JP2001526961A - レーザー穿孔方法 - Google Patents

レーザー穿孔方法

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Abstract

(57)【要約】 噴射ノズル(40)などの工作物を貫通する孔をレーザー穿孔する方法は、工作物(40)を貫通する孔(41)をレーザー(50)で穿孔し、孔(41)が空洞に連通するとき、孔(41)を通るレーザー光が流体へ入射し、これにより、孔(41)から空洞を横切る工作物(40)がレーザー光から保護されるように、レーザー障壁特性を有する流体を空洞へ送り、かつ、流体が、穿孔工程中に孔(41)へ入らないように調整することを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、工作物にレーザーで孔を穿孔する方法、および該方法を実行する装
置に関する。
【0002】 レーザー穿孔技術は確立されているが、工作物内の空洞に達する孔を穿孔する
とき、一つの特有の問題が起こる。この問題は、孔の穿孔により、孔を通るレー
ザービームが空洞の反対側で工作物に突き当たり、工作物を損傷する、即ち、空
洞を通過しさらに穿孔するということである。この問題を解決するために、金属
のピンを空洞に挿入し、レーザービームを遮蔽することが試みられたが、ピンが
レーザービームにより損傷し、交換が必要となる。また、ピンの破片が除去され
なければならず、また、空洞の構成はピンの挿入が困難な場合もある。
【0003】 特に本発明が適用される工作物は、主にディーゼル燃料用の燃料噴射ノズルで
あるが、そのうちの幾つかをこの明細書に示す。
【0004】 本発明の目的は、工作物内の空洞に達する孔をレーザー穿孔する改善された方
法を提供し、該方法を実行する方法を提供することである。
【0005】 本発明の方法は、工作物を貫通する孔をレーザーで穿孔し、孔が空洞に届いた
とき、孔を通過するレーザー光が流体に入射し、これにより、孔の反対側の工作
物が、レーザー光から保護されるように、レーザー障壁特性を有する流体を空洞
内に供給し、かつ、流体が穿孔過程中にレーザー穿孔の孔へ入らないように配置
することを含む。
【0006】 好ましくは、工作物の空洞へ達する孔をレーザー穿孔する方法は、本質的に、
穿孔される孔の先にある空洞をレーザー障壁特性を有する流体で充填し、かつ、
孔が空洞に開けられたとき、流体が孔に入らないように配置することからなる。
【0007】 流体はレーザー光散乱特性を有することができ、この場合、流体はコロイドで
あるか、または、流体は例えば、煙などのガス状の粒子または小液滴である。一
般に、用語”流体”は流動性の全てのものを含み、例えば、炭素粒子、セラミッ
ク粒子、または金属粒子などの流動性粒子床を含んでいる。
【0008】 流体はレーザー光吸収特性を有することができ、この場合、流体は好ましくは
、熱エネルギーとしてレーザー光を吸収し、例えば、顔料粒子の懸濁液などの粒
子の懸濁液である。
【0009】 流体がレーザー光吸収特性を有するならば、好ましくは、それは蛍光を発して
、レーザー光を異なる周波数で再放射する色素の溶液である。
【0010】 流体は好ましくは、孔が空洞に連通するとき、流体が入らないようにその圧力
は十分に低い。
【0011】 流体はまた、好ましくは液体であり、孔に近い表面張力および/または接触角
度は、孔が空洞に達するとき、流体が孔へ入らないように、流体の圧力が十分に
低くなるよう調整する。
【0012】 空洞内の流体の圧力は好ましくは、工作物の周囲の外部圧力より低い。
【0013】 本発明方法は、ガスの流れをレーザービームと同じ工作物の場所に向け、空洞
内の流体の圧力が、工作物の周囲の外圧と、ガスの流れにより工作物へ加えられ
た圧力との組み合わせより低く調整される。
【0014】 好ましくは、空洞内の流体の少なくとも一部は、穿孔すべき孔と同一線上を流
れる。
【0015】 また好ましくは、流体は空洞内で循環する。
【0016】 さらに好ましくは、空洞は流体の流動管を備えており、流体は流体流動管を通
り空洞へ送られるか、または、そこから引き抜かれて、空洞内の流体の循環を促
進する。
【0017】 さらに好ましくは、流体は空洞へポンプで送られ、流体は空洞からポンプで送
り出される。
【0018】 さらに好ましくは、流体は流体流動管を通り空洞へ送られ、流体流動管は、工
作物に穿孔される孔とは一線に並ばないが、流体流動管から流れる流体の流れは
、その流れが完全性を失う前に、一線に並ぶ。
【0019】 さらに好ましくは、孔の内部形状は、レーザービームを所望の経路の回りを繰
り返し旋回させることにより穿孔される。
【0020】 上記方法はさらに、流体と散乱したレーザー光の孔に対する相互作用を制御す
るため、流体と孔との間に分離体を配置している。例えば、流体が孔と接触して
いるとき、流体がレーザービームの吸収により加熱されるならば、流体の熱は孔
または穴の回りの領域へ伝達される。これは、孔の工作物の表面とその近くの溶
解を発生する。レーザー障壁特性を有する流体が、レーザー光散乱特性を有する
場合、散乱光は工作物を溶解または蒸発するに十分な強さを有する。従って、流
体が孔へ入ったとするならば、散乱は直径を大きくし、孔の形状を変化させる。
またそれにより、空洞内の孔の縁は変形されるか、鈍る。レーザーと工作物の相
互作用は孔と工作物とに影響を与える。この影響が有利または不利である多くの
他の方法がある。従って、本発明は、これらの影響を制御し、空洞の壁をレーザ
ービームによる損傷から保護する方法と装置を提供することである。
【0021】 さらに上記方法は、孔が空洞へ連通するとき、流体とレーザー光との孔に対す
る相互作用が制御されるように、流体と孔との間に分離体を少なくとも部分的に
挿入することも含む。
【0022】 流体は、レーザー光吸収特性、及びまたはレーザー光散乱特性の他に、冷却特
性を有することができる。
【0023】 ガス体が、孔に対する流体と散乱したレーザー光の間の相互作用を制御するた
めに、分離体として使用される。
