JP2001521152A - 外部調節可能な温度補償機能を有するモノリシック磁気センサ - Google Patents

外部調節可能な温度補償機能を有するモノリシック磁気センサ

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JP2001521152A JP2000517288A JP2000517288A JP2001521152A JP 2001521152 A JP2001521152 A JP 2001521152A JP 2000517288 A JP2000517288 A JP 2000517288A JP 2000517288 A JP2000517288 A JP 2000517288A JP 2001521152 A JP2001521152 A JP 2001521152A
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Abstract

(57)【要約】 可変電流源からホール効果素子への電流の流れを、当該素子の検知した温度状態に応じて変化させ、ホール効果素子の磁界感度、および当該素子が検知する磁気構成物の永久磁界の大きさの温度依存変化を補償する。モノリシック集積回路の2つの外部端子間にトリマブル抵抗器を接続し、温度変化状態に対する温度可変電流の感度を外部から制御する。また、このデバイスは、ホール効果素子の出力およびバイアス供給コンタクトの直交状態を交互に切り替えることにより、そのオフセットおよびドリフトを補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 1.発明の分野 本発明は、磁気センサに関し、更に特定すれば、ユーザが調節可能な温度補償
回路を有するホール効果センサ構成に関するものである。 2.関連技術の論述 ホール効果素子は、磁界を検知するために用いられる。その最も簡単な形態で
は、モノリシックで製作したホール効果素子は、バイポーラ(BP)またはバイ
ポーラ相補金属酸化物半導体(BiCMOS)プロセスで形成した、例えば、エ
ピタキシャル(エピ)ポケットで形成さした正方形プレートを採用する。正方形
プレートは2対のコンタクト(contact)を有し、各コンタクト対がその
反対側の角にある別の対からプレートを跨ぐように、方向付けられている。電流
Hを2つのコンタクト対の一方に流すと、電圧VHが他方のコンタクト対間に現
れる。電圧VHは、(a)電流IHの振幅、(b)ホール・プレートを横切る磁界
Bがあれば、その強度、および(c)磁場Bに対するホール・プレートの感度S H の関数である(即ち、VH=IH*B*SN。ここで、*は乗算演算子を示す)。
したがって、適正に較正すれば、ホール・プレートは、既知の電流IHをホール ・プレートの一方のコンタクト対間に印加し、他方のコンタクト対間の電圧VH を測定することにより、磁界Bの強度を測定するために用いることができる。
【0002】 ホール・プレートを用いて磁界を検知する際に直面する重大な難題が2つある
。一方の難題は、ホール・プレートが幾何学的な非対称性のような避け得ない欠
陥を含むことに起因し、このためにホール・プレートは磁界Bが全く加えられて
いない場合でも非ゼロの出力電圧VHを生成する。このB=0のときに発生する 電圧VHは、一般にホール・プレートのオフセット電圧VOHと呼ばれている。ホ
ール効果、ホール効果素子の動作、ホール効果素子を用いることができる回路、
およびホール・プレートのオフセット電圧の問題に対処する種々の技法に関する
論述は、以下の特許および刊行物にて記載されている。その各々はこの言及によ
り本願にも含まれるものとする。Bilotti et al.(ビロッティそ
の他)の米国特許第5,621,319号、Mehrgardt et al.
(メーアガルトその他)の米国特許第5,406,202号、Bilotti
Albert(ビロッティ アルバート)の“Monolithic Magn
etic Hall Sensor Using Dynamic Quadr
ature Offset Cancellation”(動的直交オフセット
相殺を用いたモノリシック磁気ホール・センサ)、IEEE Journal of Solid−State Circuit 、Vol.32、No.6、1
997年6月6日、Bellekom,A.A.およびMunter,P.J.
A.(ベレコム,A.Aおよびムンター,P.J.A.)の“Offset R
eduction in Spinning−Current Hall Pl
ates”(スピニング−電流ホール・プレートにおけるオフセット低減)Se
nsors and Materials、5,5(1994)、253〜27
3、MYU、Tokyo、Baltes,H.P.およびPopovic,R.
