JP2001328737A - セパレートフィーダー - Google Patents
セパレートフィーダーInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】嵩高積載紙側面へのノズルセパレーターの強制
突入作業と、これにより区分された積載ブロックの押出
作業を、損紙や荷崩れ等を生起することなく適正に遂行
するセパレートフィーダーを提供する。 【解決手段】シリンダー２によるノズルセパレーター１
の前進により嵩高積載紙３の側面に同セパレーターを強
制突入して、該嵩高積載紙３の上部に区分け積載ブロッ
ク３ａを形成し、該ノズルセパレーター１から吹き出し
たエアーにより上記区分け積載ブロック３ａをエアーセ
パレートし、更に上記ノズルセパレーター１に上記区分
け積載ブロック３ａの側面に当接するプッシャー４を一
体に設け、上記ノズルセパレーター１の上記シリンダー
２による引き続く前進とエアー吹き出しにより上記エア
ーセパレートされた区分け積載ブロック３ａを上記プッ
シャー４により嵩高積載紙３より押し出すセパレートフ
ィダー。
突入作業と、これにより区分された積載ブロックの押出
作業を、損紙や荷崩れ等を生起することなく適正に遂行
するセパレートフィーダーを提供する。 【解決手段】シリンダー２によるノズルセパレーター１
の前進により嵩高積載紙３の側面に同セパレーターを強
制突入して、該嵩高積載紙３の上部に区分け積載ブロッ
ク３ａを形成し、該ノズルセパレーター１から吹き出し
たエアーにより上記区分け積載ブロック３ａをエアーセ
パレートし、更に上記ノズルセパレーター１に上記区分
け積載ブロック３ａの側面に当接するプッシャー４を一
体に設け、上記ノズルセパレーター１の上記シリンダー
２による引き続く前進とエアー吹き出しにより上記エア
ーセパレートされた区分け積載ブロック３ａを上記プッ
シャー４により嵩高積載紙３より押し出すセパレートフ
ィダー。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵩高積載紙から上
部積載部分を区分けして積載ブロックを形成し、該区分
け積載ブロックを上記嵩高積載紙より側方へ押し出すセ
パレートフィーダーに関する。
部積載部分を区分けして積載ブロックを形成し、該区分
け積載ブロックを上記嵩高積載紙より側方へ押し出すセ
パレートフィーダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より嵩高積載紙から上記積載ブロッ
クを区分けして次工程に供する手段として、ハンドリン
グ形のノズルセパレーターが用いられている。このノズ
ルセパレーターは箆形の同セパレーターの後端に把手を
設け、該把手を作業員が手で握りハンドリング操作で嵩
高積載紙の側面へ強制突入させることにより上記積載ブ
ロックを区分けし、この区分けされた積載ブロックの下
面に沿いノズルセパレーターのノズル孔からエアーを吹
き出して同積載ブロックをエアセパレートする構成を有
しており、そしてこのエアーセパレートされた積載ブロ
ックを作業員が手で把持しつつ側方へ押し出し、次工程
に供している。
クを区分けして次工程に供する手段として、ハンドリン
グ形のノズルセパレーターが用いられている。このノズ
ルセパレーターは箆形の同セパレーターの後端に把手を
設け、該把手を作業員が手で握りハンドリング操作で嵩
高積載紙の側面へ強制突入させることにより上記積載ブ
ロックを区分けし、この区分けされた積載ブロックの下
面に沿いノズルセパレーターのノズル孔からエアーを吹
き出して同積載ブロックをエアセパレートする構成を有
しており、そしてこのエアーセパレートされた積載ブロ
