JP3162198B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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Description
ンクから導出したパチンコ球を流下する球流路を形成し
たパチンコ機の裏機構盤に関し、特に球タンクから導出
したパチンコ球に帯電した静電気の影響が遊技盤裏面の
ターミナル基板等に及ばないようにしたものである。
機の殆どは、ソレノイドの駆動により複雑な遊技動作を
行なう変動入賞装置、数字や絵柄等の識別記号を高速度
で可変 表示する可変表示装置を遊技盤の表面に配設し、
これらの電気的遊技機器を制御するマイクロコンピュー
タ等の制御基盤をパチンコ機の裏側に備えている。そし
て、この様なパチンコ機においては、遊技盤の裏側に突
出する変動入賞装置や可変表示装置との干渉を回避する
ために裏機構盤の基枠体のほぼ中央に大きな開口部を開
設し、この開口部の上方に球タンク、該球タンクから球
を導出する導出樋などを設け、導出樋の下端を球排出装
置に接続する。また、遊技盤の裏面には、該遊技盤の表
面に形成した遊技部内に配設した変動入賞装置や可変表
示装置などに接続するターミナル基板を設け、このター
ミナル基板を中継して制御基盤と電気的に接続してあ
る。そして、ターミナル基板は一般的には裏機構盤の開
口部に位置する遊技盤内に配設されている。
球が導出される場合、球同士の摩擦により、或は球がプ
ラスチック製球流路の側面や底面と擦れることにより静
電気が発生して球に帯電する。したがって、裏機構盤の
球流路内には帯電したパチンコ球が多数整列して待機し
ていることとなる。ところで、球流路の底面には塵埃の
堆積を防止するために、流下方向に沿って幅狭な穴を開
設してある。このため、球に帯電した静電気が球流路の
底面の穴から裏機構盤の開口部内に位置する遊技盤のタ
ーミナル基板へ飛ぶことがあった。ターミナル基板に静
電気が飛ぶと、これがノイズとして作用し、制御基盤の
誤動作の原因となるなど悪い影響を及ぼす。
に、本発明は提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、基枠体に所要の裏部品が設けられて構成される
裏機構盤を遊技盤の裏面側に配設し、基枠体に装着した
球タンクから導出したパチンコ球を流下させる球導出樋
を基枠体に設け、該基枠体のほぼ中央には遊技盤裏面に
突出する機器の後端部が貫通する開口部を開設したパチ
ンコ機において、上記球導出樋は、上記球タンクの下方
側であって、左右方向に形成された配線 収納空間と前後
方向に重合するように配設され、上記球導出樋の下方に
は、該球導出樋の球流路と上記開口部とを区画するため
の遮蔽壁を左右方向に基枠体と一体成形し、上記球導出
樋を導電性のプラスチックにより構成して当該球導出樋
にアース線を接続したことを特徴とする。
面には静電気防護部材を敷設したことを特徴とする。
部材上に、上記球導出樋と一体成形された取付壁を載置
した状態で球導出樋が基枠体に取り付けられたことを特
徴とする。
下したり、或いは停止した場合に、遮蔽壁が球流路と基
枠体の開口部との間を遮蔽するので、パチンコ球に帯電
した静電気が遮蔽壁を越えて開口部まで飛ぶことはな
い。また、球導出樋を導電性のプラスチックにより構成
するとともに、このプラスチックにアース線を接続する
と、球流路内のパチンコ球の静電気がアース線を通じて
逃げる。したがって、球流路内のパチンコの静電気が開
口部の方へ飛ぶことはない。
明する。パチンコ機1は、図1に示すように、窓部を開
設した前面枠2を機枠3に対して開閉可能に軸着し、前
面枠2の窓部にはガラス枠4を開閉可能に取り付けると
ともに球供給皿5を有する開閉パネル6を取り付け、前
面枠2の裏面には背面が大きく開放した金属板製のフレ
ーム(図示せず)を窓部を覆うようにして固定し、ガイ
ドレール7で区画した遊技領域8を表面に形成した遊技
盤9を上記フレーム内に着脱可能に装着して前面枠2の
