JP2001520363A - 断熱性の壁 - Google Patents

断熱性の壁

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JP2001520363A JP2000516193A JP2000516193A JP2001520363A JP 2001520363 A JP2001520363 A JP 2001520363A JP 2000516193 A JP2000516193 A JP 2000516193A JP 2000516193 A JP2000516193 A JP 2000516193A JP 2001520363 A JP2001520363 A JP 2001520363A
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heat
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ヒラート ユルゲン
シュッテ マルクス
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BSH Hausgeraete GmbH
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BSH Bosch und Siemens Hausgeraete GmbH
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 互いに間隔を置いて配置されかつ少なくとも十分に真空密に形成された２つのカバー層（１３，１７）を備えた断熱性の壁（１０）であって、両カバー層（１３，１７）が、少なくとも十分に真空密な結合エレメント（２３）と共に、排気可能な中間室（２１）を取り囲んでおり、該中間室（２１）が、排気可能な断熱材料（２２）で充填されている形式のものにおいて、カバー層（１３，１７）が、その自由縁部に沿って、中間室（２１）から離れる方向に向けられた屈曲部（１４，１８）を有しており、該屈曲部（１４，１８）に前記結合エレメント（２３）が載置されて、真空密に固定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、互いに間隔を置いて配置されかつ少なくとも十分に真空密に形成さ
れた２つのカバー層を備えた断熱性の壁であって、両カバー層が、少なくとも十
分に真空密な結合エレメントと共に、排気可能な中間室を取り囲んでおり、該中
間室が、排気可能な断熱材料で充填されている形式のものに関する。
【０００２】 真空断熱技術に基づく断熱性の壁の公知先行技術においては、互いに間隔を置
いて配置された外側のカバー層が、ほぼ横断面Ｕ字形に形成された結合成形材に
よって互いに真空密に結合されており、この場合、結合成形材は、Ｕ字体の両脚
部の自由端部が両カバー層の縁部に向けられていて、これらの縁部と十分に同一
の平面に位置するように両カバー層の間に嵌め込まれている。両カバー層のこの
ような結合形式では、製造上必要となる緊締力のための十分な剛性を得るために
結合成形材のＵ字体の基部に、カバー層の材料厚さのオーダ内になければならな
い材料厚さを装備させることが絶対に必要となる。その場合、緊締力は、断熱室
への接近可能性が存在しないため、専ら断熱室の外側で断熱性の壁に導入されな
ければならない。結合成形材のＵ字体の基部領域における材料厚さ増大に基づき
、両カバー層の間の中間室に持ち込みたい支持・断熱材料として働く廉価な断熱
材料、たとえば連続気泡性のポリウレタンフォームまたは連続気泡性のポリスチ
ロールフォーム等が使用される場合には熱ブリッジが生じ、このような熱ブリッ
ジは断熱性の壁の断熱能力を著しく損なう。この損害を回避するために、公知の
壁は高価なガラス繊維材料で充填される。このガラス繊維材料はさらに、その比
較的高い固有重量（自重）に基づき、壁にとっては著しい重量増加を意味する。
これにより、製造時の壁の取り扱いが極めて困難になるばかりでなく、たとえば
この壁が家庭用の冷蔵庫または冷凍庫のような冷却器具において使用される場合
にも、この壁の可動性が極めて困難になる。
【０００３】 本発明の課題は、請求項１の上位概念部に記載の形式の断熱性の壁を、単純な
構造的手段により改良することである。
【０００４】 この課題を解決するために本発明の構成では、カバー層が、その自由縁部に沿
って、中間室から離れる方向に向けられた屈曲部を有しており、該屈曲部に前記
結合エレメントが載置されて、真空密に固定されているようにした。