【0024】 好ましくは、ガスの流れは分離体として使用され、孔に対する流体と散乱した
レーザー光の間の相互作用を制御する。
【0025】 固体障壁が分離体として使用され、孔に対する流体とレーザー光の間の相互作
用を制御する。
【0026】 好ましくは、固体障壁には、一つ以上の孔または一つ以上の細長い穴(スロッ
ト)が形成されている。
【0027】 また好ましくは、一つの孔または細長い穴は、レーザービームと一線に並ぶ。
【0028】 また好ましくは、固体障壁は、流体がレーザー穿孔の孔へはね返るか、または
入るのを防止する。
【0029】 光散乱特性はまた、微小なキャビテーションを有する流体によっても達成され
る。微小なキャビテーションは流体内に微小な気泡を形成する。微小な気泡は、
急速に放散するように、微小な気泡へ入射した光が焦点を結ぶ微小レンズのよう
に作用する。多数の微小気泡は、全体として光を広範囲の角度で散乱する効果を
有し、これにより、空洞の背壁に当たるレーザー光は広く拡散して弱くなり、従
って、レーザー光は背壁を機械的に加工したり、損傷させることはない。微小キ
ャビテーションを行うのに助けとなるものは、流体をある方法で流動し、流体ま
たは洗剤、あるいは他の媒質を主流体へ付加するか、または、流体送り装置へ超
音波を加えることである。
【0030】 障壁流体または冷却流体は、単一の流体または流体の組み合わせであってもよ
い。一種類以上の流体は、レーザー光吸収、レーザー光散乱、および熱冷却特性
を有することができる。
【0031】 流体と孔との間の完全なまたは部分的分離体は、他の流体(ガスまたは液体)
、または、ガラス、水晶、セラミック、金属、あるいはプラスチックなどの固体
媒質であってもよい。それは原料/媒質の組み合わせでもよい。
【0032】 本発明は、流体の孔との相互作用が制御されるように、障壁冷却流体を検出す
ることも含んでいる。例えば、流体は相互作用を増大するように孔へ向けられる
か、または、相互作用を減少させるか、または除去するように孔から離れた所に
向けられる。相互作用の増大は、孔を大きくするか、孔の形を変えるか、孔また
は孔の回りの空洞の表面を変えるか、または、これらの作用の組み合わせのため
に使用される。相互作用の除去は、孔が空洞へ入る孔の縁(小さい縁の半径)を
鋭くするために使用される。
【0033】 本発明は、空洞に密接し、かつ、障壁流体を所要の方法で送るために使用され
る精密に機械加工された構成要素を使用することを含む。これらの挿入体はまた
、分離体の一部を形成するために使用され、かつ、分離体またはこの二つの組み
合わせを形成する流体を送るためにも使用される。これらの挿入体は、管、溝、
ガイド、調節隔壁の形をとっており、金属、セラミック、水晶、プラスチック、
または全ての他の適切な材料で製作される。挿入体は、レーザービームが流体に
突き当たるように構成されているが、流体がレーザー穿孔加工の孔へはね返るか
、またはその中へ入るのを防止するためにバッフルとガイドを有する。
【0034】 挿入体は、空洞の壁が損傷するのを保護するため、障壁流体と組み合わせて使
用される。すなわち、金属のピンは不十分であることを述べたが、その表面また
はその内部を流れる障壁流体を有する金属のピンは、障壁流体が金属ピンを保護
し、冷却するので、満足できる。挿入体がこの状態で使用されるばあい、挿入体
は好ましくは、レーザーにより容易に破損しない材料である。この挿入体は、金
属、セラミック、ガラス、水晶、プラスチック、ゴム、ダイヤモンド、または他
の材料で製作される。
【0035】 ピンまたは挿入体がレーザーにより容易に損傷する材料で製作されるならば、
交換することは容易で安価である。例えば、レーザービームにより衝撃を受けた
とき、蒸発する高酸素の雰囲気内の黒鉛ロッドは、反応して、二酸化炭素または
一酸化炭素のガスを形成する。黒鉛ロッドは空洞へ連続的に送られ、これにより
、引き抜かれたガスは空洞をレーザービームから保護する。
【0036】 本発明による、工作物内の空洞に達する孔をレーザー穿孔する装置は、孔が空
洞へ連通するとき、孔を通るレーザー光が流体に入射し、これにより、孔から空
洞を通る工作物がレーザー光から保護されるように、レーザー障壁特性を有する
流体を送る流体供給手段を含む。この装置は、流体が穿孔過程中に孔へ入らない
ように構成されている。
【0037】 好ましくは、工作物内の空洞へ達する孔を穿孔する装置は、工作物のホルダー
、穿孔される孔と直線上にある空洞をレーザー障壁特性を有する流体で十分に充
填する流体供給手段、および孔が空洞に連通するとき、流体が孔へ入らないよう
に調整する制御手段を含む。
【0038】 前記制御手段は、孔が空洞へ連通するとき、空洞内の流体の圧力が、流体が孔
へ入らない程度に十分に低く調整する流量または圧力調整手段を含む。
【0039】 また好ましくは、前記流体供給手段は、穿孔される孔と直線上にある空洞内に
少なくともある程度の流体を流す流動手段を含む。
【0040】 さらに好ましくは、流量手段は流体を空洞内を循環する。
【0041】 さらに好ましくは、流量手段は、空洞内に挿入された流体流動管を含み、流体
は流体流動管を通り空洞へ送られるか、または空洞から引き抜かれ、これにより
、空洞内の流体の再循環を促進する。
【0042】 さらに好ましくは、本装置は、流体を空洞へ送る第一ポンプ、流体を空洞から
送る第二ポンプ、および流体タンクを有する。
【0043】 第二ポンプは真空ポンプで、タンクから大気へ排出するか、または、空洞から
タンクへ流体を送る圧力ポンプである。
【0044】 さらに好ましくは、流体流動管は、工作物に穿孔される孔との心合わせ位置か
ら外れている位置に配置されるが、使用中に流体流動管から送られる流体の流れ
は、その流れが完全性を失う前に、その心合わせ位置を横切る。
【0045】 さらに好ましくは、装置はまた、レーザー障壁特性を有する流体とレーザーの
供給源も有する。
【0046】 また好ましくは、レーザーは銅レーザーなどのガスレーザーである。
【0047】 あるいは、レーザーは、Nd:YAGレーザー、またはNd:YLFレーザー
