JP2007284207A - 紙束送り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙対象紙束とその下側の紙との分離性を高める。
【解決手段】分離爪31は、平面視三角形状で先端側になるほど厚さが薄くなるように上面が傾斜している先端部分31aの空気吹出孔31b,31cを有する。空気吹出孔31b,31cから、平面視で給紙爪41A,42Aによる給紙方向に対し傾斜した方向に吹き出すことで、給紙対象の紙束とその下側の紙束との分離性を高める。その状態で、給紙爪41A,41B,42A,42Bの移動あるいは給紙動作が行われる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、紙束送り装置に関するものである。
従来、所定数量の紙からなる紙束を包装する包装機に、前記紙束を供給する作業は、作業者の手作業で、多数枚の紙が積層されてなる紙束から所定数量の紙からなる紙束を捌いて、前記包装機側に搬送することが行なわれてきた。かかる手作業による作業者の負担を軽減するために、紙束送り装置として、フォーク爪を挿入し、基台上の多数枚の紙の束から所定数の紙束を仕分けて送る構成とするとともに、積層された紙同士が密着しているので、分離しやすくするために、フォーク爪の間に設けた分離爪の先端部から紙束の間に空気を吹き出す1対の空気孔を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、そのような分離爪の中間部分に1箇所、両側に2箇所、合計3箇所の空気孔を形成したものも提案されている(例えば特許文献2参照)
特開2000−25357号公報(段落0049〜0055及び図6) 特許第3455432号公報(段落0035,0036及び図4)
しかしながら、前記特許文献1,2に記載の装置では、空気を前方に吹き出すだけであるので、空気が左右方向にあまり広がらず、給紙対象紙束とその下側の紙束との分離を確実にすることが困難であった。また、分離が不十分であると、フォーク爪で給紙対象の紙束を送る際に、下側の紙束を傷つけるおそれがある。
発明者は、給紙対象紙束とその下側の紙束と間に単に空気を吹き込んでそれらを分離するのではなく、平面視で前記給紙爪による給紙方向に対し傾斜した方向に空気を吹き出すようにすれば、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との分離性がより一層増大することに着想して、本発明をなすに至ったものである。
本発明は、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との分離性を高めた紙束送り装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、多数枚の紙が積層されてなる紙束の後側に対し所定枚数毎に連続したリームテープが、それの一部が折り曲げられて挿入されており、前記リームテープを巻き上げることで最も上側の前記所定枚数の紙束である給紙対象紙束とそれの下側に位置する残りの紙束との間に開口部を形成し、その開口部に分離爪を挿入し、前記分離爪の左右両側に左右1対の給紙爪を挿入し、前記分離爪の空気吹出孔から前記給紙爪による給紙方向前方に空気を吹き出しつつ、前記左右一対の給紙爪でもって前記給紙対象紙束を前方に送る紙束送り装置であって、支持フレームと、前記支持フレームに対し左右方向に移動可能に支持され前記開口部に前記分離爪を挿入して前記開口部を広げる分離爪ユニットと、前記支持フレームに対し左右方向に移動可能に支持され前記分離爪の両側に配置される1対の給紙爪を、前記分離爪の両側において前記開口部に挿入する1対の給紙爪ユニットとを備え、前記分離爪の先端部分には、前記分離爪が前記開口部に挿入された状態で、平面視で前記給紙爪による給紙方向に対し傾斜した方向に空気を吹き出す空気吹出孔が形成されていることを特徴とする。ここで、前記分離爪の空気吹出孔から空気を吹き出す方向は、前述した特許文献1,2に記載のものと同様に側面視で水平方向に吹き出す場合のほか、側面視で水平方向よりも下方に向けて空気を吹き出す場合も含まれる。