S.(バルテス,H.P.およびポポヴィック,R.S.)の“Integra
ted Semiconductor Magnetic Field Sen
sors”(集積半導体磁界センサ)、Pro.IEEE,vol.74,pp
.1107〜1132,1986年8月。
【0003】 第2の難題は、ホール効果素子の感度SHが素子の温度変化に伴って変化する という事実のために生ずる。つまり、所与の電流IHおよび磁界Bに対して、ホ ール効果素子が生成する電圧VHは、素子の温度に応じて変動する。この温度依 存性のために、ホール効果素子をその温度が一定に保たれない環境において用い
る場合、磁界の実際の大きさを確認することが困難となる。
【0004】 加えて、ホール効果素子は、構成部品の永続的な磁界を検知するために用いら
れることが多い。例えば、ホール効果素子は、磁気構成部品が回転している間、
またはホール効果素子に対してそれ以外の運動を行っている際に、その位置を検
知するために用いられる場合がある。磁気効果素子に対する磁気構成部品のいず
れの所与の位置についても、磁気構成部品から発する磁界の大きさは、構成部品
の温度が変化するに連れて変化するので、構成部品が第1温度にある場合のホー
ル効果素子の出力電圧VHの大きさは、構成部品が第2温度にある場合の出力電 圧VHとは同一とはならない。したがって、ホール効果素子の出力電圧VHの大き
さは、磁気構成部品が可変温度環境に晒されている場合、構成部品の位置を信頼
性高く示すことができない。
【0005】 したがって、本発明の総合的な目的は、可変温度環境の影響に対する耐性を改
善したホール効果デバイスを提供することである。 (発明の概要) 本発明の一態様によれば、ホール効果デバイスは、集積回路パッケージ内に装
着した基板と、基板上に一体化されたホール効果素子と、パッケージ外部に構成
部品を接続させるように構成された1対の端子とを含む。この端子対に構成部品
を結合した場合、構成部品の特性を変化させて、ホール効果デバイスの利得の当
該デバイスにおける温度変化に対する感度を調節することができるように、端子
対をホール効果素子に関連付けて構成した。
【0006】 本発明の別の態様によれば、前述のホール効果デバイスは、バイアス信号を供
給し、バイアス信号の値が、ホール効果素子における温度変化に応答して変化す
るように構成した、温度可変信号源を備えている。加えて、前述の端子対に構成
部品を結合した場合、構成部品の特性を変化させて、ホール効果素子における温
度変化に対する信号源の感度を調節することができるように、端子対を信号源に
関連付けて構成した。
【0007】 本発明の別の態様によれば、ホール効果デバイスは、ホール効果素子を内部に
装着した集積回路パッケージと、ユーザがアクセス可能な構成部品であって、構
成部品の特性を変化させて、デバイスにおける温度変化に対するホール効果デバ
イスの利得の感度を調節することができるように、前記ホール効果素子に関連付
けて構成した、構成部品とを備える。
【0008】 本発明の別の態様によれば、ホール効果デバイスは、集積回路パッケージ内に
装着されたホール効果デバイスと、パッケージの外部地点から、温度変化状態に
対するホール効果デバイスの利得の感度を調節する手段とを含む。
【0009】 本発明の更に別の態様によれば、ホール効果素子に対する温度変動の影響を補
償する方法は、集積回路の1対の外部端子に構成部品を結合し、集積回路に含ま
れるホール効果デバイスの利得の感度を調節するステップを含む。 (発明の詳細な説明) 図1は、本発明の一実施形態に用いられるクアッド・セル・ホール効果素子(
quad−cell Hall−effect element)20の平面図
である。図示のように、クアッド・セル・ホール効果素子20は、4つのホール
・セル20A〜20Dを含む。ホール・セル20A,20B,20Cおよび20
Dは、n−型エピタキシャル(n−エピ)領域(例えば、直径200マイクロメ
ートル)で作られ、p−型ウエルまたはハブ(p−ウエル/p−タブ)30A,
30B,30Cおよび30D内にそれぞれ形成されている。一方、P−ウエル/
p−タブ30A,30B,30Cおよび30Dは、n−型基板32上に形成され
ている。
【0010】 ホール・セル20A,20B,20Cおよび20Dの各々は、直交方向に向け
られた2つのコンタクト対を含む。即ち、ホール・セル20A,20B,20C
および20Dは、それぞれ、第1コンタクト対20A1および20A3、20B
1および20B3、20C1および20C3、ならびに20D1および20D3
と、第2コンタクト対20A2および20A4、20B2および20B4、20
C2および20C4、ならびに20D2および20D4とを含む。導体34が、
コンタクト20A1、20B2、20C3および20D4を相互接続し、導体3
6が、コンタクト20A2、20B3、20C4および20D1を相互接続し、
導体38が、コンタクト20A4、20B1、20C2および20D3を相互接
続し、導体40が、コンタクト20A3、20B4、20C1および20D2を
相互接続することにより、セル20Aないし20Dを並列に配線し、セル20A
ないし20Dの各々が、クアド・セル・ホール効果素子20内における別のセル
に対して直交方向に向けられるようにしている。このセル20A〜20Dの方位
付けにより、セルにおける処理勾配(processing gradient
)のような、欠陥の悪影響低減を図る。
【0011】 また、図1は、セル20A〜セル20Dの各々を磁場Bが通過する(横切る)
ことも示す。これは、セルの表面に法線方向に、そして、図面に向かって入るも