窓部に裏側から臨ませ、フレームの背面に裏機構盤10
を設けてある。
開設した合成樹脂製の基枠体12と、該基枠体12の所
定部分に取り付けた各種ユニット化した機構体とから構
成される。そして、機構体には、球タンク13、該球タ
ンク13から球を整列しながら導出する球導出樋14な
どの他に、該球導出樋14により導出した球を所定数流
下する球排出機構部15、該球排出機構部15が流下し
た球の流路を切り換える流路切換機構部16、入賞球集
合樋で集めたセーフ球を検出して1個宛流下するセーフ
球検出機構部17などの球処理ユニットなどがある。
出するパチンコ球を貯留しておくもので、底面の一側に
開設した球落下口から内部の球を順次落下する。なお、
内部の球が競合してもブロック化せずに崩れ易いように
底面の傾斜角度を方向によって異ならせたり、側面から
内部に突出する段部等を形成してある。
から導出したパチンコ球を傾斜上端部分で受け入れて、
これらの球を整列しながら流下させる樋であり、本実施
例では内部に球を二列に整列して流下する球流路18,
18を形成し、各球流路18の底面に幅狭な穴19を長
手方向に沿って開設し、また、幅方向のほぼ中央には長
手方向に沿って長尺な取付片20を取付壁として一体成
形し、該取付片20に止着具21を取り付けるとともに
基枠体12との嵌合穴等を形成してある。なお、二本の
球流路18,18の間に立設した区画壁22は、上流側
から下流側に進むにしたがって高さが増加するように形
成してあり、これにより球タンク13からバラバラに落
下した球を流下するにしたがって球流路18内に整列で
きるように構成してある。
てほぼ平行に延在する壁面部23を開口部11の周りに
有する。そして、開口部11の上方の壁面部23には前
記した球タンク13を嵌合するタンク用窪部24、球導
出樋用取付部としての取付ボス25…、電源基板を取り
付ける電源用窪部26などを形成するとともに、球不足
検出器用取付部27を形成し、壁面部23の前面側には
図4に示すように起立片28を起立壁として左右方向に
立設することにより配線を収納する配線収納空間として
配線収納空部29を横方向(すなわち左右方向)に形成
し、また該配線収納空部29には鈎形の配線の固定部材
30を形成する。そして、上記した球導出樋用取付ボス
25…の下方には壁面部23と直交するようにして球流
路18と開口部11とを区画するリブ状の遮蔽壁31を
横方向に基枠体12と一体成形する。そして、この遮蔽
壁31の上面には静電気防護部材として絶縁材(例えば
ゴム板32)を敷設し、該ゴム板32上に取付片20を
載置した状態で取付穴と基枠体12の球導出樋用取付ボ
ス25とを嵌合し、止着具21のノブを押し込んで球導
出樋14を基枠体12に取り付ける。
装着すると、図4に示すように、遮蔽壁31の先端縁が
球導出樋14の外側面と同一或は外方に突出して、球流
路18と開口部11との間を遮蔽する。したがって、帯
電したパチンコ球が球流路18内を流下したり、或は停
止して待機していても、パチンコ球に帯電した静電気が
遮蔽壁31を越えて開口部11の方に飛ぶことはなく、
開口部11内に遊技盤9裏面のターミナル基板33が位
置していても、このターミナル基板33に球流路18内
の球から静電気が飛ぶことはない。
ゴム板32を敷設して球流路18と開口部11との間の
絶縁抵抗を高めたので、球流路18内の球に大量の静電
気が帯電しても、この静電気が開口部11の方に飛ぶこ
とを阻止することができる。したがって、開口部11内
に遊技盤裏面のターミナル基板33が位置していても、
このターミナル基板33に球流路18内の球の静電気が
影響を与えることはない。さらに、本実施例では、図4
に示すように、配線収納部29と球導出樋14とが前後
方向に重合することになる。
18の内面を導電性にするとともに導電性部分にアース
線を接続したもので、具体的には球導出樋14の球流路
18の底面に長尺な金属板34をそれぞれ添設し、底面
に開設した穴から金属板34の脚部35,35を下方に
