JP2001521556A - 炭化水素転化方法 - Google Patents

炭化水素転化方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、約100℃超で沸騰する成分を有する炭化水素供給材料を蒸気分解された生成物に転化するための、統合した方法であって、前記供給材料を、約400psig〜約1,250psigの範囲内の圧力において、水素化処理ゾーンを通過させ、有機硫黄及び/又は窒素化合物の実質的に完全な分解を行う、前記水素化処理ゾーンからの生成物を、蒸気分解ゾーンを通過させる、及び、それから、水素及びC1−C4炭化水素類、蒸気分解されたナフサ、蒸気分解されたガス・オイル及び蒸気分解されたタール(ここにおいて、生成された蒸気分解されたタールの量は、水素化処理に供されていない原料炭化水素供給材料を基準にして少なくとも約15%低減されている)を回収する、ことを含む方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 炭化水素転化方法 本出願は、炭化水素転化方法に関する米国仮出願番号60/027,859( 1996年8月15日出願)及び同60/034,612(1996年12月3 1日出願)の出願の利益を請求する。発明の分野 本発明は、その後の蒸気分解(スチーム・クラッキング)における使用のため の炭化水素供給材料(フィードストック)の、品質を高める方法に関する。詳し くは、本発明は、水素化処理及びそれに付随する炭化水素供給材料中に含まれて いる不飽和及び/又は芳香族種(スピーシーズ)の部分水素化の適用と、水素化 処理された炭化水素供給材料の蒸気分解において、結果として得られる水素、C1 −C4炭化水素類、蒸気分解ナフサ及び蒸気分解ガス・オイルの収量の増加とそ れに付随する蒸気分解ガス・タールの収量の減少による、蒸気分解における使用 のための炭化水素供給材料の、品質を高める方法を説明する。発明の背景 蒸気分解は、石油化学の分野で広く知られている方法である。その方法の重要 な意義は、高温で、蒸気の存在下における炭化水素供給材料の熱分解による、C1 −C4炭化水素類、特に、エチレン、プロピレン及びブタジエン、の製造である 。一般に、蒸気分解方法は、S.B.Zdonik等による「エチレンの製造( Manufacturing Ethylene)」という標題の刊行物(オイ ル及びガス誌[Oil and Gas Journal]、1966−197 0年)において、良く説明されている。従来の蒸気分解装置のための典型的な液 体供給材料は、軽質ナフサから真空ガス・オイルの範囲に亘る、直留(バージン )供給材料と水素化処理された直留(バージン)供給材料である。エタン、プロ パン及びブタン等の気体の供給材料も、普通は、蒸気分解装置で処理される。 蒸気分解装置中での処理のための供給材料の選択は、(i)供給材料の入手可 能性、(ii)供給材料のコスト、及び(iii)その供給材料の蒸気分解によ って得られる予定収量を含む、幾つかの基準の関数である。供給材料の入手可能 性とコストは、主に、全世界的な供給と需要の問題の関数である。一方、所定の 供給材料の蒸気分解によって得られる予定収量は、その供給材料の化学的特徴の 関数である。一般に、価値の高いC1−C4炭化水素類、特に、エチレン、プロピ レン及びブタジエンの収量は、蒸気分解装置の供給材料が、エタン、プロパン及 びブタン等の気体の供給材料であるときに、最も高い。直留(バージン)又は水 素化処理直留(バージン)供給材料の蒸気分解における、価値の高い蒸気分解さ れたナフサと、価値の低い蒸気分解されたガス・オイル(SCGO)と特に価値 の低い蒸気分解されたタール(SCT)の収量は、供給材料の沸点範囲が上昇す るにつれて高まる。つまり、ナフサ、ガス・オイル及び真空ガス・オイル等の液 体供給材料の蒸気分解は、一般に、特に価値の低い蒸気分解された生成物、即ち 、蒸気分解されたタール、の割合がより大きいという状況をもたらす。加えて、 ナフサとガス・オイルを処理する蒸気分解設備は、これらの供給材料の蒸気分解 の結果としてもたらされる大容量の液体共生成物を処理するために、更なる資産 としての基礎となる設備を要求する。 その上、蒸気分解の最も望ましくない生成物、蒸気分解されたタール、の収量 は、熱分解ナフサ、熱分解ガス・オイル、接触分解ナフサ、接触分解ガス・オイ ル、コーカー・ナフサ及びコーカー・ガス・オイル等の低品質で水素不足で分解 された供給材料が処理されるときには、一般に、更に高い。低品質で水素不足で 分解された供給材料を処理して得られる、価値の高いC1−C4炭化水素生成物の 製造と比較して著しく高い価値の低い蒸気分解されたタール生成物の収量は、こ れらの供給材料が、蒸気分解装置内ではめったに処理されないためである。 接触水素化脱硫(硫黄の除去)、水素化脱硝(窒素の除去)及び水素化(オレ フィン類、ジオレフィン類及び芳香族類の飽和)は、石油精製分野ではよく知ら れている。水素化脱硫、水素化脱硝及び部分水素化は、Zimmermanによ って米国特許第4,619,757号に記載されているように、蒸気分解用供給 材料の品質を高めるために適用されてきている。この二段階の方法は、非酸性 (アルミナ)及び酸性(ゼオライト)両担体上の卑金属バイメタル触媒を使用し た。 Minderhoudらは、米国特許第4,960,505号で、先ず、水素 化脱硫及び水素化脱硝を行うために供給材料を前処理し、硫黄と窒素の混入がそ れぞれ1,000重量ppm未満及び50重量ppm未満の量である液状の生成 物を製造することによる、ケロセン及び燃料油供給材料の品質を高めるための方 法を説明した。