ックを作業員が手で把持しつつ側方へ押し出し、次工程
に供している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながらこの方法で
は、嵩高積載紙側面へのセパレーターの強制突入作業
と、これによって区分された積載ブロックの押し出し作
業とを作業員の手作業に依存しており、嵩高積載紙の各
枚葉紙の大きさに応じ一人乃至二人の作業員の配置が必
要となるばかりか、作業コストが割高となる。
は、嵩高積載紙側面へのセパレーターの強制突入作業
と、これによって区分された積載ブロックの押し出し作
業とを作業員の手作業に依存しており、嵩高積載紙の各
枚葉紙の大きさに応じ一人乃至二人の作業員の配置が必
要となるばかりか、作業コストが割高となる。
【０００４】加えて上記作業には高度な熟練技術が要求
され、ノズルセパレーターを強制突入する際のハンドリ
ング操作ミスにより上記セパレーターの突入端を、上記
嵩高積載紙の側面に適正に突入できずに枚葉紙の損傷や
荷崩れを来す問題を有している。
され、ノズルセパレーターを強制突入する際のハンドリ
ング操作ミスにより上記セパレーターの突入端を、上記
嵩高積載紙の側面に適正に突入できずに枚葉紙の損傷や
荷崩れを来す問題を有している。
【０００５】又区分けされた積載ブロックを手作業で次
工程に供するときに同ブロックの紙ずれや姿勢不良を来
す問題を有している。
工程に供するときに同ブロックの紙ずれや姿勢不良を来
す問題を有している。
【０００６】殊に嵩高積載紙を形成する枚葉紙が多面刷
りされた大判紙幣や有価証券等である場合にはより厳格
な管理運用が求められ上記問題の解決が希求されてい
る。
りされた大判紙幣や有価証券等である場合にはより厳格
な管理運用が求められ上記問題の解決が希求されてい
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明におけるノズルセ
パレーターはシリンダーにて定軌跡上を一定ストローク
で進退させるように支持し、該シリンダーによる前進に
て嵩高積載紙の側面に強制突入し、該嵩高積載紙の上部
に区分け積載ブロックを形成する構成を採る。
パレーターはシリンダーにて定軌跡上を一定ストローク
で進退させるように支持し、該シリンダーによる前進に
て嵩高積載紙の側面に強制突入し、該嵩高積載紙の上部
に区分け積載ブロックを形成する構成を採る。
【０００８】そして上記ノズルセパレーターによる区分
け支持と協働して上記区分け積載ブロックの上記ノズル
セパレーター突入側の側面を押圧するプッシャーを設
け、上記ノズルセパレーターの上記シリンダーによる引
き続く前進とエアー吹き出しにより上記エアーセパレー
トされた区分け積載ブロックの側面を上記プッシャーに
より押圧して嵩高積載紙より分離し側方へ押し出す構成
とする。
け支持と協働して上記区分け積載ブロックの上記ノズル
セパレーター突入側の側面を押圧するプッシャーを設
け、上記ノズルセパレーターの上記シリンダーによる引
き続く前進とエアー吹き出しにより上記エアーセパレー
トされた区分け積載ブロックの側面を上記プッシャーに
より押圧して嵩高積載紙より分離し側方へ押し出す構成
とする。
【０００９】よって嵩高積載紙側面へのノズルセパレー
ターの強制突入作業と、これにより区分された積載ブロ
ックの押し出し作業を、上記損紙や荷崩れ等のトラブル
を生起することなく適正に遂行し、並びに該作業の省力
化と合理化を達成する。
ターの強制突入作業と、これにより区分された積載ブロ
ックの押し出し作業を、上記損紙や荷崩れ等のトラブル
を生起することなく適正に遂行し、並びに該作業の省力
化と合理化を達成する。