このようにすれば、リームテープの巻き上げで、給紙対象の紙束となる最も上側の紙束とそれの下側の紙束との間に開口部を形成し、その開口部に分離爪を挿入して前記給紙対象紙束をさらに持ち上げて前記開口部を広げ、その状態で1対の給紙爪を挿入して左右に移動させ、その後給紙爪を包装機側へ押し出すことで前記給紙対象紙束を前記包装機側に送るという一連の動作を、人手によることなく行うことができる。とくに、分離爪が前記開口部に挿入された状態で、前記分離爪の空気吹出孔から、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との間全体に広がるように空気を吹き出されるので、給紙対象紙束とその下側の紙束とが分離される。
つまり、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との左右側縁に向けて、分離爪部材の空気吹出孔から斜め方向に空気が吹き出されるので、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との間全体に広がるように空気が互いに異なる方向に吹き出され、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との分離性が高まる。
請求項2に記載のように、前記分離爪ユニットは、前記給紙対象紙束を送っている間、前記分離爪を前記下側の紙束を下方に移動させ前記分離爪により前記下側の紙束を押さえつけるアクチュエータを有することも可能である。
このようにすれば、前記給紙爪ユニットが移動し給紙対象紙束を送っている間、前記分離爪が前記下側の紙束を下方に向けて押さえつけるので、前記給紙対象紙束あるいは給紙爪の送りに追従し下側の紙が移動することが防止される。
請求項3に記載のように、前記給紙爪は、その先端外側が湾曲していて、その湾曲部分に開口するように複数の空気通路が平行に形成されている構成とすることができる。
このようにすれば、分離爪からの空気と、給紙爪からの空気とによって、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との分離性がより一層高まる。
この場合には、請求項4に記載のように、前記空気通路へ供給される空気の圧力は、紙質に応じて調整可能とされていることが望ましい。
このようにすれば、紙質に応じて、給紙爪から吹き出される空気の圧力が調整され、一定の分離性が確保される。
請求項5に記載のように、前記給紙爪ユニットは、給紙爪の給紙方向の移動を案内する案内レールを有し、この案内レールが、給紙方向に昇り傾斜していることが望ましい。
このようにすれば、包装機側になるほど給紙対象紙束と下側の紙束との間隔が離れることになるので、下側の紙束の紙が一緒に移動したり、傷つけたりするのを回避する上で一層効果的である。
請求項6に記載のように、前記分離爪及び給紙爪の両方又は一方は、空気の吹出しを可能にした状態にて保護材で覆われていることが望ましい。
このようにすれば、保護材で覆うことで、空気の吹出しを損なうことなく、紙束の損傷を回避することができる。
請求項7の発明は、多数枚の紙が積層されてなる紙束に対し所定枚数毎に連続したリームテープが、それの一部が折り曲げられて挿入されおり、前記リームテープを巻き上げることで最も上側の前記所定枚数の紙束である給紙対象紙束とそれの下側に位置する残りの紙束との間に形成される開口部に挿入され、前記給紙対象紙束をその下側の紙束から分離するための紙束分離爪であって、先端部分に前記開口部に挿入された状態で、平面視で前記給紙爪による給紙方向に対し傾斜した方向に空気を吹き出す一又は複数の空気吹出孔が形成されていることを特徴とする。
このようにすれば、分離爪が前記開口部に挿入された状態で、前記分離爪の空気吹出孔から、前記給紙対象紙束とその下側の紙束との間全体に広がるように空気を吹き出されるので、給紙対象紙束とその下側の紙束とが分離される。
本発明は、以上のように構成したから、リームテープの巻き上げで最も上側の前記紙束である給紙対象紙束とそれの下側の紙束との間に開口部を形成し、その開口部に分離爪を挿入し、その状態で前記開口部に前記分離爪の空気吹出孔から空気を吹き出しつつ、前記分離爪の左右両側に左右1対の給紙爪を挿入し、前記左右一対の給紙爪でもって前記給紙対象紙束を給紙方向前方に送る際に、平面視で前記給紙爪による給紙方向に対し傾斜した方向に空気を吹き出すようにしているので、前記分離爪から吹き出される空気による上側の給紙対象の紙束とその下側の紙束との分離性を高めることができる。
