JP2001522283A - シェービングシステム及びホイル - Google Patents

シェービングシステム及びホイル

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JP2001522283A JP54661598A JP54661598A JP2001522283A JP 2001522283 A JP2001522283 A JP 2001522283A JP 54661598 A JP54661598 A JP 54661598A JP 54661598 A JP54661598 A JP 54661598A JP 2001522283 A JP2001522283 A JP 2001522283A
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パックハム,チャールズ,シー.
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    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
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Abstract

(57)【要約】 シェービングカッター(111)は、凸状の楕円領域(116a)及び双曲線領域(116b)を有する皮膚係合表面(116)を含む。楕円領域は、放物線の移行領域(117)に沿って、双曲線領域に結合する。好適には、表面領域のうちの少なくとも1つは、穿孔されている。加えて、凹状の放物線裾部領域(114)は双曲線領域から垂れ下がってもよく、一方、凸状の放物線裾部領域(115)は楕円領域から垂れ下がってもよい。シェービングカッターを製造する方法もまた、記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】 シェービングシステム及びホイル 技術分野 本発明は、シェービングカッター例えばホイル、シェービングシステム、及び シェービングカッターを電気鋳造する方法に関する。 背景技術 「数学のVNRコンサイス百科事典」の第2版(ISBN0−442−205 90−2)568及び569頁において説明されているように、点Pでの曲面の ガウス(Gaussian)曲率が値k(P)を有するならば、次の3つのケー スは区別される:すなわち、 1.k(P)>0、点Pが楕円と呼ばれるとき; 2.k(P)<0、点Pが双曲線と呼ばれるとき;及び 3.k(P)=0、点Pが放物線と呼ばれるときである。 この形式的な分類は、表面形状に近接した連結部を有する。例えば、円環面上 で内側に向かう点は双曲線であり、外側に向かう点は楕円である。これら2組の 点は、放物線の点から成る2つの円によって互いに分離される。 楕円体は楕円の点だけを有し、鞍部表面は双曲線の点だけを有し、環状の円筒 は放物線の点だけを有する。 この明細書において、便宜的に、楕円の点を含んでいる表面領域を楕円表面領 域と呼び、双曲線の点だけを含んでいる表面領域を双曲線表面領域と呼び、放物 線の点だけを含んでいる表面領域を放物線表面領域と呼ぶ。 振動ドライシェーバーのための従来のシェービングホイルは、ほとんど必ず放 物線表面だけを提供する。例外は、楕円表面を有するホイルを記述するJP−A −7−646(日本国特許出願第5−143093号)である。ベース部材は、 レジストを金属の平らなシートに塗布し、レジストをパターニングした後に金属 シートを延伸プロセスにより金属シートを変形することにより形成される。この 方法は、初めの平らなシートが過度に変形され、レジスト層にクラッキングが生 じるという事実によって制限される。 本出願人自身の出願によるWO93/19887は、シェーバーのために孔あ きホイルを製造する方法が記述され、可撓性電気絶縁基体上に支持された薄い金 属ホイルは、パターニングされた後、電着又は無電界法により厚さを付与される 。記述された金属ホイルをパターニングする1つの方法は、電気シェーバーホイ ルのパターンの写真アートワークを使用し、ホトレジストを露光、現像する前に 、電気泳動によりフィルムをコーティングすることを伴う。ホトレジストの現像 後に露出される金属は、硫酸及び過酸化水素の溶液内でにおいて除去される。次 いで残っているフォトレジストは除去され、金属パターンが形成された可撓性絶 縁基体が残る。本明細書は、この技術を複雑な三次元形状の電鋳に適用する提案 は含まない。 本明細書において、「シェービングカッター」の表現は、ホイルと見なすのに 十分薄いか否かに関わらず、ホイルのようなカッターを示すために使用される。 いつも剃られる人体の表面領域は一般に曲がっていて平坦でないが、既知のシェ ービングシステムは曲がった表面のために最適化されていない。 本発明の目的は、シェービングカッター例えばホイル、及び人体の湾曲部位を 剃るのにより適合したシェービングシステムを提供することである。 発明の開示 本発明の第一の局面によれば、凸状の楕円領域及び双曲線領域を有する皮膚に 係合する表面を含むシェービングカッターが提供される。 好適には、楕円領域は、滑らかに双曲線領域と結合する。 1つの実施形態において、凹状放物線の裾部領域は双曲線領域から垂れ下がり 、凸状放物線の裾部領域は楕円領域から垂れ下がる。好適には、凹状及び凸状の 裾部領域は、同心である。 カッターはさらに、楕円領域及び双曲線領域で滑らかに結合する一対の凸状楕 円端部の頬部を備えていてもよい。 