のとして示されている。例えば、導体34および40間に電流IHを印加すると 、磁界Bの大きさおよびホール効果素子の感度SHは、先に論じた式VH=IH* B*SHにしたがって、導体36および38間に生ずる電圧VHの大きさが決定す
る。
【0012】 図2は、図1に示すクアド・セル・ホール効果素子20の基板部分の側断面図
である。図示のように、p−ウエル/p−タブ30Dおよび30Cが、n−型基
板32内に形成され、n−エピ・ホール・セル20Cおよび20Dがp−ウエル
/p−タブ30Cおよび30Dにそれぞれ形成されている。図1および図2にお
ける文字「p」および「n」は、種々の領域のドーピング型を例示することのみ
を意図するものであり、当該領域をドープする量や、当該領域を形成したプロセ
スを意味しようという訳ではない。
【0013】 図3は、本発明によるホール効果デバイス80の一実施形態のブロック図であ
る。図示のように、ホール効果デバイス80は、クアド・セル・ホール効果素子
20、転流スイッチ(commutation switch)50、差動前置
増幅器52、復調器54,出力増幅器56、出力端子P7、基準端子P5、温度
可変電流源22(レシオメトリック温度基準ブロック42および電圧/電流変換
器46を含む)、ならびにクロックおよび論理段48を含む。
【0014】 回路80の動作について、その種々の部分の説明と関連付けて、以下に更に詳
しく論ずるが、図3は、ホール効果デバイス80の基本的動作を理解するために
も有用である。図示のように、温度可変電流源22は、デバイスの温度に応じて
変動するホール・バイアス電流IHを、転流スイッチ50に供給する。転流スイ ッチ50は、クロックおよび論理段48によって制御され、(1)導体34およ
び40間、ならびに(2)導体36および38間で電流を交互に転流する。電流
を導体34および40間に流す場合、同時に転流スイッチ50は導体36および
38間に発生する電圧(磁界Bに応答して)を、差動前置増幅器52の入力26
および28にそれぞれ印加する。このクアド・セル・ホール効果素子20への信
号およびクアド・セル・ホール効果素子20からの信号の転流は、ホール・セル
固有の電圧オフセットVOHを排除するために行うものであり、先に引用し、本願
にも含まれることとした文書のいくつかに詳細に論じられている。しかしながら
、ホール・セルを横切る第1方向への電流の流れによって、第1ホール電圧VH1 および第1ホール・オフセット電圧VOH2を含む第1電圧V1(V1=VH1+VOH 1 )が発生し、第1方向に直交する方向である第2方向にホール・センサを横切 る電流の流れによって、第2ホール電圧VH2および第2ホール・オフセット電圧
OH2を含む第2電圧V2(V2=−VH2+VOH2)が発生することを注記すれば十
分であろう。
【0015】 第2ホール電圧VH2は第1ホール電圧VH1とほぼ等しく逆符号であり(即ちV H2 ≒VH1=VH)、第2ホール・オフセット電圧VOH2は第1ホール・オフセット
電圧VOH1にほぼ等しく同符号であるので(即ち、VOH2≒VOH1=VOH)、第1 方向に流れる電流によって発生する電圧V1から第2方向に流れる電流によって 発生する電圧V2を減算することによって(即ち、VH1+VOH1)−(−VH2+V OH2 ))、事実上オフセット電圧が相殺され、2VHに等しい電圧が得られる。以
下で説明するが、この減算は、前置増幅器52および復調器54の組み合わせに
よって行う。次いで、復調器54のオフセットがない出力を、レール間出力増幅
器(rail−to−rail output amplifier)56の入
力に供給し、増幅器56の出力をデバイスの外部端子P7(例えば、ピン)に接
続する。以下で説明するが、増幅器56の利得は、デバイス80外部の抵抗器を
用いて調節する。
【0016】 クアド・セル・ホール素子20の感度に対する温度の影響を補償するには、転
流スイッチ50に供給されるホール・バイアス電流IHの大きさを調節する。即 ち、ホール効果素子20の出力に生成される電圧VHは、素子を通過する電流の 大きさ、および感度定数SHに比例するので(即ち、VH=IH*B*SH)、温度
変化による感度SHの上昇または低下は、それぞれ、ホール電流IHにおける対応
する減少および増大によって打ち消すことができる。したがって、出力電圧VH は、ホール効果デバイス80の温度には無関係に、所与の磁界Bの大きさに対し
て同一となる。
【0017】 同様に、デバイス80が検知する磁気構成部品の磁界強度Bの温度変化による
増大または減少も、ホール電流IHの対応する減少および増大によって打ち消す ことができる。これは、移動する永久磁石によって磁界が生成される場合に有用
である。このように、磁気構成部品およびホール効果デバイス80が配置されて
いる環境の温度には無関係に、移動する(例えば、回転する)構成部品をデバイ
ス80から所与の距離において検知する場合、ホール効果デバイス80の出力電
圧VHは常に同一となる。
【0018】 図4は、転流スイッチ50およびその周囲にある回路を更に詳細に示す一部構
成/一部ブロック図である。図示のように、転流スイッチ50は、スイッチS1
〜S8を含む。スイッチS1およびS2は、温度可変電流源22の第1極性出力
とクアド・セル・ホール効果素子20の導体36および34との間にそれぞれ接
続されており、スイッチS3およびS4は、温度可変電流源22の第2極性出力
とホール効果素子20の導体38および40との間にそれぞれ接続されている。
同様に、スイッチS5およびS6は、ホール効果素子20の導体34および36
と前置増幅器52の非反転入力26との間にそれぞれ接続され、スイッチS7お