特に、従来作業者が手作業で行うためかなりの負担となっていた「紙束のさばき作業」を機械的に行うので、作業者の負担を大幅に軽減して省力化に貢献することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1及び図2はそれぞれ本発明に係る紙束送り装置の一実施の形態を示す概略正面図及び概略平面図である。
この紙束送り装置1は、多数枚の紙が積層されてなる紙束の上側から、所定枚数の紙の束を順次自動的に捌いて、それらを包装する包装機(図示せず)側に送るものである。つまり、多数枚の紙が積層されてなる紙束の後側に対し所定枚数毎に紙製あるいは合成樹脂フィルム製のリームテープが、それの一部が折り曲げられて挿入されており、前記リームテープを巻き上げることで最も上側の前記所定枚数の紙束である給紙対象紙束とそれの下側に位置する残りの紙束との間に山形形状の開口部Sを形成し(図8参照)、その開口部Sに分離爪を挿入し、その状態で前記開口部に前記分離爪の空気吹出孔から空気を吹き出しつつ、前記分離爪の左右両側に左右1対の給紙爪を挿入し、前記左右一対の給紙爪でもって前記給紙対象紙束を前方(例えば包装機側)に送るものである。
図1及び図2に示すように、紙束送り装置1の支持フレーム2は、天井部2Aと、4つの柱部2Bとを有する。天井部2Aの中央部に、平面視正方形状の支持フレーム3を上下方向に移動可能に支持されている。この支持フレーム3の上下方向の移動は、天井部2Aに設けられた第1のエアシリンダ4によって行われる。支持フレーム3の上側凸部3Aに上下方向に案内レール5,5が設けられ、その案内レール5,5に天井部2Aのスライダ6,6がスライド可能に係合している。この係合関係で支持フレーム3の昇降が案内され、安定して昇降が行われる。
この第1のエアシリンダ4の作動によって、通常の給紙作業を行う下側の作業位置と、その作業位置より上方の、上側の待避位置とを択一的に取り得るようになっている。
支持フレーム3には、平面視矩形状で左右方向S1に長いアプローチフレーム11が前後方向S2に移動可能に設けられている。つまり、アプローチフレーム11には、減速機付きサーボモータ12(図6参照)によって回転駆動されるピニオン13が設けられる一方、支持フレーム3に、前後方向S2に延びるラック14が設けられている。また、支持フレーム3の下面側にはラック14を挟んで平行に延びる1対の案内レール15,15が設けられる一方、案内レール15,15にスライド可能に係合するスライダ16,16がアプローチフレーム11の上面側に設けられている。そして、ピニオン13がラック14に噛み合うことで、アプローチフレーム11が前後方向S2に移動できるようになっている。
また、アプローチフレーム11の下面側には、図3に拡大して示すように、左右方向S1に延びる別のラック21が設けられ、左の給紙爪ユニットA、分離爪ユニットB及び右の給紙爪ユニットCを構成する上側支持フレーム22,23,24に設けられ減速機付きサーボモータ25A,25B,25Cにて回転駆動されるピニオン26A,26B,26Cが噛み合うことで、各上側支持フレーム22〜24を左右方向S1に移動させるようになっている。なお、アプローチフレーム11の下面には左右方向S1に延びる1対の案内レール27が設けられる一方、各上側支持フレーム22〜24の上面に案内レール27にスライド可能に係合するスライダ28A,28B,28Cが取り付けられている。
分離爪ユニットBの上側支持フレーム23は、分離爪31を支持するもので、前後方向S2に移動可能に支持されている。分離爪ユニットBの両側の給紙爪ユニットA,Cの上側支持フレーム22,24は、それぞれ左右の上下給紙爪41A,41B,42A,42Bを支持するもので、前後方向S2に移動可能に支持されている。
