JP2001519465A - 香料配合物 - Google Patents

香料配合物

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Abstract

(57)【要約】 スパンデックス(商標)ファイバを組み込んでいる生地上に良好な折出及び/又は実質的に改良された消臭効果を与える香料配合物。この香料は、この配合物の少なくとも60重量%は、カテゴリI及びIIからもたらされる芳香材料の混合物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、香料、そのような香料を含むクリーニング配合物、及び織物上に香
料を析出させるためのそれらの配合物の使用に関する。
【0002】 クリーニング製品での香料の使用は、長年にわたり確立されてきている。香料
は、基本悪臭を覆うため及び顧客にとって魅力的又は好ましい芳香の印象を与え
るために用いられる。一般的に、多くの段階、例えば「包装中」の製品から、製
品の使用中、クリーニング後の湿った布地、乾燥した布地(すなわち、湿った布
地を乾燥した後)で、嗅覚的に良好な成果を達成しうることが重要である。ある
種の香料は、ヒトの皮膚に直接に用いたとき、又はクリーニング製品に含まれて
いるときのどちらかで、体の悪臭に対する消臭効果を提供する能力を有する。そ
のような香料は、EP-B-3172、US-A-4304679、US-A-4278658、US-A-4134838 US-A
-4288341、US-A-4289641、US-A-5482635及びUS-A-5554588に記載されている。
【0003】 十分な芳香が、クリーニングの後に感知されるように、又は(もし香料が消臭
効果を有するならば)消臭効果をもたらすように、布地に移行されるべきことが
重要である。
【0004】 皮膚、毛髪、布地及び硬い表面のような基質への香料送達及び/又は基質上で
の香料寿命を増大させるための多くの技術が、提案されている。これは、香料成
分の分圧を抑えるために固定性の材料を使用(例えば、GB 1534231)し、それに より揮発損失を抑え、そして布地への香料の送達のために、担体(例えば、EP 3
32259)又はマイクロカプセル(例えば、EP 376385)の使用を含む。これらの技 術は、乾燥した布地上に香料の存在を増大させことができるが、更なる工程及び
/又は材料コストを含む。
【0005】 現時点で、多くの衣料品は、ある割合のファイバ、エラスチックの混合物を含
む布地から作られ、それにより布地は、引き伸ばされ、そして引き伸ばし状態か
ら回復する能力を有している。スパンデックスファイバは、この目的のために一
般的に用いられている。用語「スパンデックス」は、ファイバ形成性基質が、ポ
リウレタンセグメントが少なくとも85%からなる長鎖合成ポリマーで製造され
たファイバを示すとして、米国連邦商業委員会(United States Federal Trade
Commission)により一般用語として採用されている。そのようなファイバの議論
は、A.J. Ulteeによる "History of Spandex Elastomeric Fibres"( Their Ori
gin and Development, edited by R.V. Seymour and R.S. Porter, Elsevier 19
93. Spandex の273頁からの"Man-Made Fibres")に記載されている。スパンデッ
クスファイバは、「エラスタン(elastane)又は(elasthane)」 ファイバとも
云われる。
【0006】 そのようなファイバの別の議論は、J. Gordon Cook によるHandbook of Texti
le Fibres Sth Ed. Merrow Publishing Company 1984の613頁の"Segmented P
olyurethanes" に見られる。エラストマー及びそれらの応用の更なる記載は、"S
ynthesefasern: Grundlagen, Technologie, Verarbeitung und Anwendung", B v
on Falkei (editor), Verlag Chemie (1981)に見られる。商業的に入手しうるエ
ラストマーは、周知であり、特にLYCRA(商標)(DuPont de Nemours and Compa
ny の商標として登録されている)の名前で販売されている。そのようなファイ バに関連する特許類は、US-A-5000899、US-A-5288779及びUS-A-5362432を含む。