その後、低不純物の炭化水素留分は、水素化に供され、高セタン 価の燃料油生成物を生じた。 Winquist等は、米国特許第5,391,291号で、先ず、水素化脱 硫及び水素化脱硝を行うために供給材料を前処理し、その後、得られた液状炭化 水素留分の水素化を行って高セタン価の燃料油生成物を製造することによる、ケ ロセン、燃料油及び真空ガス・オイル供給材料の品質を高めるための方法を説明 した。 水素化処理とその後の蒸気分解を含む本発明が、直留(バージン)供給材料に 適用されると、水素、C1−C4炭化水素類及び蒸気分解されたナフサについて、 著しい収量の改善をもたらすことが、そして、熱分解ナフサ、熱分解ケロセン、 熱分解ガス・オイル、接触分解ナフサ、接触分解ケロセン、接触分解ガス・オイ ル、コーカー・ナフサ、コーカー・ケロセン、コーカー・ガス・オイル、蒸気分 解ナフサ及び蒸気分解ガス・オイル等の低品質で水素不足で分解された供給材料 に適用されると、水素、C1−C4炭化水素類及び蒸気分解されたナフサについて 高い収量を、そして蒸気分解されたタールについて低減された収量をもたらすこ とが、見出されている。この方法の、蒸気分解ガス・オイル等の低品質で水素不 足で分解された供給材料を処理する能力は、供給材料の品質上昇と蒸気分解との 組み合わせシステムを通じて、これらのこれまでは望ましくなかった再循環され る供給材料を消滅させることを可能にする。 少なくとも二つの水素化処理触媒を含む少なくとも一つの水素化処理ゾーンか らの流出液が、蒸気分解ゾーンを通過させられる方法において、水素、C1−C4 炭化水素類及び蒸気分解されたナフサがより多量に製造され得ることが、更に見 出されている。蒸気分解ゾーンからの流出液は、その後、流出液が、水素及 びC1−C4炭化水素類を含む留分と、蒸気分解ナフサ留分と、蒸気分解ガス・オ イル留分と、蒸気分解タール留分とに分離される、一以上の分留ゾーンを通過さ せられる。本発明の方法は、高価値の蒸気分解生成物、即ち、C1−C4炭化水素 類、特に、エチレン、プロピレン及びブタジエンと、蒸気分解されたナフサ、特 に、イソプレン、シス−ペンタジエン、トランス−ペンタジエン、シクロペンタ ジエン及びベンゼン、について、改良された収量を、そして、蒸気分解されたタ ールについて、低減された収量をもたらす。発明の概要 本発明は、100℃超で沸騰する成分を有する炭化水素供給材料を、水素、C1 −C4炭化水素類、蒸気分解されたナフサ(C5〜220℃で沸騰する)、蒸気 分解されたガス・オイル(220℃〜275℃で沸騰する)及び蒸気分解された タール(275℃超で沸騰する)を含む蒸気分解された生成物に転化するための 、統合した方法を提供する。 それゆえ、本発明の方法は、(i)炭化水素供給材料を、少なくとも一つの水 素化処理ゾーンを通過させる(ここにおいて、前記供給材料は、高温且つ約40 0psig〜約1,250psigの範囲内の圧力において、水素源及び少なく とも二つの水素化処理触媒と接触させられ、当該供給材料に含まれている有機硫 黄及び/又は窒素化合物のそれぞれH2S及びNH3への実質的に完全な転化を行 う);(ii)前記水素化処理ゾーンからの生成物を、生成物分離ゾーンを通過 させ、気体と、所望により軽質炭化水素留分を除去する;(iii)前記分離ゾ ーンからの生成物を、蒸気分解ゾーンを通過させる、及びその後;(iv)前記 蒸気分解ゾーンからの生成物を、一以上の生成物分離ゾーンを通過させ、当該生 成物を、水素及びC1−C4炭化水素類を含む留分、蒸気分解されたナフサ留分、 蒸気分解されたガス・オイル留分及び蒸気分解されたタール留分に分離する(こ こにおいて、H2及びC1−C4炭化水素類の留分中のエチレン及びプロピレン及 びブタジエンの収量は、処理されなかった炭化水素供給材料が、前記蒸気分解及 び生成物の分離に供されるたときに得られる収量と比べて、それぞれ少なくとも 約5%高められ、蒸気分解ナフサ留分中のイソプレン、シス−ペンタジエン、ト ランス−ペンタジエン、シクロペンタジエン及びベンゼンの収量 は、処理されなかった炭化水素供給材料が、前記蒸気分解及び生成物の分離に供 されるときと比べて、それぞれ少なくとも約10%高められ、蒸気分解されたガ ス・オイルの収量は、処理されなかった炭化水素供給材料が、前記蒸気分解及び 生成物の分離に供されるときと比べて、少なくとも約20%高められ、且つ、蒸 気分解されたタールの収量は、処理されなかった炭化水素供給材料が、前記蒸気 分解及び生成物の分離に供されるときと比べて、少なくとも約15%低減されて いる)ことを含む。好ましい態様の説明 この明細書において使用されるとき、「C1−C4炭化水素類」の用語は、メタ ン、エタン、エチレン、アセチレン、プロパン、プロピレン、プロパジエン、メ チルアセチレン、ブタン、イソブタン、イソブチレン、ブテン−1、シス−ブテ ン−2、トランス−ブテン−2、ブタジエン及びC4アセチレン類に適用される 。この明細書において使用されるとき、「蒸気分解(された)ナフサ」の用語は 、イソプレン、シス−ペンタジエン、トランス−ペンタジエン、シクロペンタジ エン、メチルシクロペンタジエン及びベンゼンを包含して、C5と220℃との 間で沸騰する生成物に適用される。 本発明の方法における炭化水素供給材料は、一般的には、約100℃超(好ま しくは約150℃超)で沸騰する成分を主たる割合、即ち約95%超、で有する 炭化水素留分を含む。