、またはNd:YVO4レーザー、2倍周波数Nd:YAGまたはNd:YLF
またはNd:YVO4レーザーなどの固体レーザーである。固体レーザーは、そ
の基本波長の全ての調波で、例えば、2倍、3倍、4倍または5倍の調波周波数
で動作する。
【0048】 装置はさらに、流体と散乱レーザー光の孔に対する相互作用を制御する、流体
と孔の間の分離体を含む。
【0049】 分離体は固体障壁であることができる。
【0050】 固体障壁は、一つ以上の孔または一つ以上の細長い穴が開けられている。
【0051】 好ましくは、孔または細長い穴は、レーザービームと一直線上にある。
【0052】 好ましくは、固体レーザーはまた、流体がレーザー穿孔された孔へはね返るか
、または、孔へ入るのを防止する。
【0053】 ガス体は、孔と流体の間の相互作用を制御するために使用することができる。
【0054】 好ましくは、ガスの流れは、孔と流体の間の相互作用を制御するため分離体と
して使用される。
【0055】 さらに、装置は、工作物の装置への取り付け、および穿孔完了時の工作物の取
り外しの手動または自動の手段を含む。
【0056】 装置はまた、一つ以上の孔を正確な位置に穿孔するため、工作物をレーザービ
ームに対し位置付ける手動または自動の手段から成っている。
【0057】 好ましくは、一つの手段が、レーザー穿孔を行うため、工作物を装置に位置決
めするために設けられる。この手段は、ロボット、自動部分操作装置、回転式コ
ンベア装置、または手動取り付け装置の形で設けられる。
【0058】 挿入体がノズルの内面で流体シールを行い、かつ、次の孔位置への移動時に、
ノズルが挿入体に対し回転しなければならないとき、好ましくは、この回転を円
滑にする手段を設ける。または、このシールを開放する手動または自動の手段を
設け、この手段は挿入体に対しノズルを回転し、シールを再度行う。
【0059】 好ましくは、一つの手段が、工作物と装置をレーザービームに対し位置決めす
るために設けられる。これは、機械的構成要素を位置決めする、モーター装備の
コンピュータ又はプログラマブルな数値制御装置の形で設けられる。
【0060】 この装置は、工作物、またはレーザービームあるいは両方を位置決めするため
に使用される。それは、鏡、プリズム、レンズ、回折格子、音響光学偏向板、電
気光学素子、オプチカルファイバケーブル、または他の光学的構成要素を使用し
て、レーザービームを操作し、位置決めする装置である。
【0061】 好ましくは、コンピュータ、プログラマブル論理制御器、または他の素子が、
位置決め、取り付け、およびレーザー装置を制御するために使用される。
【0062】 本発明の他の好ましい特徴は、以降の説明と明細書の請求の範囲から明らかに
なるであろう。
【0063】 本発明のディーゼル燃料噴射ノズルを穿孔する方法と装置を好ましい実施形態
として添付図面を参照して説明する。
【0064】 最初に、図面の図1に関し、好適な実施形態の装置は、ベース11が12にお
いて、ポンプ13と圧力調整器または流量手段14とを通り、ディーゼル燃料噴
射ノズル40のホルダー16のベース内の入力15へ接続されている。ホルダー
16はまた、22においてタンク10へ戻り接続された出力21を有する。本装
置は、タンク10の上部へ接続された真空ポンプである第二ポンプ23を有する
【0065】 ホルダー16は、27においてフランジ状で、密閉リング28を支持している
平坦な上面26から25において凹んでいるほぼ円筒形のブロック24である。
凹部の内端は出力21へ接続し、かつ、凹部25を通り、かつ、表面26を越え
て、後に説明する高さへ対称的に伸長している直立部も支持している。入力15
は管29のベースの内部へ接続している。
【0066】 図1と図2に関し、閉じた先端を通りレーザー穿孔された孔41を有するSA
Cタイプのディーゼル燃料噴射ノズル40は、先端42から深い円形のブランジ
44へ伸長している中空状本体43を有する。ノズル40は、ホルダー16の平
坦な面26の上に立っている。図1に一部が示されている締め付け板45が、上
方の本体43を囲んでおり、ブランジ44に締め付けられて、ノズル40を所定
の位置に保持している。
【0067】 管29は、本体43内の空洞の全長の回りに沿って伸長しており、その上部3
0は、孔41の軸と直線上にないように、先端42から十分に短い。これは図2
に示されているが、これはまた、管29が、先端42の真下で本体43の空洞の
円筒部分内に容易に滑る状態で密接し、かつ、流体が容易に通るように孔が開い
ているスペースワッシャー46を支持していることを示している。ノズル40の
大きさを適切にするため、管29の全長は、20〜50mmであり、その外径は、
200〜1000ミクロンであり、これにより、スペースワッシャー46は、ノ
ズル40がホルダー16内に位置付けられていると、正確に配置され、管29を
中心に位置決めする。
【0068】 装置はまた、他のガスレーザー、または、固体レーザー、例えば、Nd:YA
Gレーザー、またはNd:YLFレーザー、またはNd:YVO4レーザー、2
倍周波数Nd:YAGまたはNd:YLFまたはNd:YVO4レーザーも使用
することができるが、銅レーザー50を備えている。レーザー50は、孔41を
穿孔するように並び、その後進んで、ノズル40に複数の孔をリング状に穿孔す
る。
【0069】 使用状態で、タンク10は、商標”DROMUS”で入手できる機械潤滑剤な
どのレーザー光障壁特性を有する液で部分的に充填される。これは、多重散乱に
よりレーザー光の障壁であるコロイドである。ノズル40はホルダー16に取り
付けられている。次ぎに、ポンプ13と23が駆動され、流体をカップリング1
2に沿って管29まで送り、個々に穿孔される孔と直線上にある状態で空洞を十
分に充填する。同時に、真空ポンプ23は、流体をノズル空洞からカップリング
22に沿って引き出し、タンク10へ戻し、そこから、流体は重力でポンプ13
へ送られる。この様にして、流体は空洞に再循環され、流体内の気泡またはガス
状の生成物は、真空ポンプ23によりタンク10から大気へ排出される。