【0007】 発明の要約 我々は、今、スパンデックスファイバを組み込んだ生地上に良好な析出及び/
又は実質的に改良された消臭効果を与えるある種の香料類を見出した。
【0008】 一般的に、本発明は、芳香性材料の混合物である香料配合物であって、 配合物の少なくとも60重量%は、以下の カテゴリI) 2.5又はそれ以上のオクタノール/水の分配係数(P)の常用対数(log10P
)及び1050〜1600のガスクロマトグラフィの Kovats指数(非極性シリ コーン固定相としてのポリメチルシロキサン上で測定される)を有する、アルコ
ール類、フェノール類又はサリチラート類であるヒドロキシル材料、並びに カテゴリII) 2.5又はそれ以上のオクタノール/水の分配係数(P)の常用対数(log10P
)及び1300〜1600のガスクロマトグラフィの Kovats指数(非極性シリ コーン固定相としてのポリメチルシロキサン上で測定される)を有する、エステ
ル類、エーテル類、ニトリル類、ケトン類又はアルデヒド類、 の二つのカテゴリーからもたらされる芳香材料を含むことを特徴とする香料配合
物を提供する。
【0009】 特に好適なものは、常用対数が3.0又はそれ以上であり、1100〜160
0のKovats指数を有するカテゴリIの材料、並びに1350〜1600のkovats
指数を有する、エステル類、エーテル類、ニトリル類、ケトン類又はアルデヒド
類であり、そしてそれらの構造中に1個以上の環を有するカテゴリIIの材料であ
る。
【0010】 本発明の香料は、生地を処理するために、クリーニング製品又は他の配合物へ
混合されるであろうことが着想される。これは、生地を洗浄するための、洗剤配
合物又は予備浸漬配合物、あるいはすすぎ及び乾燥の間に洗浄された生地を柔軟
化するための柔軟剤配合物であることができる。
【0011】 我々は、また、新しい衣料上に香料の利点を提供するために、糸又は新しい生
地の処理に用いられる配合物中に香料を混合することができることも見出した。
【0012】 香料配合物からの利点は、生地上でへの芳香材料の良好な析出又は保持である
。我々は、一連の芳香材料、特に中位の範囲の揮発性(すなわち、香料中で"top
-notes"として用いられる揮発性香料材料と、慣用的に"base notes"として用い られる低揮発性材料との中間)である香料材料の良好な析出を見出した。中位の
範囲の揮発性のこれらの材料は、洗濯及び乾燥した後、木綿、ポリアミド及びポ
リエステルのような他の生地上ではしばしば感知されない。
【0013】 好適には、この香料は、以下に記載され、一般的にEP-A-147191及び相当するU
S-A-4663068に記載されている悪臭軽減値試験において、木綿上で少なくとも0 .25、好適には0.5の悪臭軽減値を与える消臭香料である。
【0014】 このような香料において、我々は、生地にスパンデックスファイバが混合され
たとき、スパンデックスなしでの木綿、ポリアミド及びポリエステルのような通
常の生地に比べて、増強された消臭効果が存在することを見出した。これは、香
料を変えることに代えて、試験生地を変えることにより修飾した悪臭軽減値試験
を用いて測定することができる。
【0015】 悪臭軽減値試験 この試験において、消臭香料の悪臭軽減値は、生地に適用したときに、そのよ
うに処理された生地を、ヒトのわきの下に接触させて、標準の時間そこに保持し
たときに体悪臭を軽減するその効果を評価することにより測定される。訓練され
た評価者による、引き続く臭覚的評価から、悪臭軽減値は、試験での香料の消臭
剤としての効果の尺度を与えるように計算することができる。
【0016】 工程Iは、香料処理された生地の調製である。
【0017】 生地は、試験のために選ばれ、20X20cmの正平形に切断される。対照生地
も、同様に正平形に切断される。次いで、両方の生地は、前面導入ドラム型洗濯
機中で、以下の成分を含む標準の香料なしの洗剤粉末で洗濯される。
【0018】
【表5】
【0019】 次いで、生地の洗濯された小片は、水ですすがれ、最後に乾燥される。そのよ
うにして得られる正平形の生地は、「非処理」生地、すなわち香料、他の消臭材
料、引き続き悪臭軽減値試験に悪影響を与えることができる、仕上げ及び水溶性
物質を持たない生地である。
【0020】 生地の非処理片類は、二つのバッチに分割され、その一つは、更なる洗濯処理
をされず、次いで試験において対照生地とされる。生地片類の他のバッチは、洗