このタイプの適切な供給材料は、直留(バージン)ナフサ 、分解されたナフサ類(例えば、接触分解ナフサ、蒸気分解ナフサ及びコーカー ・ナフサ等)、直留(バージン)ケロセン、分解されたケロセン類(例えば、接 触分解ケロセン、蒸気分解ケロセン及びコーカー・ケロセン等)、直留(バージ ン)ガス・オイル類(例えば、常圧ガス・オイル及び真空ガス・オイル等)、分 解ガス・オイル類(例えば、コーカー及び接触分解軽質及び重質ガス・オイル類 、蒸気分解ガス・オイル類等)、ビスブレーカー・オイル、脱アスファルト油、 熱分解装置サイクル・オイル、合成ガス・オイル類及び石炭液体類を包含する。 普通は、供給材料は、広い沸騰範囲(例えば、650℃まで又はそれを超える) を有するであろう。しかし、ある種の供給材料では、それはより限定された範囲 であるかもしれない。一般に、供給材料は、約150℃と約650℃と の間の沸騰範囲を有するであろう。 水素化処理ゾーンでは、炭化水素供給材料と水素源が、少なくとも二つの水素 化処理触媒と接触させられ、供給材料中の有機硫黄及び/又は窒素化合物の実質 的に完全な分解を行う。即ち、約100ppm未満、好ましくは約50ppm未 満、より好ましくは約25ppm未満の有機硫黄量と、約15ppm未満、好ま しくは約5ppm未満、より好ましくは約3ppm未満の有機窒素量である。水 素源は、一般的には、普通は約70容量%〜約100容量%の水素を含む、水素 含有気体混合物であろう。 一の態様では、水素化処理ゾーンは、積層床(スタックト・ベッド)又は層状 の配置において、二つの水素化処理触媒を含む。積層床の触媒配置が利用される とき、第一の水素化処理触媒は、一般的には、アルミナ、シリカ−アルミナ、シ リカ、ジルコニア、チタニア等の非晶質担体に担持された、一以上のVIB族及 び/又はVIII族(元素の周期律表)金属化合物を含む。そのような金属の例 は、ニッケル、コバルト、モリブデン及びタングステンを含む。第一の水素化処 理触媒は、好ましくは、アルミナ又はシリカ−アルミナに担持された、VIB族 金属(好ましくはモリブデン又はタングステン)の酸化物及び/又は硫化物と混 合されたVIII族金属(好ましくはコバルト又はニッケル)の酸化物及び/又 は硫化物である。第二の水素化処理触媒は、一般的には、酸性多孔質担体に担持 された、一以上のVIB族及び/又はVIII族金属成分を含む。VIB族の中 では、モリブデン、タングステン及びそれらの混合物が好ましい。VIII族の 中では、コバルト、ニッケル及びそれらの混合物が好ましい。好ましくは、VI B族金属とVIII族金属の両者が存在する。特に好ましい態様においては、第 二の水素化処理触媒の水素化処理成分は、タングステン及び/又はモリブデンと 組み合わされたニッケル及び/又はコバルトであり、ニッケル/タングステン又 はニッケル/モリブデンが、特に好ましい。第二の水素化処理触媒に関し、VI B族及びVIII族金属は、例えば、シリカ−アルミナ、あるいは大孔径モレキ ュラー・シーブ(即ち、ゼオライトY、特には超安定ゼオライトY(USY)あ るいは他の脱アルミニウム化されたゼオライトY、のようなゼオライト類)等の 酸性担体に担持されている。多孔質非晶質無機酸化物担体とモレ キュラー・シーブの混合物も、使用され得る。一般的には、積層床配置における 第一及び第二の水素化処理触媒両者は、使用の前に硫化物とされる。 水素化処理ゾーンは、一般的には、約200℃〜約550℃、好ましくは約2 50℃〜約500℃、より好ましくは約275℃〜約425℃の範囲内の温度で 操作される。水素化処理ゾーンにおける圧力は、一般的には、約400psig 〜約1,250psig、好ましくは約400psig〜約1,000psig 、より好ましくは約400psig〜約750psigの範囲内である。液空間 速度(LHSV)は、一般的には、約0.1〜約10(好ましくは約0.5〜約 5)容量の液状炭化水素/時間/触媒1容量であろう。そして、水素対油比率は 、約500〜約10,000標準立方フィートの水素/供給材料1バレル(SC F/BBL)、好ましくは約1,000〜約5,000SCF/BBL、最も好 ましくは約2,000〜約3,000SCF/BBLの範囲内であろう。これら の条件は、実質的に完全な脱硫及び脱硝、即ち、約100ppm未満、好ましく は約50ppm未満、より好ましくは約25ppm未満の有機硫黄量と、約15 ppm未満、好ましくは約5ppm未満、より好ましくは約3ppm未満の有機 窒素量、を達成するために調節される。 替わりに、水素化処理工程は、二以上の水素化処理ゾーンを利用して行われ得 る。例えば、一つの態様では、水素化処理工程は、二つのゾーン(第一の水素化 処理ゾーンと第二の水素化処理ゾーン)が使用される、以下に説明する方法で行 われ得る。 第一の水素化処理ゾーンでは、炭化水素供給材料と水素源は、第一の水素化処 理触媒と接触させられる。水素源は、一般的には、普通は約70容量%〜約10 0容量%の水素を含む、水素含有気体混合物であろう。第一の水素化処理触媒は 、一般的には、アルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニア等 の非晶質担体上の、一以上のVIB族及び/又はVIII族金属化合物を含有す るであろう。そのような金属の例は、ニッケル、コバルト、モリブデン及びタン グステンを含む。第一の水素化処理触媒は、好ましくは、アルミナ又はシリカ− アルミナに担持された、VIB族金属(好ましくはモリブデン又はタングステン )の酸化物及び/又は硫化物と混合されたVIII族金属(好ましくはコバ ルト又はニッケル)の酸化物及び/又は硫化物である。触媒は、好ましくは硫化 物の形態である。 第一の水素化処理ゾーンは、一般的には、約200℃〜約550℃、好ましく は約250℃〜約500℃、より好ましくは約275℃〜約425℃の範囲内の 温度で操作される。