分離爪ユニットBの上側支持フレーム23は、図4に示すように、下方に延びる下側延長部23aを有する。この下側延長部23aの下端前側には、テープ押さえ板32を昇降可能に支持する第2のエアシリンダ33が設けられ、下端後側には、シリンダ取付座34が設けられている。このシリンダ取付座34に、第3のエアシリンダ35を支持するフレーム36を前後方向S2に進退させる第4のエアシリンダ37が取り付けられている。第3のエアシリンダ35は、分離爪31を上下方向に移動させるものである。なお、テープ押さえ板32用の第2のエアシリンダ33付近には、挿入位置を検知するためのレーザーセンサ38が設けられている。
そして、テープ押さえ板32と分離爪31との間には、リームテープTを巻き取るための上下ローラ51,52が設けられている。図3に示すように、上ローラ51のローラ軸51aの一端部に下スプロケット53が設けられ、この下スプロケット53がチェーン54を介して、減速機付きトルクモータ56にて回転駆動される上スプロケット57に連結されている。また、上ローラ51のローラ軸51aの他端部には、操作ハンドル58が設けられ、手動でも巻き取ることができるようにもなっている。
分離爪31は、図5に示すように、平面視三角形状で先端側になるほど厚さが薄くなるように上面が傾斜している先端部分31aを有し、その左右の傾斜側部に、前記開口部Sの両側に向けて互いに異なる方向に空気を吹き出す空気吹出孔31b,31cが設けられている。つまり、分離爪31の先端部分31aにおける2つの空気吹出孔31b,31cは、前記給紙対象紙束P1とその下側の紙束P2との間において、平面視で前記給紙爪による給紙方向に対し傾斜した方向(この実施の形態では平面視で分離爪31の中心線に対し傾斜した方向)に空気を吹き出すようになっている。なお、分離爪31の先端部分31aは、図8に示すように、フェルトや弾性材等からなる筒状の保護材61によって覆われ、紙との接触により紙を破損しないように構成されている。保護材61は、空気吹出孔31b,31cからの空気を吹き出すことができる孔が形成されているか空気を通過させる材質とされる。また、分離爪31が紙を破損しない形状や材質とする場合には、保護材を省くことも可能である。
空気吹出孔31b,31cは、図5に示すように、分離爪31の中心線に対し傾斜した空気通路31e,31fの下流端として開口し、両通路31e,31fの上流端は空気通路31eの延長線上に延びる空気通路31gの下流端に連通している。この空気通路31gは、上流端開口31gaが盲栓(図示せず)にて閉塞され、空気通路31gより通路断面積が大きい分離爪31の中心線方向に延びる空気通路31hと交叉することで空気通路31hと連通している。空気通路31hの上流端開口31haには、空気源(図示せず)に接続するために、エアパイプ(図示せず)が接続される。
ここで、空気吹出孔31b,31cからの空気の吹き出し方向つまり、空気通路31e,31fの延びる方向は、分離爪中心線Lに対して傾斜角度θは90〜110°の範囲とされる。
このように、空気吹出孔31b,31cから、一定の角度θをなす異なる方向に空気をそれぞれ吹き出すことで、平行に吹き出す場合よりも広範囲に亘って空気を吹き出すことが可能となり、給紙対象の紙束とそれの下側の紙束との間において全体に亘って薄い空気層を形成することができる。よって、給紙対象の紙束とそれの下側の紙束との分離性が高まる。
また、先端部分31aを平面視三角形状とすることで、リームテープTの巻き上げによって山形形状に開口部Sが小さく形成される場合でも、開口部S周囲の紙を傷つけることなく挿入できるようになっている。先端部分31aの後側の本体部分31dは、平面視矩形状で、先端部分31aの後端部よりも更に厚さを厚くして、分離爪31の挿入により山形形状の開口部Sが更に広げられるようになっている。この点からも、分離爪31を、紙を傷つけることなく挿入する上で有利な構造となっている。なお、本体部分31dには、エアシリンダ35の可動部35aに取り付けるための取付孔31pが形成されている。