濯機中での試験において香料0.2重量%が加えられた同じ標準生地洗剤粉末で
再度洗濯される。香料処理された生地片は、次いで、冷水ですすがれ、再び乾燥
される。そのようにして得た正方形の生地は、「試験」生地、すなわち試験香料
がその上に送達されている生地とされる。
【0021】 意図が香料特性を試験することであるとき、対照及び試験生地は、同一、例え
ばポリエステル又は木綿シャツ生地であり、「非処理」生地は、更なる洗濯なし
に対照とされる。異なる布地上での析出を試験するために、試験生地は、対照生
地から異なることができ、両方が香料化された洗剤粉末で洗濯されることができ
る。
【0022】 工程2は、試験の実施である。20〜40歳の3人のコーカサス人女性評価者
のチームが、臭覚試験のために選ばれ、これは、以下に挙げたイソ吉草酸の一連
の標準水性溶液の悪臭レベルを正確にランク付けることができ、標準の時間、男
性によりわきの下で着用された後にシャツ挿入物の体の悪臭に、それぞれが、そ
れらの溶液の一つの悪臭の強さに相当させて、数値のスコアを割り当てることが
できることに基づいている。
【0023】 試験で使用する40人の試験者団は、20〜55歳のコーカサス人男性から集
められる。ふるいにより、試験者は、異常に強くないわきの下の体悪臭を有する
人、及び他の人に比べて一つのわきの下で強い体悪臭を有しない人から選ばれる
。異常に強い体悪臭を有する試験者、例えばカレー又はにんにくを含む食事のた
めに、異常に強い体悪臭を有する試験者は、この試験者団に選ばれない。
【0024】 試験開始前の2週間、試験者は、洗濯のとき、非香料、非消臭石鹸棒を排他的
に使用することを割り当てられ、他の如何なる消臭剤又は抗発汗剤の使用を禁止
されている。この期間の終わりに、40人の試験者は、20人の二つの群にラン
ダムに分けられる。
【0025】 「試験」及び「対照」生地片を、40の清潔な木綿又はポリエステル−木綿シ
ャツへ、シャツ中で対照生地片が左腕下領域の内側に付き、試験生地片が右腕下
領域に付くような方法で腕下領域に、縫い付けられる。残りの20のシャツのた
めに、生地の対照及び試験片の位置は逆にされる。
【0026】 縫い付けられた生地挿入物を有するシャツは、次いで、5時間40人のメンバ
ーにより着用され、その間、それぞれの試験者は、不必要な運動をすることなく
その通常の仕事を行う。
【0027】 5時間の後、このシャツを脱ぎ、挿入物をはがし、ポリエチレンの袋に入れ、
訓練された評価委員により評価される。
【0028】 それぞれの生地挿入物の悪臭強度は、3人の全ての評価者により行われ、評価
者は、どの挿入物が「試験」であり、どの挿入物が「対照」であるかの知識なし
に、かつかれらの仲間の評価者による割り当てられたスコアを知ることなく作業
し、それぞれの生地を嗅ぎ、それに臭気の強さに相当して、臭気なしに0、非常
に強い臭気に5である、0〜5のスケールでのスコアを割り当てる。
【0029】 それぞれのスコア、1、2、3、4及び5に相当する、イソ吉草酸の標準水性
溶液は、悪臭評価での評価者を助けるための参照として準備されている。それら
は以下に示される:
【0030】
【表6】
【0031】 それぞれの生地片のためにそれぞれの評価者により記録されたスコアは、平均
される。「試験」生地片の平均スコアは、悪臭軽減値を与えるために、「非処理
」対照生地片の平均スコアから演繹される。
【0032】 試験者の選択がこの試験の作業のために満足されているかの点検として、非処
理生地片での平均スコアは、2.5〜3.0であるべきである。
【0033】 好適な消臭香料は、少なくとも0.50若しくは0.70、又は1.00の悪
臭軽減値を有するそれらである。最小値が高くなると、高くなるだけ、悪臭軽減
値試験で評価者に記録されているように消臭剤としての香料として、効果的であ
る。消費者(訓練されていない評価者)は、自己評価により、シャツ及び下着の
ような汚れた生地(ここでは、悪臭軽減値は、少なくとも0.30であり、それ
故、悪臭軽減値がこれより高くなればなるだけ、より消臭効果はより感知し得る
)上の悪臭の感知し得る軽減を検出することができることも、また注目される。
【0034】 香料材料及び好適性 上述のように、本発明の香料は、化学構造基の存在、オクタノール/水分配係
数(P)及びKovats指数により特定される多くの芳香材料を含まねばならない。
【0035】 オクタノール−水分配係数(又はその常用対数「logP」)は、疎水性及び水溶
性の指標(Hansch and Leo. Chemical Reviews, 526 to 616 (1971), 71; Hansc