よびS8は、ホール効果素子20の導体40および38と前置増幅器52の反転
入力28との間にそれぞれ接続されている。以下で説明するが、スイッチS1〜
S8に隣接する記号「P1」または「P2」は、クロックおよび論理段48(図
3に示す)からの制御信号の2つの位相の内どちらで、スイッチの各々を閉じる
かを示す。非反転入力26および反転入力28において信号を受け取ることに加
えて、前置増幅器52は、基準導体58から基準電圧VREFを受け取る。基準電 圧VREFは、ホール効果デバイス80内部で形成され、デバイス80の高電源電 圧VCCの半分に設定されている(即ち、VREF=VCC/2)。高電源電圧V CCは約5ボルトであるので、基準電圧VREFは訳2.5ボルトに設定されてい る。図4に示す回路の動作については、図6に示すタイミング図の説明に関連付
けて以下で説明する。
【0019】 図5は、復調ブロック54を更に詳細に示す一部構成/一部ブロック図である
。図示のように、復調ブロック54は、コンデンサC1およびC2、ならびにス
イッチS9およびS10を含む。コンデンサC1は、差動増幅器52のシングル
・エンド出力と、スイッチS9およびS10の各々の一方の端子との間に接続さ
れている。スイッチS9の他方の端子は、基準導体58(VREFに維持されてい る)に接続されており、スイッチS10の他方の端子は、出力増幅器56の非反
転入力に接続されている。コンデンサC2は、増幅器56の非反転入力と導体5
8との間に接続されている。
【0020】 図6は、スイッチS1〜S10に対する制御信号、ならびに図4および図5に
示す前置増幅器52および復調器54の出力信号を示すタイミング図である。即
ち、図6のタイミング図は、(1)転流クロック信号60、(2)前置増幅器の
出力信号62、(3)スイッチS10の制御信号64、(4)スイッチS9の制
御信号66、および(5)復調出力信号68を示す。これらの信号各々の縦軸は
、信号によって得られる振幅を表わし、横軸は時間を表わす。図6に示す信号全
ては共通の時間軸を共有するが、信号を上下に並べているのは、当該信号が他の
信号よりも大きな振幅を得ることを示そうとしている訳ではない。
【0021】 ここで図6と共に図4を参照し、図4に示すホール効果デバイス80の部分の
動作について説明する。図示のように、転流クロック60は2つの位相P1およ
びP2を有する。即ち、クロック60が低の場合、位相P1にあり、クロック6
0が高の場合、位相P2にある。スイッチS1〜S8の各々は、これら2つの位
相の一方の間でのみ閉じるように構成されている。即ち、スイッチS2、S4、
S6およびS8は位相P1の間(即ち、クロック60が低の場合)に閉じ、スイ
ッチS1、S3、S5およびS7は位相P2の間(クロック60が高の場合)に
閉じる。スイッチの各々が閉じている位相を、スイッチに隣接して、記号「P1
」または「P2」で示している。
【0022】 クロック60の位相P1の間、温度可変電流源22はホール効果素子20の導
体34および40間に接続され、ホール効果素子20の導体36および38は、
それぞれ、差動前置増幅器52の非反転入力26および反転入力28に接続され
ている。前置増幅器52は、その非反転入力26およびその反転入力28間の差
動電圧を増幅し、事実上増幅した入力電圧(位相P1の間正である)を導体58
上の基準電圧VREFに加算する。次に、前置増幅器52はこの電圧の和を、シン グル・エンド出力信号として供給する(図6における前置増幅器の出力信号62
として示す)。図示のように、前置増幅器の出力信号62は、位相P1の間VRE F よりも大きい(例えば、曲線62の部分62Aで示す)。
【0023】 クロック60の位相P2の間、温度可変電流源22は、ホール効果素子20の
導体36および38間に接続され、ホール効果素子20の導体34および40は
、それぞれ、差動前置増幅器52の非反転入力および反転入力28に接続されて
いる。前置増幅器52は、その非反転入力26およびその反転入力28間の差動
電圧を増幅し、事実上増幅した入力電圧(位相P2の間負である)を、導体58
上の基準電圧VREFに加算する。次に、前置増幅器52はこの電圧の和を、シン グル・エンド出力信号として供給する(図6における前置増幅器の出力信号62
として示す)。図示のように、前置増幅器の出力信号62は、位相P2の間VRE F よりも小さい(例えば、曲線62の部分62Bで示す)。
【0024】 一般的に、ホール効果素子20のオフセット電圧VOHのために、曲線62の部
分62Aおよび62Bは同一電圧ではなく、位相P1の間は基準電圧VREFより も大きく(VH)、位相P2の間は基準電圧VREFよりも小さくなる(−VH)。 復調器54は、この差に対処するに当たり、位相P2中の前置増幅器52の出力
における電圧−VHを、位相P1中の前置増幅器52の出力における電圧VHから
事実上減算することにより、前述のようにホール・オフセット電圧VOHの影響を
除去する。
【0025】 ここで図6と共に図5を参照し、復調器54の動作について説明する。クロッ
クおよび論理段48(図3に示す)は、図6に示すように、スイッチS9制御信
号66およびスイッチS10制御信号64を生成する。スイッチS9およびS1
0は、それぞれ、スイッチS9制御信号66の位相P4およびスイッチS10制
御信号64の位相P3の間(即ち、スイッチS9制御信号66およびスイッチS
10制御信号64がそれぞれ高の場合)閉じるように構成されている。スイッチ
S9およびS10の各々が閉じている位相を、当該スイッチに隣接する記号「P
4」または「P3」で示す。