第一の水素化処理ゾーンにおける圧力は、一般的には、約4 00psig〜約1,250psig、好ましくは約400psig〜約1,0 00psig、より好ましくは約400psig〜約750psigの範囲内で ある。液空間速度(LHSV)は、一般的には、約0.2〜約2(好ましくは約 0.5〜約1)容量の液状炭化水素/時間/触媒1容量であろう。そして、水素 対油比率は、約500〜約10,000標準立方フィートの水素/供給材料1バ レル(SCF/BBL)、好ましくは約1,000〜約5,000SCF/BB L、最も好ましくは約2,000〜約3,000SCF/BBLの範囲内であろ う。これらの条件は、所望の程度の脱硫及び脱硝を達成するために調節される。 一般的には、第一の水素化処理ゾーンでは、有機硫黄量を、約500ppm未満 、好ましくは約200ppm未満に、そして有機窒素量を、約50ppm未満、 好ましくは約25ppm未満に低減するのが望ましい。 第一の水素化処理ゾーンからの生成物は、その後、任意に、従来の方法により 、炭化水素生成物からアンモニア及び硫化水素が除去される手段を通過させられ 得る。第一の水素化処理ゾーンからの炭化水素生成物は、その後、第二の水素化 処理ゾーンに送られる。軽質炭化水素留分の除去が望まれるならば、炭化水素生 成物は、第二の水素化処理ゾーンに送られる前に、任意に、分留ゾーンも通過さ せられ得る。 第二の水素化処理ゾーンでは、第一の水素化処理ゾーンからの生成物と水素源 (一般的には、他の気体との混合物の水素(約70容量%〜約100容量%)) が、少なくとも一つの第二の水素化処理触媒と接触させられる。第二の水素化処 理反応ゾーンで通常使用される操業条件は、約200℃〜約550℃、好ましく は約250℃〜約500℃、より好ましくは約275℃〜約425℃の範囲内の 温度、約0.1〜約10容量の液状炭化水素/時間/触媒1容量の液空間速度( LHSV)、好ましくは約0.5〜約5のLHSV、及び、約400psig 〜約1,250psig、好ましくは約400psig〜約1,000psig 、より好ましくは約400psig〜約750psigの範囲内の総圧力を含む 。水素循環速度は、一般的には、約500〜約10,000標準立方フィートの 水素/バレル(SCF/BBL)、好ましくは約1,000〜約5,000SC F/BBL、より好ましくは約2,000〜3,000SCF/BBLの範囲内 である。これらの条件は、実質的に完全な脱硫及び脱硝を達成するために調節さ れる。一般的には、水素化処理ゾーン(一つ又は複数)から得られた水素化処理 された生成物は、約100ppm未満、好ましくは約50ppm未満、より好ま しくは約25ppm未満の有機硫黄量と、約15ppm未満、好ましくは約5p pm未満、より好ましくは約3ppm未満の有機窒素量を有するのが望ましい。 操業条件の厳格さは、第二の水素化処理ゾーンへの供給材料の容量及び/又は窒 素及び硫黄不純物の量が低減されるに従って、低減されることが理解される。例 えば、H2SとNH3(アンモニア)を含む生成物気体と、任意に軽質炭化水素留 分が、第一の水素化処理ゾーンの後で除去されるならば、その場合は、第二の水 素化処理ゾーンの温度はより低くなるであろうし、あるいは、第二の水素化処理 ゾーンのLHSVは、より高くなるであろう。 第二の水素化処理ゾーンで一般的に使用される触媒は、酸性多孔質担体に担持 された活性金属成分を含む。第二の水素化処理触媒の活性金属成分、「水素化処 理成分」、は、VIB族及び/又はVIII族金属成分から選択される。VIB 族の中では、モリブデン、タングステン及びそれらの混合物が好ましい。VII I族の中では、コバルト、ニッケル及びそれらの混合物が好ましい。好ましくは 、VIB族金属とVIII族金属の両者が存在する。特に好ましい態様において は、水素化処理成分は、タングステン及び/又はモリブデンと組み合わされたニ ッケル及び/又はコバルトであり、ニッケル/タングステン又はニッケル/モリ ブデンが、特に好ましい。その成分は、一般的には硫化物の形態で存在する。 VIB族及びVIII族金属は、酸性担体に担持されている。当該技術分野で 公知の二つの主な種類の担体が、一般的には使用される:(a)シリカ−アルミ ナ、及び(b)大孔径モレキュラー・シーブ、即ち、ゼオライトY、モルデナ イト、ゼオライトβ等のゼオライト類。多孔質非晶質無機酸化物担体とモレキュ ラー・シーブの混合物も、使用される。「シリカ−アルミナ」の用語は、非ゼオ ライトアルミノ珪酸塩類に適用される。 最も好ましい担体は、ゼオライトY、好ましくは超安定ゼオライトY(USY )等の脱アルミニウム化されたゼオライトY、を包含する。ここで使用される超 安定ゼオライト類は、当業者には周知である。それらは、また、米国特許第3, 293,192号及び同第3,449,070号(これらの教示は、参照により ここに組み込まれる)に例示されている。それらは、一般に、ゼオライトYのナ トリウム塩から脱アルミニウム化によって調製される。 ゼオライトは、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ及びそれらの混合物から 選択されるバインダーで、複合化されている。好ましくは、バインダーは、アル ミナ、好ましくは、γ−アルミナ・バインダー又はアルミナ・ハイドロゲル、ア ルミニウム三水酸化物、アルミニウム酸化水酸化物、擬ボエマイト等のその前駆 体である。 VIB族/VIII族の第二の水素化処理触媒は、好ましくは、第二の水素化 処理ゾーンでの使用の前に、硫化物とされる。一般的には、触媒は、その触媒を 、水素及び硫黄又は硫黄含有物質の存在下で、高温(例えば200〜400℃) まで加熱することにより、硫化物とされる。 