JP2002000903A - 遊技機の球通路装置 - Google Patents

遊技機の球通路装置

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JP2002000903A JP2000188357A JP2000188357A JP2002000903A JP 2002000903 A JP2002000903 A JP 2002000903A JP 2000188357 A JP2000188357 A JP 2000188357A JP 2000188357 A JP2000188357 A JP 2000188357A JP 2002000903 A JP2002000903 A JP 2002000903A
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Shuichi Kobayashi
修一 小林
Kazuo Mishima
和雄 三島
Tokukazu Koshizuka
徳和 腰塚
Akio Nohara
昭夫 野原
Susumu Sato
佐藤  進
Masashi Inoue
雅士 井上
Yoshitaka Sugimura
精孝 杉村
Osamu Fujisaki
修 藤崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属球と合成樹脂部材との接触後の分離や剥
離による静電気の影響を抑制する。 【解決手段】 上タンク3、下タンク4、球払出機構
5、排出樋6、流しユニット7、上皿8、下皿9が導電
性合成樹脂により形成され、これらが金属製のリアプレ
ート2に金属製の止ねじ13;16;17や金属製の連
結部材14;15で取付られ、金属製のパネル枠10が
金属製の支持部材18;19で上皿8及びリアプレート
2に取付けられ、電源装置11がリアプレート2に金属
製の止ねじ20で取付けられる。リアプレート2に帯電
された静電気の量が所定値を越えた場合、静電気はリア
プレート2から止ねじ20、電源装置11に内蔵された
アレスタ11b;11c及び電源プラグ21を経由して
島側電源12のアースに落される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機やスロッ
トマシン等の遊技機において遊技媒体として使用される
金属球と球通路を形成する合成樹脂部材との接触後の分
離や剥離に起因する静電気の影響を抑制した遊技機の球
通路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に搭載された電子制御回路が
静電気による悪影響を受けることがないように、金属球
と合成樹脂部材との接触後の分離や剥離等で発生する静
電気を除電することは周知である。例えば、特開平6−
15059号公報、特開平7−24110号公報、特開
平8−196711号公報、特開平9−99160号公
報、特公平5−56993号公報、特許第253446
8号公報、特許第2887182号公報、実公平3−2
30号公報、実公平3−23265号公報等に開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例は
何れも金属球と合成樹脂部材という、材質の異なる2つ
の物質の接触後の分離や剥離で発生した静電気を抵抗値
の小さな導電性部材で電子制御回路を迂回して流す構造
である。仮に、静電気の発生量が多く、除電が間に合わ
ない場合は蓄積した静電気が不連続的に放電することに
よって電磁波が発生する。この電磁波が上記導電性部材
の周囲に這わされた電線を伝わって電子制御回路にノイ
ズとして入力され易く、未だ、静電気によるノイズが原
因である電子制御回路の誤動作が解消されていない現状
にある。そのようなことから、市販されているパチンコ
機では、ノイズが入力されたとしても、電子制御回路に
内蔵されたコンピュータのソフトの処理を例えば4ms
ecというような周期で初期化することにより、コンピ
ュータが暴走しないような対策を採用している。
【0004】そこで、本発明は、金属球と合成樹脂部材
との接触後の分離や剥離による静電気の影響を抑制する
ことができる遊技機の球通路装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、球補
給設備からの球供給を受けるタンクから球払出機構を経
由して遊技機の前面側に球を払出す球通路を電磁遮蔽可
能に形成したことを特徴としている。よって、本発明に
よれば、球通路内で発生する静電気の放電によって生じ
