JP2002001447A - トリミング方法およびトリミング装置 - Google Patents
トリミング方法およびトリミング装置Info
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- JP2002001447A JP2002001447A JP2000183307A JP2000183307A JP2002001447A JP 2002001447 A JP2002001447 A JP 2002001447A JP 2000183307 A JP2000183307 A JP 2000183307A JP 2000183307 A JP2000183307 A JP 2000183307A JP 2002001447 A JP2002001447 A JP 2002001447A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品の全周辺にハーフエッチング部と貫通孔
部とからなり、ハーフエッチング部にて製品と不要部と
を一体連結するトリミング線部とを設けている、枚用の
金属シートから、製品を分離するトリミング方法であっ
て、装置が極端に複雑にならず、品質的にも信頼のでき
るもので、且つ、効率的にその作業が行え、製品の各品
種ないし各サイズに対応できるトリミング方法と、それ
を実施するための装置を提供する。 【解決手段】 製品部と、その全周辺に渡る不要部と
を、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなるトリミン
グ線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シートか
ら、製品部を分離するトリミング方法であって、枚用の
金属シートの製品部と、製品部の辺に沿う不要部の両端
部を、それぞれ、別のクランプ部でつかみ、製品部の辺
に沿う不要部の両端部のクランプ部を、前記辺より離す
ようにして、不要部分を製品面に沿い、水平方向、製品
部の外側に引っ張って、トリミング線部にて製品部と不
要部を分離する。
部とからなり、ハーフエッチング部にて製品と不要部と
を一体連結するトリミング線部とを設けている、枚用の
金属シートから、製品を分離するトリミング方法であっ
て、装置が極端に複雑にならず、品質的にも信頼のでき
るもので、且つ、効率的にその作業が行え、製品の各品
種ないし各サイズに対応できるトリミング方法と、それ
を実施するための装置を提供する。 【解決手段】 製品部と、その全周辺に渡る不要部と
を、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなるトリミン
グ線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シートか
ら、製品部を分離するトリミング方法であって、枚用の
金属シートの製品部と、製品部の辺に沿う不要部の両端
部を、それぞれ、別のクランプ部でつかみ、製品部の辺
に沿う不要部の両端部のクランプ部を、前記辺より離す
ようにして、不要部分を製品面に沿い、水平方向、製品
部の外側に引っ張って、トリミング線部にて製品部と不
要部を分離する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシヤドウマスク等の
製品のトリミング方法と装置に関し、詳しくは、製品で
あるシヤドウマスクと、シヤドウマスクの全周辺にハー
フエッチング部と貫通孔部とからなり、ハーフエッチン
グ部にてシヤドウマスクと不要部とを一体連結するトリ
ミング線部とを設けた、枚用の金属シートから、シヤド
ウマスクを分離するトリミング装置と方法に関する。
製品のトリミング方法と装置に関し、詳しくは、製品で
あるシヤドウマスクと、シヤドウマスクの全周辺にハー
フエッチング部と貫通孔部とからなり、ハーフエッチン
グ部にてシヤドウマスクと不要部とを一体連結するトリ
ミング線部とを設けた、枚用の金属シートから、シヤド
ウマスクを分離するトリミング装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーTV(ブラウン管)用のシ
ヤドウマスクは、使用量の拡大に伴い量産化が進み、且
つ、その使用目的によっては、ファイン化、大型化等が
求められている。このようなシヤドウマスクは、一般に
は、帯状に連続する金属板材600を素材(図6
(a))として用い、一貫ラインで生産されており、簡
単には、フープ状にして、帯状に連続する金属板材60
0を連続ないし間欠的に移動させながら、製版、エッチ
ングして、各シヤドウマスクの製品部(これをシヤドウ
マスクと言う)611の外周部が金属板材600に保持
されるようにして、且つ、該金属板材600にシヤドウ
マスク611を面付けした状態にして外形加工される。
(図6(b))そして、この後、図6(c)に示すよう
に、一旦、金属板材600を断裁し、断裁された金属シ
ート610から各シヤドウマスク611を分離する(図
6(d))トリミング方法(オフライン方式)が一般に
は採られている。金属板材600から断裁された金属シ
ート610は、図6(c)(ロ)に示すように、シヤド
ウマスク1個(単面付け)の外側に不要の金属板部61
2を付けた状態のもの、あるいは、図6(c)(イ)に
示すように、図6(c)(ロ)のものを複数個1つのシ
ートにした状態のものである。このトリミング方法とし
ては、あらかじめ、エッチングにより、シヤドウマスク
の外周に、ハーフエッチング部、およびまたは貫通孔部