図3及び図6に示すように、左右の給紙爪ユニットA,Cの上側支持フレーム22,24の下側延長部には、電動スライドベース43A,43B((株)ニッセイ製、SBB-17-M60-1502R)を介して、下側支持フレーム44A,44Bが前後方向S2に移動可能に支持されている。この下側支持フレームの下端縁前後には、図6に左の給紙爪ユニットAに示すように、第5及び第6エアシリンダ45,46によってそれぞれ昇降される上側給紙爪41A(補助給紙爪)及び下側給紙爪41Bが設けられ、両給紙爪41A,41Bの間に、給紙対象となる紙束を挟んで、サーボモータ44aの駆動により案内レール44bに沿って可動部44c(下側支持フレーム44Aが支持される可動部44c)が包装機側に送ることができる構成とされている。この構成は右の給紙爪ユニットCも同様である。なお、上側給紙爪41Aの下面及び下側給紙爪41Bの上面は、先端ほど肉厚が薄くなるように傾斜面とされるとともに、紙束を損傷しないように保護材(図示せず)で被覆されている。なお、前記保護材としては、例えば弾性材やフェルト材などが用いられる。また、給紙爪41A,41Bが紙を破損しない形状や材質とする場合には、保護材を省くことも可能である。
左右の下側給紙爪41B,42Bは平面視で対称に形成され、例えば左の下側給紙爪41Bは、図7に示すように、先端外側が湾曲し、平行に空気を吹き出す1対の空気吹出孔41a,41bが先端に設けられている。空気吹出孔41aは、先端部外側の湾曲部分に形成されているので、若干側方に向けて空気を吹き出し、空気吹出孔41bは、前方に向けて空気を吹き出す。
空気吹出孔41a,41bは、平行な空気通路41c,41dの下流端として開口されている。空気通路41c,41dの上流端は、空気通路41c,41dよりも通路断面積が大きい別の空気通路41e,41fを通じて空気源(図示せず)に接続される。空気通路41c,41eと空気通路41d,41fとの間に、エアシリンダ46の可動部46aに取り付けるための取付孔41gが形成されている。空気通路41c,41dへ供給される空気の圧力は、紙質に応じて調整可能とすることで、紙質に応じて、給紙爪41B,42Bから吹き出される空気の圧力を調整し、紙質によらず一定の分離性を確保することができる。
続いて、上記装置による給紙動作について説明する。
給紙作業を行う際には、まず、支持フレーム3に対し初期位置(図1における左端付近の位置)にある各ユニットA〜Cを、給紙対象紙束P1の左右方向(紙の長手方向)の中心付近に一体に移動させる。
そして、アプローチフレーム11には、減速機付きサーボモータ12を駆動し、ピニオン13とラック14との噛み合いで、アプローチフレーム11を、給紙対象紙束側に進める。それから、リームテープTの上端部分を上下ローラ51,52の間に挟み込み、操作ハンドル58にて手動で巻き取り、自動運転の準備が完了する。
まず、第2のエアシリンダ33の作動によりテープ押さえ板32を下降させ、給紙対象紙束P1の上側からリームテープTに対応する部位を押さえつける。その状態で、トルクモータ56の回転によりリームテープTを巻き上げ、それによって、図8に示すように、最も上側に位置する給紙対象紙束P1とそれの下側の紙束P2との間に山形形状の開口部Sを形成する(図8参照)。
図3〜図6に示すように、第4のエアシリンダ37を作動させて、分離爪31を開口部S内に挿入し、テープ押さえ板32をエアシリンダ35の作動により上昇させることで、リームテープ押さえ動作を解除する。それから、分離爪31の先端部分31aの空気吹出孔31b,31cから、平面視で給紙爪41A,42Aによる給紙方向に対し傾斜した方向につまり平面視で分離爪31の中心線に対し傾斜した方向に空気を吹き出し、給紙対象紙束P1とその下側の紙束P2との分離性を高める。つまり、分離爪の先端部分から平行な空気流を噴出するのではなく、分離爪の中心線に対し傾斜した異なる方向に空気流を噴出するので、給紙対象紙束P1とその下側の紙束P2との分離性をより一層高めることになる。
その後さらにエアシリンダ35を縮動作して分離爪31を上昇させて、それによって最も上側に位置する給紙対象紙束P1とそれの下側の紙束P2との間の山形形状の開口部Sをさらに大きくする。そして電動スライドベース43A,43Bを駆動して下側支持フレーム44A,44Bを移動させることで、給紙爪41A,41Bを、給紙対象紙束とその下側の紙束との間に挿入する。
それから、エヤーシリンダー35を伸張動作させ分離爪31を下降させ、給紙対象紙束P1の下側紙束P2を上側から押さえつけ、リームテープTの抜け止めを完了する。
