JP2001522774A - パーフッ素化された生成物を精製するための方法 - Google Patents
パーフッ素化された生成物を精製するための方法Info
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Abstract
Description
4993号および1998年5月20日に出願された米国特許仮出願第60/0
86146号の優先権の利益を主張する。
を含有する出発混合物から、パーフッ素化された生成物を分離および精製して、
高純度のパーフッ素化された生成物を得る方法に関する。
材料をプラズマエッチングする製造プロセスにおいて用いられる。テトラフルオ
ロメタン(CF4、すなわちPFC−14)の主要用途は、半導体装置製作中の プラズマエッチングに関してである。プラズマエッチャントは、集積回路ウェー
ハの表面と相互作用して、電気伝導路を設けるようにそれを変更し、そして集積
された表面を規定する表面機能を提供する。3フッ化窒素(NF3)の主要用途 は、半導体装置製造における「化学蒸着」(CVD)チャンバの清浄ガスとして
である。CVDチャンバの清浄ガスは、半導体装置の内側表面と相互作用するプ
ラズマを形成して、時間のたつにつれて蓄積される種々の堆積物を除去するのに
用いられる。
FC−14およびNF3のようなパーフッ素化された化学品は、より一般的には 「電子用ガス(electronic gases)」と呼ばれる。高純度を有する電子用ガスは、
そのような半導体装置製造用途において決定的に重要である。半導体装置製造手
段に流れ込むこれらのガス中の非常に少量の不純物さえも、広い線幅およびした
がって装置当たりの少ない情報をもたらすおそれがある。さらに、プラズマエッ
チャントまたは清浄ガス中の微粒子、金属、湿気および他のハロカーボンを含む
がそれらに限定されるものではないこれらの不純物は、ほんの百万分率(ppm
)の濃度において存在する時においてさえも、これらの高密度集積回路の製造に
おける欠陥率を増大させる。結果として、より高純度のエッチャントおよび清浄
ガスに対する要求が増大してきており、および必要とされる純度を有する材料に
対する市場価値が増大してきている。害をなす成分の同定およびそれらの除去の
ための方法は、結果的にこれらの用途のためのフッ素含有化合物を調製すること
の重要な特徴を表わす。
消費されるのではなく、典型的には、限定された濃度において集積回路製造装置
から出てくる。これらの製造装置の排出流は、変化する量の未反応のパーフッ素
化されたエッチャントおよび清浄ガスを含有するのみならず、種々の反応生成物
および空気成分をも含有し、それらは、フッ化水素(HF)、テトラフルオロエ
チレン(C2F4すなわちPFC−1114)、フッ化メチル(CH3Fすなわち HFC−41)、トリフルオロメタン(CHF3すなわちHFC−23)、クロ ロトリフルオロメタン(CClF3すなわちCFC−13)、窒素、酸素、二酸 化炭素、水、メタン、エタン、プロパンおよび亜酸化窒素(N2O)を含むが、 それらに限定されるものではない。ヘキサフルオロエタン(C2F6すなわちPF
C−116)、オクタフルオロシクロブタン(環状C4F8すなわちPFC−C3
18)、オクタフルオロプロパン(C3F8すなわちPFC−218)、6フッ化
硫黄(SF6)、ペンタフルオロエタン(C2HF5すなわちHFC−125)、 トリフルオロメタン(CHF3すなわちHFC−23)、テトラフルオロエタン (C2H2F4すなわちHFC−134aまたはHFC−134)およびジフルオ ロメタン(CH2F2すなわちHFC−32)を含む種々の他のフッ素化された化
合物が半導体製造用途において用いられており、およびこれらのプロセスから出
てくる排出流は、しばしばPFC−14およびNF3のプロセスからの排出流と 合併させられる。したがって、得られる合併された排出流は、広範な化合物およ
び濃度を有する。
よび手段を開発するために、およびそれらの廃棄に関する選択肢を開発するため
に、多数の努力が進行中である。好ましい廃棄の選択肢は、再利用のために、こ
れらの流れからフッ素化された成分の特定のものを再精製することである。これ
らの価値のあるフッ素化された成分のいくつかの分離は、任意の指定の製造サイ
トから合併された排出ガス流中に存在する可能性があるフッ素化された化合物の
多様性により、およびこれらの化合物のいくつかの間に存在する非理想的相互作
用により、困難にされる。たとえば、これら化合物のいくつかは、これらの流れ
の中の他の化合物と共沸性または共沸混合物様の組成物を形成し、慣用の蒸留に
よる分離を、不可能ではないにしても少なくとも困難にする。
方法は、実施するのが簡単であり、およびこれら2つの成分のいずれかを高純度
でかつ高い回収率で得るのに効果的である。
有するNF3を含む。本発明は、10百万分率モル濃度未満のPFC−14を含 有するNF3をさらに含む。
よび塩化水素;亜酸化窒素およびトリフルオロメタン;ならびに亜酸化窒素およ
び塩化水素から本質的に構成される共沸性組成物をさらに含む。
る工程と、 前記第2の混合物を蒸留する工程と、 前記第1の混合物の他のフッ素化された成分の少なくとも1つを実質的に持た
ない、PFC−14およびNF3の少なくとも1つを回収する工程と を具えた方法をさらに含む。
いて典型的に用いられる。より高い精度およびそのような化合物が集積回路製造
中に有する効果の一貫性に関する要求が、そのような用途に関して、非常に高い
純度を決定的に重要にしている。大抵の目的とする用途において、PFC−14
またはNF3中のいかなる他の化合物の存在も反対を招く。PFC−14および NF3のいずれか一方が他方の製品流中に存在する場合に、それら自身も不純物 とみなされるであろうことを認識すべきである。たとえば、NF3が清浄ガス製 品として販売されるべきである場合に、1百万分率モル濃度のPFC−14でさ
え、NF3中の不純物とみなされるであろう。同様に、PFC−14がエッチャ ント製品として販売されるべきである場合に、1百万分率モル濃度のNF3でさ え、PFC−14中の不純物とみなされるであろう。99.999モルパーセン
ト純度に接近する純度を有するPFC−14またはNF3製品の製造を可能にす るプロセスが望ましいが、電子用ガス用途のために少なくとも99.9999モ
ルパーセントの純度を与える方法が好ましい。PFC−14およびNF3製品中 のそのように低い濃度の不純物を測定するための分析方法は、利用可能である。
たとえば、NF3中の低濃度のPFC−14および他の不純物を分析するための 方法は、1995 SEMI standards、149〜153頁、SEMI C3.39.91 Standards for Nit
rogen Trifluorideにおいて開示されている。あるいはまた、PFC−116中 の低濃度のPFC−14および他の不純物の濃度を分析するための技術(しかし
、それはNF3およびPFC−14製品の分析にも応用できる)は、「Examining
Purification and Centrification Strategies for High-Purity C2F6 Process
Gas」、Micro Magazine、1998年4月、35頁に開示されている。前記2つ
の参考文献の開示は、参照により本明細書の一部をなすものとする。
PFC−14を生成する。慣用の方法はNF3生成物からPFC−14を分離す ることができないので、前記NF3生成物中のより低い濃度が望ましいことにも かかわらず、約10ppmモル濃度未満のPFC−14を含有するNF3生成物 は、入手可能ではない。
F3電子用ガスのいずれもが完全には消費されず、およびこれら化合物の少なく ともいくらかの量が製造プロセス装置の排出流中に残存する。この排出流は、中
でも、副生成物の塩化水素(HCl)、フッ化水素(HF)および種々のフッ素
化された化合物のような、種々の追加の不純物を含有する可能性がある。典型的
な製造設備において、種々のPFC−14およびNF3装置からの排出流は、互 いにだけではなく、種々の他のフルオロカーボン化学品を使用する装置からの排
出流とも混合される。典型的には、これは広範囲の濃度を有する、広範囲のPF
C−14、NF3、および他のフッ素化された不純物を含有する流れをもたらす 。同様に典型的には、この排出流は比較的高い容積濃度の、典型的には50体積