【００１０】又上記ノズルセパレーターの強制突入によ
って形成された突入間隙に介入されて該突入間隙に面す
る上記嵩高積載紙の上面を押圧する紙押さえを設け、上
記区分け積載ブロックの押し出しに伴う嵩高積載紙上面
の枚葉紙のずれを抑止する。
って形成された突入間隙に介入されて該突入間隙に面す
る上記嵩高積載紙の上面を押圧する紙押さえを設け、上
記区分け積載ブロックの押し出しに伴う嵩高積載紙上面
の枚葉紙のずれを抑止する。
【００１１】又上記ノズルセパレーターの突入端を上記
紙押さえより前方へ突出するように相対配置し、突入端
による突入間隙形成と紙押さえの介入を確実にする。
紙押さえより前方へ突出するように相対配置し、突入端
による突入間隙形成と紙押さえの介入を確実にする。
【００１２】又上記紙押さえを上記ノズルセパレーター
の両側において嵩高積載紙の上面を押さえるように配置
して、均一な押さえ効果を得る。
の両側において嵩高積載紙の上面を押さえるように配置
して、均一な押さえ効果を得る。
【００１３】上記紙押さえは、上記突入間隙に介入すべ
く進退せしめるシリンダーと、該介入された紙押さえを
上記嵩高積載紙の上面に押さえ力を付与すべく上下動せ
しめるシリンダーとによって支持し、上記突入間隙への
介入動作と押さえ動作を合理的に遂行せしめる。
く進退せしめるシリンダーと、該介入された紙押さえを
上記嵩高積載紙の上面に押さえ力を付与すべく上下動せ
しめるシリンダーとによって支持し、上記突入間隙への
介入動作と押さえ動作を合理的に遂行せしめる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態例を図１
乃至図５に基づいて説明する。
乃至図５に基づいて説明する。
【００１５】本発明は箆形を呈するノズルセパレーター
１を第１シリンダー２にて定軌跡上を一定ストロークで
進退させるように支持する。即ちノズルセパレーター１
の後端に第１シリンダー２（セパレーター進退用シリン
ダー）を直接又は間接的に連結する。
１を第１シリンダー２にて定軌跡上を一定ストロークで
進退させるように支持する。即ちノズルセパレーター１
の後端に第１シリンダー２（セパレーター進退用シリン
ダー）を直接又は間接的に連結する。
【００１６】上記第１シリンダー２による上記ノズルセ
パレーター１の前進にて嵩高積載紙３の側面に同セパレ
ータ１の先端を強制突入せしめ、該嵩高積載紙３の上部
に区分け積載ブロック３ａを形成する。
パレーター１の前進にて嵩高積載紙３の側面に同セパレ
ータ１の先端を強制突入せしめ、該嵩高積載紙３の上部
に区分け積載ブロック３ａを形成する。
【００１７】上記ノズルセパレーター１は同セパレータ
ー１の突入端（先端）で開口する複数のノズル孔８を有
する。同セパレーター１の後端にはエアーホース９が接
続され、同セパレーター１の内部には正圧室１０を設
け、該正圧室１０内にエアーホース９から高圧エアーを
供給し、上記ノズル孔８を該正圧室１０の前壁を貫通す
るように設け、該ノズル孔８の一端を正圧室１０に連通
せしめ他端をノズルセパレーター１の突入端前縁で開口
せしめる。該ノズル孔８は同一水平面上に放射状に複数
併設する。
ー１の突入端（先端）で開口する複数のノズル孔８を有
する。同セパレーター１の後端にはエアーホース９が接
続され、同セパレーター１の内部には正圧室１０を設
け、該正圧室１０内にエアーホース９から高圧エアーを
供給し、上記ノズル孔８を該正圧室１０の前壁を貫通す
るように設け、該ノズル孔８の一端を正圧室１０に連通
せしめ他端をノズルセパレーター１の突入端前縁で開口
せしめる。該ノズル孔８は同一水平面上に放射状に複数
併設する。
【００１８】上記ノズルセパレーター１の後端には上記