からなるシヤドウマスクの外周線(トリミング線とも言
う)を設けておき、シヤドウマスクの外周線(トリミン
グ線とも言う)に合った押さえ型により、シヤドウマス
クの製品部を押さえ、人が不要の金属板部612を持ち
上げて、これを製品部から分離する第1の方法や、人手
ではなく、装置が、不要の金属板部612を上下に折り
曲げる第2の方法等が採られていた。
ヤドウマスクは、使用量の拡大に伴い量産化が進み、且
つ、その使用目的によっては、ファイン化、大型化等が
求められている。このようなシヤドウマスクは、一般に
は、帯状に連続する金属板材600を素材(図6
(a))として用い、一貫ラインで生産されており、簡
単には、フープ状にして、帯状に連続する金属板材60
0を連続ないし間欠的に移動させながら、製版、エッチ
ングして、各シヤドウマスクの製品部(これをシヤドウ
マスクと言う)611の外周部が金属板材600に保持
されるようにして、且つ、該金属板材600にシヤドウ
マスク611を面付けした状態にして外形加工される。
(図6(b))そして、この後、図6(c)に示すよう
に、一旦、金属板材600を断裁し、断裁された金属シ
ート610から各シヤドウマスク611を分離する(図
6(d))トリミング方法(オフライン方式)が一般に
は採られている。金属板材600から断裁された金属シ
ート610は、図6(c)(ロ)に示すように、シヤド
ウマスク1個(単面付け)の外側に不要の金属板部61
2を付けた状態のもの、あるいは、図6(c)(イ)に
示すように、図6(c)(ロ)のものを複数個1つのシ
ートにした状態のものである。このトリミング方法とし
ては、あらかじめ、エッチングにより、シヤドウマスク
の外周に、ハーフエッチング部、およびまたは貫通孔部
からなるシヤドウマスクの外周線(トリミング線とも言
う)を設けておき、シヤドウマスクの外周線(トリミン
グ線とも言う)に合った押さえ型により、シヤドウマス
クの製品部を押さえ、人が不要の金属板部612を持ち
上げて、これを製品部から分離する第1の方法や、人手
ではなく、装置が、不要の金属板部612を上下に折り
曲げる第2の方法等が採られていた。
【0003】しかし、これらの方法は、品種別の押さえ
型が必要で、特に、装置による第2の方法においては、
型のコストがかかり、段取り替えに時間がかかると言う
問題があった。また、トリミングには時間がかかり、効
率的ではないと言う問題もある。効率を上げるために、
シヤドウマスクを数十枚重ね、不要部分を揺動させ、シ
ヤドウマスクの外周線(トリミング線)を疲労破壊させ
製品と不要部とを分離する、トリミング方法も採られる
ようになった。この方法は、シヤドウマスクの外周線
(トリミング線)を疲労破壊させるため、切断部にクラ
ックを生じ、鉄粉等が発生し易い。これがシヤドウマス
クの有孔部に入ると異物不良となる。また、この方法の
場合には、装置の構造が極端に複雑となり、高価なもの
となってしまい、実用的でない。
型が必要で、特に、装置による第2の方法においては、
型のコストがかかり、段取り替えに時間がかかると言う
問題があった。また、トリミングには時間がかかり、効
率的ではないと言う問題もある。効率を上げるために、
シヤドウマスクを数十枚重ね、不要部分を揺動させ、シ
ヤドウマスクの外周線(トリミング線)を疲労破壊させ
製品と不要部とを分離する、トリミング方法も採られる
ようになった。この方法は、シヤドウマスクの外周線
(トリミング線)を疲労破壊させるため、切断部にクラ
ックを生じ、鉄粉等が発生し易い。これがシヤドウマス
クの有孔部に入ると異物不良となる。また、この方法の
場合には、装置の構造が極端に複雑となり、高価なもの
となってしまい、実用的でない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、シヤド
ウマクのトリミングにおいては、効率的にその作業が行
え、且つ、シヤドウマスクの品種ないしサイズ毎に押さ
え型を代える必要がないトリミング方法が求められてい
た。更には、装置が極端に複雑にならず、品質的にも信
頼のできるものが求められていた。本発明は、このよう
な状況のもと、図6(c)に示す、断裁された金属シー
ト610から各シヤドウマスク611を分離する(図6
(d))トリミング方法(オフライン方式)で、装置が
極端に複雑にならず、品質的にも信頼のできるもので、
且つ、効率的にその作業が行え、且つ、シヤドウマスク
の品種ないしサイズ毎に押さえ型を代える必要がない、
オフライン対応のトリミング方法と、それを実施するた
めの装置を提供しようとするものである。
ウマクのトリミングにおいては、効率的にその作業が行
え、且つ、シヤドウマスクの品種ないしサイズ毎に押さ
え型を代える必要がないトリミング方法が求められてい
た。更には、装置が極端に複雑にならず、品質的にも信
頼のできるものが求められていた。本発明は、このよう
な状況のもと、図6(c)に示す、断裁された金属シー
ト610から各シヤドウマスク611を分離する(図6
(d))トリミング方法(オフライン方式)で、装置が
極端に複雑にならず、品質的にも信頼のできるもので、
且つ、効率的にその作業が行え、且つ、シヤドウマスク
の品種ないしサイズ毎に押さえ型を代える必要がない、
オフライン対応のトリミング方法と、それを実施するた
めの装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のトリミング方法
は、製品部と、その全周辺に渡る不要部とを、ハーフエ
ッチング部と貫通孔部とからなるトリミング線部にて、
一体的に連結した、枚用の金属シートから、製品部を分