最終水素化処理ゾーンからの生成物は、その後、蒸気分解(即ち、熱分解)ゾ ーンを通過させられる。しかしながら、蒸気分解ゾーンに送られる前に、所望に より、生成物気体と軽質炭化水素留分との除去のために、最終水素化処理ゾーン からの炭化水素生成物が分留ゾーンを通過させられ得る。 蒸気分解ゾーンでは、水素化処理ゾーンからの生成物と蒸気が、分解温度まで 加熱される。蒸気分解ゾーンの操業条件は、通常は、約700℃超、特に約70 0℃と925℃との間、好ましくは約750℃と約900℃との間の螺旋状パイ プ配管(コイル)出口温度を包含し、蒸気は、約0.1:1〜約2.0:1の範 囲内の蒸気対炭化水素重量比で存在する。蒸気分解ゾーンにおける螺旋状パイプ 配管出口圧力は、一般的には、約0psig〜約75psigの範囲内、好まし くは約0psig〜約50psigの範囲内である。分解反応のための滞留 時間は、一般的には、約0.01秒〜約5秒の範囲内、好ましくは約0.1秒〜 約1秒の範囲内である。 原料の炭化水素供給材料が、水素化処理工程及び蒸気分解工程に供された後、 蒸気分解工程からの流出物は、一以上の分留ゾーンに送られ得、そこで、流出物 は、水素とC1−C4炭化水素類を含む留分、C5〜約220℃で沸騰する蒸気分 解されたナフサ留分、約220℃〜約275℃の範囲内で沸騰する蒸気分解され たガス・オイル留分、及び約275℃超で沸騰する蒸気分解されたタール留分に 分離される。本発明の方法を利用して得られる、望ましくない蒸気分解された生 成物、即ち蒸気分解されたタール、の量は、大きく低減されている。蒸気分解さ れたタールの収量は、処理されなかった炭化水素供給材料が、蒸気分解及び生成 物の分離に供される時に得られるその収量と比べて、少なくとも約15%低下さ れている。 本発明に係る方法は、適切な装置いずれでも行われ得る。本発明における水素 化処理ゾーン(一つ又は複数)は、一般的には、少なくとも一つの触媒床を含み 、反応器に水素源を注入する手段を装備した、一以上の直立した反応器を含む。 供給材料が、各ゾーンにおいて、一以上の触媒の固定床を通過させられるような 固定床水素化処理反応器系は、特に好ましい。 この明細書及び請求の範囲において定められた範囲及び限定は、本発明を特に 指摘し且つ明瞭に請求するためであると信じられるものである。しかしながら、 同じ又は実質的に同じ結果を得るための実質的に同じ方法において、実質的に同 じ作用を示す他の範囲及び限定は、この明細書及び請求の範囲によって限定され ているとして、本発明の範囲内であることが意図されていることが、理解される 。 ここで、本発明が、次の実施例(これは、実例であり且つ本発明の範囲を限定 するものとして解釈されることが意図されていない)によって説明されるであろ う。実例となる態様1 以下の実施例1及び比較例1−Aは、各々、以下の表1に示す性質を有する、 100%重質常圧ガス・オイル(Heavy Atmospheric Gas Oil)(HAGO)供給材料を用いて行われた。実施例1は、本発明の方法の 実例を示す。比較例1−Aは、蒸気分解の前に水素化処理に供されていないHA GOの実例を示す。実施例1 実施例1は、次に示すように、以下の表1に示す性質を有する100%重質常 圧ガス・オイル(HAGO)フィードが、積層床系において、二つの水素化処理 触媒を用いて水素化処理された、本発明の方法を説明する。 KF−756の名称でアクゾ・ケミカルズ社(Akzo Chemicals Inc.,U.S.A.)から入手可能な、市販のアルミナ担持ニッケル/モ リブデン触媒が、第一の水素化処理触媒(触媒A)として使用され、一方、Z− 763の名称でゼオリスト・インターナショナル(Zeolyst Inter national)から入手可能な、市販のゼオライト ニッケル/タングステ ン触媒が、第二の水素化処理触媒(触媒B)として使用された。 触媒A及びBは、「積層床」(ここにおいて、HAGO及び水素は、先ず触媒 Aと、そしてその後に触媒Bと接触した)として、触媒の容量比(A:B)は1 :1で操作された。HAGOは、360℃(675°F)、585psigの設 備総圧力、0.5時間-1の全体としての液空間速度(LHSV)、及び3,00 0SCF/BBLの水素流量にて、水素化処理された。 水素化処理された生成物は、その後、蒸気分解ゾーンを通過させられ、ここで 、当該生成物は、745〜765℃の温度、13〜25.5psigの圧力、及 び蒸気対炭化水素重量比は0.3:1〜0.45:1で、蒸気と接触させられた 。蒸気分解装置での滞留時間は、0.4〜0.6秒であった。蒸気分解された生 成物は、その後、水素(H2)とC1−C4炭化水素類の合計、蒸気分解されたナ フサ(SCN)、蒸気分解されたガス・オイル(SCGO)、及び蒸気分解され たタール(SCT)を定量するために、分留ゾーンに送られた。蒸気分解の結果 は、以下の表3中に提供される。比較例1−A 100%重質常圧ガス・オイル(HAGO)フィードが、蒸気分解の前に水素 化処理に供されなかったこと以外は、上記実施例1に記載されたと同じ方法で処 理された。蒸気分解の結果は、以下の表3中に提供される。 HAGOフィード(比較例1−A)及び水素化処理されたHAGO(実施例1 )は、存在する炭化水素類の構造タイプを決定するために、GC−MS(ガスク ロマトグラフィー−質量分析法)で分析された。これらの結果は、以下の表2に 示される。その結果は、本発明の方法(実施例1)が、炭化水素フィード留分の 芳香族含有量の低減に、パラフィン類/イソパラフィン類とナフテン類の両者量 における、それに付随する上昇を伴って、有効であることを明瞭に示している。 