区分け積載ブロック３ａの上記ノズルセパレーター１突
入側の側面に当接するプッシャー４を一体且つ垂直に立
設する。
区分け積載ブロック３ａの上記ノズルセパレーター１突
入側の側面に当接するプッシャー４を一体且つ垂直に立
設する。
【００１９】上記ノズルセパレーター１は上記嵩高積載
紙３側面への強制突入後、ノズル孔８から上記積載ブロ
ック３ａの下面に沿いエアーを吹き出しつつ、上記第１
シリンダー２により引き続き前進し、この前進により上
記エアーセパレートされた区分け積載ブロック３ａをノ
ズルセパレーターとエアーリフトにより支持しつつ、そ
の側面を上記プッシャー４により押圧して嵩高積載紙３
より分離し側方へ押し出す。
紙３側面への強制突入後、ノズル孔８から上記積載ブロ
ック３ａの下面に沿いエアーを吹き出しつつ、上記第１
シリンダー２により引き続き前進し、この前進により上
記エアーセパレートされた区分け積載ブロック３ａをノ
ズルセパレーターとエアーリフトにより支持しつつ、そ
の側面を上記プッシャー４により押圧して嵩高積載紙３
より分離し側方へ押し出す。
【００２０】よって嵩高積載紙３側面へのノズルセパレ
ーター１の強制突入作業と、これにより区分された区分
け積載ブロック３ａの押し出し作業を、上記損紙や荷崩
れ等のトラブルを生起することなく適正に遂行し、並び
に作業の省力化と合理化を達成する。
ーター１の強制突入作業と、これにより区分された区分
け積載ブロック３ａの押し出し作業を、上記損紙や荷崩
れ等のトラブルを生起することなく適正に遂行し、並び
に作業の省力化と合理化を達成する。
【００２１】又上記ノズルセパレーター１の強制突入に
よって形成された突入間隙Ｓに介入されて該突入間隙Ｓ
に面する上記嵩高積載紙３の上面を押圧する紙押さえ５
を設ける。この紙押さえ５は上記区分け積載ブロック３
ａの押し出しに伴う嵩高積載紙３上面の枚葉紙のずれを
抑止する。
よって形成された突入間隙Ｓに介入されて該突入間隙Ｓ
に面する上記嵩高積載紙３の上面を押圧する紙押さえ５
を設ける。この紙押さえ５は上記区分け積載ブロック３
ａの押し出しに伴う嵩高積載紙３上面の枚葉紙のずれを
抑止する。
【００２２】上記ノズルセパレーター１はその突入時の
突入端１ａを上記紙押さえ５より前方へ突出するように
相対配置し、突入端１ａによる突入間隙Ｓの形成と紙押
さえ５の介入を確実にする。換言すると紙押さえ５はセ
パレーター１の突入時において同セパレータ１の突入端
１ａより後位において押さえ作用を行うように相対配置
する。
突入端１ａを上記紙押さえ５より前方へ突出するように
相対配置し、突入端１ａによる突入間隙Ｓの形成と紙押
さえ５の介入を確実にする。換言すると紙押さえ５はセ
パレーター１の突入時において同セパレータ１の突入端
１ａより後位において押さえ作用を行うように相対配置
する。
【００２３】上記紙押さえ５を上記ノズルセパレーター
１の両側において嵩高積載紙３の上面を押さえるように
配置して、均一な押さえ効果を得る。ノズルセパレータ
ー１の先端（突入端）は薄く尖った形状を有し、上記両
紙押さえ５の先端に同セパレータ１先端の上記両側斜辺
１１と同調する斜辺１２を形成する。即ちノズルセパレ
ーター１と紙押さえ５とは協働して山形の斜辺を形成す
る。
１の両側において嵩高積載紙３の上面を押さえるように
配置して、均一な押さえ効果を得る。ノズルセパレータ
ー１の先端（突入端）は薄く尖った形状を有し、上記両
紙押さえ５の先端に同セパレータ１先端の上記両側斜辺
１１と同調する斜辺１２を形成する。即ちノズルセパレ
ーター１と紙押さえ５とは協働して山形の斜辺を形成す
る。
【００２４】上記紙押さえ５は上記突入間隙Ｓに介入す
