JP2000325617A - パチンコ機の屈曲誘導樋 - Google Patents

パチンコ機の屈曲誘導樋

Info

Publication number
JP2000325617A
JP2000325617A JP11136295A JP13629599A JP2000325617A JP 2000325617 A JP2000325617 A JP 2000325617A JP 11136295 A JP11136295 A JP 11136295A JP 13629599 A JP13629599 A JP 13629599A JP 2000325617 A JP2000325617 A JP 2000325617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko machine
ball
partition wall
bending guide
pachinko
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11136295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Adachi Light Inc filed Critical Adachi Light Inc
Priority to JP11136295A priority Critical patent/JP2000325617A/ja
Publication of JP2000325617A publication Critical patent/JP2000325617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補給されたパチンコ球に帯電する静電気を効
果的に除去できるようにする。 【解決手段】 パチンコ機の裏面に配設される機構板5
に設けられ、球タンク8からパチンコ球を整列して球払
出装置11に導く供給通路23,23を複数設けたパチ
ンコ機の屈曲誘導樋10において、前記屈曲誘導樋10
は、球流路20a,21aを有する外板20と裏板21
との間に仕切壁22を重ね合わせて形成され、該仕切壁
22は導電性を有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の裏面
に配設される機構板に設けられた球タンクから球払出装
置にパチンコ球を導くパチンコ機の屈曲誘導樋に関する
もので、特にパチンコ球に帯電する静電気を効果的に除
去できるパチンコ機の屈曲誘導樋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の屈曲誘導樋は、合成
樹脂により形成した外板と仕切壁と裏板とを重ね合わせ
て、パチンコ球を球払出装置に導く複数の供給通路を有
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機にあっては、補給経路から球誘導樋に補給さ
れたパチンコ球が、研磨され静電気や熱を帯びているた
め、静電気により制御回路基板に悪影響を及ぼしたり、
その熱により屈曲誘導樋の仕切壁が歪むことがあり、球
払出装置にパチンコ球をスムーズに供給することができ
なくなるという問題があった。
【0004】そこで本発明は上記課題を解決し、パチン
コ球に帯電する静電気を効果的に除去することができる
パチンコ機の屈曲誘導樋を提供することを目的としてい
る。
【0005】また、本発明の他の目的は、パチンコ球の
熱により仕切壁が歪むことなく確実に球払出装置にパチ
ンコ球を供給するパチンコ機の屈曲誘導樋を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るパチンコ機の屈曲誘導樋は、パチンコ
機の裏面に配設される機構板に設けられ、球タンクから
パチンコ球を整列して球払出装置に導く供給通路を複数
設けたパチンコ機の屈曲誘導樋において、前記屈曲誘導
樋は、球流路を有する外板と裏板との間に仕切壁を重ね
合わせて形成され、該仕切壁は導電性を有することを特
徴とし、該仕切壁に導電線の一端を接続し、他端をパチ
ンコ機の適宜導電性材に接続するようにするのがよい。
【0007】また、パチンコ機の裏面に配設される機構
板に設けられ、球タンクからパチンコ球を整列して球払
出装置に導く供給通路を複数設けたパチンコ機の屈曲誘
導樋において、前記仕切壁に放熱用の開孔を設けて、パ
チンコ球の帯熱を効果的に放熱するようにし、好ましく
は外板にも同様の開孔を設けるのがよい。
【0008】さらに、前記仕切壁に放熱用の突片を設け
て、放熱効果を高めるようにするのが好ましく、該突片
にアース用の導電線を接続するようにしてもよい。
【0009】また、前記仕切壁は、例えば鉄等の金属板
により形成するのが好ましく、導電性を有する粉末を合
成樹脂やセラミックに混ぜて成形し、仕切壁に導電性を
付与したものでもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を参照して説
明する。図1は本発明に係る屈曲誘導樋が装着されたパ
チンコ機の裏面図である。図において、1はパチンコ機
の機枠、2は機枠1に開閉自在に設けられる前面枠であ
る。前面枠2は、ほぼ中央に窓孔を有する額縁状に形成
されており、該窓孔の後面に遊技盤取付枠3を介して遊
技盤4が着脱自在に取付けられている。
【0011】5は合成樹脂によりほぼ方形状に形成され
た機構板であり、該機構板5は遊技盤4の裏面を覆うよ
うにヒンジ金具5aにより回動自在に装着されている。
この機構板5のほぼ中央には、遊技盤4に設けられる可