【０００５】 このような形式の構築技術においては、幾何学的に簡単な形状を有する個別構
成部分を、廉価に製造され得る平らな面状の薄板区分の形で例外なく使用するこ
とができる。さらに、カバー層と結合エレメントとにおける、緊締工具を用いて
互いに緊締したい区分が自由に接近可能となるので、一方では緊締箇所の良好な
接近可能性に基づき、極めて単純な緊締工具を使用することができ、他方ではフ
ィルム状の壁厚さを備えた結合エレメントを使用することができる。なぜならば
、この結合エレメントはもはや、いかなる緊締力をも吸収するために働く必要が
ないからである。フィルム状の壁厚さを備えた結合エレメントの使用により、断
熱特性を損なうことなしに両カバー層の間の中間室を廉価な断熱材料、たとえば
連続気泡性のポリウレタンフォームまたは連続気泡性のポリスチロールフォーム
で充填することが可能となる。なぜならば、このような断熱材料を使用する場合
にフィルム状の結合エレメントは、無視できる程度の熱ブリッジしか形成しない
からである。
【０００６】 本発明の対象の有利な構成では、結合エレメントが、屈曲部の幅と材料厚さと
に少なくともほぼ相当する幅と厚さとを有する２つの縁部ストリップを備えた扁
平成形材として形成されており、両縁部ストリップの間に、少なくとも中間室に
跨るフィルム状の中間片が配置されている。
【０００７】 屈曲部の材料厚さ範囲にある材料厚さを有する縁部ストリップにより、たとえ
ば特殊鋼または鋼薄板から製造された結合エレメントを、たとえば特殊鋼または
鋼薄板から製造されたカバー層に、高いプロセス確実性で特に確実かつ迅速に溶
接技術により固着することができる。それと同時に、フィルム状の中間片により
、最小の熱伝導率しか有さない両カバー層の間の中間室のカバーが提供されてい
る。
【０００８】 本発明の対象の別の有利な構成では、フィルム状の中間片の側方の区分が、縁
部ストリップと屈曲部との間の中間層としてカバー層に真空密に固定されている
。
【０００９】 これにより、特に簡単かつ廉価に製造され得る個別構成部分が得られる。これ
らの個別構成部分はさらに、特に確実に機能するように接合することができ、特
にプロセス確実に互いに結合することができる。
【００１０】 本発明の対象のさらに有利な構成では、中間層の真空密な固着が、溶接技術に
より行われる。これにより、中間層の真空密な固着が、特にプロセス確実にかつ
特に廉価にも形成可能となる。
【００１１】 本発明の対象のさらに別の有利な構成では、結合エレメントが、複数の長手方
向部分片から接合されている。これにより、結合エレメントを製造技術的に特に
簡単に製造することができ、しかも特に簡単に取り扱うことができる。
【００１２】 本発明の対象のさらに別の有利な構成では、長手方向部分片が、壁のコーナ領
域もしくは角隅領域にわたって一体にかつ突合わせ部なしに案内されている。
【００１３】 これにより、たとえば特殊鋼または鋼薄板から製造されたカバー層および結合
エレメントにおいては溶接シーム溜まりの形で生じる、コーナ領域で溜まる結合
部による真空断熱の潜在的なシール性問題が取り除かれている。さらに、一体的
なコーナ成形材により、機能技術的な理由に基づき要求される所望の幾何学的形
状が常に確実に維持されることが確保されている。なぜならば、コーナ成形材を
、たとえば前成形または前製作された構成エレメントとして使用することができ
、そして断熱性の壁におけるコーナの構成を、製作方法の段階で初めて接合され
得る成形材区分によって実施しなくて済むからである。さらに、一体的なコーナ
成形材により、種々異なるコーナデザイン、たとえば円形コーナを実現すること
ができる。このような円形コーナは、カバー層と結合成形材とを溶接する場合に
、中断なく一貫して行われる連続的な、ひいてはプロセス確実な溶接過程を可能
にする。
【００１４】 本発明の対象のさらに別の有利な構成では、長手方向部分片が、その相互接合
部において、それぞれカバー層に真空密に固定された支持エレメントによって支
持されている。
【００１５】 たとえばカバー面の材料厚さのオーダ内にある壁厚さを有する、このような支
持エレメントを持ち込むことにより、長手方向部分片を互いにかつカバー層に対
して、特に簡単かつ迅速に位置調整することができ、これにより、製造経過が著
しく促進されている。さらに、支持エレメントは場合によっては、製造上加えら
れるべき緊締力を吸収することもできる。
【００１６】 本発明の対象のさらに別の有利な構成では、長手方向部分片が、その相互接合
部において、それぞれカバーエレメントによってカバーされており、該カバーエ
レメントが、カバー層と支持エレメントとに真空密に結合されている。
