JP2000024717A - 箱状体の角部形成装置 - Google Patents

箱状体の角部形成装置

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JP2000024717A
JP2000024717A JP10211848A JP21184898A JP2000024717A JP 2000024717 A JP2000024717 A JP 2000024717A JP 10211848 A JP10211848 A JP 10211848A JP 21184898 A JP21184898 A JP 21184898A JP 2000024717 A JP2000024717 A JP 2000024717A
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forming
box
die plate
die
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Fukuo Kamijo
福雄 上條
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、箱状体に角部を形成する
形成工程を簡素化し得て、箱状体に角部を容易に形成し
得て、コストの低減を果たすことにある。 【構成】 このため、この発明は、略多角板形状のダイ
プレートを設け、このダイプレートには箱状体の一隅部
に角部を形成する雄型を形成して設け、ダイプレートの
一隅部において移動される略対向円錐体形状の成形ロー
ラを設け、この成形ローラには箱状体の一隅部の余剰部
を2つの側面に沿うように変形させて角部を成形する2
つの押圧面を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は箱状体の角部形成
装置に係り、特に、箱状体に角部を形成する工程を簡素
化し得て、箱状体に角部を容易に形成し得て、コストの
低減を果たし得る箱状体の角部形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器や通信機機・配電盤等を収納す
る匡体には、金属製の板材により形成されるものがあ
る。この匡体は、本体に形成した開口部に開閉可能な蓋
を設けている。この蓋は、板材を板金加工して箱状体に
形成している。
【0003】このような金属製の匡体の蓋等を板材から
箱状体に形成する場合には、四角形板状の金属製素材の
板材の4隅の四角形状の余剰部を切除してから4つの辺
縁を折曲して側壁を形成し、各隅部において対向する各
側壁の端部を溶接することにより角部を形成し、グライ
ンダー等により仕上げ加工を施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の箱状
体を形成に際しては、板材の4隅の余剰部を切除する工
程と、4つの辺縁の折曲して側壁を形成する工程と、各
側壁の端部を溶接する工程と、グラインダー等による仕
上げ加工工程と、の4工程を必要とする。
【0005】このため、箱状体に角部を形成する形成工
程が多く、箱状体に角部を容易に形成し得ず、コストの
上昇を招く不都合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、こ
のような不都合を除去するために、フレームに支持され
る作業台に固定される略多角板形状のダイプレートを設
け、このダイプレートには略多角形状の平行な上面及び
下面を設けるとともにこれら上面及び下面を夫々連絡す
る側面を設け、前記ダイプレートには一隅部の上面とこ
の上面に連絡する2つの側面とにより箱状体の一隅部に
角部を形成する雄型を形成して設け、前記ダイプレート
の一隅部において前記雄型を形成する2つの側面に沿っ
て移動される略対向円錐体形状の成形ローラを設け、こ
の成形ローラには前記雄型を形成する2つの側面に沿っ
て移動された際に前記箱状体の一隅部の余剰部を前記2
つの側面に沿うように変形させて角部を形成する2つの
押圧面を設けたことを特徴とする。
【0007】前記ダイプレートには一隅部の下面に前記
箱状体の角部形成後の余剰部を切断するダイ側ブレード
刃部を形成して設け、前記ダイプレートの一隅部におい
て前記下面に沿って移動される切断ブレードを設け、こ