離するトリミング方法であって、枚用の金属シートの製
品部と、製品部の辺に沿う不要部の両端部を、それぞ
れ、別のクランプ部でつかみ、製品部の辺に沿う不要部
の両端部のクランプ部を、前記辺より離すようにして、
不要部分を製品面に沿い、水平方向、製品部の外側に引
っ張って、トリミング線部にて製品部と不要部を分離す
ることを特徴とするものである。そして、上記におい
て、製品部が、エッチング加工された、略四角形状のシ
ヤドウマスクであることを特徴とするものである。
は、製品部と、その全周辺に渡る不要部とを、ハーフエ
ッチング部と貫通孔部とからなるトリミング線部にて、
一体的に連結した、枚用の金属シートから、製品部を分
離するトリミング方法であって、枚用の金属シートの製
品部と、製品部の辺に沿う不要部の両端部を、それぞ
れ、別のクランプ部でつかみ、製品部の辺に沿う不要部
の両端部のクランプ部を、前記辺より離すようにして、
不要部分を製品面に沿い、水平方向、製品部の外側に引
っ張って、トリミング線部にて製品部と不要部を分離す
ることを特徴とするものである。そして、上記におい
て、製品部が、エッチング加工された、略四角形状のシ
ヤドウマスクであることを特徴とするものである。
【0006】本発明のトリミング装置は、略四角状の製
品部と、その全周辺に渡る不要部とを、ハーフエッチン
グ部と貫通孔部とからなるトリミング線部にて、一体的
に連結した、枚用の金属シートから、製品部を分離する
トリミング装置であって、製品部の辺に沿う不要部の両
端部を、それぞれ別につかみ、製品面に沿い、水平方
向、製品外側に移動できる2個のクランプ部を設けてい
ることを特徴とするものである。そして、上記におい
て、製品部の辺に沿う不要部の両端部を、それぞれ別に
つかみ、製品面に沿い、水平方向、製品外側に移動でき
る2個のクランプ部の組みを、製品部の4辺側にそれぞ
れ設けていることを特徴とするものである。そしてま
た、上記において、枚用の金属シートを供給するための
供給ステージと、トリミングされた製品部のみを積載す
る積載ステージとを備えたものであることを特徴とする
ものである。また、上記において、略四角状の製品部
が、エッチング加工されたシヤドウマスクであることを
特徴とするものである。
品部と、その全周辺に渡る不要部とを、ハーフエッチン
グ部と貫通孔部とからなるトリミング線部にて、一体的
に連結した、枚用の金属シートから、製品部を分離する
トリミング装置であって、製品部の辺に沿う不要部の両
端部を、それぞれ別につかみ、製品面に沿い、水平方
向、製品外側に移動できる2個のクランプ部を設けてい
ることを特徴とするものである。そして、上記におい
て、製品部の辺に沿う不要部の両端部を、それぞれ別に
つかみ、製品面に沿い、水平方向、製品外側に移動でき
る2個のクランプ部の組みを、製品部の4辺側にそれぞ
れ設けていることを特徴とするものである。そしてま
た、上記において、枚用の金属シートを供給するための
供給ステージと、トリミングされた製品部のみを積載す
る積載ステージとを備えたものであることを特徴とする
ものである。また、上記において、略四角状の製品部
が、エッチング加工されたシヤドウマスクであることを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のトリミング方法は、このような構成に
することにより、製品の全周辺にハーフエッチング部と
貫通孔部とからなり、ハーフエッチング部にて製品と不
要部とを一体連結するトリミング線部とを設けている、
枚用の金属シートから、製品を分離するトリミング方法
であって、装置が極端に複雑にならず、品質的にも信頼
のできるもので、且つ、効率的にその作業が行え、製品
の各品種ないし各サイズに対応できるトリミング方法の
提供を可能としている。具体的には、図6(c)に示
す、断裁された金属シート610から各シヤドウマスク
611を分離する(図6(d))トリミング方法(オフ
ライン方式)で、装置が極端に複雑にならず、品質的に
も信頼のできるもので、且つ、効率的にその作業が行
え、且つ、シヤドウマスクの品種ないしサイズ毎に押さ
え型を代える必要がない、オフライン対応のトリミング
方法の提供を可能としている。シヤドウマスクの製造に
おいて、オフライン分離方法を実用レベルで可能として
いる。詳しくは、製品部と、その全周辺に渡る不要部と
を、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなるトリミン
グ線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シートか
ら、製品部を分離するトリミング方法であって、枚用の
金属シートの製品部と、製品部の辺に沿う不要部の両端
部を、それぞれ、別のクランプ部でつかみ、製品部の辺
に沿う不要部の両端部のクランプ部を、前記辺より離す
ようにして、不要部分を製品面に沿い、水平方向、製品
部の外側に引っ張って、トリミング線部にて製品部と不
要部を分離することにより、これを達成している。特
に、製品部が、エッチング加工された、略四角形状のシ
ヤドウマスクである場合には有効である。
することにより、製品の全周辺にハーフエッチング部と
貫通孔部とからなり、ハーフエッチング部にて製品と不
要部とを一体連結するトリミング線部とを設けている、
枚用の金属シートから、製品を分離するトリミング方法
であって、装置が極端に複雑にならず、品質的にも信頼
のできるもので、且つ、効率的にその作業が行え、製品
の各品種ないし各サイズに対応できるトリミング方法の