る電磁波が電線に入力されることを抑制し、静電気によ
るノイズが原因である電気制御回路の誤動作が解消され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図7は本発明の一実施形態
であって、図1は球通路装置を示し、図2はパチンコ機
を分解して示し、図3は上タンク3を分解して示し、図
4は下タンク4を分解して示し、図5は球払出機構50
を分解して示し、図6は排出樋6を分解して示し、図7
は遊技機枠30を前側から見た外観を示す。
【0007】図1を参照し、球通路装置について説明す
る。1は前枠、2は金属製のリアプレート、3は導電性
合成樹脂製の上タンク、4は導電性合成樹脂製の下タン
ク、5は導電性合成樹脂製の球払出機構、6は導電性合
成樹脂製の排出樋、7は導電性合成樹脂製の流しユニッ
ト、8は導電性合成樹脂製の上皿、9は導電性合成樹脂
製の下皿、10は金属製のパネル枠、11は交流を遊技
機で使用する直流に変換する電源装置、12は島トラン
スのようなAC24ボルトを出力する島側電源、13は
リアプレート2と上タンク3とを固定する金属製の止ね
じ、14は上タンク3と下タンク4とを回転可能に結合
する金属製の連結部材、15はリアプレート2と球払出
機構5とを回転可能に結合する金属製の連結部材、16
はリアプレート2と排出樋6とを固定する金属製の止ね
じ、17はリアプレート2と流しユニット7とを固定す
る金属製の止ねじ、18はリアプレート2とパネル枠1
0とを接続する金属製の支持部材、19は上皿9とパネ
ル枠10とを接続する金属製支持部材、20はリアプレ
ート2と電源装置11とを固定する金属製の止ねじ、2
1は電源装置11と島側電源12とを接続する電源プラ
グである。
【0008】リアプレート2は、鋼板のような鉄系金属
より形成されており、前体1の裏面に固定される。止ね
じ13;16;17;20や連結部材14;15及び支
持部材18;19は鉄系金属がクロムメッキやニッケル
メッキ等の防錆及び導電の有る被膜で覆われた形態であ
る。
【0009】上タンク3、下タンク4、球払出機構5、
排出樋6、流しユニット7、上皿8及び下皿9に用いら
れる導電性合成樹脂には、例えば、東洋インキ(株)社
製のリオコンダクト(登録商標)EMIのように熱可塑
性合成樹脂にステンレス極細繊維を分散させた材料、大
日精化(株)社製のネオコンのように合成樹脂にポリア
セチレン・ポリピロール・ポリアニリン等の導電性ポリ
マー、銀・銅・ニッケル・アルミニウム等の金属とカー
ボンブラックのような導電材料を混練した材料、三菱瓦
斯化学(株)社製のユーピロン(登録商標)CFのよう
にポリカーボネート樹脂に炭素繊維を充填した材料、東
レ(株)社製のトレカ(登録商標)ペレットのように熱
可塑性樹脂に炭素繊維を分散した材料、電気化学工業
(株)社製のデンカエミコンのようにスチレン系樹脂に
炭素繊維等の導電性充填剤を混ぜた材料、等がある。
【0010】電源プラグ21がAC100ボルトをAC
24ボルトに変換する島側電源12のコンセントに差込
まれた状態において、店員がパチンコ機の裏面に設けら
れた電源スイッチをオン操作すると、AC24ボルトの
交流電力が島側電源12より電源装置11に供給され
る。電源装置11の交直変換部11aは島側電源12か
ら受電したAC24ボルトの交流電源を全波整流した後
の粗整流であるDC24ボルトのような直流電源、全波
整流と平滑化及び定電圧化したDC12ボルトとDC5
ボルトのような定電圧電源それぞれを配線により図外の
主制御装置、特別図柄制御装置、表示灯制御装置、音制
御装置、球払出制御装置、球発射制御装置の機能別に分
別構成された複数の制御装置に出力する。電源装置11
では全波整流されたままの粗整流であるDC24ボルト
(DC24V)の直流電源が交直変換部11aの入力側
より出力される。
【0011】上タンク3、下タンク4、球払出機構5、
排出樋6及び流しユニット7を導電性合成樹脂製にした
ことにより、島側に設けられた球補給設備からの球供給
を受ける上タンク3から球払出機構5を経由して遊技機
の前面側に球を払出す球通路が電磁遮蔽可能な暗箱に形
成される。このため、球通路内で発生する静電気或いは
球補給設備から予め帯電した状態で供給される球の静電
気が球通路内で蓄積し、不連続的な放電が起こったとし
ても、発生する電磁波は、球通路を形成する導電性合成
樹脂により遮られて通路の外部周辺に這わされた電線に
到達することはない。
【0012】暗箱の1つの面を開放状に形成した場合、
即ち球通路の三方が導電性合成樹脂で囲まれていれば、