%より大きい、空気、ヘリウムまたは窒素のような不活性キャリアガスを含有す
る。
n-use)に対する懸念が、そのようなプロセスからの前記排出流からPFC−14
またはNF3を回収する方法の探索を促して来ている。それらの流れから成分を 回収する慣用の方法は、典型的には、HFおよびHClを除去するために排出流
を水洗し、次に種々の方法を用いてその流れを乾燥することを伴う。高い濃度の
不活性キャリアガスからフッ素化された化合物を分離および回収するための慣用
の方法は、半透膜の使用または液体溶媒中へのフッ素化された化合物の吸着を含
む。しかし、そのような処理工程の後にも、広範囲のフッ素化された有機および
無機の化合物が依然として捕捉された流れの中に残存し、その中に含有されるい
ずれのPFC−14またはNF3も、電子用ガスとしての再利用に関して不適当 にされる。
満である場合に、相当の商業的関心を持たれている。フッ素化された不純物を実
質的に持たないPFC−14生成物を分離および回収するための能力もまた、相
当の商業的関心を持たれている。
の多くは、それらの分離されかつ純粋な状態において非常に接近して気化するか
、あるいはそうでなければ、PFC−14またはNF3のいずれか1つに比較し てそれらの比揮発度が1.0に近づくか、あるいは1.0になりさえするような
非理想的挙動を示す。PFC−14またはNF3に比べてその比揮発度が1.0 に接近するかまたは1.0に等しい化合物は、慣用の蒸留による前記PFC−1
4またはNF3からのそれらの分離を困難にする。そのような混合物の分離は、 回収されるPFC−14またはNF3生成物が他のフッ素化された化合物を実質 的に持たないことが所望される場合、およびPFC−14またはNF3生成物が 高回収効率を有して第1の混合物から回収されることが必要とされる場合におい
て、特に問題となる。
剤の存在下においてPFC−14およびNF3の少なくとも1つを含む混合物を 蒸留することにより、その分離が経済的方法において実施されることを見いだし
た。共留剤は、フッ素化された不純物に比較してPFC−14またはNF3の揮 発度を増大または減少させるような方法において機能する。したがって、これら
はフッ素化された不純物を実質的に持たずに、PFC−14またはNF3を含む 初期混合物から蒸留により分離および回収されるPFC−14またはNF3生成 物を可能にする。
量の共留剤を供給する。共留剤は、PFC−14、NF3またはそれらのそれぞ れのフッ素化された不純物の少なくとも1つに対して、所望されるPFC−14
またはNF3生成物とそれらのそれぞれのフッ素化された不純物との間の比揮発 度を増大させるような非理想的方法において機能する。その混合物を蒸留するこ
とによって、フッ素化された不純物を、所望されるPFC−14またはNF3生 成物から分離することができる。
おいて、所望される生成物からの蒸留による不純物の分離を可能にするのに充分
に、フッ素化された不純物の揮発性を、所望される生成物に対して増大または減
少させる少なくとも1つの共留剤の量を意味する。さらに、共留剤の有効量とは
、所望される生成物およびフッ素化された不純物の存在において、所望される生
成物からの蒸留による不純物の分離を可能にするのに充分に、より低沸点のまた
はより高沸点の共沸性組成物または共沸混合物様組成物の形成をもたらすか、あ
るいはそうでなければフッ素化された不純物の揮発性を、所望される生成物に比
較して増大または減少させる少なくとも1つの共留剤の量を意味する。この定義
は、共沸混合物もしくは共沸混合物様組成物あるいは比揮発度の変化が存在し続
ける限りにおいて、組成物に印加される圧力に依存してその有効量が変化する場
合を含む。
共沸混合物様組成物が形成されるような条件下で蒸留する。共留剤は、PFC−
14、NF3またはそれらの個々のフッ素化された不純物の少なくとも1つに対 して、所望されるPFC−14またはNF3生成物とそれらのそれぞれのフッ素 化された不純物との間の比揮発度を増大させるような非理想的方法において機能
する。その混合物を蒸留することによって、フッ素化された不純物を、所望され
るPFC−14またはNF3生成物から分離することができる。
すなわちたとえば比揮発度が0.98または1.02である時に、そのようなも
のは共沸混合物様組成物を形成している系と定義されることは、当該技術におい
て認識されている。比揮発度が1.0に等しいときは、そのようなものは共沸混
合物を形成している系と定義される。
知られている方法を使用することができる。この手順においては、2つの化合物
の種々の組成物に関して、既知の体積を有するセル中の全絶対圧を一定温度にお
いて測定する。PTx法の使用は、Harold R. Null著「Phase Equilibrium in P
rocess Design」(Wiley-Interscience Publisher, 1970)中、124から12 6頁に詳細に記載されており;それは参照により本明細書の一部をなすものとす
る。
理想性を表わすための活量係数方程式モデルを用いることによって、PTxセル
中の平衡蒸気組成および平衡液体組成へと変換することができる。NRTL方程
式のような活量係数方程式の使用は、McGraw Hillから出版されたReid、Prausni
tzおよびPoling著「The Properties of Gases and Liquids」第4版中、241 から387頁において、およびButterworth Publishersから1985年に出版さ
れたStanley M. Walas著「Phase Equilibria in Chemical Engineering」中、1
65から244頁において、詳細に記載されている。前記参考文献の双方ともに
、参照により本明細書の一部をなすものとする。
と一緒にされたNRTL方程式は、PFC−14、NF3および他の化合物、な らびにそれらの組み合わせおよび混合物の比揮発度を充分に予測することができ
、およびしたがって、蒸留塔のような多段分離装置におけるPFC−14、NF 3 、および他のものならびに混合物の行動を充分に予測することができると信じ られる。
を分離することを意味する。
モル濃度)未満、より好ましくは1ppm−体積または1ppm−モル濃度未満
、最も好ましくは100体積十億分率(ppbv)または100十億分率モル濃
度(ppb−モル濃度)未満であることを意味する。あるいはまた、実質的に持
たないまたは実質的に純粋とは、個々のPFC−14またはNF3生成物中のP FC−14またはNF3以外のいかなる所与のフッ素化された化合物も10質量 百万分率(ppm−質量)未満、より好ましくは1ppm−質量、最も好ましく
は100質量十億分率(ppbw)未満であることを意味する。
FC−14またはNF3が、特定のフッ素化された不純物を実質的に持たない生 成物として回収されることを意味する。
たはそれ以上の物質を有する定沸点混合物を意味する。共沸性組成物を特徴づけ
る1つの方法は、液体の部分的蒸発または蒸留により生成される蒸気が、それが
蒸発されるまたは蒸留される液体と同一の組成を有すること、すなわち混合物が
組成変化なしに蒸留/還流されることである。定沸点組成物は共沸性であると特
徴づけられる。なぜなら、それらは、同一の成分を有する非共沸性組成物と比較
する際に、最大または最小の沸点のいずれかを示すからである。共沸性組成物は
、一定温度において組成の関数として、PTxセル中のニートの成分の蒸気圧に
比較して、蒸気圧測定値の最大値または最小値によっても特徴づけられる。
向を有することを意味する。したがって、形成される蒸気の組成は、元の液体組
成と同一または実質的に同一である。煮沸または蒸発中において、液体組成は、
仮に変化する場合にでも、最小限または無視し得る量で変化するに過ぎない。共
沸混合物様組成物は、組成物中の成分のモル分率の関数としての一定温度におけ
る組成蒸気圧のプロットにおいて、最大または最小蒸気圧に隣接する区域によっ
ても特徴づけられる。元の組成物の50質量パーセントが蒸発または煮沸されて
除去され残余組成物が生成される後に、元の組成と残余の組成との間の変化が、
元の組成に比較して、典型的には約6質量%以下であり、および典型的には約3