本発明の第二の局面によれば、放物線又は楕円である凸状の第一の領域、放物 線又は双曲線である第二の領域及び第一及び第二の領域が滑らかに結合する第一 及び第二の凸状楕円端部ゾーンを提供する皮膚係合表面を有するシェービングカ ッターが提供される。 それぞれの裾部領域は、第一及び第二の領域の各々から垂れ下がってもよい。 上記実施形態の何においても、第一及び第二の領域は、好適には穿孔されている 。裾部領域が提供される所で、これらはまた穿孔されていてもよい。所望により 、裾部領域は、細長い髪捕獲スロットを備えていてもよい。 本発明の第3の局面によれば、シェービングカッターは、第一の曲がった皮膚 係合表面領域と、第二の曲がった皮膚係合表面領域とを備え、第二の表面領域は 第一の表面領域と継ぎ目なく結合するシェービングカッターが提供され、第一の 表面領域が第一の曲率半径で凹部を形成する第一の曲線に沿って第一の表面領域 を横切り、かつ、第二の表面領域が第一の曲率半径より大きい第二の曲率半径で 凸部を形成する第二の曲線に沿って第二の表面領域を横切る断面が存在する。 本発明の第4の局面によれば、シェービングカッターは、2つの直交する湾曲 平面を有し1つの平面で凹部を形成する第一の表面領域と、2つの直交する湾曲 平面を有し両平面で凸部を形成する第二の表面領域とを備え、第一の表面領域は 第二の表面領域と継ぎ目なく結合している。 本発明の第5の局面によれば、前記第一、第二、第三、第四の局面によるアウ ターカッターと、アウターカッターに適合しアウターカッターの下で振動するよ うに取り付けられたアンダーカッターと、前記振動運動をアンダーカッターに与 える駆動手段を備える。 本発明の第6の面によれば、電気鋳造によるシェービングカッターの製造方法 が提供され、 a)電気泳動フォトレジストのコーティングを、非ゼロガウス曲面を有し導電 性を有する基体に電流を印加することによりこの基体に施す工程と、 b)基体の形状にほぼ従うマスクを通して、フォトレジストが適当な電磁放射 線源に露光される工程と、 c)フォトレジストが現像される工程と、及び d)フォトレジストで覆われていない基体の導電性表面領域に金属層が電着さ れる工程とを含む。 図面の簡単な説明 発明をより理解するために、添付の図面を参照して、本発明をさらに詳細に説 明する。 図1は、複数のディメンションに曲がったシェーバーホイルを示す概略等大図 である。 図2は、図1のシェーバーホイルを示す平面図である。 図3は、図1及び2のシェーバーホイルを示す側面図である。 図4は、Z−Z線に沿った断面図である。 図5は、ホイルの曲がった各側面にトリマーが設けられたシェーバーホイルの 平面図を示す。 図6は、図5のシェーバーホイルの側面図を示す。 図7は、図5のシェーバーホイルの側面図を示す。 図8は、図1〜3のシェーバーホイルの曲面を組み入れたシェーバーヘッドを 示す等大分解図である。 図9は、アンダーカッターの動きを示す図8のシェーバーヘッドの底面図であ る。 図10は、曲がった端部側面を有する直線状シェーバーホイルを示す。 図11は、図10のA−A線に沿った縦方向の断面図である。 図12は、図11のB−B線に沿った断面図である。 図13は、シェーバーユニットの各々が直線状である3つのヘッドを備えたシ ェーバーヘッドデザインを示す。 図14は、図13のY−Y線に沿った縦方向の断面図である。 図15は、図14のZ−Z線に沿った断面図である。 図16は、3つのシェーバーユニットを有し、そのうち1つは曲がったヘッド であるシェーバーヘッドを示す。 図17は、図16のシェーバーヘッドを示す側面図である。 図18は、図17のZ−Z線に沿った断面図である。 図19は、3つのシェーバーユニットを有し、そのうち2つは曲がったヘッド であるシェーバーヘッドをさらに示す。 図20は、図19のシェーバーヘッドの側面図である。 図21は、図20のZ−Z線に沿った断面図である。 図22は、本発明の他の実施形態によるシェーバーホイルの分解図を示す。 図23は、図22のシェーバーホイルの組立てられた等大図を示す。 図24〜26は、ホイルマスク製造プロセスにおける3つのステップ(工程) を示し、図24は形づくられたマンドレルを示し、図25は図24のマンドレル 上に必要なホイルパターンのエッチングを示し、図26はマンドレル上にマスク を電気鋳造するステップを示す。 図27は、図26に示されるように形成されたホイルマスクの透視図を示す。 図28は、図1及び2のシェーバーホイルを形成するために使用するマンドレル の等大図を示す。 図29は、電気鋳造された部材を有する図28のマンドレルの等大図を示す。 図30は、図28のマンドレルをフォトレジストでコーティングする装置を示す 。 図31は、マスクを通してフォトレジストを露光する装置を概略的に示す。 図32は、フォトレジストを現像する装置を示す。図33は、マンドレルの露 出部分に金属層を電着させる装置の概略図である。 発明を実施するための最良の形態 曲がった「バナナ形」にシェーバーホイルを製造することは、特に人体の曲が った部位におけるシェービング効果を増大することが今や認められた。 「バナナ形」の利点は、シェーバーホイルが人体、特にわきの下や足の領域の 異なる輪郭を剃るために使用できる凹面及び凸面を有すると同様に、その長さ方 向に沿って曲がっていることである。 より正確には、形状は、平らな、凹状の及び凸状のシェービング表面を提供す る連続的に変化する表面湾曲の輪郭を提供する。従って、特にわきの下、足、首 、 顎骨及び上唇のような難しい領域において、人体の輪郭に適合する改良された能 力を提供し、改良されたシェービング性能を与える。 