【００１７】 互いに接合された長手方向部分片の間の突合わせ部においてカバーエレメント
を使用することにより、これらの長手方向部分片は特に目的確実にかつ製作に好
都合に互いに結合されて、真空密な１つの結合エレメントを形成することができ
る。この場合、カバー層に真空密に固定された支持エレメントとカバーエレメン
トとを真空密に結合することにより、互いに接合された長手方向部分片の間に、
その製造誤差が原因で種々異なる幅の突合わせギャップが生じた場合でも、真空
密な複合体が形成されている。
【００１８】 本発明の対象のさらに別の有利な構成では、カバー層、結合エレメント、支持
エレメントおよびカバーエレメントが、溶接可能な金属材料から形成されている
。これにより、断熱性の壁は特にプロセス確実にかつ大量生産技術により製造可
能となる。
【００１９】 本発明の別の対象は、断熱性のキャビネットと、該キャビネットに配置された
、断熱性の扉によって閉鎖可能な有用室とを備えた冷却器具である。本発明の構
成では、断熱性のキャビネットと扉とが、請求項１から９までのいずれか１項記
載の構成により形成されている。これにより、特に環境に適した、高い断熱能力
備えた冷却器具が形成される。そのうえ、この高い断熱能力により、断熱性のキ
ャビネットの壁厚さを減少させることができ、これにより、外側寸法を変えない
まま、冷蔵室または冷凍室の有用容積を増大させることができる。
【００２０】 本発明のさらに別の対象は、断熱的に形成された、扉によって閉鎖可能なレン
ジマッフル（保護容器）を備えた家庭用のレンジである。本発明の構成では、レ
ンジマッフルが、請求項１から９までのいずれか１項記載の構成により形成され
ている。これにより、家庭用のレンジに用いられるレンジマッフルが、やはり特
に環境に穏やかに、比較的高い断熱能力で、かつ外側寸法を変えないまま、高め
られた有用内容積をもって製造可能となる。
【００２１】 以下に、本発明を冷却器具キャビネットの例につき詳しく説明する。
【００２２】 図１には、家庭用の冷蔵庫または冷凍庫のような家庭用の冷却器具のために使
用可能な断熱性のキャビネット１０が概略的に示してある。このキャビネット１
０は、出入開口１１を介して物品の出入が可能となる、冷蔵室または冷凍室とし
て形成された貯蔵室１２を有している。この貯蔵室１２は、内側ライニングとし
て働く内側のカバー層１３によってライニングされており、この内側のカバー層
１３は管状体として形成されていて、たとえば０．４ｍｍの材料厚さを有する特
殊鋼薄板または防食された鋼薄板から成ってる。内側のカバー層１３の、出入開
口１１に面した側の端区分には、内側のカバー層１３に対してほぼ垂直に配置さ
れた屈曲部１４が設けられている。この屈曲部１４の、貯蔵室１２とは反対の側
の外面は支持面１５として働き、この支持面１５の自由縁部１６は、出入開口１
１の自由な開口横断面を仕切っている。内側のカバー層１３は、キャビネット１
０の外側ライニングとして働く外側のカバー層１７によって取り囲まれており、
この外側のカバー層１７の壁は内側のカバー層１３の壁に対して間隔を置いて配
置されているので、両カバー層１３，１７は、互いに内外に嵌め込まれた２つの
管のように嵌め合わされている。外側のカバー層１７の、出入開口１１に面した
側の端区分には、外側のカバー層１７の、非切削加工による変形加工によって形
成された屈曲部１８が設けられている。この屈曲部１８の自由縁部１９は内側の
カバー層１３とは反対の方向に向けられており、屈曲部１８の外面は屈曲部１４
の外面と同様に支持面２０として働く。この支持面２０は、内側のカバー層１３
の支持面１５と同様に外側のカバー層１７の表面に対してほぼ垂直に配置されて
いて、内側のカバー層１３に設けられた支持面１５に対してほぼ同じ高さで延び
ている。内側のカバー層１３と、この内側のカバー層１３を外套状に取り囲む外
側のカバー層１７との間には、外側のカバー層１７の壁を内側のカバー層１３の
壁から均一な間隔を置いて配置することにより、中間室２１が形成されている。
この中間室２１は排気可能な断熱材料２２、たとえば連続気泡性のポリウレタン
フォームまたは連続気泡性のポリスチロールフォームで充填されており、中間室
２１の、出入開口１１とは反対の側に位置する背面側は、図示していない手段に
よって真空密に閉鎖されている。中間室２１は、出入開口１１の側では結合エレ
メント２３によって真空密に閉鎖されている。この結合エレメント２３は屈曲部
１４；１８に沿って延びていて、結合エレメント２３の自由縁部は屈曲部１４；
１８に設けられた支持面１５；２０に真空密に固定されている。結合エレメント