の切断ブレードには上面に前記ダイ側ブレード刃部と共
働して前記箱状体の角部形成後の余剰部を切断する切断
ブレード刃部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の箱状体の角部形成装置
は、略多角板形状のダイプレートと略対向円錐体形状の
成形ローラとを設けており、ダイプレートの一隅部にお
いて成形ローラをダイプレートの雄型を形成する2つの
側面に沿って移動させることにより、箱状体の一隅部の
余剰部を雄型を形成する2つの側面に沿うように変形さ
せて、角部を形成することができる。
【0009】また、この発明の箱状体の角部形成装置
は、ダイプレートの一隅部の下面にダイ側ブレード刃部
を形成して設け、ダイプレートの一隅部において下面に
沿って移動される切断ブレードを設けており、この切断
ブレードをダイプレートの下面に沿って移動させること
により、切断ブレードの上面に形成した切断ブレード刃
部によってダイ側ブレード刃部と共働して箱状体の角部
形成後の余剰部を切断することができる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図13は、この発明の実施例を示すもの
である。図1・図2において、2は箱状体、4は角部形
成装置である。箱状体2は、図5に示す如く、鋼板やア
ルミニウム板、ステンレス板、銅板等の圧延性を有する
板材Sにより形成される。この板材Sは、図13に示す
如く、板材Sの平板部6の4つの辺縁を折曲して4つの
側壁8を形成し、各隅部に角部10を成形して箱状体2
に形成される。
【0011】前記角部形成装置4は、フレーム12に作
業台14を水平状態に支持して設け、この作業台14に
固定される略多角板形状のダイプレート16を設けてい
る。この実施例のダイプレート16は、四角板形状に形
成され、作業台14の固定ブロック18にピン20によ
り位置決めされ、シム22により位置調整されて、固定
ボルト24により固定される。なお、図示しないが、作
業台14には、ダイプレート16の取付位置を調整する
調整装置を設けている。
【0012】このダイプレート16には、略四角形状の
平行な上面26及び下面28を設けるとともに、これら
上面26及び下面28に夫々連絡する4つの側面30を
設けている。
【0013】前記ダイプレート16には、一隅部の上面
26とこの上面26に連絡する2つの側面30とによ
り、前記箱状体2の一隅部に角部10を形成する雄型3
2を形成して設けている。このダイプレート16には、
一隅部の下面28とこの下面28に連絡する2つの側面
30との接する部位に、箱状体2の角部形成後の余剰部
60(図11参照)を切断するダイ側ブレード刃部34
を形成して設けている。
【0014】この角部形成装置4は、ダイプレート16
の一隅部において、雄型32を形成する2つの側面30
に沿って移動される略対向円錐体形状の成形ローラ36
を設けている。この成形ローラ36は、一対の円錐体部
38を頂部において結合した略対向円錐体形状に形成さ
れ、ローラ駆動機構40により雄型32を形成する2つ
の側面28に沿って移動される。
【0015】この成形ローラ36には、雄型32を形成
する2つの側面30に沿って移動された際に、箱状体2
の一隅部の余剰部60を2つの側面30に沿うように変
形させて角部10を形成する2つの押圧面42を設けて
いる。2つの押圧面42は、互いに逆方向に傾斜する円
錐面形状に形成され、頂部において連続している。な
お、この実施例の成形ローラ36は、2つの側面30に
対して回転不能に設けられている。
【0016】また、この角部形成装置4は、ダイプレー
ト16の一隅部において、下面28に沿って移動される
切断ブレード44を設けている。この切断ブレード44
は、上面46及び下面48を設け、これら上面46及び
下面48に連絡するとともにV字形状に拡開して前記2
つの側面30と対向する2つの内側面50を設けてい
る。切断ブレード44は、ブレード駆動機構52により
ダイプレート16の下面28に上面46を接して移動さ
れる。
【0017】この切断ブレード44には、ダイプレート
16の下面28に沿って移動された際に、ダイ側ブレー
ド刃部34と共働して箱状体2の角部形成後の余剰部6
0を切断する切断ブレード刃部54を、上面46と内側