【0026】 位相P4の間、前置増幅器52の出力がVREFに対して負となっている短い時 間スイッチS9は閉じているので、コンデンサC1は、電圧VREFに対する前置 増幅器52の出力における現在の電圧に充電する。位相P3の間、スイッチS9
が開いた後、前置増幅器52の出力がVREFに対して正となっている短い時間ス イッチS10は閉じている。コンデンサC1およびC2はこの時間中直列に接続
されているので、コンデンサC1上の電荷の一部は、コンデンサC2に移転する
。数回のP4/P3サイクルの後、コンデンサC2上の電荷は、曲線62のピー
ク−ピーク電圧に等しくなる。
【0027】 このように、復調回路54は、実際には、(a)位相P2中の前置増幅器52
の出力における電圧の振幅と基準電圧VREFとの間の負の差を、(b)位相P1 中の前置増幅器52の振幅と基準電圧VREFとの間の正の差から減算する。復調 回路54の出力、即ち、出力増幅器56の非反転出力に接続されているコンデン
サC2の極は、したがって、曲線62のピーク−ピーク電圧に等しい電圧に留ま
る。先に論じたように、このピーク−ピーク電圧からは、ホール・オフセット電
圧VOHが除去されている。
【0028】 図7は、レシオメトリック温度基準ブロック42を更に詳細に示す構成図であ
る。図示のように、レシオメトリック温度基準段42は、演算増幅器74および
86、感温n+拡散抵抗器DR1、感温p−ウエル抵抗器DR2およびDR3、
ならびに特に温度変化に感応しない薄膜抵抗器TF1〜TF7を含む。
【0029】 拡散抵抗器DR1ならびに薄膜抵抗器TF1およびTF2を含む抵抗ブリッジ
が、高電源レール70(電圧VCCを有する)とアナログ接地84との間に接続
されている。即ち、薄膜抵抗器TF1は、高電源レール70と演算増幅器74の
非反転入力との間に接続され、抵抗器DR1およびTF2は、演算増幅器74の
非反転入力とアナログ接地84との間に直列に接続されている。したがって、演
算増幅器74の非反転入力は、電源電圧の変化に比例して変化する電圧に維持さ
れる(即ち、これが、レシオメトリック差動基準電圧である)。
【0030】 抵抗器TF3およびTF4は、高電源レール70およびアナログ接地84間に
直列に接続されており、これら抵抗器の接続点は、演算増幅器74の反転入力に
接続されている。抵抗器TF5は、演算増幅器74の出力および反転入力間にフ
ィードバック状に接続されている。したがって、抵抗器TF3〜TF5の値は、
演算増幅器74の利得を制御する。
【0031】 演算増幅器74の出力はノード88に接続する。一方、ノード88は、次の部
分に接続されている。(1)外部端子P1、(2)第1分圧抵抗器R1(直列接
続抵抗器DR2およびTF6を含む)の一方の端子(他方の端子は外部端子P2
に接続されている)、および(3)単位利得反転演算増幅器86の一方の入力(
他方の入力は導体58(電圧VREFが印加されている)に接続されている)。し たがって、演算増幅器86は、(a)ノード88における電圧、および(b)基
準電圧VCC/2間の差を反転したものに等しい出力を生成する。ここで用いる
場合、「外部端子」とは、集積回路パッケージから外側に延出する端子のことを
意味し、かかる端子は、パッケージ外部の回路の邪魔になる可能性がある。
【0032】 演算増幅器86の出力は、第2分圧抵抗器R2(直列接続抵抗器DR3および
TF7を含む)の一方の端子に接続されている。第2分圧抵抗器R2の他方の端
子は、(a)外部端子P3、および(b)電圧/電流変換器46(図3に示す)
の制御入力を駆動する導体72に接続されている。電圧/電流変換器46は、そ
の制御入力に1ミリボルトの電圧変化が印加されると、クアド・セル・ホール効
果素子20(図3に示す)に、0.04%のホール・バイアス電流IHの変化が 生ずるように構成されている。
【0033】 加えて、トリマブル抵抗器(trimmable resistor)R3が
、外部端子P3と外部端子P1およびP2の一方との間に選択的に接続される。
抵抗器R3は、ホール効果デバイス80が配されている集積回路パッケージの外
部にあり、その値をユーザが選択できるようにすることが好ましい。抵抗器R3
は、単純なポテンショメータ、厚膜レーザ・トリマブル抵抗器、または当業者に
は公知のユーザ調節可能抵抗を有するその他のいずれかのデバイスで構成するこ
とができる。しかしながら、抵抗器R3は、集積回路のエンド・ユーザに容易に
アクセス可能であれば、ホール効果デバイス80と同じパッケージ内に含まれて
いてもよいことを注記しておく。
【0034】 先に注記したように、拡散抵抗器DR1、DR2およびDR3の抵抗は、温度
変化に応答して変化する。したがって、ホール効果デバイスの温度が上昇するに
連れて、抵抗器DR1の抵抗が変化し、演算増幅器74の出力(ノード88)に
おける電圧もそれに応じて変化する。最初に抵抗器R3がないと仮定すると、ノ
ード88における電圧がVCC/2(即ち、導体58上の電圧)に等しいと、外
部端子P1、P2およびP3の各々における電圧はVCC/2に等しくなる。し
かしながら、ノード88における電圧がVCC/2から逸れるにつれて、外部端
子P1およびP2における電圧は、ノード88における電圧の逸脱に追従し、極
性反転演算増幅器86があるために、外部端子P3における電圧は、ノード88
における電圧がVCC/2から逸れる方向とは逆方向の電圧に逸れていく。即ち
、ノード88における電圧がVCC/2未満に低下した場合、外部端子P3にお
ける電圧は正電圧方向に逸れ、ノード88における電圧がVCC/2を超えて上
昇した場合、負電圧方向に逸れる。
【0035】 このデバイスの製作後、ブリッジ抵抗器TF1およびTF2、または利得設定