h, Quinlan and Lawrence, J. Organic Chemistry 347 to 35O (1968), 33 参 照)として周知である。ここで、そのような値が文献中で得ることはできない場 合、それらは、直接にか、又は数学的アルゴリズムを用いて概算的に評価するこ
とができる。そのような評価を提供するソフトウエアは、商業的に入手し得、例
えば Advanced Chemistry Design Incからの「LogP」である。
【0036】 2.5又はそれ以上のlog10Pのための必要条件は、いくらか疎水性である材 料を必要とする。
【0037】 Kovats指数は、アルカン類に対する保持時間に関連してのガスクロマトグラフ
ィ測定での保持時間から計算される〔Kovats, Helv Chim Acta 41, 1915 (1958)
参照〕。非−極性固定相の使用に基づく指標は、成分の分子寸法及び沸点に関連
する記述語として、香料工業でかなりの年月使用されている。香料工業でのKova
ts 指数は、T Shibamoto "Capillary Gas Chromatography in Essential Oil An
alysis", P Sandra and C Bicchi (editors), Huethig (1987)の259〜274
頁に与えられている。適切である通常の非−極性相は、例えばHP-1 (Hewlett-Pa
ckard)、CP Sil 5 CB (chrompack)、OV-1 (Ohio valley)及び Rtx-1 (Restek)の
ような種々の商標で供給される、100%ジメチルポリシロキサンである。
【0038】 香料材料は、Kovats 指数のそれらの最小値で区別して、カテゴリI及びカテ ゴリIIとして参照される二つの組に分けられる。
【0039】 カテゴリIは、一般式ROH(ここで、ヒドロキシル基は、第一、第二又は第
三級であることができ、そしてRは、アルキル又はアルケニル基、場合により分
岐又は置換された、環式又は非環式である)を含み、ROHは、上記の分配係数
及びKovats特性を有する。典型的には、この群は、150〜230の範囲の分子
量を有するモノ官能アルキル又はアリールアルキルアルコール類を含む。
【0040】 カテゴリIは、一般式ArOH(ここで、Arは、アルキル若しくはアルケニ
ル基、又は−CO2A(ここで、Aは、炭化水素基である)の1個以上で置換さ れていることができるベンゼン環を意味する)のフェノール類も含む。ヒドロキ
シル基に対するオルソ位で、この化合物はサリチラートである。ArOHは、上
記の分配係数及びKovats特性を有する。典型的には、この群は、150〜210
の範囲の分子量を有するモノヒドロキシルフェノール類を含む。
【0041】 特に好適な成分は、1000又はそれ以上の分配係数、すなわち3又はそれ以
上のlog10P、及び1100〜1600のKovats係数を有するそれらである。
【0042】 カテゴリIの上記の範疇に一致するヒドロキシル成分のいくつかの例は、下記
表に列記されている。好適な下位の組である材料は、星印でマークされている。
半慣用名は、香料工業で知られている標準テキスト、特に:Common Fragrance a
nd Flavor Materials by Bauer, Garbe and Surburg, VCH Publ., 2nd edition
(1990) and Perfume and Flavour Materials, Steffen Arctander, published i
n two volumes by the author (1969)で用いられているそれらである。
【0043】
【表7】
【0044】 カテゴリIIは、エステル類、ケトン類、ニトリル類、アルデヒド類又はエーテ
ル類(それらは、オクタノール−水分配係数、少なくとも2.5のその常用対数
(log10P)及び1300〜1600のKovats指数(非−極性相)を有する)で ある。
【0045】 カテゴリIIの成分は、一般式RX(ここで、Xは、第一、第二又は第三位にあ
り、以下の群の一つである:−COA、−OA、−CO2A、−CN又は−CH Oである)のものである。R及びAは、炭化水素残基、環式又は非−環式、場合
により置換されている。本発明のいくつかの形態において、カテゴリIIは、遊離
のヒドロキシル基を有するいかなる材料も排除し、それによりヒドロキシル基が
存在するとき、材料は、カテゴリIの構成員のみと考えられる。典型的に、カテ