数学的に言えば、ホイルは、表面の点が楕円である第一の領域及び表面の点が 双曲線である第二の領域を有する。 表面の凹部及び凸部は、顔の特別な領域に部分的に最適化されるホイル開口形 状を可能にする。 ホイルはまた、曲がった「バナナ形」の有無に関わらず、「包み込む」端部頬 部を備えても良く、これによりシェービングの快適さを提供する。 ここで、図1〜3を参照すると、バナナ形状のホイル111は、閉じた凸状の 楕円端部頬部112及び113を有して示されている。 図1に示すように、ホイル111は頂部表面116を含み、これは第一の領域 116a及び第二の領域116bにライン117によって想像上で分割される。 第一の領域116aにおける全ての点は楕円であるのに対し、第二の領域116 bにおける全ての点は双曲線である。2つの領域116a及び116bは、ライ ン117で一致する放物線の点のラインに沿って、滑らかに継ぎ目なく一緒に結 合する。 凸状の第一の側裾部115は、第一の領域116aから垂れ下がり滑らかに継 ぎ目なく結合するのに対し、凹状の第二の側裾部114は第二の領域116bか ら垂れ下がり滑らかに継ぎ目なく結合する。 第一及び第二の側裾部の点は、放物線状である。放物線状の端裾部118及び 119は、それぞれの端頬部112及び113に滑らかに継ぎ目なく結合し、従 って互いに結合する側裾部114及び115にも滑らかに継ぎ目なく結合する。 頂部表面116は、細長でない開口を有し、開口の寸法は慣用のシェーバーホイ ルでは、例えば400〜800mmの直径を有する。同心の凹状及び凸状の側面 裾部114及び115はまた、従来のサイズの髪を受容する開口を備えていても よい。しかしこれらは、より長い髪の改良された捕獲のために、細長い髪の捕獲 スロットを備えていてもよい。そのような細長いスロットは、代表的には200 0mm(最大値)×200mm(最小値)の寸法を有してもよい。ホイルは、1 片の部材から電鋳によって製造され、そのベースは開口している。その形状の ために、ホイルは長さ方向に弓形のバナナのような中心線(センターライン)を 有し、ホイルはドーナツ状の一部であってもよい。 ドーナツ状の一部が使用される所で、環状の中心線は50mmの半径を有して もよい。トロイドの本体は、単一のホイルデバイスについて、便宜的に約12m mの直径を有してもよい。これらの寸法は、56mmのトロイドの外径を与える 。この外径は、約20mm未満であってはならない。 図4は、ホイルを通した断面図を示し、曲がったアンダーカッター41を可能 とし、その駆動手段42が見られる。これらの部材は、図8及び図9に関して更 に詳細に記述される。 図5は、曲がったホイル111がその凸状側面裾部に曲がったトリマー51が どのように設けられるか、さらに、凹状の側面裾部に曲がったトリマがどのよう に設けられるかについて示す。凹状の裾部上のトリマ52は、図6の側面図でよ り明らかに見える。図7を参照すると、ホイル、アンダーカッター41及び2つ のトリマ51及び52を通した断面図が示される。図7に概略的に示すように、 トリマ51及び52は本質的に既知の方法において伸張性があり、かつ矢印71 の方向に格納できる。 図8は、図1〜4において示されるシェーバーヘッドの部品の分解等大図を示 す。ホイル111は、直立した側壁82を有するベースプレート81に受容され 支持される。ホイル内には、それぞれコイルスプリング85及び86によってア ンダーカットベースプレート84上に取り付けられた弓形のアンダーカッター8 3を備えている。各ベースプレート81及び84は、アンダーカッター83に係 合して必要な振動運動をする駆動ピンが延びて貫通する中央開口を有する。 駆動運動が実現される方法は、図9により良好に示されている。図9は、図8 のシェーバーヘッド80を通る断面図を示す。図示するように、曲がったアンダ ーカッター83はベースプレート831に取り付けられた羽根832を有し、駆 動スロット91はベースプレート831を横断して延びる。カム駆動ピン92は 、駆動スロットに係合し、矢印93で示すように回転し、従って、キャリア83 1及びアンダーカッターは矢印94及び95の方向に往復運動する。 図10〜12は、放物線状のシェービング表面及び閉じた楕円状の端部頬部1 01、102を有する直線状シェービングホイル100を含む、本発明の改良さ れた実施形態を示す。図11は、図10のA−A線に沿った長さ方向の断面図を 示す。図11は、実質的に従来の方法で構成されたアンダーカッター118を示 す。図12は、図11のB−B線に沿った断面図である。 図13〜15は、3つのシェービングユニット131、132及び133を有 するシェービングヘッドを示す。より小さい直径を除いて、各シェービングユニ ット131、132は、図10〜12に示すデザインによって構成され、一方、 中央シェービングユニット133は既知のデザインによるロングヘアーカッター である。シェービングユニット131及び132は、通常短い髪を剃るために構 成される。 図16〜18は、3つのシェービングユニット161、162及び163を含 む他のシェービングシステムを示す。シェービングユニット161は、図10〜 12のデザインに従って構成され、一方、シェービングユニット162は、図1 、4、8及び9のデザインに従って構成される。各シェービングユニット161 及び162は、比較的短い髪を剃るために設計される。しかし、中央のシェービ ングユニット163は、より長い髪を切断するために設計される。曲がったショ ートヘアーユニット162の形状に従うために、ユニット外側のカッターの羽根 が各端部に向かって延長されている点で、カッター163はより長い髪用の既知 のカッターと異なる。