質量%以下である場合に、組成物は共沸混合物様である。
沸性組成物または共沸混合物様組成物が、それを構成する化合物のいずれのもの
が別個に沸騰するよりも高い温度において沸騰することを意味する。あるいはま
た、高沸点共沸混合物とは、いずれの所与の温度においても、その温度において
それを構成する化合物のいずれのものが別個に有するよりも低い蒸気圧を有する
いずれの共沸性組成物または共沸混合物様組成物をも意味する。
沸性組成物または共沸混合物様組成物が、それを構成する化合物のいずれのもの
が別個に沸騰するよりも低い温度において沸騰することを意味する。あるいはま
た、低沸点共沸混合物とは、いずれの所与の温度においても、その温度において
共沸混合物を構成する化合物のいずれのものが別個に有する蒸気圧よりも高い蒸
気圧を有するいずれの共沸性組成物または共沸混合物様組成物をも意味する。
の外観の下に現れる可能性のある実質的に定沸点の混合物として、いくつかの基
準によって特徴づけることが可能である: * 組成物を2つの化合物の共沸混合物として定義することができる。なぜなら
、術語「共沸混合物」は、同時に決定的かつ限定的の両方であり、および定沸点
組成物であることができるこの特異な物質組成物のための2つまたはそれ以上の
化合物の有効量が必要であるからである。 * 異なる圧力において、所与の共沸混合物または共沸混合物様組成物の組成は
、沸点がそうであるように、少なくともある程度変化することは、当業者によく
知られている。したがって、2つの化合物を有する共沸性組成物または共沸混合
物様組成物は特異な種類の関係を示しているが、温度および/または圧力に依存
する可変の組成を有する。したがって、共沸混合物または共沸混合物様組成物を
規定するのに、固定された組成よりはむしろ、組成範囲がしばしば用いられる。
* 2つの化合物を有する共沸混合物または共沸混合物様組成物を、所与の圧力
における沸点によって特徴づけられる組成を規定することにより、特徴づけるこ
とができ、したがって具体的な数値的組成によって本発明の範囲を不当に制限す
ることなしに同定する特徴を与える。その具体的な数値的組成は、利用可能な分
析機器によって制限され、およびそれと同程度に正確であるに過ぎない。
る時に、共沸性組成物の沸点およびそれぞれの成分の重量(またはモル)比の双
方が変化してもよいことは、当該技術において認識されている。したがって、共
沸混合物または共沸混合物様液体組成物を、成分間に存在する特異な関係を用い
て、あるいは具体的な圧力において固定された沸点により特徴づけられる組成物
のそれぞれの成分の正確な重量(またはモル)パーセントを用いて、規定しても
よい。
発度を互いに対して変化させて、それら成分を次に蒸留により分離できるように
する方法において、第1の混合物中の成分と相互作用する、いかなる化合物をも
意味する。
る条件で作働され、およびそれらの形成が互いに対する成分の比揮発度を変化さ
せて、それら成分を蒸留により分離することができるようにするプロセスを意味
する。共沸蒸留は、分離される混合物の成分のみが蒸留される場合、または共留
剤が添加されて初期の混合物の1つまたは複数の成分と共沸混合物を形成する場
合に起こる。この方法で機能する、すなわち、分離される混合物の1つまたは複
数の成分とともに共沸混合物を形成して、蒸留によるそれら成分の分離を容易に
する共留剤は、より一般的には、共沸剤または共沸共留剤と呼ばれる。
離を必要とする混合物は同一または好ましくは共留剤よりも相対的により低い供
給点において導入されるプロセスを意味する。共留剤は、塔内に配置されたトレ
イまたは充填物を通過して下方に通過し、分離される混合物の1つまたは複数の
成分とともに塔底部から出る。一方、共留剤の存在下において、分離される成分
の少なくとも1つは、混合物の他のフッ素化された化合物(単数または複数)に
比べて相対的により揮発性になり、初期の混合物中のそのより揮発性の成分は、
塔のオーバーヘッドを出る。分離される混合物と等しいまたはより高い点におい
て蒸留塔に供給され、およびその塔の中を通して下方へと通過して蒸留による分
離を可能にする共留剤は、より一般的には抽出性試剤または抽出剤と呼ばれる。
を出る留出物流を、慣用の還流凝縮器を用いて凝縮することができる。この凝縮
された流れの少なくとも一部は塔の頂部に還流として戻され、および残余が生成
物として、または随意の処理のために回収される。留出物として取り出される材
料に対する、還流として塔頂部に戻される凝縮された材料の比は、一般的に還流
比と呼ばれる。留出物流または蒸留ボトム流として塔を出る化合物および共留剤
は、次に慣用の蒸留を用いることによる分離のためのストリッパーまたは第2の
蒸留塔へと送ることができ、あるいは他の方法により分離されてもよい。所望さ
れるならば、共留剤を、再利用のために第1の蒸留塔へと戻して再循環してもよ
い。
、供給点、塔内の分離段の数のような多くのパラメータに依存する。蒸留系の作
業圧力は、約15から500psiaまで、通常約50から400psiaまで
の範囲で変動してもよい。典型的には、分離される混合物の供給速度に比較して
の抽出剤または共沸剤の供給速度の増大は、除去される化合物に関して回収され
る生成物の純度の増大をもたらす。通常、還流比を増加することは、留出物流の
増大した純度をもたらす。しかし、一般的に還流比は、1/1から200/1の
間の範囲で変動する。塔の頂部に隣接して配置される凝縮器の温度は、通常、塔
の頂部から出てくる留出物を実質的に完全に凝縮させるのに充分であるか、ある
いは部分的凝縮により所望される還流比を達成するために必要な温度である。
ことができる。混合物の成分が慣用の蒸留によるそれら成分の効果的分離を許さ
ない比揮発度を有するときに、この方法を用いてもよい。共留剤を用いる蒸留に
おいて、共留剤を添加して、出発混合物の成分の比揮発度を変化させて、比揮発
度を成分の分離を許すのに充分になるようにする。この方法を適用することの難
点は、実験を別として、いずれの化合物が有効な共留剤であるかを予測する知ら
れている方法がないことである。
ことができる。たとえば:PFC−14は、クロロカーボンまたはクロロフルオ
ロカーボンをHFと反応させることにより製造することができ;NF3は、アン モニア(NH3)を元素のフッ素(F2)と反応させることにより製造することが
できる。あるいはまた、第1の混合物は、PFC−14またはNF3のいずれか 1つを用い、およびそのプロセスから前記PFC−14またはNF3を回収する ことが所望されるいずれの適当な製造プロセスからも得ることができる。その際
に、慣用の蒸留のような方法が、不活性キャリアガスを除去するために、および
他のフッ素化された不純物の初期量を減少させるために用いられる。次に、PF
C−14またはNF3を含有する流れを、PFC−14またはNF3を回収しおよ
び精製するための本発明の方法によって処理することができる。
けでも、慣用の蒸留によるNF3およびPFC−14の効率的分離を極度に困難 にするであろう。しかし、NF3およびPFC−14の混合物は、加えて、慣用 の蒸留によるそれらの分離を不可能にする共沸性組成物または共沸混合物様組成
物を形成する。
、NF3とPFC−14とが、多様な温度および圧力にわたって共沸性組成物ま たは共沸混合物様組成物を形成すること、および前記NF3/PFC−14共沸 性組成物または共沸混合物様組成物を用いることにより、NF3およびPFC− 14を部分的に精製することができることを見いだした。たとえば、慣用の蒸留
塔を、共沸性組成物または共沸混合物様組成物を形成させる圧力および温度にお
いて作働することができる。塔内のPFC−14に対するNF3の量が共沸性組 成または共沸混合物様組成より大きければ、NF3生成物は、蒸留塔に最初に供 給または装填したNF3/PFC−14を含有する混合物中のPFC−14濃度 に比較して減少されたその中のPFC−14濃度を有して、塔のボトムから取り
出される。一方、共沸性組成物または共沸混合物様組成物は、塔の頂部から取り
出される。逆に、塔内のNF3に対するPFC−14の量が共沸性組成または共 沸混合物様組成より大きければ、PFC−14生成物は、蒸留塔に最初に供給ま
たは装填したNF3/PFC−14を含有する混合物中のNF3濃度に比較して減