べく進退せしめる第２シリンダー６と、該介入された紙
押さえ５を上記嵩高積載紙３の上面に押さえ力を付与す
る第３シリンダー７とによって支持し、上記突入間隙Ｓ
への介入動作と押さえ動作を合理的に遂行せしめる。
べく進退せしめる第２シリンダー６と、該介入された紙
押さえ５を上記嵩高積載紙３の上面に押さえ力を付与す
る第３シリンダー７とによって支持し、上記突入間隙Ｓ
への介入動作と押さえ動作を合理的に遂行せしめる。
【００２５】上記ノズルセパレーター１の両側に一対の
紙押さえ５を設ける場合、両紙押さえ５は連結バー１３
で連結し、該連結バー１３に第２シリンダー６（紙押さ
え進退用シリンダー）を直接又は間接的に連結する。
紙押さえ５を設ける場合、両紙押さえ５は連結バー１３
で連結し、該連結バー１３に第２シリンダー６（紙押さ
え進退用シリンダー）を直接又は間接的に連結する。
【００２６】又連結バー１３の両端に第３シリンダー７
を取り付け、該各シリンダー７に各紙押さえ５の後端を
連結する。即ち連結バー１３の両端と各紙押さえ５とを
各第３シリンダー７を介して取り付ける。
を取り付け、該各シリンダー７に各紙押さえ５の後端を
連結する。即ち連結バー１３の両端と各紙押さえ５とを
各第３シリンダー７を介して取り付ける。
【００２７】上記シリンダー２，６，７は空圧シリンダ
ー又は油圧シリンダーであり、その各シリンダーロッド
の伸長と収縮によって各要素１，５をシーケンシャルに
作動せしめる。
ー又は油圧シリンダーであり、その各シリンダーロッド
の伸長と収縮によって各要素１，５をシーケンシャルに
作動せしめる。
【００２８】次に図２乃至図５に基づき上記セパレート
フィーダーの動作を説明し、構成を更に明らかにする。
フィーダーの動作を説明し、構成を更に明らかにする。
【００２９】図２Ａ，Ｂに示すように、３は昇降台１４
上に積載した多数枚の枚葉紙から成る嵩高積載紙であ
り、この嵩高積載紙３の上部側方に上記ノズルセパレー
ター１と紙押さえ５とが待機状態に置かれる。上記枚葉
紙は例えば紙幣等の有価証券を多面刷りした大判紙であ
る。
上に積載した多数枚の枚葉紙から成る嵩高積載紙であ
り、この嵩高積載紙３の上部側方に上記ノズルセパレー
ター１と紙押さえ５とが待機状態に置かれる。上記枚葉
紙は例えば紙幣等の有価証券を多面刷りした大判紙であ
る。
【００３０】次に図３Ａ，Ｂに示すように、上記ノズル
セパレーター１を第１シリンダー２により水平に前進せ
しめ、嵩高積載紙３の上部側面に突入せしめ、突入間隙
Ｓを生成する。この突入によって上記セパレーター１の
突入端１ａを枚葉紙間に強制介入せしめ、嵩高積載紙３
の上部に区分け積載ブロック３ａを形成する。
セパレーター１を第１シリンダー２により水平に前進せ
しめ、嵩高積載紙３の上部側面に突入せしめ、突入間隙
Ｓを生成する。この突入によって上記セパレーター１の
突入端１ａを枚葉紙間に強制介入せしめ、嵩高積載紙３
の上部に区分け積載ブロック３ａを形成する。
【００３１】上記紙押さえ５は第２シリンダー６により
ノズルセパレーター１と同時に前進せしめて嵩高積載紙
３の側面への突入と介入を図る。即ち第１，第２シリン
ダー２，６は同時に作動せしめる。
ノズルセパレーター１と同時に前進せしめて嵩高積載紙
３の側面への突入と介入を図る。即ち第１，第２シリン
ダー２，６は同時に作動せしめる。
【００３２】又はノズルセパレーター１を第１シリンダ
ー２により先行して前進することにより上記嵩高積載紙
３の側面に強制突入し、これにより上記突入間隙Ｓを形
成し、次いで紙押さえ５を第２シリンダー６により後行
して前進せしめ、上記突入間隙Ｓ内に介入せしめる。
ー２により先行して前進することにより上記嵩高積載紙