変表示装置6の後部を臨ませるための窓部7が開設され
ており、該窓部7の上方にパチンコ球を貯留する球タン
ク8と、該球タンク8の下方に連接してパチンコ球を整
列して導き出す球誘導樋9が設けられている。そして、
該球誘導樋9の下流端は、屈曲誘導樋10を介して所定
数のパチンコ球を払出す球払出装置11に接続されてお
り、該球払出装置11の下方には、払出されたパチンコ
球を前面枠2の前面の打球供給皿(図示せず)へ導くた
めの排出樋12が形成される。また、窓部7の下方には
入賞球集合部13に集められた入賞球を1個ずつ排出処
理する入賞球排出処理装置14が設けられている。
【0012】前記球誘導樋9は、図4に示すように、機
構板5に接する後面壁15と、該後面壁15に対向する
前面壁16および底壁17とにより断面凹状に形成さ
れ、底壁17から突設した仕切壁18によりパチンコ球
を整列して導く複数の供給通路19,19が形成され
る。
【0013】しかして、前記屈曲誘導樋10は、図3に
示すように球流路20aを有する外板20と、球流路2
1aを有する裏板21との間に仕切壁22を重ね合わせ
て、二条の供給通路23,23を形成し、各供給通路2
3,23にはパチンコ球の有無を検出する機能を備えた
可動片24および該可動片24により接続する光電スイ
ッチからなる球切れ検知装置25と球抜き装置26が組
み込まれる。
【0014】前記仕切壁22は、導電性を有する薄い鉄
板により成形され、周縁に切欠27を設けて凹凸状に形
成し、固定用の透孔28が穿設されており、該透孔28
は取付用ビス29より小径として、ビス29がねじ込ま
れるようにしている。また、裏板21には該仕切壁22
の凸部30が嵌まる浅い溝31が形成されている。な
お、前記切欠27の深さは、供給通路23,23を通る
パチンコ球の球心さえ支持するようにすればよく、その
切欠27から機構板5側の供給通路23のパチンコ球の
動きが覗けるようにするのが好ましく、該切欠27の一
部は、外板20に開設したごみ落し用の通孔32と合致
するようにしている。
【0015】上記のように構成される屈曲誘導樋10
は、図3および図4に示すように仕切壁22の凸部30
を溝31に嵌めビス着33により組立てられる。このよ
うに組立てられた屈曲誘導樋10は、図4および図5に
示すように、機構板5に突設された取付ボス34,34
にビス29,29を取付孔35,35から透孔28にね
じ込んで取付けられる。また、ビス着29する際に、図
5に示すように導電線36にカシメ着された環状の端子
金具37を一緒に締着することにより、導電性を有する
仕切壁22と導電線36がビス29を介して電気的に接
続される。そして、導電線36の他端は、パチンコ機の
適宜導電性材、例えば図2に示すように機構板5のヒン
ジ金具5aに接続して設置すればよい。
【0016】そして、球払出装置11が作動してパチン
コ球が排出樋12に払出されると、球タンク8に貯留さ
れるパチンコ球は球誘導樋9に流出して供給通路19,
19に整列して並び、屈曲誘導樋10の供給通路23,
23にパチンコ球が補給される。この際にパチンコ球に
帯電した静電気は、導電性を有する仕切壁22、端子金
具37、導電線36を介して導電性材のヒンジ金具5a
に流され、パチンコ球は非帯電状態となる。このため、
静電気により制御回路基板等に悪影響を及ぼすような事
態がなくなる。なお、仕切壁22は、薄い鉄板に限られ
ることなく、合成樹脂やセラミックに導電性を有する金
属粉等を混ぜて成形し、仕切壁22に導電性を付与した
ものでもよい。
【0017】図6および図7は、放熱用の開孔38,3
8…を設けた仕切壁22Aの実施の形態を示し、該開孔
38は図7に示すように供給通路23,23を流下する
パチンコ球の球心が通過しない場所に開設される。この
ことにより、研磨によるパチンコ球の帯熱を効率よく発
散し、仕切壁22Aが歪むのを確実に防ぐことができ、
球払出装置11にパチンコ球をスムーズに供給すること
ができる。また、このとき外板20にも同様の開孔を設
けるようにするのが好ましく、より効果的に放熱をさせ
ることができる。なお、仕切壁22Aに導電性を持たせ
て図7に示すように導電線36と接続することで、同時
に静電気を除去することができる。
【0018】図8ないし図10は、放熱用の突片39,
39を設けた仕切壁22Bの実施の形態を示している。
図9に示すように該突片39が屈曲誘導樋10の周縁か
ら突出するようになっており、パチンコ球が仕切壁22
に接触することによりパチンコ球の帯熱が仕切壁22B
に伝わり、突片39,39により外部に放熱することが
できる。なお、図8および図10に示すように、該突片
39にビス孔40を設け、前記端子金具37を取着した
導電線36をビス着41するようにして静電気を除去す
るようにしてもよい。また、該仕切壁22Bに前記開孔
38,38を設けるようにすれば、さらに放熱効果を高
めることができる。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明における屈曲誘導樋は、仕切壁に導電性を持
たせることにより、パチンコ球に帯電する静電気を効果
的に除去することができ、制御回路基板等に悪影響を及
ぼす事態を未然に防ぐことができる。また、該仕切壁に
放熱効果を持たせることで、仕切壁が歪むことなく確実
に球払出装置にパチンコ球を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】屈曲誘導樋部分の正面図である。
【図3】屈曲誘導樋の分解斜視図である。
【図4】機構板および屈曲誘導樋の分解斜視図である。
