ステップを有することを特徴とする画像形成装置の制御
方法。
【0023】(15)前項(14)記載の画像形成装置
の制御方法を実現する為のプログラムを格納したことを
特徴とする記憶媒体。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0025】(実施例)図1は、本発明に係る画像形成装
置の実施の形態を示す要部構成縦断側面図である。この
画像形成装置は、記録紙に原稿画像を載せ出力する装置
である本体画像出力部10と、原稿から画像データを読
み取る装置である本体画像入力部11と、本体画像入力
部11の上部に装着された自動原稿送り装置12と、本
体画像出力部10から排出されるコピーシート(記録済
みシート)を積載するための排紙トレイ13とを備えて
いる。
【0026】この画像形成装置はディジタル複写機であ
り、原稿から画像データを読み取る装置である本体画像
入力部11のCCDにより、画素化された画像データと
して装置に読み込まれ、必要な画像処理が行われた後、
画像メモリに蓄えられる。その画像データを本体画像出
力部10に転送し、画像再生して記録紙にコピーされ
る。
【0027】本体画像入力部11は、入力部の上面の原
稿台に積載された原稿を照射しながら走査する光源21
を備える。光源21は不図示の光学系モータから駆動力
を得て、図1の紙面上、左右方向に往復駆動する。光源
21から発生した光は、積載された原稿により反射さ
れ、光学像が得られる。その光学像は、ミラー22、2
3、24及びレンズ25を介してCCD26に伝送され
る。またミラー22、23、24は光源21と一体的に
駆動される。CCD26は光を電気信号に変換する素子
により構成されており、この素子の働きにより伝送され
てきた光学像が電気信号に変換され、更にディジタル信
号(画像データ)に変換される。
【0028】読み込まれた原稿の画像データは、種々の
補正処理とユーザの希望する処理による画像処理が加え
られ、画像メモリ(図示略)に蓄積される。
【0029】本体画像出力部10は画像メモリに蓄積さ
れた画像データを読み出し、ディジタル信号からアナロ
グ信号に再変換し、さらに露光制御部(図示略)により適
正な出力値に増幅され、光学照射部27により光信号に
変換される。その光信号はスキャナ28、レンズ29及
びミラー30を伝播して、感光ドラム31上に照射さ
れ、静電による潜像が形成される。この潜像はトナーに
より画像を形成し、本体内を搬送されてくる記録紙上に
写され、更に定着ローラ32により記録シート上にトナ
ーが定着され、画像データが記録され、排紙トレイ13
に送られる。
【0030】排紙トレイ13は、図1の紙面上、本体画
像出力部10の左側に設置されている装置であり、本体
画像出力部10から出力された記録紙を積載する。
【0031】給紙トレイ33、34は本体下部にあり、
記録紙を或る程度蓄積しておくことが可能である。制御
部により、給紙トレイ33、34から蓄積された記録紙
を搬送し画像出力を行う。
【0032】給紙デッキ35は、図1の紙面上、本体画
像出力部10の右側に設置されている装置で、記録紙を
大量に蓄積しておくことが可能である。給紙トレイ3
3、34と同様に制御部により蓄積された記録紙を搬送
し画像出力を行う。
【0033】本体画像出力部10の右側に、操作者が少
数の任意種類のコピーシートを比較的容易に給紙するこ
とが可能となる手差しトレイ36が設置されている。ま
たこの手差しトレイ36は、OHPシートや厚紙、はが
きサイズ紙など特殊な記録シートを利用する場合にも使
用される。
【0034】給紙ローラ37、38、39、40、41
は紙搬送ローラであり、各ローラはコピー出力処理の給
紙を行う際、記録紙を実際に搬送する役割を担ってい
る。
【0035】図2は、照射部と受光部からなるセンサの
一例としての反射型フォトセンサの検知原理の要部構成
を示す概略説明図である。
【0036】50は、反射型フォトセンサで形成される
紙面高さ位置検知センサであり、発光素子であるLED
50−1と、受光素子であるフォトトランジスタ50−
2によって、構成される。42は検知対象物であり、L
ED50−1から照射された光は、検知対象物42によ
り反射され、反射された光が、フォトトランジスタ50
−2によって感知される。フォトトランジスタ50−2
に反射光が返ってくれば、検知対象物を認識出来る。