提供を可能としている。具体的には、図6(c)に示
す、断裁された金属シート610から各シヤドウマスク
611を分離する(図6(d))トリミング方法(オフ
ライン方式)で、装置が極端に複雑にならず、品質的に
も信頼のできるもので、且つ、効率的にその作業が行
え、且つ、シヤドウマスクの品種ないしサイズ毎に押さ
え型を代える必要がない、オフライン対応のトリミング
方法の提供を可能としている。シヤドウマスクの製造に
おいて、オフライン分離方法を実用レベルで可能として
いる。詳しくは、製品部と、その全周辺に渡る不要部と
を、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなるトリミン
グ線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シートか
ら、製品部を分離するトリミング方法であって、枚用の
金属シートの製品部と、製品部の辺に沿う不要部の両端
部を、それぞれ、別のクランプ部でつかみ、製品部の辺
に沿う不要部の両端部のクランプ部を、前記辺より離す
ようにして、不要部分を製品面に沿い、水平方向、製品
部の外側に引っ張って、トリミング線部にて製品部と不
要部を分離することにより、これを達成している。特
に、製品部が、エッチング加工された、略四角形状のシ
ヤドウマスクである場合には有効である。
【0008】本発明のトリミング方法は、シヤドウマス
クの外周線(トリミング線)を疲労破壊させる方法とは
異なり、トリミングの際、鉄紛が生じにくい。そして、
ただまっすぐに引っ張るのと比べ、端部のみを引っ張っ
て引き裂くように製品と不要部とを分離することにより
破断荷重を低減できるため、製品をつかむクランプ力も
弱くて済み、製品に対しキズ、圧痕、ヘコ等を発生させ
ずトリミングすることができる。
クの外周線(トリミング線)を疲労破壊させる方法とは
異なり、トリミングの際、鉄紛が生じにくい。そして、
ただまっすぐに引っ張るのと比べ、端部のみを引っ張っ
て引き裂くように製品と不要部とを分離することにより
破断荷重を低減できるため、製品をつかむクランプ力も
弱くて済み、製品に対しキズ、圧痕、ヘコ等を発生させ
ずトリミングすることができる。
【0009】尚、引き裂き分離を容易とするため、場合
によっては、引き裂き分離部にエアーバイブレータ等の
振動部材を用いて衝撃荷重を、あるいは振動子等を用い
て超音波振動を与えても良い。
によっては、引き裂き分離部にエアーバイブレータ等の
振動部材を用いて衝撃荷重を、あるいは振動子等を用い
て超音波振動を与えても良い。
【0010】本発明のトリミング装置は、このような構
成にすることにより、製品の全周辺に、トリミング線部
を設けた、枚用の金属シートから、製品を分離するトリ
ミング装置で、装置が極端に複雑にならず、品質的にも
信頼ができるもので、且つ、効率的にその作業が行え、
製品の各品種ないし各サイズに対応できるトリミング装
置の提供を可能としている。具体的には、シヤドウマス
クの製造において、オフライン分離方法を実用レベルで
可能とし、従来の、シート(枚葉)でのトリミングのよ
うに、品種毎に押さえ型を必要としないトリミング装置
の提供を可能としている。
成にすることにより、製品の全周辺に、トリミング線部
を設けた、枚用の金属シートから、製品を分離するトリ
ミング装置で、装置が極端に複雑にならず、品質的にも
信頼ができるもので、且つ、効率的にその作業が行え、
製品の各品種ないし各サイズに対応できるトリミング装
置の提供を可能としている。具体的には、シヤドウマス
クの製造において、オフライン分離方法を実用レベルで
可能とし、従来の、シート(枚葉)でのトリミングのよ
うに、品種毎に押さえ型を必要としないトリミング装置
の提供を可能としている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のシヤドウマスクのトリミ
ング方法の実施の形態例を図にそって説明する。図1は
本発明のトリミング方法の実施の形態の1例を示した概
略工程図で、図2はその変形例を説明するための図で、
図3は本発明のトリミング装置の実施の形態の1例の概
略構成と処理工程を示した概略図で、図4(a)はトリ
ミング部の1例の上面図で、図4(b)はトリミング部
に製品を載置した状態を示した断面図で、図5はトリミ
ング線部を説明するための図である。尚、図4(b)は
図4(a)のE1−E2側からみた図で、図5(b)、
図5(c)はそれぞれ、図5(a)のD1−D2,D3
−D4における断面図である。また、図1、図2中の矢
印は、トリミングの際の力の方向を示している。また、
図3中、S310〜S340は処理ステップを示し、断
裁処理(S320)に対応する点線内は処理後の状態を
図示したもので、第1のトリミング部320、第2のト
リミング部330に対応する点線内は、各部の処理内容
を示した図である。図1〜図5中、110は金属シー
ト、111は製品(シヤドウマスク)、111Aは(製
品の)辺、112、112A、112B、112C、1
12Dは不要部、115はトリミング線部、116は間
欠ハーフ部、117は貫通孔部、121、122、12
3、124、125、126、125A,126A、1
25a、126a、125b、126bはクランプ部、
131、132、133、134、135、136、1
35A、136Aはクランプ部、190は素材部(鋼
材)、191はハーフ部、192は貫通部、300はト
リミング装置、310は供給ステージ、320は第1の
トリミング部、330は第2のトリミング部、340は