抵抗器TF3〜TF5を、従来のいずれかのウエハ探針装置を用いてトリムし、
ホール効果デバイスの温度が周囲温度である(例えば、約27℃)場合に、ノー
ド88における電圧がVCC/2に等しくなるようにする。
【0036】 図8は、外部端子P1、P2およびP3上の電圧が温度と共にどのように変動
するかを、抵抗器R3が端子P3と端子P1およびP2の一方との間に接続され
ている場合および接続されていない場合について示すグラフである。図示のよう
に、曲線76は、抵抗器R3を外部端子P1およびP2のいずれにも接続してい
ない場合の、これら二端子における電圧を表わし、曲線78は、抵抗器R3が外
部端子P3に接続されていない場合の外部端子P3上の電圧を表わし、曲線82
は、抵抗器R3が端子P3と端子P1およびP2の一方との間に接続されている
場合の外部端子P3における電圧を表わす。曲線76,78および80は、ブリ
ッジ抵抗器TF1およびTF2、または利得設定抵抗器TF3〜TF5を適正に
トリムした後に見られるものとして示す。即ち、抵抗器TF1〜TF5から選択
したものを適正にトリムした後、曲線76、78および80は、点80において
収束する。この点80は27℃の周囲温度に対応する。
【0037】 抵抗器R3が端子P3と端子P1およびP2の一方との間に接続されている場
合、外部端子P3は、ノード88と演算増幅器86の出力との間の電圧を分割す
る、少なくとも2つの抵抗器を含む分圧器のノードを形成する。即ち、抵抗器R
3が端子P3および端子P1間に接続されている場合、端子P3は、抵抗器R2
(抵抗器DR3およびTF7を含む)および抵抗器R3を含む分圧器のノードを
形成し、抵抗器R3が端子P3および端子P2間に接続されている場合、端子P
3は、抵抗器R1(抵抗器DR2およびTF6を含む)、抵抗器R2(抵抗器D
R3およびTF7を含む)、および抵抗R3を含む分圧器のノードを形成する。
これらの抵抗によって行われる分圧によって得られる、端子P3における電圧を
、図8の曲線82で表わす。抵抗器R3を2つの別個の端子のいずれかに接続す
ることができるので、デバイスの温度補償は異なる形式の磁石に対して可能とな
る。例えば、端子P1およびP3間に抵抗器R3を接続すると、−2000パー
・ミリオン(PPM)磁石の補償が可能となり、抵抗器R3を端子P2およびP
3間に接続すると、−200ppm磁石の補償が可能となる。
【0038】 外部端子P3と外部端子P1およびP2の一方との間に抵抗器R3を接続した
後、その値をトリムして、個々の用途に対し曲線82の傾きを最適化することが
できる。即ち、曲線82の傾きを調節することによって、外部端子P3における
電圧が温度変化に応答して変化する量を調節する。外部端子P3における電圧は
、電圧/電流変換器42(図3に示す)が発生するホール電流IHの大きさを制 御するので、曲線82の傾きを(トリミング抵抗器R3によって)最適化するこ
とによって、高い精度でホール効果素子20の感度SHの温度依存性を補償する ことができる。
【0039】 前述のように、抵抗器R1およびR2の各々は、薄膜抵抗器および感温拡散抵
抗器の直列結合を含む。拡散抵抗器は、抵抗器R1およびR2において用いられ
、曲線82に曲率を追加することによって、クアド・セル・ホール効果素子の感
度SHの二次温度係数を補正する。
【0040】 図9は、ホール効果デバイス80に可能な一実施形態、およびその外部回路要
素に可能な構成を示す、一部ブロック/一部構成図である。図示する実施形態で
は、ホール効果デバイス80は、8−ピン・デュアル・イン・ライン・パケージ
(DIP)であり、端子(即ち、外部コネクタ)P1〜P8を含む。そのいくつ
かは、これまでに説明した図に示した端子と同一である。端子P8は、高電源導
体70からの電力を受け取り、端子P4はアナログ接地導体84に接続されてい
る。トリマブル抵抗器R3が、端子P2およびP3間に接続されている(あるい
は、任意に、端子P1およびP3間に接続することも可能である)。抵抗器R4
〜R6は、出力増幅器56の利得を設定するように構成されている。具体的には
、抵抗器R4は端子P8およびP6(出力増幅器56の反転入力である)間に接
続され、抵抗R6は端子P6およびP5(VCC/2に等しい電圧を有する)間
に接続され、抵抗R5は端子P6およびP7(増幅器56の出力)間に接続され
ている。
【0041】 図10は、デバイス80がどのように磁界を検知するかを示す、ホール効果デ
バイス80の一実施形態の側面図である。図示のように、このデバイスは、当該
デバイスの面を横断する方向の磁界Bを検知するように構成されている。
【0042】 図11は、デバイス80の外部回路要素に可能な別の構成を示す一部ブロック
/一部構成図であり、電源間に追加の分圧器(抵抗R7およびR10を含む)を
接続し、デバイスのオフセットを更に調節するようにしたものである。即ち、端
子P5と抵抗器R9の第1端子(その第2端子は端子P7に接続されている)と
の間に抵抗器R7が接続され、端子P6および端子P7間に抵抗器R8が接続さ
れ、抵抗器R9の第1端子と端子P3との間に抵抗R10が接続されている。
【0043】 以上感温センサに用いるホール効果デバイス80の実施形態についてここでは
説明したが、温度と共に変動する出力を生成する可能性があるデバイスであれば
いずれでも、本発明の意図する範囲から逸脱することなく同等に使用可能である
。加えて、温度可変電流源22は、温度に依存する電圧を発生する第1デバイス
、および発生した電圧を電流に変換しホール効果素子20に供給する第2デバイ
スを含むが、温度依存電流を生成する単一デバイスを同等に用いることもでき、