【0037】そして、当該画像形成装置の制御部は、排
紙トレイ13に収納されたシートの最上面の高さを検出
する紙面高さ位置検知センサ50からの検知結果情報に
基づいて、例えば、前記シートの最上面の高さを適正な
高さに補正すべく、前記排紙トレイ13を下降したり、
上昇させたり、また、例えば、前記排紙トレイ13上の
紙面が所定高さ以上になったことを、前記紙面高さ位置
検知センサ50が検知したことに応じて、前記排紙トレ
イ13を所定量下降させる等の排紙トレイ13の移動制
御を行ったり、後述するようなシート積載制御を行う。
【0038】図3は、LEDの発光量が低下した場合の
反射型フォトセンサの状態を示す概略説明図である。
【0039】反射型フォトセンサを形成する紙面高さ位
置検知センサ50と検知対象物42の距離が、前述の図
2の場合と同じでも、LED50−1の発光量が長期使
用等の原因で劣化し、低下した場合は、照射された光
が、検知対象物42に届かず、反射光が、フォトトラン
ジスタ50−2まで跳ね返ることなく、検知対象物を認
識できなくなる。
【0040】図4は、排紙トレイのシート積載制御の構
成を示す概略説明図である。
【0041】尚、図4は、画像形成装置の要部構成縦断
側面図(図1)の本体シート出力部近辺を拡大したもの
である。排紙トレイ13は、前述の通り、出力されるシ
ートを積載するためのトレイである。トレイ位置と本体
出力位置の関係等から、安定して排紙トレイ13にシー
トを積載できる高さの上限が決まっており、それ以上積
載すると、積載したシートが崩れたり、出力したシート
が排紙トレイ13からこぼれ落ちたりする不具合が生じ
る虞がある。そこで、本体画像出力部の搬送終端に、反
射型フォトセンサを形成する紙面高さ位置検知センサ5
0を設置し、安定した積載が保証される積載高さを検知
している。紙面高さ位置検知センサ50が、積載された
紙面の高さを検知し、その位置が上限であったとする
と、制御部に、画像形成中断要求を出し、画像形成動作
を一時中断させる。上述のように一定高さ以上の積載を
行わないことから安定した積載制御を可能としている。
【0042】51は、排紙トレイ13上のシートの有無
を検知する紙有無検知センサである。排紙トレイ13上
にシートが1枚でも積載されると、紙有無検知センサ5
1のメカ部材を押し込み、排紙トレイ13上にシートが
積載されていることを認識する。
【0043】前述の画像形成動作中断からの再開要求
は、紙有無検知センサ51のOFFを確認し、排紙トレ
イ13上から全てのシートを取り除かれたことを確認し
てから、先程中断した上述の画像形成動作を再開させ
る。このように、反射型フォトセンサを形成する紙面高
さ位置検知センサ50からの検出結果に基づいて、画像
形成動作をコントロールすることで、排紙トレイ13上
に安定して、シートを積載できる。
【0044】52は、フラグ式の紙位置検知センサであ
り、本体画像出力部10のシート搬送路の最終端に設置
されている。シートが搬送され紙位置検知センサ52の
位置に到着すると、シート先端が、紙位置検知センサ5
2をONし、シートの位置を制御部で認識することが出
来る。シートが通過中は、紙位置検知センサ52をON
し続け、シート後端が、紙位置検知センサ52を抜け、
通過した時点で、紙位置検知センサ52がOFFし、シ
ートの位置を制御部で認識することが出来る。
【0045】図5は、積載シート面の検知タイミング例
1の説明図である。
【0046】53は、排紙トレイ13にすでに積載され
ている積載シートであり、54は、本体画像出力部10
から排出中の排出シートである。前述した通り、排紙ト
レイ13上の積載シート53のシート面を検知する場
合、通常、紙面高さ位置検知センサ50は、本体画像出
力部10の排出部と、排紙トレイ13との間に位置する
ことになる。つまり、本図のように、排出シート54
が、本体画像出力部10から排出され、排紙トレイ13
に積載されるまでの落下中には、紙面高さ位置検知セン
サ50を一度はONしてしまうことになり、このタイミ
ングにおける紙面高さ位置検知センサ50の出力状態
で、積載状態を判断してしまうと、実際には、排紙トレ
イ13への積載がまだ十分に可能な状態で、積載オーバ
ーと誤って判断してしまう虞がある。
【0047】図6は、積載シート面の検知タイミング例
2の説明図である。