少されたその中のNF3濃度を有して、塔のボトムから取り出される。一方、共 沸性組成物または共沸混合物様組成物は、塔の頂部から取り出される。単一の蒸
留において、PFC−14を有する第1の混合物に比較して減少されたその中の
PFC−14濃度を有するNF3生成物流を得ること、またはNF3を有する第1
の混合物に比較して減少されたその中のNF3濃度を有するPFC−14生成物 流を得ることは、それぞれ共沸混合物よりも高いNF3またはPFC−14の組 成を用いて開始することが必要とされ、しかし、それぞれNF3またはPFC− 14のいくらかの部分は、NF3/PFC−14共沸混合物として残留する必要 がある。
低い圧力において実施される一連の多重蒸留によって、PFC−14からNF3 を部分的に分離することができる。1つの成分が共沸混合物に対して過剰である
ような条件下で作働される塔からのオーバーヘッド留出物を取り出し(第1の蒸
留)、次にその他の成分が共沸混合物の過剰分であるような条件下で作働される
塔に対してその留出物を供給し(第2の蒸留)、次にそのシーケンスを繰り返す
、すなわち次の塔は第1の成分が過剰であるような条件下で再び作働されるとこ
ろの塔に対して第2の蒸留からの留出物を供給することにより、1つの蒸留から
のNF3のボトム生成物および第2の蒸留からのPFC−14のボトム生成物と を生成することができ、それらのそれぞれはNF3およびPFC−14を含む第 1の混合物に比較して減少した他方の成分の濃度を有していた。「圧力揺動(pre
ssure-swing)」蒸留によるこの分離は、温度または圧力による共沸混合物の異常
な組成変化によってのみ可能である。
要とし、およびNF3/PFC−14を含有する出発混合物から実質的に純粋な NF3またはPFC−14生成物を製造するのは依然として不可能であろう。
化された化合物からPFC−14を分離して、実質的に純粋なNF3を製造でき ることを見いだした。たとえば、第1の混合物に対する共留剤としてのHClの
添加、第2の混合物を形成すること、HClとPFC−14との共沸性組成物ま
たは共沸混合物様組成物を形成するような条件下で第2の混合物を蒸留すること
、および塔からPFC−14およびHClの共沸性組成物オーバーヘッドを蒸留
することにより、NF3からPFC−14を効率的に分離することができる。次 に、留出物中のPFC−14は、必要に応じて、たとえば水洗浄により、または
PFC−14に対してHClを優先的に通過させる半透膜の使用により、または
他の一般的に知られている技術により、HClから分離することができ、および
PFC−14は実質的に純粋な生成物として回収される。
される多くのフッ素化された化合物とともに、共沸性組成物または共沸混合物様
組成物を形成する。HClとこれらのフッ素化された化合物との間で形成するこ
とができる共沸性組成物または共沸混合物様組成物の例を表1に示す。表1にお
いて、化合物「A」および化合物「B」を含む混合物は、明記されたモル数の化
合物「A」と明記されたモル数の化合物「B」とを含み、および示された温度に
おいて明記された圧力を有する低沸点共沸性組成物または共沸混合物様組成物を
形成する。
沸性組成物または共沸混合物様組成物を形成することを見いだした。驚くべきこ
とに、HCl/PFC−14共沸性組成物または共沸混合物様組成物は、それら
の純粋な成分または表1に示したHClとその純粋な成分とを含む共沸性組成物
のいずれもの中でも、いかなる所与の圧力においても最も低い沸点温度、および
いかなる所与の温度においても最も高い蒸気圧を有する。HClの存在下でPF
C−14を含む混合物を蒸留することおよびPFC−14/HCl共沸混合物を
形成するような条件下で蒸留することにより、HCl/PFC−14共沸性組成
物または共沸混合物様組成物を、他の化合物を実質的に持たないオーバーヘッド
留出物として回収することができ、同時に他の化合物は塔のボトムから回収され
る。次に、必要に応じて、たとえば水洗浄により、または半透膜の使用により、
または他の一般的に知られている技術により、PFC−14からHClを分離し
て、そしてPFC−14が回収される。
できる。図1は、本発明の蒸留プロセスの1つの態様を実施するために用いられ
る系を概略的に図示する。NF3およびPFC−14を含む第1の混合物は、導 管1を経由して蒸留塔2に供給される。少なくとも1つの共留剤(たとえばHC
l)は、導管3を経由して蒸留塔2に供給される。あるいはまた、共留剤は、蒸
留塔より前で、NF3およびPFC−14を含有する混合物と混合されて、およ び導管1を経由して同時に供給されてもよい。その塔は、PFC−14と共留剤
との間でより低沸点の共沸性組成物または共沸混合物様組成物が形成されるよう
な条件下で作働される。PFC−14を実質的に持たないNF3は、導管4を経 由して蒸留塔ボトムから回収される。PFC−14と共沸剤とを含む塔からの留
出物は導管5を経由して出て、そして塔凝縮器6に供給される。凝縮された留出
物の一部は、導管7を経由して、還流として蒸留塔へと戻される。PFC−14
および共沸剤を含む凝縮された留出物の残余を、回収してもよく、あるいは必要
に応じて分離してPFC−14および共沸剤を別個に回収してもよい。
水洗浄し、次にPFC−14流を乾燥することによりPFC−14留出物流から
除去し、そしてNF3もHClも実質的に持たないPFC−14を回収してもよ い。あるいはまた、このプロセスの共沸剤としてHClが用いられる場合、HC
lおよびPFC−14を含む共沸性組成物または共沸混合物様組成物を含む流れ
を、導管8を経由して冷却器9へ、次に適当な分離装置10(たとえば膜分離装
置)と送り、そこでHClを含有する混合物は2つの流れ、すなわち、塔2留出
物混合物に比較してHClの濃度のより高い(HCl豊富な)一方11、および
HCl濃度のより低い(HClの減損した)他方12へと分離される。HCl豊
富な流れ11は、導管13を経由して再循環されて、蒸留塔2に対する供給物と
混合されてもよい。HClの減損した流れ12は、導管15を経由して蒸留塔1 4 へと送られ、そこで塔14はHClおよびPFC−14を含む共沸混合物を形
成する条件下で作働される。この第2の蒸留に対して供給されるHClおよびP
FC−14を含む流れは、HClとPFC−14との共沸混合物に対してPFC
−14の濃度がより高いので、HClとPFC−14との共沸混合物または共沸
混合物様混合物が形成されるような条件下で塔を運転することにより、HClを
実質的に持たないPFC−14が導管16を経由して塔ボトムを出る。HClと
PFC−14とを含む塔留出物は、塔頂部(overhead column)14を出て、そし て導管17を経由して凝縮器18に供給される。液体凝縮物の少なくとも一部は
、導管19を経由して還流としてその塔に戻され、同時に残余が導管20を経由
して再循環され、分離器10へと供給される流れと混合される。
蒸留塔21へと送られてもよく、そこでは塔21はHClとPFC−14とを含
む共沸混合物を形成する条件で運転される。この第2の蒸留に対して供給される
HClおよびPFC−14を含有する流れは、HClとPFC−14との共沸性
組成物または共沸混合物様組成物に対してHClの濃度がより高いので、HCl
とPFC−14との共沸混合物または共沸混合物様混合物が形成されるような条
件下で塔を運転することにより、PFC−14を実質的に持たないHClが導管 23 を経由して塔ボトムを出る。HClとPFC−14とを含む塔留出物は、塔
頂部(overhead column)21を出て、そして導管24を経由して凝縮器25に供 給される。液体凝縮物の少なくとも一部は、導管26を経由して還流としてその
塔に戻され、同時に残余が導管27を経由して再循環され、分離器10へと供給
される流れと混合される。
より、NF3およびPFC−14を、互いからおよび他のフッ素化された不純物 から分離できることを見いだした。NF3とPFC−14との分離に対して抽出 剤として用いることができる適当な共留剤は:炭化水素類、ヒドロフルオロカー
ボン類、ヒドロクロロフルオロカーボン類、ヒドロクロロカーボン類、塩化水素
、ならびに有機および無機の両方の酸化物を含む。共留剤は、約−110℃から
約−25℃までの標準の沸点を有する。炭化水素類は、エタン、エチレン、プロ