面50との接する部位に設けている。なお、符号56は
保持体、符号58は保持体駆動機構である。
【0018】次に作用を説明する。
【0019】角部形成装置4により箱状体2に角部10
を成形する際には、前処理として、図5に示す如く、圧
延性を有する四角板形状の板材Sの平板部6の4つの辺
縁を折曲して4つの側壁8を形成することにより、各隅
部に余剰部60を形成する。
【0020】この前処理は、例えば、図3・図4に示す
如く、プレスブレーキ装置62により行うことができ
る。プレスブレーキ装置62は、本体64にダイ66を
固定して設けるとともに、このダイ66に対して押進動
作されるポンチ68を設けている。
【0021】ダイ66には、側壁8の高さに相当する高
さhのV形状の溝部70を形成して設けている。この溝
部70は、箱状体2の角部10に相当する両端部位に、
前記高さhよりも大きい高さh1の逃げ部72を設けて
いる。ポンチ68には、前記溝部70に相当するV形状
の突部74を設けている。ポンチ68は、ポンチ駆動機
構76によりダイ66に対して押進動作される。
【0022】プレスブレーキ装置62は、両端に逃げ部
72を設けたV形状の溝部70を有するダイ66とV形
状の突部74を有するポンチ68とによって、図5に示
す如く、圧延性を有する板材Sの平板部6の4つの辺縁
を折曲して4つの側壁8を形成する。このとき、4つの
側壁8の両端の接する隅部には、図10に示す如く、ダ
イ66の逃げ部72によって余剰部60が形成される。
【0023】角部形成装置4は、図6に示す如く、側壁
8を形成した板材Sの一隅部の各側壁8をダイプレート
16の一隅部の雄型32を形成する各側面30に当接さ
せ、ダイプレート16から余剰部60を突出させた状態
で、保持体駆動機構58により保持体56を駆動して板
材Sの平板部6をダイプレート16の上面26に押圧し
て保持させる。
【0024】角部形成装置4は、板材Sをダイプレート
16に保持させた後に、図7に示す如く、ローラ駆動機
構40により成形ローラ36の各押圧面42を各側壁8
に当接させながら、雄型32を形成する2つの側面28
に沿って矢印方向に移動させると、ダイプレート16か
ら突出された余剰部60を押し下げて2つの側面28に
沿うように変形させる。
【0025】角部形成装置4は、成形ローラ36が図8
に示す位置まで移動すると、図11に示す如く、箱状体
32に角部10が形成される。
【0026】この角部10の形成後の余剰部60は、図
9に示す如く、ブレード駆動機構52により切断ブレー
ド44をダイプレート16の下面28に沿って移動させ
ることにより、切断ブレード刃部54によってダイ側ブ
レード刃部34と共働して切断する。
【0027】余剰部60の切断によって、箱状体2は、
図12・図13に示す如く、角部10を形成して完成さ
れる。
【0028】このように、この箱状体2の角部形成装置
4は、略多角板形状のダイプレート16と略対向円錐体
形状の成形ローラ36とを設けており、ダイプレート1
6の一隅部において成形ローラ36をダイプレート16
の雄型32を形成する2つの側面30に沿って移動させ
ることにより、箱状体4の一隅部の余剰部60を雄型3
0を形成する2つの側面30に沿うように変形させて、
角部10を形成することができる。
【0029】また、この箱状体2の角部形成装置4は、
ダイプレート16の一隅部の下面28にダイ側ブレード
刃部34を形成して設け、ダイプレート16の一隅部に
おいて下面28に沿って移動される切断ブレード44を
設けており、この切断ブレード44をダイプレート16
の下面28に沿って移動させることにより、切断ブレー
ド44の上面26に形成した切断ブレード刃部54によ
ってダイ側ブレード刃部34と共働して箱状体2の角部
形成後の余剰部60を切断することができる。
【0030】このため、この箱状体2の角部形成装置4
は、箱状体2に角部10を形成する形成工程を簡素化し
得て、箱状体2に角部40を容易に形成し得て、コスト
の低減を果たすことができる。
【0031】なお、この発明の箱状体2の角部形成装置
4は、上述実施例に限定されるものではなく、種々応用
改変が可能である。
【0032】例えば、図14・図15に示す如く、略多
角板形状のダイプレート16と略対向円錐体形状の成形