しかし、アンダーカッターは、直線的に往復運動するため に駆動される。 図19〜21は、3つのシェービングユニットを含む他の実施形態を示し、2 つの外側のユニット191及び192は各々図1〜4、8及び9に示すデザイン に従って構成され、長い髪を剃る中央のユニット193は2つのショートヘアー カッター191及び192に適合するために採用されるアウターカッターの形状 を有する。再び、ユニット193のアンダーカッターは直線的に往復運動するた めに駆動される。しかし、弓形のアンダーカッター及び弓形の経路上の動きも可 能である。 図22及び23は、図1〜4のホイルの変形例を表すホイル281を示し、端 面頬部112及び113は省略され、ホイル281は端部が解放されている。こ れにより、幾分構造的な堅牢性は減少する。従って、ホイル281の側面裾部に 開口285、286を結合するために、側面の突起283、284を有する合成 プラスチック材料のフレーム282に、ホイルが取り付けられる。上述のホイル は別個な側面裾部114、115、頂部領域116及び(どこかに提供される) 端部領域112、113で示されているが、側面裾部114、115が頂部領域 116とは別であることは重要でない点に留意する必要がある。ホイルが中心線 の長さ方向に垂直な断面の半円であることも、等しく可能である。 図1〜23に示す整形されたホイルは、図24〜33に示す電気鋳造方法を使 用して構成してもよい。 電気鋳造されたシェービングホイルは、次のステップによって調製される: (a)図30の装置を使用して通電し、非ゼロGaussian曲面の導電性 表面を有する図28のマンドレル261のような整形された基体に、電気泳動フ オトレジストのコーティングを施す。 (b)図27により詳細に示されマンドレルの形状に近い形状のマスク242 を介し、例えば図31の装置を使用して、フォトレジストは適当な電磁放射源に 露光される。 (c)続いて、例えば図32の装置を使用して、フォトレジストは現像される 。及び (d)例えば図33の装置を使用して、マンドレルのフォトレジストがコーテ ィングされていない導電性表面領域に、金属層が電着される。 写真画像マスクを介してフォトレジストを露光するフォトリソグラフィを使用 する試みが成されてきたが、非ゼロGaussian曲面を有する複雑な表面を 電気鋳造することは、以前は困難であった。しかし、従来のフォトレジストは、 通常液体として適用され、従って、フォトレジストの局部的な連続性は、ほとん ど又は全く制御されない。これは二次元の平らな表面では満足できるかもしれな いが、フォトレジストが複雑な三次元形状に適用される場合には、困難を引き起 こす。現在のドライフィルムフォトレジストは、複雑な形状表面上への適用には 適していない。 この問題は、電気泳動のフォトレジストの使用によって取り扱うことができる 。 そのようなレジストは、電流を流すことによってマンドレルに適用することがで きる。また、フォトレジストは基体に堅固に付着するだけでなく、均一な厚さも 実現する。フォトレジストは非電導性であるので、厚さは自己制御式である。し たがって、必要な厚さが達成されるとき、通電は終了し、堆積プロセスは制止さ れる。それにもかかわらず厚さは、溶液温度、電流密度、電圧及び堆積時間の調 整によって、制御されてもよい。従ってこのようなフォトレジストは、マンドレ ルの形状にかかわりなくマンドレル全体を均一な厚さのフィルムでコーティング する利点を有する。 電気泳動のフォトレジストは、フォトレジスト溶液に浸漬される2つの電極間 に電流を流すことによって、基体に施される。電極の1つは、コーティングされ る基体であり、陽極でも陰極でもよい。フォトレジストフィルムの厚さ及び連続 性は、適用される時間の長さ及び電圧に影響を受ける。時間が長すぎると、ガス の気泡の発生により膜は多孔質となり、時間が短すぎると、膜は完全に形成され ず再び多孔質となる。しかし、フォトレジストが正しく堆積するならば、従来の フォトレジストより改良された接着性を持つ均一な厚さの細孔のないコーティン グが提供される。 更により詳細に図面を参照すると、図30は導電性のロッド2で支持された三 次元のマンドレル261を示す。図31は、マンドレル261、マスク242及 び透明キャップ4を示す。 三次元のマンドレル261は、ステンレス鋼から2次元又は3次元に曲がった 所望の形状に機械加工される。電気鋳造により堆積される表面は、欠陥を除去す るために研磨される。黄銅又は適当な他の材料は、マンドレルの代わりに使用で きる。また、導電性表面被覆例えば薄い銀コーティングを備えたプラスチック材 料で作られていてもよい。 マスク242は、銅又は他の適当な成形し易い金属例えば銀から製造されても よい。あるいは、マスクは適当なマンドレル上に真空成型によってポリエステル 層を形成してもよい。好適にはパースペックスであるキャップ4は、後述する露 光工程において、マスクを受容するマンドレル261の形状に正確に適合する内 部キャビティを有する。 電気鋳造されるホイルを製造する1つのプロセスは、図30〜33を参照して 概説される。 陽極及び陰極電気泳動のフォトレジストは、共に入手できる。ここで、成形さ れた表面のマンドレル261を、電気泳動のフォトレジスト、例えばLVHコー ティング社(Coleshill、バーミンガム、英国)によって製造されるD V−191(商標名)で陰極的にコーティングされる。マンドレルにフォトレジ ストの良好な接着性を確保するために、適当な前処理ステップが使用され、例え ば酸洗浄剤及び水洗試薬が使用される。 