パンおよびプロピレンを含む。ヒドロフルオロカーボン類は、フッ化メチル(H
FC−41)、ジフルオロメタン(HFC−32)、1,1,1−トリフルオロ
エタン(HFC−143a)、ペンタフルオロエタン(HFC−125)、およ
びフルオロエタン(HFC−161)を含む。ヒドロクロロフルオロカーボン類
は、クロロジフルオロメタン(HCFC−22)を含む。ヒドロクロロカーボン
は、塩化メチル(HCC−40)を含む。酸化物は、亜酸化窒素(N2O)、二 酸化炭素(CO2)、フッ化カルボニル(COF2)、およびパーフルオロアセチ
ルフルオリド(CF3COF)を含む。
およびフッ化メチル(HFC−41)を含む。分離のための抽出剤として最も好
ましいものは、亜酸化窒素およびHCFC−22である。HFC−32、HFC
−161およびHFC−41は、それぞれ、NF3生成物流中のPFC−14の 同等の減少をもたらすために、亜酸化窒素またはHCFC−22のいずれよりも
少ない理論蒸留段数、低い抽出剤流速、またはそれら両方を必要とするが、亜酸
化窒素およびHCFC−22は、HFC−32、HFC−161およびHFC−
41よりもNF3を有する混合物中で反応しにくいことが見いだされた。
もよく、あるいは互いの組み合わせにおいて用いてもよい。たとえば、N2Oは HFC−23およびHClのそれぞれと共沸性組成物または共沸混合物様組成物
を形成する。それぞれのN2O/HFC−23およびN2O/HCl共沸性組成物
または共沸混合物様組成物は、それぞれNF3とPFC−14とを分離するため の抽出剤として用いてもよい。
る系を概略的に図示する。NF3およびPFC−14を含む第1の混合物は、導 管28を経由して蒸留塔29に供給される。少なくとも1つの共留剤(たとえば
エタン)は導管30を経由して分離される混合物(たとえばPFC−14および
NF3)の供給点よりも高い塔内の供給点において、蒸留塔29に供給される。 塔からのオーバーヘッド留出物は導管31を経由して、凝縮器32に供給される
。凝縮された留出物流の一部は、導管33を経由して、還流として蒸留塔29へ
と戻される。凝縮された留出物の残余は、NF3およびエタンを実質的に持たな いPFC−14生成物として導管34を経由して回収される。PFC−14を実
質的に持たないエタンおよびNF3を含む流れは、導管35を経由して蒸留塔2 9 ボトムから回収され、および生成物として回収してもよい。あるいはまた、塔
ボトム流35を、任意選択の凝縮器36へ送り、およびそこから蒸留塔37に供
給してもよく、その蒸留塔37は共留剤から共留剤以外の化合物を取り除くよう
に運転される。塔37からの留出物は、導管38を経由して凝縮器39へと供給
されてもよい。凝縮器39から、凝縮された留出物のいくらかの量は、導管40 を経由して還流として塔37へと戻してもよく、同時に残余は、たとえばPFC
−14および抽出剤を実質的に持たないNF3のような生成物として導管41を 経由して回収される。流れ35における非エタン化合物の濃度に比較して減少さ
れた非エタン化合物の濃度を有する抽出剤(たとえばエタン)が、蒸留塔ボトム 42 として得られる。流れ42を、必要に応じて冷却器43へ供給して、そして
次に抽出剤供給物として蒸留塔29へと戻し、分離される混合物(たとえばPF
C−14およびNF3)の供給点よりも高い塔の供給点において供給してもよい し、あるいは必要に応じて流れ30と混合してもよい。
明の範囲を限定することを意図するものではない。以下の実施例は、前述したN
RTL方程式を用いる。以下の実施例において、それぞれの段は、100%の運
転効率すなわち機能効率に基づく。全体として見た段は、凝縮器およびリボイラ
ーを含み、凝縮器を段番号1として数える。以下の実施例において、流速は、ポ
ンド(重量)毎時間(pph)またはポンド−モル毎時間(mph)単位で与え
られ;温度は摂氏(℃)単位で表わされ;圧力はポンド毎平方インチ−絶対圧(
psia)単位で表わされ;流れの濃度は、質量百万分率(ppmwまたはpp
m−質量)またはモル百万分率(ppmmまたはppm−モル濃度)単位で表わ
され;凝縮器により除去されるまたは蒸留塔のリボイラー中に投入される熱速度
は、pcu/時間またはpcu/hr単位で表わされる。
2のそれぞれの列において示す。これらのケースの蒸留塔は、オーバーヘッド留
出物としてPFC−14生成物が、および塔ボトムとしてNF3生成物がその塔 から取り出されるように作働される。
含有する粗製の100pphのNF3供給流を、蒸留塔に供給する。その塔は2 00段を有する。還流比は、約5000:1である。このケースにおいて分かる
ように、塔に対するNF3供給物の20%がオーバーヘッドに取り出されるとき においてさえ、NF3ボトム生成物中のPFC−14の濃度は、211ppm− 質量へと減少するに過ぎない。
NF3流中のPFC−14の濃度を100ppm−質量に減少させ、還流速度を 500,000pphに増大させ、留出物除去速度を0.5pphに減少させ、
およびボトム除去速度を99.5pphに増大させた。このケースにおいて分か
るように、NF3ボトム生成物中のPFC−14の濃度は、依然として484p pm−質量へと減少するに過ぎない。
物速度を5.0pphに増大させ、およびボトム除去速度を95.0pphに減
少させた。このケースにおいて分かるように、5%のNF3供給物がオーバーヘ ッド留出物中に失われているにもかかわらず、NF3ボトム除去生成物は、依然 として65ppm−質量のPFC−14を含有している。
のNF3/PFC−14であり、それは、およそ、−75℃においてNF3とPF
C−14とによって形成される共沸性組成物または共沸混合物様組成物を構成す
る。供給されるNF3の50%超を上の留出物中に除去されるのを許しているに もかかわらず、粗製供給物流の組成に比較して、留出物またはボトムのいずれの
生成物の組成も本質的に変化していない。
速度を増大させた。これにもかかわらず、粗製供給物流の組成に比較して、留出
物またはボトムのいずれの生成物の組成も本質的に変化していない。
てさえも、NF3およびPFC−14を含む第1の混合物から慣用の蒸留によっ てNF3生成物を回収し、前記NF3を高い回収効率でかつPFC−14を実質的
に持たずに回収することは不可能であることを示す。そのような蒸留におけるN
F3生成物純度および回収効率は、NF3およびPFC−14の間で共沸性組成物
または共沸混合物様組成物が形成されることにより、制限される。
され、かつ前記NF3/PFC−14共沸性組成物または共沸混合物様組成物が 、第1の混合物におけるNF3/PFC−14濃度よりもPFC−14の濃度が 高い場合に、PFC−14が第1の混合物のNF3から除去されることを示して いる。オーバーヘッド留出物として形成されるNF3/PFC−14共沸性組成 物または共沸混合物様組成物を蒸留することにより、NF3生成物は蒸留塔ボト ムとして回収され、そこでは前記NF3生成物中のPFC−14濃度は、第1の 混合物に比較して減少している。しかし、第1の混合物中のNF3のいくらかの 部分は留出物として除去されるPFC−14と必然的に一緒のままであるために
、第1の混合物中で供給されるNF3の制限された回収効率が可能であるに過ぎ ない。
ボトムとしてNF3生成物が回収するように作働される。それぞれのケースに関 する蒸留の条件および結果を表3に示す。
還流比は5000:1である。留出物速度は10pphであり、粗製供給流中の
約10%のNF3がPFC−14留出物生成物とともにオーバーヘッドを出るよ うなものである。この蒸留の結果として、NF3ボトム生成物は85ppm−質 量のPFC−14を含有して得られる。
NF3ボトム生成物は1.2ppm−質量のPFC−14を含有して得られる。
して、NF3ボトム生成物は約10ppm−質量のPFC−14を含有して得ら れる。
として、NF3ボトム生成物は約5ppm−質量のPFC−14を含有して得ら れる。
を形成するのに充分な条件下でその混合物を蒸留することにより、NF3からP FC−14を分離できることを示す。PFC−14はHCl/PFC−14共沸
混合物として留出物中に回収され、およびNF3生成物を、PFC−14を実質 的に持たず、かつNF3の高い回収効率を有して塔ボトムとして回収することが できる。