また、代わりに、温度依存電圧源を直接ホール効果素子20の端子対間の電流源
として用いることも可能である。更に、温度補償回路の感度を調節するために用
いる外部デバイスは、ここでは抵抗器として記載したが、デバイスの感度を調節
可能な他のあらゆる外部デバイスも同等に使用可能である。加えて、ここでは特
定のドーピング型の半導体構成部品について説明したが、逆のドーピング型でも
使用可能である。
【0044】 以上、本発明の少なくとも1つの代表的な実施形態によて説明したが、種々の
変形、変更および改良も当業者には容易に想起されよう。かかる変形、変更およ
び改良は、本発明の精神および範囲に該当することを意図するものである。した
がって、これまでの説明は単なる一例に過ぎず、限定として意図したものではな
い。本発明は、請求の範囲およびその均等物においてのみ規定されることとする
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態において用いるクアッド・セル・ホール効果素子の平面図
である。
【図2】 図1に示すクアッド・セル・ホール・セルの基板部分の側断面図である。
【図3】 本発明によるホール効果素子の一実施形態のブロック図である。
【図4】 図3に示すデバイスの転流スイッチ部分を更に詳細に示す一部構成/一部ブロ
ック図である。
【図5】 図3に示すデバイスの復調部分を更に詳細に示す一部構成/一部ブロック図で
ある。
【図6】 図4および図5に示すデバイスの部分の制御信号および出力信号を示すタイミ
ング図である。
【図7】 図3に示す回路のレシオメトリック温度基準部分を更に詳細に示す構成図であ
る。
【図8】 図7に示す温度基準部分が生成しデバイスの外部ピン上に現れる電圧が、温度
と共にどのように変動するかを示すグラフである。
【図9】 デバイス外部の回路要素に可能な構成を示す一部ブロック/一部構成図である
【図10】 本発明によるデバイスが、それに加えられた磁界をどのように検知するかを示
す、当該デバイスの一実施形態の側面図である。
【図11】 デバイス外部の回路要素に可能な構成を示す一部ブロック/一部構成図である
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月20日(2000.4.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項43】 請求項29ないし36記載のホール効果デバイスにおいて
、前記温度可変利得制御回路が、温度依存電圧源、電圧制御利得調節回路、およ
び前記電圧源に結合され温度依存電圧をそこから受け取る第1ノードと、前記利
得調節回路に結合されこれに制御電圧を供給する第2ノードとを有する分圧器を
含み、前記分圧器が前記第1構成部品を含み、前記第1構成部品のみの特性を調
節することにより、前記分圧器の成分値の比率を変更し、前記第2ノードにおけ
る電圧を変化させるように構成することを特徴とするホール効果デバイス。
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月11日(2001.1.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニクソン,ポール・アール アメリカ合衆国マサチューセッツ州01983, トップスフィールド,ベア・ヒル・ロード 77 (72)発明者 フォリー,デービッド・ピー アメリカ合衆国マサチューセッツ州01824, チェルムスフォード,アーマンド・ドライ ブ 6 Fターム(参考) 2G017 AA01 AB05 AB09 AC04 AC06 AD53

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホール効果デバイスであって、 集積回路パッケージ内に装着した基板と、 前記基板上に一体化されたホール効果素子であって、バイアス信号を受け取る
    少なくとも1つの入力と、前記バイアス信号および当該ホール効果素子を横切る
    磁界に依存する出力信号を与える少なくとも1つの出力を有する、ホール効果素
    子と、 前記パッケージ外部に構成部品を接続させるように構成された1対の端子であ
    って、前記構成部品を当該端子対に結合した場合、前記構成部品の特性を変化さ
    せて、前記ホール効果デバイスの利得の当該デバイスにおける温度変化に対する
    感度を調節することができるように、前記ホール効果素子に関連付けて構成した
    、端子対と、 を備えることを特徴とするホール効果デバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホール効果デバイスにおいて、 前記デバイスが、更に、前記バイアス信号を供給し、該バイアス信号の値が、
    前記ホール効果素子における温度変化に応答して変化するように構成した、温度
    可変信号源を備え、 前記構成部品を前記端子対に結合した場合、前記構成部品の特性を変化させて
    、前記ホール効果素子における温度変化に対する前記信号源の感度を調節するこ
    とができるように、前記端子対を前記信号源に関連付けて構成したことを特徴と
    するホール効果デバイス。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のホール効果デバイスにおいて、前記信号源が
    、 制御入力を有する可制御電流源と、 前記基板上に一体化され、かつ前記電流源に結合され、前記可制御電流源の前