上記表3から理解され得るように、水素化処理と蒸気分解とを含む本発明の方 法(実施例1)が用いられるとき、処理されなかった炭化水素フィードが蒸気分 解に供されるのみ(比較例1−A)のときに得られる収量と比べて、H2及びC1 −C4炭化水素類の留分中の特に価値のある蒸気分解されたモノ−及びジオレフ ィン生成物、即ち、エチレン、プロピレン及びブタジエン、の各々の収量 は、少なくとも約6.0%高められており、蒸気分解されたナフサ留分中の価値 のある蒸気分解されたジオレフィン及び芳香族生成物、即ち、イソプレン、シス −ペンタジエン、トランス−ペンタジエン、シクロペンタジエン及びベンゼン、 の各々の収量は、少なくとも約15%高められており、蒸気分解されたガス・オ イル生成物の収量は、約25%高められており、且つ、価値の低い蒸気分解され たタール生成物の収量は、約48%低下されている。実例となる態様2 以下の実施例2及び比較例2−Aは、各々、以下の表4に示す性質を有する、 100%接触分解ナフサ(Catalytically Cracked Na phtha)(CCN)フィードを用いて行われた。実施例2は、本発明の方法 の実例を示す。比較例2−Aは、蒸気分解の前に水素化処理に供されていないC CNの実例を示す。実施例2 実施例2は、100%接触分解ナフサ(CCN)フィードを用いる、本発明の 方法を説明する。 C−411の名称でクライテリオン・キャタリスト社(Criterion Catalyst Company)から入手可能な、市販のアルミナ担持ニッ ケル/モリブデン触媒(1/20インチ、三裂(トリローブ))が、第一の水素 化処理触媒(触媒A)として使用され、一方、HC−10の名称でリンデ・エイ 8ー(Linde AG)から入手可能な、市販の原型の水素化処理触媒(1 /8インチ、円筒(シリンダー))が、第二の水素化処理触媒(触媒B)として 使用された。 触媒A及びBは、「積層床」(ここにおいて、供給材料及び水素は、先ず触媒 Aと、そしてその後に触媒Bと接触させられた)としての水素化処理ゾーンにて 、水素化処理ゾーンにおける触媒の容量比(A:B)は2:1で操作された。供 給材料は、370℃(700°F)、600psigの設備総圧力、0.33時 間-1の全体としての液空間速度(LHSV)、及び2,900SCF/BBLの 水素流量にて、水素化処理された。 CCNフィードの水素化処理は、860SCF/BBLの水素を消費し、且 つ、0.9重量%の軽質ガス(メタン、エタン、プロパン及びブタン)と、2. 5重量%のC5と150℃(300°F)との間で沸騰する液状炭化水素の生成を もたらした。 水素化処理されたCCNは、その後、蒸気分解ゾーンを通過させられ、ここで 、当該CCNは、790〜805℃の温度、18.0〜20.5psigの圧力 、及び蒸気対炭化水素重量比は0.3:1〜0.45:1で、蒸気と接触させら れた。蒸気分解装置での滞留時間は、0.4〜0.6秒であった。蒸気分解され た生成物は、その後、水素(H2)とC1−C4炭化水素類の合計、蒸気分解され たナフサ(SCN)、蒸気分解されたガス・オイル(SCGO)、及び蒸気分解 されたタール(SCT)を定量するために、分留ゾーンに送られた。蒸気分解の 結果は、以下の表6中に提供される。比較例2−A 100%接触分解ナフサ(CCN)フィードが、蒸気分解の前に水素化処理に 供されなかったこと以外は、上記実施例2に記載されたと同じ方法で処理された 。蒸気分解の結果は、以下の表6中に提供される。 CCNフィード(比較例2−A)及び水素化処理されたCCN(実施例2)は 、存在する炭化水素類の構造タイプを決定するために、GC−MSで分析された 。これらの結果は、以下の表5に示される。表5から理解され得るように、本発 明の方法(実施例2)は、炭化水素フィード留分の芳香族含有量の低減に、パラ フィン類/イソパラフィン類とナフテン類の両者の量における、それに付随する 上昇を伴って、有効である。 上記表6から理解され得るように、水素化処理と蒸気分解を含む本発明の方法 (実施例2)が用いられるとき、処理されなかった炭化水素フィードが蒸気分解 に供されるのみ(比較例2−A)のときに得られる収量と比べて、H2とC1−C4 炭化水素類の留分中の特に価値のある蒸気分解されたモノ−及びジオレフィン 生成物、即ち、エチレン、プロピレン及びブタジエン、の各々の収量は、少な くとも約18%高められており、蒸気分解されたナフサ留分中の価値のある蒸気 分解されたジオレフィン及び芳香族生成物、即ち、イソプレン、シス−ペンタジ エン、トランス−ペンタジエン、シクロペンタジエン及びベンゼン、の各々の収 量は、少なくとも約15%高められており、蒸気分解されたガス・オイル生成物 の収量は、約54%高められており、且つ、価値の低い蒸気分解されたタール生 成物の収量は、約20%低下されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/848,438 (32)優先日 平成9年5月8日(1997.5.8) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU (72)発明者 ミラム、スタンレー・エヌ アメリカ合衆国、テキサス州 77009、ヒ ューストン、ティートショーン 710 (72)発明者 ウィンクィスト、ブルース・エイチ アメリカ合衆国、テキサス州 77043、ヒ ューストン、コールド・スプリング・ドラ イブ 11202 (72)発明者 マレー、ブレンダン・ディー アメリカ合衆国、テキサス州 77077、ヒ ューストン、ストーニー・ヒル・ドライブ 1118 (72)発明者 フォーリー、リチャード アメリカ合衆国、テキサス州 77006、ヒ ューストン、モントローズ、ブールバー ド・ナンバー12エイチ 5000