積載ステージ、411、412、413、414はクラ
ンプ部、411Aは上クランプ部、411Bは下クラン
プ部、414Aは上クランプ部、414Bは下クランプ
部、420はステージ、425はステージ支持部であ
る。
ング方法の実施の形態例を図にそって説明する。図1は
本発明のトリミング方法の実施の形態の1例を示した概
略工程図で、図2はその変形例を説明するための図で、
図3は本発明のトリミング装置の実施の形態の1例の概
略構成と処理工程を示した概略図で、図4(a)はトリ
ミング部の1例の上面図で、図4(b)はトリミング部
に製品を載置した状態を示した断面図で、図5はトリミ
ング線部を説明するための図である。尚、図4(b)は
図4(a)のE1−E2側からみた図で、図5(b)、
図5(c)はそれぞれ、図5(a)のD1−D2,D3
−D4における断面図である。また、図1、図2中の矢
印は、トリミングの際の力の方向を示している。また、
図3中、S310〜S340は処理ステップを示し、断
裁処理(S320)に対応する点線内は処理後の状態を
図示したもので、第1のトリミング部320、第2のト
リミング部330に対応する点線内は、各部の処理内容
を示した図である。図1〜図5中、110は金属シー
ト、111は製品(シヤドウマスク)、111Aは(製
品の)辺、112、112A、112B、112C、1
12Dは不要部、115はトリミング線部、116は間
欠ハーフ部、117は貫通孔部、121、122、12
3、124、125、126、125A,126A、1
25a、126a、125b、126bはクランプ部、
131、132、133、134、135、136、1
35A、136Aはクランプ部、190は素材部(鋼
材)、191はハーフ部、192は貫通部、300はト
リミング装置、310は供給ステージ、320は第1の
トリミング部、330は第2のトリミング部、340は
積載ステージ、411、412、413、414はクラ
ンプ部、411Aは上クランプ部、411Bは下クラン
プ部、414Aは上クランプ部、414Bは下クランプ
部、420はステージ、425はステージ支持部であ
る。
【0012】先ず、本発明のトリミング方法の実施の形
態の1例を説明する。本例は、エッチング加工され、断
裁されて得られた、製品であるシヤドウマスク111
と、その全周辺に渡る不要部112とを、ハーフエッチ
ング部と貫通孔部とからなるトリミング線部115に
て、一体的に連結した、図1(a)に示す、枚用の金属
シート110から、製品部111を分離するトリミング
方法である。以下、図1に基づいて本例を説明する。先
ず、金属シート110(図1(a))の製品111の対
向する2辺を、それぞれ挟むように、製品部111と不
要部112とを、それぞれ、別の、クランプ部の組み1
22、125、123および121、126、124で
つかむ。(図1(b)) 次いで、製品部の上記対向する辺に沿う不要部の両端部
のクランプ部122、123、および121、124
を、辺より離すようにして、不要部分112を製品面に
沿い、水平方向、製品部111の外側に引っ張って、ト
リミング線部115にて製品部111と不要部112を
分離する。(図1(c))
態の1例を説明する。本例は、エッチング加工され、断
裁されて得られた、製品であるシヤドウマスク111
と、その全周辺に渡る不要部112とを、ハーフエッチ
ング部と貫通孔部とからなるトリミング線部115に
て、一体的に連結した、図1(a)に示す、枚用の金属
シート110から、製品部111を分離するトリミング
方法である。以下、図1に基づいて本例を説明する。先
ず、金属シート110(図1(a))の製品111の対
向する2辺を、それぞれ挟むように、製品部111と不
要部112とを、それぞれ、別の、クランプ部の組み1
22、125、123および121、126、124で
つかむ。(図1(b)) 次いで、製品部の上記対向する辺に沿う不要部の両端部
のクランプ部122、123、および121、124
を、辺より離すようにして、不要部分112を製品面に
沿い、水平方向、製品部111の外側に引っ張って、ト
リミング線部115にて製品部111と不要部112を
分離する。(図1(c))
【0013】次いで、金属シート110(図1(a))
から不要部112A,112Bが除去されたシートの、
不要部112C、112Dが残っている側の、製品11
1の対向する2辺を、それぞれ挟むように、製品部11
1と不要部112を、それぞれ、別の、クランプ部の組
み132、135、131および133、136、13
4でつかむ。(図1(d)) 次いで、製品部の上記対向する辺に沿う不要部の両端部
のクランプ部132、131、および133、134
を、辺より離すようにして、不要部分112を製品面に
沿い、水平方向、製品部111の外側に引っ張って、ト
リミング線部115にて製品部111と不要部112を
分離する。(図1(e)) このようにして、製品111が金属シート110(図1
(a))から分離される。
から不要部112A,112Bが除去されたシートの、
不要部112C、112Dが残っている側の、製品11
1の対向する2辺を、それぞれ挟むように、製品部11
1と不要部112を、それぞれ、別の、クランプ部の組
み132、135、131および133、136、13
4でつかむ。(図1(d)) 次いで、製品部の上記対向する辺に沿う不要部の両端部
のクランプ部132、131、および133、134
を、辺より離すようにして、不要部分112を製品面に
沿い、水平方向、製品部111の外側に引っ張って、ト
リミング線部115にて製品部111と不要部112を