【0048】図5と同様に、53は、排紙トレイ13に
既に積載されている積載シートであり、54は、本体画
像出力部10から排出中の排出シートである。本図のよ
うに、本体画像出力部10から排出中の排出シート54
が、本体画像出力部10内の搬送ローラ39に噛んでい
る状態ならば、図5で説明したように、落下中の排出シ
ート54により、誤検知することなく、確実に、積載シ
ート53の紙面高さを判断することが出来る。
【0049】図7は、反射型フォトセンサのLEDに対
する第一の通電制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【0050】尚、図7〜図11のフローチャートの説明
では、同じ動作のステップは、統一して同符号を用い
た。
【0051】従来の制御では、反射型フォトセンサを形
成する紙面高さ位置検知センサ50に用いられているL
ED50−1は、常に通電状態であった為、このLED
50−1は、長期使用による劣化から来る発光量の低下
を早期に起こす可能性があり、本体製品保障期間中に、
良好な紙面検知を行えなくなる虞があった。そこで、以
下のような通電制御を行い、LED50−1に対する通
電時間を極力抑える制御を行うように構成してある。
【0052】図7において、本体電源ON等で、本制御
をスタートする。ステップS701に進み、制御部で画
像形成動作が開始したか否かの判断をし、画像形成動作
が開始していなければ、ステップS701を随時繰り返
す。ステップS701で、画像形成動作の開始を確認す
ると、ステップS702に進み、反射型フォトセンサを
形成する紙面高さ位置検知センサ50のLED50−1
への通電を行う。これにより、排紙トレイ13へ積載さ
れるシートの紙面位置を確認することが可能となる。そ
の後、ステップS703へ進み、制御部により、画像形
成動作が終了したか否かの判断を行い、画像形成動作が
終了していなければ、ステップS703を随時繰り返
す。ステップS703で、画像形成動作の終了を確認す
ると、ステップS704へ進み、反射型フォトセンサを
形成する紙面高さ位置検知センサ50のLED50−1
への通電を停止する。その後、ステップS701へ戻
り、次回の画像形成動作開始に備える。
【0053】LED50−1への通電を画像形成動作中
にしか行わない本制御を用いることにより、反射型フォ
トセンサを形成する紙面高さ位置検知センサ50に用い
られているLED50−1への通電時間を削減すること
が出来ることから、LED50−1の長期使用に由来す
る発光量の低下を大幅に抑えることが出来る。また、求
められる排紙トレイ13のシートの積載紙面検知も良好
に行うことが出来る。
【0054】図8は、反射型フォトセンサのLEDに対
する第二の通電制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【0055】本体電源ON等で、本制御をスタートす
る。ステップS701へ進み、制御部で画像形成動作が
開始したか否かの判断を行う。画像形成動作が開始して
いなければ、ステップS701を随時繰り返す。ステッ
プS701で、画像形成動作の開始を確認すると、ステ
ップS801へ進み、本体画像出力部10のシート搬送
路の最終端に設置されている紙位置検知センサ52がシ
ート先端を検知してONしたかどうかの判断を行う。紙
位置検知センサ52がONしていなければ、ステップS
801を随時繰り返す。ステップS801で紙位置検知
センサ52のONを確認することにより、排紙トレイ1
3にシートが排出される直前であることが分かる。その
後ステップS702へ進み、反射型フォトセンサを形成
する紙面高さ位置検知センサ50のLED50−1への
通電を行う。これにより、排紙トレイ13へ積載される
シートの紙面位置を確認することが出来る。次にステッ
プS802へ進み、先ほど、ステップS801で紙位置
検知センサ52をONしたシートの後端が抜けて通過す
るのを確認する為に、紙位置検知センサ52のOFFを
待つ。紙位置検知センサ52のOFFを確認すると、排
紙トレイ13に排出されるシート全体が本体画像形成出
力部10から排出される直前であることが分かり、ステ
ップS704へ進み、反射型フォトセンサを形成する紙
面高さ位置検知センサ50のLED50−1への通電を
停止する。積載されたシートの紙面検知は、LED50