ゴリIIの材料は、160〜230の分子量を有するモノ官能性化合物である。
【0046】 特に好適である成分は、Kovats係数が1350〜1600の範囲にあり、フェ
ニル又はシクロアルキルのような環を含む分子構造を有するそれらである。
【0047】 カテゴリIの上記の範疇に一致する多くの芳香材料例は、下記表に列記されて
いる。好適な下位の組である材料は、星印でマークされている。
【0048】
【表8】
【0049】
【表9】
【0050】
【表10】
【0051】 消臭効果を与える芳香材料の組み合わせの選択は、先に参照されているUS-A-4
30679のような特許に説明されている。選択の別のシステムは、上記のUS-A-5482
635 及びUS-A-5554588に与えられている。
【0052】 そのような選択は、上記に議論した分配係数及びKovats指数の好適な値を有す
る材料を用いて実施することができる。
【0053】 本発明の香料配合物は、芳香又は適切な香料で消臭の利点を送達するが、その
利点は、特にスパンデックスファイバを含む生地上で顕著である。
【0054】 スパンデックスファイバに織られているポリマーは、セグメント化ポリウレタ
ン、すなわちポリウレタン結合を組み込んだコポリマーである。このポリマーは
、一般に、いわゆるソフト(すなわち、低融点)セグメント(これは、ポリアル
キレンエーテル又はポリエステルであることができる)及びいわゆるハード(す
なわち、高融点)セグメント(これは、イソシアナートと鎖伸張剤(これは、典
型的にはジアミンである)との反応から誘導される部分である)を含む。
【0055】 ソフトセグメントは、US-A-5000899に記載されているように、置換テトラメチ
レングリコール残基を含むことができるポリ(テトラメチレン)エーテル類であ
ることができる。用いることができる有機ジイソシアナートは、ジフェニルメタ
ン−4,4′−ジイソシアナート、又メチレン−ビス(4−フェニルイソシアナ
ート)又は「MDI」、2,4−トリレンジイソシアナート、メチレン−ビス(
4−シクロヘキシルイソシアナート)、イソホロンジイソシアナート、テトラメ
チレン−p−キシリレン、などのような慣用のジイソシアナート類を含む。
【0056】 ファイバのハードセグメントを製造するために用いられる鎖伸張剤は、好適に
はエチレンジアミン(EDA)、1,3−プロピレンジアミン、1,4−シクロ
ヘキサンジアミン、水素化m−フェニレンジアミン(HPMD)、2−メチルペ
ンタメチレンジアミンン(MPMD)及び1,2−プロピレンジアミンの1種以
上を含む。更に好適には、鎖伸張剤は、場合によりHPMD、MPMD及び/又
は1,2−プロピレンジアミンと混合された、エチレンジアミン、1,3−プロ
ピレンジアミン及び1,4−シクロヘキサンジアミンの1種以上である。
【0057】 ソフトセグメントとしてポリ(テトラメチレン)エーテルでのスパンデックス
ファイバは、Dupont de Nemours and Company により登録されたLYCRAの名前で でDupont de Nemours International S.A.により販売されている。
【0058】 スパンデックスファイバは、一般に木綿、ポリアミド、羊毛及びアクリル系の
ような他のファイバと混合され、次いで生地を製造する糸にされる。スパンデッ
クスファイバの含量は、通常糸又は生地の0.5重量%〜50重量%、更に通常
では、糸又は生地の1%〜30重量%である。
【0059】 活発なスポーツ着、下着、靴下及び即時着用のか普段着を含む衣料品の多くの
種類は、生地中にスパンデックスファイバを含むことができる。
【0060】 生地処理配合物 本発明の香料配合物は、生地の、洗濯、すすぎ乾燥又は他の処理で用いるため
の生地処理製品中に組み込むことができる。
【0061】 そのような製品は、 生地洗濯のための洗剤配合物、 洗濯前に衣料の選択された領域に適用するための予備処理配合物、 洗濯前に衣料の全体の浸漬で用いる予備処理配合物、 すすぎ工程で洗濯した生地を柔軟化するためのリンスコンディショナ配合物、 上記のいずれかと一緒に用いるための添加配合物、 乾燥中に生地に配置すること意図した生地コンディショニング製品、又は 乾燥衣料品へ直接に適用するための噴霧のいずれかであることができる。
【0062】 そのような製品は、粉末、棒状、スティック、錠剤、ムース、ゲル、液体、噴
霧、及び回転乾燥機中での生地と共に配置されるべき生地コンディショニングシ
ートのを含む種々の形態をとることができる。そのような製品中での香料の量は