れぞれのケースにおいて、異なる化合物を、抽出剤としてその塔に供給する。こ
れらのケースの塔は、オーバーヘッド留出物としてPFC−14を塔から取り出
し、同時に塔ボトムとしてNF3生成物を回収するように作働される。蒸留の結 果を表4に示す。この実施例において、塔ボトム流のそれぞれにおいて示される
PFC−14およびNF3の濃度は、その流れ中のPFC−14およびNF3の全
重量またはモル数のみに関して計算され、およびいずれの抽出剤の重量およびモ
ル数は無視される。
ロプロパン(C3F8)であり;PFC−116はパーフルオロエタンすなわちヘ
キサフルオロエタン(C2F6)であり、CFC−13はクロロトリフルオロメタ
ン(CClF3)であり、CFC−115はクロロペンタフルオロエタン(C2C
lF5)であり、HFC−125はペンタフルオロエタン(C2HF5)であり、 CO2は二酸化炭素であり、HFC−143aはトリフルオロエタン(C2H3F3 )であり、HFC−23はトリフルオロメタン(CHF3)であり、N2Oは亜酸
化窒素であり、C2H6はエタンであり、HFC−41はフルオロメタン(CH3 F)であり、HClは塩化水素であり、HCC−40はクロロメタン(CH3C l)であり、HCFC−22はクロロジフルオロメタン(CHClF2)であり 、HFC−32はジフルオロメタン(CH2F2)であり、HFC−161はフル
オロエタン(C2H5F)である。
ス1およびケース2において、NF3塔ボトム生成物中のPFC−14の濃度は 、粗製供給物流のそれから本質的に変化しない。たとえば、ケース1およびケー
ス2は、粗製供給物流中の10,000ppm−モル濃度のPFC−14の濃度
を示し、同時に塔ボトム中のPFC−14の濃度は、抽出剤としてPFC−11
6を用いるときに10,100ppm−モル濃度であり、および抽出剤としてP
FC−218を用いるときに9,110ppm−モル濃度である。ケース1およ
びケース2は、NF3からPFC−14を分離するための抽出剤として、PFC −218およびPFC−116のような完全にフッ素化された化合物は効果的で
ないことを示す比較のケースである。
-14濃度が得られること、およびケース9からケース16までにおいてNF3ボト
ム生成物中の同一の残留PFC−14濃度を達成するために、モル濃度を基準と
してより低い抽出剤流速を必要とすることによって示されるように、抽出剤の有
効性は、一般的にケース3からケース16まで増大する。したがって、ケース9
からケース16までの、N2O、C2H6、HFC−41、HCl、HCC−40 、HCFC−22、HFC−32およびHFC−161のそれぞれは、ケース6
からケース8までのCO2、HFC−143aおよびHFC−23のそれぞれよ りも有効であり、それらCO2、HFC−143aおよびHFC−23は、同様 に、ケース3からケース5までのCFC−13、CFC−115およびHFC−
125のそれぞれよりも有効である。ケース9からケース16までの抽出剤は、
分離、約0.1ppm−モル濃度すなわち約0.13ppm−質量未満のPFC
−14を含有するNF3生成物を生成すること、および粗製供給物流から99% 超の回収効率を有して前記NF3生成物を回収することにおいて、特に有効であ る。
により、抽出蒸留塔ボトムから分離して、そしてPFC−14および抽出剤の双
方を実質的に持たないNF3生成物を回収してもよい。
1pphのNF3を含む粗製供給物流を、蒸留塔に供給する。それぞれのケース において、異なる共留剤を抽出剤として塔に供給する。これらのケースの塔は、
オーバーヘッド留出物としてPFC−14生成物を塔から回収し、同時に塔ボト
ム中のNF3を取り出すように作働される。用いられる抽出剤およびこれらの蒸 留の結果を表5に示す。
PFC−14生成物を高い回収効率で回収することができる。
れる蒸留塔に対して供給し、抽出剤流速および塔への供給点を選択して、所望さ
れる分離を与える。全てのケースにおいて、蒸留は、NF3生成物が蒸留塔ボト ムとして回収され、PFC−14生成物がオーバーヘッド留出物として除去され
るように作働される。ケース1およびケース3においてN2Oが抽出剤として供 給され、およびケース2およびケース4においてHCFC−22が抽出剤として
供給される。これらの蒸留の結果を、表6に示す。
のNF3に対して0.1ppm−モル濃度であるNF3ボトム生成物流を回収し、
NF3回収量は当初供給されたNF3の約96%である。ケース3およびケース4
は、NF3の濃度がその流れ中のPFC−14に対して0.1ppm−モル濃度 であるPFC−14オーバーヘッド留出物生成物流を回収し、PFC−14回収
量は当初供給されたPFC−14の約98%である。
蒸留塔を用いて、同一の供給物から、および前記供給物が除去される必要のある
高濃度の成分を含有する場合においてさえ、NF3を実質的に持たないPFC− 14またはPFC−14を実質的に持たないNF3のいずれをも製造することが できる。生成物としてより高純度のNF3を回収することまたはより高純度のP FC−14を回収することを交替するために塔の動作を変更することは、単純に
、塔における粗製供給物および抽出剤の供給点を変更すること(高い純度のNF 3 生成物の回収のためには供給物および抽出剤の供給点を上昇させ、高い純度の PFC−14生成物の回収のためには供給物および抽出剤の供給点を低下させる
こと)、および必要な際には還流速度、抽出剤供給速度および粗製物供給速度を
調製することにより実施され、99.9999%またはより高い生成物純度を達
成する。
する。蒸留の条件および結果を、表7(慣用の蒸留)および表8(抽出蒸留)に
おいて示す。
剤供給物冷却器を含む完全な抽出蒸留プロセスである。N2Oを抽出剤として用 いる。ケース5は、同様にN2Oを抽出剤として用いる表4−2のケース9と類 似している。この実施例、ケース5において、少量のPFC−14およびNF3 を含有するストリッピング塔尾部流(tails stream)は、抽出塔の頂部へと再循環
される。表8において分かるように、抽出塔ボトム流は、表4のケース9におい
て正にそうであったように、NF3に対して0.1ppm−モル濃度のPFC− 14を含有する。抽出塔ボトム流はストリッピング塔へと供給され、そこではN
F3生成物が留出物流中に上方へと取り出され、0.1ppm−モル濃度のPF C−14および検出不能な量の抽出剤N2Oを依然として含有する。この実施例 はストリッピング塔の運転を例示し、および全ての他の不純物を実質的に持たな
い(NF3純度99.9999%またはそれ以上)NF3生成物を生成することが
可能であることを実証する。
リッピング塔の全段数と同一である、195段を有する蒸留塔を用いる。共留剤
は添加しない。表7のケース1は、−97500pcu/hrの全凝縮器冷凍能
力を有し、それは表8のケース5における再循環抽出剤冷却器に加えて抽出およ
びストリッピング塔の凝縮器に関する全総合冷凍冷却能力と同一である。ケース
1において、塔は、オーバーヘッド留出物中にPFC−14を取り出し、および
塔ボトムとしてNF3生成物を取り出すように作働される。蒸留は、粗製の塔供 給物流中のPFC−14濃度(10000ppm−モル濃度)に対して、わずか
に減少したPFC−14濃度(7298ppm−モル濃度)を含有するNF3生 成物を生成する。ケース2において、条件はケース1と類似であるが、留出物除
去速度を10倍に増大される。しかし、ケース2のNF3生成物は、ケース1と 比較して、7298ppm−モル濃度から1969ppm−モル濃度へと、PF
C−14濃度がわずかに減少するに過ぎない。ケース3において、条件はケース
1と類似であるが、還流凝縮器の能力を10倍に増大させる。ケース3のNF3 ボトム生成物中のPFC濃度は、ケース1のそれと比較して7298ppm−モ
ル濃度から6253ppm−モル濃度へと、再びほんのわずかに減少する。ケー
ス4において、ケース1に比較して、還流凝縮器能力および留出物除去速度の双
方をそれぞれ10倍に増大させる。しかし、NF3ボトム生成物は、依然として 287ppm−モル濃度のPFCを含有する。
ある。抽出蒸留を用いるケース5は、慣用の技術に対して、本発明により提供さ
れる高純度のNF3生成物を製造することにおける著しい改良を明白に示す。