−1が通電されている状態において行う。次にステップ
S803へ進み、制御部により画像形成動作が終了した
か否かの判断を行い。終了していなければ、ステップS
801に戻り、次のシートに備える。画像形成動作が終
了したことを確認したならば、ステップS701に戻
り、次の画像形成動作の開始に備える。
【0056】LED50−1への通電を、例えば、シー
ト1枚が排出される毎に、或いは、所定枚数のシート
(例えば,5枚)を排紙トレイに排出する度に、或い
は、1セットのシートを排出する度(1部出力する度)
に、或いはまた、グループ単位を1ジョブ毎にしか行わ
ない本制御を用いることにより、反射型フォトセンサを
形成する紙面高さ位置検知センサ50に用いられている
LED50−1への通電時間を削減することが出来るこ
とから、LEDの長期使用に由来する発光量の低下を大
幅に抑えることが出来る。また、求められる排紙トレイ
13のシートの積載紙面検知も良好に行うことが出来
る。
【0057】このように、本形態では、上記センサへの
通電を許可するタイミング(即ち、排紙トレイ上のシー
トの紙面検知を行なうタイミングに相当する)を予め決
めており、それ以外でのタイミングで通電を行なわない
よう制御しており、その許可するタイミングの候補とし
ては、例えば、画像形成動作中や、或いは、排紙トレイ
にシートを1枚排出する毎に、或いは、所定枚数のシー
トを排出する毎に、或いは、1グループ(ここでいうグ
ループとは、1セット分(コピー1部)、又は1ジョブ
分に相当する)分のシートを排出する毎に、上記センサ
への通電を許可し(即ち、当該通電により上記センサが
起動して、排紙トレイ上のシートの紙面検知が行なわれ
る)、上述のタイミング以外でのタイミングにて上記セ
ンサへの通電を行なうことは禁止するよう上記センサの
ON/OFF制御を行なう(後述するが、シート排出口
から排出されたシートが排紙トレイに向かって落下中の
間は、即ち、排紙トレイにシートが確実に収納されるま
での間は、少なくとも、通電を禁止(遮断)する)。
【0058】尚、上述の候補のうちの1つの候補のタイ
ミングでのみ通電を許可しても良いし,上述の候補の全
てのタイミングにおいて、通電を許可しても良い。又、
上述の候補のうちの1つの候補のタイミングでのみ通電
を許可する場合に関しては、予め装置を製造した時点で
決めていても良いし、ユーザが当該装置の操作部上のユ
ーザモード等で設定或いは設定変更可能に構成しても良
く、管理者のみが操作できるように構成しても良い。
【0059】図9は、反射型フォトセンサのLEDに対
する第三の通電制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【0060】本体電源ON等で、本制御をスタートす
る。ステップS901で、排出されたシート枚数をカウ
ントするシート枚数をカウント値iをクリアして0(ゼ
ロ)を代入する。その後、ステップS701へ進み、制
御部で画像形成動作が開始したか否かの判断を行う。画
像形成動作が開始していなければ、ステップS701を
随時繰り返す。ステップS701で、画像形成動作の開
始を確認すると、ステップS701へ進み、本体画像出
力部10のシート搬送路の最終端に設置されている紙位
置検知センサ52をシート先端がONするか否かの判断
を行う。紙位置検知センサ52がONしなければ、ステ
ップS801を随時繰り返す。ステップS801で紙位
置検知センサ52のONを確認すると、排紙トレイ13
にシートが排出される直前であることが分かる。次にス
テップS902へ進み、排出されたシート枚数をカウン
トするシート枚数をカウント値iの値に1を加算する。
次に、ステップS903へ進み、その値が、予め指定さ
れた1でない所定の自然数Xの値以上か否かを確認す
る。ここで、排出されたシート枚数をカウントするシー
ト枚数をカウント値iが、予め指定された0でない所定
の自然数Xの値よりも小さければ、LED50−1を通
電せず、ステップS802へ進む。もし、排出されたシ
ート枚数をカウントするシート枚数をカウント値iが、
予め指定された1でない所定の自然数X以上であれば、
ステップS904へ進み、排出されたシート枚数をカウ
ントするシート枚数をカウント値iをクリアして0(ゼ
ロ)を代入し、次にステップS702へ進み、反射型フ
ォトセンサを形成する紙面高さ位置検知センサのLED