３の側面に強制突入し、これにより上記突入間隙Ｓを形
成し、次いで紙押さえ５を第２シリンダー６により後行
して前進せしめ、上記突入間隙Ｓ内に介入せしめる。
【００３３】次に図４Ａ，Ｂに示すように、第３シリン
ダー７（紙押さえ上下用シリンダー）の作動により紙押
さえ５を僅かに下動せしめ、区分け積載ブロック３ａの
直下に存する嵩高積載紙３上面の枚葉紙、換言すると突
入間隙Ｓに面する嵩高積載紙３の上面の枚葉紙を押さえ
付け、後記する区分け積載ブロック３ａの押し出しに伴
う該枚葉紙のずれを抑止する。好ましくは、この紙押さ
え５による押さえ動作と同時又は押さえ動作後、ノズル
孔８を通じて積載ブロック３ａの下面に沿い高圧エアー
を吹き出し、積載ブロック３ａをエアーセパレートす
る。
ダー７（紙押さえ上下用シリンダー）の作動により紙押
さえ５を僅かに下動せしめ、区分け積載ブロック３ａの
直下に存する嵩高積載紙３上面の枚葉紙、換言すると突
入間隙Ｓに面する嵩高積載紙３の上面の枚葉紙を押さえ
付け、後記する区分け積載ブロック３ａの押し出しに伴
う該枚葉紙のずれを抑止する。好ましくは、この紙押さ
え５による押さえ動作と同時又は押さえ動作後、ノズル
孔８を通じて積載ブロック３ａの下面に沿い高圧エアー
を吹き出し、積載ブロック３ａをエアーセパレートす
る。
【００３４】次に図５Ａ，Ｂに示すように、上記ノズル
セパレーター１の上記第１シリンダー２による引き続く
前進とエアー吹き出しにより上記エアーセパレートされ
た区分け積載ブロック３ａをノズルセパレーター１とエ
アーリフトにより支持しつつ、その側面を上記プッシャ
ー４により押圧して嵩高積載紙３より分離し側方へ押し
出す構成とする。
セパレーター１の上記第１シリンダー２による引き続く
前進とエアー吹き出しにより上記エアーセパレートされ
た区分け積載ブロック３ａをノズルセパレーター１とエ
アーリフトにより支持しつつ、その側面を上記プッシャ
ー４により押圧して嵩高積載紙３より分離し側方へ押し
出す構成とする。
【００３５】この押し出し後ノズルセパレーター１と紙
押さえ５は再び図２に示す待機位置に後退し、この押し
出し時に停止状態にある昇降台１４を再び一定量上昇せ
しめて嵩高積載紙３の上面を一定の高さレベルにし、上
記区分けと押し出し動作を繰り返す。
押さえ５は再び図２に示す待機位置に後退し、この押し
出し時に停止状態にある昇降台１４を再び一定量上昇せ
しめて嵩高積載紙３の上面を一定の高さレベルにし、上
記区分けと押し出し動作を繰り返す。
【００３６】上記区分け積載ブロック３ａは計数機によ
り計数された定数枚の積載ブロックではなく、非計数の
積載ブロックであるが、第１シリンダー２と昇降台１４
の同期作動と第１シリンダー２によるノズルセパレータ
ー１の水平移動とにより、順次区分けされる積載ブロッ
クの枚数を可及的に定数枚に近づけることができる。
り計数された定数枚の積載ブロックではなく、非計数の
積載ブロックであるが、第１シリンダー２と昇降台１４
の同期作動と第１シリンダー２によるノズルセパレータ
ー１の水平移動とにより、順次区分けされる積載ブロッ
クの枚数を可及的に定数枚に近づけることができる。
【００３７】
【発明の効果】本発明によれば、嵩高積載紙側面へのノ
ズルセパレーターの強制突入作業と、これにより区分さ
れた積載ブロックの押し出し作業を、損紙や荷崩れ等の
トラブルを生起することなく適正に遂行し、上記作業の
省力化と合理化を達成することができる。
ズルセパレーターの強制突入作業と、これにより区分さ
れた積載ブロックの押し出し作業を、損紙や荷崩れ等の
トラブルを生起することなく適正に遂行し、上記作業の
省力化と合理化を達成することができる。