次いで、フォトレジストは、図30の装置を使用して適用される。カソードと して結合されたマンドレル261及び2つのアノード21は、ウォーターバス2 4中に保持されたタンク23内の電気泳動フォトレジスト22中に浸漬される。 フォトレジストは光に敏感なので、フォトレジストの貯蔵及びフォトレジスト基 体に施す全ての操作は、和らげられた照明の中で実行されなければならないと認 められる。次いで、コーティングされたマンドレルは、水洗試薬で完全に水洗さ れ乾燥される。 フォトレジストが乾燥され冷却された後、キャップ4内で保持されている予め 成形された銅又はポリエステルマスク242は、図31に示すように、マンドレ ル261上に配置される。組立は、適当な放射線、例えばライトボックス32内 の光源31からの紫外光を、フォトレジストが完全に露光されるように照射する ことによって処理される。ライトボックス及びマンドレルが所望領域全体を同時 に露光される設計となっていない場合は、マンドレルをひっくり返して再露光す ることが必要である。 照射ステップの後、マスク及びキャップはマンドレルから取り外される。次い でフォトレジストは、図32に示すように現像され、三次元のマンドレル上にマ スクの詳細な負のフォトレジスト像が生成される。現像の後、マンドレルは再び すすぎ洗いされ、次いで高い温度で処理される。処理はまた、適当な電磁放射線 源に照射することによって達成される。 フォトレジストの現像に続く全操作は、通常の照明下で実施できる。 フォトレジストの現像層が施されたマンドレルは、電気鋳造する前に前処理を しなければならず、引き続いて堆積されたニッケル層が良好で、ニッケルがフォ トレジストによって与えられたパターンに十分に従い、マンドレルから容易に分 離されることを確実にする。開放の容易さは、例えば重クロム酸塩又は他の酸化 剤を使用して表面不動態化処理を施し、又は浸漬し、又は電気分解の前処理を行 うことにより達成される。 前処理に続いて、金属層は、図33に示すような適当な電解液51を使用して 、マンドレル上に電気鋳造される。 ホイルマスクの製造は、図24、25及び26に示されるステップに関して記 述される。 最終的な電気鋳造における所定寸法の開口例えばシェーバーホイルの髪捕獲開 口を形成するのが望ましい場合、マスク内の対応する開口は、必要な最終寸法よ り幾分大きくしなければならない。100μmの厚さのシェービングホイルを作 る場合、マスク開口は最終製造物の所望寸法より約200μm大きくすべきであ ることが分かる。例えば、直径600μmのシェービングホイル開口を形成する ためには、800μmのマスク開口直径が必要である。 ホイルにおける開口に関しては、そのサイズは多くのファクターに依存し、こ のファクターは、開口の目的(すなわちシェービング又はロングヘアトリミング) ;ひげ剃りにいくつのシェービングヘッド(ホイル)が存在するか;ホイルの形 状、サイズ及び厚さ;及び皮膚に貫通するのを制限し動いているアンダーカッタ ーの刃が接触するのを防ぐ付加的な保護部材が使用できるかを含む。開口サイズ の選択は、妥協によって行われ、穴が大きくなればなるほど、髪(望ましい)及 び皮膚(望ましくない)を『捕らえる』ことは困難となる。残念なことに、大き いが必然的により少し穴は、切断動作が起こる開口バーの数が減少するため、切 断効率は劣る結果となる傾向にある。従って開口は、予期される最も長い髪を収 容するために大きくなければならないが(例えば24時間の髪の成長は400〜 600ミクロン)、特にホイルが薄いか又はすり切れているとき、より過大な皮 膚貫通に終わるか、各カッター動作の間に利用できる切断動作を著しく減少する ので、開口は余りに大きくてはならない。 より現実的には、最大及び最小の開口寸法、例えば2.0×0.2mmは、 不規則なシェービング開口パターンであるため不合理な限界ではなく、直径0. 6mmに向かう傾向がより均一な形状となる。 より過大な皮膚の貫通を防ぐために『保護された』ロングヘアカッティング開 口のために、サイズを制限する必要は、決定的なものではない。おそらく、主要 な考察は、開口幅(カッターの動き方向)を確保することであり、この開口幅は 、カッター刃に関連して、カッティング動作を提供する利用できる開口バーの数 を著しく減少するほど大きくはない。したがって、最小開口寸法は普通のシェー ビング開口と同様であるが、外見上の長さは2.0mmを上回る。 図24を参照すると、マスクマンドレル222は、ステンレス鋼又はプラスチ ック原料のような適当な材料から作られる。 ステンレス鋼でできているとき、表面は電気泳動のフォトレジストを適用する ので、高度に反射する欠陥−自由表面を与えるために研磨すべきである。 次に、6つの軸テーブルを備えたエキシマレーザは、フォトレジストに必要な マスクのパターン231を除去するために使用され(図25)、銅マスクが電気鋳 造される、露光されたステンレス鋼を含む必要なマスクパターンが得られる。マ スクがプラスチック材料である時、それはフラッシュ銀コーティングを備えてい る。必要なパターンは、必要なマスクと同様に、銀から負のパターンを除去する ことによって作製され、導電性の銀のパターンを残す。 一旦パターンがエッチングされると、図26に示すように、マンドレルがベー スプレート241に支持され、マンドレルのエッチングされた表面上に必要なマ スク242が電気鋳造される。マンドレルが銀コーティングを備えたプラスチッ ク材料の部位で、電気鋳造物がパターン化された銀層上に堆積されると認められ る。