JP2006087729A - 鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】手首を傷めたり、腱鞘炎を来たすことなく静刃の保持をしっかりと確実に行うことができる理髪用鋏を提供する。
【解決手段】指環部1と該指環部1より突出する小指掛け8を備えた静刃となる第1の刃体3と、指環部2を備えた動刃となる第2の刃体4を基部に形成した平坦部5、6において枢軸7により回動自在に軸着した理髪用鋏において、第1の刃体3の平坦部5と指環部1の間の峯に中指を掛ける円弧状の中指掛け11を取付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、鋏、ことに理容院や美容院で用いられるのに適した理髪用鋏に関する。
図1は、理髪用鋏について示すもので、この鋏は一般に指環部1、2を備えた刃体3、4を基部に形成した平坦部5、6において枢軸7により回動自在に軸着した構成をなしており、頭髪をカットするときにおいては通常、刃体3の指環部1に薬指を通し、小指掛け8に小指を掛け、かつ人差し指と中指で刃体3を押える一方、親指を刃体4の指環部2に掛けた状態で親指操作により刃体4を動かして開閉操作している。
理髪用鋏に関しては、理容師や美容師は通常、上述するように、四本の指で保持した刃体3を静刃とし、親指操作で開閉する刃体4を動刃として頭髪のカット作業を行っているが、静刃は指先でしっかりと押えておかないと、カット時にブレたり、刃先を小刻みに動かし、或いは刃先で細かな作業を行うのが困難となる。四本の指で静刃を動かないようにしっかりと保持するのは、手首を傷めがちで腱鞘炎を来たし易い。
以上は、理髪用鋏について述べたが、紙や布等を切断する鋏についても切断時に刃がブレたりする不都合が生じたり、また刃先で細かな切断作業が必要とされることがある。
本発明は、かゝる点に鑑みてなされたもので、切断時に刃がブレたり、刃先で細かな切断作業が容易に行えるような鋏を提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、指環部を備えた第1及び第2の刃体を基部に形成した平坦部において枢軸により回動自在に軸着した理髪用鋏に関するもので、第1又は第2の刃体のうち、少なくとも一方の刃体に指を掛けて刃体を保持するための指掛けを設けたことを特徴とする。
本発明における指掛けは、指が掛けられるようなものであればどのようなものでもよい。こうしたものとしては、例えば指が掛けられやすい円弧状のものが好ましい例として挙げられる。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、指掛けが刃体に回動可能に軸着されることを特徴とし、
請求項3に係わる発明は、請求項2に係わる発明において、指掛けが刃体にネジ手段によって取着されることを特徴とする。
本発明におけるネジ手段としては、例えば中指掛けより突設され、第1の刃体に捩じ込まれるネジ、第1の刃体より中指掛けに捩じ込まれるネジ、中指掛けより突設され、第1の刃体を貫通するピンと、その突出端部に捩じ込まれるナットよりなるもの、などを挙げることができる。
請求項4に係わる発明は、請求項1ないし3に係わる発明における鋏が理髪用鋏であることを特徴とする。
請求項1に係わる発明の鋏によると、指掛けを設けた刃体は、少なくとも指環部に通した指と指掛けに掛けた指で保持され、しかも指掛けを該指掛けに掛けた指と別の指とで挟んで保持することができるため、刃体を動かないようにしっかりと保持し易くなり、刃先による髪、紙、布等の細かな切断作業を容易に行うことができるようになる。
請求項2に係わる発明の鋏によると、鋏を向ける向きに応じて指掛けの向きを変えることができ、どのような箇所を切断するときでも刃体を保持し易くなる。
請求項3に係わる発明の鋏によると、ネジ手段が例えばネジよりなる場合、ネジを緩める方向に、或いは締め込む方向に指掛けを廻動操作することにより、指掛けの向きが変えられ、またネジ手段が例えばピンとナットよりなる場合、ナットを緩めることにより指掛けの向きを変えることができる。本発明においてはまた、ネジ手段を弛めて指掛けを第1の刃体より取外し、指の太さに合った指掛けと交換することが可能である。
請求項4に係わる発明の鋏によると、静刃となる刃体に指掛けが設けられ、しかもこの静刃は指環部につゞいて小指掛けが設けられるため、静刃は指掛けに中指を掛け、更に小指掛けに掛けた小指、指環部に通した薬指、静刃を押える人差し指の四本の指でしっかりと保持することが可能で、そのため手首を傷めたり、腱鞘炎を起こすことなく、頭髪のカット作業を容易に行うことができる。
以下、本発明を理髪用鋏に適用した実施形態について図面により説明する。
図2は、本発明に係わる理髪用鋏の正面図、図3は平面図で、図1に示す従来の理髪用鋏と同一構造部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図2及び図3に示す理髪用鋏が図1に示す理髪用鋏と異なる点は、第1の刃体3の平坦部5と指環部1の間の峯に円弧状の中指掛け11を取付けたことで、この中指掛け11には第1の刃体3を通してネジ12が捩じ込まれ、中指掛け11を図3の矢印方向に廻動操作して任意の向きに向けることができるようになっており、またネジ12を緩めることにより中指掛け11を取外して別のものと取り換えることができるようになっている。図中、13は緩み止め用のナットである。
図4は、上述する理髪用鋏の一使用例を示すもので、静刃となる第1の刃体3は、小指掛け8に小指を、中指掛け11に中指を掛けて指環部1に薬指を通し、人差し指で中指掛け11を中指と共に挟み込むようにして第1の刃体3を押えて保持するようになっている。この状態で第2の刃体4の指環部2に通した親指の操作で動刃となる第2の刃体4を開閉するが、第1の刃体3がしっかりと押えられているため、刃体がブレることなく頭髪のカット作業が容易に行える。
第1の刃体3は上述するように四本の指でしっかりと保持されるため、仮に図5に示されるように不注意で親指が指環部2から外れるようなことがあっても、鋏が不用意に手から脱落することもない。
以上は、静刃を4本の指で保持する例を示したが、指環部に通した例えば薬指又は中指と、指掛けに掛けた例えば中指又は人指しを含む二本又は三本の指で、静刃をしっかりと保持することもできる。
上記実施形態は、理髪用鋏について示したが、紙や布を切断する鋏に関しては、両刃体の双方に指掛けを設けて挟を上下に使い分けできるようにしてもよい。
本発明は、理容院や美容院で頭髪をカットする理髪用鋏ばかりでなく、紙や布等を切断する鋏にも適用することができる。
従来の理髪用鋏の正面図。 本発明に係わる理髪用鋏の正面図。 同平面図。 本発明に係わる理髪用鋏の使用例を示す図。 親指が指環部から外れたときの状態を示す図。
符号の説明
1、2・・指環部
3・・第1の刃体(静刃)
4・・第2の刃体(動刃)
5、6・・平坦部
7・・枢軸
8・・小指掛け
11・・中指掛け
12・・ネジ
13・・緩め止め用のナット

Claims (4)

  1. 指環部を備えた第1及び第2の刃体を基部に形成した平坦部において枢軸により回動自在に軸着した理髪用鋏に関するもので、第1又は第2の刃体のうち、少なくとも一方の刃体に指を掛けて刃体を保持するための指掛けを設けたことを特徴とする鋏。
  2. 指掛けが上記刃体に回動可能に軸着されることを特徴とする請求項1記載の理髪用鋏。
  3. 指掛けが上記刃体にネジ手段によって取着されることを特徴とする請求項2記載の理髪用鋏。
  4. 上記鋏が理髪用鋏であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載の鋏。
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