、それらの0.1〜10重量%の範囲であることができる。それらのタイプの製
品中への香料の混合は知られており、存在する技術は、本発明のための香料を混
合するために用いることができる。製品中に香料を直接に混合することはできる
が、他の可能性は、香料を担体材料上に吸収させ、次いで香料−プラス−担体混
合物を生地処理製品中へ混合することである。この方法は、明らかに固体生地処
理製品及び不活性な特定の担体とともに用いることができる。
【0063】 本発明の香料で芳香化されるべき洗剤配合物は、通常、配合物の2〜50重量
%、好適には5〜40重量%の量の洗浄性界面活性剤、及び配合物の5〜80重
量%の洗剤ビルダーを含む。配合物のバランスは、たとえあるにしても、漂白材
料を含む生地洗濯洗剤中の含有物のために既知の種々の成分を含むことができる
。界面活性剤は、1種以上の石鹸又はアニオン、ノニオン、カチオン、両性(am
photeric)(酸及び塩基)若しくは両性イオン界面活性剤、あるいはそれらの組
み合わせであることができ。用いることができる好適な界面活性剤は、石鹸及び
合成非−石鹸アニオン及びノニオン化合物である。界面活性剤の混合物、例えば
混合されたアニオン又は混合されたアニオン及びノニオン化合物は、しばしば洗
剤配合物として用いられる。
【0064】 洗剤ビルダーは、溶解化又は他にカルシウムを除き、そして水の硬度に関連す
るマグネシウム塩をより少ない程度にするように働く材料である。最も普通の水
溶性無機ビルダーは、ナトリウムトリポリホスファートである。別の水溶性無機
ビルダー化合物は、炭酸カルシウムの沈殿を促進するための種結晶と関連して一
般的に用いられる炭酸ナトリウムである。通常の不溶性無機洗剤ビルダーは、ゼ
オライト及び層状シリカートである。ナトリウムシトラート及びポリアクリラー
トのような有機洗剤−ビルダーも、また使用することができる。
【0065】 いくつかの洗剤配合物、通常、液体は、5〜50重量%の界面活性剤を含むが
、洗剤ビルダーをわずかに含むかまったく含まない。
【0066】 洗剤配合物中に慣用的に含まれる成分は、必須ではないが、アルカリシリカー
ト、過酸化又は塩素漂白剤、汚染除去剤、重金属封鎖剤、抗析出化剤、例えばナ
トリウムカルボキシメチルセルロースセルロース、酵素、酵素安定化剤、柔軟化
粘度を含む生地柔軟化剤、蛍光白色化剤、抗泡剤又は消泡剤及び硫酸ナトリウム
のような充填剤を含む。
【0067】 主洗濯工程の前に、汚染された生地を浸すための前処理配合物は、わずかの界
面活性剤又はなしで5〜80重量%の洗剤ビルダーを含むことができる。そのよ
うな配合物は、しばしば酵素を含む。
【0068】 洗剤配合物又は前処理配合物中の香料の量は、配合物の0.1〜2重量%の範
囲である。
【0069】 生地コンディショニング配合物は、生地柔軟化剤であることができる生地コン
ディショニング剤の1〜40重量%を含むが、非常に濃縮された製品中では高濃
度で含むことができる。生地柔軟化剤は、しばしば、8個以上の炭素原子の、ア
ルキル、アルケニル又はアシル基の少なくとも一つを含む、ノニオン又はカチオ
ン性有機化合物である。これらは、以下のものを含むが、これに限定されない:
【0070】 (i)第4級アンモニウム及びイミダゾリニウム化合物並びに少なくとも一つ、
好適には二つの、C8〜C30アルキル又はアルケニル基を含み;また、エーテ
ル、エステル、カーボナート又はアミド結合、エトキシル化誘導体、及びそのよ
うな化合物の類似体を含むアルキル基を含み、そして一つ以上の第三又は第四級
窒素原子を含む、相当する第三アミン類及びイミダゾリン類、 (ii)ソルビタン及び多価アルコール類のエステル類を含むC8〜C30アルキ
ル、アルケニル又はアシル基を含む、脂肪族アルコール類、エステル類、アミン
類又はカルボン酸類、 (iii)シリコーン類、鉱物油類、及びポリエチレングリコールのようなポリオ ール類。
【0071】 数多くのコンディショニング化合物が、US-A-4137180及び EP-A-239910に記載
されている。
【0072】 リンス液体へ加えるための生地コンディショニング配合物は、しばしばコンデ
ィショニング化合物の水性分散物の形態である。それらは、また粉末の形態で製
造されることもできる。
【0073】 このようなコンディショニング液体及び粉末中の香料の量は、通常0.1〜2
重量%である。好適なレベルは、柔軟化剤の濃度及び市場要求により変えること
ができる。
【0074】 非常に濃縮された生地コンディショニング剤中の香料の量は、0.1〜10重