【0070】 圧力調整器14が、空洞への流体の流量を制御するために使用されており、孔
が空洞へ連通するとき、流体が孔41へ入らないようにしている。空洞内の流体
の圧力は、孔が空洞に連通するとき流体が孔41に入らないように、流体の表面
張力を考慮し、十分に低い。
【0071】 次に、レーザーが起動され、通常、毎秒1,000〜50,000、標準で1
0,000パルスの範囲で照射し、1〜100、標準で10ミクロンのスポット
を1〜100、好ましくはは40〜80rpsで円形路のまわりを反復回転して
、直径が40〜200ミクロンの所望の孔を開ける。最初に、通常、深さ1mmの
孔について、孔が貫通すると1秒以内に空洞内の流体のレーザー障壁特性が劣化
するか、または、さらに他の孔が穿孔されることになるノズル40の反対側への
レーザービームの衝突を防止する。さらに5〜20秒が、孔の形状がレーザービ
ームにより精巧に仕上げられるために必要である。例えば、低い円錐形を形成す
るのに必要であり、この円錐形は容易に長くなり、流体が無い時ノズルの反対側
に大きな損傷が発生する。管29の上部30から送られている流体噴射は、レー
ザービームの直線上の軸を横切り、従って、噴射の完全な状態が、空洞内のレー
ザーにより発生した熱による乱流と気泡の形成によって直ぐに失われ、空気が孔
を通り空洞へ引き込まれても、レーザーに対する障壁となる。流体はまた、全て
の廃棄物と共に、熱を空洞から取り去り、従って、熱損傷からノズルを保護する
。必要ならば、図1に点線で示されているように、カップリング22には、冷却
器51を取り付けることができる。
【0072】 孔41が穿孔されるか、または、この孔の配列が穿孔されると、流体がノズル
の空洞から排出されるように、ポンプ13は作動停止する。重力が、流体が空洞
から排出されるのを助ける。
【0073】 ”DROMUS”潤滑剤によるレーザー光の多重散乱流体の代わりに、レーザ
ー障壁が熱エネルギーとしてレーザー光チャンバーを吸収する。熱エネルギーを
吸収する流体は、顔料粒子の懸濁液などの粒子懸濁液から成っている。流体がレ
ーザー光吸収特性を有するならば、流体は蛍光を発して、入射レーザー光のエネ
ルギーを異なる周波数で再放射する。この様な流体の例は、色素の溶液である。
流体または色素が蛍光を発する必要はない。光散乱またはエネルギー吸収の特性
を有する流体の混合が使用される。
【0074】 図3は、孔61がレーザー穿孔される前に、SACのノズル60が、レーザー
障壁特性を有する流体62により充填される非常にシンプルな変形装置を示して
いる。流体62の表面張力は、例えば、流体として水銀を使用することにより、
孔61が開くと、流体が孔61へ入るのを防止するのに十分である。レーザービ
ームは、レーザービームと同じ場所に向けられたガスの流れを伴うことにより、
その穿孔能力が改善される。ガスは、空気、不活性ガス、または高酸素ガスでよ
い。ガスの流れによりノズルへ加えられた圧力は、流体の表面張力へ付加され、
流体を孔から離れて保持する。ガス流装置は、図面の図1と2の好適な実施形態
にも使用される。
【0075】 上記の説明は、特に、SACタイプのディーゼル燃料噴射ノズルに関するが、
同様に、VCOタイプのノズル、直接ガソリン燃料噴射ノズル、タービン羽根の
循環孔、プリンターインク供給格子、および孔が空洞を内蔵する工作物にレーザ
ー穿孔される全ての他の場所に適用できる。
【0076】 1〜1,000パルス/秒の長いパルス(1ミクロ秒ー10ミリ秒)が、Nd
:YAGレーザーにより燃料噴射とタービン羽根に使用され、この場合、各孔は
直接に穿孔され、トレパン穿孔はされない。プリンターインク格子は、同様な方
法で燃料噴射ノズルに穿孔されるが、小さいスケールでなく、静止ビームまたは
トレパン穿孔により開けられる。
【0077】 レーザー障壁特性を有する流体を使用することは、流体の流れが、気泡、熱及
び廃棄物を穿孔工程において即時除去する場合、および流体が穿孔工程の邪魔に
なるとき、流体の圧力または流量調節が流体をレーザー穿孔から離れて保持する
場合に特に有利である。
【0078】 図4に関し、第二の好適な実施形態の装置は、タンク110を含み、そのベー
ス111は、170において、ポンプ113と圧力調整器または流動手段114
を通り、流れスイッチ171を経て、フィルター161とカップリング121を
通って、VCOディーゼル燃料噴射ノズル140のホルダー116のベースの入
力115へ接続されている。ホルダー116もまた、122において真空タンク
112へ接続されて戻る出力を有する。
【0079】 本装置は、大気から出入する汚染を防止するため、タンク112の上部へ接続
され、フィルター160を装着した第二ポンプ123を有する。充填ポンプ16
2の両側のバルブ165と166は、真空ポンプ112をタンク110へ接続し
ている。タンク110はまた、流れスイッチ171へ指向したバイパイ接続16
3、およびカップリング167と168を有する。
【0080】 図5と4に関し、ホルダー116は、127においてブランジ状の平坦な上面
126を有する円筒状のブロック124である。面126の中心は、使用状態に
おいて、ノズル140に配置されている挿入体133内に上方へ伸長している。
ノズル140は面126に置かれ、締め付け板145により定位置に保持されて
いる。挿入体133はまた、入力115から挿入体133の真上に突出している
管135へ通じている流体入力134、および挿入体137の上部からカップリ
ング122へ通じている流体出力137を備えている。
【0081】 ブランジ127は、噴射ベース144の燃料孔128へ接続している孔125
を有する。噴射ベース144内の燃料孔128は、挿入体133の長さに沿って
流路132の上部へ接続している。ブランジ内の孔125は、空気供給源へ接続
されている入力131を有し、これにより、空気は流路を挿入体133の上部へ
流れ、空洞内のレーザー穿孔された孔141の上を流れて、孔141と流体との
間の分離体を構成している。
【0082】 この場合、流体は、レーザー光散乱特性と冷却特性を有する油/水のエマルジ