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 約100℃超で沸騰する成分を有する炭化水素供給材料を蒸気 分解された生成物に転化するための、統合した方法であって、 a) 前記炭化水素供給材料を、水素源と少なくとも二つの水素化処 理触媒の存在下、高温且つ約400psig〜約1,250psigの範囲内の 圧力にて、水素化処理ゾーンを通過させ、当該供給材料に含まれている有機硫黄 及び/又は窒素化合物の実質的に完全な分解を行う、 b) 前記水素化処理ゾーンからの生成物を、当該生成物が、約70 0℃超の温度で蒸気と接触させられる蒸気分解ゾーンを通過させる、及び c) それから、水素及びC1−C4炭化水素類、蒸気分解されたナフ サ、蒸気分解されたガス・オイル及び蒸気分解されたタール(ここにおいて、生 成された蒸気分解されたタールの量は、水素化処理に供されていない原料炭化水 素供給材料を基準にして少なくとも約15%低減されている)を回収する、 ことを含む方法。 2. 前記炭化水素供給材料が、約150℃〜約650℃の範囲内で 沸騰する成分を有する、請求項1の方法。 3. 工程a)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約100p pm未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約15ppm未満 まで低減される、請求項1の方法。 4. 工程a)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約50pp m未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約5ppm未満まで 低減される、請求項3の方法。 5. 工程a)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約25pp m未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約3ppm未満まで 低減される、請求項4の方法。 6. 工程a)における前記水素化処理ゾーンが、非晶質担体に担持 されたVIB族金属、酸化物、硫化物、VIII族金属、酸化物、硫化物及びそ れらの混合物からなる群から選択される成分を含む第一の水素化処理触媒と、 タングステン、モリブデン及びそれらの混合物からなる群から選択されるVIB 族成分、ニッケル、コバルト及びそれらの混合物からなる群から選択されるVI II族成分、及び非晶質シリカ−アルミナ及び約6オングストローム超の細孔直 径を有するモレキュラー・シーブからなる群から選択される担体であって、アル ミナ、シリカ、シリカ−アルミナ及びそれらの混合物からなる群から選択される 無機酸化物バインダーと混合されているものを含む第二の水素化処理触媒とを含 有する、請求項1の方法。 7. 前記第一の水素化処理触媒及び前記第二の水素化処理触媒が、 積層床配置で前記水素化処理ゾーン中に配置されている、請求項6の方法。 8. 工程a)における前記水素化処理ゾーンが、約200℃〜約5 50℃の範囲内の温度及び約400psig〜約1,000psigの範囲内の 圧力で操作される、請求項1の方法。 9. 工程a)における前記水素化処理ゾーンが、約200℃〜約5 50℃の範囲内の温度及び約400psig〜約750psigの範囲内の圧力 で操作される、請求項1の方法。 10. 工程b)における前記蒸気分解ゾーンが、約700℃超の温度 及び約0psig〜約75psigの範囲内の螺旋状パイプ配管(コイル)出口 圧力で操作される、請求項1の方法。 11. 工程b)における前記蒸気分解ゾーンが、約700℃〜約92 5℃の範囲内の温度及び約0psig〜約50psigの範囲内の螺旋状パイプ 配管(コイル)出口圧力で操作される、請求項1の方法。 12. 水素化処理に供されていない炭化水素供給材料を基準にして、 H2とC1−C4炭化水素類の留分中のエチレン及びプロピレン及びブタジエンの 収量が、それぞれ少なくとも約5%高められ、且つ、蒸気分解ナフサ留分中のイ ソプレン、シス−ぺンタジエン、トランス−ペンタジエン、シクロペンタジエン 及びベンゼンの収量が、それぞれ少なくとも約10%高められる、請求項1の方 法。 13. 約100℃超で沸騰する成分を有する炭化水素供給材料を蒸気 分解された生成物に転化するための、統合した方法であって、 a) 前記炭化水素供給材料を、水素源と第一の水素化処理触媒の存 在下、高温且つ約400psig〜約1,250psigの範囲内の圧力におい て、第一の水素化処理ゾーンを通過させ、当該供給材料に含まれている有機硫黄 及び/又は窒素化合物の量を低減させる、 b) 前記第一の水素化処理ゾーンからの生成物を、第二の水素化処 理ゾーン(ここにおいて、前記生成物は、約400psig〜約1,250ps igの範囲内の圧力且つ約200℃〜約550℃の範囲内の温度において、水素 源及び、酸性担体に担持されている、VIB族金属、酸化物、硫化物、VIII 族金属、酸化物、硫化物及びそれらの混合物からなる群から選択される一以上の 水素化成分を含む第二の水素化処理触媒と、接触させられる)を通過させ、第一 の水素化処理ゾーンからの生成物に含まれていた有機硫黄及び/又は窒素化合物 の実質的に完全な分解を行う、 c) 前記第二の水素化処理ゾーンからの生成物を、蒸気分解ゾーン (ここにおいて、当該生成物は、約700℃超の温度で蒸気と接触させられる) を通過させる、及び e) それから、水素及びC1−C4炭化水素類、蒸気分解されたナフ サ、蒸気分解されたガス・オイル及び蒸気分解されたタール(ここにおいて、生 成された蒸気分解されたタールの量は、水素化処理に供されていない原料炭化水 素供給材料を基準にして少なくとも約15%低減されている)を回収する、 ことを含む方法。 