ローラ36とを2つ設けることにより、対となる2つの
隅部の角部10を同時に形成することもできる。なお、
各ダイプレート16の一隅部の下面28には、夫々下面
28に沿って移動される切断ブレード44を設けること
により、角部形成後に2つの余剰部60を同時に切断す
ることができる。
【0033】また、図16〜図18に示す如く、押圧面
42の形状が次第に荒仕上げから上仕上げ寸法になるよ
うに押圧面42を段階的に異ならせた複数個の成形ロー
ラ36を準備し、図19に示す如く、これら成形ローラ
36を保持体78に保持させてダイプレート16の雄型
32に対して位置変更可能に設けることにより、例え
ば、厚肉の板材Sに角部10を形成する際に、歪等を生
じないように段階的に変形させて角部10を形成するこ
とができる。
【0034】なお、図示しないが、雄型32が次第に荒
仕上げ寸法から仕上げ寸法になるように段階的に雄型3
2を異ならせた複数個のダイプレート16を準備し、こ
れら複数個のダイプレート16を成形ローラ36に対し
て位置変更可能に設けることにより、前述複数個の成形
ローラ36と同様に、厚肉の板材Sに角部10を形成す
る際に、歪等を生じないように段階的に変形させて角部
10を形成することができる。
【0035】さらに、上述実施例においては、成形ロー
ラ36を雄型32の2つの側面30に対して回転不能に
設けているが、図20に示す如く、余剰部60を側壁8
に押し付ける方向に成形ローラ36を回転駆動すること
もできる。この場合には、余剰部60の突出を小さくす
ることができる。
【0036】一方、図21に示す如く、余剰部60を側
壁8から引き離す方向に成形ローラ36を回転駆動する
場合には、肉厚の薄い板材Sにも角部10を形成するこ
とができ、穴があき難く、角部10が薄くなることがな
く、表面を滑らかに形成することができる。
【0037】また、図22に示す如く、側壁8に沿って
連れ回りするように成形ローラ36を自由回転させる場
合には、余剰部60に無理な押厚力が加わることがな
く、表面を滑らかに形成することができる。
【0038】なお、この実施例においては、角部成形後
に余剰部60を切断したが、図23に示す如く、余剰部
60を残存させておくこともできる。このように余剰部
60を残存させた箱状体2は、例えば、化粧用壁材とし
て利用する場合に、余剰部60を壁構成体に突き刺して
固定するための固定具として利用することができる。
【0039】また、上述実施例においては、四角形状の
箱状体2を形成したが、三各形状や5角形状等の多角形
状の箱状体2に形成することができ、また、成形ローラ
の押圧面42を円弧の一部をなす形状に形成することに
より円盤形状の箱状体2に形成することもできる。ま
た、成形ローラ36は、略対向円錐体形状に形成してい
るが、角部10に沿うようにV字形状に拡開して2つの
側面30と対向する押圧面を形成した板状部材とするこ
ともできる。
【0040】
【発明の効果】このように、この箱状体の角部形成装置
は、成形ローラをダイプレートの雄型を形成する2つの
側面に沿って移動させることにより、箱状体に角部を成
形することができ、また、切断ブレードをダイプレート
の下面に沿って移動させることにより、箱状体の角部形
成時の余剰部を切断することができる。
【0041】このため、この箱状体の角部形成装置は、
箱状体に角部を形成する形成工程を簡素化し得て、箱状
体に角部を容易に形成し得て、コストの低減を果たすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す箱状体の角部形成装置
の要部平面図である。
【図2】角部形成装置の要部側面図である。
【図3】プレスブレーキ装置の正面図である。
【図4】プレスブレーキ装置の断面図である。
【図5】角部形成前の板材の斜視図である。
【図6】角部形成前の成形ローラとダイプレートとの関
係を示す側面図である。
【図7】角部形成中の成形ローラとダイプレートとの関
係を示す側面図である。
【図8】角部形成後の成形ローラとダイプレートとの関
係を示す側面図である。
【図9】余剰部切断時の切断ブレードとダイプレートと
の関係を示す側面図である。
【図10】角部形成前の箱状体の要部拡大斜視図であ
る。
【図11】角部形成後の箱状体の要部拡大斜視図であ
る。
【図12】余剰部切断時の箱状体の要部拡大斜視図であ