続いて、サーボモータ25A,25Cの駆動により、左右の給紙爪41A,41B(給紙爪ユニットA,C)を、紙束の左右端部付近へ移動させる。なお、この移動は、メカニカルストッパ(図示せず)にて規制される。
左右の給紙爪ユニットA,Cの移動完了後、左側の給紙爪ユニットAにおいて、エアシリンダ46,45の作動により下側給紙爪41Bを上昇させる一方、上側給紙爪41Aを下降させることで、上側及び下側給紙爪41A,41Bによって給紙対象紙束が把持される。このとき、分離爪31は、エアシリンダ35の作動により下降して、下側の紙束を上側から押さえつける。右側の給紙爪ユニットCにおいても、同様の動作が同時に行われる。
上側及び下側給紙爪41A,41B,42A,42Bによって給紙対象紙束が上下に挟んで把持された状態で、電動スライドベース43A,43Bの駆動により下側支持フレーム44A,44Bを移動させることで、左右の給紙爪ユニットA,Cを包装機側に移動させ、給紙対象紙束が送られる。このとき、給紙対象紙束と下側の紙束との間には、分離爪31の空気吹出孔31b,31cからの空気によって空気層が形成されており、しかも空気層がそれらの間の全体に亘って形成されるように斜め方向に吹き出され、分離爪31によって下側の紙束は下方向に押し付けられているので、給紙爪41A,41B,42A,42Bにより給紙対象を送る際に下側の紙束の紙が一緒に移動したり、傷つけたりすることがない。
給紙作業の終了後、分離爪挿入ユニットB及び給紙爪ユニットA,Cが待機位置に戻される。
前述した場合と同様の動作が繰り返されて、各給紙対象紙束についての給紙作業が順次行われる。
前記実施の形態は、次にように変更することも可能である。
(i)前記電動スライドベース43A,43Bの案内レール44bによる案内方向を、前記包装機側ほど案内レール44bの位置が高くなるように給紙方向に昇り傾斜させた構成することも可能である。このようにすれば、包装機側になるほど給紙対象紙束と下側の紙束との間隔が離れることになるので、下側の紙束の紙が一緒に移動したり、傷つけたりするのを回避する上で一層効果的である。
(ii)前記実施の形態では、トルクモータ56によりリームテープTを巻き上げる巻き上げ力を二段階に調整することで、開口部Sの大きさを調整しているが、分離爪31を上昇させることで開口部Sを大きくすることも可能である。
(iii)前記実施の形態では、下側給紙爪だけでなく、上側給紙爪(補助給紙爪)を用いて上下側給紙爪で給紙対象紙束を上下に挟んで前側に送るようにしているが、下側給紙爪が十分な大きさを有し下側給紙爪だけで給紙対象紙束を送ることができる場合には、上側給紙爪(補助給紙爪)を省略することも可能である。
(iv)前記実施の形態では、分離爪ユニットを紙束の後側中央部に配置しているが、多数枚の紙が積層されてなる紙束の左右いずれかの側に対し所定枚数毎に連続したリームテープが、それの一部が折り曲げられて挿入されている場合にも用いることができるように、テープ押さえ板32’を含め同様の構成の側部分離爪ユニットB‘をさらに、紙束の左右いずれかの側面の後部側に配置することも可能である(図1及び図2の一点鎖線並びに図9参照)。この場合は、分離爪31’には空気通路を設けなくてもよいが、給紙爪41A,42Aによる給紙方向に対し、紙束の後端側に傾斜する空気通路を設けることもできる。
この場合、一対の下側給紙爪41B,42Bのうち、側部分離爪ユニットB‘から離れた側の下側給紙爪41Bは、定位置から分離爪ユニット側の下側給紙爪42Bに隣接する位置まで左右方向S1に移動可能に構成されている(図9参照)。
また、この側部分離爪ユニットB7の分離爪31’は、前後方向S2に移動可能にされ、分離爪31’は、上記と同様にして紙束の側部に形成される開口部S内に進入した後、分離爪31の場合と同様にして開口部Sを拡げると共に紙束の後端側に移動し、以て紙束の後端側において、給紙対象紙束P1とその下側の紙束P2とを分離して、その間に、2つの下側給紙爪41B,42Bが進入するのに十分な大きさの隙間を形成する。このようにして給紙対象紙束P1と下側の紙束P2とが分離されて両者間に十分な大きさの隙間が形成された後、2つの隣接状態にある下側給紙爪41B,42Bが前進して上記隙間内に進入することにより、分離爪31’による作業が、後部の下側給紙爪41B,42Bに受け渡される。