マンドレルが電気泳動のフォトレジストで覆われたステンレス鋼である部位 で、マスクパターンはステンレス鋼表面の露光された部分の上に堆積される。図 26もまた、243で切断されたマスクの一端が示されており、マンドレルの表 面上にマスク材料積み重ねられていることを示す。 マンドレルがステンレス鋼である場合、次のステップによってマスクを電気鋳 造により調製できる: 1.1 「Sturcal」(商標名)チョークで軽く擦りむく; 1.2 脱イオン水ですすぐ; 1.3 冷酸クリーナーに30秒間浸ける; 1.4 脱イオン水で30秒間すすぐ; 1.5 冷アルカリクリーナーに30秒〜3分間浸ける; 1.6 脱イオン水で30秒間すすぐ; 1.7 冷酸クリーナーに60秒間浸ける; 1.8 脱イオン水で30秒間すすぐ。 マンドレルが銀スプレーされたプラスチック材料である場合、「Sturca l」(商標名)で擦りむくことは行わない。これは、擦りむくことが除去されたパ ターンの完全性を崩壊させるかもしれないためである。柔らかいクリーニングだ けが可能であるので、銀コーティングはできるだけ汚染物がないように保つこと を確実にすることに注意しなければならない。これは、次のステップによって達 成できる: 2.1 マンドレルを冷アルカリクリーナーに30秒〜2分間浸ける; 2.2 マンドレルを脱イオン水で30秒間すすぐ; 2.3 マンドレルを冷酸クリーナーに20秒間浸ける; 2.4 マンドレルを脱イオン水で30秒間すすぐ。 両方の場合において、マンドレルを5%の重クロム酸カリウム溶液に浸すこと によって、利益が得られる。この処理は、マンドレルから電気鋳造が分離するの を容易にする不動態化層を提供する。 次いで、マスク242は、以下のように電気鋳造できる。マンドレル上の良好 な金属分布を確実にするために、電気鋳造時にマンドレルを鉛直軸の周りに回転 することが有益であることに注意されたい。電気鋳造は、次のステップによって 実行される: 3.1 弱い酸電気鍍金溶液から、銅のパターンを電気鋳造し、酸電気メッキ 溶液は硫酸銅(II)200g/l、塩化銅(II)10g/l、硫酸(SG1 .84)30ml/lを含み、室温で陰極電流密度55mA/cm2で40分間 電気鋳造する; 3.2 電気鋳造物を脱イオン水中で30秒間すすぐ; 3.3 マンドレルから電気鋳造物を剥離する。 マスク242の調製に続いて、第2の磨かれたマンドレル261が、図30の 装置を使用して電気泳動フォトレジストを適用することにより、以下に記載する ステップのように調製される: 4.1 「Sturcal」(商標名)研摩剤チョークのスラリーで擦ることに よって、マンドレル261を清浄にする; 4.2 脱イオン水で30秒間すすぐ; 4.3 20〜65°で60〜180秒間、好適には60°で2分間マンドレ ルを熱アルカリクリーナー(例えば「Neutraclean」(商標名))に浸 ける; 4.4 マンドレルを30秒間すすぐ; 4.5 20〜30℃で15〜180秒間、好適には20℃で1分間マンドレ ルを冷酸クリーナーに浸ける; 4.6 マンドレルを30秒間すすぐ; 4.7 25〜40℃で60〜180秒間、好適には28℃で1分間マンドレ ルを「RinseAid」(商標名)に浸ける; 4.8 25〜40℃で60〜180秒間、好適には28℃で1分間マンドレ ルを「PermeateRinse」(商標名)に浸ける; 4.9 20〜60℃、好適には25℃で60秒間マンドレルを「DV−19 1」(商標名)電気泳動フォトレジスト22に浸す; 4.10 アノード21とカソードとしてのマンドレル261との間に、30 Vの電圧で30Aを45秒間印加する;(この処理の間、電流は約0.0〜0. 2Aまで減少することに注意されたい。) 4.11 25〜40℃で5〜180秒、好適には28℃で10秒間コーティ ングされたマンドレル261を「PermeateRinse」(商標名)に浸け る; 4.12 25〜40℃で5〜180秒間、好適には25℃で10秒間マンド レルを「RinseAid」(商標名)に浸ける; 4.13 脱イオン水でマンドレルを30秒間すすぐ; 4.14 60〜140℃で10〜30分間、好適には130℃で20分間オ ーブンで乾燥する; 4.15 マンドレルを放冷する。 図31に示すように、図24〜26に記載された方法によって製造されたマス ク242は、次にPerspexキャップ4に取り付けられ、フォトレジストに 紫外線照射により完全に露光するのに十分な時間、ライトボックス32〜の光源 31から紫外光を全体に露光する前に、フォトレジストでコーティングされたマ ンドレル261に適用される。次いで、露光されたフォトレジストは、現像され る。このプロセスは、次のステップに従って実行される: 5.1 コーティングされたマンドレル261は、1350mJ/cm2を達 成するのに十分な時間、マスク242を介して紫外線が365nmで露光される ; 5.2 図32に示すように、20〜50℃、好適には26℃でマンドレルパ ターンを「Developer」(商標名)41内で開口パターンがちょうど見え るまで現像する;要した時間を記録し、同じ時間浸漬を続ける; 5.3 マンドレル及びフォトレジストを脱イオン水で完全にすすぐ; 5.4 160〜200℃で20〜30分間、好適には180℃で25分間フ ォトレジストを硬化する; 5.5 放冷する; 5.6 ステップ5.4及び5.5に代わりに、フォトレジストはそれ以上の 硬化を達成するために、十分なエネルギー密度を達成するのに十分な時間、紫外 線を露光することができる; 図27は、ホイル開口パターン243を有するマスク242を示す。