ョンである。分離体は空気体または空気噴射であり、これらは、挿入体133の
孔125を経て、孔141が開いている空洞143へ送られる。エマルジョンの
流体は、挿入体133の流体入力134を経て管135を通ってノズルの先端へ
送られる。ノズルと挿入体133の形状は、流体を孔141から離れて、ビーム
が空洞の離れた壁に突き当たる領域144へ指向するように使用される。領域1
44において、流体はレーザー光を散乱し、その焦点をぼかす。この方法におい
て、尖った縁を有する孔が、空洞の離れた壁を損傷することなく穿孔される。
【0083】 管135は、孔が開けられたとき、レーザービームと直線上になく、かつ、流
体と孔141との間の相互作用がないように、流体の噴射または流れを孔141
から離れるように曲げられている。噴射の角度と位置は、背壁144の保護を最
大限に達成するため、噴射とレーザービームとの間には最大限の相互作用がもた
らされるように設定されている。流体と流路132からの空気は、空洞から挿入
体の流体出口137の開口136を経て吸引される。噴射の正確な方位、開口1
36の正確な位置決め、流体の正確な圧力と流量、および孔137に設定する正
確な真空により、流体がレーザー穿孔された孔141と接触することなく、流体
を全て開口136から吸引することが可能である。
【0084】 あるいは、流体は、レーザービームを途中で捉え、挿入体の流体出口137の
開口136へ直接に進むように向けられる。この場合、流体は空洞の離れた壁1
44へ突き当たらない。
【0085】 挿入体133は、ノズルの内面と完全に金属対金属の接触状態にある。挿入体
133の方位は、レーザービームに対し維持されなければならず、さらに、ノズ
ル140は、数個の孔をノズルの回りに穿孔するために回転されなければならな
い。従って、挿入体133とノズル140が、相互に回転されるように、一つの
手段が、挿入体とノズル140の内面の間の密閉状態を開放するために備えられ
ている。この実施形態では、レーザー穿孔工程が完了すると、密閉を開放するよ
うに、挿入体133が僅かな距離だけ後退し、次に、ノズル140は次の所要の
外周の方位へ回転し、挿入体113が再密閉状態へ押し戻され、次の穿孔動作が
始まる。
【0086】 ポンプ113は連続的に作動し、ノズルの空洞内の過度または不十分な流量を
防止するため、ポンプ113と123の流量が平衡状態になる。
【0087】 図6、図7および図4に関し、SACノズルの挿入体250は、円柱状の本体
251、およびSACノズルの内面にノズル内部の球状の先端まで容易に密接す
る切頭円錐形の上部252を有する。本体251の下に、縮小された直径の首部
253は、挿入体が取り付け管257の上部に取り付けられるのを可能にし、断
面7cだけで示されているが、首部253は、取り付け管257の上部二はめ込
まれている。取り付け管257は、円柱状ブロック124の平坦な上面126へ
続いており、その上で、SACノズル140が置かれて、141においてレーザ
ー穿孔される。挿入体250の片側に、円柱状本体251と上部252の面に機
械加工された浅い細長い穴254は、空気が空気供給源から取り付け管257の
回りの258において上部252の上方の空洞143へ供給される導管を備えて
いる。浅い細長い穴254から挿入体250の反対側へ、その縦軸を越えて挿入
体250へ機械加工された深い細長い穴255が、空洞143からの排出路を形
成し、また、挿入体250の縦軸に平行な流体供給管256を収容しているが、
それから浅い細長い穴254へ偏倚している。深い細長い穴255は、深い細長
い穴255は、管257の内部へ、そこから出力122へ続いている。
【0088】 浅い細長い穴254は、空気の流れをレーザー穿孔の孔141を越えて空洞1
43へ送る。この空気の流れは分離体である。障壁流体は、流体噴射として管2
56を経て空洞143へ送られる。管256は中心からずれており、従って、こ
の噴射もまた、中心からずれ、レーザー穿孔の孔141と同じ側にある。噴射は
、SACノズルの先端において球状である空洞の壁に当たる。空洞の形状は、流
体を空洞の回りに誘導し、これにより、流体はビームが空洞の背壁に当たる領域
260へ戻り、これにより、レーザービームと背壁26との間の障壁流体の量を
増加する。流体は空洞から深い細長い穴255、取り付け管257、および出口
122を通り、部分真空状態にあるタンク112へ吸引される。
【0089】 図8は、管256が、固体障壁の形の分離体を形成するように伸長している、
図6の挿入体の変形を示している。ノズルに穿孔された孔に隣接した管256の
側面は、ノズルの内部の上部にほぼ接触するように、261において上方へ伸長
しており、レーザーが空洞143へ侵入すると、レーザービームと直線上にある
孔または細長い穴262を備えており、従って、ビームは空洞の壁の領域260
の途中で孔または細長い穴262を通過する。管256の伸長部261は、孔1
41と伸長部261との間に気体または空気の流れを残して、流体を孔141か
ら離れるのを促進する。空気体または空気の流れと伸長部261は、流体を孔1
41から離れさせる二つの分離体として働く。従って、流体が領域260を損傷
する前に、流体が散乱または吸収される領域260を洗滌するので、レーザービ
ームは、管256および孔または細長い穴262の側のその伸長部261に沿っ
て進む障壁流体の流れ全体を通過し、かつ、空気と混合された障壁流体を通過し
て進む。
【0090】 再び図4に関し、装置はまた、図1に示された第一好適実施形態の銅レーザー
150を備えているが、他のガスレーザー、または、固体レーザー、例えば、N
d:YAGレーザー、またはNd:YLFレーザー、またはNd:YVO4レー
ザー、2倍周波数、3倍周波数、または4倍周波数のNd:YAGまたはNd:
YLFまたはNd:YVO4レーザー、または他の調和周波数の固体レーザーも
使用することができる。固体レーザーは、駆動されるランプまたはレーザーダイ
オードでもよい。あるいは、レーザーは、半導体ダイオードレーザーまたは調和