50−1への通電を行う。これにより、排紙トレイ13
へ積載されるシートの紙面位置を確認することが出来
る。ステップS802では、先ほど、ステップS801
で紙位置検知センサ52をONしたシートの後端が抜け
て通過するのを確認するために、紙位置検知センサ52
のOFFを待つ。紙位置検知センサ52のOFFを確認
すると、排紙トレイ13に排出されるシート全体が本体
画像形成出力部10から排出される直前であることが分
かり、次いでステップS704へ進み、反射型フォトセ
ンサを形成する紙面高さ位置検知センサ50のLED5
0−1への通電を停止する。ここで、先ほど、ステップ
S903で、排出されたシート枚数をカウントするシー
ト枚数をカウント値iが、予め指定された1でない所定
の自然数Xよりも小さければ、LED50−1は、通電
されていない筈であるが、要求としては、OFFを出す
こととする。積載されたシートの紙面検知は、LEDが
通電されている状態において行う。次にステップS80
3へ進み、制御部により画像形成動作が終了したかどう
かの判断を行い。終了していなければ、ステップS80
1に戻り、次のシートに備える。画像形成動作が終了し
たことを確認したならば、ステップS701に戻り、次
の画像形成動作の開始を待つ。
【0061】LED50−1への通電をシートが予め指
定された1でない所定の自然数X枚排出される毎にしか
行わない本制御を用いることにより、反射型フォトセン
サを形成する紙面高さ位置検知センサ50に用いられて
いるLED50−1への通電時間を削減することが出来
ることから、LED50−1の長期使用に由来する発光
量の低下を大幅に抑えることが出来る。また、求められ
る排紙トレイ13のシートの積載紙面検知も良好に行う
ことが出来る。
【0062】図10は、紙面高さ位置検知制御の動作を
示すフローチャートである。
【0063】本制御は、画像形成装置が、コピー、プリ
ントアウト等の画像形成動作をスタートするときに呼び
出される制御である。本制御は、スタート後、ステップ
S1001へ進み、画像形成装置のRAM上にある積載
オーバーフラグの状態を確認する。積載オーバーフラグ
は、排紙トレイ13上に積載されている積載シート53
の積載紙面を本制御の紙面高さ位置検知センサ50の検
知状態により、セット・クリアされるフラグであり、積
載オーバーフラグのセット状態は、排紙トレイ13上の
積載シート53の紙面高さが、予め定められた安定して
積載できる高さに達したことを示し、これ以上、排紙ト
レイ13に、シートを排出すると、排紙トレイ13上の
積載シート53が崩れたり、排出シート54が、排出中
に排紙トレイ13から零れ落ちたりする可能性があるこ
とを表す。反対に、積載オーバーフラグのクリア状態
は、排紙トレイ13上の積載シート53の積載高さが、
まだ十分に低く、シート排出が可能であることを示す。
積載オーバーフラグのセットは、本制御で、また、積載
オーバーフラグのクリアは、後述する積載オーバーフラ
グクリア制御で行う。ステップS1001で、積載オー
バーフラグが立っていれば、処理をステップS1002
へ進める。ステップS1002では、画像形成動作の中
断を行い。排紙トレイ13に対し、これ以上、シートが
排出されないようにする。次にステップS1003へ進
み、積載オーバーフラグがクリアされるのを待つ。積載
オーバーフラグのクリアは、前述した通り、後述する。
ステップS1003で、積載オーバーフラグのクリアを
確認すると、処理をステップS1004へ進める。
【0064】ステップS1003で積載オーバーフラグ
のクリアを確認しているため、排紙トレイ13への積載
は、安定して行えると判断できるため、中断していた画
像形成動作を再開し、処理をステップS801へ進め
る。ステップS1001で、積載オーバーフラグが立っ
ていなければ、排紙トレイ13への積載を安定して行え
ると判断できることから、処理をステップS801へ進
める。本体画像出力部10からシートを排出する際に
は、シート搬送路の最終端に設置されている紙位置検知
センサ52を必ずONする。ステップS801で、紙位
置検知センサ52のONを確認すると、排出されるシー
トの先端が、紙位置検知センサ52の位置に到達したこ
とが判断できる。そして、処理をステップS802に進
める。ステップS802では、前段のステップS801
でONされた紙位置検知センサ52がOFFされるのを