発生する電磁波を所定レベルにまで減衰させることが可
能であり、一定の電磁遮蔽効果は得られる。例えば、球
通路の上方が開放された樋状の場合、電線が球通路の上
方でない位置にあれば、同様の電磁遮蔽効果が得られ
る。閉断面の球通路でその1面が少なくとも導電性合成
樹脂よりなる桶状の場合でも、電線が導電性合成樹脂の
1面と隔たった位置にあれば、やはり同様の電磁遮蔽効
果が得られる。実施形態には各球通路を導電性合成樹脂
で形成した例を示したが、球通路自体を成形型を用いて
成形した金属材料で形成しても、又、球通路自体は一般
の合成樹脂製とし、球通路の内側又は外側を金属箔、導
電性塗料、導電性ゴム、導電性メッキ、金属塗料、金属
メッキ等の導電性材料で被覆しても同様の電磁遮蔽効果
が得られる。暗箱を透明又は半透明の導電性材料で形成
すれば電磁遮蔽効果と同時に球通路内部が視認可能にな
る。要するに、本明細書の暗箱は、静電気やそれに起因
する電磁波が球通路又は球通路形成体の内部から外部に
漏れないようにしたものであって、外部から球通路内部
が見えてもよい。
【0013】一方、パチンコ球の表面抵抗は酸化被膜の
影響等で意外に大きく、パチンコ球どうしの接圧によっ
て抵抗値は異なるが、かなり高い抵抗値を示す。従っ
て、球通路の一部に導電性を持たせても、パチンコ球か
らパチンコ球への電荷の移動による静電気の除電作用は
十分とは言えない。前述のように球通路自体を導電性合
成樹脂で形成すれば、電磁波の遮蔽効果に加えて、帯電
した個々のパチンコ球の静電気を除電することもでき
る。即ち、導電性合成樹脂製の上タンク3、下タンク
4、球払出機構5、排出樋6、流しユニット7が金属製
のリアプレート2に止ねじ13;16;17;20や連
結部材14;15及び支持部材18;19を介して接続
されたことにより、金属球である球と上タンク3、下タ
ンク4、球払出機構5、排出樋6、流しユニット7との
接触後の分離や剥離で発生した静電気は止ねじ13;1
6;17;20や連結部材14;15及び支持部材1
8;19を介してリアプレート2側に移動し、除電され
る。各球通路と金属製の止ねじとの間に一定の抵抗値を
有する導電性合成樹脂製の座金を介在させれば、蓄積さ
れた静電気が各球通路からリアプレート2に除々に流れ
る。これによって静電気の移動に伴い発生する電磁ノイ
ズの発生を抑制することができる。
【0014】このリアプレート2に帯電された静電気は
リアプレート2から大気に除々に自然に放電されるが、
リアプレート2の帯電量が絶縁破壊量を超えた場合、急
激な気中放電が起って電磁波が発生する。その電磁波の
発生を抑えるためにリアプレート2に帯電された静電気
の量が所定値を越えた場合、静電気はリアプレート2か
ら電源装置11に内蔵されたエアギャップタイプのアレ
スタ11b;11c及び電源プラグ21を経由して島側
電源12のアースに落される。
【0015】図2〜図7を参照し、前記暗箱を構成する
パチンコ機裏側に配置された球通路装置について説明す
る。図2において、遊技機枠体30は、パチンコ店の島
に固定される額縁状の外枠31と、外枠31に上下の枠
体ヒンジ32で前側に片開き可能に連結された額縁状の
前枠1とを備える。前枠1の裏面に固定されたリアプレ
ート2は前枠1が閉じられる際に外枠31の内部に配置
される。前枠1に装着されるG盤と呼ばれる遊技盤22
の裏面には主制御装置80、特別図柄制御装置81、表
示灯制御装置82、音制御装置83が取付けられ、前枠
1の裏面には球発射制御装置89や球払出制御装置90
及び電源装置11が取付けられる。
【0016】下タンク4は前側下タンク33及び後側下
タンク34とに分別構成される。球払出機構5は前側球
払出機構35及び後側球払出機構36に分別構成され
る。前側球払出機構35はリアプレート2の裏面に図外
の金属製のヒンジを介して裏側に片開き可能に取付けら
れ、後側球払出機構36は前側球払出機構35の裏面に
図外の金属製のヒンジを介して裏側に片開き可能に取付
けられる。前後側球払出機構35;36はリアプレート
2側に閉じられて前後側下タンク33;34に個別に連
なる。
【0017】前後側球払出機構35;36が閉じられる
際、前後側下タンク33;34の金属製のシャッタ4
8;49が前後側球払出機構35;36で上方に押し開
けられ、球が前後側下タンク33;34から前後側球払
出機構35;36に供給される。その際、前後側球払出
機構35;36は金属製のシャッタ48;49を介して
前後側下タンク33;34に電気的にも接続される。こ
の前後側球払出機構35;36に供給された球は球通路