周波数の半導体ダイオードレーザーである。
【0091】 レーザーは並べられて、孔141を穿孔し、その後、ノズル140の一組のリ
ング状の孔を穿孔する。
【0092】 使用中に、流体障壁タンク110は、レーザー光障壁特性、例えば、商標”D
ROMUS”で入手できる機械潤滑剤などの流体で部分的に充填される。これは
、循環されているとき、多重散乱によりレーザー光に対する障壁であるコロイド
である。ノズル140はホルダー160に取り付けられている。流体ポンプ11
3は、連続的に作動し、流動スイッチ171は、流体をノズルへ送るか、流体を
バイパス回路163へ切り換えるために使用される。ポンプ113とタンク11
0を通る流体の連続的流れは、コロイド流体の恒常的混合を可能にする。流体は
、あるいは挿入体内の狭い通路と管を閉塞する全ての固体粒子を除去するフィル
ター161を通って流れる。流体は、カップリング121を経て彫る116へ放
出される。
【0093】 流体は、ホルダーを出てカップリング122を通り、真空ポンプ123へ接続
された室である真空タンク112へ入る。
【0094】 正常な動作においては、タップ165と166は閉じており、ポンプ162は
使用されない。タンク110内の流体のレベルが、一定のレベルより低くなると
、タップ165と166は開かれ、ポンプ162が、タンク110をタンク11
2に集められた流体で充填するため、起動される。この段階で、装置に失った流
体を補充し、正確な濃度を維持するため、予備の水とオイルがカップリング16
7と168を経て加えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の穿孔装置の第1の実施形態を示す図である。
【図2】 図1のノズルの先端の拡大図である。
【図3】 図1の装置の変形例を示す図である。
【図4】 本発明の穿孔装置の第2の実施形態を示す図である。
【図5】 挿入体と図4に示されたVCOノズル内の流体を送る方法とを拡大して示す図
である。
【図6】 挿入体と流体をSACノズル内に送る方法を示す図である。
【図7】 図6に示された挿入体の詳細を、側面図7a、平面図7b、側面図7aの線7
ー7に沿った断面図7c、および下面図7dで示す図である。
【図8】 挿入体の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 タンク 11 ベース 13 ポンプ 14 圧力調整器 15 入力 16 ホルダー 21 出力 23 第二ポンプ 40 ディーゼル燃料噴射ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケアズレー,アンドリュー,ジョン イギリス国,オーエックス44 9ディーエ フ,オックスフォード,ガーシントン,ザ グリーン 8 (72)発明者 アンドリュース,アントニー,ジョン イギリス国,オーエックス5 1ディーエ ム,オックスフォード,キドリントン,ス トラトフィールド ロード 39 (72)発明者 ベル,アンドリュー,イアン イギリス国,オーエックス14 2ビーエ ル,オックスフォードシャー,アビングド ン,バスコット ドライブ 39 (72)発明者 ラターフォード,グラハム イギリス国,オーエックス14 1エージェ ー,オックスフォードシャー,アビングド ン,ウィンターボーン ロード 13 (72)発明者 フォスター−ターナー,ギデオン,ジョン イギリス国,オーエックス33 1ワイティ ー,オックスフォードシャー,フィートリ ー,ザ トライアングル 10 Fターム(参考) 4E068 AF01 CA01 CF00 CH08 DA02

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物内の空洞に達する孔をレーザー穿孔する方法において
    、孔が空洞に連通したとき、孔を通過するレーザー光が流体へ入射することによ
    り、孔から空洞までの工作物がレーザー光から保護されるように、レーザー障壁
    特性を有する流体を空洞内に供給し、流体が穿孔工程中にレーザー穿孔された孔
    へ入らないように配置することを含んでなるレーザー穿孔方法。
  2. 【請求項2】 請求の範囲第1項において、穿孔される孔の先の空洞をレー
    ザー障壁特性を有する流体で十分に充填し、レーザービームで穿孔し、孔が空洞
    へ連通するとき、流体が孔へ入らないように配置することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求の範囲第2項において、流体がレーザー光散乱特性を有
    することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求の範囲第3項において、流体が液体であることを特徴と
    する方法。
  5. 【請求項5】 請求の範囲第3項において、流体が煙であることを特徴とす
    る方法。
  6. 【請求項6】 請求の範囲第4項において、流体がコロイドであることを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求の範囲第2項において、流体がレーザー光障壁特性を有
    することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求の範囲第7項において、流体がレーザー光を熱エネルギ
    ーとして吸収することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求の範囲第8項において、流体が粒子懸濁体であることを
    特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求の範囲第9項において、流体が顔料粒子の懸濁液であ
    ることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求の範囲第9項において、流体がガスを含む粒子または