待つ。これにより、シート後端が、紙位置検知センサ5
2に到達したことが分かる。このタイミングは、現在排
出中の排出シート54のシート後端が、搬送ローラ39
に噛んでいる状態で、且つ、現在排出中の排出シート5
4の前に排出されたシートが排出済となってから十分に
時間が経過し、排紙トレイ13に積載されているという
ことが判断できる。つまり、このタイミングで、紙面高
さ位置検知センサ50の出力状態を判断すれば、図5で
説明したような、落下中のシートによる紙面高さ位置検
知センサ50の誤検知を起こすことなく、排紙トレイ1
3に積載されている積載シート53の紙面高さが、予め
定められ、且つ安定して積載できる高さに在るか否かを
確実に認識することが出来る。そこで、処理をステップ
S1005へ進め、紙面高さ位置検知センサ50の出力
状態を確認する。ステップS1005で、紙面高さ位置
検知センサ50がON状態なら、処理をステップS10
06へ進める。紙面高さ位置検知センサ50は、積載シ
ート53の紙面が、予め定められた、これ以上シートを
排出すると積載に不具合が生じる心配なレベルに達した
ことを判断するためのセンサであるため、紙面高さ位置
検知センサ50の出力がON状態なら、積載オーバーフ
ラグをセットする。セット後、処理をステップS100
7へ進める。また、ステップS1005で紙面高さ位置
検知センサ50の出力がOFF状態であれば、排紙トレ
イ13へは、未だ安定して積載出来ることが判別でき、
処理をステップS1007へ進める。ステップS100
7では、コピーやプリントアウト等の全ての画像形成動
作が完了したか否かを判断し、全ての画像形成動作が完
了したと判断されるならば、ENDとなって、本制御を
終了する。一方、ステップS1007で画像形成動作が
完了していなければ、ステップS1001へ戻り、次の
シートに対する、紙面高さ位置検知制御に備える。
【0065】図11は、積載オーバーフラグのクリア制
御の動作を示すフローチャートである。
【0066】本制御は、画像形成装置本体の電源ON等
でスタートされる。スタート後、ステップS1001へ
進み、画像形成装置のRAM上にある積載オーバーフラ
グの状態を確認する。ここで、積載オーバーフラグが、
立っていなければ、ステップS1001を繰り返し行
い、積載オーバーフラグが立っていれば、ステップS1
101へ処理を進める。ステップS1101では、排紙
トレイ13上の紙有無検知センサ51の出力状態を確認
する。ここで、紙有無検知センサ51がON状態であれ
ば、排紙トレイ13上に、積載シート53が存在してい
ることが判別できるため、再び、ステップS1101に
戻り、紙有無検知センサ51のOFFを確認する。紙有
無検知センサ51がOFF状態であれば、排紙トレイ1
3上から積載シート53が全て取り除かれたことが判断
できるため、ステップS1102へ処理を進め、画像形
成動作を中断する積載オーバーフラグをクリアする処理
を行う。積載オーバーフラグをクリア後、処理をステッ
プS1001へ戻し、次の積載オーバークリア処理に備
える。本制御は、画像形成装置本体の電源がON状態で
ある間、常時動作している。
【0067】尚、上述の制御方法を実現する為のプログ
ラムを格納したFD,HD,CD−ROM、またはその
他の媒体を備えていることは勿論である。
【0068】本発明に係る実施例について、排紙トレイ
で説明したが、例えば、ソータやフィニッシャなど、そ
の他の後処理装置においても、同様の効果を得ることが
出来ることは言うまでも無い。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排紙トレイに積載されているシートの紙面を検知する際
に、紙面高さ位置検知センサを用いた最適な検知タイミ
ングを用いることにより、落下中のシートによる誤検知
を無くすことが出来、安定した紙面検知制御を行うこと
が可能となり、更に紙面高さ位置検知センサを形成する
反射型フォトセンサのLEDへの通電を必要な時にしか
行わないため、LEDの長期使用に由来する、発光量の
低下、もしくは、寿命により発光できなくなるという不
具合の発生を極端に抑えることが可能となり、長期に安
定して、排紙トレイに積載されるシートの紙面高さ位置
を検知できることから、排紙トレイからのシートの零れ
落ちや、積載しているシートの崩れなどを防止すること