分離する。(図1(e)) このようにして、製品111が金属シート110(図1
(a))から分離される。
【0014】本例の変形例としては、図1(c)、図1
(e)に代え、図2(a)、図2(b)のように、製品
部111をクランプ部125A、126A、あるいはク
ランプ部135A、136Aを配置して不要部112の
分離を行う例も挙げられる。また、図2(c)に示すよ
うに、幅広のクランプ部125a、126aを用いる
例、あるいは図2(d)に示すように、短かいクランプ
部125b,126bを辺に沿って配列して分離を行な
う例も挙げられる。図2(a)〜図2(b)に示す例
は、場合によっては製品にしわが発生することがある。
本例および、図2(c),あるいは図2(d)に示す方
法は、製品のしわ発生を防止できる。図2(c)に示す
方法はクランプ圧力(単位面積当たりの圧力)を他に比
べ低減でき、クランプ圧痕発生に対応できる。図2
(d)に示す方法の場合、製品のサイズ対応が容易で、
サイズ切り替えを簡単にできる。これらの方法は、製品
のサイズ、厚さに対応し適宜決めることが好ましい。
(e)に代え、図2(a)、図2(b)のように、製品
部111をクランプ部125A、126A、あるいはク
ランプ部135A、136Aを配置して不要部112の
分離を行う例も挙げられる。また、図2(c)に示すよ
うに、幅広のクランプ部125a、126aを用いる
例、あるいは図2(d)に示すように、短かいクランプ
部125b,126bを辺に沿って配列して分離を行な
う例も挙げられる。図2(a)〜図2(b)に示す例
は、場合によっては製品にしわが発生することがある。
本例および、図2(c),あるいは図2(d)に示す方
法は、製品のしわ発生を防止できる。図2(c)に示す
方法はクランプ圧力(単位面積当たりの圧力)を他に比
べ低減でき、クランプ圧痕発生に対応できる。図2
(d)に示す方法の場合、製品のサイズ対応が容易で、
サイズ切り替えを簡単にできる。これらの方法は、製品
のサイズ、厚さに対応し適宜決めることが好ましい。
【0015】次に、本発明のトリミング装置の実施の形
態の1例を、図3に基づいて説明する。本例のトリミン
グ装置は、エッチング加工され、断裁されて得られた、
製品であるシヤドウマスクと、その全周辺に渡る不要部
とを、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなるトリミ
ング線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シート
(図1(a)の金属シート110)から、製品部を分離
するトリミング装置で、図1に示す第1の例トリミング
方法を実施する装置である。本例の装置は、製品である
シヤドウマスクの対向する1組みの辺に沿い、不要部を
分離する第1のトリミング部320と、製品であるシヤ
ドウマスクの、別の対向する1組みの辺に沿い、不要部
を分離する第2のトリミング部330と、断裁された製
品であるシヤドウマスクを第1のトリミング部320へ
供給するための供給ステージ310と、第2のトリミン
グ部330における処理の後に、製品のみを積載する積
載ステージ340とを備えている。第1のトリミング部
320は、図1に示す第1の例トリミング方法におけ
る、図1(b)〜図1(c)の処理を行なうもので、第
2のトリミング部330は、図1に示す第1の例トリミ
ング方法における、図1(d)〜図1(e)の処理を行
なうもので、S320の状態で、第1のトリミング部3
20にて、S330の処理が行なわれ、不要部112
A、112Bが分離される。次いで、第2のトリミング
部330にて、S340の処理が行なわれ、不要部11
2C、112Dが分離される。この後、製品は積載ステ
ージ340に積載される。尚、各部間の搬送には、エア
ーヘッド、磁石ヘッド、巡回治具等が適用できる。
態の1例を、図3に基づいて説明する。本例のトリミン
グ装置は、エッチング加工され、断裁されて得られた、
製品であるシヤドウマスクと、その全周辺に渡る不要部
とを、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなるトリミ
ング線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シート
(図1(a)の金属シート110)から、製品部を分離
するトリミング装置で、図1に示す第1の例トリミング
方法を実施する装置である。本例の装置は、製品である
シヤドウマスクの対向する1組みの辺に沿い、不要部を
分離する第1のトリミング部320と、製品であるシヤ
ドウマスクの、別の対向する1組みの辺に沿い、不要部
を分離する第2のトリミング部330と、断裁された製
品であるシヤドウマスクを第1のトリミング部320へ
供給するための供給ステージ310と、第2のトリミン
グ部330における処理の後に、製品のみを積載する積
載ステージ340とを備えている。第1のトリミング部
320は、図1に示す第1の例トリミング方法におけ
る、図1(b)〜図1(c)の処理を行なうもので、第
2のトリミング部330は、図1に示す第1の例トリミ
ング方法における、図1(d)〜図1(e)の処理を行
なうもので、S320の状態で、第1のトリミング部3
20にて、S330の処理が行なわれ、不要部112
A、112Bが分離される。次いで、第2のトリミング
部330にて、S340の処理が行なわれ、不要部11
2C、112Dが分離される。この後、製品は積載ステ
ージ340に積載される。尚、各部間の搬送には、エア
