JP2001525236A - 鋏 - Google Patents

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JP2001525236A
JP2001525236A JP2000524109A JP2000524109A JP2001525236A JP 2001525236 A JP2001525236 A JP 2001525236A JP 2000524109 A JP2000524109 A JP 2000524109A JP 2000524109 A JP2000524109 A JP 2000524109A JP 2001525236 A JP2001525236 A JP 2001525236A
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    • B26B13/00Hand shears; Scissors
    • B26B13/22Hand shears; Scissors combined with auxiliary implements, e.g. with cigar cutter, with manicure instrument
    • B26B13/24Hand shears; Scissors combined with auxiliary implements, e.g. with cigar cutter, with manicure instrument to aid hair cutting

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  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周知の鋏の利点を維持しながら、頻繁に使用しても全く圧迫箇所を発生させずかつ常に正確に操作することができる鋏、特に理容師用鋏を提供する。 【解決手段】 回転軸2に連結された二つの鋏半部3と4を有し、これらの鋏半部はそれぞれ一つの刃5と6ならびに握りを備えたシャンク7と8を有し、一方の鋏半部3の握りは、シャンク7から鋏平面においてほぼ垂直に横に突き出ているウエブ13と、ウエブ13の、シャンク7と反対側端部に向かい合っているシャンク7のほぼ長手方向に延びている二つの脚部14および15とを有するT形握り9として形成されている。T形握り9は取り外し可能でありならびに第一の鋏半部3のシャンク7の長手方向に調整可能でありかつ停止可能であり、かつ他方の鋏半部4の握りはシャンク8の長手方向に固定配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転軸に連結された二つの鋏半部を有し、これらの鋏半部はそれぞ
れ一つの刃ならびに握りを備えた一つのシャンクを有し、一方の鋏半部の握りは
、シャンクからほぼ垂直に鋏平面内を横に張り出しているウエブを有するT形握
りとして形成されかつウエブの、シャンクと反対側端部に向かい合ってほぼシャ
ンクの長さ方向に延びている二つの脚部が形成されている鋏に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋏半部に設けられた鋏の握りは、通例、一方の握りが親指によりかつ他方の握
りが手の残りの指により操作されるように使用者の手に合わされている。一方の
鋏半部を操作するために中指や薬指で間に合うことが多い。
【0003】 中指と薬指により操作される握りがT形握りとして形成されている鋏は知られ
ている。T形握りのウエブは、この鋏を使用するときに中指と薬指の間に挟みこ
まれる。中指と薬指では非常に感じやすく取り扱うことができるので、これらの
指により掴むことができるウエブを設けることが有利であることが判明した。T
形握りのウエブを介して鋏半部を正確に導くことができる。
【0004】 不利なことには、周知の鋏は種々の大きさの手や指の太さに合わせることがで
きない。
【0005】 両方の鋏半部の固定握りは、特に、この鋏に最適な手の大きさから外れている
手をもった使用者にとっては、使用中、容易に炎症も起こし得る非常に急に痛い
圧迫箇所の原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、周知の鋏の利点を維持しながら、頻繁に使用しても全く圧迫