が出来る。また、LED使用時の点灯時間が短くなるた
め、消費電力の削減が可能となるという効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の実施の形態を示
す要部構成縦断側面図
【図2】 反射型フォトセンサの検知原理の要部構成を
示す概略説明図
【図3】 LEDの発光量が低下した場合の反射型フォ
トセンサの状態を示す概略説明図
【図4】 排紙トレイのシート積載制御の構成を示す概
略説明図
【図5】 積載シート面の検知タイミング例1の説明図
【図6】 積載シート面の検知タイミング例2の説明図
【図7】 反射型フォトセンサのLEDに対する第一の
通電制御の動作を示すフローチャート
【図8】 反射型フォトセンサのLEDに対する第二の
通電制御の動作を示すフローチャート
【図9】 反射型フォトセンサのLEDに対する第三の
通電制御の動作を示すフローチャート
【図10】 紙面高さ位置検知制御の動作を示すフロー
チャート
【図11】 積載オーバーフラグのクリア制御の動作を
示すフローチャート
【符号の説明】
10 本体画像出力部 11 本体画像入力部 12 自動原稿送り装置 13 排紙トレイ 21 光源 22〜24 ミラー 25 レンズ(入力系) 26 CCD 27 光学照射部(レーザ) 28 スキャナ 29 レンズ(出力系) 30 ミラー 31 感光ドラム 32 定着ローラ 33、34 給紙トレイ 35 給紙デッキ 36 手差しトレイ 37〜41 紙搬送ローラ 42 検知対象物 50 紙面高さ位置検知センサ(反射型フォトセンサ) 50−1 発光ダイオード(LED) 50−2 フォトトランジスタ 51 紙有無検知センサ 52 紙位置検知センサ 53 積載シート 54 排出シート i シート枚数カウント値 X 1でない所定の自然数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渡辺 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉川 智康 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊勢村 圭三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA32 DA45 DE02 DE07 ED19 EE02 EE06 EJ17 3F048 AA01 AB01 BA04 BA23 CB11 CC17 DA09 EB40

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載する積載手段と、前記積載
    手段上に積載されたシートの紙面が所定の高さに達した
    ことを検知する検知手段と、該検知手段に対する通電を
    画像形成動作中にしか行わないように制御する制御手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段への通電を、前記積載手段
    にシートを積載するタイミングに合わせてしか行わない
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 積載されたシートをカウントするカウン
    ト手段を有し、前記検知手段への通電を、シートが1グ
    ループ単位で、前記積載手段に積載される毎にしか行わ
    ないことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記積載手段は、シート上に画像が形成
    された記録済みシートを積載する排紙トレイから成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置から排出されたシートを積
    載する排紙トレイと、排紙トレイに積載されたシートの
    紙面が予め定められた高さに達したことを検知する紙面
    高さ位置検知センサとを有する画像形成装置において、
    前記紙面高さ位置検知センサの検知タイミングを前記排
    出シートの落下中には、行わないようにタイミングを外
    す構成としたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置から排出されたシートを積
    載する排紙トレイと、排紙トレイに積載されたシートの