    記制御入力に温度依存信号を供給する感温信号源と、 を含むことを特徴とするホール効果デバイス。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のホール効果デバイスにおいて、 前記可制御電流源が電圧制御電流源を含み、 前記感温信号源が感温電圧源を含む、 ことを特徴とするホール効果デバイス。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のホール効果デバイスにおいて、 前記端子対の少なくとも一方が、前記パッケージの外部構成部品を接続した場
    合に、分圧器のノードを形成するように構成したことを特徴とするホール効果デ
    バイス。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のホール効果デバイスであって、更に、調節可
    能な抵抗を有する抵抗器を備えた前記構成部品を、前記パッケージ外部に備える
    ことを特徴とするホール効果デバイス。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のホール効果デバイスであって、更に、調節可
    能な抵抗を有する抵抗器を備えた前記構成部品を、前記パッケージ外部に備える
    ことを特徴とするホール効果デバイス。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のホール効果デバイスであって、更に、前記ホ
    ール効果素子のオフセットを補償する手段を備えることを特徴とするホール効果
    デバイス。
  9. 【請求項9】 ホール効果デバイスであって、 集積回路パッケージと、 前記パッケージ内に装着されたホール効果素子であって、バイアス信号を受け
    取る少なくともつの入力と、前記バイアス信号および当該ホール効果素子を横切
    る磁界に依存する出力信号を与える少なくとも1つの出力を有する、ホール効果
    素子と、 ユーザが前記パッケージ外部からアクセス可能な構成部品であって、該構成部
    品の特性を変化させて、前記デバイスにおける温度変化に対する前記ホール効果
    デバイスの利得の感度を調節することができるように、前記ホール効果素子に関
    連付けて構成した、構成部品と、 を備えることを特徴とするホール効果デバイス。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のホール効果デバイスにおいて、 前記デバイスが、更に、前記バイアス信号を供給し、該バイアス信号の値が、
    前記ホール効果素子における温度変化に応答して変化するように構成した、温度
    可変信号源を備え、 前記構成部品の特性を変化させて、前記ホール効果素子における温度変化に対
    する前記信号源の感度を調節することができるように、前記構成部品を前記信号
    源に関連付けて構成したことを特徴とするホール効果デバイス。
  11. 【請求項11】 ホール効果デバイスであって、 集積回路パッケージ内に装着した基板と、 前記基板上に一体化されたホール効果素子であって、バイアス信号を受け取る
    少なくともつの入力と、前記バイアス信号および当該ホール効果素子を横切る磁
    界に依存する出力信号を与える少なくとも1つの出力を有する、ホール効果素子
    と、 前記パッケージの外部地点から、温度変化状態に対する前記ホール効果デバイ
    スの利得の感度を調節する手段と、 を備えることを特徴とするホール効果デバイス。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のホール効果デバイスにおいて、前記ホー
    ル効果デバイスの利得の感度を調節する手段のための前記手段が、前記バイアス
    信号の値が前記ホール効果素子における温度変化に応答するように前記バイアス
    信号を供給する手段を含むことを特徴とするホール効果デバイス。
  13. 【請求項13】 ホール効果素子に対する温度変動の影響を補償する方法で
    あって、 (a)温度変化状態と共に変化する利得を有するホール効果デバイスを含むモ
    ノリシック集積回路を用意するステップと、 (b)前記集積回路の1対の外部端子に構成部品を結合し、温度変動に対する
    前記ホール効果デバイスの利得の感度を調節するステップと、 から成ることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法であって、更に、 (c)前記構成部品の特性を変化させ、温度変動に対する前記ホール効果デバ
    イスの利得の感度を調節するステップを含むことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の方法において、 ステップ(a)が、ホール効果素子と、該ホール効果素子の少なくとも1つの
    入力にバイアス信号を供給し、前記ホール・デバイスにおける温度変化に応答し
    て、前記バイアス信号の値を変化させる温度可変信号源とを含む前記モノリシッ
    ク集積回路を供給するステップを含み、 ステップ(b)が、前記構成部品を前記集積回路の前記外部端子対に結合し、
    温度変動に対する前記温度可変信号源の感度を調節するステップを含む、 ことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の方法であって、更に、 (c)前記構成部品の特性を変化させ、温度変動に対する前記温度可変信号源
    の感度を調節するステップを含むことを特徴とする方法。
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