図28は 、フォトレジストがコーティングされ研磨され、マスク242を受容する準備が できたマンドレル261を示す。 現像されたフォトレジスト層を有するマンドレル261は、続いて以下のよう に電気鋳造される: 6.1 研摩剤チョーク(例えば「Sturcal」(商標名))のスラリーで 擦ることによって、マンドレルを清浄にする; 6.2 マンドレルを脱イオン水中で30秒間すすぐ; 6.3 ステップ4.5の場合のように、マンドレルを冷酸クリーナー中に浸 す; 6.4 脱イオン水中でマンドレルを30秒間すすぐ; 6.5 ステップ1.5の場合のように、マンドレルをアルカリクリーナー中 に浸す; 6.6 マンドレルを脱イオン水中で30秒間すすぐ; 6.7 ステップ4.5の場合のように、マンドレルを冷酸クリーナー中に浸 す; 6.8 マンドレルを脱イオン水中で30秒間すすぐ。 次に、電気鋳造操作は、図33の装置を使用して実行される。図33は、導電 体ロッド2上のカソードとしてのマンドレル261、アノード52、ヒーター5 3及び攪拌機54を示し、これらは全てタンク55内に収容されている電解液5 1中に保持されている。 最終的な電気鋳造物のマンドレルからの分離は、電気鋳造操作の前に浸漬ステ ップを含めることによって容易となる。浸漬ステップは、可溶性の重クロム酸塩 又は他の適当な酸化性溶液中の化学薬品かあるいは電気化学薬品でもよい。ヘッ ドの電気鋳造は、60℃のスルファミド酸ニッケル浴中、カソード電流密度30 −60mA/cm2で90〜180分間実施される。電気鋳造操作に続いて、図 29に示されるように、シェービングホイル271がマンドレル上で家伊勢され る。次いで、電気鋳造物はマンドレルから取り外されてアンダーカッターアッセ ンブリに取り付けられ、上述したシェービングシステムが形成される。 不動態化前処理プロセスは、マンドレルからホイルを取りはずす操作を容易に する。 電気鋳造金属の膨張係数と異なる膨張係数を有するマンドレルを使用すること は、有益である。一旦電気鋳造物が生成すると、異なる膨張又は収縮率を有する 電気鋳造物及びマンドレルは、そのままで加熱又は冷却されことにより、マンド レルから電気鋳造物が離れるのが助けられ、分離が容易となる。 厚さの分布は、所望により、電気鋳造時に電流密度分布を均一にするために、 研磨の使用により変更又は改善することができる。代わりに、適当なマスクによ りマンドレルをスクリーンして、電気鋳造時に電流分布を均一にすることもでき る。 三次元の電気鋳造物の成功は、適当なマンドレルを製造すること及び適当なマ スクの製造に依存する。マスクは、バーの幅が最終生産物のそれより小さい。さ らに、マスクはマンドレルから容易に取り外し可能でなければならない。比較的 単純な三次元の形状のために、従来の写真アートワークがマスクとして使用でき たが、形状が複雑である場合、必要な形状のためにこのアートワークを折り畳む 又は曲げることは不可能である。このような場合に、マスクは成形し易い金属、 好適には銅、銀、金、白金、パラジウム、ビスマス、カドミウム、インジウム、 鉛、タリウム、スズ又は亜鉛で形成してもよく、次いで、曲げられ、引き出され 又は他の機械的な成形によって、所望の形状に調製される。正確で紫外線に影響 されないマスクが開発されることができるならば、他のタイプのマスク例えばペ イント又はインキも使用することができ、又はポリエステルマスクはマンドレル 上に真空成形によって製造できる。 上記の方法に使用するために、次の原料は、示される供給元から入手してもよ い: 原料 供給元 1)Neutradean(商標名) Shipley社 2)RinseAid(商標名) LVHCoatings社 3)PermeateRinse(商標名) LVHCoatings社 4)DV−191(商標名) LVHCoatings社 5)現像剤 LVHCoatings社 6)Sturcal(商標名) RhonePoulenc社 Neutraclean(商標名)は、本質的にナトリウムメタ重亜硫酸塩水 溶液の商標品名である。 Rinse(商標名)は、乳酸を含んだエマルジョン安定化剤のための商標名 である。 DV−191(商標名)は、1−メトキシ−2−プロパノールエチレングリコ ールn−ヘキシルエーテル、アセトン及び乳酸を含んだ電気泳動フォトレジスト の商標名である。 「現像剤」は、DV−191(商標名)の製造業者によって供給される現像剤 であり、フォトレジストと共に使用される。 Sturcal(商標名)は、超微細な沈降炭酸カルシウムの商標名である。 上述の議論に基づいて、当業者は上述のデバイス及び方法の種々の変形や代替 を当然に案出するであろう。次の請求の範囲の範囲内での全て変形や代替は、本 明細書の主題である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CN,JP,U S