    紙面が予め定められた高さに達したことを検知する紙面
    高さ位置検知センサと画像形成装置の搬送路の最終端に
    設けられた紙位置検知センサを有する画像形成装置にお
    いて、前記紙面高さ位置検知センサの検知タイミング
    を、排出シートが前記紙位置検知センサを一度ONし、
    その後に、前記紙位置検知センサのOFFするタイミン
    グに合わせるようにしたことを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 シート上に画像を形成する手段と、画像
    が形成されたシートを積載する積載手段と、前記積載手
    段上に積載されたシートの紙面高さ位置を検知する検知
    手段を有する画像形成装置の制御方法であって、 前記検知手段による検知結果に応じて画像形成動作を制
    御するステップと、 前記検知手段に対する通電を画像形成動作中にしか行わ
    ないように制御するステップと、 前記積載手段に積載されたシートの紙面が予め定められ
    た高さに達したことを検知する紙面高さ位置検知センサ
    の検知タイミングを、前記シートの落下中には、行わな
    いようにタイミングを外すように制御するステップと、 前記紙面高さ位置検知センサの検知タイミングを、排出
    シートが前記紙位置検知センサを一度ONし、その後
    に、前記紙位置検知センサのOFFするタイミングに合
    わせるように制御するステップと、を有することを特徴
    とする画像形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置の制御方法
    を実現する為のプログラムを格納したことを特徴とする
    記憶媒体。
  9. 【請求項9】 シート上に画像を形成し、シートを積載
    する積載手段に前記シートを排出する手段と、 前記積載手段上に積載されたシートの紙面が所定の高さ
    に達したことを検知する検知手段と、 所定のタイミングにのみ前記検知手段に対する通電を許
    可し、前記所定タイミング以外のタイミングでの前記検
    知手段に対する通電を禁止する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、画像形成動作中にの
    み前記検知手段に対する通電を許可することを特徴とす
    る請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記積載手段に1グ
    ループ分のシートを排出する毎に前記検知手段に対する
    通電を許可し、それ以外のタイミングでの通電は禁止す
    ることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記積載手段に所定
    枚数のシートを排出する毎に前記検知手段に対する通電
    を許可し、それ以外のタイミングでの通電は禁止するこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、排出したシートが前
    記積載手段上に向かって落下している間、少なくとも、
    前記検知手段に対する通電を禁止することを特徴とする
    請求項9記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 シート上に画像を形成し、シートを積
    載する積載手段に前記シートを排出する手段と、前記積
    載手段上に積載されたシートの紙面が所定の高さに達し
    たことを検知する検知手段と、を有する画像形成装置の
    制御方法であって、 所定のタイミングにのみ前記検知手段に対する通電を許
    可し、前記所定タイミング以外のタイミングでの前記検
    知手段に対する通電を禁止するステップを有することを
    特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の画像形成装置の制御
    方法を実現する為のプログラムを格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
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