次いで、下側給紙爪41Bが下側給紙爪42Bから離れて、その定位置に復帰すると共に、後部の分離爪31が下側給紙爪41B,42B間の隙間に進入すると共に、側部の分離爪31’が後退して紙束から脱した後、上記と同様に、2つの給紙爪41B,42Bによる給紙動作が行われる。この給紙動作の間、分離爪31は、上記実施の形態の場合と同様に下降して、下側の紙束P2を押さえつける。
本発明に係る紙束送り装置の一実施の形態を示す概略正面図である。 同概略平面図である。 左右の給紙爪ユニットと分離爪ユニットとの関係を示す説明図である。 分離爪ユニットの概略構成を示す側面図である。 (a)(b)(c)はそれぞれ分離爪の平面図及び側面図、背面図である。 左の給紙爪ユニットの側面図である。 (a)(b)はそれぞれ左の給紙爪を示す平面図及び背面図である。 分離爪の動作を示す説明図である。 側部分離爪ユニットを含む他の実施の形態を示す概略平面図である。
符号の説明
P1 吸気対象紙束
P2 下側の紙束
A,C 給紙爪ユニット
B 分離爪ユニット
T リームテープ
S 開口部
1 紙束送り装置
2 支持フレーム2
31 分離爪
31a 先端部分
31b,31c 空気吹出孔
41A,42A 上側の給紙爪(補助給紙爪)
41B,42B 下側の給紙爪
43A,43B 電動スライドベース
44b 案内レール

Claims (7)

  1. 多数枚の紙が積層されてなる紙束の後側に対し所定枚数毎に連続したリームテープが、それの一部が折り曲げられて挿入されており、前記リームテープを巻き上げることで最も上側の前記所定枚数の紙束である給紙対象紙束とそれの下側に位置する残りの紙束との間に開口部を形成し、その開口部に分離爪を挿入し、前記分離爪の左右両側に左右1対の給紙爪を挿入し、前記分離爪の空気吹出孔から前記給紙爪による給紙方向前方に空気を吹き出しつつ、前記左右一対の給紙爪でもって前記給紙対象紙束を前方に送る紙束送り装置であって、
    支持フレームと、
    前記支持フレームに対し左右方向に移動可能に支持され前記開口部に前記分離爪を挿入して前記開口部を広げる分離爪ユニットと、
    前記支持フレームに対し左右方向に移動可能に支持され前記分離爪の両側に配置される1対の給紙爪を、前記分離爪の両側において前記開口部に挿入する1対の給紙爪ユニットとを備え、
    前記分離爪の先端部分には、前記分離爪が前記開口部に挿入された状態で、平面視で前記給紙爪による給紙方向に対し傾斜した方向に空気を吹き出す空気吹出孔が形成されていることを特徴とする紙束送り装置。
  2. 前記分離爪ユニットは、前記給紙対象紙束を送っている間、前記分離爪を下方に移動させ前記分離爪により前記下側の紙束を押さえつけるアクチュエータを有することを特徴とする請求項1記載の紙束送り装置。
  3. 前記給紙爪は、その先端外側が湾曲していて、その湾曲部分に開口するように複数の空気通路が平行に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の紙束送り装置。
  4. 前記空気通路へ供給される空気の圧力は、紙質に応じて調整可能とされている請求項3記載の紙束送り装置。
  5. 前記給紙爪ユニットは、給紙爪の給紙方向の移動を案内する案内レールを有し、この案内レールが、給紙方向に昇り傾斜している請求項1〜4のいずれかに記載の紙束送り装置。
  6. 前記分離爪及び給紙爪の両方又は一方は、空気の吹出しを可能にした状態にて保護材で覆われている請求項1〜5のいずれかに記載の紙束送り装置。
  7. 多数枚の紙が積層されてなる紙束に対し所定枚数毎に連続したリームテープが、それの一部が折り曲げられて挿入されおり前記リームテープを巻き上げることで最も上側の前記所定枚数の紙束である給紙対象紙束とそれの下側に位置する残りの紙束との間に形成される開口部に挿入され、前記給紙対象紙束をその下側の紙束から分離するための紙束分離爪であって、
    先端部分に前記開口部に挿入された状態で、平面視で前記給紙爪による給紙方向に対し傾斜した方向に空気を吹き出す一又は複数の空気吹出孔が形成されていることを特徴とする紙束分離爪。

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