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.凸状の楕円領域(116a)及び双曲線領域(116b)を有する皮膚係合 表面(116)を含むシェービングカッター(111)。 2.前記楕円領域は、前記双曲線領域と滑らかに結合する請求項1に記載のシェ ービングカッター。 3.前記楕円領域は、放物線移行領域(117)に沿って前記双曲線領域と結合 する請求項2に記載のシェービングカッター。 4.表面領域の少なくとも1つが穿孔されている前記請求項のいずれか1項に記 載のシェービングカッター。 5.凹状の放物線裾部領域(114)は、双曲線領域から垂れ下がる前記請求項 のいずれか1項に記載のシェービングカッター。 6.凸状の放物線裾部領域(115)は、楕円領域から垂れ下がる前記請求項の いずれか1項に記載のシェービングカッター。 7.凹状及び凸状の裾部領域は、同心である請求項5又は6に記載のシェービン グカッター。 8.前記又は各裾部領域は、穿孔されている請求項5〜7のいずれか1項に記載 のシェービングカッター。 9.前記又は少なくとも1つの裾部領域は、細長い髪捕獲スロットを備えている 請求項8に記載のシェービングカッター。 10.楕円及び双曲線領域とそれぞれ滑らかに結合する一対の凸状楕円端部頬部 (112、113)をさらに含む前記請求項のいずれか1項に記載のシェービン グカッター。 11.放物線又は楕円である凸状の第一領域、放物線又は双曲線である第二領域 、及び前記第一領域及び第二領域に滑らかに結合する第二の凸状楕円ゾーンを有 する皮膚係合表面を含むシェービングカッター。 12.裾部領域は、第一及び第二の領域の少なくとも1つから垂れ下がる請求項 11に記載のシェービングカッター。 13.前記表面領域の少なくとも1つは、穿孔されている請求項11に記載のシ ェービングカッター。 14.前記又は少なくとも1つの裾部領域は、穿孔されている請求項13に記載 のシェービングカッター。 15.前記又は各穿孔された裾部領域は、細長い髪捕獲スロットを有する請求項 14に記載のシェービングカッター。 16.第一の曲がった皮膚係合表面領域と、 第二の曲がった皮膚係合表面領域と、 前記第一の表面領域と継ぎ目なく結合する第二の表面領域とを含み、 前記第一の表面領域が第一の曲率半径で凹部を形成する第一の曲線に沿って前 記第一の表面領域を横切り、かつ、前記第二の表面領域が第一の曲率半径より大 きい第二の曲率半径で凸部を形成する第二の曲線に沿って前記第二の表面領域を 横切る断面が存在するシェービングカッター。 17.2つの直交する湾曲平面を有し1つの平面で凹部を形成する第一の表面領 域と、 2つの直交する湾曲平面を有し両平面で凸部を形成する第二の表面領域と を含み、第一の表面領域は第二の表面領域と継ぎ目なく結合するシェービング カッター。 18.前記アウターカッターに適合しアウターカッターの下で振動するように取 り付けられたアンダーカッターと、 前記振動運動をアンダーカッターに与える駆動手段とを含む前記請求項のいず れか1項に記載のシェービングシステム。 19.前記アウターカッターは弓形の長さ方向の中心線を有し、前記アンダーカ ッターはこれに対応した弓形である請求項18に記載のシェービングシステム。 20.少なくとも第一及び第二のシェービングユニットを備え、その少なくとも 1つは、請求項1〜17のいずれか1項に記載のアウターカッター及びこれに対 応するアンダーカッターを含む請求項18又は19に記載のシェービングシステ ム。 21.前記シェービングユニットの少なくとも2つは、請求項1〜17のいずれ か1項に記載のアウターカッター及びこれに対応するアンダーカッターを含む請 求項20に記載のシェービングシステム。 22.電気鋳造によるシェービングカッターの製造方法であって、 a)電気泳動フォトレジストのコーティングを、非ゼロガウス曲面を有し導電 性を有する基体に電流を印加することによりこの基体に施す工程と、 b)基体の形状にほぼ従うマスクを通して、フォトレジストが適当な電磁放射 線源に露光される工程と、 c)フォトレジストが現像される工程と、 及び d)フォトレジストで覆われていない基体の導電性表面領域に金属層が電着さ れる工程と を含む方法。 23.前記基体は、ステンレス鋼である請求項22に記載の方法。 24.前記基体は、導電性表面コーティングを有するプラスチック材料部材であ る請求項22に記載の方法。 25.前記マスクは、延長されていない複数の開口を備える請求項22〜24の いずれか1項に記載の方法。 26.前記開口は、それぞれ600〜800ミクロンの直径を有する請求項25 に記載の方法。 27.前記マスタは、延長された複数の開口を備える請求項22〜26のいずれ か1項に記載の方法。 28.前記開口は、長さ400〜2200μm及び幅400〜800μmを有す る請求項27に記載の方法。 29.金属層は、変化するリリーフパターンを有する請求項22〜28のいずれ か1項に記載の方法。 30.前記マスクは、延性のある金属例えば銅である請求項22〜29のいずれ か1項に記載の方法。 31.前記金属層は、基体の剥離又は分解により基体から分離される請求項22 〜30のいずれか1項に記載の方法。 32.請求項22〜31のいずれか1項に記載の方法を使用する三次元電気鋳造 マスクの製造方法であって、レーザーを使用するエッチングにより導電性表面パ ターンを形成する工程を含む方法。 33.前記導電性表面パターンは、フォトレジストを導電性基体コーティングし 、レーザーを使用してフォトレジストの部分を選択的に除去することにより形成 する請求項32に記載の方法。 34.前記導電性表面パターンは、導電層を電気的絶縁基体にコーティングし、 レーザーを使用して導電層の部分を選択的に除去することにより形成する請求項 32に記載の方法。 35.前記コーティングは、電気鋳造により所望厚さで施される請求項34に記 載の方法。 36.前記エッチング工程は、電気鋳造を使用する厚膜化工程の後に行われる請 求項34又は35に記載の方法。 37.前記コーティングは、前記基体から除去される請求項34、35又は36 に記載の方法。
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