量%の広い範囲、好適には2〜8重量%である。
【0075】 生地コンディショニングシートは、回転乾燥機中で、湿った、すすがれた洗濯
物と一緒に置かれることを意図されている。そのような製品は、生地コンディシ
ョニング剤を含み、それは上述したようにノニオン化合物、石鹸及び/又は脂肪
酸であることができ、それは回転乾燥機中で出会う温度で溶融する。これは、多
孔シート上で行われる。 シリコーンオイルは、含まれてもよい。そのような製 品に混合された香料の量は、通常、製品の2〜10重量%であり、しばしば製品
の2又は4重量%〜7又は8重量%である。
【0076】 生地の処理のための製品の別の形態は、香料を含む担体液体であり、スプレー
として配合物を送達するアプリケーターに充填されている。そのようなスプレー
は、衣料品のための「レフレッシングスプレー(refreshing spray)」と記され
ている。そのような製品において、香料の含量は、一般的に液体配合物の0.1
〜10重量%の範囲にある。
【0077】 別の可能性は、香料が糸の処理、又は新しい生地の「仕上げ」において用いら
れることである。これは、生地の取り扱い又は表面の外観を改善するための生地
の湿潤加工工程である。生地は、典型的には、生地の3重量%までのレベルで析
出させるために、生地柔軟化剤を含む水性処理浴中で処理される。本発明の香料
は、生地の0.001〜1重量%までのレベルで析出させるために、浴中に含ま
れてよい。
【0078】
【実施例】
実施例1. 香料成分の混合物を製造し、非香料化(これは慣用のものである)のクリーニ
ング洗剤粉末へ加え、香料濃度を0.5重量%とした。
【0079】 香料化粉末を前もって香料で処理されていない試験生地を洗濯するために用い
た。全て木綿又は5%スパンデックスと95%木綿のいずれかであった。洗濯し
た後、布地をすすぎ、並べて一夜乾燥した。
【0080】 乾燥した布地から、有機溶媒で香料を抽出し、溶媒抽出物中の香料成分の含量
をガスクロマトグラフィにより測定した。布地を含むスパンデックスから抽出さ
れた成分の濃度が全て木綿の布地から抽出物からよりも5〜20倍大きいならば
、その結果は中くらいの増強(M)と記録した。20又はそれ以上大きいならば
、それは、高い(H)と記録し、5より少ないか、検出できないならば、それは
(L)と記録した。
【0081】 得られた結果は、下記である:
【0082】
【表11】
【0083】 *:キャピラリガスクロマトを用いてOV1相で測定した **:ACDInc.からの「logP」ソフトを用いて、測定又は評価した
【0084】 実施例2. 本発明を実施する2種の香料配合物及び比較配合物は、以下のように特定され
たカテゴリの香料成分を含んでいた:
【0085】 香料 カテゴリI カテゴリII 他 A 35.1 46.6 18.3 B 41.8 43.8 14.4 C 27.6 29.0 43.4
【0086】 これらは、木綿95%及びスパンデックス5%である試験の布地を用いて、上
述の悪臭軽減値試験の方法において用いた。対照のために、非香料化洗濯粉末を
、全て木綿の試験布地を洗濯するために用いた。以下の結果を得た。
【0087】
【表12】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月10日(2000.4.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 皮膚、毛髪、布地及び硬い表面のような基質への香料送達及び/又は基質上で
の香料寿命を増大させるための多くの技術が、提案されている。これは、香料成
分の分圧を抑えるために固定性の材料を使用(例えば、GB 1534231)し、それに より揮発損失を抑え、そして布地への香料の送達のために、担体(例えば、EP 3
32259)又はマイクロカプセル(例えば、EP 376385)の使用を含む。これらの技 術は、乾燥した布地上に香料の存在を増大させことができるが、更なる工程及び
/又は材料コストを含む。 それぞれ、「非−揮発性」又は「持続する」香料成分類の保持の改善を目的と