    小液滴であることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求の範囲第7項において、流体が蛍光を発し、入射した
    レーザー光のエネルギーを異なる周波数で再放射することを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求の範囲第12項において、流体が色素材料の溶液であ
    ることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 前出の請求の範囲のいずれかにおいて、空洞内の流体の圧
    力が、孔が空洞へ連通するとき、流体が孔へ入らないように十分に低く調整され
    ていることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求の範囲第14項において、流体が液体であり、孔の近
    くの表面張力及びまたは接触角度は、孔が空洞へ連通するとき、流体が孔へ入ら
    ないように、流体の圧力が十分に低くなるように調整されていることを特徴とす
    る方法。
  16. 【請求項16】 請求の範囲第15項または第16項において、空洞内の流
    体の圧力が、工作物の周囲の外部圧力より低いことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求の範囲第16項において、ガスの流れを工作物内のレ
    ーザービームと同じ場所に向け、かつ、空洞内の流体の圧力が、工作物の周囲の
    外部圧力とガスの流れにより加えられた圧力との組み合わせより低くなるように
    調整することを含むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 前出の請求の範囲のいずれかにおいて、空洞内の少なくと
    も一部の流体が、穿孔される孔の軸線を横切って流れることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求の範囲第18項において、流体が空洞内を再循環する
    ことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求の範囲第19項において、空洞は流体流動管を備えて
    おり、流体は該流体流動管を通り空洞へ送られるか、あるいは空洞から取り出さ
    れて、空洞内の流体の再循環を促進することを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求の範囲第20項において、流体がポンプで空洞へ送ら
    れ、流体がポンプで空洞から引き抜かれることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求の範囲第20項または第21項において、流体が、流
    体流動管を通り空洞へ送られ、流体流動管が、工作物に穿孔された孔の軸心から
    外れている位置に配置され、流体流動管から送られる流体の流れは、その流れが
    完全性を失う前にこの軸心を横切ることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 前出の請求の範囲のいずれかにおいて、孔の内部形状が、
    レーザービームを所望の経路の回りに繰り返し旋回させることにより穿孔される
    ことを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 前出の請求の範囲のいずれかにおいて、流体と孔の間に分
    離体を形成し、孔による流体とレーザー光の間の相互作用を制御することを特徴
    とする方法。
  25. 【請求項25】 請求の範囲第1項〜第23項のいずれかにおいて、孔が空
    洞へ連通するとき、孔による流体とレーザー光の間の相互作用が制御されるよう
    に、流体と孔の間に分離体を少なくとも部分的に挿入することを含んでいること
    を特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 前出の請求の範囲のいずれかにおいて、流体が、レーザー
    光吸収、及び/またはレーザー光散乱の特性の他に、冷却特性を有することを特
    徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求の範囲第24項または第25項において、ガス体が、
    孔による流体と散乱したレーザー光の間の相互作用制御する分離体として使用さ
    れることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求の範囲第24項または第25項において、ガスの流れ
    が、孔による流体と散乱したレーザー光の間の相互作用制御する分離体として使
    用されることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求の範囲第24項または第25項において、固体障壁が
    、孔による流体と散乱したレーザー光の間の相互作用制御する分離体として使用
    されることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求の範囲第29項において、固体障壁に一つ以上の孔、
    または一つ以上の細長い穴が開けられているいることを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求の範囲第30項において、孔または細長い穴がレーザ
    ービームと直線上にあることを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 請求の範囲第29項〜第31項のいずれかにおいて、固体
    障壁は、流体がレーザー穿孔された孔へはね返ること、あるいは入ること防止す
    ることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 工作物内の空洞へ達する孔をレーザー穿孔する装置におい