の2つの蒸留塔へと供給する。蒸留の条件および結果を表9、ケース1に示す。
このケースは、同様に抽出剤としてHClを用いる表4のケース12と類似であ
る。このケースは、図2に示すような抽出塔、ストリッピング塔、および抽出剤
供給冷却器を含む完全な抽出蒸留プロセスを例示し、およびそれはNF3精製プ ロセスにおけるHCl/NF3共沸混合物の使用をも例示する。
る。抽出塔ボトム流を、HCl/NF3共沸性組成物または共沸混合物様組成物 を形成する条件下で作働されるストリッピング塔へと供給する。共沸性組成物ま
たは共沸混合物様組成物を形成することは、NF3をオーバーヘッド留出物とし てストリッピング塔から取り出すことを可能にし、HCl生成物はストリッピン
グ塔ボトムから回収され、そこでは、前記HCl生成物は塔供給流に比較して著
しく減少しているNF3濃度を有する。NF3濃度のこの減少により、次に、HC
l生成物流を、抽出剤として抽出塔へ再循環することができる。さらに、これは
、表4のケース12の抽出塔ボトム流に対して行われてもよいように、HClが
NF3から水洗浄により除去される場合のような、他の慣用の方法により除去さ れる場合において失われるであろうHClの体積を減少させる。
5)、ならびに抽出塔およびストリッピング塔および再循環冷却器に関するより
小さい全冷凍能力(−41200pcu/hr対−97500pcu/hr)を
用いて、同等のNF3生成物純度(>99.9999%)をもたらすことが分か る。これは、NF3の精製におけるHCl/NF3共沸混合物の有効性をさらに例
示する。
される2成分の組の混合物の間の共沸性組成物または共沸混合物様組成物の存在
を例示する。
方法において、それぞれの2成分の組に関して、既知の体積のPTxセル中の全
絶対圧を、種々の既知の2成分組成に関して測定した。つぎに、これらの測定値
を、NRTL方程式を用いて、平衡の気液組成に換算した。
、それぞれ図3から図7までに示す。実験データの点を、中実点としてそれぞれ
の図に示し、およびNRTL方程式を用いて計算されたデータから実線が描かれ
る。
を有する約36モル%のPFC−14および約64モル%のNF3の混合物によ り示されるような、−70.1℃におけるPFC−14およびNF3から本質的 に構成される共沸性組成物または共沸混合物様組成物の形成を視覚的に図示する
。これらの発見に基づいて、約20モル%のPFC−14および約80モル%の
NF3を有する共沸性組成物または共沸混合物様組成物が、−117℃および4 7psiaにおいて形成され、および約55モル%のPFC−14および約45
モル%のNF3を有する共沸性組成物または共沸混合物様組成物が、−40℃お よび645psiaにおいて形成されることが計算された。したがって、本発明
は、約20から約55モル%のPFC−14および約80から約45モル%のN
F3から本質的に構成される共沸性組成物または共沸混合物様組成物を提供し、 前記組成物は47psiaにおける約−110℃から645psiaにおける約
−40℃までの沸点を有する。
を有する約91モル%のPFC−14および約9モル%のHClの混合物により
示されるような、−76℃におけるPFC−14およびHClから本質的に構成
される共沸性組成物または共沸混合物様組成物の形成を視覚的に図示する。これ
らの発見に基づいて、約93モル%のPFC−14および約7モル%のHClを
有する共沸性組成物または共沸混合物様組成物が、−100℃および77psi
aにおいて形成され、および約91モル%のPFC−14および約9モル%のH
Clを有する共沸性組成物または共沸混合物様組成物が、−50℃および497
psiaにおいて形成されることが計算された。したがって、本発明は、約93
から約91モル%のPFC−14および約7から約9モル%のHClから本質的
に構成される共沸性組成物または共沸混合物様組成物を提供し、前記組成物は7
7psiaにおける約−100℃から497psiaにおける約−50℃までの
沸点を有する。
を有する約93モル%のNF3および約7モル%のHClの混合物により示され るような、−78℃におけるNF3およびHClから本質的に構成される共沸性 組成物または共沸混合物様組成物の形成を視覚的に図示する。これらの発見に基
づいて、約94モル%のNF3および約6モル%のHClを有する共沸性組成物 または共沸混合物様組成物が、−100℃および79psiaにおいて形成され
、および約93モル%のNF3および約7モル%のHClを有する共沸性組成物 または共沸混合物様組成物が、−50℃および487psiaにおいて形成され
ることが計算された。したがって、本発明は、約94から約93モル%のNF3 および約6から約7モル%のHClから本質的に構成される共沸性組成物または
共沸混合物様組成物を提供し、前記組成物は79psiaにおける約−100℃
から487psiaにおける約−50℃までの沸点を有する。
を有する約94モル%のN2Oおよび約6モル%のHFC−23の混合物により 示されるような、−70℃におけるN2OおよびHFC−23から本質的に構成 される共沸性組成物または共沸混合物様組成物の形成を視覚的に図示する。これ
らの発見に基づいて、約95モル%のN2Oおよび約5モル%のHFC−23を 有する共沸性組成物または共沸混合物様組成物が、−90℃および13psia
において形成され、および約90モル%のN2Oおよび約10モル%のHFC− 23を有する共沸性組成物または共沸混合物様組成物が、25℃および824p
siaにおいて形成されることが計算された。したがって、本発明は、約95か
ら約90モル%のN2Oおよび約5から約10モル%のHFC−23から本質的 に構成される共沸性組成物または共沸混合物様組成物を提供し、前記組成物は1
3psiaにおける約−90℃から824psiaにおける約25℃までの沸点
を有する。
を有する約82モル%のN2Oおよび約18モル%のHClの混合物により示さ れるような、−30.3℃におけるN2OおよびHClから本質的に構成される 共沸性組成物または共沸混合物様組成物の形成を視覚的に図示する。これらの発
見に基づいて、約76モル%のN2Oおよび約24モル%のHClを有する共沸 性組成物または共沸混合物様組成物が、−90℃および14psiaにおいて形
成され、および約83モル%のN2Oおよび約17モル%のHClを有する共沸 性組成物または共沸混合物様組成物が、25℃および828psiaにおいて形
成されることが計算された。したがって、本発明は、約76から約83モル%の
N2Oおよび約24から約17モル%のHClから本質的に構成される共沸性組 成物または共沸混合物様組成物を提供し、前記組成物は14psiaにおける約
−90℃から828psiaにおける約25℃までの沸点を有する。
系の概略図である。
系の概略図である。
構成される共沸性組成物および共沸混合物様組成物のグラフである。
Claims (28)
- 【請求項1】 10百万分率モル濃度未満の不純物を含有する3フッ化窒素
(NF3)。 - 【請求項2】 10百万分率モル濃度未満のフッ素化された不純物を含有す
る3フッ化窒素(NF3)。 - 【請求項3】 10百万分率モル濃度未満のテトラフルオロメタン(PFC
−14)を含有する3フッ化窒素(NF3)。 - 【請求項4】 3百万分率モル濃度未満のテトラフルオロメタン(PFC−
14)を含有する3フッ化窒素(NF3)。 - 【請求項5】 百万分率モル濃度未満のテトラフルオロメタン(PFC−1
4)を含有する3フッ化窒素(NF3)。 - 【請求項6】 99.999モル%純粋な3フッ化窒素(NF3)。
- 【請求項7】 99.9999モル%純粋な3フッ化窒素(NF3)。
- 【請求項8】 約20から約55モル%のテトラフルオロメタン(PFC−
14)および約80から約45モル%の3フッ化窒素(NF3)から本質的に構 成される共沸性組成物または共沸混合物様組成物であって、前記組成物は47p
siaにおける約−110℃から645psiaにおける約−40℃までの沸点
を有することを特徴とする共沸性組成物または共沸混合物様組成物。 - 【請求項9】 約7から約9モル%の塩化水素(HCl)および約93から
約91モル%のテトラフルオロメタン(PFC−14)から本質的に構成される
共沸性組成物または共沸混合物様組成物であって、前記組成物は77psiaに