を流下して図5の計数ユニット54のスプロケット63
で受止められる。
【0018】図3にも示すように、図外のパチンコ店の
島に設けられた球補給装置から供給される球を貯留する
上タンク3は、リアプレート2の裏面に固定される合成
樹脂製の上タンクベース38と、導電性合成樹脂製の上
タンクピース39とを備える。上タンクピース39が上
タンクベース38の裏面に止ねじ13で取付けられるこ
とにより、上方開放箱型の球貯蔵室が形成される。
【0019】図4にも示すように、前側下タンク33及
び後側下タンク34は球通路を形成する導電性合成樹脂
よりなるチャンネル状の前後側下タンクピース40;4
1と、導電性合成樹脂製の板状の前後側下タンクカバー
42;43とを備える。そして、前側下タンクカバー4
2が前側下タンクピース40に嵌め込まれて前側下タン
クピース40の下流側上方開口を覆うことにより前側下
タンク33が形成される。後側下タンクカバー43が後
側下タンクピース41に嵌め込まれるて後側下タンクピ
ース41の下流側上方開口を覆うことにより後側下タン
ク34が形成される。
【0020】前側下タンク33は上タンク3に金属製の
連結部材14(図3参照)で裏側に片開き可能に連結さ
れていると共に嵌め込み装着される。連結部材14は金
属製の止ねじでリアプレート2に固定される。後側下タ
ンク34は前側下タンク33の後側に配置されて前側下
タンク33及び上タンク3に金属製の止ねじ44;45
で固定される。止ねじ45は後側タンクに設けられた取
付部46を経由して図3のタンクピース39に設けられ
た取付部47に締結される。
【0021】そして、島に設けられた球補給装置から供
給された球は上タンク3の傾斜した底面及び前側下タン
ク33及び後側下タンク34の傾斜した内部通路により
流れて、上タンクから前側下タンク33及び後側下タン
ク34に満たされる。前側下タンク33及び後側下タン
ク34の内部通路は上タンク3側から球払出機構5側に
向けて流下される球を流下方向に向かって一列に整列さ
せる形状に形成される。
【0022】図5にも示すように、図1の前後側球払出
機構35;36のそれぞれに相当する球払出機構50
は、導電性合成樹脂製の縦長な機構ベース51と、合成
樹脂製の縦長なアクチュエータケース52と、導電性合
成樹脂製の縦長な球払出樋ケース53と、導電性合成樹
脂製の計数ユニット54とを備える。アクチュエータケ
ース52は払出アクチュエータとしての電磁ソレノイド
55、電磁ソレノイド55にリンク機構56を介して連
結された球払出爪57、コイルスプリングのような復帰
用ばね58等の部品を個別に備える。球払出樋ケース5
3は球確認用の球検出器59及び通路切替機構60を個
別に有する。計数ユニット54は前後に分割可能な導電
性合成樹脂製のケース61;62に導電性合成樹脂製の
スプロケット63を回転可能に内蔵すると共に球計数用
の球検出器64を備える。
【0023】そして、アクチュエータケース52が機構
ベース51の前側に図外の止ねじで固定され、球払出樋
ケース53及び計数ユニット54が機構ベース51の裏
側に図外の止ねじで固定されることにより、球払出機構
50が形成される。機構ベース51と球払出樋ケース5
3及び計数ユニット54が球払出機構50の球通路を形
成し、球払出爪57が計数ユニット54のスプロケット
63に係合してスプロケット63を回転しないように停
止する。
【0024】スプロケット63が回転しないように停止
された状態において、電磁ソレノイド55が球払出側に
電気的に駆動すると、球払出爪57とスプロケット63
との係合が解除され、スプロケット63が球の重さで一
方向に回転しつつ周面の切欠部で球を1個ずつ分離排出
し、この分離排出される球を球検出器64が検出するご
とに電気信号を図2の主制御装置80及び球払出制御装
置90に出力する。
【0025】又、パチンコ店の営業終了時には、島に設
置されたパチンコ機が保有する球を島に排出する球抜き
操作が行われる。球抜き操作は、店員が球抜き工具とし
ての図外のピンを図7の前枠1の前側より裏側に向けて
挿入して通路切替機構60を動作すると、通路切替機構
60が球通路の一部を計数ユニット54側より球抜き通
路66側に切替えられる。
【0026】図6にも示すように、排出樋6は、導電性
合成樹脂製の球樋通路ベース67と、導電性合成樹脂製
の樋通路ケース68と、合成樹脂製の樋通路カバー69
とを備える。球樋通路ベース67及び樋通路ケース68
が互いに前後に図外の止ねじで組立てられることにより
賞球排出通路を形成し、賞球排出通路には樋通路ケース