２３は、主として扁平成形体として形成されていて、複数の部分片２４から接合
されている。これらの部分片２４は、キャビネット１０のコーナ（角隅）領域に
わたって一体でかつ突合わせ部なしに延びている。部分片２４はフィルム状の材
料、たとえば０．１ｍｍの材料厚さを有する特殊鋼フィルムから製造されている
。屈曲部１４；１８の自由縁部１６；１９にまで延びるフィルム状の部分片２４
はその端区分２５で、突合わせ部２６を形成するように互いに接合されている。
この場合、端区分２５は突合わせ部２６において、横断面Ｕ字形に成形された支
持エレメント２７によって支持されている。この支持エレメント２７は、たとえ
ば両カバー層１３，１７の材料厚さ範囲にある特殊鋼薄板から製造されており、
Ｕ字形の支持エレメント２７のＵ字体の両脚部は、カバー層１３，１７の、中間
室２１に面した内側面に溶接シームＳ１によって真空密に固定されている。結合
エレメント２３は、そのフィルム状の部分片２４の他にさらに、カバー層１３，
１７の材料厚さ範囲にある、支持面１５；２０の幅とほぼ等しい幅を備えた縁部
ストリップ２８を有している。この縁部ストリップ２８は、部分片２４と同様に
キャビネット１０のコーナ領域にわたって一貫して一体に案内されている。縁部
ストリップ２８は、支持面１５に沿って溶接シームＳ２によって真空密に固定さ
れているので、フィルム状の部分片２４は、屈曲部１４；１８と縁部ストリップ
２８との間の中間層として配置されていて、溶接シームＳ２によってカバー層１
３；１７に真空密に結合されている。縁部ストリップ２８はそれぞれ突合わせ部
２６において、カバー層１３，１７の材料厚さ範囲にある、たとえば特殊鋼薄板
または防食された鋼薄板から製造されたカバーエレメント２９の幅ｂのほぼ半分
に相当する長さだけ切り詰められている。カバーエレメント２９は、縁部ストリ
ップ２８を部分片２４に比べて切り詰めたことにより生じた隙間を十分に塞ぐこ
とができる。屈曲部１４，１８の自由縁部１６，１９とほぼ同一の平面に位置す
るカバーエレメント２９は、端区分２５の突合わせ部２６を真空密にカバーする
ために働く。真空密な複合体を形成するためには、溶接シームＳ２に交差する溶
接シームＳ３が役立つ。この溶接シームＳ３はカバーエレメント２９の全長にわ
たって延びていて、カバーエレメント２９を屈曲部１４，１８にも、Ｕ字形に形
成された支持エレメント２７のＵ字体基部にも、真空密に結合している。縁部ス
トリップ２８およびフィルム状の部分片２４と相まって、部分片２４の突合わせ
部２６においてカバーエレメント２９を使用することに基づき、両カバー層１３
，１７は、両カバー層１３，１７の間における熱伝導が最小限に抑えられた状態
で、互いに真空密に結合されているので、両カバー層１３，１７を背面側で真空
密に互いに結合する手段（図示せず）と協働して、中間室２１が排気可能に閉鎖
されている。
【００２３】 前記結合エレメント２３の変化形としては、フィルム状の部分片２４の長手方
向縁部を複数回折り曲げることによって縁部ストリップ２８を形成することも考
えられる。
【００２４】 家庭用の冷却器具または家庭用の冷凍器具のための断熱性のキャビネットの例
につき説明した、本発明による断熱性の壁は、家庭用の冷却器具の扉を形成する
ためや、家庭用のレンジにおいて使用される断熱性のレンジマッフル（保護容器
）を製造するためにも適している。この場合、後者の使用事例、つまりレンジマ
ッフルを製造するために使用される場合では、排気された中間室内で支持材料と
して働く断熱材料が、レンジにおいて通常発生する作動温度に十分に適合される
ことが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図１】 キャビネット壁として働く、互いに間隔を置いて配置されたカバー層の自由縁
部が、冷却器具の出入開口の側で結合エレメントに結合されている家庭用の冷却
器具の真空断熱されたキャビネットを側方から見た立体図である。
【図２】 キャビネット壁の一部を図１のＩＩ−ＩＩ線に沿って断面した拡大図である。
【符号の説明】
１０ キャビネット、 １１ 出入開口、 １２ 貯蔵室、 １３ カバー層
、 １４ 屈曲部、 １５ 支持面、 １６ 自由縁部、 １７ カバー層、
１８ 屈曲部、 １９ 自由縁部、 ２０ 支持面、 ２１ 中間室、 ２２
断熱材料、 ２３ 結合エレメント、 ２４ 部分片、 ２５ 端区分、 ２６
突合わせ部、 ２７ 支持エレメント、 ２８ 縁部ストリップ、 ２９ カ
バーエレメント、 ｂ 幅、 Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３ 溶接シーム