ーヘッド、磁石ヘッド、巡回治具等が適用できる。
【0016】更に、図4に基づいてトリミング部をもう
少し説明する。図4(b)に示す様に、製品であるシヤ
ドウマスク480は、クランプ部412、415、41
1の組み、および413、416、414の組みによ
り、それぞれ、製品の対向する2辺に沿い、製品部、不
要部がクランプされるが、クランプ部411は、上クラ
ンプ部411A、下クランプ部411Bからなり、両者
が不要部を挟むようにしてつかみ、また、クランプ部4
14は、上クランプ部414A、下クランプ部414B
からなり、両者が不要部を挟むようにしてつかむ。同様
に、クランプ部412、413も上クランプ部、下クラ
ンプ部からなり、両者が不要部を挟むようにしてつか
む。クランプ部415、416はそれぞれ、ステージ4
20とで、製品部を挟みクランプし、矢印のように、ク
ランプ部411、412、413、414がそれぞれ、
辺から、製品面に沿い、水平方向に離れる際、製品部が
移動しないように固定する。図4(b)のE0側からみ
た上面図が図4(a)である。(但し、製品を省略して
図示している) 尚、各クランプ部の動作は、エアーシリンダ等により行
なうことができる。
少し説明する。図4(b)に示す様に、製品であるシヤ
ドウマスク480は、クランプ部412、415、41
1の組み、および413、416、414の組みによ
り、それぞれ、製品の対向する2辺に沿い、製品部、不
要部がクランプされるが、クランプ部411は、上クラ
ンプ部411A、下クランプ部411Bからなり、両者
が不要部を挟むようにしてつかみ、また、クランプ部4
14は、上クランプ部414A、下クランプ部414B
からなり、両者が不要部を挟むようにしてつかむ。同様
に、クランプ部412、413も上クランプ部、下クラ
ンプ部からなり、両者が不要部を挟むようにしてつか
む。クランプ部415、416はそれぞれ、ステージ4
20とで、製品部を挟みクランプし、矢印のように、ク
ランプ部411、412、413、414がそれぞれ、
辺から、製品面に沿い、水平方向に離れる際、製品部が
移動しないように固定する。図4(b)のE0側からみ
た上面図が図4(a)である。(但し、製品を省略して
図示している) 尚、各クランプ部の動作は、エアーシリンダ等により行
なうことができる。
【0017】次に、図1(a)に示す金属シートの、ト
リミング線部115について、図5に基づいて、さらに
説明しておく。図5(a)は金属シートの図で、図5
(b)は、図5(a)のD1−D2における断面図で、
図5(c)は、D3−D4の、間欠ハーフ部116のハ
ーフエッチング部における断面図である。図1に示すト
リミング方法を実施する場合には、図5(a)に示すよ
うに、略四角形の製品の隅部(コーナ部)は、貫通孔と
しておくと、不要部の分離がスムーズに行なうことがで
きる。
リミング線部115について、図5に基づいて、さらに
説明しておく。図5(a)は金属シートの図で、図5
(b)は、図5(a)のD1−D2における断面図で、
図5(c)は、D3−D4の、間欠ハーフ部116のハ
ーフエッチング部における断面図である。図1に示すト
リミング方法を実施する場合には、図5(a)に示すよ
うに、略四角形の製品の隅部(コーナ部)は、貫通孔と
しておくと、不要部の分離がスムーズに行なうことがで
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記のように、エッチング加
工して、製品であるシヤドウマスクと、シヤドウマスク
の全周辺に、シヤドウマスクと不要部とを一体連結する
トリミング線部とを設けた、枚用の金属シートから、シ
ヤドウマスクを分離するトリミング方法で、品質的にも
信頼のでき、効率的にその作業が行え、シヤドウマスク
の各品種ないし各サイズに対応できる、オフライン対応
のトリミング方法と、それを実施するための装置の提供
を可能とした。
工して、製品であるシヤドウマスクと、シヤドウマスク
の全周辺に、シヤドウマスクと不要部とを一体連結する
トリミング線部とを設けた、枚用の金属シートから、シ
ヤドウマスクを分離するトリミング方法で、品質的にも
信頼のでき、効率的にその作業が行え、シヤドウマスク
の各品種ないし各サイズに対応できる、オフライン対応
のトリミング方法と、それを実施するための装置の提供
を可能とした。
【図1】図1は本発明のトリミング方法の実施の形態の
1例を示した概略工程図
1例を示した概略工程図
【図2】図2は、図1に示す本発明のトリミング方法の
実施の形態の1例の変形例を説明するための図
実施の形態の1例の変形例を説明するための図
【図3】本発明のトリミング装置の実施の形態の1例の
概略構成と処理工程を示した概略図
概略構成と処理工程を示した概略図
【図4】図4(a)はトリミング部の1例の上面図で、
図4(b)はトリミング部に製品を載置した状態を示し
た断面図である。
図4(b)はトリミング部に製品を載置した状態を示し
た断面図である。
【図5】トリミング線部を説明するための図
【図6】シヤドウマスクの製造方法と分離を説明するた
めの図
めの図
110 金属シート 111 製品(シヤドウマスク) 111A (製品の)辺 112、112A、112B、112C、112D
不要部 115 トリミング線部 116 間欠ハーフ部 117 貫通孔部 121、122、123、124、125、126
クランプ部 125A,126A、125a、126a、125b、
126b クランプ部 131、132、133、134、135、136