る。
【図13】角部形成を完了した箱状体の斜視図である。
【図14】この発明の別の実施例を示す一対の成形ロー
ラ及びダイプレートを設けた角部成形装置の概略平面図
である。
【図15】図14の角部成形装置により角部を形成した
箱状体の一部省略底面図である。
【図16】この発明のさらに別の実施例を示す荒仕上げ
寸法の押圧面を設けた成形ローラの斜視図である。
【図17】この発明のさらに別の実施例を示す中仕上げ
寸法の押圧面を設けた成形ローラの斜視図である。
【図18】この発明のさらに別の実施例を示す上仕上げ
寸法の押圧面を設けた成形ローラの斜視図である。
【図19】図16〜図18の成形ローラを保持させた保
持体の側面図である。
【図20】余剰部を側壁に押し付ける方向に回転駆動さ
れる成形ローラとダイプレートとの関係を示す側面図で
ある。
【図21】余剰部を側壁から引き離す方向に回転駆動さ
れる成形ローラとダイプレートとの関係を示す側面図で
ある。
【図22】側壁に沿って連れ回りするように自由回転さ
れる成形ローラとダイプレートとの関係を示す側面図で
ある。
【図23】余剰部を残存させた箱状体の斜視図である。
【符号の説明】
S 板材 2 箱状体 4 角部形成装置 6 平板部 8 側壁 10 角部 12 フレーム 14 作業台 16 ダイプレート 26 上面 28 下面 30 側面 32 雄型 34 ダイ側ブレード刃部 36 成形ローラ 42 押圧面 44 切断ブレード 54 切断ブレード刃部 60 余剰部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月18日(1998.8.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図6】
【図7】
【図10】
【図11】
【図12】
【図16】
【図3】
【図5】
【図8】
【図9】
【図13】
【図14】
【図15】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに支持される作業台に固定され
    る略多角板形状のダイプレートを設け、このダイプレー
    トには略多角形状の平行な上面及び下面を設けるととも
    にこれら上面及び下面を夫々連絡する側面を設け、前記
    ダイプレートには一隅部の上面とこの上面に連絡する2
    つの側面とにより箱状体の一隅部に角部を形成する雄型
    を形成して設け、前記ダイプレートの一隅部において前
    記雄型を形成する2つの側面に沿って移動される略対向
    円錐体形状の成形ローラを設け、この成形ローラには前
    記雄型を形成する2つの側面に沿って移動された際に前
    記箱状体の一隅部の余剰部を前記2つの側面に沿うよう
    に変形させて角部を形成する2つの押圧面を設けたこと
    を特徴とする箱状体の角部形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ダイプレートには一隅部の下面に前
    記箱状体の角部形成後の余剰部を切断するダイ側ブレー
    ド刃部を形成して設け、前記ダイプレートの一隅部にお
    いて前記下面に沿って移動される切断ブレードを設け、
    この切断ブレードには上面に前記ダイ側ブレード刃部と
    共働して前記箱状体の角部形成後の余剰部を切断する切
    断ブレード刃部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の箱状体の角部形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009166945A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Hitachi Ltd エレベーター及びそのプーリ支持部の製造方法
CN102328209A (zh) * 2011-08-22 2012-01-25 田书印 一种数控角成型加工机
CN111036770A (zh) * 2019-12-10 2020-04-21 安徽中兴聚力精密机电技术有限公司 钣金包边模具

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