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年４月１４日（２０００．４．１４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 互いに間隔を置いて配置されかつ少なくとも十分に真空密に
    形成された２つのカバー層を備えた断熱性の壁であって、両カバー層が、少なく
    とも十分に真空密な結合エレメントと共に、排気可能な中間室を取り囲んでおり
    、該中間室が、排気可能な断熱材料で充填されている形式のものにおいて、カバ
    ー層（１３，１７）が、その自由縁部に沿って、中間室（２１）から離れる方向
    に向けられた屈曲部（１４，１８）を有しており、該屈曲部（１４，１８）に前
    記結合エレメント（２３）が載置されて、真空密に固定されていることを特徴と
    する、断熱性の壁。
  2. 【請求項２】 結合エレメント（２３）が、屈曲部（１４，１８）の幅と材
    料厚さとに少なくともほぼ相当する幅と厚さとを有する２つの縁部ストリップ（
    ２８）を備えた扁平成形材として形成されており、両縁部ストリップ（２８）の
    間に、少なくとも中間室（２１）に跨るフィルム状の中間片（２４）が配置され
    ている、請求項１記載の断熱性の壁。
  3. 【請求項３】 フィルム状の中間片（２４）の側方の区分が、縁部ストリッ
    プ（２８）と屈曲部（１４，１８）との間の中間層としてカバー層（１３，１７
    ）に真空密に固定されている、請求項２記載の断熱性の壁。
  4. 【請求項４】 前記中間層（２４）の真空密な固着が、溶接技術により行わ
    れる、請求項３記載の断熱性の壁。
  5. 【請求項５】 結合エレメント（２３）が、複数の部分片（２４）から接合
    されている、請求項１または２記載の断熱性の壁。
  6. 【請求項６】 部分片（２４）が、カバー層（１３，１７）のコーナ領域に
    わたって一体でかつ突合わせ部なしに案内されている、請求項１、２または５記
    載の断熱性の壁。
  7. 【請求項７】 部分片（２４）が、その相互接合部において、それぞれカバ
    ー層（１３，１７）に真空密に固定された支持エレメント（２７）によって支持
    されている、請求項５または６記載の断熱性の壁。
  8. 【請求項８】 部分片（２４）が、その相互接合部において、それぞれカバ
    ーエレメント（２９）によってカバーされており、該カバーエレメント（２９）
    が、カバー層（１３，１７）と支持エレメント（２７）とに真空密に結合されて
    いる、請求項５から７までのいずれか１項記載の断熱性の壁。
  9. 【請求項９】 カバー層（１３，１７）、結合エレメント（２３）、支持エ
    レメント（２７）およびカバーエレメント（２９）が、溶接可能な金属材料から
    形成されている、請求項１から８までのいずれか１項記載の断熱性の壁。
  10. 【請求項１０】 断熱性のキャビネットと、該キャビネットに配置された、
    断熱性の扉によって閉鎖可能な有用室とを備えた冷却器具において、断熱性のキ
    ャビネット（１０）と扉とが、請求項１から９までのいずれか１項記載の断熱性
    の壁により形成されていることを特徴とする冷却器具。
  11. 【請求項１１】 断熱性に形成された、扉によって閉鎖可能なレンジマッフ
    ルを備えた家庭用のレンジにおいて、レンジマッフルが、請求項１から９までの
    いずれか１項記載の断熱性の壁により形成されていることを特徴とする、家庭用
    のレンジ。
JP2000516193A 1997-10-16 1998-10-16 断熱性の壁 Pending JP2001520363A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19745825.4 1997-10-16
DE19745825A DE19745825A1 (de) 1997-10-16 1997-10-16 Wärmeisolierende Wandung
PCT/EP1998/006601 WO1999019678A1 (de) 1997-10-16 1998-10-16 Wärmeisolierende wandung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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