箇所を生ぜしめず、かつ常に正確に操作することができる鋏を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明により、上記の課題は、T形握り(9) が取り外し可能でありならびに第
一の鋏半部(3) のシャンク(7) の長さ方向に調整可能でかつ止めることが可能で
あり、他方の鋏半部(4) の握りはシャンク(8) の長さ方向に固定配置されている
ことにより解決される。
【0008】 この簡単な構造により、種々の大きさの手にとって常に最適な握り位置が調整
可能でありかつ鋏が使用者に使用中常に正確な触感を一時的な挟み位置を介して
仲介するように、両方の鋏半部の握りの相対位置が互いに調和可能である。
【0009】 T形握りが使用者の手にとって小さすぎるかまたは大きすぎる場合には、これ
を取り外して、適切なT形握りにより取り替えることができる。
【0010】 T形握りを、溝とばね連結部を介してシャンクと連結された柄部分に成形すれ
ば簡単である。その場合、T形握りの柄部分が、二つの側壁が設けられた溝を有
するのが好都合である。側壁の一方がねじのための貫通差し込み穴を有する。こ
の貫通差し込み穴と一直線に並んで、溝の向かい合っている壁にねじのためのね
じ穴が設けられている。柄部分の溝内に変位可能に収容されたシャンクが長穴を
有し、この長穴をねじが貫通している。ねじを用いて、柄部分の溝の両方の側壁
を互いに向かって引き締めることができる。その場合、溝に配置されたシャンク
は側壁により挟みこまれ、それによりシャンクとT形握りの柄部分の間の摩擦結
合が生ずる。シャンクの長穴の端部がねじのためのストッパーを形成し、これら
のストッパーはシャンクの長さ方向に調整可能なT形握りの調整範囲を制限する
【0011】 種々の手の形状や手の大きさへの鋏の適応可能性を改良するためにならびに特
に操作手の親指に対する圧迫箇所を避けるために、シャンクの長さ方向に固定す
る握りを回転握りとして形成し、この回転握りを鋏平面内でならびにシャンクの
長さ方向を横切って延びる軸線を中心として回転可能であるようにする。この回
転握りにより、鋏の人間工学が改善されかつ操作手の親指の痛い圧迫箇所を防止
する。
【0012】 回転握りを、シャンクに配置された柄部分に支承すれば簡単である。柄部分は
この目的のために、内側支承部を有し、この内側支承部において回転握りに取り
付けられた支承ボルトが回転可能である。回転握りが任意の回転位置に止めるこ
とができれば、提案された鋏の可変性を増大させることができる。そのようにさ
らに形成すると、回転握りを二つの作用モードで、すなわち自由に回転可能にま
たは任意の回転位置に止めることができる。その都度、目下の使用のための目的
に叶った作用モードを調整することができる。
【0013】 鋏を親指で容易に掴むことができるためにならびに鋏の良好な操作可能性のた
めに、回転握りの回転範囲を或る角度範囲に制限する回転限界部を設ける。
【0014】 好ましい実施の形態では、回転限界部は柄部分に設けられた長穴を有し、その
端部は、長穴の中へ突出する、回転握りに取り付けられたピンに対するストッパ
ーとして役立つ。ピンが長穴の一端にまたは他端に隣接するように使用者が回転
握りを回転させると、鋏の特に正確な操作が達成される。回転握りのこの位置で
は、親指により操作された鋏半部も中指や薬指により操作された鋏半部も正確に
操作されている。回転握りが回転範囲の端部の間に存在する回転位置に存在する
場合に、主として、T形握りが設けられた他方の鋏半部が鋏の操作を引き受ける
。これに対して、回転範囲の端部の間に存在する回転握りの回転位置でも全く直
接の操作が親指を介して可能になる場合には、回転握りをこの所望の回転位置に
止めることができる。
【0015】 好都合には、回転握りの支承ボルトの自由端が柄部分を貫通して、ねじがこの
自由端にねじこまれ、ねじは固く引き締められた状態で回転握りの停止を実現し
、そして始動トルクが小さいときに回転握りの回転可能性を許す。 親指が回転握りの中へ容易に導入できなければならない場合に、回転握りをC
形に形成するのが好都合である。これに代わる仕方として、回転握りの特に良い
操作可能性が大事である場合には、回転握りを閉鎖された握りアイとして形成す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。 図1によれば、鋏1は回転軸2で連結された二つの鋏半部3と4からなり、こ
れらの鋏半部はそれぞれ刃5と6ならびに握りを有するシャンク7と8を有する
【0017】 各鋏半部3と4のシャンク7または8に、それぞれ一つの握りを支持する柄部
分11または12が設けられている。一方の鋏半部3の握りは一体のT形握り9
として形成され、このT形握り9はシャンク7からほぼ垂直に鋏平面内を横に突
き出ているウエブ13を有する。ウエブ13の、シャンク7と反対側端部に、こ
のウエブはシャンク7のほぼ長さ方向に向かい合って延びている脚部14と15
を有する。このT形握り9は一体の合成樹脂部品である。他方の鋏半部4の握り
は回転握り10として形成されかつ鋏平面内でならびにシャンク8の長さ方向を
横切って延びる軸線16を中心として回転可能である。回転握り10も、実質的
に合成樹脂からなる。T形握り9ならびに回転握り10は他の材料、例えばダイ
カスト金属からなることもできるのは自明である。
【0018】 T形握り9は、図2により見ることができるように、取り外し可能でありなら
びに第一の鋏半部3のシャンク7の長さ方向に調整可能でありかつ止めることが
できる。その調整可能性はT形握り9の柄部分11とシャンク7の間の溝とばね
の連結部を介して達成される。回転握り10は、閉鎖された握りアイ10aとし
てまたは片側に開放した形状を有するC形握り10bとして形成することができ
る。
【0019】 本実施の形態では、T形握り9の柄部分11が溝7を有しかつシャンク7が付
設されたばねを形成する。柄部分11の溝17は、図3に最も良く認められるよ
うに、二つの平行な側壁17aと17bを有する。図3によれば、溝17の側壁
17aはねじ19のための差し込み穴18を有する。差し込み穴18に一直線に
並んで向かい合って、溝17の他方の側壁17bに、ねじ19のための雌ねじ2
0が設けられている。図2による実施の形態は柄部分11の外側に、雌ねじ20
のための密閉小板20aが設けてあり、この密閉小板は汚染を阻止しかつマーク
手段のための支持体として役立つ。
【0020】 さらに、図2は、柄部分11の溝17に変位可能に収容されたシャンク7が鋏
平面に、ねじ19が貫通する長穴21を有する。柄部分11は長穴21の長さに
わたって変位可能にシャンク7と連結されている。長穴21の端部はねじ19の
ためのストッパー21aと21bを形成しかつシャンク7に沿ったT形握り9の
調整範囲を制限する。
【0021】 シャンク7上に載せられたT形握り9の柄部分11は、ねじ19なしでシャン
ク7上を容易に摺動させることができる。止めるためには、ねじ19をシャンク
を通して差し込みかつ柄部分11の側壁17bの雌ねじ20の中へねじ込む。溝
17の側壁17aと17bは弾性的に曲がりやすいので、これらの側壁はねじ1
9を引き締めることにより互いに向かって曲げることができる。このようにして
、シャンク7は溝17の側壁17aと17bの間に挟まれる。
【0022】 回転握り10はシャンク7に配置された柄部分11に支承され、柄部分11は
この目的のために内側支承部22を有する。回転握り10自体に支承ボルト23
が設けられており、この支承ボルトはその自由端が内側支承部22に差し込まれ
て、このようにして回転支承される。支承ボルト23の自由端にねじこまれたね
じ24を介して、回転握り10の支承ボルト23が軸方向に固定されるので、回
転握り10が鋏の使用時に柄部分11から離れることができない。このために、
支承ボルト23には雌ねじ25が設けられている。ねじ24は支承ボルト23の
雌ねじ25に軽い抵抗に抗してねじこむことができる。このようにして、ねじ2
4はなくさないように確保される。この実施の形態によれば、回転握り10は、
前述したように実質的に合成樹脂からなる。支承ボルト23のみが金属で製造さ
れている。回転握りは、射出成形法で金属の支承ボルト23に一体成形されてい
る。
【0023】 回転握り10は回転制限部26を介して任意の回転位置に止めることができる
。回転制限部26は、柄部分12に設けられた円弧状の長穴27ならびに回転握
り10に取り付けられた、長穴27の中へ突出するピン28を有する。
【0024】 図4は柄部分12の平面図を示し、内側支承部22ならびに回転制限部26の
円弧状長穴27が具体的に説明されている。さらに、ストッパー12aならびに
凹部12bが認められるが、ストッパー12aは鋏半部3と4の閉鎖状態で柄部
分11に対するストッパーとして役立ち、また凹部12bには鋏半部4のシャン
ク8が差し込まれる。シャンク8と柄部分12の間の結合はプレス嵌めとして実
施されている。これらは代わりにまたは追加して接着結合として実施することも
できる。円弧状長穴27の円弧の中心点および回転握り10の回転軸線29は互
いに同心に配置されている。それ故、取り付けた状態において、回転握り10の
ピン28は、長穴27の中心線と一致する円弧上を動く。
【0025】 回転握り10の支承ボルト23の自由端は柄部分11をほとんど貫通する。回
転握り10と、支承ボルト23の自由端の中へねじ込まれたねじ24との間に、
ねじ24の引き締めにより締付け作用を達成できるように柄部分12がはめ込ま
れている。ねじ24をしっかり引き締めることにより、回転握り10を任意の回
転位置に止めることができる。ねじ24の始動トルクが小さい場合に、このこと
は、鋏の使用中、回転握り10を回転させることができる回転可能性を許す。
【0026】 さらに、回転制限部26の円弧状長穴27の端部が回転握り10のピン28に
対するストッパー27aと27bを形成する。ストッパー27aと27bは、回
転握り10の回転領域を、長穴27により与えられた角度範囲Wに制限する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鋏の側面図である。
【図2】 鋏を基本構成要素に分解した状態で示す側面図である。
【図3】 図2の線III-III に沿って切断した柄部分の断面図である。
【図4】 図2の線IVの方向から見た回転握りのための柄部分の単独図である。
【符号の説明】
1 鋏 2 回転軸 3 鋏半部 4 鋏半部 5 刃 6 刃 7 シャンク 8 シャンク 9 T形握り 10 回転握り 10a 握りアイ 10b C形握り 11 柄部分 12 柄部分 13 ウエブ 14 脚部 15 脚部 16 軸線 17 溝 18 差し込み穴 19 ねじ 20 雌ねじ 21 長穴 21a ストッパー 21b ストッパー 22 内側支承部 23 支承ボルト 24 ねじ 25 雌ねじ 26 回転限界部 27 円弧状長穴 27a ストッパー 27b ストッパー 28 ピン W 角度範囲
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月26日(2000.1.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の課題は、周知の鋏の利点を維持しながら、頻繁に使用しても全く圧迫
箇所を生ぜしめず、かつ常に正確に操作することができる鋏を提供することであ
る。さらに、鋏は簡単な構造を有しなければならない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明により、上記の課題は、T形握りが取り外し可能でありならびに第一の
鋏半部のシャンクの長さ方向に調整可能でかつ止めることが可能であり、他方の
鋏半部の握りはシャンクの長さ方向に固定配置されており、その際T形握りは柄
部分に成形され、この柄部分は溝およびばね連結部を介してシャンクと連結され
、T形握りの柄部分は、二つの側壁のある溝を有し、そのうち一方の壁はねじの
ための差し込み穴を有しかつ溝の向かい合っている側壁に一直線に並んでねじの
ための雌ねじが設けられており、柄部分の溝内に変位可能に収容されたシャンク
が長穴を有し、シャンクの長穴はねじにより貫通されていることにより解決され
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 この本発明による構造により、常に種々の大きさの手にとって最適な握り位置
が調整可能でありかつ鋏が使用者に使用中常に正確な触感を一時的な挟み位置を
介して仲介するように、両方の鋏半部の握りの相対位置が互いに調和可能である
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 T形握りが設けられた柄部分とシャンクとの提案された連結部により、鋏の簡
単な構造が確保される。ねじを用いて、柄部分の溝の両側壁を互いに向かって締
めつけることができる。その場合に、溝に配置されたシャンクは側壁により挟み
こまれ、それによりシャンクとT形握りの柄部分の間の摩擦結合が生ずる。シャ
ンクの長穴の端部がねじのためのストッパーを形成し、これらの端部はシャンク
の長さ方向に調整可能なT形握りの調整範囲を制限する。 シャンクの長さ方向に調整可能でありかつ止めることが可能である、溝とばね
の連結部を介してシャンクと連結された握りを有する鋏は、ヨーロッパ特許公開
第 0 244 829号に由来する。ばねはT形の突起として握りに形成されかつシャン
クに補完的に形成されたT形溝に食い込んでいる。シャンクの長さ方向に握りを
止めることは、T形の突起の頭部に対し作用する横方向に延びる止めねじにより
行われる。ねじのためのシャンクの貫通穴は、握りの幅に一致するシャンクの対
応する幅を必要とする。それに対して、本発明による鋏はいっそう簡単な構造に
基づく。なぜなら、鋏の刃についての最近の製造技術で、例えば打ち抜き技術で
維持されるような平らなシャンクを用いることができるからである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(2) に連結された二つの鋏半部(3,4) を有し、これら
    の鋏半部はそれぞれ一つの刃(5,6) ならびに握りを備えた一つのシャンク(7,8)
    を有し、一方の鋏半部の握りは、シャンク(7) からほぼ垂直に鋏平面内を横に張
    り出しているウエブ(13)を有するT形握り(9) として形成されかつウエブ(13)の
    、シャンク(7) と反対側端部に向かい合ってほぼシャンク(7) の長さ方向に延び
    ている二つの脚部(14,15) が形成されている鋏、特に理髪師用鋏において、 T形握り(9) は取り外し可能でありならびに第一の鋏半部(3) のシャンク(7) の
    長さ方向に調整可能でかつ止めることが可能であり、他方の鋏半部(4) の握りは
    シャンク(8) の長さ方向に固定配置されていることを特徴とする鋏。
  2. 【請求項2】 T形握り(9) は柄部分(11)に成形され、この柄部分は溝およ
    びばね連結部を介してシャンク(7) と連結されていることを特徴とする請求項1
    に記載の鋏。
  3. 【請求項3】 T形握り(9) の柄部分(11)は、二つの側壁(17a,17b) のある
    溝(17)を有し、そのうち一方の壁(17 a)はねじ(19)のための差し込み穴(18)を有
    しかつ溝(17)の向かい合っている側壁(17b) に一直線に並んでねじ(19)のための
    雌ねじ(20)が設けられており、柄部分(11)の溝(17)内に変位可能に収容されたシ
    ャンク(7) が長穴(21)を有し、シャンク(7) の長穴(21)はねじ(19)により貫通さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の鋏。
  4. 【請求項4】 シャンク(8) の長さ方向に固定している握りが回転握り(10)
    として形成され、この回転握りは鋏平面内をならびにシャンク(8) の長さ方向を
    横切って延びている軸線(16)を中心として回転可能であることを特徴とする請求
    項1から3までのうちのいずれか一つに記載の鋏。
  5. 【請求項5】 回転握り(10)は、シャンク(8) に配置された柄部分(12)に支
    承されていることを特徴とする請求項4に記載の鋏。
  6. 【請求項6】 柄部分(12)は内側支承部(22)を有し、回転握り(10)に取り付
    けられた長穴(23)が内側支承部(22)内で回転可能であることを特徴とする請求項
    5に記載の鋏。
  7. 【請求項7】 回転握り(10)は任意の回転位置に止めることができることを
    特徴とする請求項4から6までのうちのいずれか一つに記載の鋏。
  8. 【請求項8】 回転握り(10)の回転領域を或る角度範囲(W) に限定する回転
    限界部(26)が設けられていることを特徴とする請求項4から7までのうちのいず
    れか一つに記載の鋏。
  9. 【請求項9】 回転限界部(26)は柄部分(12)に設けられた長穴(27)を有し、
    この長穴の端部は、回転握り(10)に取り付けられた、長穴(27)の中へ突出するピ
    ン(28)のためのストッパー(27a,27b) として役立つことを特徴とする請求項8に
    記載の鋏。
  10. 【請求項10】 回転握り(10)は閉鎖された握りアイ(10a) としてまたは開
    放した形状を有するC形握り(10b) として形成されていることを特徴とする請求
    項4から9までのうちのいずれか一つに記載の鋏。
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