68に取付けられたオーバフロー球検出用の球検出器7
0が配置される。樋通路ケース68と樋通路カバー69
とが互いに前後に止ねじ71で組立てられることにより
球抜き排出通路及びアウト球排出通路を形成する。
【0027】排出樋6が図1のリアカバー2の裏面に止
ねじ16で固定されることにより、賞球排出通路が図5
の計数ユニット54より排出される球を受取ることがで
きるように、又、図5の球抜き通路66が切替動作され
た通路切替機構60より排出される球を受取ることがで
きるように、排出樋6が球払出機構5に接続される。
【0028】図7に示すように、上皿8及びパネル枠1
0は前枠1の中央開口部の内周縁に固定された支持部材
19を介して前枠1の前面に横前側に片開き可能に取付
けられ、下皿9は前枠1の前面に固定的に取付けられ
る。上皿8における賞球や遊技球等のパチンコ球を貯蔵
する球貯蔵室形成部72、下皿9における上皿8からの
オーバフロー球を貯蔵する球貯蔵室形成部73が導電性
合成樹脂により形成される。上皿8は球貯蔵室形成部7
2との協働でパチンコ球を貯蔵する上方開放状の室を形
成する金属製のボックスプレート74を備える。支持部
材19と上皿8のボックスプレート74とは金属製のヒ
ンジで連結され、支持部材19と下皿9の球貯蔵室形成
部73とはリアプレート2に図外の金属製の止ねじよう
な固着具により接続される。
【0029】上タンク3、下タンク4、球払出機構5、
排出樋6、流しユニット7、上皿8及び下皿9には導電
性合成樹脂に代えて帯電防止性合成樹脂を使用しても良
い。帯電防止性合成樹脂としては、トヨラックパレル
(登録商標)のようなABS系持続型制電性材料、「E
lectronic Packaging Techn
ology;1988(vol.4 No.7)」第7
1〜75頁に記載された合成樹脂にアレキレングリコー
ル系化合物、酸化エチレン付加誘導体のごとき有機化合
物、導電性カーボン、金属繊維等の内部用帯電防止剤を
練り込んで、合成樹脂をイオン性や吸湿性に改質して発
生した静電気を速やかに中和、漏洩させる材料等があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の球通路装置を示す摸式
図。
【図2】 同実施形態のパチンコ機の分解斜視図。
【図3】 同実施形態の上タンクの分解斜視図。
【図4】 同実施形態の下タンクの分解斜視図。
【図5】 同実施形態の球払出機構の分解斜視図。
【図6】 同実施形態の斜視図。
【図7】 同実施形態の遊技機枠の斜視図。
【符号の説明】
1 前枠 2 リアプレート 3 上タンク 4 下タンク 5 球払出機構 6 排出樋 7 流しユニット 8 上皿 9 下皿 13;16;17;20 止ねじ 14;15 連結部材 18;19 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 腰塚 徳和 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 野原 昭夫 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 佐藤 進 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 井上 雅士 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 杉村 精孝 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 藤崎 修 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 BA32 BC62 DA09 DA17 EA02 EA09 EA24 EA26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球補給設備からの球供給を受けるタンク
    から球払出機構を経由して遊技機の前面側に球を払出す
    球通路を電磁遮蔽可能に形成したことを特徴とする遊技
    機の球通路装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014045802A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Yuka Denshi Co Ltd 樹脂成形体
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