【図5】機構板に取付けた状態の屈曲誘導樋の要部側断
面図である。
【図6】他の実施の形態の仕切壁の斜視図である。
【図7】図6の仕切壁を用いた屈曲誘導樋の要部側断面
図である。
【図8】さらに他の実施の形態の仕切壁の斜視図であ
る。
【図9】図8の仕切壁を用いた屈曲誘導樋部分の正面図
である。
【図10】図9の要部側断面図である。
【符号の説明】
5 機構板 8 球タンク 10 屈曲誘導樋 11 球払出装置 20 外板 21 裏板 22,22A,22B 仕切壁 23,23 供給通路 38 開孔 39 突片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の裏面に配設される機構板に
    設けられ、球タンクからパチンコ球を整列して球払出装
    置に導く供給通路を複数設けたパチンコ機の屈曲誘導樋
    において、 前記屈曲誘導樋は、球流路を有する外板と裏板との間に
    仕切壁を重ね合わせて形成され、該仕切壁は導電性を有
    することを特徴とするパチンコ機の屈曲誘導樋。
  2. 【請求項2】 パチンコ機の裏面に配設される機構板に
    設けられ、球タンクからパチンコ球を整列して球払出装
    置に導く供給通路を複数設けたパチンコ機の屈曲誘導樋
    において、 前記仕切壁に放熱用の開孔を設けたことを特徴とするパ
    チンコ機の屈曲誘導樋。
  3. 【請求項3】 前記仕切壁に放熱用の突片を設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のパチンコ機の屈曲
    誘導樋。
JP11136295A 1999-05-17 1999-05-17 パチンコ機の屈曲誘導樋 Pending JP2000325617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136295A JP2000325617A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 パチンコ機の屈曲誘導樋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136295A JP2000325617A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 パチンコ機の屈曲誘導樋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000325617A true JP2000325617A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15171848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11136295A Pending JP2000325617A (ja) 1999-05-17 1999-05-17 パチンコ機の屈曲誘導樋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000325617A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082745A (ja) * 2009-01-28 2009-04-23 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011092257A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082745A (ja) * 2009-01-28 2009-04-23 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011092257A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002306774A (ja) 遊技機
JP2000325617A (ja) パチンコ機の屈曲誘導樋
JP4470020B2 (ja) ホッパ装置のコイン放出ガイド
JPH04231987A (ja) 遊技機
JPH11299974A (ja) 弾球遊技機用役物
JPH0798100B2 (ja) パチンコ機の制御回路基板用ボックス
JPH0241020Y2 (ja)
JP2002248245A (ja) パチンコ遊技機
JP2719905B2 (ja) 弾球遊技機
JP3162198B2 (ja) パチンコ機
JP2002085746A (ja) 弾球遊技機
JP2000296231A (ja) パチンコ機の球誘導樋
JP2002035342A5 (ja)
JP2002011200A (ja) 弾球遊技機
JPH0783790B2 (ja) パチンコ機
JPH01256989A (ja) 台間玉貸機及び台間玉貸機用玉補給装置
JP2004081339A (ja) パチンコ遊技機
JP2003024530A (ja) パチンコ遊技機
JPH1199265A (ja) パチンコ遊技機における球貯留供給構造
JP4122466B2 (ja) 弾球遊技機
JPH07275497A (ja) パチンコ機
JP2001334051A (ja) パチンコ遊技機
JP3363201B2 (ja) パチンコ機
JP2569584Y2 (ja) パチンコ球通路部材
JPH06296730A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110