14. 前記炭化水素供給材料が、約150℃〜約650℃の範囲内で 沸騰する成分を有する、請求項13の方法。 15. 工程a)における前記第一の水素化処理触媒が、非晶質担体に 担持された、VIB族金属、酸化物、硫化物、VIII族金属、酸化物、硫化物 及びそれらの混合物からなる群から選択される成分を含む、請求項13の方法。 16. 工程a)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約500p pm未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約50ppm未満 まで低減される、請求項13の方法。 17. 工程a)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約200 ppm未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約25ppm未 満まで低減される、請求項16の方法。 18. 工程a)における前記第一の水素化処理ゾーンが、約200℃ 〜約550℃の範囲内の温度及び約400psig〜約1,000psigの範 囲内の圧力で操作される、請求項13の方法。 19. 工程b)における前記第二の水素化処理触媒が、タングステン 、モリブデン及びそれらの混合物からなる群から選択されるVIB族成分、ニッ ケル、コバルト及びそれらの混合物からなる群から選択されるVIII族成分、 及び約6オングストローム超の細孔直径を有するモレキュラー・シーブから選択 される担体であって、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ及びそれらの混合物 からなる群から選択される無機酸化物バインダーと混合されているものを含む、 請求項13の方法。 20. VIII族成分がニッケルであり、VIB族成分が、モリブデ ン、タングステン及びそれらの混合物からなる群から選択され、モレキュラー・ シーブがゼオライトYであり、且つ、バインダーがアルミナである、請求項19 の方法。 21. 工程b)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約100p pm未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約15ppm未満 まで低減される、請求項13の方法。 22. 工程b)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約50pp m未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約5ppm未満まで 低減される、請求項21の方法。 23. 工程b)において、炭化水素供給材料の硫黄量が、約25pp m未満まで低減され、且つ、炭化水素供給材料の窒素量が、約3ppm未満まで 低減される、請求項22の方法。 24. 工程b)における前記第二の水素化処理ゾーンが、約200℃ 〜約550℃の範囲内の温度及び約400psig〜約1,000psigの範 囲内の圧力で操作される、請求項13の方法。 25. 工程c)における前記蒸気分解ゾーンが、約700℃超の温度 及び約0psig〜約75psigの範囲内の螺旋状パイプ配管(コイル)出口 圧力で操作される、請求項13の方法。 26. 工程c)における前記蒸気分解ゾーンが、約700℃〜約92 5℃の範囲内の温度及び約0psig〜約50psigの範囲内の螺旋状パイプ 配管(コイル)出口圧力で操作される、請求項13の方法。 27. 水素化処理に供されていない炭化水素供給材料を基準にして、 H2とC1−C4炭化水素類の留分中のエチレン及びプロピレン及びブタジエンの 収量が、それぞれ少なくとも約5%高められ、且つ、蒸気分解ナフサ留分中のイ ソプレン、シス−ペンタジエン、トランス−ペンタジエン、シクロペンタジエン 及びベンゼンの収量が、それぞれ少なくとも約10%高められる、請求項13の 方法。 28. 約100℃超で沸騰する成分を有する炭化水素供給材料が、少 なくとも二つの水素化処理触媒の存在下、約400psig〜約1,250ps igの範囲内の圧力での水素化処理と、蒸気分解に供される方法の反応生成物で あって、その生成物は、水素及びC1−C4炭化水素類、蒸気分解されたナフサ、 蒸気分解されたガス・オイル及び蒸気分解されたタールを含み、ここにおいて、 生成された蒸気タールの量は、水素化処理に供されていない原料炭化水素供給材 料を基準にして少なくとも約15%低減されている、反応生成物。 29. 水素化処理に供されていない炭化水素供給材料を基準にして、 H2及びC1−C4炭化水素類の留分中のエチレン及びプロピレン及びブタジエン の収量が、それぞれ少なくとも約5%高められており、且つ、蒸気分解ナフサ留 分中のイソプレン、シス−ペンタジエン、トランス−ペンタジエン、シクロペン タジエン及びベンゼンの収量が、それぞれ少なくとも約10%高められている、 請求項28の反応生成物。 30. 炭化水素供給材料が、約150℃〜約650℃の範囲内で沸騰 する成分を有する、請求項28の反応生成物。
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