突出させ、両脚部35,35を重合した状態で下端の穴
内に基枠体12の取付ボス25を貫通させ、この取付ボ
ス25でアース線36の一端に接続してある。そして、
アース線36は他端のコネクタ37を基枠体12のアー
ス用コネクタに接続することにより接地してある。
4の各球流路18内に球が停止或は流下した場合に、球
が金属板34に接触しているので、球の静電気は当該球
に帯電することなく金属板34からアース線36を通っ
て逃げる。したがって、球流路18内の球の静電気が開
口部11の方へ飛ぶことはない。
チック、例えば銅粉を混入することにより導電性を持た
せたプラスチックにより射出成型すると、球流路18の
底面に別途金属板34を添設しなくても球の静電気を球
導出樋14自体を通して逃すことができ、前記した第2
の実施例と同様の効果を得ることができる。
下の効果を奏する。請求項1に記載の発明によれば、球
導出樋の球流路と基枠体の開口部との間に遮蔽壁を設け
て遮蔽したので、球流路を流下するパチンコ球が帯電し
ていても、これらパチンコ球の静電気が遮蔽壁を越えて
開口部に飛ぶことを防止することができる。したがっ
て、遊技盤の裏面に制御基板等が配設されていても、こ
の制御基板等に球流路から静電気が飛んでくることはな
い。このため、静電気によるノイズの発生を抑制するこ
とができ、これにより誤動作を未然に防止することがで
きる。しかも、球導出樋を導電性のプラスチックにより
構成し、このプラスチックにアース線を接続してあるの
で、球導出樋内のパチンコ球の静電気をアース線を介 し
て逃すことができ、これにより球導出樋内におけるパチ
ンコ球の帯電を防止することができる。したがって、球
流路内の球から開口部への静電気の飛びを未然に防止す
ることができ、静電気によるノイズ対策を一層確実にす
ることができる。
上面に静電気防護部材を敷設するので、球流路のパチン
コ球の静電気が遮蔽壁を越えて開口部に飛ぶことを阻止
できる。その結果、静電気によるノイズの発生を一層確
実に抑制できる。
護部材上に球導出樋の取付壁が載置された状態で球導出
樋を基枠体に取り付けるので、その取り付けが安定して
パチンコ球の流下がスムーズになり、しかもパチンコ球
からの静電気が導電性球導出樋からアース線を通って逃
げるので、球導出樋を配線処理空間と前後方向に重合さ
せても配線に影響を与えることがない。その結果、パチ
ンコ機裏面の狭いスペースを有効に利用でき、且つ配線
にのるノイズを防止することができる。
断面図である。
した状態における要部の斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基枠体に所要の裏部品が設けられて構成
される裏機構盤を遊技盤の裏面側に配設し、基枠体に装
着した球タンクから導出したパチンコ球を流下させる球
導出樋を基枠体に設け、該基枠体のほぼ中央には遊技盤
裏面に突出する機器の後端部が貫通する開口部を開設し
たパチンコ機において、 上記球導出樋は、上記球タンクの下方側であって、左右
方向に形成された配線収納空間と前後方向に重合するよ
うに配設され、 上記球導出樋の下方には、該球導出樋の球流路と上記開
口部とを区画するための遮蔽壁を左右方向に基枠体と一
体成形し、 上記球導出樋を導電性のプラスチックにより構成して当
該球導出樋にアース線を接続したことを特徴とするパチ
ンコ機。 - 【請求項2】 上記遮蔽壁の上面には静電気防護部材を
敷設したことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
機。 - 【請求項3】 上記静電気防護部材上に、上記球導出樋
と一体成形された取付壁を載置した状態で球導出樋が基
枠体に取り付けられたことを特徴とする請求項2に記載
のパチンコ機。
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Family Applications (1)
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