する配合物は、US-A-5500138及びWO-A-97131097に記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/46 371 A61K 7/46 371 385 385P 385 A61L 9/01 A61L 9/01 H C11D 3/50 C11D 3/50 9/44 9/44 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 クレメンツ,クリストファー・フランシス イギリス国、ケント シーティー21 5エ イチダブリュ、ハイズ、ソルトウッド、ル ッカーズ・レーン、インバースク (72)発明者 マクマスター,アンガス・ペーター イギリス国、ケント ティーエヌ25 5ジ ェイエイチ、エヌアール・アシュフォー ド、ヘースティングリー、エビングトン・ パーク、ローバス・セラミックス、ザ・バ ーン Fターム(参考) 4C080 AA04 BB03 CC12 HH09 JJ05 KK03 KK08 MM13 MM15 NN28 4H003 AB18 AC08 BA01 BA09 BA12 DA01 EA09 EA12 EA15 EA24 EB16 EB42 ED08 FA26 FA27 4H059 BA02 BA12 BA14 BA15 BA17 BA19 BA20 BA22 BA23 BA24 BA30 BA34 BA35 BA36 BA44 BB03 BB04 BB05 BB06 BB13 BB14 BB17 BB18 BB19 BB22 BB44 BB45 BB46 DA09 DA30

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香性材料の混合物である香料配合物であって、 カテゴリI)の、2.5又はそれ以上のオクタノール/水の分配係数(P)の常
    用対数(log10P)及び1050〜1600のガスクロマトグラフィKovats指数(
    非極性シリコーン固定相としてのポリメチルシロキサン上で測定される)を有す
    る、アルコール類、フェノール類又はサリチラート類であるヒドロキシル材料、
    並びに カテゴリII)の、2.5又はそれ以上のオクタノール/水の分配係数(P)の常
    用対数(log10P)及び1300〜1600のガスクロマトグラフィの Kovats指 数(非極性シリコーン固定相としてのポリメチルシロキサン上で測定される)を
    有する、エステル類、エーテル類、ニトリル類、ケトン類又はアルデヒド類、 から選択される芳香性材料である成分を少なくとも60重量%含むことを特徴と
    する香料配合物。
  2. 【請求項2】 該カテゴリI中の成分を少なくとも20重量%含む、請求項
    1記載の香料配合物。
  3. 【請求項3】 該カテゴリII中の成分を少なくとも20重量%含む、請求項
    1記載の香料配合物。
  4. 【請求項4】 該カテゴリI中の成分を少なくとも33重量%含む、請求項
    1記載の香料配合物。
  5. 【請求項5】 該カテゴリII中の成分を少なくとも30重量%含む、請求項
    1記載の香料配合物。
  6. 【請求項6】 以下の表: 【表1】 から選択される該カテゴリI中の成分を少なくとも20重量%含む、請求項1〜
    5のいずれか1項記載の香料配合物。
  7. 【請求項7】 以下の表: 【表2】 【表3】 【表4】 から選択される該カテゴリII中の成分を少なくとも20重量%含む、請求項1〜
    6のいずれか1項記載の香料配合物。
  8. 【請求項8】 0.5〜3.0の悪臭軽減値(これは、試験及び対象の両方
    に100%木綿織物を用いて実施し、悪臭軽減試験により測定された)を有する
    消臭香料である、請求項1〜7のいずれか1項記載の香料配合物。
  9. 【請求項9】 スパンデックスファイバを含む糸又は織物であって、 該糸又は織物上に請求項1〜8のいずれか1項記載の香料配合物を含む、糸又
    は織物。
  10. 【請求項10】 スパンデックスファイバを含む糸又は織物の処理において
    、請求項1〜8のいずれか1項記載の香料組成物の使用。
  11. 【請求項11】 請求項1〜8のいずれか1項記載の香料を含む織物処理配
    合物。
  12. 【請求項12】 界面活性剤2〜5重量%及び香料配合物0.1〜5重量%
    を含む、織物を洗濯するための洗剤配合物である、請求項11記載の配合物。
  13. 【請求項13】 織物柔軟化剤1〜40重量%及び香料配合物0.1〜10
    重量%を含む水性分散剤を含むリンスコンディショナである、請求項11記載の
    配合物。
  14. 【請求項14】 織物仕上げ配合物で糸又は織物を処理することを含む、糸
    又は不織布を処理する方法であって、 仕上げ配合物中に請求項1〜8記載の香料を混合することを特徴とする方法。
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