おける約−100℃から497psiaにおける約−50℃までの沸点を有する
ことを特徴とする共沸性組成物または共沸混合物様組成物。 - 【請求項10】 約94から約93モル%の3フッ化窒素(NF3)および 約6から約7モル%の塩化水素(HCl)から本質的に構成される共沸性組成物
または共沸混合物様組成物であって、前記組成物は79psiaにおける約−1
00℃から487psiaにおける約−50℃までの沸点を有することを特徴と
する共沸性組成物または共沸混合物様組成物。 - 【請求項11】 約95から約90モル%の亜酸化窒素(N2O)および約 5から約10モル%のトリフルオロメタン(HFC−23)から本質的に構成さ
れる共沸性組成物または共沸混合物様組成物であって、前記組成物は13psi
aにおける約−90℃から824psiaにおける約25℃までの沸点を有する
ことを特徴とする共沸性組成物または共沸混合物様組成物。 - 【請求項12】 約76から約83モル%の亜酸化窒素(N2O)および約 24から約17モル%の塩化水素(HCl)から本質的に構成される共沸性組成
物または共沸混合物様組成物であって、前記組成物は14psiaにおける約−
90℃から828psiaにおける約25℃までの沸点を有することを特徴とす
る共沸性組成物または共沸混合物様組成物。 - 【請求項13】 3フッ化窒素(NF3)とテトラフルオロメタン(PFC −14)とを含む第1の混合物から3フッ化窒素(NF3)を分離するための方 法であって、そこで前記第1の混合物中の3フッ化窒素(NF3)の量は、3フ ッ化窒素(NF3)とテトラフルオロメタン(PFC−14)とを含む共沸性組 成物または共沸混合物様組成物における3フッ化窒素(NF3)の量を超過して おり、前記方法は: 第1の混合物を蒸留して、3フッ化窒素(NF3)とテトラフルオロメタン( PFC−14)とを含む共沸性組成物または共沸混合物様組成物を含む第2の混
合物を形成する工程と、 前記第2の混合物を蒸留塔オーバーヘッド流として回収する工程と、 蒸留塔ボトム流として3フッ化窒素(NF3)を回収する工程と を具えたことを特徴とする方法。 - 【請求項14】 3フッ化窒素(NF3)とテトラフルオロメタン(PFC −14)とを含む第1の混合物から3フッ化窒素(NF3)を分離するための方 法であって、そこで前記第1の混合物中のテトラフルオロメタン(PFC−14
)の量は、3フッ化窒素(NF3)とテトラフルオロメタン(PFC−14)と を含む共沸性組成物または共沸混合物様組成物におけるテトラフルオロメタン(
PFC−14)の量を超過しており、前記方法は: 第1の混合物を蒸留して、3フッ化窒素(NF3)とテトラフルオロメタン( PFC−14)とを含む共沸性組成物または共沸混合物様組成物を含む第2の混
合物を形成する工程と、 前記第2の混合物を蒸留塔オーバーヘッド流として回収する工程と、 蒸留塔ボトム流としてテトラフルオロメタン(PFC−14)を回収する工程
と を具えたことを特徴とする方法。 - 【請求項15】 テトラフルオロメタン(PFC−14)と3フッ化窒素(
NF3)とを含む混合物を共留剤の存在下で蒸留する工程を具えたことを特徴と する3フッ化窒素(NF3)からテトラフルオロメタン(PFC−14)を分離 するための方法。 - 【請求項16】 共留剤の存在下において、テトラフルオロメタン(PFC
−14)または3フッ化窒素(NF3)の一方の揮発度が、他方に比較して増大 することを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 テトラフルオロメタン(PFC−14)と3フッ化窒素(
NF3)とからなる群から選択されるフルオロ化合物を、前記フルオロ化合物と 他の化合物とを有する第1の混合物から分離する方法であって、前記方法は: 前記第1の混合物を塩化水素(HCl)と接触させて、第2の混合物を形成す
る工程と、 前記第2の混合物を蒸留して、フルオロ化合物と塩化水素(HCl)とを含む
共沸性組成物または共沸混合物様組成物を形成し、および前記共沸性組成物また
は共沸混合物様組成物を蒸留塔オーバーヘッド流として回収する工程と を具えたことを特徴とする方法。 - 【請求項18】 テトラフルオロメタン(PFC−14)および3フッ化窒
素(NF3)を含む第1の混合物からテトラフルオロメタン(PFC−14)を 分離する方法であって、前記方法は: 前記第1の混合物を塩化水素(HCl)と接触させて、第2の混合物を形成す
る工程と、 前記第2の混合物を蒸留して、塩化水素(HCl)と3フッ化窒素(NF3) とを含む共沸性組成物または共沸混合物様組成物を蒸留塔オーバーヘッド流とし
て回収する工程と、 テトラフルオロメタン(PFC−14)を含む組成物を、蒸留塔ボトム流とし
て回収する工程と を具えたことを特徴とする方法。 - 【請求項19】 テトラフルオロメタン(PFC−14)および3フッ化窒
素(NF3)を含む第1の混合物から3フッ化窒素(NF3)を分離する方法であ
って、前記方法は: 前記第1の混合物を塩化水素(HCl)と接触させて、第2の混合物を形成す
る工程と、 前記第2の混合物を蒸留して、塩化水素(HCl)とテトラフルオロメタン(
PFC−14)とを含む共沸性組成物または共沸混合物様組成物を蒸留塔オーバ
ーヘッド流として回収する工程と、 3フッ化窒素(NF3)を含む組成物を、蒸留塔ボトム流として回収する工程 と を具えたことを特徴とする方法。 - 【請求項20】 3フッ化窒素(NF3)およびテトラフルオロメタン(P FC−14)を含む第1の混合物を共留剤と接触させて第2の混合物を形成する
工程と、 前記第2の混合物を蒸留し、そしてテトラフルオロメタン(PFC−14)を
含む蒸留塔オーバーヘッド流と、共留剤および3フッ化窒素(NF3)を含む蒸 留塔ボトム流とを回収する工程と を具えたことを特徴とする3フッ化窒素(NF3)とテトラフルオロメタン(P FC−14)とを分離するための方法。 - 【請求項21】 前記第1の混合物は、3フッ化窒素(NF3)とテトラフ ルオロメタン(PFC−14)とを有する共沸性組成物または共沸混合物様組成
物を含むことを特徴とする請求項20の方法。 - 【請求項22】 前記共留剤は、炭化水素類、ヒドロフルオロカーボン類、
ヒドロクロロフルオロカーボン類、ヒドロクロロカーボン類、塩化水素、および
酸化物類からなる群から選択されることを特徴とする請求項20の方法。 - 【請求項23】 前記炭化水素類は、エタン、エチレン、プロパンおよびプ
ロピレンからなる群から選択され;前記ヒドロフルオロカーボン類は、フッ化メ
チル(HFC−41)、ジフルオロメタン(HFC−32)、1,1,1−トリ
フルオロエタン(HFC−143a)、ペンタフルオロエタン(HFC−125
)、およびフルオロエタン(HFC−161)からなる群から選択され;前記ヒ
ドロクロロフルオロカーボン類は、クロロジフルオロメタン(HCFC−22)
からなる群から選択され;前記ヒドロクロロカーボン類は、塩化メチル(HCC
−40)からなる群から選択され;および前記酸化物類は、二酸化炭素(CO2 )および亜酸化窒素(N2O)からなる群から選択されることを特徴とする請求 項22の方法。 - 【請求項24】 3フッ化窒素(NF3)またはテトラフルオロメタン(P FC−14)は、不純物を実質的に持たずに回収されることを特徴とする請求項
15、18、19、または20の方法。 - 【請求項25】 3フッ化窒素(NF3)またはテトラフルオロメタン(P FC−14)は、フッ素化された不純物を実質的に持たずに回収されることを特
徴とする請求項15、18、19、または20の方法。 - 【請求項26】 3フッ化窒素(NF3)は、テトラフルオロメタン(PF C−14)を実質的に持たずに回収されることを特徴とする請求項15、18、
19、または20の方法。 - 【請求項27】 3フッ化窒素(NF3)は、10ppm−モル濃度未満の 不純物を含有して回収されることを特徴とする請求項25または26の方法。
- 【請求項28】 3フッ化窒素(NF3)は、10ppm−モル濃度未満の テトラフルオロメタン(PFC−14)を含有して回収されることを特徴とする
請求項25または26の方法。
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