【００３８】又ノズルセパレーターと紙押さえを併用す
ることにより、上記区分け積載ブロックの押し出しに伴
う嵩高積載紙上面の枚葉紙のずれを確実に抑止し、前記
積載ブロックの区分けと押し出しを適切に遂行せしめる
ことができる。
ることにより、上記区分け積載ブロックの押し出しに伴
う嵩高積載紙上面の枚葉紙のずれを確実に抑止し、前記
積載ブロックの区分けと押し出しを適切に遂行せしめる
ことができる。
【図１】セパレートフィーダーの概略斜視図。
【図２】Ａは上記セパレートフィーダーの嵩高積載紙に
対する待機状態を示す平面図、Ｂは同フィーダーを構成
するノズルセパレーターを突入した部位における同断面
図。
対する待機状態を示す平面図、Ｂは同フィーダーを構成
するノズルセパレーターを突入した部位における同断面
図。
【図３】Ａは上記ノズルセパレーターが嵩高積載紙の側
面に突入し、区分け積載ブロックを形成した状態を示す
平面図、Ｂは同断面図。
面に突入し、区分け積載ブロックを形成した状態を示す
平面図、Ｂは同断面図。
【図４】Ａは上記図３の区分け積載ブロックを形成した
後に、紙押さえを下降して嵩高積載紙の上面を押さえた
状態を示す平面図、Ｂは同断面図。
後に、紙押さえを下降して嵩高積載紙の上面を押さえた
状態を示す平面図、Ｂは同断面図。
【図５】Ａは上記区分け積載ブロックをプッシャーによ
り押し出した状態を示す平面図、Ｂは同断面図。
り押し出した状態を示す平面図、Ｂは同断面図。
１ ノズルセパレーター １ａ 突入端 ２ 第１シリンダー ３ 嵩高積載紙 ３ａ 区分け積載ブロック ４ プッシャー ５ 紙押さえ ６ 第２シリンダー ７ 第３シリンダー ８ ノズル孔 ９ エアーホース １０ 正圧室 １１ 両側斜辺 １２ 斜辺 １３ 連結バー １４ 昇降台 Ｓ 突入間隙
Claims (5)
- 【請求項１】シリンダーにより前進して嵩高積載紙の側
面に強制突入し該嵩高積載紙の上部に区分け積載ブロッ
クを形成するノズルセパレーターを備え、該ノズルセパ
レーターに同セパレーターの突入端で開口するノズル孔
を設け、該ノズル孔から吹き出したエアーにより上記区
分け積載ブロックをエアーセパレートし、更に上記区分
け積載ブロックの上記ノズルセパレーター突入側の側面
を押圧するプッシャーを備え、上記ノズルセパレーター
の上記シリンダーによる引き続く前進とエアー吹き出し
により上記エアーセパレートされた区分け積載ブロック
の側面を上記プッシャーにより押圧して嵩高積載紙より
側方へ押し出す構成としたことを特徴とするセパレート
フィーダー。 - 【請求項２】上記ノズルセパレーターの強制突入によっ
て形成された突入間隙に介入されて該突入間隙に面する
上記嵩高積載紙の上面を押圧する紙押さえを設け、上記
区分け積載ブロックの押し出しに伴う嵩高積載紙上面の
枚葉紙のずれを抑止する構成としたことを特徴とする請
求項１記載のセパレートフィーダー。 - 【請求項３】上記ノズルセパレーターの突入端を上記紙
押さえより前方へ突出するように相対配置したことを特
徴とする請求項２記載のセパレートフィーダー。 - 【請求項４】上記紙押さえを上記ノズルセパレーターの
両側において嵩高積載紙の上面を押さえるように配置し
たことを特徴とする請求項２又は３記載のセパレートフ
ィーダー。 - 【請求項５】上記紙押さえを上記突入間隙に介入すべく
進退せしめるシリンダーと、該介入された紙押さえを上
記嵩高積載紙の上面に押さえ力を付与すべく上下動せし
めるシリンダーとによって支持したことを特徴とする請
求項２又は３又は４記載のセパレートフィーダー。
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