クランプ部 135A、136A クランプ部 190 素材部(鋼材) 191 ハーフ部 192 貫通部 300 トリミング装置 310 供給ステージ 320 第1のトリミング部 330 第2のトリミング部 340 積載ステージ 411、412、413、414 クランプ部 411A 上クランプ部 411B 下クランプ部 414A 上クランプ部 414B 下クランプ部 420 ステージ 425 ステージ支持部 600 金属板材 611 シヤドウマスク(シヤドウ
マスクの製品部) 611A 開孔形成領域 612 不要の金属板部 614 トリミング線部
不要部 115 トリミング線部 116 間欠ハーフ部 117 貫通孔部 121、122、123、124、125、126
クランプ部 125A,126A、125a、126a、125b、
126b クランプ部 131、132、133、134、135、136
クランプ部 135A、136A クランプ部 190 素材部(鋼材) 191 ハーフ部 192 貫通部 300 トリミング装置 310 供給ステージ 320 第1のトリミング部 330 第2のトリミング部 340 積載ステージ 411、412、413、414 クランプ部 411A 上クランプ部 411B 下クランプ部 414A 上クランプ部 414B 下クランプ部 420 ステージ 425 ステージ支持部 600 金属板材 611 シヤドウマスク(シヤドウ
マスクの製品部) 611A 開孔形成領域 612 不要の金属板部 614 トリミング線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 俊武 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4E048 AA03 5C027 HH14
Claims (6)
- 【請求項1】 製品部と、その全周辺に渡る不要部と
を、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなるトリミン
グ線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シートか
ら、製品部を分離するトリミング方法であって、枚用の
金属シートの製品部と、製品部の辺に沿う不要部の両端
部を、それぞれ、別のクランプ部でつかみ、製品部の辺
に沿う不要部の両端部のクランプ部を、前記辺より離す
ようにして、不要部分を製品面に沿い、水平方向、製品
部の外側に引っ張って、トリミング線部にて製品部と不
要部を分離することを特徴とするトリミング方法。 - 【請求項2】 請求項1において、製品部が、エッチン
グ加工された、略四角形状のシヤドウマスクであること
を特徴とするトリミング方法。 - 【請求項3】 略四角状の製品部と、その全周辺に渡る
不要部とを、ハーフエッチング部と貫通孔部とからなる
トリミング線部にて、一体的に連結した、枚用の金属シ
ートから、製品部を分離するトリミング装置であって、
製品部の辺に沿う不要部の両端部を、それぞれ別につか
み、製品面に沿い、水平方向、製品外側に移動できる2
個のクランプ部を設けていることを特徴とするトリミン
グ装置。 - 【請求項4】 請求項3において、製品部の辺に沿う不
要部の両端部を、それぞれ別につかみ、製品面に沿い、
水平方向、製品外側に移動できる2個のクランプ部の組
みを、製品部の4辺側にそれぞれ設けていることを特徴
とするトリミング装置。 - 【請求項5】 請求項3ないし4において、枚用の金属
シートを供給するための供給ステージと、トリミングさ
れた製品部のみを積載する積載ステージとを備えたもの
であることを特徴とするトリミング装置。 - 【請求項6】 請求項3ないし5において、略四角状の
製品部が、エッチング加工されたシヤドウマスクである
ことを特徴とするトリミング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183307A JP2002001447A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | トリミング方法およびトリミング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183307A JP2002001447A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | トリミング方法およびトリミング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002001447A true JP2002001447A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18683910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000183307A Withdrawn JP2002001447A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | トリミング方法およびトリミング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002001447A (ja) |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000183307A patent/JP2002001447A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |