JPS601921Y2 - 手動式プラスチックパイプ開先面取器 - Google Patents

手動式プラスチックパイプ開先面取器

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Publication number
JPS601921Y2
JPS601921Y2 JP8321578U JP8321578U JPS601921Y2 JP S601921 Y2 JPS601921 Y2 JP S601921Y2 JP 8321578 U JP8321578 U JP 8321578U JP 8321578 U JP8321578 U JP 8321578U JP S601921 Y2 JPS601921 Y2 JP S601921Y2
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JP
Japan
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pipe
chamfered
actuating body
blade
bearing
Prior art date
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Expired
Application number
JP8321578U
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English (en)
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JPS54183783U (ja
Inventor
栄二 曽根
Original Assignee
株式会社曽根工具製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社曽根工具製作所 filed Critical 株式会社曽根工具製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プラスチックパイプにおいて接続しようと
する雄側のパイプ開先の面取をする手動式開先面取器に
関するものである。
従来、プラスチックパイプの接続作業内の一作業として
行われる雄側となる方のパイプ端面の面取作業はヤスリ
あるいはディスクグラインダー等の手作業をもって行わ
れ、その作業も管端肉厚の約172に至る約30度の傾
斜角度をもってテーパー状に切削する高度の技術を要求
されていたものである。
上記の従来手法に対し、この考案の開先面取器は、被切
削箇所に係合し、手作業をもってパイプ周囲を回動させ
ることによって所望角度のテーパー面を何等の技術も必
要とせず切削作業を高速にしかも均一に行い得るもので
ある。
今、この考案の一実施例を図面と共に説明すれば、この
面取器は、ホルダー基体1と作動本体2との2つの主部
材をもって構成され、ホルダー基体1は、内側を被切削
体であるプラスチックパイプ(以下パイプと称する。
)の外周の接触面とし、その外周に圧接ならびに摺動さ
せるクッション作用、緩衝作用、滑動作用等を呈するこ
とができるマット20を内装したパイプ接合片3,3を
その内角を90度あるいは直角に近似する角度をもつて
2股状に形成すると共に、その根部より外方に向って作
動本体接合部4を設けて全体の平面形状を略Y字状に構
成し、前記の作動本体接合部4の上面長手方向に作動本
体係合溝5を凹設すると共に、そのほぼ中央部の溝底面
よりスタットボルト6を直角状態に植設固着する。
このホルダー基体1に体心する作動本体2は、前記の作
動本体係合溝5内を自由に密接摺動可能な幅を有する基
杆部7の長手方向に、前記スタットボルト6を挿貫通で
きる長孔8を表裏に貫通して設けると共に、その後端上
に回動自在になるハンドル9を枢着し、又、基杆部7の
前端より上方に向う斜状の刃受部10を介し、前記基杆
部7と平行する線の延長上に軸受部11を形威し、その
軸受部11の長手方向に長い軸受孔12を設ける。
この軸受孔12には、誘導ローラ13を回転自在に軸支
した枢軸14を下方より挿入し上端を貫通させ突出した
ネジ部15に座金を介してパイプ締付ハンドル16を螺
合し、後述するパイプ装着時に誘導ローラ13が刃受部
10に連なる軸受部11の適宜適切位置に定着すること
ができるようにする。
又、前記斜状の刃受部10にはパイプの開先面取を行う
面取刃体17を装着するものであるが、前記の誘導ロー
ラ13と平行状態に装着するパイプの開先面取角度が一
般に管軸に対して1はの角度を規準として行われるもの
であって、刃受部10の受面の角度は基杆部7に対し1
05度の角度が望ましいものであるが、強いてその角度
について特に限定するものではない。
刃受部10に装着する面取刃体17は、前記軸受部11
の先端延長方向を中心として基杆部7を時計廻りに回動
させる場合(この回動方向が標準である。
)枢軸14に向って右側に刃受部10前面の縦中心線よ
り極微細な間隙を介して刃の位置となるようにすると共
に、その角度規制ならびに定着を司どるビス21で固定
し、その刃と相対向する位置で面取刃体17の前方面と
面一状態となるように摺動板18も面取刃体17の場合
と同様にビス21をもって固定する。
このように、誘導ローラ13ならびに面取刃体17等の
必要部材を装着した作動本体2を前記ホルダー基体1の
作動本体係合溝5に合致すべく、スタットボルト6の頭
部を基杆部7における裏面方向より長孔8の適宜箇所に
挿入し、且つ、これを上面に貫通させ基杆部7の上面よ
り突出したネジ部にロック効果を有するロックナツトを
内蔵したロックレバ−19を螺合してこれ等を一体に構
成し得るように戒るものである。
この考案は、以上のように構成したもので、ホルダー基
体1に対応する作動本体2の摺動の目的は被面取切削体
であるパイプの径に順応して移動させるためで、その径
が小であれば、パイプ接合片3,3におけるマット20
のそれぞれの接触位置間の距離も小で、反体に径が大に
なれば接触位置間の距離も増大し、これに伴いそのパイ
プの内面に接触させる誘導ローラ13の基本的位置も異
って来るもので、ホルダー基体1に対して作動本体2を
被面取切削体の形状(パイプ径の大小)によって調整し
得るようにしたものであり、又、作動本体2(軸受部1
1)に対し被面取切削体の管肉厚に対応して面取刃体1
7と誘導ローラ13との対向間距離の調整を図り得るい
わば、ホルダー基体1ど作動本体2との調整が大調整で
あるならば、誘導ローラ13の位置決めは微調整となる
ものである。
このパイプ開先面取は、一般に、管軸に対し一定の角度
をもって且つ、管端の肉厚の172を残すように全周均
一な面取切削を行う必要があるもので、面取しようとす
るパイプの径が定まれば、その径に準じてホルダー基体
1の作動本体係合rlIIs内を適宜必要に応じて作動
本体2を滑動し、適宜係合位置で停止し、ロックレバ−
19を締め上げてホルダー基体1と作動本体2とを密に
固定し、次いで切削しようとするパイプの肉厚における
切削残存寸法と同寸法を面取刃体17の上端部と誘導ロ
ーラ13との間隙寸法となるように枢軸14を移動調整
し、決定位置でパイプ締付ハンドル16で誘導ローラ1
3の位置を固定する。
このように面取切削の準備作業が完了すれば、2つのパ
イプ接合片3,3の内面に被面取切削パイプの外周を当
接すると共に、管端を誘導ローラ13ど面取刃体17と
の間に挿入し、且つ、前記誘導ローラ13が係合したパ
イプの内面を押圧する状態に接触したならば、ハンドル
9を基杆部7の装置位置方向に押圧しつつ時計廻りの方
向に回転して面取切削を開始する。
このように切削作業が始まると、最初は面取刃体17が
接触しているパイプの外端周囲角部から切削し、順次そ
の切削深度を増し、面取刃体17の取付角度に準じて切
削が続行してパイプ管端の肉厚が所定の厚さになると、
面取刃体17のパイプ周側への喰いみ状態が解消して全
摺動となり、急激にハンドル9の回動作業が軽くなって
所望の面取切削作業が完了したことを意味するものであ
る。
なお、上記の切削作業中、面取刃体17の前部の位置に
摺動板18が定着されているので、面取刃体18の刃先
が必要以上に被面取切削体への喰い込み現象を防止して
いる。
以上のように、この考案は、被面取切削体であるパイプ
の外面を2つのパイプ接合片3,3による2線接触し、
又、内面を誘導ローラ13とで被面取切削体を軌条とし
て回動し、且つ、該回動を押圧作用とで面取刃体17の
設置角度に準じ、更に誘導ローラ13と前記面取刃体1
7の上端間との間隙を管端残存肉厚になるように調整す
ることにより切削作業において自動的にその目的に従い
終了するので過剰な切削を防止し得るものであり、又、
いかなる径のパイプ、いかなる肉厚のパイプでも大調整
および微調整を切削作業の前段作業として行うことによ
って何人でも簡単にプラスチックパイプ開先面取を全周
均一に切削することができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は分解斜視図
、第4図は切削の作用図で第八図は切削開始時の部分的
断面図、第8図は切削終了時の部分的断面図である。 1・・・・・・ホルダー基体、2・・・・・・作動本体
、3・・・・・・パイプ接合片、4・・・・・・作動本
体接合部、5・・開作動本体係合溝、6・・・・・・ス
タットボルト、7・・−基杆部、8・・・・・・長孔、
10・・・・・・刃受部、11・曲・軸受部、12・・
・・・・軸受孔、13・・・・・・誘導ローラ、14・
・・・・・枢軸、17・・・・・・面取刃体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面形状をY字型とするホルダー基体1の上部2股の内
    角を90度あるいは匍度前後の開放角とし、その双方の
    内面を被面取切削パイプ体の外周に接合するパイプ接合
    片3,3として形威し、それ等の根部より外方に伸びる
    作動本体接合部4の上面長手方向全長に凹設した作動本
    体係合溝5のほぼ中央の溝底面に該溝底面と直角なスタ
    ンドポルト6を植設し、これとはべつに前記作動本体接
    合$15内自由に密接摺動できる幅の基杆部7の長手方
    向に、前記のスタットポルト6が挿貫通できる長孔8を
    設けると共に、この基杆部7の前端より上方に向う特定
    の角度に形威した斜状の刃受部10を介して前記基杆部
    7と平行する線の延長上に軸受部11を形威し、その長
    手方向に長い孔の軸受孔12を設けて作動本体2を形威
    し、前記の刃受部10の前面に、その縦中央線に沿って
    回動力向に刃先を向けて面取刃体17を固着し、又、前
    記の軸受孔12には被面取切削パイプ体の内周に接触さ
    せる誘導ローラ13を回転自在にする枢軸14の上部を
    軸受部11の下面より挿入貫通させ上面に突出するネジ
    にパイプ締付ハンドル16を螺合させて軸受孔12にお
    ける任意所望位置に不動を維持し得るように締め付けを
    可能にし、更に、前記ホルダー基体1側のスタットポル
    ト6を作動本体2側の長孔8の下面より挿貫通し、上面
    に突出したネジ部にロック効果を有するロックナツトを
    内蔵したロックレバ−19でホルダー基体1と作動本体
    2との任意固定位置を設置して一体に固定することがで
    きるように構成して成る手動式プラスチックパイプ開先
    面取器。
JP8321578U 1978-06-17 1978-06-17 手動式プラスチックパイプ開先面取器 Expired JPS601921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8321578U JPS601921Y2 (ja) 1978-06-17 1978-06-17 手動式プラスチックパイプ開先面取器

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JP8321578U JPS601921Y2 (ja) 1978-06-17 1978-06-17 手動式プラスチックパイプ開先面取器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54183783U JPS54183783U (ja) 1979-12-26
JPS601921Y2 true JPS601921Y2 (ja) 1985-01-19

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ID=29004793

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JP8321578U Expired JPS601921Y2 (ja) 1978-06-17 1978-06-17 手動式プラスチックパイプ開先面取器

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