    て、孔が空洞へ連通するとき、孔を通過するレーザー光が、流体へ入射し、これ
    により、孔から空洞までの工作物がレーザー光から保護されるように、レーザー
    障壁特性を有する流体を供給する流体供給手段を含み、流体が穿孔工程中にレー
    ザー穿孔された孔へ入らないように配置することを特徴とするレーザー穿孔装置
  34. 【請求項34】 請求の範囲第33項において、工作物を保持するホルダー
    、穿孔すべき孔の先にある空洞をレーザー障壁特性を有する流体で十分に充填す
    る流体供給手段、および孔が空洞へ連通するとき、流体が孔へ入らないように調
    整する制御手段を含んでいることを特徴とする装置。
  35. 【請求項35】 請求の範囲第33項において、前記制御手段は、孔が空洞
    へ連通するとき、空洞内の流体の圧力が、流体が孔へ入らないように十分に低く
    調整する圧力または流量の調整器を含んでいることを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 請求の範囲第34項または第35項において、前記流体供
    給手段が、少なくとも一部の流体を空洞内へ穿孔すべき孔と同一直線上に流す流
    動手段を含んでいることを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 請求の範囲第36項において、前記流動手段が流体を空洞
    内で再循環させることが可能であることを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】 請求の範囲第37項において、流動手段が空洞に挿入され
    た流体流動管を有し、流体が、流体流動管を通り空洞へ送られ、あるいは空洞か
    ら引き抜かれることにより、空洞内を循環することを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 請求の範囲第38項において、流体を空洞へ送る第一ポン
    プ、流体を空洞から送り出す第二ポンプ、および流体タンクを有することを特徴
    とする装置。
  40. 【請求項40】 請求の範囲第39項において、第二ポンプがタンクを大気
    へ排気する真空ポンプであることを特徴とする装置。
  41. 【請求項41】 請求の範囲第39項において、第二ポンプが流体を空洞か
    らタンクへ送る圧力ポンプであることを特徴とする装置。
  42. 【請求項42】 請求の範囲第38項〜第41項のいずれかにおいて、流体
    流動管が、工作物に穿孔される孔の軸心から外れている位置に配置され、使用中
    に流体流動管から送られる流体の流れは、その流れが完全性を失う前にこの軸心
    を横切ることを特徴とする装置。
  43. 【請求項43】 請求の範囲第33項〜第42項のいずれかにおいて、レー
    ザー障壁特性を有する流体及びレーザーの供給源を有することを特徴とする装置
  44. 【請求項44】 請求の範囲第43項において、レーザーが銅レーザーであ
    ることを特徴とする装置。
  45. 【請求項45】 請求の範囲第43項において、レーザーが固体レーザーで
    あることを特徴とする装置。
  46. 【請求項46】 請求の範囲第44項において、レーザーが、Nd:YAG
    レーザー、またはNd:YLFレーザー、またはNd:YVO4レーザー、2倍
    周波数Nd:YAGまたはNd:YLFまたはNd:YVO4レーザー、または
    、他の調波周波数またはシフト周波数の固体レーザーであることを特徴とする装
    置。
  47. 【請求項47】 請求の範囲第33項〜第46項のいずれかにおいて、さら
    に、流体と孔との間に、散乱したレーザー光と該孔との相互作用を制御する分離
    体を含んでいることを特徴とする装置。
  48. 【請求項48】 請求の範囲第47項において、分離体が固体障壁であるこ
    とを特徴とする装置。
  49. 【請求項49】 請求の範囲第48項において、固体障壁に一つ以上の孔ま
    たは一つ以上の細長い穴が形成されていることを特徴とする装置。
  50. 【請求項50】 請求の範囲第49項において、孔または細長い穴がレーザ
    ービームと一直線上にあることを特徴とする装置。
  51. 【請求項51】 請求の範囲第40項〜第50項のいずれかにおいて、固体
    障壁は、流体が穿孔された孔へはね返ること、または入ることを防止することを
    特徴とする装置。
  52. 【請求項52】 請求の範囲第47項において、ガス体が孔と流体の間の相
    互作用を制御するために使用されることを特徴とする装置。
  53. 【請求項53】 請求の範囲第47項において、ガスの流れが孔と流体の間
    の相互作用を制御するために使用されることを特徴とする装置。
  54. 【請求項54】 請求の範囲第33項〜第53項のいずれかにおいて、工作
    物を装置へ取り付け、穿孔の完了時、工作物を取り外す手動または自動の手段を
    含んでいることを特徴とする装置。
  55. 【請求項55】 請求の範囲第33項〜第54項のいずれかにおいて、一つ
    またはそれ以上の孔を正確な位置に穿孔するために、工作物をレーザービームに
    対し位置決めする手動または自動の手段を含んでいることを特徴とする装置。
  56. 【請求項56】 請求の範囲第1項〜第32項のいずれかに記載の方法を実
    行する装置。
  57. 【請求項57】 添付図面の図1〜3、または図4と5、または図6と7、
    または図8に実質的に記載されている、工作物内の空洞に達する孔をレーザー穿
    孔する方法。
  58. 【請求項58】 添付図面の図1〜3、または図4と5、または図6と7、
    または図8に実質的に記載され、かつ、示されている、工作物内の空洞に多数の
    孔をレーザー穿孔する装置。
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